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ドラマ相棒 〜穂乃果と八人の相棒たち〜 u’s

No.20 16/11/12 11:15
小説大好き
あ+あ-

納得しない風な表情をしながらも高坂穂乃果の推理はみごとだった。

「」ホメテホメテ

「甘えないでください」

「ほのかがかわいいから?」ウルウル

「どういう理屈ですか」

警視庁に戻り特命係補佐に入るところを杉下右京とその相棒らしき男性が見ていた。

「今度、お茶をいただきに参ります」ケイレイ!ペコリ

「まじめだな海未ちゃん」

「あなたが不真面目なのです」

そんな会話をよそに特命係補佐に入ると、米田がにやにやしていた。

「穂乃果くん穂乃果くん」

「なんだい米田さん。嫁に逃げられて今度は海未ちゃんを嫁さんにしようとするつもりかい?」

なんですと!?、海未は心の内で驚愕した。鑑識の仕事は立派と思いますが中年の鑑識のお嫁さんになるつもりはまったくないのに。
ところが彼は海未が今回の潜入捜査で使った音ノ木坂の制服を手にして言う。

「いえいえそれはもちろんですが、園田くんが使用した制服をください」

「ハレンチです!」

海未が手にした弓がしなり矢が飛び米田をかすめた。あまりのことに米田は恐怖に震え少し顔を赤くしながら逃げていった。

「う〜ん、あれは海未ちゃんに惚れたね」

「な、なんでですか!?」

「それより矢で壁に突き刺さった穴の修理費はキミの給料から引いておきますね」

「え」

「え、じゃありません。我々特命係補佐も警官です。国民の血税でまかなわれているのですよ」

「わ、わかりました」

「報告書を書いてから帰ろうね。海未ちゃん」

「くぅ〜」

「あ、そうそう凛ちゃん、花陽ちゃん、真姫ちゃんは罪を償ったらアイドル部に入るんだったね。どんなアイドルになるのかな」

「知りません」

「堅物」

なんともぎくしゃくしながら特命係補佐の最初の事件は終わった。
高坂穂乃果、和菓子屋の長女ながら警視庁特命係補佐という変わった部署にいる彼女。
報告書を書きながら海未は刑事の勘が無意識に働いていた。

「も、もしかしてほのかに惚れた?」

「報告書を書いてください!」

隣では杉下右京と相棒が笑みをこぼし角田刑事たちも興味ありげに見ていた。
次回、どうなる特命係補佐!?

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