リアル

ﾘｮｳﾔの事ではお父さんとお母さんに不満があったが…孫を可愛いがってくれる事に私は救われていたので、私も以前より、ﾘｮｳﾔの実家に子供達を連れて行くようにした‥

ある日、ﾘｮｳﾔの実家に子供達を連れて泊まりに行くと、ﾘｮｳﾔの上着とジーンズがあった…
「もう!!だらしないな～!!」と言いながら、ハンガーにかけるとジーンズのポケットから手紙が落ちた‥ﾐﾕｷからの手紙だ!!その手紙には、信じられない事が書いてあった…

ﾐﾕｷのお子さんが、突然亡くなった事、辛い気持ち、ﾘｮｳﾔに対しての気持ちなど書いてあった…
（リアルを読んで下さってる皆さん、この手紙の内容とお子さんの亡くなった原因など、今も私には悲し過ぎて…詳しく書く事がどうしても出来ません…申し訳ありません。）
私はこの手紙を読み子供を持つ母親として涙が止まらなかった…

• 共感0

初めまして☺

お話し読まして貰ってます😊

とても感動したり共感したり尊敬したりですごく見入ってます😁

私は18歳でﾃﾞｷ婚です😃

18歳で1人目19歳で2人目を出産して今20歳です😊

旦那とは中2の頃からの付き合いで結婚してから変わってしまった部分が最近やけに目に付いて😢

人は変わらないわけないんですよね😣
私も旦那の事ちゃんと見ようと思います😊

母親として女として強くなろうと思います☺
あなたのおかげで助かりました😢

ありがとうございました😢

これからも頑張って書いて下さい☺✨

続き楽しみにしてます😊

• << 254 こんばんわ～✨ まいさん、 ありがとうございます💕 レス、凄く嬉しいです☺ まいさん２０で二児の母って若いですねー❗ 一番、手がかかり目が離せない時ですよね～!! しかも旦那様とは中２からのお付き合いってびっくりです😲 私こそ、まいさんを応援したくなっちゃいます☺ お互い、子育て頑張りましょ～ ♪(*^ ・^)ノ⌒☆ ぼちぼち、更新しますので、また読んでいただけたら嬉しいです✨

• 共感0

更新楽しみにしています🎵

• << 255 こんばんわ～✨ あずさん、 ありがとうございます💕 リアルを読んで下さり、続きを楽しみにしていただき、とっても嬉しいです☺ ヾ(≧∇≦*)ゝ 昨日はパート仲間にカラオケに誘われ、今は、子供達の為に豆腐のドーナツを作っていたので、更新が遅くなり、すいません💦 :*:・(￣∀￣)・:*: あずさんや皆さんが続きを楽しみにして下さっている事を知りとても励まされます✨ 更新、頑張りますので今後共、よろしくお願い致します❗ (*^_^*)

• 共感0

>> 252 初めまして☺ お話し読まして貰ってます😊 とても感動したり共感したり尊敬したりですごく見入ってます😁 私は18歳でﾃﾞｷ婚です😃 1… こんばんわ～✨

まいさん、
ありがとうございます💕

レス、凄く嬉しいです☺

まいさん２０で二児の母って若いですねー❗

一番、手がかかり目が離せない時ですよね～!!

しかも旦那様とは中２からのお付き合いってびっくりです😲
私こそ、まいさんを応援したくなっちゃいます☺

お互い、子育て頑張りましょ～

♪(*^ ・^)ノ⌒☆

ぼちぼち、更新しますので、また読んでいただけたら嬉しいです✨

• 共感0

>> 253 更新楽しみにしています🎵 こんばんわ～✨

あずさん、

ありがとうございます💕

リアルを読んで下さり、続きを楽しみにしていただき、とっても嬉しいです☺

ヾ(≧∇≦*)ゝ

昨日はパート仲間にカラオケに誘われ、今は、子供達の為に豆腐のドーナツを作っていたので、更新が遅くなり、すいません💦
:*:・(￣∀￣)・:*:
あずさんや皆さんが続きを楽しみにして下さっている事を知りとても励まされます✨
更新、頑張りますので今後共、よろしくお願い致します❗
(*^_^*)

• 共感0

母親として、我が子を失うなんて、想像しただけで私は気が狂いそいだ…っうか、想像したくない!!
でも、私のちっぽけな頭はﾐﾕｷの手紙の事で頭がいっぱいだった…

私は、ある決心をした!!

私には、ひーとれーたんが居る。

けど、あの人には、ﾘｮｳﾔしか居ない…

ﾘｮｳﾔをあの人にあげよう…なんて言ったら綺麗事だよね。
私の中では、ﾘｮｳﾔの事は諦めがついていてﾘｮｳﾔへの一途な想いは吹っ切れているのだから…

ひーとれーたんの無邪気な寝顔を見ながら考えた‥

ひーくん、れーたん、パパをあの人にあげてもいいかな？

ごめんね!!これからパパが必要な年齢になるのに、淋しいよね…でもね、ママはあの人にパパを託したいの。

ママ頑張るから!!
ひーくんとれーたんが淋しい思いしないようにママの愛情をたっぷり注ぐから…

• 共感0

翌日、私はﾘｮｳﾔに電話した‥

ﾄｩﾙﾙｰ…

『もしもし、どうした？何かあったか？ｹｲが電話してくるなんて…』とﾘｮｳﾔが言った。
「話しがあるの…大事な話し…夜、ウチに来られないかな？」
『わかった。ｹｲの仕事が上がる頃、行くよ。』
「うん、待ってる。あっ!!夕飯は？…な～んて、私が心配する事ぢゃなかったね(笑)」
『いや、食べるから用意しといてもらえるなら。』
「わかった。ぢゃ～後で。」
ﾘｮｳﾔとの電話を切った。
今夜、私とﾘｮｳﾔとの関係に、ピリオドを打つ…ﾘｮｳﾔにとっても、子供達にとっても…あの人にとっても幸せな結末になりますように✨…

• 共感0

お客さんが引けて、美容室の仕事が暇になったのでお母さんとスタッフの女の子に断ってスーパーに買い物に行った‥
冷蔵庫の中は、子供達の好きな物しか入っていなかったので、今夜はﾘｮｳﾔの好物を作って家族で食べる最後の特別な夕飯にしなくちゃ…

スーパーに着き、唐揚げ用のもも肉、エビ、ポテトサラダの材料、コーンスープの材料、牛肉のカルパッチョ、ピザの材料などを買い自宅に戻った。
私は、美容室をそのまま上がらせてもらった。
早速、料理の下ごしらえをした。
少し早めに子供達を保育園へ迎えに行った。

• 共感0

唐揚げ、エビフライ、牛肉のカルパッチョ、ポテトサラダ、コーンスープ、ピザ全部、ﾘｮｳﾔの好きな物を作りテーブルに並べた。ビールも冷やした‥
ピンポーン♪来た!

「お帰り。」
『あぁ…ただいま。』なんだか変な感じだ…他人が遊びに来たみたいな…
『ｹｲ…随分、痩せたな…』
「ダイエットだよ(笑)」ﾘｮｳﾔこそ少しやつれたんじゃない？…ひ～くんが玄関に来た…
『パパらぁ～』
とニッコリ笑った‥『ひ～!!大きくなったな～!!』とひ～を抱きしめ高い高いした。ひ～は『キャッキャ』と喜んでいる。
ﾘｮｳﾔはひ～を抱っこしたままリビングに来た。れーたんがすやすや眠っていた。『れ～!!……』ﾘｮｳﾔはれーたんを見つめたまま無言になった。「さぁ～ご飯にしよっか～!!パパもひ～くんも手を洗ってね。」
れーたんは寝てたので三人でテーブルに着いた…

• 共感0

『凄い料理だな!!
俺の好きなものばっか作って…』ﾘｮｳﾔは少し涙ぐんだ。
「さぁ～冷めないうちに食え!!」
『いただきます』
冷やしていた、ビールとグラスを持ってきてﾘｮｳﾔにビールを注いだ。
『おっサンキュー。今更だけど、お前の作るものはなんでも美味く感じる…』
「本当!今更だな!!」ﾘｮｳﾔはひ～くんにも食べさせながら、沢山、料理を食べてくれた…この夕飯が最後だもんね…
夕飯を食べ終わり、私は後片付け、ﾘｮｳﾔはひ～とれーたんをお風呂に入れていた…私はお風呂場まで様子を見に行った。ﾘｮｳﾔが、
『れおは、ｹｲにそっくりだな!!』
「だって、れーたんは私の子供だもん!!」と少しだけ嫌みまじりに答えた…
『……ひ～もれおも本当に可愛いいよな…』とﾘｮｳﾔは呟いた。「当然でしょ!!二人とも私が生んだんだから(笑)」
『だな…』

• 共感0

ﾘｮｳﾔは、車から、大きなバースデーケーキの箱を持って来た『ｹｲ、来週、誕生日だろ!!』覚えてたんだ私の誕生日…ねぇﾘｮｳﾔ、なんでウチらこんな風になっちゃったの？ﾘｮｳﾔ…もう今更遅いよ…
バースデーケーキは私の大好きなケーキ屋さんのものだった。ひ～くんは大きなケーキを目の前にキャッキャと喜んでいた…ハッピーバースデーの歌は恥ずかしいので遠慮して私はひ～くんとろうそくの火を吹き消した。『おめでと～!!』
「ありがとう。」
ケーキを切り分け４人でケーキを食べた…ﾘｮｳﾔが
『ｹｲ、これ…』と大きな花束を私に差し出した。
「!!!!……ありが…と…」遅いよ…ﾘｮｳﾔ…私は涙がこぼれそうなのを必死に我慢した‥

• 共感0

ひ～とれーたんに歯磨きをし寝かしつけた…ﾘｮｳﾔは一服していた。
「コーヒー飲む？」『おう。』
コーヒーを入れ向かいあって座った。
「ﾘｮｳﾔ、実家でね、ﾘｮｳﾔの洋服をハンガーに掛けてたら、あの人からの手紙が出てきてね…」
『読んだのか？』
私は無言で頷いた。ﾘｮｳﾔから、あの人のお子さんが亡くなった原因や経緯を聞いた…
「どうして…どうして何の罪の無い子供が死ななければならないの？…どうして、私やﾘｮｳﾔやあの人じゃなくて子供なの？…」私はボロボロ泣いていた…
「ﾘｮｳﾔ、私には、ひーくんとれーたんが居る…でも、あの人にはもうﾘｮｳﾔしか居ない…私、決心したの。ﾘｮｳﾔと離婚します。」
『ｹｲ…ｹｲや子供達と離れてる間、お前らの事を思い出さない日はなかった！ｹｲがどれだけ俺に尽くしてくれたか？ｹｲの料理がどれだけ俺の口に合うか！ｹｲがどれだけｲｲ女か!!ひーとれーの笑った顔、泣き顔…』

• 共感0

「今更…気づくなんてバカぢゃん!!」
『…ごめん…出来れば、俺…ｹｲと子供達の所に戻りたい…』「それは…ムリだよ。私はﾘｮｳﾔの事、許せない…背中からお尻に掛けてのビッシリ入った入れ墨…あの人の名前も彫ってある…明らかにもう普通のパパじゃない…昔のﾘｮｳﾔじゃない…一時でも私だけじゃなく子供達までも捨てた‥ﾘｮｳﾔは自分の行動に責任をもたなきゃ!!…あの人、ﾘｮｳﾔと不倫なんてしなければ、ちゃんと子供の事見ていて、子供は死なずに済んだかも知れない。今、あの人を支えてあげられるのはﾘｮｳﾔだけだよ…ﾘｮｳﾔ、あの人から亡くなったあの人の子供から逃げちゃダメ…私はﾘｮｳﾔと離婚します…」

• 共感0

ﾘｮｳﾔは泣いていた…『…ｹｲ…俺…ごめ‥ごめんな…』
「私こそ、子育てに夢中になり、良い母、良い嫁、美容室の仕事の事ばかりで、ﾘｮｳﾔの事ちゃんと見てなかった…ﾘｮｳﾔの不倫にも気づかなかった…ﾘｮｳﾔの淋しい気持ちさえ気づかなかった…ﾘｮｳﾔをいつも一番に考えられなかった…私こそ、良い奥さんになれなくてごめん…」

『ｹｲのせいじゃないよ!!ｹｲは何にも悪くない…全部、俺が悪い…ｹｲのお父さんと約束したのに…幸せに出来なかった。守ってやるどころか裏切ってしまった…ｹｲがこんなに痩せ細ってしまうまでｹｲを苦しめた…本当にごめんな…』
「許さないよ!!一生ね…私を苦しめたと思うなら、もう私を解放してね。私は、ﾘｮｳﾔの幸せを祈ってるから。」
『わかった…ｹｲ、今まで、ありがとう。子供達の事を頼む』「おぅ!!(笑)」

• 共感0

離婚するにあたり、一つだけ大きな問題があった…
ﾘｮｳﾔの両親の事だ！お父さんもお母さんもひ～くんとれーたんの事をとても可愛いがってくれている。孫にメロメロのじぃじとばぁばから、可愛いい孫を奪ってしまう事になる…

でも、ちゃんと話さなきゃ…
私はﾘｮｳﾔの実家に離婚の話しをしに行った‥

「お父さん、お母さん、お話があります。…
私とﾘｮｳﾔは離婚する事になりました。
私が到らなくて、幸せな家庭が築けなくて本当にすいません…」
『そんな話し聞いてない！なんでそんな勝手な…』お父さんが言った。
「お父さん、申し訳ありません。でも私もこんな中途半端なまま苦しい思いでいつまでもいられません!!もし、ﾄｳｺちゃんが私の立場ならお父さんとお母さんはどうされますか？
私の実家の両親だって私の事を心配していると思います。」
『…二人で話しあった結果なんだな？』「はい」

• 共感0

『なんだか、私はｹｲちゃんに裏切られた気分だわ!!』とお母さんが言った。

「申し訳ありません…けどﾘｮｳﾔの不倫が発覚した時やﾘｮｳﾔが家を出てった時、私だって、ﾘｮｳﾔのお父さんとお母さんにﾘｮｳﾔの事殴ってでも不倫を止めさせて欲しかったんです…なんでﾘｮｳﾔばっかり好き勝手して私だけこんな苦しいの？…って」と私も本音をぶつけた‥
『そう思ってるなら、なんでその時に言わないんだ!!』とﾘｮｳﾔのお父さんが言った。
「すいません…でも私から言わなくてもお父さんとお母さんにはﾘｮｳﾔの事、ちゃんと叱って欲しかったです…」私も反論した。
『もう、わかった…勝手にしなさい。』お母さんが言った。「はい。申し訳ありません…ひ～とれーたんの事、可愛がって下さり、本当にありがとうございました。お父さんとお母さんには、最後の最後に親不孝な嫁で本当にごめんなさい!!私はお父さんの事もお母さんの事も大好きでした。私の事を本当の娘みたいに可愛がって下さりありがとうございました。本当にお世話になりました！」私は泣きながら言った。

• 共感0

翌日、私は実家の両親と実家の近くに住むアパートをさがしに不動産屋に行った‥家賃、五万八千円で２ＤＫの部屋を契約してきた。
「お父さん、お母さん、ありがとう✨」『なに言ってんの？私達はアナタの親なんだから当たり前でしょ』と母が言った。
翌日、私は職業安定所に行った‥
私の地元でアパートの近くで工場のパートの仕事を見つけた。私は職安の人にその工場を紹介してもらい翌日早速面接に行った。
工場には、私の兄の同級生や私の地元の同級生が何人か働いていて私はトントンびょうしで仕事が決まった。時給も内緒で普通のパートさんよりも大分、上げてもらった！

• 共感0

次に市役所に行き、離婚届けを提出した‥この時、重大なミスをしていた事に後々気づく…

• 共感0

そして、地元の市役所に行き、転出届けを提出し引っ越しをした。引っ越しには私の両親や親戚のおじさん、おばさんが手伝いに来てくれて１日で片付いた…
家具も台所用品も生活必需品は全て持って来た‥その日は新しいアパートでまだ大人の事情が理解出来ない子供達がはしゃいでいた…
私は心機一転頑張ろう!!と思い、すがすがしい気持ちでいっぱいだった…

翌日、市役所に行き、児童福祉手当てと母子手当ての手続きに行った。生活は間違いなく苦しい筈だから貰えるものは貰っておきたかった。それから、子供達の新しい保育園を決めた。

• 共感0

離婚するにはパワーがいる!!と聞いた事があるが…離婚するには色んな手続きがいる事を実感した。
数日後、私の両親とﾘｮｳﾔの両親が話し合いをした‥
私の両親はﾘｮｳﾔに
『次、最低でも四万、養育費を払うように。それから当面の生活費を子供達が可愛いいなら支払ってくれ。金額は君に任せる!!』と話した。ﾘｮｳﾔは納得した。

当面の生活費５０万円をﾘｮｳﾔからではなくﾘｮｳﾔの両親にいただいた。
ﾘｮｳﾔにはサラ金の借金があるのに支払える筈がなかった…

私は朝９時から夕方５時まで一生懸命働いた！昼休みにスーパーに買い物に行き、お米をといだり、軽く夕飯の下拵えをした。５時に仕事が終わると速攻で保育園にお迎えに行き、その帰りに毎日、公園でひーとれーたんと遊んだ。
『ママー…見てて～ジャーンプ♪すごいれしょ～(笑)』
「お～っ、ひーくんかっこいいね～(笑)」
『マ…マ』
「れーたん、滑り台もっかいね～」

• 共感0

公園から帰り、お風呂を洗い、お湯を溜め、洗濯物をたたみ、ご飯を作った…
「今日は、ひーくんとれーたんの大好きなタコさんウィンナーにﾐｰﾄﾎﾞｰﾙにシチューだょ～」
『わ～い♪いたらきま～しゅ』
相変わらず、私は食欲がもとに戻らず一口、二口くらいしか食べる気にならなかったが、子供達が美味しそうに食べてる姿を見ると、それだけで幸せだった。

それから、３ヶ月後、ﾘｮｳﾔからの養育費が支払われなくなった…
私のパート代は次に１２万円弱…
家賃が駐車場代込みで六万円、電気代が冬場だと八千円以上、ガス代は五千円、携帯代は一万円、
水道代やガソリン代、食費や生活に必要なものを買ったら…私のパート代だけでは足りない！
養育費を払わない、ﾘｮｳﾔには本当に頭きたが…サラ金もあるし養育費が払えないんだろう…
私は生活費を稼ぐ為、金曜と土曜の夜だけスナックのバイトを始める事にした‥

• 共感0

いくら、母子家庭でも国民保険だって毎月引かれるし、微々たるものだったけど子供達の保険も掛けていた…

スナックでバイトするには、夜の８時から２時まで子供達を託児所に預けなければならない…母親として本当に辛いが、子供達との生活を守る為だ…本当は子供達と毎日一緒に居たいけど、心を強く持ち私は週に２日、時給の良いギャバで働く事にした‥

面接に行き、託児所の手続きをし、早速今週からギャバでバイトする事になった…この時、私は２６才、子供を産んでから時代の止まっているおばさんだった。

• 共感0

それでも、なんとかギャバの若い女の子達と話し、最近の流行りのファッションなど若者情報をゲットし女の子達から色々教えてもらった。
私は週に２日しか出てなかったけど、私と同じような境遇の女の子達は私と仲良くしてくれたので、私も何とか頑張れた。
一人だけ嫌な女がいた…私より２つ年上のﾐｶさんと言う人だった…
ﾐｶさんは、性格が悪かった。挨拶してもシカトされ、人が傷つく事を知っていてわざわざ嫌な事を言ったり人の悪口を言ったり自分で自分の事を美人だと思いこんでいるような女だった…
私は何故か、ﾐｶさんにライバル視されてしまった…
「あ゛ー面倒くさいな…」と内心思っていた。だってﾐｶさんのヘルプに着くと完全、私の事は無視でお客さんと話しているんだもんな。
それでも、負けず嫌いな私は笑顔で話しを聞いてるふりをして指名のお客さんが来れば笑顔で挨拶し席を立った。

• 共感0

週に２日だけだったけど私は着実に指名を増やして行った‥場内指名してくださったお客さんは私を指名して下さるようになり私はヘルプに着かなくて済むようになった。

ﾐｶさんは、そんな私を益々ライバル視して嫌な事を言われたりした‥
『ｹｲちゃんって鼻デカいよね(笑)ジャッキーチェンみたい！鼻デカ女～!!』
私は今まで鼻がデカいとは言われた事なかったので「はい？」と疑問に思った。それからも小学生程度の嫌がらせや悪口を言われた。

女の子達に
『ｹｲちゃん、元気ないね～なんかあった？』と聞かれ私はﾐｶさんの事を相談した‥
『あ゛～あのおばさんね～!!ヤな感じだよね～!!でも、ﾐｶさんてｹｲちゃんと同じ地元で子供が１人居るって聞いた事あるよ。』
まさか、ﾐｶさんと同じ地元とは…なんか嫌な予感がするな～

• 共感0

私はﾐｶさんの事が気になったので、ナナのお姉さんのリカさんに電話した‥

『もしもし、ｹｲ!!久しぶりぢゃん♪』
「はい。ご無沙汰してます！リカさんに聞きたい事があって～」
リカさんも結婚していて今は二児の母だった。
「あの、私がバイトしてるギャバにﾐｶさんって人が居るんですが、リカさん同中なんでﾐｶさんの事、なんか知ってるかな？と思って。」
『あ～、ﾐｶね!!知ってるよ、同級生だし。あいつになんかされたの？』
「う～ん、なんだか私、ﾐｶさんに嫌われてるみたいで嫌な事言われたり、妙～にライバル視されてるんだよね～」
『ははっ(笑)ﾐｶにイジメられてるなんてｹｲ、ダッサイよ～!』とリカさんに笑われてしまった。
「笑い事じゃないですよ～(泣)」
…

• 共感0

『多分、ﾐｶはﾘｮｳﾔの事が好きだったんだね!!』
「えっ!?」
『ｹｲがスナック辞めて結婚して子育てしてる時、ﾘｮｳﾔとﾊﾙｷは時々スナックに飲みに来てて、ﾐｶはｹｲがスナック辞めてからウチのスナックに入ったからｹｲとはすれ違いだったんだよね!!ﾐｶにﾘｮｳﾔの事が好きだと相談された事があったし(笑)
ｹｲの事はスナックでみんなで撮った写真をﾐｶも見てたからﾘｮｳﾔの奥さんだと知ってた筈だよ。それにその時はﾐｶはﾘｮｳﾔに相手にされてなかったし～…ｹｲ!!ﾐｶに恨まれちゃってるのね～(笑)』
「はぁ～…そんな事があったんですか…」
『私からﾐｶに言っておこうか？』
「あっ、いいです。自分で何とかしますから…」
『そう、ぢゃあ～頑張ってね(笑)』
「ありがとうございます～(泣)」リカさんとの電話を切った。私がﾐｶさんに嫌われている理由はわかった。

• 共感0

私はﾐｶさんに何も言わず、嫌がらせも悪口も気にしないようにバイトした。

ある日、翔が隼人とギャバにやって来た。私を指名した‥
『ｹｲ、久しぶりだな！ﾏｷの葬式以来だから五年ぶりだな(笑)』
「なんで？私がここでバイトしてるの知ってるのよ～!!」
『ナナに聞いたんだよ!!離婚した事も(笑)』あ～ナナのヤツ～!!お喋りめ!!
「それで哀れに思って会いに来たのね(笑)」
『違うし～ｹｲが心配だから来たんだよ!!』と翔が言った。
『だって、翔はｹｲちゃんと別れてからｹｲちゃんの事が忘れられなくて…(笑)』と隼人が言いかけると
『余計な事言うんぢゃね～よ（(怒)』と隼人の口を押さえた。それから昔話に話を咲かせた…翔と隼人が高跳びの選手だった事、私がﾀﾞﾙそうに記録を計ってた事、そんな私を翔が気になっていた事。ﾏｷやｱﾂｼの話しもした‥

• 共感0

ﾏｷが亡くなってからｱﾂｼが何年もおかしくなった事、そんなｱﾂｼを翔と隼人が外の世界に連れ出した事、ｱﾂｼが最近結婚して赤ちゃんが生まれた事…そね相手が私の高校の時の友達の道子だった事…道子とは私もﾏｷも同じグループでいつも連んでいた。道子は優しい女の子だった。道子がｱﾂｼを必死に支えた事を聞いた。道子はきっとﾏｷの分まで頑張ってｱﾂｼを支えたんだね。私は涙が出て来た…

話し込んでいたら、翔と隼人の時間が来た。
「延長しなくていいよ!!あと一時間位で私は上がるから、店の前のファミレスで時間つぶしてて!!」私は早口で翔と隼人に伝えた。

• 共感0

訂正です😢

ギャバ➡キャバ
でした😨


皆さん、間違えてばかりで本当に読みづらくてごめんなさい
(→o←)ゞ

• 共感0

キャバの仕事を上がり、急いで着替えて「お疲れ様でーす。お先でーす!!」と挨拶しファミレスまで走った。
「おまたせ～!!
あれ？隼人は？」
『隼人は女から電話来て帰ったよ!!』
「ははっ(笑)
相変わらず、隼人と仲良しなんだね!!なんか嬉しかったょ」
『ｹｲだってナナと仲良しだろ!!』
「まぁね!!」
『ｹｲ…色々と苦労したんだな…そんなに痩せちまって!昔はもっとピチピチしてたのに～(笑)』
「もぉ～昔だって、けっしておデブぢゃなかったもん💢身長が１６３㎝なんだから昔が丁度良かったんだよ!!」

『はいはいはい(笑)』世間話を３０分くらいして…
「翔、ごめん!子供達を託児所に迎えに行かなきゃ…今日はありがとう✨会えて嬉しかったょ」
『あぁ、んぢゃ、またな!!』
私はファミレスを出て急いで託児所にお迎えに行き自宅に帰った。

• 共感0

翌日…ﾅﾅから電話が来た。
『もしもし～ｹｲ～今から遊び行っていい？たまにはお茶しようぜ(笑)』
丁度、洗濯が終わり掃除機をかけ終わった所だったので
「うん、いいよ～今からおいで～お茶は出すがお茶菓子は頼むね～(笑)」
『おっけ～(笑)』
それから３０分位でﾅﾅが来た。
『お邪魔しま～す♪おっ!!ひー君もれーたんも大きくなったね～♪』
ﾅﾅは妊婦さんだった。ﾊﾙｷと結婚をしラブラブな新婚さんだ。
『はい、茶菓子！』
「うわ～!!ショートケーキがいっぱ～い♪ありがとう✨」
『ひー君とれーたんも食べよ!!』
私はコーヒーを入れみんなでケーキを食べた。ケーキを食べ終わると子供達は隣の寝室でアンパンマンのビデオに夢中だった。

『昨日、翔と隼人がｹｲのキャバクラに行ったでしょ～？』
「良く知ってるね」『だって私が行けって行ったんだもん(笑)』
「へ？」

• 共感0

『翔は別れてからもずっとｹｲの事が好きだったんだよ!!
ｹｲと別れた事、凄く後悔してたし…あの時ね、翔は専門学生だったし歯科助手として立派に働くｹｲに自分だけ取り残されてしまうような焦りがあって翔は、凄く不安だったんだって。あの時、まだ自分の人生を自分の力で生きてなかった翔は自分では、ｹｲの事幸せに出来ない!!って思い込んで、他に好きなｺが出来た…って嘘ついてｹｲを自由にしてあげたかったんだって。全く馬鹿だよね!!』とﾅﾅが言った。
「そうだったの…でも何でﾅﾅが翔の気持ちを知ってるの？」

• 共感0

『だって、アイツ…ｹｲと別れてから、しょっちゅう、ｹｲはどうしてる？元気か？彼氏出来たか？って私に電話してきて…そんなにｹｲの事、好きならまた告白すればいいぢゃん♪って言ったんだけど、勇気がなくて…私にはｹｲに絶対に黙っててくれ!!って口止めしてて…私は何度も翔の気持ちをｹｲに伝えたくなったけど必死に我慢したよ…だって翔がｹｲに自分で伝えないと意味ないと思ったから…』とﾅﾅが話してくれた。
「ﾅﾅ…話してくれてありがとう✨私、何も知らなくて…ずっと翔の事がトラウマになってたんだよね」

• 共感0

『アイツ…翔は、とにかく、しょっちゅう私に電話かけて来て今だにｹｲはどうしてる？って聞いてくるんだよ(笑)あんな一途な男、珍しいよね!!
だから…ｹｲには悪いとずっと思ってたけど翔はｹｲの事、全て話していたの…ｹｲ、ごめんねー』とﾅﾅは私に謝った。
「なんでﾅﾅが謝るの?私はﾅﾅを信じてるしﾅﾅは私の一番の親友なんだからね(笑)ﾅﾅが良かれと思って翔に話したなら私もそれでいいよ✨」
『ｹｲ～大好きだよ～!!』と私に抱きついてきた…
「ﾅﾅ…苦しいって!!わかったから…放して(笑)」
ﾅﾅは話を続けた…

• 共感0

『ｹｲがﾘｮｳﾔと離婚した事、離婚した原因、ｹｲが死ぬ程苦しんだ事、母子家庭で子供達を必死に育てている事、ﾘｮｳﾔから養育費が払われず、仕方なくキャバクラでバイトしてる事も全て翔には話したの…そしたら、翔は居ても立ってもいられない様子だったから、私がｹｲのキャバクラに行ってこい!!って背中を押したんだよ!!』とﾅﾅが話してくれた。
「そうだったんだ～」
『ｹｲ～お願い🙏
一度だけでいいから翔の気持ちを聞いてあげてほしいんだ!!私がｹｲにお願いする事じゃないけど、アイツはとにかく世話が焼けるヤツだから(笑)』
「うん、わかったよ!!ﾅﾅ、今まで翔の事や私の事でいっぱい心配かけてごめんねー」
『何、言っちゃってんのよ!!』とﾅﾅが照れていた…今度は私がﾅﾅに抱きついてた(笑)ﾅﾅありがとね～私はﾅﾅが親友で幸せだよ✨

• 共感0

『そう言えばさ!!
ﾘｮｳﾔの事なんだけど…あの女と、子供が出来て結婚したらしいよ!!ﾊﾙｷがﾘｮｳﾔにあの女を紹介されたらしいけど、ﾊﾙｷはｹｲの苦しみを知ってたから…微妙な気持ちになったらしいよ…まったくﾘｮｳﾔの奴!!養育費も払わないような男がまた父親になるなんて!!私は許さないよ(怒)』
とﾅﾅは怒っていた…
「そっか…」
私はそれ以上何も言わなかった。

ﾅﾅが夕方帰ってから、私も子供達に夕飯を食べさせ、お風呂に入れてバイトの支度をして託児所に向かった。
「ひー君、れーたん、ママが迎えに来るまで良い子にしてるんだよ。」
『ママ、はやくお迎え来てね～』とひーが言った。
ママも託児所になんか預けたくないよ!!ずっと側にいたいよ!!胸が締め付けられ涙が出そうになるのをぐっとこらえ
「お願いしま～す」と託児所を後にした。
土曜の夜だったのでキャバクラは凄く混んでいた…
今日も指名のお客様が四組も来てくれて嬉しかった。
仕事が終わり
「お疲れ様でした～お先で～す!!」と挨拶して外に出たら、翔が待っていた…

• 共感0

『お疲れ!ごめんな…こんな待ち伏せして!!でも、どうしてもｹｲと少し話がしたくて…』と翔が言った。
「わかったよ。でも子供達を託児所に迎えに行くから、話はウチで聞くよ!!」と私が答え、私の車の後を翔が車でついて来た…
子供達を託児所に迎えに行って、アパートに着き子供達を寝かした…
リビングで待つ翔にコーヒーを入れ話を聞いた。
『俺、ｹｲと別れてからもｹｲの事がずっと好きだった…ｹｲを忘れるなんてムリだった…ﾅﾅにｹｲの話を聞き、ｹｲに彼氏が出来る度にｹｲが幸せなら俺はいいや!!って思ってた…俺なんて、ｹｲに相応しくない!!って思ってたから…ｹｲが結婚した時も、ｹｲが幸せなら俺の想いは諦めなきゃ…って!!でも、ｹｲを忘れるなんてムリだった!!ずっとｹｲの事が好きだったよ…ｹｲが旦那に不倫されて苦しんでる時も離婚したって聞いた時もキャバで働き出した時も俺は居ても立ってもいられなかった』

• 共感0

翔は真剣だった…
『俺はｹｲの事、助けたいんだよ!!俺で力になれる事は何だったてしたいんだよ!!』
「翔…ありがとう。気持ちだけで充分だよ!!翔の気持ちは受けとったから…
私、もう誰とも結婚する気はないの。私にとって一番大事なのは子供達だし、他の誰の事も一番には思えないし、誰かの子供を生むつもりもないの!!
翔は私の側にいても辛いだけだよ!!
私だって、翔には幸せになってもらいたいんだから。」
と答えた…

• 共感0

『ｹｲは俺の事、何にもわかってないんだな!!俺はそんな事を望んじゃいないよ…ｹｲが幸せなら、何でもいいんだよ!!だからｹｲが幸せになるんだったら俺が力になりたいんだよ!!俺のお前への気持ちは恋だの愛だのそんな甘いもんぢゃないんだよ!!例えるなら…ｹｲの両親がｹｲの事を想っているくらい俺はｹｲの事想っているんだよ!!』
「ぷっ(笑)はははっ!!ごめん…翔があまりに真剣だから可笑しくて…はははっ」
『お前…今シリアスな所なのに～!!
とりあえず、来週の金曜日からｹｲのキャバの日は、俺がこのアパートで子供達を見るから!!』更に真剣な顔で翔が言った。
「ダメだよ!!そんな事ー!!翔に子守なんてさせられないよ…」

『いいや!!
もう決めたから!!
絶対に俺が子供達を見るから…あんな託児所に預けて子供達が可哀想だろ～明日、託児所に来週から預けない事を電話しろよ!!』翔は強引に話を進めた…

• 共感0

私は必死な翔に呆れていた…
まぁ～二、三回子供達の子守をしたら翔だって懲りるでしょ…と思い一応、一旦、託児所に断りの電話を入れた。

翔は
『今日、子供達が起きたら公園に連れて行こう!!俺が子供達に気に入られたら、俺のベビーシッターを認めろよ!!
んじゃ～俺、寝る!!と言ってソファーに横になった…
私は良いとも悪いとも返事してないのに翔は自分の言いたい事だけ言って寝てしまった…泊めるなんて誰も言ってないのに…仕方ないので翔に布団を掛けて、私も子供達が寝ている布団にすり込んだ…

• 共感0

私は朝、７時半に起きて、お弁当を作った。
タコさんウィンナーとカニさんウィンナーと唐揚げとミートボールと甘い厚焼き卵とポテトフライを作り、鮭と明太子マヨネーズとシーチキンマヨネーズと鶏そぼろのおにぎりをにぎり運動会用の大きなお弁当箱に二段に詰めホークとウェットティッシュを入れ大きなバンダナでお弁当を包んだ。

私はカジュアルな格好に着替え支度をした。子供達が起きて来た…
リビングに入り知らないお兄ちゃんが眠っていた…
『ﾏ～ﾏ～!!たいへ～ん!!へんな人いる～』と大きな声で叫び指をさしていた…
翔が目を覚ました…さて子供達の反応は？

• 共感0

『おっ…おはよ…』翔が起きて子供達に話かけた…

『きゃー!!まままままままま!!……』

ひーとれーたんは急いで私の後ろに隠れた…

ひー君が私の後ろから
『おまえはだれだ!!』と翔に言った…

『お兄ちゃんは、正義の見方翔レンジャーだ!!(笑)』と翔が言った…

『ウソ～!!マジで～!!すげ～!!』と何故かひーが喜んだ(笑)
れーたんは私の側を離れない…

翔は嫌がるれーたんを無理やり抱っこして高い高いをした。嫌がっていた、れーたんが『キャッキャキャッキャ』と声を出して喜んだ。

『ぼくも～ぼくも～』とひーがせがみ、高い高いと肩車をしてもらった。

『ひーとれーたん!!今日は、みんなで公園に行くぞ～!!』と翔が言うと二人共、大はしゃぎで喜んだ。
翔が連れて行ってくれたのは公園ではなく地元では有名な牧場だった…牛やボニー、羊などの動物がいたりアスレチックやトランポリンもある自然がいっぱいある場所だ。

• 共感0

翔は、ひーとれーたんを順番にポニーに乗せた！二人ともおお喜び。次は牧場の中を走る電車に乗った。
『翔～!!早く～!!次はｱﾚだよ～』とひーに呼ばれ翔は一服する間もなくひーと遊んでくれた。

「さぁ～お昼ご飯にするよ～!!」

木陰の広い木で出来たテーブルにお弁当を広げて食べた。
翔にペットボトルのお茶を渡した。
「お疲れ!」
『おっ、サンキュー』
子供達も翔も沢山お弁当を食べてくれた。お弁当は空になった！
少し休んでから翔はひーとれーたんをトランポリンに乗せてくれた。次は長い滑り台を滑った。
れーたんがだんだん眠くなり、翔が抱っこして車に戻った。
『ひー、また来ような!!』と翔が言うと
「うん!!絶対にお約束だよ～♪」とひーが答えた。

いつの間にかひーも眠ってしまった…

• 共感0

「翔!今日は本当にありがとう✨
私では、あんなに子供達と遊んであげれなかったよ!!子供達、凄い喜んでたしー本当にお疲れ様!!」
『ひーもれーたんもすげぇ～可愛いいよな!!俺、気に入ってもらえたみたいだしｹｲがキャバの日は俺が子供達を見るからな!!』
「はいはい。でも子供はそんな甘くないよ!!手はかかるし目は離せないし～起きてる間は休ませてくれないんだから!!まぁ～思い知るがいいわ(笑)」
『大丈夫だろ～!!この調子なら(笑)』
翔が自信まんまんに言いのけた!!
私はもう黙っておいた。

• 共感0

それから、翔は宣言通りに子供達の面倒を見に来た。
「翔、たまごサンド作っておいたから後で食べてね！
れーたんのオムツとお尻ﾅｯﾌﾟはここにあるからね。あと、寝る前は歯磨きお願いね！ひーは寝る前は必ずおしっこさせてね。ぢゃ～お願いします！
ひー君れーたん、お兄ちゃんの言う事ちゃんと聞いてよい子にしてるんだよ!!
行ってきま～す♪」と子供達をﾊｸﾞして家を出た…
あ～何だか不安だな～翔、大丈夫かな？
それでも店に入れば指名のお客様が来ていたので仕事に没頭した。
仕事が終わり速攻でアパートに帰った…

• 共感0

「ただいま～!!」
と静かにリビングに入った。あれ？翔が居ない…
寝室を覗いたら、翔は子供達と一緒に寝ていた…
リビングの隅に、れーたんのウンチしたオムツとお尻ﾅｯﾌﾟをスーパーの袋に入れきっちり縛られ置いてあった…
翔!!やるじゃん!!
まさか、ウンチのオムツの後処理まで出来るとは…私は翔を見直した!!

静かに起こさないように着替えていると
『お帰り!!お疲れさん。』と翔が言った…
「ごめん、お越しちゃた～？」

『ん、大丈夫!!
ひーもれーもちゃんと歯磨きしておしっこさせてから寝かせたよ!!』
「凄いね!!完璧だね…でも、オムツの変え方や後処理なんてどうして出来るの？」
『あぁ…お姉の子供の面倒を良く見てたから、だから子供の世話には慣れてるんだ。』
「通りで。
自信まんまんな訳だ!!(笑)」

• 共感0

その後も、翔はずっと子供達の面倒を見に来続けた…
私は翔に申し訳ない気持ちでいっぱいだった…
「翔、子供達は、すっかり翔になれて翔の事が大好きだけれど…私達の為に無理はしないでね!!
翔だって、たまには週末遊びに行きたいでしょ!!」
『はぁ？何言ってんの？俺の唯一の楽しみ取るんぢゃねーよ!!』
「でも…子供達見てくれてお金だって受け取ってくれないし、翔に申し訳なくて…」
『このバカちんがぁ～!!変な心配してんぢゃね～よ!!
俺は好きで子供達の面倒みてるんだから!!』と翔は笑って答えた…翔ありがとう

• 共感0

ある時、事件がおきた…!!
キャバで一緒に働いているミカさんが、ﾘｮｳﾔに私がキャバクラでバイトしてて、子供達を託児所に預けっぱなしだ!子供達の面倒なんて全く見ていない!!と私の悪口を言っていたらしい…
ﾘｮｳﾔに呼び出された
『お前!!それでも母親か!!最低だな…子供達が可哀想だ!!
キャバで働いて、子供達を託児所に預けっぱなしで男と遊びまくって!!子供の面倒もみないで!!
俺の親が子供達を引き取ると言ってるから、もうお前には子供達は任せられない!!』とﾘｮｳﾔは一方的にまくし立てた…
「はぁ？何言ってんの？誰がそんな事言ってんの？」
『ミカに全部聞いてんだよ!!しらばっくれるな!!』
私は怒りでカラダが震えた！

• 共感0

「あったまきた!!
なんで、そんな嘘信じちゃうの？酷いよ!!ﾘｮｳﾔは私の事、そんな人間だと思ってるんだね!!
子供達は託児所になんか預けてませんから!!バカにしないで!!養育費も払えないくせんに子供なんか作りやがって!!てめぇ～にだけは言われたくね～んだよ!!
」
『何だと💢このｱﾏ!!』
「何度でも言うから!!養育費も払えないくせんに!!そんなﾃﾞﾏ信じやがって頭悪いんじゃないの!!てめぇ～は私の何を見て来たんだよ!!二度とﾘｮｳﾔの顔なんか見たくない!!１００万回死んで出直して来い!!」
『…………』
ﾘｮｳﾔは自分の間違いに気づいたのか黙り込んだ…
「さようなら!!もう二度と会う事はありませんから!!」
『ｹｲ、待って!!ごめん…俺、ミユキと離婚したんだ!!子供達に合わせて欲しい…』
「お断りだよ!!
あの人と生まれた子供を幸せに出来ない奴にそんな資格ないね!!さよなら!!」
私は本当にﾑｶついた…

• 共感0

私は、その事を翔に話した…
翔はしばらく考え込んで深刻な顔でこう言った…
『ｹｲ、キャバクラのバイト辞めな!
あいつの親が子供達を引き取りたい！って言ってるんだろ、もし親権を巡って裁判にでもなったら、不利だろ!!子供達とずっと一緒に居たいなら…今すぐ辞めろよ!!生活の事なら俺に任せろよ…』
翔が真剣な顔でこう言った…
『ｹｲ、俺もこのアパートに住む!!俺が生活費を稼ぐ！俺がお前らを養う！養いたいんだ!!養わせて下さい!!…今すぐにじゃなくていいんだ、俺と結婚して下さい!!ｹｲの子供達は俺の子供だと思ってるから…俺の子供は生まなくていいから、今居るｹｲの子供、ひーとれーが俺の子供だから!!』翔はそう言って私を抱きしめた。
「ありがとう…
キャバクラは辞めるね…結婚の事は少し考えさせて…」
『わかった…でも、ちゃんと考えろよ!!俺に遠慮なんかすんなよ!!』
「うん、真剣に考えてみるから…」

• 共感0