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No.3 19/02/16 00:11
旅人
あ+あ-

(涅槃会の続き)

いくつかの真言を唱え、いくつかのお経を唱えていかれます。
あるときは、副住職の読経の合間、住職が真言をささやくように唱えられ、あるときは御住職と副住職さまが呼び掛けのように御経を合わせられたり。
その間も細く長い┉例えるなら太い箸を伸ばしたかのような杖で金色の聖水の入った容器をかきまぜるような所作などを行いながら、涅槃会の法要儀式を営まれていかれます。
そして、木魚に合わせて一般の参拝の者たちと般若心経の唱和を。
さらにいくつかの真言や御経を唱えられ、立ち上がって踵をそろえて踵をあげると同時に膝を曲げては伸ばしという動作をされて、法要を終えられました。

その後、御住職さまからの講話がありました。
涅槃会、お釈迦さまの最期について。
涅槃図がお釈迦さまの最期の様子を描かれたものでありますので、涅槃図を使ってお話くださるため、大変分かりやすいものとなります。

悟りをひらかれた後も、生きた肉体を持たれているとお釈迦様であられてもどこか煩悩があり┉それは生きていることにより営む衣食住などに基づく、人として当たり前のものではあるのですが┉死を迎えることでようやく真の悟りをひらくことができるのだから、死は悲しむことではないと、集まったものたちすべてに最期の説法をされたという。
お釈迦様の最期を悲しむものは人間だけではなく、動物や植物も悲しみ、お釈迦様が息を引き取ると沙羅の樹は枯れてしまうほどであったという。
お釈迦様の生母マーヤ様が天界から駆けつけておられる姿も描かれております。お釈迦様が不老不死となり、更なる教えを広められるようにと不老不死の薬を持って現れたものの、薬はお釈迦様のもとに届くことなく、沙羅の樹の枝に引っかかってしまい、お釈迦様は亡くなられてしまった。
お釈迦様のような方でも不老不死の身体を与えられることはなく、死は必ず訪れるものである、という真実を、身をもってお教えになられたということになります。

    

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