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機動戦士ほのガンダム 〜宇宙に舞う9人の歌姫〜

No.4 16/09/14 13:02
自由人
あ+あ-

三人は機体からおそるおそる下りながら、戦場の後の臭いが鼻についた。

穂乃果 「いやな臭い。ちょうど海未ちゃんが汗まみれで弓道着のむさい匂いだよ」

海未 「どういう意味ですか」

ことり 「あのUTX歌公国のモビルスーツのパイロットはどうなったのかな?」

動力パイプを引きちぎられたツバザクの機体は眠った巨人のように、地面に横たわっていた。パイロットは気を失ったか……。

穂乃果 「やっと下りれた!」

ことり 「連邦軍、役立たず……」

海未 「これからどうしましょうか」

穂乃果 「う〜む」

穂乃果が普段、使わない頭を使って唸っていた時にツバザクの側からちいさく動く影から銃声が放たれた。パンッ!

穂乃果 「」パン!?

海未 「あぶない!穂乃果っ!」

ことり 「」キャア

?? 「外した!?」

海未は長い髪を揺らしたまま穂乃果を庇った。黒い髪が銃声と風になびいた……。

ことり 「あそこにひとが!!」

ことりは指を差した方向から再び銃声がした。パンパン!と……。

ことり 「」キャッ

穂乃果 「海未ちゃん!海未ちゃん」

海未 「だいじょうぶです。少し髪がやられただけです」

穂乃果 「」イヤ ムネノコト

海未 「」ゴチン!

穂乃果 「」イタイ

?? 「なにしてるの」

ツバザクからあらわれたパイロットは呆れながらゆっくり近づいた。残りの弾丸は二発だけだった。

穂乃果 「」イタイ

ことり 「」ハノケチェン

海未 「ふざけている場合ではないです」

穂乃果を庇った海未は髪が風に揺れるのを気にしながら立ち上がり、敵パイロットと思われる存在に声をかけた。

海未 「おやめなさい、あなたはたしかに銃をもっているかもしれませんがここは連邦のコロニーです。あきらめなさい」

穂乃果 「海未ちゃんのムネもあきらめようよ」

ことり 「」メッ

?? 「ふざけないでよ!UTX歌公国こそが正しいのよ。あなたたちこそ降伏しなさい!」

声を耳にした三人は自分たちと同じ年頃の少女らしいことに気づいた。

穂乃果 「やめてよ。あたしたち戦うつもりないよ」

パンッ、ともう一発の銃弾が放たれた。

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