リレー小説しませんか😃
ジャンルは…
『現代ファンタジー』
なんてどうでしょうか❓
詳しくはスレを交わしながら話しましょう😺
技量なんて問いませんよ✨
気軽に参加して下さいな😏
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主さんから連絡がないため、勝手にお話しを進めさせて頂きます。もし、都合が悪ければ削除して構いません。
それでは皆さん、楽しく誰でも萌えるようなお話しを作っていきましょう。
゚・。*☆*。・゚・。*☆*。・゚
空を自由に飛べる緑色の服を着た少年ユウとちょっと頼りない主人公の翔。
ユウの純粋なココロに翔の気持ちは揺れ動きます。
二人の温まる恋愛物語を書きましょう。
では、本編スタート!!
゚・。*☆*。・゚・。*☆*。・゚
僕の名前は翔。高校2年生。
そして、自宅の屋根のてっぺんでチョコンと座っている小柄な少年はユウ。
今では、目障りなぐらい僕になついてくる。
こうしているときだって、無邪気な笑顔で僕を見ている。
可愛らしい笑顔でも……
こう毎日見られたのではたまったものじゃない。
そんなユウと初めて出合ったのは、半月前のことだ。
>> 14
レミさん☆再び来て頂きありがとうございます。
感謝感激ですぅ♪
まったりとマイペースでお話しを進めていきましょう。
また、ほかの皆様方の参加もお待ちしております。
これからも、よろしくお願いしますね♪
゚・。*☆*。・゚・。*☆*。・゚
少年の言葉に意味が分からず、僕は眉をよせた。
無理やり、こじつけて考えれば……
僕のほうから出向いたことは、たしかだ。
でもそれは、彼が飛び降りるつもりだと勘違いしてしまったから……
彼はそのことを「会いにきてくれた」と言っているのだろうか?
いや、違うと思う。
彼は、そんなことを言っているわけじゃない。
彼の様子から、そんな単純なことではない気がする。
唖然としている僕に、少年は笑みを浮かべ……
信じられないことに、宙を漂いながらゆっくりと静かに近づいてきた。
人間が空を飛ぶ――
そんなことを目の当たりにすれは、普段の僕なら驚き取り乱すに違いない。
しかし、少年の全身から発しているオーラのようなものが心を落ち着かせる。
安心と優しさに包容され、僕はうっとりとしてしまった。
温かくて、ゆりかごのような心地よさに、僕はぼぅと立ちつくす。
いや、現実にはマンションの屋上に立っているだろうけど、実際は目の前の不思議な少年のように宙に浮き、足元がおぼつかない感覚になっている。
視界にはいる空間は無限に広がり、上も下も分からない。
なにもない空間に放り出され、よりどころがなくフワフワと漂っているような感覚に僕は身をゆだねた。
「キミに逢えて嬉しいよ」
気がつけば……
まばたきさえ忘れ、人形のように微動だにしない僕に、不思議な少年はお互いの唇が触れ合うぐらい間近まで迫っていた。
可愛らしく小さい少年の顔が近づき、僕は大きく目を見開いた。
白く、透きとおるぐらい薄い肌に淡いピンクの唇。
その、なまめかしく小さい唇がつぶやいた。
「逢いたかった……」
静かに笑っている少年に、僕はつぶやく。
「きみは一体……?」
少年は僕の胸をポンと軽く押した。
ゆっくりと漂うように僕から離れる。
いや、僕のほうが離れているのも知れない。
非現実的な状況に、僕の意識は麻痺をして感覚をつかめなくなっていた。
「ボクの名前はユウ……」
(ユウ?それがきみの名前なのか)
ぼんやりとした、頭の中でつぶやいた。
遠くで、鳥の鳴き声が聞こえる。
ふと気がつけば、僕はマンションの屋上に立っていた。
いつもの――普段と変わらない日常の景色。
夕刻の太陽が辺りを赤く染め、街の活気づいた喧騒が聞こえる。
先ほどの出来事が、まるで夢のように思えた。
゚・。*☆*。・゚・。*☆*。・゚
皆さまの参加を☆お待ちしております。
ゆっくりと上を見上げれば――
少年がのん気な顔をして、プカプカと宙に浮いているのが見えた。
あの不思議な出来事を、なんとも思っていないかのように……
いや、もし僕が幻覚を見ていたとしたら、彼には不思議な出来事など知らないはず……
僕は、宙に浮いている少年に声をかけた。
僕の家族は、一度反対はしたけれど、結局家族の一員として迎え入れることにした。
僕の友達も、最初は驚いていたけど、今はすっかり馴染んで気軽に話しかけている。
あっさりと僕の家族や友達に溶け込めたのも、ユウが放っている和やかな雰囲気に、みんなの警戒心をほどかせたせいかもしれない。
ヤンさん☆参加して頂きありがとうございます(^O^)/
これからも、よろしくお願いしますぅ♪
また、ほかの皆様方の参加もお待ちしております。
これからも、よろしくお願いしますね♪
゚・。*☆*。・゚・。*☆*。・゚
「一緒に、行こうよぉ」
屋根の上にいたユウはピョンと飛び降りて、僕の頭上近くまで舞い降りる。
「ふっ」
初めの頃を思い出し笑みがこぼれる。
「なに笑ってんのさ?」
いぶかしげな表情で訊くユウに、僕は可笑しくて笑ってしまう。
「いや、この前までは、お前が屋根から飛び降りるたびに心配でびくびくしていたけど、今ではすっかり慣れた自分が可笑しくて」
「ふーん」
ユウは、話しを聞いているのかいないのか分からない様子であいまいにうなずく。
「それで、どこに行くの?」
僕のあとをついてくるユウが、しつこく尋ねてきて、若干苛立ちを覚える。
「あー。学校だよッ、学校!」
しつこく訊ねるユウに、声を荒らげる。
「もうッ、そんなに怒らないでよぉ」
ユウは僕の首元に抱きついた。
ドキンと胸が高まる。
ユウは、じゃれているつもりだろうけど、僕はなんだか妙に意識してしまう。
ユウは男の子とはいえ、女の子のような顔つきだし華奢な身体は慎重に扱わないと壊れてしまいそうだ。
邪険にすることもできずに、僕は恥ずかしくて顔をうつむかせた。
優しいそよ風が、ユウの髪がさらりとなびかせた。
ほのかな髪の香りが、僕の鼻腔をくすぐる。
(ユウの髪の匂いって……女の子みたい)
同性だとは思えない甘い香りに僕は、ますます顔を上気させてしまう。
きっと、今の僕は顔を真っ赤に染めているに違いない。
そんなことを思うと、ユウに顔を見られるのが恥ずかしくて、隠すように深く顔をうつむかせた。
そんな僕の心情も知らず、ユウは―
「あれ?翔。顔が真っ赤だよ」
「ば、ばか。違うってッ」
遠慮なくはっきりと言い放つユウに、僕は慌てる。
よく考えれば、首元に抱きついているのだから顔を隠しきれるわけがない。
ユウに、赤くなった恥ずかしい顔を見られて思わず言い訳じみたことを言ってしまう。
「い、いや。これは、きっと熱っぽいせいだよ。ああ、頭がぼぅとするぅ」
今の自分の心境を悟られまいと思わず口にだしてしまったが、あまりにも幼稚な言い訳に、自分ながら情けない。
そんな小学生のような言い訳にも、ユウは心配そうに僕の顔を覗く。
「大丈夫だって。たいしたことないから」
大丈夫だと言っているにかかわらず、ユウは心配そうに僕の額に手をあてようとする。
「ばかッ。だから大丈夫だってッ」
僕は、ユウを振り払おうと身体を揺らした。
そんなふうに、僕とユウがじゃれていると近くで声が聞こえた。
「おいおい、朝っぱらから熱いねぇ」
その声は――雅か?
僕の予想どおり、冷やかしの言葉を投げたのは雅だった。
いつの間にか、近くいた雅が軽い笑みを浮かべて立っていた。
「お前たちさぁ、朝から何やってんの?」
まだユウに抱きつかれながらも、僕はヘンな誤解をされないように説明する。
「い、いやこれはだな。
ユウが勝手に抱きついてきて……それでその……顔が赤いのとか、熱があるのかとか……いろいろと……」
へどもどしながら話す僕に雅は口をはさむ。
「わかった、わかった。
お前の顔が赤いのはユウを意識しているせいで、熱があるのは、恥ずかしくて頭に血がのぼったせいだと言っているんだな」
頭から湯気が立ちのぼるという形容がふさわしいぐらい、頭に血がのぼる。
自分の気持ちをはっきりいい当てられて、照れくさい気持ちと同時に腹立ちさも感じる。
僕はじっと恨めしい目で雅を睨む。
でも――さすが、雅というべきか。
雅とは小学生以来の付き合いだ。
付き合いが長い分、僕と雅はお互いのことはよく分かっている。
普段はいい奴だけど、今のようにズケズケと僕のことを言われるのは、好きじゃない。
「そんなんじゃないよ」
僕は少し不愉快な気分になって、ユウの手を振りほどいた。
雅の前を横切り、二人の視線から逃れるようにして先を歩いた。
学校までは、歩いて行ける距離だ。
今日のように、晴天に恵まれた日は気持ちがよい。
そんなに都会でもないこの町の風景は、のどかで景色もいい。
あとから追いかけてきたユウと雅の三人で、丘の上公園の前を通る。
丘の上公園は、よく僕たちが遊ぶ場所だ。
ユウと雅と僕の三人でたわいのない話しをしながらのんびりと歩く。
この時間は、僕にとって幸せを感じるときだ。
電車通学のみんなには味わえない、徒歩通学ならではのひとときに、僕は少し優越感をもっている。
「きゃはは。雅、それ可笑しいよぉ」
雅のおどけた話しにユウが笑った。
(ユウ……)
あどけなく笑っているユウの横顔に、僕の胸は少しキュンと高鳴る。
なぜだか自分でも分からない感情に、僕は戸惑ってしまった。
(なんだろう?恋をしたようなこの感覚は……)
二人が会話している最中にも、僕はぼぅっとユウの横顔を眺めていた。
「ん?翔、ぼーっとしてどーしたの?」
ユウにそう言われはっと現実に引き戻される。
「え!?いや…なんでもない。」
俺がそう言うとユウは"そぅ?"と言って視線を逸らした。
―☆:☆:☆:―
勝手に乱入しちゃってすみません(>_<)
シャムネコさん☆お返事が遅くなってすいません。
参加して頂きありがとうございます(^O^)/
これからも、よろしくお願いしますぅ♪
また、ほかの皆様方の参加もお待ちしております。
これからも、よろしくお願いしますね♪
゚・。*☆*。・゚・。*☆*。・゚
どきまぎする気持ちのせいで二人の会話に入れない。
「翔。雅が言ってることって、笑えるよね」
いきなり話しをふられ、僕はハッと我にかえったように目を見開く。
「え、あ……なに?」
またもや、ぼぅとして上の空だった僕にユウは眉をよせた。
高まる気持ちを静めようとするが、なかなかおさまらず本来の調子がでない。
「ヘンなの」
強張った笑顔の僕に、ユウは首を傾げて再び雅と話し始めた。
結局、僕は二人の会話に入れないまま学校に着いてしまった。
僕とユウと雅の三人は学校の門をくぐる。
ユウは相変わらず、僕の頭上でプカプカと宙を浮いているが今では誰も気にしない。
すでにユウのことは学校中に知れ渡っており、別に目新しいものでもなくなったからだ。
最初のうちは珍しがってユウを見にくる連中も多かったが、今では普通の生徒と変わらず接してくれている。
「よう、翔。おはよ」
「ユウも朝から元気そうだな」
校内で会う、さまざまな友だちと挨拶を交わしながら、僕と雅は自分たちの教室へ向かった。
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