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白衣の悪魔たち

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名無し( 匿名 )
19-01-20 01:56(更新日時)

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私は、いまだかつて
こんなにもどろどろとした職場をみたことがない。




No.2774045 19/01/08 06:03(作成日時)
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No.1 19-01-08 08:19
名無し0 ( 匿名 )

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総合病院の
電子カルテにともすれば翻弄されそうな業務や、
マニュアルに沿った、個体差を失いつつある看護に、
すこし疲れた私は、
自分のしたい看護を求めて新しい職場を探した。


小さな小さな、地元の人間さえ知らないような、診療所。
【長く通院されているお年寄りの多い診療所です。寄りそう看護が求められます。】ハローワークの求人のうたい文句に、
これだ!と思った。


面接ではじめてその場所を知った。
大通りから外れた、抜け道のような道路からもさらに奥まったところに、看板すらない、古びた ┉ 辛うじて鉄筋コンクリート建ての建物があった。
カビ臭い臭いがしないことすらが奇跡のような建物。
かといって伝統を感じさせるような装飾品などは一切見当たらない、
清貧、とも ┉ いえない、貧乏くさいという言葉がぴったりな建物であった。
それでも面接のあと、案内された待合室は思いの外広く明るく、患者のことを優先し考え建てられたものだと思えた。


たまたま通りかかったスタッフの紹介をされて、思ってもいなかった若い看護師にびっくりした。かわいらしく頬を染めて挨拶をするその人物が、悪魔のような人物であることを、私はそのとき見抜くことはできなかった。

No.2 19-01-20 01:56
名無し ( 匿名 )

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面接では採用の可能性がほぼ確実だと思わせるものだった。靴のサイズ、白衣のサイズを聞いてきた。
そして案の定、採用の電話がはいった。その時はまだ、それがあんな泥々した職場への一歩であることなど思いもしなかった。新たな職場でのスタートに胸膨らませていた。

それは職場への第一歩から始まっていた。

電話で職員入り口の案内を受け、指定箇所に名前を貼っておくということであった。┉ しかし、どこにも私の名前などない。しかたがないので、空いている場所にとりあえず納め、事務所に挨拶に向かった。事務長自ら看護師スタッフのところへ案内をしてくれた。
ロッカーも、白衣すら用意がない。
どういうこと?やがて用意された白衣は、胸に大きくボールペンで太い線の書かれた、襟の摩りきれた┉いかにも廃棄処分しようとしたものでしかなかった。は?これって?
外部の方から、この診療所の品格すら疑われるような白衣を着せて、どんな仕事をさせようとしているのだろう。自分たちが身につけている白衣はみな、真新しそうな最新のデザイ最新の生地のもので、注文をした白衣が届かなかったにしても、こんなものしかないのだろうか?┉いや、これが私に用意された白衣のようだ。
ロッカーもなく、患者が点滴を受けるベッドの並ぶ治療室に案内されてそこで着替えた。
看護スタッフから笑顔でかけられる┉猫撫で声。違和感ばかりが打ち消しても打ち消しても湧いてくる。
やがて一番年の若い看護師が案内をしてくれた。が、さっぱり的をえない。そして、大ボスが登場。
「そんなことはまだ教えなくていいわよ」
いや、的はえないとはいえ、それはごく普通の当たり前な案内でしかないのだが?
ただ一つ、マニュアルはひとつも存在しないと。そうはっきり言われた。そしてすぐに気づく。マニュアルは大ボスそのもの。大ボスは私の採用自体が気に入らないものだったようだ。




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