前妻。

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2009/07/31 01:06(更新日時)

旦那さんを苦しめ続けた前妻の物語です…。かなり酷く醜い表現があります。不倫、精神的異常、それらに関わる表現が多数出てきます。ご自身でご判断してお読みください。この物語は実話を元にしたお話しです。

No.944204 (スレ作成日時)

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No.1

プルルル、プルルル、プルル…

「もしもし?かーくん?子ども出来たみたい。」


「うそ!?」


「下ろすなら慰謝料もらうから。」
ガチャ!

プーッ、プーッ…。


まりからの電話だ。
あっちから半ば強引な付き合いが始まって3ヶ月、思いもよらない報告に思わず「うそ?!」と言ってしまった。
しかし、強引に始まってしまった付き合いとは言えヤルことヤッていれば当然子どもは授かる訳だ…。

この時から7年間続く苦しみが始まってしまっていた…。

No.2

まりとは地元のショーパブで出会った。
まりはダンサーだった。

綺麗な子だな~なんて思って眺めていたら、まりからの猛烈なアタックであっという間に付き合うことになった。



あの日の電話からまりの様子はおかしくなっていった…。
あの手この手でさっさと入籍しようと話を持ってくる。


どうしてこんなに必死で焦っているんだ…?
この時は軽い疑問に過ぎなかった。

焦る必要はない。段取りをちゃんと組んで、まりのご両親にも挨拶に行かなければ…、結婚式も挙げないと…などなど頭の中は一杯だっだ。


が…ある日

「出産の手当てが結婚してないと貰えないから婚姻届にサインして!」


と持って来た。
自分たちに十分なお金がないのはよくわかっていたから話は本当だと思いサインした…。
嘘とは知らずに…。

No.3

騙されたとは知らずに段取りが前後してしまったが、まりの両親に挨拶に行くことになった。

ここでまたしても驚愕の事実を知ることになる…。
まりの実の両親は離婚しまりは実母に引き取られ育てられた。
のちに実母は再婚し、今の義父との3人暮らしだった。
母とまりが買い出しに出て家には義父とふたりきりになって義父は自分にこう言った。


「あいつ、バツイチで男の子がいたが前の夫が引き取ったぞ。」


???
確かに初婚だとかそういう話はしていないが彼女は隠していたらしい…。隠せるとでも思っていたのだろうか…。
あっさりと隠していたことがバレてしまい自分に問われたまりは


「子どもは取られた。」

とだけ答えた。
取られた?それにしても面会は?と聞くと


「会わせてもらえない。」


と言った。
何か複雑な事実があるのだな…と察し、もう過去のことだしその話はそれで終わりにした。

No.4

まりのお腹はどんどん大きくなり、できちゃった結婚とはいえども少し子どもの誕生が楽しみにもなってきた。

そんな矢先、まりと大喧嘩になった。
原因は些細なことで今では全く覚えていない…。ただ、この大喧嘩で自分の荷物を全部ゴミ袋に入れられ捨てられて、


「二度と帰ってくんなっ!!」


とアパートを追い出された。


はぁ??
頭が真っ白になり自分は実家にゴミ袋を抱えて帰った。


それまでも何度かおかしいな?と思うことがたたあった。
だか、世の中の女は気に入らないとこうも暴れるのか…と男はみな大変だと思うようにしていた。
しかし…そんな思い込みも日々のまりの言動の異常さに 確実にまりは異常だ と確信する日はすぐやって来た。

No.5

結局、アパートに帰る話になりアパートに帰るも居場所がない…。
非常に居心地が悪いアパートだ。

唯一落ち着ける場所…それはトイレだった。


そしてまたまりは暴れた。
部屋中のありとあらゆる物を壊し、叫び暴れ腐った。
そして、ご近所さんがただならぬ音を聞いて警察を呼んだ。
すると…豹変するのだ。「警察です。」と玄関に来るとまりは笑顔に変わる。
ついさっきまで鬼の形相で暴れ回っていた人間が笑顔で

「私は大丈夫です。心配かけてすみませんねぇ。」

と言うのだ。



おいおい、勝手にひとりで逆上して暴れて最後にそれかよ…と初めの頃は思っていたが、回を重ねてどんどん凄くなるごとにまた始まったと思ってどーにでもしろと眺めるようになった。

そして最後はお決まりのようにご近所さんがたまりかねて警察を呼ぶか彼女が自分で警察を呼んでお芝居をはじめてしまう。
何回あっただろうか…数え切れないほどあった…。

No.6

>> 5 このお芝居は常日頃あった。

さっきまで般若の面のような恐ろしい顔で怒りを露わにしていたのに自分に都合が悪くなるとすぐに

「さっきのは嘘だよ」
とか
「もう怒ってないよ」
とか
「試してたんだよ」

と決まって猫なで声で繰り返す。
もう正直慣れてしまっていかにまりが逆上してヒートアップしないかを常に考えていた。

一緒になってガミガミやり合うと手が着けられないことになってしまったので、ダメージは一切受けていないフリをすることにした。
相手はつまらないだろうから早めにあきらめるだろう…。
予想は的中し早く大人しくなるのたが、あれがだめならこの攻撃で…というようになっていった…。
結果的には逆効果だったようだ…。

No.7

やがて子どもは産まれた。
自分によく似た女の子だった。
この子だけは守らないとな…そう思い仕事も一生懸命頑張った。


まりとは約束をしていた。

子どもが産まれたらもう仕事はしない と。


が…これもまたあっさりと破られまたショーパブに帰っていった…。



そして…まりの家事放棄、不倫三昧が始まった。

No.8

託児所に預けることが出来る月齢に達した途端にまりは働きたいと言い始めた。

約束など守るかけらも感じられず、もう好きにすればいいと思い別に構わないと答えた。


自分の仕事は朝5時から、まりの仕事は夕方から深夜まで完全にすれ違いの生活が始まった。
しかし…自分はかなり安堵していた。
キチガイと顔を合わせずに済むと…。

それからは託児所に預けに行くのも迎えに行くのも子どもにミルクをあげるのもオムツを交換するのも自分の仕事になった。
まりは…仕事で疲れたからといって寝ているだけ。
実際は仕事が終わってもフラフラどこかに友達と飲んだくれていただけ。踊りの練習だからと理由を付けては帰って来なかった。
午前中に一度仕事場からアパートに帰り、自分の飯ついでにまりの飯も作るようになっていた。

No.9

そして日々衝突も耐えなかった…。

仕事、託児所の送迎に育児と家事、全て自分がすることになっていた。

まりは何もしないし相変わらず遊んでいる。

が…こんな親でも子どもにしたらたったひとりの母親。
それが情けなかった…。

子どもだけは不憫な思いをさせまいと自分なりに必死に毎日生き抜いた。

No.10

ある日、転勤の話がやって来た。
自分にとっては最大のチャンス喜んで受けた。
収入も上がるし、ボーナスも今とは比べものにならないくらい貰える。
子どもの為、転勤を決めた。

しかし…まりはついて来たがらない。
まぁいい、好きにしろと思った。
ただ、子どもは連れて来れないとわかった…。
転勤先には24時間の託児所が近くにないのだった…。

先方には二つ返事で喜んでお受けすることは伝えてしまっていたので仕方なく少しずつ転勤先に移動していこうと計画を変更した。

が…これがきっかけで崩壊することになる…。

No.11

転勤先は本当に素晴らしい所だった。
来て良かった…と心底思ったのを鮮明に今でも覚えている。

しばらくしてまりの異変に気が付いた。
3歳になったらこっちの保育園に入れると約束したのに何故か田舎町に残りこっちで保育園に入れると言い始めた。


おかしい…


その直感は大当たりした。

No.12

おはようございます。
沢山の方が覗いてくださったようで嬉しく思ってます。
このような自己満足なスレを覗いてくださりありがとうございます。
この話はとある旦那さんを七年間も苦しめ続けた今となっては前妻の事実を元にした物語です。

なぜこのような物語を書いているかというと…自分に整理を着ける為です。
あまりの壮絶な内容の為気分を悪くされる方も出てくるかもしれません、また精神的な病の方が見ると酷く傷つくかもしれませんが…自己判断で続きをご覧くださいませ。
登場人物は少ないですが全て名前は架空の設定です。



それでは…。

No.13

おかしい…そう思ってから自分の行動は早かった。
子どもは何としても連れて来なければ。

次の休み、黙って地元のアパートに帰った。
そしてアパートの階段を登ろうとした来たとき自室の扉が開き、男が出てきた。
あろうことかバッティングしてしまった。


!!!
やはり…浮気していたのか…。
特別驚きもせず、当然のことのように思えた。


男は何もわからないようで知らない顔で階段を下りていった。
のちにこの男もキチガイだったと思い知らさせる…。

No.14

部屋に入りポケットに入るものは全て入れた。
預けていた預金通帳、実印の判子など。
預金通帳をみると預金は半分に減っていた…。
男と遊ぶのに使いやがったな…と思った。


そしてその行動がまりの精神を見事に逆なでしたようで、逆上したまりは
「今からそっち行って暴れてやるから覚悟して待ってろよ!!」

と留守番電話に入れては地元から転勤先まで高速で2時間車を飛ばしやって来ては転勤先の寮の扉を朝・昼・晩時間関係なくいつでもやって来ては激しく叩きつけ、挙げ句…職場の上司の家にまで転がり込み、悲劇のヒロインの芝居をするようになった…。

上司にはただただ申し訳ないと謝り続けることしか出来なかったが、幸いにも理解のある上司で自分の話を最後まで聞いてくれた。
そして…相談にのってくれた。
今現在も変わらず自分の上司でいる夫妻には感謝しても仕切れない…。

そしてそれまで、何とか子どもの為にと頑張って来たがそろそろ限界が近づいて来た…。

離婚する方向で行くしかない…。そう思っていた。

No.15

離婚、一度決めると気分は楽になった…。
その後、メールが届き黙って持って行ったものを明日までに返さないと警察に被害届を出すと言って来た。
もう関わりたくないと思い始めていた…。
それまではいろいろせめて仮面夫婦に…と努力して来たつもりだったがダメだったようだ。

自分の単身赴任が決まってから、まりの夜遊びはどんどんエスカレートしていった。

あまりに酷いので地元の友達から大丈夫なのか?まりはいつも子どもをほったらかして遊んでいるぞ…と連絡してくれた。
これにはさすがにまりに子どもがいるのにあまり夜遊ぶなよと言うとまた逆上…。暴言の数々…。話にならないので電話の電源を切って放置する。
すると、有り得ないほどの留守電が入り、暴言メール、最後には

「子ども置いて遊びに行ってやるよ!!証拠に子どもが泣いてる動画送ってやるから!!」

とメールが入り、ママ~っ!行かないでぇ!!と必死に泣き叫ぶ子どもの動画が添付されていた…。

そして自分遊びたさに上手く自分の母親を利用された。


「子どもが遊びたいって言ってるから泊まりにいかせてもいいか?」


…と。

No.16

本当に大したもんだ…芝居が上手いのだ。

自分の実家にいる母に電話口で子どもに代わり断らないように無理やり約束まで持っていく。
母親がダメなら次はターゲットは同じ実家に住む姉だった。
それでもダメならまりの母親、最終手段は託児所だった。
記録は残っていた。
そうまでして遊びたがったまり…。

なぜコイツが子どもを産んだのか全く理解出来なくなっていた…。

No.17

それでも自分は子どもの父だ。
休みの度とはいかないが子どもには会いたい。
が…まりには会いたくもない。
複雑だったが、子どもふたりで会って遊んでる時は癒された。
そして…何とか素直に育ってくれているんだなあと変に安心した。
もしかしたら…もうすでに自分の気持ちを押し殺すすべを知っていたのかもしれないと思うと胸が痛かった…。
子どもだけでも転勤先に連れてくるべきだったのかもしれないが、時にすでに遅かった…。

No.18

アパートで浮気相手に遭遇してからしばらく。

まりを問い詰めていた。追い込むとやはり、奴は逆上し、寮までやって来ては部屋の前で暴れる。
ここの住民はどれだけ騒いでも警察には連絡しなかった。
朝早い仕事なのに夜中に押し寄せてはドアを叩きつけ騒ぐキチガイに関わりたくなかったのだろう…本当に申し訳なかった。

合い鍵なんて渡していたら大変だった…。
渡していなくて良かった…。


そして逆上したまりは不倫相手と一緒に来ては自分を呼び出すようになった…。

No.19

知らない携帯から着信が入るようになる。
相手は予想通りまりの浮気相手だ。


「人に自分の女を取られて悔しくないのか?」

「情けない奴だな、あんた」


そして…相手とまりに呼び出された。

何を言うかと思えば

「まりはお前のエッチだと満足いかないんだってよ」


…どういうつもりだ。コイツら…。

No.20

キチガイコンビの罵声を居酒屋に呼び出されては受け続けた…。

まり「てめぇの息子は小さくて全然ダメ。ギャハハハ!ちっとも気持ちよくないし!」

不倫相手「早く別れてしまえばいいんじゃないの~ぉ?」

何だコイツら…何がしたいんだ?例えようのない怒りを押し殺し、じっと黙ってキチガイどもの話が終わるを待った…。

不倫の事実。物的な証拠を掴まなければ…と意外と冷静に考えていたのは幸いだった…。



子どもはどうしているんだろう…。
自分の母親に連絡すると今日も来ていると言われて安心した…。

かぁちゃん…すまない…。

No.21

そもそも…まりとの夫婦生活など二年も三年もとおに渇ききっていた…。
目の前で狂い、発狂し、排尿する人間を抱きたいなど…絶対に思えない…。触れることすらしたくない。


不倫相手はまだ知らないのだろう…彼女の本性を。まりの方は知られてしまわないように今はきっと必死に違いない。
知られてしまうと絶対に逃げられるだろうから。まだ不倫相手は幸せと快楽の絶頂期にいるようだった…。

No.22

黙っているのがおもしろくないキチガイふたりはついにネタが尽きたらしく呼び出して来なくなった。

そして…不倫の証拠を掴む為に再び黙ってアパートへ行くことにした。


アパートに到着し部屋へ入る。
手当たり次第に物色し、遂に見つけた…。
機種変更前のまりの携帯電話と浮気相手と撮ったプリクラとキスをしている写真。どちらも日付が入っていて都合がいい。

悟られないように帰った…。

No.23

もうこの頃になるとまりは金の要求しかして来なくなった。
家賃が払えないから振り込めだの、税金が滞納になっているから金送れだの、最低限のことしか言って来なくなった。


そして、ある日弁護士を通して自分の不貞が原因で精神的に傷付いた、慰謝料150万円と子どもの親権はまりにある離婚を要求するというまりからの通知が来た。
それと共に内容証明?が届き、俺に私物を取られている、リストにあるもの全て送って来ない場合は警察に被害届を出すと書いてあった。


何!?この俺が不貞だ!?いつ?どこでだ?!!
そう…まりと不倫相手のあまりに浅はかな悪巧みだった…。

リストにあるものは全てまりが勝手に寮に置いていったものだ。
さも奪われたかのように書いてある…。


ふざけたことを…。
とりあえず、泳がせておこうと決めて、今まで受けてきた暴言や異常行動の内容が証明出来るものと逆にまりの不貞を証明出来る証拠を月日をおって整理することから始めた。

今まで地道に集めてきた証拠がまり側からの意味不明な慰謝料請求により役に立つ日が来るとは思っても見なかったが、いよいよこの時が来たか…と言う感じだった。

No.24

よし!全て揃った!

弁護士宛てにそれらを郵送した。


すると…間もなくして
訴えを取り下げたと連絡が来た。


何だ…コイツら馬鹿過ぎるだろう…。


そして母と姉の協力もあり離婚が成立した。
こちらが慰謝料を請求出来ると言われたが、あんな奴らから金を取って何になるのか…アイツらに興味も何もない。

勝手に誰にも迷惑掛けないようにやってくれ。

とだけ伝えてもらった。めう二度と関わりたくない人間だ。


母はまだまりとつながっているらしく、後から聞いた話だと結婚する気満々だったそうだが、あの2人がうまくいくはずもなく、別れたそうだ。
子どもはさぞかし不思議だっただろう…。
すでに6歳、少しずつ事情もわかっているようだった。

まりは母子家庭になった。
奴が自分で選んだ道だ。養育費はまりは拒んだ。受け取れないと。

それならばと子どもが18歳になったら渡せるように積み立ててやろうと決めた。

子どもにはたまには会いたいが…二度とまりには関わりたくない。


最後に会ったのは七五三の時だ。
それで子どもの成長は止まっている…。
子どもに会うと昔の恐怖が蘇って来る。
夜もうなされる…。

No.25

離婚成立の知らせに母は泣いて喜んだ。

元々は母はいいから子どもを下ろして離婚しなさいと臨月まで言っていた人だった…。

結婚生活は簡単に振り返っただけでも壮絶だった…。
よく離婚出来た…と思う。

No.26

そして…自分は今再婚し幸せな家庭を築いている途中だ。

今、心底幸せだ。




そしてあのまりは…
次のターゲットを見つけたらしい。
やはり自分の時と同じの3ヶ月のスピード婚…、×2を伏せて捕まえた相手は10年下のプロスポーツ選手だそうだ。


あぁ…餌食がまたひとり…。



No.27

最後に…
簡単ではありますが、自分がした体験の整理にと書きました。
読んでくださった皆さんには支離滅裂で誤字脱字も多く不快な思いをさせたかもしれません…。
だけど、少しでも読んでくださりありがとうございました。


そして…今現在配偶者のモラハラや精神的な病から来る異常行動などでお悩みで離婚をお考えの皆さん、とても辛いですよね…きついですよね…。自分が壊れまいと必死にもがいていますよね…。
だけど、その暗闇の先にきっと明るい未来が待っています。
自分もそうでした。
じっくりじっくり幸せに向かって頑張ってください。


それでは、短い間でしたがありがとうございました。

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