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No.126 13/11/20 01:10
匿名0
あ+あ-

≫125




案の定それは
いつまで経っても既読にはならない。




終わりが近づいてきた2時間前くらいだろうか。
なにやら前嶋が真剣に電話で話している。
たまたま近くにいた私は、その受け答えの内容から電話の相手は織田さんだとすぐわかった。





電話を切った前嶋は
「B(チーム)が在庫足りないって言うから運んでくる。こっち頼むね!」
と言って在庫を車に乗せBの所に向かう。





結構な数、持ってったな…。
そんなに足りないんじゃ相当忙しいだろう。




すると前嶋は思ったより早く戻ってきた。
「だいぶ売れたね!
こっちはそろそろ片付けよっか!」




当たり前じゃん(-_-#)
あんだけ持ってったんだから。




最後に売り上げ報告等があるため一旦会社にもどらなければならない。
そこで織田さんの顔だけは見れる。
でも…織田さん達は、なかなか戻ってこなかった。




去年のキャンペーンは確か、ちょこっとだけ打ち上げに参加した織田さんとその後に逢えたんだよね。口にはしなかったけど、
「今日も逢えるかな」
ほんの少し期待してる私がいた。




終わり予定の時間から大幅に遅れてBは戻ってきた。



「随分遅かったな」
前嶋の言葉に




「誰1人まともに休憩も取れてませんから!」
少しキレた様な織田さんに見えた。




その織田さんの疲労ぶりは半端ない姿だった。
あんな姿はめったに人前じゃ見せない。




人をうまく使う前嶋とは違って、織田さんは自らが動いて、少しでもみんなを休ませてあげようとする人。
きっとフル回転で頑張った姿だろう。




黙ったまま椅子に腰掛け動けない織田さんに対し、
「みんな待ってるから早く報告して解散するぞ」
前嶋が言う。




その時、打ち上げに流れる人達の姿が見えた。




あんなに疲れてるのに打ち上げなんか出たら…すぐにベロベロになっちゃうだろうな。
って事は、今日は…無理…かな…。



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