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匿名（ ♀ ）
15/11/05 07:53(更新日時)

人格障害の母をもちながら

発達障害の子供をもちながら

男性依存症の私の半生。

自分に嫌気をささせるのも男。

でもすこしだけ現実から夢を見させてくれたのも男だったのかもしれない。






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No.2271509　15/11/03 21:36(スレ作成日時)

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No.1 15/11/03 21:41
匿名0 ( ♀ )

昭和も後期と呼べる頃、私は本州の田舎町で産声をあげた。

長年子宝に恵まれなかった両親が、もう子供を諦めかけた時に産まれたのがこの私だ。

決して裕福とはいえないが待望の第一子、いやたった一人の子宝はまさに宝物のように愛され順調に育っていった。

No.2 15/11/04 06:49
匿名 ( ♀ )

保育園に通い始めたのは5歳になってから。

一人っ子で1年保育だった私は幼いながらも突然の集団生活に戸惑いを感じた記憶は今も残っている。

保育園生活の戸惑いと共に、母への戸惑いを感じ始めたのもこの頃だった。



No.3 15/11/04 07:51
匿名 ( ♀ )

車の運転免許を持っていなかった母はいつも徒歩で私を送迎してくれていた。

父は車の免許を持ってはいたが仕事なので車で保育園に送ってもらった記憶はない。

幼い頃、私は父が嫌いだった。

私には優しい父だったが母に対して暴力を振るう父が大嫌いだった。

けれども毎日毎日、父の帰宅時間が5分遅かっただけで「随分遅かった。どこの女に会ってきたんか？」と問いただす母にもうんざりしていた。

当時は喧嘩の内容はあまり理解していなかったのだろうが、父が帰宅する瞬間、母が口を開く瞬間、私は緊張しながら見守っていた事には違いない。


大好きな祖父母の家に遊びに行くと必ずお仏壇にお参りをしていた。

私は、お仏壇の前で「お父さんとお母さんが喧嘩しませんように。」と毎回毎回願っていた。


No.4 15/11/05 07:53
匿名 ( ♀ )

仏前で願い、叶った日はどれだけ嬉しかった事だろう。

けれども両親が激しい喧嘩をしない日は月に1日もあればいい方。

私は止める勇気もなく、泣くのも我慢してただ、ただ一人おもちゃで遊んで喧嘩が終わるのを待っていた。


一度だけ、両親の喧嘩の傍で泣いた。

すると父は…




「これくらいで泣くとはどういう事や！この甘ったれが！」



幼いながらも信じられない言葉が胸に突き刺さる。




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