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🔥理沙の夫婦生活奮闘記😤パート1️⃣😸ニャン
たぶらされないか
ずっと抱えている悩みです

葛藤

No.136 13/11/24 17:30
匿名0
あ+あ-

≫135




最後まで「ごめん」と言う言葉はなかった。
それが逆に「仕方なかった」事を証明しているように私には思えた。
もう過ぎた事だから、今更何を言ったってね。





「ねぇ…今日ね!
やっと付けて来れたんだ(^-^)」




「ん?何を?」




場の雰囲気を変える為にわざと言った。
「ぷっ!内緒( ´艸`)」




いつもはしないけど今日は私からキスをねだった。長いキスをしたあと、織田さんが優しく服を脱がせる。
鈍感な織田さんはあまり気づかない事が多いけど




「あ…可愛い下着(*^-^*)
珍しいね!こういうの…可愛いよ」




「新しいんだよ( ´艸`)」




「ねぇ…織田さん。
○○日は休めそう?」




「あ~…まだ分からないんだ。
でも休む方向で持ってってる!」



たぶん私が不安げな顔をしたんだろう。
○○日は年に何度か有るか無いかの平日休み。
私が1番楽しみにしている日。
私の気持ちを察したように




「休む!
何が何でも休む!
大丈夫だよ、何としてでも逢う!!」





「約束だよ!」




「わかったよ(*^-^*)」




何の障害もなければ
いつでもこうして仲良しなのに。
「なにが悲しくて周りに左右されなきゃなんないんだ」
前に織田さん言ったよね?
私が強くならなきゃ
もっと織田さんを信じて。




ベッドに入るとギュッと織田さんが抱きしめた。
その時、偶然にも流れたんだ。
「織田さん…よく聞いて!」




私が大好きなあの歌。
よく歌うあの曲。
歌詞が私の気持ちを代わりに歌ってくれているようだった。



織田さんは歌を聞きながら黙って私を更に力強く抱きしめた。ギューッとすっぽり私の体を包み込むように。




ごめんね…。
泣き虫で。我慢してもポロッと零れ落ちる涙を織田さんは何も言わず胸の中でそっと泣かせてくれた。




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