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back to the sunset

No.9 17/08/30 13:04
ryotarou ( ♂ 4dyYnb )
あ+あ-

顔を洗って服を着替えたふたりは、朝食を食べに行った。


「ねぇ、食べたら早く滑りに行こうよー!今日はもうちょっと上の方にも行ってみよっ?ゴンドラにも乗ってみたいなぁ〜!!」
まみが明るい声で話しかける。

「いいねぇ!せっかく来たんだし!」

『いつものまみに戻ったかな…?いやーでも、さっきは参ったよなぁ〜。』
ちょっとホッとして亮太も笑顔でまみの提案に乗っかった。


ゲレンデは朝から快晴だった。

真っ白い雪と晴れ渡った青い空の美しいコントラストが目を惹く。

照り返しで汗ばむ陽気の中、ふたりは今朝のハプニングも忘れ、夢中になって遊んでいた。

少し難しそうなコースに行ってみたり、座りこんで小さな雪だるまをいくつも作ったり…。


「疲れたー!天気いいし…あちぃーなぁ…。」
「おーーーい!!まみー!そろそろメシにしないかーー??」
手で日差しを遮りながら亮太が声を張り上げる。

「うん!疲れたし…ゴハンにしよっか!」
亮太の前まで滑り降りてきたまみが、息を切らして返事をする。

「暑いねぇ〜!まわりはこんな雪だらけなのに!」
「ねぇ亮太!これ、食べても大丈夫かなぁ…??」
手のひらにすくった雪を見つめてまみが言った。

「バカっ!死にはしないだろうけど…食うなよそんなん…。まみはほんとガキだなぁ〜!」
亮太にからかわれ、まみは口を尖らせてみせた。



ふたり仲良く並んで、お昼時で混み合うゲレンデでのレストランへと入って行った。


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