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沙耶香の女装官能小説2(女王様と作家編)
欲情の果て【感想スレ】

沙耶香の女装官能小説(女装モデル編)

No.31 17/08/22 05:15
作家
あ+あ-

メイクや髪などを直して身だしなみを整える。これが男性のままなら多少いい加減でも構わないが、女装は女性と同じく気を使う。
マンションを出て待ち合わせの近所の公園に向かう。ふと思うのは麗奈や早紀は仲良くやってるだろうか。
歩いていると、近所や私を知る人は「センセイ」と呼び挨拶をする。挨拶しながら公園に向かう。
初夏の適度に暑いなか待っていると黒いリムジンが公園出入り口に見え、同じく眼鏡をかけた神無月社長が美しいスーツを纏い現れた。
「沙耶香さん」
「おはようございます」
「少しいい?」
会話もそこそこにリムジンに誘われ後部座席に一緒に乗った。彼女の運転士はメイドであったことを初めて知った。
乗って走り始めてすぐに紙袋を渡された。
「早紀さんのとこで忘れものをしたでしょう。はい」
「あ」
今朝方、彼女の家を慌て出た際に昨日買い物した紙袋を忘れていたことに気づく。
「どうして」
聞くのは少々、怖かったが聞かずにいられない気持ちもあった。
「ついさっき麗奈さんと早紀さんが痴話喧嘩、あなたのことでね」
「やっぱり……」
「モテるオトコ、いえ女装はつらいわね」
そう言いながらも彼女は眼鏡の奥の吊り上がった瞳をし見つめながら掌を重ねる。
「こ、これからどちらへ……?」
「着きました、神無月社長」
え、と思う間もなく到着したのはラブホテルだった。
「私も沙耶香さんの味見をしてみたいの……」
「……」
昨日、早紀と交わって間もないというのに今度は社長自らが私に手を出してきた。
双星出版はどんな会社なの!?、という疑問をよそに運転士兼メイドをリムジンに残しながら神無月社長は私を連れて歩く。
ラブホテルの部屋までの通路が長くも短くもおぼえながらも着替えたランジェリーのなかで洋服の下で少し勃起をしていた。
部屋は比較的落ち着いた調度品でラブホテルとは思えない内装だった。
「麗奈さんも早紀さんもあなたに好意があるみたいね」
「はあ」
「私も少し興味あるんだけど」
眼鏡の奥の輝きを秘めた瞳で誘うようにしながら見つめられていた。
「あのふたりは?」
「今ごろはおとなしく仕事をしてるはずだわ」
これについては帰宅後に麗奈からあらためて知った。
「ラブホテルは初めて?」
いえ、と少しは経験あった。それは男としてであった。

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