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統一協会の祝福二世に生まれて

レス19 HIT数 41220 あ+ あ-

名無し( ♀ )
13/01/03 01:44(更新日時)

全て実話、実体験を淡々と綴っていきます。

あの協会の実態などを、拙い文章ではありますが、書いていきます。

削除されるかもしれないですが、気が向いたら見てやって下さい。

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No.1896385 13/01/01 23:42(スレ作成日時)

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No.1 13/01/01 23:48
名無し0 ( ♀ )

今から22年前、私は生まれた。
統一教会の祝福二世と呼ばれる子として。

母親と父親は共にクリスチャンだった。
二人とも、聖書を読み、矛盾に悩んでいた矢先に、協会に伝道されたと。

祝福二世はイエスキリストと同じく、神の子であり、他の人間と違い堕落の血統を持たない、尊い存在であると聞かされ続けた。

自分は普通の人間ではない、選ばれた者であり神様の娘なのだ。

赤ん坊の頃から言い聞かされた言葉を、何の疑いもなく信じていた。

No.2 13/01/01 23:55
名無し0 ( ♀ )

私がまだ幼い頃、両親はいつも協会の活動で忙しそうだった。
私を保育園などに預けて、神様のみ旨が大事だと一心不乱に働いていた。
幼い頃はいつも協会にいた気がする。

白い祭壇に、白い礼服を着た両親。
でかでかと飾られている文鮮明夫妻の写真…。

たまに日本人なのにチマチョゴリを着ている両親や、他の人たちも見た。
そして朝早くから、神様と文鮮明夫妻に祈りと敬礼を捧げる。

あと献金も必須だった。

No.3 13/01/02 00:04
名無し3 

うん、続けて!!

  • << 9 ありがとうございます。 文章力がないので読みづらいと思いますが、見てくれてる方がいるなら続けたいと思います。

No.4 13/01/02 00:04
名無し0 ( ♀ )

協会の決まり事で、「給料は3/10は献金しなければならない」というのがあった。
神の息子である文鮮明の言葉は、まさに神の言葉であり、彼は代弁して私たちに伝えてくれているのだと。
だから、献金も惜しみなくした。

ちなみに、文鮮明のことは「アボジ」と呼ばされていた。
韓国語でお父さんという意味である。
妻の韓鶴子のことはオモニと呼んでいた。

私の両親は、この夫妻によって祝福され、結婚した。
文鮮明夫妻こそ、本当の神の息子娘で、完成された夫婦。
つまり神と一心同体した存在。
だから私の本来の親はこの夫妻であると教えられた。

No.5 13/01/02 00:12
名無し0 ( ♀ )

大好きな両親から教えられる事について、まだ小さい子供がなにか疑ったりするだろうか?

ちなみに、同じ協会の人間のことを「食口」という。やはり韓国語で、家族という意味らしい。
ハングルはいずれ、神の国の言葉になるから、覚えなくてはいけないらしい。

最も今となっては、ハングルという文字を目にしただけでも、嫌悪感が増すだけなのだが。

両親や、同じく二世である姉はコツコツとハングルを勉強していた。
協会で聞く説教では、父の国の言葉を覚えない子供がどこにいる。と言っていた。
ちなみに韓国は神、すなわち父の国であるらしい。

No.6 13/01/02 00:18
名無し0 ( ♀ )

この間、久しぶりに協会に顔を出したが集まっている人が全員、ハングル語で祈りや聖歌を歌い出し、恐怖を感じたのが印象に残っている。


話は変わるが、毎週日曜日は礼拝の日であった。
幼い頃はこの日が楽しくて仕方がなかった。
同じ二世の兄弟姉妹と呼ばれる子たちと遊べるのが嬉しくて。

その頃、テレビでは毎度のように統一教会が批判されていた。
親たちはそれをせせら笑っていた。

「神様やお父様(文鮮明のこと)をあんな風に叩いて。今に分かる時が来る」

No.7 13/01/02 00:23
名無し0 ( ♀ )

大人たちは伝道など度々していたが、当然見向きもしない人や罵倒する人もいる。
だがその人たちのことを、「サタンに支配されている」と考えているのだ。
どんなに協会の矛盾など指摘されても、この人はサタンに考えが支配されてる、まだ伝道の時ではないから今は諦めよう。と。
まるで聞く耳を持たない。

自分たちが絶対的に正しいのである。
自分たちのことを否定する人はみんな、サタンなのである。

No.8 13/01/02 00:30
名無し0 ( ♀ )

だから私も統一協会と聞いた途端に顔色を変える人のことを、「ああ、神様やアボジのことを信じられないなんて可哀想な人だな。地獄に落ちるわ」と思っていた。

頻繁に、まだ時ではないと使われるが、
「その時」がいまだに来たことはない。


祝福二世には守らなければならない事柄が沢山あった。

一つは、大人になってもお酒やタバコは絶対にしてはいけない。
お酒を飲んだりタバコを吸うことで、大量のサタンが体に侵入するかららしい。

二つ目は、アダルトビデオはもちろん、ドラマのキスシーンなども見てはならない。
魂が汚れるとのこと。

三つ目は、恋愛をしてはいけない。

No.9 13/01/02 00:36
名無し0 ( ♀ )

>> 3 うん、続けて!! ありがとうございます。
文章力がないので読みづらいと思いますが、見てくれてる方がいるなら続けたいと思います。

No.10 13/01/02 00:48
名無し3 

>> 9 主、自レスのみにして!!
レスしてる自分が言うのも何なんだけど・・・

横レスが入ると読みにくいから

No.11 13/01/02 01:19
名無し0 ( ♀ )

最大のタブーと言えばこれだろう。

二世は神から生まれた純粋な血統を持つ。そのため将来、結婚相手が決まるまで恋をしてはいけないし、手を繋ぐのも御法度、キスやセックスなどもってのほかである。

もし祝福と呼ばれる結婚をする前にセックスなどをすれば、その時点で二世ではなくなり、地獄行きが決定する。
二世の堕落は、一般人の堕落よりも重い罪になり、取り返しのつかないことになる。
自分だけでなく、親や親類、子孫までもが地獄に落ち、苦しみを味わう。

だから異性関係だけは絶対に持つなと、それはしつこく教えられた。



地獄に落ちる。



ただただそれだけが怖くて、言いつけを守っていた。
たぶん神様や文鮮明のためではなかったように思う。

No.12 13/01/02 01:25
名無し0 ( ♀ )

でも人に恋してはいけないなんて出来るはずがなかった。
初恋は七歳の頃で、成長した後も普通に誰かを好きになっていった。
もちろん親には気付かれないようにした。
恋をする中で、罪悪感があった。
今、神様は悲しんでいるだろうなとか。
でも生理現象をコントロールは出来ない。

恋はしても決して、一線は越えなかった。
肉体関係さえ結ばなかったら、片思い程度なら許されるんじゃないかと考えていた。

好きな人から告白された時、必死に欲望を我慢した。
おかげか私はまだ未経験である。

No.13 13/01/02 13:46
名無し0 ( ♀ )

祝福結婚とは神様が決めた相手と一緒になること。
文鮮明夫妻は神様の代役であるから、この二人が決めた相手と結婚することになる。
一昔前、メディアで大きく取り上げられていた「集団結婚」である。

二世として生まれた時点で、この祝福結婚を受けることは既に決められている。
もし受けないと言うならば、親と縁を切ることになるだろう。
そして地震行きのレッテルを貼られる。

相手がどんな人間でも、神が決めた相手であるから受け入れなくてはならない。
普通に恋愛をして、付き合って、そしてゴールなどという選択肢は許されない。

これにはずいぶんと悩まされた。
好きになった人とは決して結ばれない。
あくまで協会内の顔も分からない誰かと、その日突然、夫婦になれと言い渡されるのだ。

自殺を考えたことも山ほどあった。

No.14 13/01/02 14:01
名無し0 ( ♀ )

親に相談しても、今は分からなくてもいずれ分かるから…と返ってくる言葉はそればかりであった。

二世は第二のアダムとエバだと言う。
始めの人間で、始めの神様の子女であるアダムとエバ。
しかし二人は堕落をし、それによって罪悪世界が出現。
親である神様は、失われた子女を取り戻そうと何千年間、何万年と長い間、堕落の血統を受け継がない人間を探してきた。
その末に生まれたのが、私たち祝福二世らしい。

他の人間は原罪があるのに比べて、二世には原罪がない。
それは素晴らしいことであり、やっと神の血統を持つ身に生まれ変われたのに、再び堕落することは、殺人よりも重い罪になる。

三大堕落というものがあり、殺人、強盗、淫乱。
これらの中でいちばん、罪状が重いのが「淫乱」であった。


淫乱は人類が堕落することになった直接のキッカケだからだそう。

No.15 13/01/02 14:10
名無し0 ( ♀ )

これらの考えをまとめたものがある。
それが「統一原理」。
なんて素晴らしい教えなんだろうと、しばしば感動していた覚えがある。

協会の実態を掴めてきた今では複雑だが、それでも統一原理だけは否定出来ない自分がいる。


そして絶対に忘れてはならない「反日教育」。

私は幼い頃から、日本人であることに反省をしなければならないと協会や親から言われ続けた。
それは一体なぜなのか。

No.16 13/01/02 14:17
名無し0 ( ♀ )

洗脳が解け始めた今となっては、私は日本が大好きと言えるようになった。
日本人であることに罪悪感など持ち合わせていないし、また協会が言い続けてきた「韓国は素晴らしい、神の国」も全く信じちゃいない。

むしろ、韓国こそサタンの国だと胸を張って言えるだろう。

No.17 13/01/03 01:14
名無し0 ( ♀ )

私が小学生の頃、母親が図書館から一冊の本を借りてきた。
タイトルは忘れたけど、従軍慰安婦の証言か何かだったと思う。

従軍慰安婦。

まだよくは理解出来なかったけど、その言葉は知っていた。
協会で何度も教えられたから。
文一族が何度も何度も語っていたことだから。

そして母親はこう言った。

「日本は罪深い国。これらの本を読んで私たちも日本人として反省しなきゃいけないね」


なぜかこの時のことは強く覚えている。
小学生ながらに、あぁ昔、日本は悪いことをしたんだ。お父様が日本は罪深いと言うなら本当なんだ。と感じた。

No.18 13/01/03 01:37
名無し0 ( ♀ )

実際に協会の出す本や教義には必ずと言っていいほど、この問題が出されていた。
200万部を突破したと言われる文鮮明の自伝本にも、もちろん出てくる。
その中には、日本は怨讐(深い恨みのある相手)と言い切っている。
文が、日本軍に抵抗して出て行けと言ったらその日からマークされ、拷問を受けた話や、日本人に追い出された仲間の話など、恨みつらみが綴られていた。

協会の人間は皆、日本人であるけど、こういった問題に関して何の疑問も持たずに、ただただ日本は罪を犯した、日本人である私たちはそれを償おうと、そういった心情でいる。

協会の上の連中が言うことは真実なのである。
文が言うことは真実であり、神の口から発せられたも同然。

もしそこに疑いの目を向ければ、それは自分にサタンが入り込んだ証拠。
サタンがどうにかして私とお父様を引き離そうと、疑わせようとしている。
サタンに引っかかってはいけない。
何があろうと、私は永遠にお父様について行きますー。




私も親も兄弟姉妹も、完全な洗脳マシーンだった。

No.19 13/01/03 01:44
名無し0 ( ♀ )

協会の教えでは、植民地支配された韓国人の心情は神様と似たものがあると説いていた。

人間が堕落して、サタンに地位を奪われ、長年耐えてきた神様。
それが、日本に突然、支配され、悔しく悲しい思いをした韓国人と似ているというのだ。

ことあるごとに日本の食口は、こういった事を教義などに混ぜ込められ、自虐意識を刷り込まれていく。
父の国の韓国に対してとんでもないことをしたと思うようになる。

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