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僕の大切だった時

レス9  HIT数 1775 あ+ あ-

旅人
16/08/06 23:27(最終更新日時)

そう、その日、雨降ってた



志望校受からない?あれ、僕のせい、違うでしょ、何て考え夜明けの新聞配達

だから、新聞邪魔 能無し運ぶ紙くず

そんな日常。友達居ないし欲しくない、唯一親から与えられたのは顔、細面、色白、高い鼻、茶色の瞳。

これ良し悪し、一部女性に好まれても、男連中嫌い?やっかみ?

あー雨降ってたあの日、うん!思い出した。



女の子見つけた。 庭の中四つん這い

不審者?いや?子供? 何故か吸い寄せられるよう近づき、その尻から目が離せない。

そっと近づく、振り向いたその子は、肩下位の黒髪、不揃いな前髪、つぶらな瞳、うわ口の唇

僕に驚くかと思いきや、


「ハムスター知らない?」

はぁ?声にならず驚いたのは僕。


「ぼぼが居ないの!あっちも見て」

何だ?この指導権?僕まで四つん這い、ネズミ探し!

「イター」

見つけたの僕、なんか久しぶり笑って、二人で笑って

いつも一人の広いだけの牢獄、人招く何て、久しぶりだけど、ねずみと女の子招いた

「うゎっ!凄い!」

意味無くソファーではしゃぐ女の子。

出したジュース一気飲み

可愛いけど下品。僕が付き合った女性とは違いすぎる、幼いのか?

「ねぇ?いくつ」

「中2」

やっぱり……いや、中学生で良かった、小学生はやばい。

違うやばいに変わりないだろ…心の格闘。そんな僕の気持ち完全無視な女の子。

「お腹すいた」

えっ?僕朝ごはん作るの?何なんだこのガキ! でも可愛い、パン焼いて、オムレツ、料理はそれなり得意。一人多いから。

「オイシイ、オムレツ凄い!」

僕の分まで食べた…

帰って、ネズミも女の子も居ない牢獄は冷たくて、女の子の名前すら聞き忘れた、確か、ネズミは、ぽぽ

もう会えないだろうな。僕を何て呼んでたっけ、僕は、女の子を君と呼んだ。

何だろう?こんな感覚?分からない、また会いたい?ネズミとね。

No.2362447 16/08/05 05:49(スレ作成日時)  
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