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不機嫌な態度になる夫との接し方について
本当にしょうもないと分かっているんですけど
勝手に再配達の日時を変えられたとき

重い女

No.305 12/04/04 17:09
きら ( ♀ sdWbi )
あ+あ-



夫は聞いてもない事を一気にベラベラと喋り出した。



彼女に仕事の事で相談された事があって、会社以外で二回会ったと。


勿論会ったのは外であって例え誘われても自宅には行くはずがないと。


あくまでも会社の上司としてでしかなく個人的な感情は一切ないと。


寝言で言ったのは飲み屋のネーチャンの名前で、いつもそれくらいの事はちゃらけて言ってると。



放っておくといつまでも喋る勢いだ。



はいはい、ご苦労さん。
と思いつつ、少し笑みを浮かべて夫の話を遮った。



「あんたさぁ…」


「な、なんだよ」


「もしこれが全部嘘だったらどうする?」


「嘘じゃねえって」


「わかってるよ

もしだよ、もしもの話ね
もし嘘だったら私が何するか想像できる?」


「何するんだよ」



微笑から真顔に変わる私。



「…壊す」



「こ、壊す?」



「あんたも女も…

とことんぶっ壊してやる」



「はは…そんな事あるはずねえしな」


「それと」


「うん」


「決めるのは私

忘れないで」


「…どういう意味だよ」


「決めた事が何一つ守られず、日常に流されて忘れてるようだからさ」


「またその話か
もう少し時間くれよ」


「これでまた同じ事したら問答無用

こっちの条件は全てのんでもらって離婚

わかってるね?」


「わ、わかってるよ」


「まぁ…自分のケツ持てない事だけはしなさんな」


「おう」


「カラスにだって学習能力あるんだし人間様はそこまで馬鹿ではないよ~」


「早く人間になりたーい
だったか?」



「「あはははは!」」




お互い…



笑ってない目。




夫は汗汗しながら寝室に入ったあと、フル回転の脳は疲れていたのだろう。



数分で休止状態。



寝息を立てた。



私は二人の動向を探るべく夫のケータイを開いたのだった。

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