注目の話題
結婚したら専業主婦になってほしいと言われた
友達との割り勘について
これはどうすべき、、?

バカな自分てわかってるのに。わかってるから?

レス83 HIT数 24751 あ+ あ-

クラゲ( ♀ 2Ydonb )
14/03/16 23:23(更新日時)

なんで、こうなっちゃったのかなぁ。
後悔と、罪悪感

不倫でセフレになった彼との事です。


14/02/09 00:35 追記
不倫のお話です。不快に思う方は読まないでください。
あと、文章力も相当ないです。趣味の日記程度に思っていただけたらと思います。

No.2059844 14/02/08 22:33(スレ作成日時)

投稿順
新着順
主のみ
付箋

No.51 14/02/23 15:26
クラゲ ( ♀ 2Ydonb )

由実ちゃんも浅見さんも幸せそうで羨ましい。
浅見さんは21で結婚。長い結婚生活の家庭の事情は分からないけど、今は夫婦仲良さそうだ。

誰に相談もできない。
夫の事をよく知る友人に、前の騒動の時は相談に乗ってもらい、支えてもらった。また頼るのは気が引けた。
一度別居して、離婚の具体的な話し合いをし、弁護士に相談もしたけれど、修復しようとやり直したのだから、何もかも今さらまたかって話だ。
情けなくて、みっともなくて、一人で抱えるしかなかった。

もちろん会社ではそんな素振りをするわけもなく、普通に過ごす。かえって出社中は救われてたかもしれない。

通勤中はきっとひどい顔をして悶々としていただろう。

夫の帰宅が早かったので、夜に加穂留ちゃんに電話をした。
妻から連絡があると伝えてあったからか、私とわかってた様子で電話に出た。
「初めまして。木津祥平の妻です。」緊張してなのか、追い詰めらた気持ちのせいか、指先が冷たくなって体が微かに震える。平静を装いできるだけ優しく話かけた。
「こんな事になって、私も色々考えたんだけど、、話をできるかな?」
私は夫から聞いていただいたいの経緯を確認し、更に今後について夫に言った通りの事を順番に彼女に伝えた。
「はい。」と「そうですね。」しか言わない。
最後に、一度会いと伝えると、夫と一緒ならと言い張られた。私は構わないけど夫は隣でかなり渋っていた。
すみません。も、ごめんなさい。も一言もなかった。
私も、体調を気遣う台詞を飲み込んだ。

No.52 14/02/23 15:47
クラゲ ( ♀ 2Ydonb )

電話を切ると、ため息がでた。
夫は不機嫌だ。

その夜遅くに、夫宛にメールが届いた。
今まであんなにごねていたのが嘘のような内容だった。
「しょうちゃんの言う通り、私には母親になる覚悟はない。奥さんと話して目が覚めた。言う通りにする。」
あとは、自分の気持ちが純粋で、弄ばれて捨てられる可哀想な女の子になったと、恨み辛みが書かれていた。
どちらにしろ悲劇のヒロインだった。
夫との関係のせいで、元カレとの復縁を断った事や、会社で優しく面倒をみてもらっていた先輩を振ったことなんかも。

若いって、自分しか見えないって、強いなぁ。ちょっと羨ましいなぁと思っていた。

No.53 14/02/26 23:53
クラゲ ( ♀ 2Ydonb )

夫は、今の自分が出来ることはやっている。と良く分からない開き治りで威張っていた。
私は、なんで3人で会わないといけないの?と気が重かった。サレ妻と若い可愛い恋人と。夫と彼女が2人並んでる姿も見たくなかったし、庇う夫も、自己中極まりない夫もヘドが出そうだ。
彼女は私に責められた時に、自分だけが悪くないと主張したいのか?
私の目の前で、夫に怨み言を言いたいのか?

「でも良かったわ。加穂留も諦めてくれて。やっぱりこれが一番いいんだよ。仕方ないよね。」
夫の物言いは軽い。
「…。女の子傷つけたんだから反省しなよ。」
それが益々私を落ち込ませた。
「反省してるよ。」
「そう?最低だよ?ねぇ、手術、付いていくよね?」「え?嫌だけど、加穂留に任せるよ。やっぱり行かないとダメかな?」

認知なんかしない。どうしても生むならアイツを殺して俺も死ぬ。と、一生責任なんか負いたくないと喚いていたのが、自分の思うように落ち着きそうで、よっぽどホッとしたのだろう。
薄情な男だよね。

「会う日とか、日程聞いてきて。紳士的に振る舞ってよ。あなたたち2人ともおかしいよ。ある意味お似合いだったのにね。」
夫も3人で顔を合わせるのはバツが悪いから嫌みたいだった。
それはそうだよね。夢みたいなセリフ吐いて、格好つけてたのと、私の前では貶して突き放してたのと、どちらも保身からくるリップサービスだもん。取り繕えなくて針のむしろだろう。
この時から、私は胃が痛くなり、神経性の下痢になって、ゲッソリしていった。

No.54 14/03/02 17:58
クラゲ ( ♀ 2Ydonb )

会社でも、「木津さん、痩せた?」と言われた。
「正月太りしたから、頑張ってるんです!順調に体重落ちてきました!」と笑って誤魔化した。

加穂留ちゃんと会う日にちが決まった。
来週木曜日。
夫が早く帰れそうな日にちで調整した。
病院の予約はその後の土曜日だそうだ。そんな簡単に予約とれたのか?と不思議に思って聞いてみると、予約は以前からしてあったのがそのままだったのだと。やはり生む覚悟なんかなくて、口先だけだったようだ。
変な事だが、4人席にどう並ぶかを悩んだ。
結果、正方形のテーブルのお店を予約した。
数年前に一度行った女性うけするカジュアルフレンチだ。
大人だから、良いお店知ってるのよって見栄をはりたかったのもある。小さな牽制だ。

場所は夫の会社から数駅。
当日は、早く終わる私が一番先に着いた。
入り口で待っていると彼女が表れた。
遠くから、可愛らしい女の子が近づいてきた。
ラブリー系だなぁと、多分相当ジロジロ見たと思う。私は目が悪くて、コンタクトは度が弱くしてあるから、目の前に立つまでよく見えない。
「遅くなりました。すいません。」と言った顔は、
申し訳ないけど、ブスたれだった。
可愛らしいカッコに、今時なラブリーアイメイクもしてる。
だけど、なんか田舎から出てきたばかりの女子大生が空回りしてるみたいだった。
甘えた嘆きのメール文と年齢から想像していた女の子とはちょっと違う。

No.55 14/03/02 18:34
クラゲ ( ♀ 2Ydonb )

「こんにちは」と挨拶した時に夫からメールが来て、仕事が抜けられないから、先にお店に入っていてと言われる。
「どうする?」と聞くと
「わかりました。いいです。そうしましょう。」と承諾したので、先に二人で中に入った。
私も彼女も、夫が逃げたんだと思ってる。忙しいのだろうけど、来たくない気持ちもあるから後回しにしたのだろう。
「どうしよう?いつ来るか分からないから、注文しちゃおうか?」
と言って、飲み物と一番軽い人気の女性向けのコースを2つ頼んだ。これも私の見栄だ。
外見が想像していたのと違っていたように、態度も大人しかった。
妻と二人じゃ不満だろうけど。
飲み物に口をつけると、元気の無い声で謝られた。
「すいませんでした。私のワガママで、ご迷惑をおかけしました。」
流れで「どうして夫と不倫したの?」と聞く。
加穂留ちゃんの話だと、夫は会社では気さくらしい。加穂留ちゃんの他にも若い女子社員と社食でお昼を食べたりしている。若作りでで外面の良い夫らしい。飲み会の帰りが二人になった時に、自分だけ特別に親しくなろうと抜けがけするつもりで誘ったのだそうだ。
オッサンはイチコロだっただろうな。

彼氏は学生時代に一人だけ。長く付き合ったけど別れたらしい。男慣れさてない、純粋そうな感じは嘘では無さそうだった。

「私は離婚して、あなたの望むようにしていいと思ってるんだけど。」私が切り出すと、首を振った。
「私にそんな覚悟はありません。ただ奥さんより自分を選んで欲しかったんです。でも全然突き放されて、悔しくて仕方なかった。」「メールはわざと?」
「メールは帰宅後や休みの時は禁止されてました。思い返したらかなりキッチリ拒否られてました。奥さんに絶対バレないように気をつけてたのだと思います。」
「酷いオッサンだね。」私は苦笑いするしかない。
「何回も、もう連絡しないで。終わりにしよう。と言われてました。でも」
「でも?」
「自分は私が好きだけど、私のためにならないからって理由だったら、本心は別れたくないんだと思ってました。」
「自分が悪者にならないための常套句だね。」また苦笑いしながら言うと、加穂留ちゃんは私の顔をみた。
「やっぱりそうですよね…。なのに、真に受けて。私しか彼を幸せに出来ないと思ってました。」
ほんとかな?あなたも自分に都合の良い純愛物語に酔ってたかったんでしょう?と思いながら聞いていた。「去年、奥さんを悲しませたくない。本当に終わりにしよう。って振られたんです。今までと違って、突き放された感じがしました。」
「へぇ?なんでそう思い立ったのかな?」
「わかりません。でも寂しくて。我慢できなくて。そのうち、私の事弄んだのに、自分は奥さんと仲良く何事も無かったみたいにって思うと悔しくて。」

No.56 14/03/02 19:11
クラゲ ( ♀ 2Ydonb )

ニコニコした店員さんが料理を運んでくる。
私は「飲もうか?」とワインを一本注文した。
この娘はこの娘なりに、やるせない思いがあるだろう。いい大人が間抜けな小娘を良いように弄んだのには違いない。
もちろん、常識とモラルがあれば不倫なんかしない。しかも自分から誘ったのだから自業自得だけど。
「妻の存在は無視だね。邪魔者でしか無かったよね。知らないところで悪意を抱かれてたんだよね?」
このくらいは言っても良いかな?と思いながら聞いてみた。
加穂留ちゃんは眉間にシワを寄せて、泣きそうになりながら「すみませんでした。」と繰り返した。

「いいよ。」私はため息をついた。
「慰謝料請求とか心配してるのでしょう?もう夫と縁を切ってくれたらしないわよ。もし離婚裁判になったら協力してね。」少しおどけて言った。
そのあたりで夫がやっと到着。
まだ仕事に戻らないといけないらしく、早く出てくる一品とパンを頼む。
「話ついたの?もういい?」なんとも横柄な態度だった。 俺は忙しいんだから二人で勝手にやってよと言わんばかり。ふざけるな。
私はいつもの夫らしい態度にカチンと来た。誰が撒いた種だ?

「祥ちゃん。明後日は一緒に来てくれなくていいです。承諾書とお金お願いします。」加穂留ちゃんは小さな声で用件を伝えた。
夫は私の顔を見ながら封筒を渡した。それから私が頼んでおいた誓約書出した。
形だけだが、妻に謝罪し、今後の接触をしない約束と、請求があれば慰謝料の支払いに応じると言う一般的なもの。
目の前で二人に署名させて印をおしてもらい預かる。
実際は同じ会社で口をきかない訳にもいかないだろう。
アイスコーヒーを飲んで、出された食べ物を口にすると、夫の刺々しさは少し和らいだ。
仕事中は気が張ってるから仕方がないと言い訳する。
加穂留ちゃんには、やはり冷たかった。
前に、わざと冷たくして、自分を恨む方が彼女のためだと、都合の良い言い訳を私には語っていた。

3人でと言った加穂留ちゃんは、意図が分からないほど大人しかった。
泣くでもなく、夫を責めるでもなく、妻を牽制するでもない。

私は「やはりあなたが一番悪いよ。こんなお嬢さん傷つけて。」と言うと
夫も「申し訳ない事をしたと反省してるよ。これからはちゃんと幸せになってね。」と返した。
「祥ちゃん。」加穂留ちゃんが口を開いた。
「祥ちゃんが遊びでも、私は真剣に愛してた。私の気持ちは本物だったから。それだけは覚えておいて。」目をウルウルさせながら言う。
「なにが本物かは知らないけど、俺たちは不倫だったんだよ。加穂留はいつも自分が最優先だけど、それはすべてにおいてそうだよね?でも間違いだよ。妻には謝ったの?俺たちは共犯だよ。悲劇のヒロインになるのは勝手だけど、もう少し自分の事も周りの事もきちんと考えてごらんよ。」
偉そうだなぁ。当事者のオマエが言うセリフじゃないよ。こうやって大人ぶって上から目線で押さえつけてきたのだろう。嫌な男たね。

「あなたが偉そうに言うことじゃ無いでしょ?漬け込んだくせに。」
わたしの呟きに、夫はばつの悪そうな顔をして、加穂留ちゃんきもう一度謝った。
それから急いで会社に戻って行った。

No.57 14/03/02 19:28
クラゲ ( ♀ 2Ydonb )

お店の売りの凝ったデザートが出てきた。
ちょっと飲みすぎたかな?お腹も一杯だ。
「あのね。」私は夫の不倫が三回めの事を話した。
いい加減で嘘つき。
前の不倫相手も、夢みたいな甘いセリフにすがって結婚する気で居たこと。

加穂留ちゃんは、ちょっと驚いたような顔をして聞いていたが、そのうち夫の本性に納得したようだった。それから、夫が渡した封筒を私に差し出した。

「もう気付いてるかもしれませんが、中絶手術はしません。」申し訳無さそうに私に言った。

生理が遅れたのは本当だった。体温も高温気が続いて胸も張るような、ずっと生理前のような状態で、ネットで調べたりして妊娠と思い込み、検査薬で判定ができる期間が待てずに夫に相談したのだそうだ。
そこで、あんまりな対応に思い詰めたのだと。
「産婦人科には行きました。けど妊娠は確認できませんでした。」
もしかしたら、初期段階で化学流産したのかもと言われたそうだ。
そこから、夫を苦しめたいと言うより、なんとか自分の方を向かせたいと躍起になったのだと。
「奥さんに、こんなに責められないと思いませんでした。なんか、自分が浅はかでバカだったと思い知った気がします。」

堕胎費用を請求したらいいとは、友人の入れ知恵だそうだ。泣き寝入りするなら、10万くらいもらっても良いんじゃない?とけしかけられたらしい。
若いお嬢さんたちは、不倫の話も共有するのかな?

No.58 14/03/02 19:45
クラゲ ( ♀ 2Ydonb )

帰り道、駅で乗り換え電車を待っている。
飲みすぎた。明日1日あるのが億劫だった。

夫に加穂留ちゃんと別れて、これから帰宅するとメールを送ると、今日は深夜帰宅になるだろうと返事がきた。

電車に揺られてウトウトしていると、携帯が光っているのに気づいた。
彼からだった。
「今日は焼き肉居酒屋で飲んでたよ~。ポコはなにしてるの?肉、食べたい?いいでしょ?」と、相変わらずな内容だった。
いつも通り「いいなぁ。肉食べたい!」と返せばいいだけだったが、「いいね。私もワイン飲んだ帰りだけど、気分は最悪。もう死にたい。」と思わず送ってしまった。
「何かあった?」と返事がきて、失敗したなとおもった。
ちょっと考えて
「この年になると、色々あるよ。オバサンの悩みはオジサンには分からないさ。落ち込んでるだけ~。若さが欲しい!!」と茶化してみた。
「そうか。よくわからないが、大丈夫だ。慰めてあげる。」
この「慰めてあげる」のキーワードが胸に刺さった。
家に帰れば、原因の夫と過ごす。
会社では明るいふり。
友人にも相談できない。
不倫相手の女の子は責めるにも及ばない。

一人で泣いて、立ち直らなければ。
優しい言葉が欲しかった。
「それって、肉をご馳走してくれるって事?ありがと。うれしー」とおどけて返して終わりにした。

No.59 14/03/03 00:21
クラゲ ( ♀ 2Ydonb )

その夜も翌日も夫は終電で帰宅になり、私は先に眠っていた。
私は妊娠が嘘だった話を夫にしようか迷って、黙っていることにした。
これで本当にこれっきり二人が縁を切ってやり取りがないかがわかると思ったのだ。奥さんにお金返したよと話をするくらいなら、約束が守られなかったと慰謝料請求でもするかもしれない。普通に考えて、彼女は自分に不利になるから、復縁でもしなければ話さないだろう。

実際に不倫相手に会った事で、かなり消耗した。彼女の顔が思い出され、しばらく苦しむだろうとわかっていた。不倫相手がリアルになったのだ。

だけど、赤ちゃん居なくて良かったなぁとしみじみ思った。どんなに言い訳を探しても許される事ではない。おろさずに済んだのは彼女だけでなく、私にも良かったことだ。

昼近くに夫が起きたので、遅い朝食を出した。
私は好物のキュウイフルーツを大量に切って一緒に食べていた。
「食欲戻ったみたい?」夫に言われて、そう言われてみると今まで何も味がしない気持ちだったのが、これが食べたいと思いおいしく食べている。
「よく見てるね。」私が体調が悪いと責められてる気がして嫌だったんだろう。心配なんかしない。
いつも風邪を引いて寝込むと嫌な顔をされていた。労らないといけないのがうっとうしいからだ。
余程気持ちに余裕がある時だけ優しい言葉を吐いたけれど、真に受けて甘えると後で文句ばかり言われた。
男はそんなもんだとよく言い訳に男を理由にする。私にはこの意味が分からなかった。

No.60 14/03/03 19:34
クラゲ ( ♀ 2Ydonb )

こっちはから言わなければ、夫は不倫後の話し合いなんかする気もないみたいだ。
私は、この勢いでいかなきゃと思っているのだけれど、すっかり落ち込んで弱っていた。
鬱っぽくなっていたのだろう。
無気力で、何もする気が起きなかった。
好きで見ていたテレビドラマも観る気にならないし、音楽も聞かなくなっていた。
お笑いなんて、まるで笑えない。
バラエティーに至っては、浮気ネタ。エッチネタに拒否反応が起きた。なんて浮気ネタの多いことだろう…。
いくら無神経な夫も、あからさまなキーワードが出るとチャンネルをかえていた。
会社で普通に見せるために、必死に朝の情報番組を観て話を合わせようとしていたと思う。

日にちが経つほどに、夫はもう済んだ話と言うようになり、今まで通りの横柄な態度に戻りつつあった。

わたしのうっかりした物忘れを責める。
「いい加減にしなよ。俺も悪かったけど、いつまでもそんなじゃ居られないだろ?」
反論するのも腹立たしく、体調が悪い。と言い訳をして受け流していた。


No.61 14/03/03 22:20
クラゲ ( ♀ 2Ydonb )

不倫がわかってから、一枚のダブル布団の隣にL字になるようにシングル布団を敷いて別々に眠っていた。と言っても狭いうちの狭い部屋。さすがにリビングで寝るのも寒い。
「ねぇ、いつまでそうやって寝てるの?」夫が鬱陶しそうに言ってきた。
「え?」だって隣に枕を並べる気持ちにはならないよ?
「そうやって、頑なな態度取ってるから、いつまでたっても抜け出せないんじゃないの?。てか夫婦なんだから、不自然なのやめてよ。」
私の気持ちなんか全然考える気もない。自分が責められてる気がして面白くないんだろう。
面倒臭い。
「別に責めてないよ。ただ体調が悪いから、この方が良く眠れるのよ。眠りが浅いから、となりの気配で直ぐに目があくから。」
「ふうん?じゃあ仕方ないね。でもたまには隣に来たら?」
なんか溜まってるのかな?彼女と別れて、外で抜けないから。ストレートにそんな考えが浮かんだ。
何のことはない。自分に甘い夫は、険悪な雰囲気が嫌なのだ。優しくされたい。大切にされたい。優先して気遣いされたい。思い通りにいかないと気に入らない。
私の方が、不倫から卑猥な考えに傾倒していたのかもしれない。

黙っていたら、
「寝るまでこっちに来なよ。」と言われた。

仕方ないよね。

私は枕を持って布団をうつる。
夫は自分に従った事に満足したようで、大人しく眠りにおちた。
隣に慣れた感覚で夫の体温を感じていると、記憶喪失になって、今までみたいにくっついて安心して眠りたいと思った。
バカみたいだ。
辛すぎて、現実が受け入れきれないのかな?
私は、隣に居る夫を、結婚する時に信じていた人だと思い込みたいのだ。
私のせいで変わってしまったのか、元々違っていたのか分からないけれど、あんまり酷い。

ため息をついて自分の布団に戻った。

そろそろ動き出さないと。
話し合いも無意味に思えた。きっと何にも変わらないだろう。
離婚に向けて、準備を進めていけばいいんだ。

No.62 14/03/03 22:58
クラゲ ( ♀ 2Ydonb )

うだうだと日にちが流れた。
夫はこのところ忙しくて帰宅が遅い。
機嫌が悪いのがわかっているから、避けていた。

帰宅に気付かないふりをして寝ているけど、お構いなしにガタガタして、テレビの音も聞こえてくるから目が開く。

眠い…。

3日か4日続いた金曜日の夜、布団に入ってもブツブツ言っている。
「どうしたの?頭でも痛い?」頭痛持ちだからしょっちゅうクスリ出して、クスリ持ってきてと言われるので聞いてみた。飲んで寝てくれたらいいのに。
失敗だった。
「やってられないよ、毎晩毎晩忙しくて。はぁ、金曜日なんか世の中飲みにいってるんだろうに。気が立って眠れない。」
そんな事ないよ。みんな忙しいよ。遅くまで働いてるよ。と思ったけど黙っておく。
今までは、こんな時に口で抜いていた。抜くと眠たくなるからとお願いされたり。
もちろん嫌だ。
「ホットミルク飲む?カゼインが安眠にいいんじゃなかったっけ?」適当に取りなそうと台所で温めたカップを持っていく。
「ありがと」素っ気なく受け取り半分のんでから、もう要らないと返された。
それから、後ろから抱きついてきた。
「やだ。やめてよ。」キツくならないように気にしながら振りほどこうとしたら押し倒された。
「そんな気にならない。」言ってもお構いなしに下着に手を入れてくる。
痛いよ。
「何で?しようよ。」
夫はパジャマの上を捲り、乳首をなめる。
そのままズボンとパンツを一緒に下ろされ、脚をグイっと開くとなめはじめた。
結婚してから、何回もされた事がない。
慣れない感覚にビクッと身体が反応した。
ここで拒んだら相当機嫌が悪くなるだろう、でもこんなのしたくない
拒むに拒めないで居ると、夫はどんどん強引にクンニをしてきた。
クリを吸われるとビリっとした感覚が走る。
身体もビクッと反応する。
情けない私のアソコはどんどん濡れているみたいだった。
夫がわざとジュルジュル音をたてて吸い付いてくる。
声だけは出さないように、必死に抵抗していた。
絶対わたしからは触らない。触るもんか。

それでも反応でイッたのが分かると、夫は身体を起こして指先を入れてきた。
浅く入り口をかき回す。
クチュクチュと卑猥な音がする。
夫はキツメに乳首を吸いながら、舌で転がす。
自分の意思に関係なく、アソコは夫の指を締め付け、痙攣した。
夫は指先しか入れないから、いつもは手だけではイかないのに…。

No.63 14/03/03 23:19
クラゲ ( ♀ 2Ydonb )

裸で布団の上に転がされて、寒い。
イッたのに興奮してないせいか、寒くて鳥肌がたちそうだった。
夫は自分も下を脱ぐと、自分のモノを私の内腿に軽く擦りながら覆い被さってきた。
「やす、気持ちいいんでしょ?」私の顔を覗くと舌を絡ませてきた。
そう言えば、相変わらず始まりにキスもないなと思った。
夫の口からは微かに私のアソコの匂いがした。
愛のないキスなんか嫌だ。普通はキスから始まるんじゃないの?私は夫の首に深く腕を回して身体を密着させた。夫の方に顎がのる。
夫は少し身体を引くと、ゆっくり私の中に入ってきた。
今日は十分に濡れている。けれど夫のモノは大きいほうなので、全部を入れると奥まであたり痛いくらいだ。
開いた脚を押さえるように掴み、身体を起こした夫は下からスライドするように突き上げる。
堪らない感覚がまたやってきた。
下腹部が全部夫でいっぱいになっているみたいだ。

No.64 14/03/04 01:05
クラゲ ( ♀ 2Ydonb )

下から突き上げるように何度も繰り返される。
「あつっ」と言うと夫はパジャマの上を脱いで自分も裸になった。
身体の向きを変えられ、横向きの体制で片足を肩に乗せるように持ち上げられて突かれる。
さっきとは違った場所が刺激されて、私のアソコは更に濡れてクチャクチャと音がしそうだった。
ハアハアと荒い息づかい。背中に汗が滲んでいる。
もう一度仰向けにされると、身体を起こして、乳首を摘まみながらコリコリと刺激される。
自分でも驚くくらい身体がビクンと反応してアソコがまたギュッと痙攣する。もう何回もイかされてる。
いつになく激しい夫についていけない。
ずっと声を漏らさないように必死になってるのに。
「ああ、やす。いいよ。気持ちいい。」ふと夫の顔を見ると一心に腰を振っていた。
スウッと何かが冷めていくのを感じた。

気持ちよければいい。それだけなんだ。どこででも誰とでもしているセックス。
大きく動くと、直前で抜いて、お腹の上に出された。
たっぷりだ。溜まっていたんだろう。

私はティッシュボックスを夫に渡すと1人で浴室に向かい、温かいシャワーを浴びた。
悲しいと思わないのに、涙が出ていた。
そのまま顔も洗って鼻をかんで寝室に戻ると、夫は新しいパジャマを着て自分の布団で寝ていた。
「大丈夫?」何が大丈夫かわからないけど、眠そうにそう聞かれた。私の返事は待たずに眠ったみたいだった。
布団に入ると、また涙が出てきた。
目から勝手にどんどん溢れてくるみたいだった。
何で私は泣いてるのかな?不思議な感覚だった。

No.65 14/03/04 19:09
クラゲ ( ♀ 2Ydonb )

翌日、夫は昼ちかくまで起きてこない。
連日寝不足だったから。
洗濯や片付けが一通り終わっても起きないので、掃除機を掛けられない。私は近所にブラブラおつかいに出かけた。
大通りまで出て駅前に向かうと個人商店の雑貨屋や服屋がある。
別居を解消してしばらくしてから、夫がマンションを買おうと言い出した。
戸建てにも憧れたが、駅近で二人暮らしならマンションの方が良いだろうと。引っ越し期日があるでもなく、落ち着きたい場所が決まっていた訳でも無かったが割りと早くに気に入った物件を見つけた。
駅近に夫がこだわり、予定より高くなった。
「やすも、しっかり働けよ。他人任せにしないでさ。二人で頑張ろう。」もちろんそのつもりだったが、夫は私の仕事をせっついた。
地域に馴染むまでは、近くでパートをしようと思っていたが、収入が足りないとダメ出し。
土日と自分の帰宅後には必ず家に居て、自分には影響がないのも条件だった。
どうしても主婦層とかぶる。
個人経営のこじんまりした事務所などで働いたが、急な休みには誰かにシフトを交代してもらわなければならなかった。
夫が体調不良で休みの時に出勤したら、有給を取るのにもっと融通のきく大人数のところを探せと怒られた。
大きな会社は近くには無い。今は通勤に一時間かけているが、それでも条件はありがたいものだった。
面接に行った事のある駅前の不動産屋の前を通りすぎ、輸入食料品のお店に向かう。
暮らしやすい、便利で綺麗な町並み。大きな公園もあるし、駅の反対側には昔ながらの大きな高級住宅地へ続く。最終的には売り払って田舎に帰りたいのかはっきり聞いた事は無かったが、当分はここで暮らしたかったな。

おつまみになりそうな缶詰めや瓶詰めを買って帰った。重かった。1人でこんなに持って帰らなきゃよかった。
指が真っ赤になった手が痺れそうになりながら家に着いた。
夫は起きてコーヒーを飲んでいた。
置いておいたサンドイッチとサラダが食べてあった。
良かった置いていって。起き抜けに食べる物が無いと空腹で不機嫌になる。
「ただいま。重かったぁ。オリーブが安かったから買ってきちゃった。あとパテの缶詰と…」やっと辿り着いた~。とテンション高めに話していると
「ご飯足りないんだけど。」と言われた。
「なんか無いの?甘い物が食べたい。」
ああ、ちょうどアップルパイがあるよ。バニラアイス添えてあげる。と言って台所に行くと、コーヒーのおかわりを入れに来ながら、買ってきた惣菜パンを見つけて食べてしまった。
「何コレ?変わった味…」「ゴボウサラダの。食べようと思って買ってきたのに。」
がっかりして言うと、鼻で笑われた。
「あんまり美味しく無かったよ?いいじゃん。じゃあ俺のは?」

No.66 14/03/04 19:50
クラゲ ( ♀ 2Ydonb )

だってサンドイッチ作っていったのに。
コロッケパンを指差すと
「ああ、こっちのがよかったな~」と笑っていた。
意地悪したからか、お腹が満たされたからか、機嫌が治ったみたいだった。
流しでカップとお皿を洗っていると、後ろに立ってお尻を触り出した。
「やだ。どうしたの?」台所でイチャイチャなんかした事がないのに。
「ん~、触ってるだけ。」
と言うと、スカートを捲ってパンツの横から指を入れてきた。反対の手がシャツの下から入ってきて、ブラの中の乳首をつつく。
「やだ、なに?」
手は泡だらけで、後ろから押さえつけられたみたいになっていて、身動き出来ない。
「夕べしたばかりだよ?」
「そうだね。」
言いながらパンツの中の指が割れ目をなぞる。
「濡れないね。」
夫は身体を離すと下に潜るようにかがんで見上げる形でパンツの上からあそこをなめ始めた。
「何やってるの?」驚いて、とりあえず手をすすいでる間にパンツをずらして、横から直になめだした。

「もっと足広げて、お尻をつきだしてよ。」
グイッと内腿を広げて更に顔を押し付けてきた。
多分わざと、ジュルっと音を立てている。
「おかしいよ。」私が逃げようとすると腕を掴んで引き寄せられた。
「しようよ。いいじゃん。ほら、お尻こっち向けて。」
流しに手をつくようにして前屈みにさせると、ゆっくり、ゆっくり後ろから入ってきた。
「ああ、なんかすぐいきそうだ」
後ろからシャツを捲ってブラを押し上げ、乳首を摘まんで引っ張る。
「やすは、これが気持ちいいんでしょう?」
親指と人差し指でクリクリと乳首を転がすように摘まむ。痛いけど気持ちいい。
乳首の刺激に合わせて、中が反応しているらしく、夫は奥まで入れた状態で動かさずに乳首ばかりを刺激し続ける。
「あああ。」
しつこい指に、とうとう、動かない夫のものを締め付けていく。
安いAVみたいだと思った。実際にはよく見たことないんだけど。
「いい感じだよ。」夫は言うと、後ろからパンパンと音をさせて突いてきた。
バックは痛い。奥に当たりすぎる。
「痛い。痛いよ。」
以前した時は、お構い無しにそのまま続けられたが、今日は止めてくれた。
「なんで痛いんだろう?おいで。」
リビングの床にさっきまで夫が寝ていた枕を持ってきて、私の腰のしたにちょうど当たる位置に調整している。正常位でもう一度と入れると、膝を曲げたり、足を揃えたり、少しずつ変えながら夫はずっと腰を振っていた。
全然感じない。
大きな物が中で擦れる刺激を感じてはいたが、快感にはならなかった。
ハアハアと荒くなった夫の息づかいだけが聞こえる。明るいリビング。身体をさらしているのが恥ずかしかった。
夫の物が更に大きく硬くなったような気がした瞬間、「出る。出る。」と言いながら夫が果てた。
そのまま崩れるように上に乗って動かなくなった。

No.67 14/03/04 20:05
クラゲ ( ♀ 2Ydonb )

ティッシュ。
「床にたれちゃうから動かないで。」
夫は抜いた自分の物を軽く拭くと、私のあそこも拭きとってくれた。
夫は私とする時は避妊しない。中に出すか外に出すかは気分次第。もう妊娠はしないと信じているのだろう。
「シャワー浴びてくる。やすも、入る?」と言いながら浴室に消えていった。また頭から洗ってるみたいでちっとも出てこなかった。
虚しいな。
いきなりし始めたセックスは、今までしていた分を証明している見たいな気がした。
私とは月に二回あるかないか。それも抜くだけみたいなセックスだったのに。

寒くなって、服を着ると暖房の前で丸まっていた。
夫は何がしたいのだろい?

No.68 14/03/04 23:36
クラゲ ( ♀ 2Ydonb )

「なんでコタツに入ってないで、そんなトコに居るの?」
出てきた夫が不審そうに言うと暖房を消した。
「暑いから消していいよね?」リビングのドアも開けてある。
「はい。どうぞ。」
私って大事にされてないなと、しみじみ感じる。
「ちょっと横になるね。」言って、寝室に向かった。
立ち上がると中から精液が流れ出てきたのがわかる。洗わなきゃ…
面倒だったがシャワーを浴びて、部屋着に着替えてから布団に潜り込んだ。
30分だけ眠ろう。

「なに?寝るの?」
今まで寝ていたクセに怠け者だというような口調で夫は言うと、出かけようよと言い出した。
まだ裸で暑い~と涼んでいるから、30分だけと言って扉を閉めた。
身体がダルい。頭が重い。気力がわかない。
さっきまで爽やかな土曜日だったのに。

私はすっかり夫の顔色を見るクセが付いていて、機嫌を損ねたくないようにするのが最優先になっている。
気持ちがある時は、別に苦でもなかったし、喧嘩になっても嫌な事は主張していたのに、いつからこんなにビクビク暮らすようになったんだろう?

それから一時間くらい、私はコンコンと眠った。

「これ食べていいの?」夫の声でめが覚めた。
服を着た夫がさっき出し損なったアップルパイをテーブルに出していた。
「どうぞ。」
「やすも食べる?」
「うん。」あんまり要らなかったけど、甘い物を食べたら元気が出るかな?と思って返事をした。
「コーヒーでいい?」
「紅茶がいい。」まさか入れてくれないと思っている。アイス乗せてあげなきゃと思いながら起きて行くと、ポットに紅茶の葉を入れてるとこだった。
珍しい…
素直にありがとうなんて思えなくなっていた。

翌日、日曜日の夜もセックスを求められた。
布団に入る時に呼ばれて、さんざんフェラをさせた後に入れてきた。
「やす、ちゃんと濡れるじゃん。」今まで前戯も愛撫もなかったことなんか覚えていないみたいに言われた。
私は十分濡れるのに、挿入では感じなくなっていた。夫は気にならないのか、ガンガン突いては果てていた。
何がしたいんだろう?

No.69 14/03/05 00:11
クラゲ ( ♀ 2Ydonb )

夫とセックスする度に、
「なんでするんだろう?」「何が目的なんだろう?」「どうしてしたくなるのだろう?」
モヤモヤした疑念が広がった。

本当なら、一番そっとしておいて欲しい時期だ。
そんな心遣いがなくても、いつも通りなら関わりも薄かったのに。

彼女が離れて寂しく感じてるのかな?
セックスしとけば離婚話が出ないとでも思ってる?
しなくなった分の性欲が単純に余ってるのか?

いい加減、断ろうと思いながら次の週末が来た。

金曜日、夫は簡単な飲み会でやや早めにほろ酔いで帰宅した。

玄関チャイムを鳴らすのでドアを空けに行った。
「お帰りなさい。」
「外、スゲー寒い。」
寒波が来ていると言ってたから、今晩は冷え込んでいた。私も寒いよ。玄関。
と思ってると、リビングで部屋着に着替えながら夫に呼ばれた。
「お腹足りないんだけど、何か無い?」
ゲー、メンドクサイと内心思いながら、夜食の支度をした。まあ、明日は休みだし。
「カレー蕎麦が食べたい」と言われて、ソバを茹で、レトルトのカレーうどんの元を湯煎で温める。
お茶漬けか、夕飯の残りなら楽なのに。

食べ終わると
食べすぎた、やっぱり食べなきゃ良かった。蕎麦が多いよ。気が利かない。とぶつぶつ言っていた。

No.70 14/03/05 09:38
名無し70 

離婚はしないの?

No.71 14/03/05 17:16
クラゲ ( ♀ 2Ydonb )

>> 70 名無し70さん、レスありがとうございました。

まだもう少し続きますので、こんなスレ文ですが、良かったら先も読んでみてください。

No.72 14/03/05 18:04
名無し72 ( ♀ )

>> 71 レスして良いの?
楽しみにして読んでます(*^^*)

No.73 14/03/05 19:41
クラゲ ( ♀ 2Ydonb )

>> 72 名無し72さん、レスありがとうございます。

冒頭の削除は、スレ立てた本文と「不倫」とか「セフレ」のキーワードで、嫌悪感をもつ方からご批判が続けて入り、書き出せない程になっていたのですが、いつの間にか削除になっていました。

もう誰も無関心かと思うと寂しく感じるのに、レス頂くと恥ずかしいものですね。

小学生の作文並みの文章力しかないし、ゆっくりですが、お付き合い頂けたら嬉しいです。
よろしくお願いします。

No.74 14/03/05 23:56
クラゲ ( ♀ 2Ydonb )

今日は機嫌が悪そうだ。
酔ってるのも苦手。
早々にお休みを言って寝室にこもった。
あのままコタツで寝ちゃうと、朝まで起こさないと怒られるから一度見に行かないとダメかな。
金曜日だから放っとくか?
寝室にはテレビが無いので、携帯電話でワンセグの小さな画面を見ていた。
まだまだつかえるガラケー!
眠くならい。

一時間くらいした頃、リビングで不機嫌に夫が叫んでいるのが聞こえた。
「あー、なんだよ。ねちゃったよ。くそっ」
それからガタガタとお風呂に入るらしき音がした。
不機嫌のまま布団に入る時には運が悪いと八つ当たりされる。お風呂に入ったなら大丈夫だ。出てきたらサッパリしてるから。
安心したら眠くなってきた。
眠っていると、夫が隣にもぐってきた。こっちの布団は狭いのに。

「やすー、眠ってるの?」「…。」寝てまーす。
「しようよ。起きなよ。」
まだ酔ってるみたいで、ちょっかいを出してくる。勝手に触って勝手にはじめるいつもと違う。
布団をむくと、パジャマの前をあけて身体を出してきた。寒い。
「寒いよ。やめてよ。」
常夜灯の他にスタンドもついていて眩しい。
「起きてるじゃん。ほら、しよう。」
そのまま下のパジャマも脱がされ、パンツ一枚にされた。
そうか、夫はお風呂上がりで暖かいんだ。
うつ伏せにされると、パンツの上からお尻をフニフニと揉んだり、パンツを食い込ませたりされた。気持ち悪い。
「なんか、やすの尻、シボシボでおばあちゃんみたいだな」言うと、半だちの自分のモノを触らせながら、パンツをずり下ろしお尻を舐めはじめた。
年明けから、ずっとマトモに食べられず、急に痩せた。栄養が足りてないみたいで、唇や髪がガサガサして、肌も張りがない。たしかにおばあちゃんみたいかも。
私は腰が横に張ってるくせに、後ろにボリュームのない平たい自分のヒップにコンプレックスがある。胸も大きくないのが、上側がえぐれたように肉が落ちてゲッソリした感じがしていた。
すきでこんなんじゃないのに。酷い。

すっかり卑屈になり、いい加減セックスを拒もうと思っていたのもあり、抵抗してパジャマを着ようとした。
「寒いの~?」夫は覆い被さると布団をかけてきた。
そのまま、今度は乳首を吸いながらあそこの割れ目を撫でる。
「おっぱいも、おばあちゃんみたい。」

触っても濡れなので、脚を広げると直に舐めはじめた。
「ほら、やすも口でしてよ。」顔の上に乗るようにして、口にくわえさせてきた。
私は動けない。上下も前後もなく、押し付けられて窒息しそうだった。
「ダメだなぁ」起き上がると、立て膝になり、私の腕を引っ張りくわえ直させる。私は正座の姿勢でフェラをする。
だんだん気持ちよくなるのか、夫は自分で腰を振りだした。
頭を押さえられる
苦しい。そんなに入らない。
「オェッ」と何度もなりながらしゃぶり続けた。
はち切れそうにパンパンに勃起したので、このまま口かな?と思っていたら、押し倒すよう上になり、中に入れられた。

No.75 14/03/06 20:20
自由人75 ( ♂ )

スレタイに惹かれて思わずレスしちゃいました~m(__)m

無意味でもわかって~る わかって~る わかって~るでしょう~?
・・・
君の事好きだよホントに~♪
無理なのもわかって~る わかって~る わかって~るけど
それがディスタンス~♪
・・・
・・・
大好きさ~♪大好きさ~♪
ブリトニ~~~~~~♪
(お久しブリトニー/佐々木ヘンドリクス)

なんか主さんのスレとんでもなくバカげてて(失礼)、明るく、暖かく、優しく
そして切なくて心がうるっとしてしまいました。

No.76 14/03/07 20:08
クラゲ ( ♀ 2Ydonb )

>> 75 自由人75さん、レスありがとうございます。

「おひさしブリトニー🎵君は太陽のテリトリー」ってやつですか?

意識して着けたつもりはなく、正にそんな心情からですが、興味を持っていただいて嬉しいです。

No.78 14/03/14 00:11
クラゲ ( ♀ 2Ydonb )

前回分が短めだったので、書き直そうとしたら、削除してしまい、そのまま投稿禁止になってしまいました。間が空き失礼しました。今後もよろしくお願いします。

書き直し前が残っていないので、前回と違いますがご容赦ください。

No.79 14/03/14 00:29
クラゲ ( ♀ 2Ydonb )

私の脚をつかんだり、揃えたり、少しずつ変えながら夫は腰を振っている。
私は、中にしっかりと夫が入っているのは分かるけれど、ちっとも気持ちよくないし、気持ちも盛り上がらない。
そのうち、夫は動きが早くなると「あああああ」と言って果てた。
いれたまま、いつものように上で果てている夫を軽く押して退かすと、私はシャワーを浴びに行った。
戻ると、夫は裸で布団に潜りうとうとしていた。
「最近多いよね?正直、あんまりしたくないんだけど…。」聞こえるかわからないが、ボソッと口に出してみた。
しばらく待っても返事が無いので、夫のパジャマを枕元に置いてから、空いてる布団に入った。
「なんで?やなの?」
明らかに不機嫌な声で夫がやっと返事をしてきた。

「え?」間が空きすぎて、すぐに返事を用意できない。
「したくないの?」
もう一度、夫は聞いてきた。
「色々、考えるところもあるし、複雑で。気持ちが付いていかないって言うか…。」
うまく答えられないでいた。
夫は私の心情なんか興味がない。自分のしたいようにして、ケチを付けられたくらいにしか感じないだろう。
「ちょっと時間置きたいというか…。」

意味わからねぇ。めんどくせぇ。じゃあもうしないよ。と予想通りの3語を並べられた。
更に「そんな婆さんみたいじゃ、魅力ないしな。」とバカにすると、眠ったみたいだった。

No.80 14/03/16 20:33
クラゲ ( ♀ 2Ydonb )

予想はしていたけど…。
だいたい、不倫妊娠での話しもできていない。
こんな感じだとまともに話し合いなんか出来ないだろうな。
「うるさい。気に入らないなら離婚だ」っと言うだけ。

ちょっとでも謝罪とか、私に対してないのかな?ないんだろうなぁ…。

今まで、自分でも考えないようにしていた事を順番に考えていく事にした。
許せないなら、離婚。
許せる?受け入れられるのかな?
でも、夫は何も話し合わないだろうし、態度も変わらないだろう。

そういうもんなのかな?

でも、謝ったからって済む話じゃない。


頭の中で、心ない夫の対応がリアルに想像できる。
私は、本当に酷い扱いされてるよね。と思いながら夫の寝顔を見ていた。

なんで、この人と結婚してるのかな?
布団に潜り、目を瞑ると、涙が出てきた。

No.81 14/03/16 21:07
クラゲ ( ♀ 2Ydonb )

会社では由実ちゃんの退職が決まり、係員の男性社員渡邉さんの異動も決まり、送別会をすることになった。
派遣の私たちは通常は歓送迎会はしないのだけど、係長の配慮だった。
ありがたい。
寿退社。
私も、今はパートのおばさんに「子供は?まだ作らないの?」と言われなくなった。不妊みたいで…。欲しいんですけど難しいみたいで…。と話してからは、詮索したり、不妊治療について押されたりする事もなくて助かった。
もちろん内心はわからない。
「あの人は独身。あの人も独身。あの人は子供いないのよ。」と結婚できない人間てダメじゃない?みたいな感じで、入社当初に社員さんたちの未婚既婚を教えられた覚えがあるし。
パートのおばさん達は早い人はもう孫が居る。王道の幸せな人生を送ってるんだろう。

係長は知ってるのか知らないのか
「木津さんが飲み足りなくないように、飲み放題ににましょう。」と言って笑っていた。
んんん?
帰り道、彼にメールをしてみた。
「係長に、そんな一言を頂いたけど、何か私のうわさしてるの?」
「何も話してないよ?既にバレてるだけでしょう?」としれっとした返事が来た。
「それより、飲みに行こうよ。明日は?」
え?明日?
またちょうど都合がいいと言うので、最初に声をかけられた乗り換え駅で待ち合わせた。
この時、ちょっと男性心理を聞いてみたい気持ちがあった。

No.82 14/03/16 22:35
クラゲ ( ♀ 2Ydonb )

「つくね、タレのが美味しくない?」
彼が聞いてきた。
私は焼き鳥は塩派だけど、このお店は秘伝のタレが売りだ。
「ここはね~。」ニヤッと答えた。
「ぽこって頑固なんだな。」と言う。
そんな事、言われた事ない。事なかれ主義な私。
「そうかなぁ?」不満たっぷりに返事をした。
明日と誘ったくせに、彼は忙しかったらしく、待ち合わせに現れたのは20時だった。
約束ばかりで、ちっとも飲みに行けなかったから、2月になってしまったけど、新年会だと言って乾杯した。
だいぶ酔っぱらってきたので、聞いてみた。
「男の人って、結婚しててもなんで浮気するのかな?」
唐突だったから、ちょっと驚いたみたいで、でも彼も酔っぱらいだからか、軽く返された。
「まあ、男はみんなスケベだからねぇ。」
「…。」
「なに?ぽこって浮気したいの?」
「えっ?私?違うよ。」
そうか、そんな話題は誘ってるみたいになるのかな?焦ってると
「冗談だよ。そんな色気は出されてないね。…何かああったの?」
いや、ええと
「うちの旦那さん、また浮気してね。もう性格みたいなもんで止められないのかなって凹みちゅうなんだよね。」

うーんと言ってから、
あとは何回も、男はみんなスケベだからって繰り返してた。

あんまり何回も言われたらからか、スケベならしかたないかぁ。と思えてきたから不思議だ。

「村さんもスケベか?」
と聞いたら
「スケベだよ。でも俺は理性の塊だから。」と笑っていた。癒し系だからねぇ。となんか納得。
それから、男性心理なんか夫には関係ないって納得した。まずあの人にはモラルがないんだった。

愚妻だから?
浮気された妻は自分の至らなさや、魅力の無さを責めて落ち込む。未然に防げなかった不甲斐なさを悔やむ。愛されていない自分をどんなに惨めに感じるか。
他人にも話しにくい。
サレ妻 なんて言葉があるように、夫に見限られたダメな女とレッテルが貼られた惨めな気持ちになる。

お前は人並みに愛されていない。大切にされてない 情けない女だ。と蔑まれた気持ちに悩まされる。

「ぽこ、結婚早かったんでしょ?見る目なかったんだよ。いい男はスケベが多いんだよ。」
彼は慰めてるんだか、なんだかよく分からない事を言ってくれていた。

吐き出せて、ちょっとすっきりした。

No.83 14/03/16 23:23
クラゲ ( ♀ 2Ydonb )

由実ちゃんは2月いっぱいで退職した。引っ越しは3月末。
送別会のある3月半ば過ぎに顔だけ出す異例になった。
渡邉さんは、彼女居ない実家暮らしの33歳。
この転勤を期に独り暮らしをして、彼女も作り弾けよう~ってもり立てていたけど、おっとりしてるから騙されそうって皆で心配していた。
色白な草食男子。
転勤まで身体を鍛えろと言われて、毎朝走るように。
おもしろい。

夫とはあれ以来レス。
不満を言われて、布団を戻したから身体を触りながら眠るけれど、それ以上はなかった。
年度末、年度初めは忙しいから、落ち着いたら話し合いをすると言われた。
数ヶ月も先伸ばし?
私は、夫には言わずに職安に通っていた。
引っ越し先を決めないと、具体的な勤務地が決まらないなと思いながら、就職の厳しい現実を感じていた。
パートや派遣なら口はあるが、正社員だと大した実績もなく、資格もない、この時既に30代半ばだった私には難しい。
子供も居ないし、もう少し詰めていけば夜勤もできるしと思う反面、60の定年まで女一人で働き続けられそうな事務系とかを思うと、複雑だった。

マンションの頭金で、貯金はゼロだ。
少しお金貯めなきゃどうしようもない。

今年はバレンタインもホワイトデーも無く過ぎた。

ある晩、夫が酔っぱらいながら絡んできた。
「お前さ、いつまでそうやって感じ悪くしてるの?」え?
家事も今まで通りだし、日常会話もしてる。そりゃ笑い合ったりはできなくなったけど、私のせいなのかな?
「普通にしてるつもりだけど…。」
「普通なの?俺は毎日毎日、家で冷たく責められて、ストレスハンパないんだけど?」
「責めてないし?話し合いも先送りだし。あなたが忙しいからずっと待ってるじゃない?」
「話し合いってさ、誓約書も書いたし、何をするの?離婚したいなら、もう出ていけば?」
え?なに?私はここで追い出されるんだ?

しばらく沈黙した後に
「出ていけばいいの?分かりました。」
そう言って、荷造りしに部屋に行った。
夫は追いかけてきて、悪態をつく
「可愛くないなぁ。やすは、なんで感じ悪くしないって言えないんだよ?」
はぁ??
「感じ悪くなんかしてないから、変えられない。だいたい、浮気、不倫繰り返して、感じよくってなに?」「私の貯金もみんな巻き上げて、こんなマンション買って、追い出されるんだからバカみたい。」
夫が酔っぱらいなのは分かっていたけど、あんまりな言い方に私も泣きながら言い返した。
「何が、二人で人生やり直したい。将来を考えよう。よ?貯金巻き上げて女作って、追い出すのが目的だったんでしょう?」

投稿順
新着順
主のみ
付箋
このスレに返信する

小説・エッセイ掲示板のスレ一覧

ウェブ小説家デビューをしてみませんか? 私小説やエッセイから、本格派の小説など、自分の作品をミクルで公開してみよう。※時に未完で終わってしまうことはありますが、読者のためにも、できる限り完結させるようにしましょう。

  • レス新
  • 人気
  • スレ新
  • レス少
新しくスレを作成する

サブ掲示板

注目の話題

カテゴリ一覧