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KAO-ブスな私は、私が一番の理解者-

レス6 HIT数 105 あ+ あ-

雪乃( 20代 ♀ DY8aob )
20/02/02 11:00(更新日時)

[KAO]
タイトルはKAO(カオ)
思い付きで小説書いてみようかなと。

あらすじ
ブスでネクラな主人公がある日
美女になっていた。
だけど元の姿の主人公はそのまま生きて生活をしている。
美女になった主人公は本来の姿の自分に声をかけ、一番の理解者となるが…。

主人公 木野 美鈴(きの みすず)20代

美女な主人公 一条 楓(いちじょう かえで)20代

No.2997259 20/02/02 01:43(スレ作成日時)

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No.1 20/02/02 02:02
雪乃 ( 20代 ♀ DY8aob )

「あの子、美鈴の事キモいって
言ってたよ」


自分の顔の善し悪しを意識し始めたのは中学生の時の友人の言葉からだった

鏡を見て初めてブスを自覚した瞬間だった

あぁ、私ブスなんだ
だけどメイクしたら可愛くなるかも

ブスと自覚しつつもまだどこかで自分は可愛い部類に入ると淡い期待があった


成人して、合コンもそれなりに行った

だけど後日に誘いがあるのは連れの友達だけ
友達は、すごく可愛い顔だった

<美鈴ちゃん、今週の土曜空いてる?>
舞い上がった私はその土曜日で、一瞬で体を許した
「可愛いね」「好きだよ」「また会える?」

彼女という名のセフレになり、都合よく使われ音信不通

だけど ブスなのにヤってくれた
なんて良い人なんだろう
皮肉っぽく感謝をして違う方向にポジティブになる

ブスでもしてくれる
ブスなんだから体くらい許せ
むしろ感謝しろ

ブスなお前を抱いてくれる男が居るんだから、勿体ぶるな__


No.2 20/02/02 02:15
雪乃 ( 20代 ♀ DY8aob )

「私って……なんなんだろ」

あぁ、ブスだ
ブス以外の何者でもない

鏡に向かった問いはすぐに返ってきた

正社員も落ちまくって仕方なく派遣の仕事
給料も低くて何も特技がない、ただ若いブス

節約のために土日は家に籠って
節約のために美容院は一年に一回
男のために呼ばれたら飛んでいき
男のために舌を、腰を動かす

このまま自分は食い散らかされ消化もろくにされないまま年金生活に苦しむお一人様になるのか

私から若さを取ったら一体何が残るのか

答えは老けたブスババア

何のために生きてるのか、考えていたら私は橋から身を投げていた

No.3 20/02/02 10:24
雪乃 ( 20代 ♀ DY8aob )

目が覚めた

そんなはずないと体を勢いよく起こす

「……夢?……病院?」
目の前に見える光景
それは自分の部屋でもなく、病室でもない
モノクロで統一されていてアクセントに色物のアイテムがあるオシャレな女の子の部屋だった

どこだろう此処は
誰か助けてくれたのかな

ベッドから降りて家の主を探しに部屋を出た
もうひとつ部屋があり、コンコンコンとノックをしそっと開けてみる
衣装部屋と言うのだろうか
洋服がびっしり綺麗に並べられている
その真ん中に女性が立っていた

「あ!あの、助けてくれてありがとう……」

違和感を感じた

目の前に居るとても綺麗な女性はどことなく私の動きを真似している
いや、完全に真似ている

「あの……」
おかしい
もっと近付いてみると、生身の人間ではない事に気付く

「鏡?」
鏡だとしたら、私の顔が映るはず
どうして、こんな美女の顔が?

「え……?え……??」
イーッと歯を見せてみたり両手で両頬をぎゅっと潰してみたり

まるで、私の顔のように

そう言えば、私は髪が短めなのにさっきから長くて綺麗な髪が視界に入る

触ると自分の頭と繋がってるではないか


私はただ、状況が理解できず立ち尽くしていた

No.4 20/02/02 10:37
雪乃 ( 20代 ♀ DY8aob )

どうやら、誰かの体に入ったらしい

改めて鏡に映る美女をじっくり見る

白くキメ細かい肌
パッチリとした茶色の目
高い鼻 ぷるぷるで形の良い唇
完璧な輪郭…
小顔だ

少し横を向いてこっちの角度からも確認しようとした時、部屋の隅に財布が見えた

「誰のかな」
少なくとも私はブスな木野美鈴ではない
免許証か保険証があれば……

その願いはあっさり叶った
免許証にはこの顔の写真がついている一条楓という名前があった
そして、財布の中身は新札の10万円があった

「一条楓……」
綺麗な名前
この顔にピッタリだと思った

私はこれから一条楓として生きていく
変な胸の高まりと期待でもう一度鏡を見た

No.5 20/02/02 10:49
雪乃 ( 20代 ♀ DY8aob )

惨めなブス
誰からも愛されない酷い顔
親友すら居ない

自分を蔑んでいたがあるひとつの感情が芽生える

私がもう一人居たら、私を慰めてあげるのに
自分は自分を愛し、許して
一番の理解者として、親友としてずっと傍に居てあげるのに……


ハッと目が覚める
夢の中で前の顔でこんな事を思っていた

いや、美女になったのが夢かもしれない

私は急いで衣装部屋に駆け込んだ

目の前の鏡は端整な顔立ちの美女
一条楓だ

ふと、前の私はどうなってるのか気になった
死んだならもう居ないはず
もしくは元から存在がないものになっているか

リビングのテーブルにあった食パンを食べ朝食もそこそこに私は以前独り暮らしをしていた部屋へ向かう事にした。

No.6 20/02/02 11:00
雪乃 ( 20代 ♀ DY8aob )

すれ違った男性がこちらを見た
わざわざ顔を動かして、私を目で追う

一人だけじゃない
スマホ歩きしてる人や、少し距離のある人を除いてすれ違う人ほぼ全員私を見ていた

不安になる

やっぱり美鈴なんだろうか

人の視線が嫌だったので下を向いて駅へと急ぐ
楓の住んでいる所が知ってる場所で良かった

電車に乗り、ドアの手前の端っこで背を向いて立つ
窓の景色から視点を自分の顔に変える

やっぱり美しい、楓だ

ふと反対側に立っている二人組の女子高生の視線に気付く
「めっちゃ美人じゃない?」
「ね、すごいね!」
とても小声だが、この距離だ
聞こえる

私の容姿を褒める声が


ニヤつく顔を抑えて窓の景色をずっと見てた

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