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葛藤

No.177 14/02/01 02:28
匿名0
あ+あ-

≫176






楽しみにしていたあの日は、幸せな気分で終わったけれど…
ここからが私にとっての地獄のような試練と葛藤の日々だった。




幸せな気分はまるで夢だったかのように、次の日からはまた現実に戻される。
逆に考えれば、究極の忙しさの中で本当に無理をして私のために時間を作ってくれたのかもしれない。




次の日から織田さんの忙しさは以前にも増し、ヒドい状態になった。
ほとんど家に帰らない。
12月と言えば、クリスマスがある。
ウチの職場は年末年始の休みが10日もある。
織田さんは相変わらず忙しい。




メールもほとんど出来なければ、逢う事なんてもっぱら期待出来ない。
毎日毎日、織田さんからの連絡待ち状態だった。
私からメールをすれば仕事の邪魔になると思った。私が「寂しい」と言えば、もう次は「別れよう」と言われそうな気がしてた。




思い出したの。
むかーし昔、織田さんの携帯をこっそり見た時のこと。バレた後の奥さんとの状態が気になってイケないとは思いつつ、こっそり内緒で見たんだ。
そこにはこんなやり取りがあった。




「私はいつも、あつ(敦)と話がしたかった。
子供の事、家の事、色々…話したい事がいっぱいあった。
私は毎日、あつの帰りを待ってた。
あなたはいつも帰ってこない。
それでも私は待ってた。

でも、帰ってくれば『疲れた』『寝かせろ』『同僚の悪口、愚痴』しか言わない。
私と話をする時間を与えてくれない。

私はただあなたと話がしたい。
こう言ってもあなたはまた言う?


私の気持ちも分かって!と言うなら、まず俺を理解しろ!…って…」



これを読んだ時、感じた。
そうたよね…
織田さんはほとんど家に帰らない。
私が寂しいと思う以上にずーっと、奥さんの方が寂しいはず。
子供だってまだ小さいのに。



「分かって欲しいと思うなら、まず俺を理解しろ」この言葉が私の脳裏によぎったんだ。
きっと私にも、そう感じてるんだ!…って。




だからね…
ひたすら待ってたの。
待ってたらいつか「凛、何してる?」ってメールが来るのかな、って。
逢いたい気持ち、寂しさを押し殺すように。



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