📖✏🚀parallelworld🌏

>> 396 ﾁﾝ アルミは鞘に剣を収めると、どうなったか様子を見もせず戦闘機の中に戻った。 ｢このままバリアに突入じゃ！｣ ｢ｴｯ!? バリアの様子み… ｢砕…起きて！｣
ﾊﾟﾁｯ
｢…ん…｣
(どうやら又寝てたみたいだ)
砕が目を覚ますと母は隣のベットに腰掛け、そして手に持っているものを差し出した。

｢これは…?｣

｢これはね、あなたのお父さんがいつも身に付けていた守りの指輪よ。未知の惑星探索の時に私にくれたの…身に付けるとある程度守ってくれるわ。｣

｢母さんいいのかよ。こんな大事な物。｣

｢ええ。きっとあの人も喜んでくれるわ。｣
母は少し遠い目をした…

｢さぁ、砕。バトルルームで少し修行するわよ。｣
軽く目をこするとﾆｺｯと笑った。

｢あぁ良いぜ！俺の成長ぶりを見せてやるぜ。｣
砕はｸﾞｯと握り拳を握った。

｢じゃあ、先に行ってるわ。あなたも着替えたら来てね。｣
ｳｨｰﾝ
そう言うと寝室のﾊｯﾁから母は出て行った。

父の守りの指輪を嵌め
(もっともっと爺ちゃんを凌ぐぐらい強くなって、みんなを守る！)
ベットから立ち上がると漆黒の鎧と雷鳴刀を身につけ自分の頬を両手で叩き気合いを入れ直した。

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>> 401 ｼｭｨｰｰﾝ
｢もう直ぐ、要塞の下部じゃな。｣
戦闘機を巧みに操りながらﾌｫﾛｸﾞﾗﾑﾏｯﾌﾟをﾁｪｯｸする。

ﾁﾘｰﾝ

祖父のピアスの鈴の音が鳴る。
｢マリーンが何か伝えてるの。｣
｢どうしたんですか?｣
｢いや、儂の亡くなった連れが何か言いたいみたいじゃ。｣
頭をﾎﾟﾘﾎﾟﾘ掻いた。横からアルミが
｢ラリスの体を使って霊媒してみる…｣
と口を挟んだ。
｢霊媒!?｣
ラリスの額にアルミは手を翳すと何かの言霊を発した。
ｶｯ
ガクン
ラリスはｼｰﾄにうなだれたかと思いきやすぐ目を開いた。
《アナタ…》
声はラリスのモノではなかった。
｢マリーン…か!?｣
《えぇ沙羅と砕は…最下部のダクトの隙間に無事でいるわ…》
｢本当か！良かった。ラリスが聞いたら大喜びじゃわい｣
《後…セレナは要塞中央に監禁されている…》
｢嬢ちゃんもこの要塞にいるのか！｣
《凱…砕の刀へ戻るわ。愛してる…》
ガクン
そこで、またラリスの体はうなだれた。

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>> 402 ｢なる程のう…然し、アルミお前が霊媒師みたいな事が出来るとは驚きじゃわい。｣

｢ﾌｯ…暗黒龍剣に不可能はない…｣

ﾀﾗ～ｯ
｢……。｣
祖父はアルミの言葉に少し固まった。

｢まあ、何はともあれ二人が無事と言う事は分かったからの要塞下部へ侵入を急ぐかの。｣
戦闘機の操縦桿を握り直しスピードを上げていく。

……
ｶﾞｷｨｰﾝｷｨｰﾝ
｢ハァハァ…｣
シャドーmkのバトルルームでの特訓が続けられていた。

｢怪我してるからって、そんなものなの砕!!成長した姿って!!｣

｢まだまだ！｣

ﾌﾞｰﾝ
母は砕の連続技を交わしきると分身し印を結んだ。
ﾌﾞｰﾝ
砕も負けじと漆黒の鎧にオーラを溜め分身する。

｢三重残像…デッドエクスプロージョン!!｣
｢おぁっ!!三重残像サンダー･スティンガーブレイク!!｣

ゴゴアッ

母のサラマンダーの業火を帯びた流星群のような突きと砕の雷を帯びたオーラを放出する突きが激突する。


｢なかなか、筋は良いわね。よし、休憩よ。シャワールームで汗を流しましょう。｣
そう言うと長椅子に置いていたジュースで喉を潤しタオルを首にかけ歩いていった。

｢もう一人化けもんが居やがった。｣
ﾄﾞｼｬ
砕は顔から床に崩れ落ちた。

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>> 403 大型要塞アジール…

｢サン総将軍、バジリスを探ったところﾍﾟﾝﾀﾞﾝﾄを執拗に追いかけている。｣
王座の間からマーキュリー女将軍とビーナス女将軍を引き連れ廊下を歩くのを見つけアース将軍は耳打ちした。
｢ﾍﾟﾝﾀﾞﾝﾄ…ふ～む。バジリスが追っているものだ。何かあるに違いない。引き続き調査を頼んだぞ！｣
｢では…｣
アース将軍はﾏﾝﾄを翻すと違う通路に歩いて行った。
｢ねぇねぇサン総将軍何男同士でひそひそ話してるの。｣
｢私達にも教えて。｣
撫で声で女将軍等が尋ねる。
｢お前たちには関係ない！さぁ、相手艦隊を潰しに行くぞ!!｣
絡みついた腕を振りほどきﾂｶﾂｶ先に歩いて行った。
｢サン総将軍のケチ～ｯ！｣
｢豆腐の角にぶつかって死んじゃえ。｣
｢こうなったら戦闘で憂さ晴らししてやる！｣
二人はﾊﾟﾝｯと手のひらを叩きあうと、サン総将軍へ走って行った。

バジリスの部屋…

｢ふはははっ!!ﾍﾟﾝﾀﾞﾝﾄのありかが分かった今この要塞に用は無い！セレナ女王もそのまま軟禁室で朽ち果てるだろ。ペンダントを手に入れた曉には、まずこのバカな連中がいる太陽系を頂き、そして、母星ダンテスティンを手始めに全惑星を手中におさめてやる。｣
笑い顔は耳までつり上がった。

• << 408 PPP ｢ｻﾗ ｲｯｷｾﾝﾄｳｷｶﾞ ﾁｶﾞﾂﾞｲﾃｸﾙ｣ ｢!?｣ シャワーを浴び着替えた母は慌ててまだ濡れている長い髪を束ねポニーテールにすると操縦席へ走った。 ｢追っ手かしら…｣ ｶｼｭｰ 『さ…、…い、ぶ……か』 ﾋﾟｭｰｷﾞｭｨｰ そこへ通信が丁度入ってきたが要塞の妨害電波のせいで良く聞き取れなかった。だが、聞き慣れた声を聴いてﾎｯとした。 ｢父さん、私も砕も無事よ！｣ 『さ…か…よかっ…すぐ…ぞい』ｶﾞｯ ﾋﾟｭｰｷﾞｭｨｰ ﾌﾟﾂ そこで、通信は切れた。 …… ｼｭｺﾞｰｰｯ ステルス機能で攻撃を回避しシャドーmkⅢへ懸命に通信する祖父の姿があった。 ｢ふおっふおっ、途切れ途切れじゃが沙羅等は大丈夫みたいじゃの。｣ 短い顎髭をさすりレーダーでおおよそ船の位置を調べる。 (砕…早く逢いたい…) ラリスは横でやり取りを聞いて更に安堵し砕に逢いたい気持ちが強まった。 ｢もう直ぐ要塞最下部から内部に突っ込むぞい。｣ 祖父はレバーを巧みに操りシャドーmkⅢが待っているダクトへ突入した。 ｼｭｷﾞｰｯ ｢レーザーネットが次々張り巡らされているぞ…｣ アルミは緑色のネット状になったレーザーを見て叫んだ。

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🎼アル様🎼
明けましておめでとう御座います。

キャロルからバトンタッチして、やって来たリーネで１０歳🐰
宜しくお願いしますね☺

今 ソフィア様の姪に当たられるレイラ様の言動に振り回されてますが😭頑張ってみますよ💪



それでは 今年一年、アル様にとって良い年で有ると良いですね(^w^)

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>> 405 澪さん、明けましておめでとうございます！😚
小説読んどるばい😁
おりを見てまたスレに遊び行きやす👮

アル🍺

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読者の皆さん明けましておめでとうございます！
　　　〆
m⊆(_ _)⊇m
今年も宜しく✌😁

佐世保は大晦日から雪がチラホラ降りよります😚
初詣に行くつもりがチビ二人11時に寝たけん明日嫁さんの実家に挨拶行く途中でお詣りに行ってきやす😊
皆さんが良か年でありますように✨
アル🍺

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>> 404 大型要塞アジール… ｢サン総将軍、バジリスを探ったところﾍﾟﾝﾀﾞﾝﾄを執拗に追いかけている。｣ 王座の間からマーキュリー女将軍とビーナ… PPP
｢ｻﾗ ｲｯｷｾﾝﾄｳｷｶﾞ ﾁｶﾞﾂﾞｲﾃｸﾙ｣
｢!?｣
シャワーを浴び着替えた母は慌ててまだ濡れている長い髪を束ねポニーテールにすると操縦席へ走った。
｢追っ手かしら…｣

ｶｼｭｰ

『さ…、…い、ぶ……か』
ﾋﾟｭｰｷﾞｭｨｰ
そこへ通信が丁度入ってきたが要塞の妨害電波のせいで良く聞き取れなかった。だが、聞き慣れた声を聴いてﾎｯとした。

｢父さん、私も砕も無事よ！｣

『さ…か…よかっ…すぐ…ぞい』ｶﾞｯ
ﾋﾟｭｰｷﾞｭｨｰ
ﾌﾟﾂ
そこで、通信は切れた。

……
ｼｭｺﾞｰｰｯ
ステルス機能で攻撃を回避しシャドーmkⅢへ懸命に通信する祖父の姿があった。

｢ふおっふおっ、途切れ途切れじゃが沙羅等は大丈夫みたいじゃの。｣
短い顎髭をさすりレーダーでおおよそ船の位置を調べる。

(砕…早く逢いたい…)
ラリスは横でやり取りを聞いて更に安堵し砕に逢いたい気持ちが強まった。

｢もう直ぐ要塞最下部から内部に突っ込むぞい。｣
祖父はレバーを巧みに操りシャドーmkⅢが待っているダクトへ突入した。

ｼｭｷﾞｰｯ

｢レーザーネットが次々張り巡らされているぞ…｣
アルミは緑色のネット状になったレーザーを見て叫んだ。

• << 411 ｢凱さん、このまま突入したらレーザーネットで機体がバラバラに！｣ ラリスは青ざめた顔で祖父に訴えた。 ｢ふおっふおっ、さっき、ちょちょいといじくった時に良いもんつけたから安心せい。｣ 操縦レバーの手前に付いているトリガーを押した。 ｶﾁｯ ﾌﾞｵｰｰﾝ 新型戦闘機の全体をピンク色した光が包んでいく。 ｢何ですかこれ!?｣ ｢ふおっふおっ、どうじゃ。お洒落な色じゃろ。レーザー反射シールドじゃ。｣ ｢色が気に喰わん…｣ ｢さぁ、行くぞい！｣ ｼｭｺﾞｰｰｯ レーザーネットに機体が触れても同じ角度でレーザーを反射し切り裂かれる事は無かった。 そして10ヶ所のレーザーネットを抜けるとﾚｰﾀﾞｰに反応が出た。 ｢このダクトを右斜めじゃな。｣ ｸﾞｲｯ 暫く進むと見慣れたシルバーメタリックの色が近づいて来た。 ｢よし、見つけたわい。｣ 隣りに着陸し皆薄い防護服を身に着けた。 その中でラリスが着けるや否や外に出て一番にシャドーmkⅢに駆け寄って行った。

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✨アル様、おはようございます🙇そしてお久しぶり＆あけましておめでとうございます😺🌟
キラ猫は今年もしっかりアル様を応援…

“ﾄﾞｻﾄﾞｻ”
「ぐぇ…何か降ってきた…🙀」


「何やぁ…またココに来てもぅたんかΣ(゜゜)」関西弁で帽子をかぶった赤茶髪の男が笑う。
「きゃー😍アル様ん所だ～💕すごい2～🎵」黒髪和装の少女は、はしゃぎながら関西弁の男の背中を叩く。
「桜も幸人もよく解るなぁ。俺なんかもう、迷いすぎてドコがドコだか…」関西弁と和装少女の後ろでは、どこかの世界の影の薄いナレーター化しつつある主人公がキョロキョロしていた。
「あんた物覚え悪すぎなのよ！バッカじゃない？」主人公を罵る口の悪いセーラー服の少女は、言い終えると1人どこかに飛んで行く。苦笑いする主人公の後ろでは、
「まぁまぁ、せっかくなのでゆっくりしていきましょう。」
「チッ！バカが。」
「そないツンツンすなや(笑)Enjoy our lifeやろ♪」っと、黒服死神ルックの3人組がそれぞれちゃっかり発言する。
「ま、せっかくだから見学して行くか。」
「やな(^^)」
「やったぁ🎵」かくして集団はどこかに消えていった。

「今の何…😿」
✨

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>> 409 ✨ｷﾗ猫😺さん、おっはー＆お久～ｯ✋😚
｢ぬおっ😲💦
👻ghostlife👻の
みんながこのスレに遊びに来てくれありがとうごさい😁｣

｢まま、ｷﾗ猫さんそんな所に突っ立ってないでコタツに座って🍊でも食べて💨ほら、みなさんも。｣
アル🍺は台所に立つと細くﾆﾔﾘと笑った。
｢ささっ、オトソでも飲んで下さい。｣
ｺﾌﾟｺﾌﾟ


(ﾌｯﾌｯﾌｯ…このオトソに眠り薬を仕込んだから皆が寝た隙に…👻ghostlife👻を乗っ取り🍺アルlife🍺へと変名してやる)
(-_☆)ｷﾞﾗﾘ
変な企みを持つアル🍺であった😁

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>> 408 PPP ｢ｻﾗ ｲｯｷｾﾝﾄｳｷｶﾞ ﾁｶﾞﾂﾞｲﾃｸﾙ｣ ｢!?｣ シャワーを浴び着替えた母は慌ててまだ濡れている長い髪を束ねポニーテール… ｢凱さん、このまま突入したらレーザーネットで機体がバラバラに！｣
ラリスは青ざめた顔で祖父に訴えた。

｢ふおっふおっ、さっき、ちょちょいといじくった時に良いもんつけたから安心せい。｣
操縦レバーの手前に付いているトリガーを押した。
ｶﾁｯ
ﾌﾞｵｰｰﾝ
新型戦闘機の全体をピンク色した光が包んでいく。

｢何ですかこれ!?｣

｢ふおっふおっ、どうじゃ。お洒落な色じゃろ。レーザー反射シールドじゃ。｣

｢色が気に喰わん…｣
｢さぁ、行くぞい！｣
ｼｭｺﾞｰｰｯ
レーザーネットに機体が触れても同じ角度でレーザーを反射し切り裂かれる事は無かった。
そして10ヶ所のレーザーネットを抜けるとﾚｰﾀﾞｰに反応が出た。

｢このダクトを右斜めじゃな。｣
ｸﾞｲｯ

暫く進むと見慣れたシルバーメタリックの色が近づいて来た。

｢よし、見つけたわい。｣
隣りに着陸し皆薄い防護服を身に着けた。
その中でラリスが着けるや否や外に出て一番にシャドーmkⅢに駆け寄って行った。

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>> 411 ｳｨｰﾝ ｶﾞﾁｬ

｢砕ぃーっ!!｣
ラリスはシャドーmkⅢに乗り込むと砕の姿を探した。

｢何だ!?うるせぇなぁ。｣
ちょうど寝室で新しい黒装束に着替え終わり砕がﾊｯﾁから出て来た。

｢ラリ…｣
｢砕ーっ!!｣
ラリスは砕の胸に抱き付き涙を流した。。
砕は頭を掻くとそっと抱きしめ返した。
後ろの通路でその様子を見ていた祖父は微笑むとアルミを促し操縦室へと向かった。

ｶｼｭｰ

｢沙羅、無事か？怪我はしとらんかの。｣

｢ええ。父さん私は大丈夫よ。それより、この船の調子が悪いわ。｣

PPP
｢ﾀﾞﾚｶｻﾝﾆﾆﾃ ｱﾗｯﾎﾟｲ ｿｳｼﾞｭｳｽﾙｶﾗﾈ…｣

｢そんな事ないわ。｣
母はAIのシャドーに怒る真似をする。

｢ふおっふおっ、多分ブースター辺りじゃな。どれ、見てくるかの。アルミ手伝ってくれ。｣
祖父は笑いながらﾊｯﾁから出て行った。

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>> 412 大型要塞アジール指令室…
｢んっ!?…司令官、アジール内部のレーダーに微かに反応が。｣
四十畳程の部屋で沢山の計器に囲まれた中で一際目立つ巨大スクリーンを観た兵士が言う。
｢まさか、バリアを貼ったアジール内部に潜り込むことは不可能だ。何かの誤作動だろう。｣
胸元にｺﾞｰﾙﾄﾞの勲章を付けたﾈｲﾋﾞｰ色の軍服に軍帽をかぶった司令官は艦隊に指示を出しながら兵士に言った。
『第一艦隊補給及び補強完了!!』ｶﾞｯ
『第二艦隊補給及び補強完了!!』ｶﾞｯ
…次々と報告が指令室に飛び込んでくる。
｢全鑑終わり次第、敵艦隊に第二次攻撃を行う。｣
『了解！』ｶﾞｯ
各鑑の艦長の返事が聞こえた。
｢さっきは、馬鹿将軍のおかげで小型ブラックホールができ艦隊の半数以上がやられたが今度はそうはいかんぞ！｣
腕をわなわなと司令官は震わせた。

…アジール下部ダクト
｢作戦は今言ったとうりじゃ。｣
シャドーmkⅢの操縦室にみんなを集めた祖父は二手に別れバリアの破壊と女王救出するように話した。
｢俺は女王に借りがある…｣
アルミがｽﾞｲっと前に出る。
｢私も久しぶりに会いたいから。｣
アルミと沙羅が組んだ。
｢んじゃ、残りはバリア破壊だな。｣
｢うん。｣
｢よし！いくぞい。｣

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>> 413 戦闘鑑クラーケン…
ｸﾞｫﾝｸﾞｫﾝｸﾞｫﾝ

ｳｨｰﾝ
｢ふ～うメンテナンスは終了。｣
メカニックが汗を拭きながらﾒｲﾝﾃﾞｯｷに戻ってきた。

｢セロ、お疲れ様。｣女性は竜人艦隊の艦長等とﾒｲﾝﾊﾟﾈﾙを分割させ今後の展開について話していた。

｢キック、どうだ切り込み隊の様子は何か動きあったかい。｣
ﾚｰﾀﾞｰとﾓﾆﾀｰをずっと観ている竜人にメカニックは声を掛ける。

｢いや、まだだな。凱が居るから大丈夫とは思うが心配で俺が行きたいぐらいだ。｣

｢それはそうと、メンテナンス以外に竜人クルーと一緒に新しい粒子砲が撃てるように改良しといたよ。｣
ｷﾞｼｯと竜人が居る脇にあるｼｰﾄに座るとﾎﾞﾀﾝを押し暖かい飲み物を二つ出し一つを竜人に渡した。

｢ほう、いつの間に。｣

｢ｲｰｽ星を出た時に試作品試したけど、未知の惑星の高度な文明の資料読んでてヒントを得たんだ。早く試してみたい。｣
そう言うとｽﾞｽﾞｽﾞっと飲み物を啜った。

｢まあ、無事に凱たちが要塞から脱出してからだな。｣

｢それもそうだ。｣
二人はﾓﾆﾀｰを見直した。

• << 417 …… ｢ステルス走行ONじゃ。｣ ｶﾁｯ 祖父はﾎﾛｸﾞﾗﾑﾏｯﾌﾟをシャドーmkⅢに入力しダクトを抜けバリヤ破壊の為、大型通路に出た。 もう一つの新型戦闘機で沙羅とアルミは女王を助ける為、中心部を目指し違う通路で向かった。 ｢ちょっと便所じゃ…砕、操縦を代わってくれ。｣ ｢爺ちゃん、最近トイレ近いな。｣ ｢ふおっふおっ、儂も年を取ったかの。｣ そう言うと祖父はトイレに入った。 ｢ゲハｯ…ゲハｯｯ…｣ 口からどす黒い大量の血を吐く。 PPP ｢ﾀﾞｲｼﾞｮｳﾌﾞｶ ｶﾞｲ…｣ ｢あぁ…まだくたばるわけにはいかんよ…｣ 血だらけの口を拭い歯を食いしばった。 黒死病…35年前レイカ星でドイスから暗黒の力を浴びた祖父は内部から徐々に破壊され蝕まれていた。普通の人間族なら余りの激痛で一週間と保たないが銀狼族と人間族とのハーフの為、強靱な肉体と精神力のお陰で何とか生き長らえている。 ﾌﾞｼｯ ｢ぐっ…。｣ 祖父は腰袋から鎮痛剤を出し首に注射器を刺した。 ｢これで、何とか一時もつの…｣ そう言うとトイレから出た。

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🌷アル様へ🌷


お早う御座います😃

リーネです(^∀^)ノ


私が住む惨殺の館🏰


これから、タイトル通りの展開へ突入して行くと思います。



🌏アル様の小説も、進んでおられますね😉💕

家事の合間に読ませて頂いてます📖


レイラ様と‥。


とても面白いですよ🎌❤❤❤

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>> 415 ｢リーネ、おはよう！館じゃいつも嫌な旦那様に虐められレイラ様の行動に心を傷つきながらも良く頑張ってるね。｣
そう言うとアルはポケットからあめ玉をリーネの手に渡した。
｢アル様、ありがとうございます。｣
リーネは照れながら頭をﾍﾟｺﾘと下げた。
空はどんより雲でいつ雨が降ってもおかしくない。
｢じゃリーネ頑張って。あっそれからま澪さんにもレス有り難うって伝言しといて。｣
｢はい。｣
手を振って振り返り草原を歩き始めた。
ｼﾞｰｯ
(んっ!?何処からか視線を感じる…)
リーネの方を振り返ったが視線はリーネのものではない。ﾆｯｺﾘ笑って此方に笑みを見せているだけ。
ｻﾞｯｻﾞｯｻﾞｯ
アルは何故か不安にかられ歩く速度を速めた。


ｶﾘｺﾘ ｶﾘｺﾘ
『アナタは私にとって必要な存在…それとも…』

何処からともなく風に混じって少女の声が聴こえる。

…数日後…

カァ カァ

池のほとりに今まで無かった少し盛り上がった土の塊が出来ていた。

烏の群れが黒い絨毯を思わせるように広がっていた。
土からは人の手が少し覗いていた。

カァ
　　カァ
　　　　カァ

烏の声だけが虚しく響くだけだった。

澪さん、応援レス有り難うございます😍アル🍺

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>> 414 戦闘鑑クラーケン… ｸﾞｫﾝｸﾞｫﾝｸﾞｫﾝ ｳｨｰﾝ ｢ふ～うメンテナンスは終了。｣ メカニックが汗を拭きながらﾒｲﾝﾃﾞｯｷに戻って… ……
｢ステルス走行ONじゃ。｣
ｶﾁｯ
祖父はﾎﾛｸﾞﾗﾑﾏｯﾌﾟをシャドーmkⅢに入力しダクトを抜けバリヤ破壊の為、大型通路に出た。
もう一つの新型戦闘機で沙羅とアルミは女王を助ける為、中心部を目指し違う通路で向かった。

｢ちょっと便所じゃ…砕、操縦を代わってくれ。｣

｢爺ちゃん、最近トイレ近いな。｣

｢ふおっふおっ、儂も年を取ったかの。｣
そう言うと祖父はトイレに入った。



｢ゲハｯ…ゲハｯｯ…｣
口からどす黒い大量の血を吐く。

PPP
｢ﾀﾞｲｼﾞｮｳﾌﾞｶ ｶﾞｲ…｣

｢あぁ…まだくたばるわけにはいかんよ…｣
血だらけの口を拭い歯を食いしばった。
黒死病…35年前レイカ星でドイスから暗黒の力を浴びた祖父は内部から徐々に破壊され蝕まれていた。普通の人間族なら余りの激痛で一週間と保たないが銀狼族と人間族とのハーフの為、強靱な肉体と精神力のお陰で何とか生き長らえている。
ﾌﾞｼｯ
｢ぐっ…。｣
祖父は腰袋から鎮痛剤を出し首に注射器を刺した。

｢これで、何とか一時もつの…｣
そう言うとトイレから出た。

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>> 417 大型要塞アジールのとある部屋…

｢これで、準備完了だ。｣
ｶﾞｼｬﾝｶﾞｼｬﾝ
　ｶﾞｼｬﾝｶﾞｼｬﾝ
元連合軍将軍は全身鎧の上から新たに開発した魔科具を身に付けﾍﾟﾝﾀﾞﾝﾄの有可に向かうべく準備をしていた。
ﾊﾞﾊﾞｯ
真紅に黒い十字架のマークが入ったマントを羽織ると。一つの戦闘鑑へと歩き出す。
ｶﾂｺﾂ
　ｶﾂｺﾂ
｢あっ、バジリス様ここからは立ち入り禁止区域になります。｣
｢かまわぬ！｣
｢然し、サン総将軍の許可か指令長官の許可がないと…ｳｸﾞｯ…｣
ﾄﾞｻｯ
背中にある銀色の二本の触手から兵士は首を一突きされ絶命した。
｢そのまま通せば良いものを…｣
目の前にある戦闘鑑を見上げると階段を登りだした。

……

ｼｭｺﾞｰｯ
暗紫色の新型戦闘機を自在に操る沙羅を横目にアルミは黄金剣の手入れをしていた。
｢ねぇ、あなた伝説の剣豪 雷から剣術習ったんだって。｣
｢……。｣
ﾄﾝﾄﾝﾄﾝﾄﾝ
アルミは聴いているのか剣を真っ直ぐ自分の目線に合わせ刃の様子をチェックしている。
｢然し、良く弟子をとったわね。｣
｢……親子だからな…｣
ﾎﾞｿｯと沙羅の耳に聞こえるか聞こえないかの声で言う。
｢えっ!?｣
驚きの声を隠せなかった。

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>> 418 ｺﾄｯ
アルミはｼｰﾄの傍らに剣を置く

｢俺は、ﾋﾟﾝﾀｺﾞ星雲の端の方にある名も無き惑星で産まれた…業は一子相伝…物心ついた頃から鍛錬の毎日何人か姉弟がいたが暗黒龍剣を身につける激しい修業で一人…また一人姉弟は逝ってしまった。母も同じ頃病に伏せ逝った…だが父は何の行動も取らず、強者を探す旅に出た……その後、父を捜しに出、未知の敵と遭遇しダンテスティン星に不時着した…｣
アルミの顔は全身黄金の鎧で見えないが悲しく苛立った雰囲気を醸し出していた。

｢そう…過酷な毎日を過ごしたのね…｣
沙羅はアルミの肩に片手を乗せた。

ｺﾞｵｯ
｢そう父親の雷より強くなりアイツを…家族を死に追いやったアイツを…｣
黒い渦のような闘気がアルミから溢れでる。
｢斬る！｣

母は鎧の面が歪んだように見え寒気を感じた。

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>> 419 PPP
｢ｱﾄｽｺｼﾃﾞﾄｳﾁｬｸﾀﾞ ｶﾞｲ｣

ｼｭｲｰﾝ
祖父はﾊﾞﾘｱを操作する場所をﾎﾛｸﾞﾗﾑﾏｯﾌﾟで確認しシャドーmkⅢを通路脇にある手すりがついたﾀﾗｯﾌﾟｷﾞﾘｷﾞﾘににつける。

｢さぁ、儂等の活躍次第でクリス率いる竜人艦隊がこの巨大要塞を落とせるか決まるの。｣
そう言うと外に出るよう促した。

(住んでる惑星の、いや銀河系全土の運命を俺達が背負ってるんだな)
そう思うと砕はﾌﾞﾙｯと武者震いをした。その隣に立っているラリスも同じ想いであった。

ｶﾂﾝ
カツン
三人は降り立つと武器を手にﾊｯﾁへ急いだ。
砕はﾊｯﾁの右手へ祖父とラリスは左手へ身を隠しいつでも戦闘が出来るよう心構えた。
目で祖父は砕に合図を出すとｻｯとﾊｯﾁの中へ入る。その傍らでいつでも魔法で援護できるよう魔気を高める。

通路には人影が見えないのを確認すると足早に歩を進め左手首に身に付けているﾎﾛｸﾞﾗﾑﾏｯﾌﾟを見た。

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>> 420 ｢誰もいないな。｣
砕が呟く。
ｶｯｶｯｶｯｶｯｶｯ
誰もいない通路を三人は神経を尖らせ素早く移動した。
Pikon Pikon Pikon
｢もう直ぐじゃな。｣
左手首のﾎﾛｸﾞﾗﾑﾏｯﾌﾟがﾊﾞﾘｱが近くにあるのを教えてくれる。すると、七色の眩い光を放つ鉄板で覆われた広場に出た。
｢凱さんあれ！｣
｢こいつは…｣
ラリスが空中を指差す場所に分厚い水晶が宙に浮いており更に電磁バリアが張ってはる。
ガシャン
ｳﾞｨｰ
｢!?｣
振り向くと今来た通路がの扉が閉まり数十ものレーザー銃が壁から現れた。
｢ふおっふおっ、面白くなってきたわい。｣
｢んなこと言ってる場合かよ。この糞じじい！｣
｢来るわよ!!｣
ｳﾞｨｰ-ｯ
レーザー光線が一斉に発射された。
ラリスは補助魔法をかけ三人は薄い透明なマクに覆われる。
｢おっしゃあｯｯ!!｣
砕はジャンプすると雷鳴剣を構えた。

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>> 421 雷鳴剣の宝玉がオレンジ色に輝く。
ﾌﾞｰﾝ
｢三重残像…ライトニングショット！｣
威力はライトニングスティンガーブレイクの半分しかないが砕の前方へ散弾銃のように散らばった雷のオーラを放った。
ｶﾞｶﾞｶﾞｶﾞｶﾞｯ
ﾊﾞﾁﾊﾞﾁﾊﾞﾁｯ…
当たった数十のレーザー銃を破壊していく。
それでも三分の一しか破壊しきれない。
ｺﾞｵｯ
そこへオーラを溜めサラムの炎を纏った祖父がレーザーを紙一重で交わし分身すると技を放つ。
ﾌﾞｰﾝ
｢いくぞい、七重残像…炎牙ぁっ!!｣
ｺﾞｺﾞｱｯ
無数の炎の刃で次々にレーザー銃は溶けただれていく。
ｼﾞｭｵｯ
残り数が少なくなったレーザー銃はラリスが氷の魔法で撃ち落としていった。
ｼｭｼｭｼｭｼｭｼｭｷｰﾝ
｢ふう～ｯ 何とか全部やったかの。後は、アイツをなんとかせんとの。｣
そう祖父が言った時に天井から一つの巨大なレーザー銃が現れた。
｢!?｣
ｼﾞｬｷﾝ
ギュアーッ ビシュﾝ
｢うおっと。｣
祖父は即座に反応し交わしたが七色の鉄の壁に当たると反射した。
｢何じゃと!?｣
その光線は真っ直ぐラリスに向かう。
｢ラリスーっ!!｣
それを見た砕はすぐさま飛んだ。

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>> 422 ｽﾞｷﾞｭｰﾝ

　　ｷﾞｭﾝ

　　　　ｷﾞｭﾝ…


｢うぐっ…｣
砕はラリスに体当たりをし弾き飛ばしたがレーザーは自分の左腿を貫通し独楽のように回る。

｢砕!!｣
ラリスは悲痛な叫びとともに回復魔法をかけようと印を結ぶ。
ビシュﾝ
然し、次の攻撃が発射され更に漆黒の鎧をくだき砕の体を貫通する…

｢がぁっ。｣
口から血をほとばしり床に転げた。

｢ぬおっ!!｣

ドン!!

その光景を見ていた祖父は怒りの凄まじいオーラを帯びジャンプすると巨大なレーザー銃を切り裂いた。

チュドーッ

ｼｭﾀ
｢大丈夫か砕!!｣

｢砕!!砕～ｯ!!!｣

｢ゲハッ ゲハッ 心配するな。俺は無敵だぜ。｣
大量の血を吐く砕に涙を流しながらラリスは回復魔法をかけるがなかなか治癒しない。

｢これを飲むんじゃ。｣
ｷｭﾎﾟｯ
祖父は腰袋から魔水の入った蒼い小瓶を口にあてる。

｢ﾊｧﾊｧ…サンキュー…爺ちゃ…｣
ﾌﾞﾙﾌﾞﾙ震える手で祖父の手を掴んだ。
そして眠るように砕は力尽きた…



｢さ…砕…目を目を開けんか……爺ちゃん百叩きするぞい…｣
祖父は砕のまだ温かい体を揺さぶる。
｢目を覚まして砕…｣
その傍らでラリスは回復魔法を必死にかけていた。

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>> 423 ﾌ ｧ ﾝ‥
　ﾌ ｧ ﾝ‥
　　ﾌ ｧ ﾝ‥

<ｳｯ‥ここは…>

気が付き目を覚ますと何も無い無の世界…自分がただそこに存在するだけ…

<俺は死んだのか!?>

《砕…砕…》

<誰だｯ!!>

どこからともなく小さい光が近づいてくる。



すると見覚えのある姿が目の前に現れた。

<婆ちゃん…>

《砕、貴方はまだ本当の力を覚醒してないわ。私が貴方の中に入って呼び覚ましてあげる》

<何でもきやがれｯ>

ｽｰっと光が砕の中に入り込む。

<ｸﾞｯ ぐあぁああぁぁっ>

体中に凄まじい激痛が走る。

《貴方は仲間を‥愛する人を守りたいのでしょ》

更に激しい痛みが砕を襲う。

<ぐうお‥っ…負けて、負けてたまるかぁ～ｯ>

ﾌﾟﾂﾝ

ゴオアッ

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>> 424 ｷﾞｭｲ ｷﾞｭｲ ｷﾞｭｲ
<こっこれは…>
光に砕の体が包まれるとどんどん力が湧いて来る。
そして黒い瞳から金色の瞳に…
《貴方の銀狼族としての眠っていた力、人間族としての優しさが融合し生まれた力》
<これが本当の俺の力…>
《さぁ、砕行きましょう 元の世界へ》
小さい光はまるでおいでおいでするかのように、ﾕﾗﾕﾗと動く。
<婆ちゃん、ありがとう>
砕は光の進む後を付いて行く。
<うおっ！>
いきなり目の眩(くら)むような大きな光を通り抜けた。

… …

ﾄﾞﾝﾄﾞﾝ
｢砕!!砕!!砕!!｣
ラリスの回復魔法でﾚｰｻﾞｰで射抜かれた穴は塞がっていたが息を吹き返さない砕の胸を涙を流しながら叩いていた。
｢…ったく、この馬鹿力…せっかく生き返ったのに送り返すつもりかよ…｣
片目を開けると砕はラリスに言った。
｢砕の…ばか…｣
その後ろいた祖父は気付かれないように涙を拭くと
｢何、寝とるんじゃ。さっさとバリア破壊するぞい。｣
砕に優しく手を差し伸べた。

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>> 425 ｢爺ちゃん、あの空中に浮かんでいるデルタ状の電磁バリアの中にあるコアを破壊すればいいんだよな！｣
ﾁﾗｯと上に視線をやる。

｢無理しないで…砕。｣

｢ラリス、大丈夫だ！｣
ギュオ
(婆ちゃんが言った通りだ…無限に力が湧いて来る感じだぜ)
拳を握り締めると雷鳴刀を鞘から抜きオーラを発した。

ドン

｢ぬおっ!!この凄まじいオーラは…砕、生死をさ迷っておる時に何かあったみたいじゃな。｣

｢まぁな。｣
鼻っ面をこすると構えを取った。

ｷﾞｭｲ ｷﾞｭｲ ｷﾞｭｲ

｢サンダーーッ！スティンガーブレイク!!｣
雷を帯びた凄まじいオーラの突きを放出する。

ギュオーーッ

電磁バリアに砕の技が炸裂する。
すかさず、祖父がｼﾞｬﾝﾌﾟしコアをガイブレイドを繰り出し破壊すると駄目押しにラリスが最大氷撃呪文で装置を粉々に粉砕した。

｢やったな！｣
｢じゃなっ。｣
｢ええ。｣
ｶﾞｼｯ
バリア破壊を達成した三人は拳を突き出し合わせた。

• << 430 一方… 要塞中部についた二人は空中維持をさせたまま戦闘機を止めた。ステルスを施してある為他の景色と同化し相手には見えなくなっている。 ｢この位置みたいね。｣ 沙羅は戦闘機のﾚｰﾀﾞｰで確認しアルミと二人左手首のﾘｽﾄﾞﾊﾞﾝﾄﾞに地図をﾀﾞｳﾝﾛｰﾄﾞした。 ﾁｬｷ ｢女王を助けに行くか…｣ 黄金の剣を腰に差す。 ｢で、戦術はどうするアルミ?｣ 綺麗な金色の髪を白い紐で結びポニーテールにし闘いやすいようにする。 ｢正面突破だ…｣ ｢ふふっ、私も同意見。｣ ｳｨｰﾝ ハッチから出ると２人は沢山のいる兵士の中へジャンプした。 ｢うっ…お前ら何処から…｣ 兵士等は突然現れた敵に動揺した。 ﾁｬｷ ゴオアッ ｢暗黒龍剣…｣ ﾌﾞｰﾝ ｢三重残像…｣ 二人は同時に動く。 ｢何をやってる侵入者をやれーｯｯ!!｣ 『おおっ!!!』 ｢ダークスラッシュ…｣ ｢いくわよ！牙斬!!｣

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作者のアル🍺です

昨日はショックなことが…小一の息子の三度目の検査の結果は軽中度のＬＤ脳発達障害で読み書きが一年生に対して単語を理解出来ない３歳レベル…つまり授業内容が全く理解出来ない💧おいもこの三年間毎日一時間教えてやっと、あ～んの単文字を覚えたけど未だに読み間違える💦つまり数字でも理解出来ない💧生活レベルは普通に近いけど国語と算数自体理解出来ない…これから先、文字や数字が分からんけん先が不安です💧三時間の面談で発達センターの先生に自分の教え方がとても上手と言われ少しﾎｯ…これから更に頑張って一つずつ根気よく嫁さんと発達センターの方々と手を取り合って教えて行きます💪😤
　　　〆
m⊆(_ _)⊇m
いや～ｯ この
🚀parallelworld🌏を連載し始めてもう直ぐ二年経とうっとしてます💦
㊗10000Hitをｺﾒ入れようとしたら自らHit😲💦これも読者の皆様のお陰です🙇💦ありがとう☺
アル🍺

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アル🍺様10000hitおめでとうございます😁
ミクル内で二年間の連載と言えば、長期連載じゃありませんか✨
《話つく》本編もそうですが、もはやミクルの看板作品ですよ。
今後も精力的に執筆に励んで下さいね😁


息子さんには、何か人には無い特別な才能があるかもしれません。
人生何が起こるかは分かりませんが、色んな苦労やチャレンジを重ねるウチに、人は自分を活かせる最高の人生に出会えると僕は信じています。
アル様、努力はきっと、いつかどこかで報われます。

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>> 428 バトーさん、応援レスありがとう☺
そうやね報われるごと、おいが努力せんばね😊
工作が昔から得意けん国語や算数をゆっくり理解出来るまで教えつつ好きな事を伸ばしていこうと思うばい😊
ありがとう🙇
これを糧に一家の大黒柱として益々頑張るばい💪😚
🚀parallelworld🌏の方も地道に更新頑張るけんね😊
アル🍺

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>> 426 ｢爺ちゃん、あの空中に浮かんでいるデルタ状の電磁バリアの中にあるコアを破壊すればいいんだよな！｣ ﾁﾗｯと上に視線をやる。 ｢無理しないで… 一方…

要塞中部についた二人は空中維持をさせたまま戦闘機を止めた。ステルスを施してある為他の景色と同化し相手には見えなくなっている。

｢この位置みたいね。｣
沙羅は戦闘機のﾚｰﾀﾞｰで確認しアルミと二人左手首のﾘｽﾄﾞﾊﾞﾝﾄﾞに地図をﾀﾞｳﾝﾛｰﾄﾞした。
ﾁｬｷ
｢女王を助けに行くか…｣
黄金の剣を腰に差す。
｢で、戦術はどうするアルミ?｣
綺麗な金色の髪を白い紐で結びポニーテールにし闘いやすいようにする。
｢正面突破だ…｣
｢ふふっ、私も同意見。｣
ｳｨｰﾝ
ハッチから出ると２人は沢山のいる兵士の中へジャンプした。

｢うっ…お前ら何処から…｣
兵士等は突然現れた敵に動揺した。
ﾁｬｷ
ゴオアッ
｢暗黒龍剣…｣
ﾌﾞｰﾝ
｢三重残像…｣
二人は同時に動く。

｢何をやってる侵入者をやれーｯｯ!!｣

『おおっ!!!』

｢ダークスラッシュ…｣
｢いくわよ！牙斬!!｣

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>> 430 ﾚｰｻﾞｰが飛び交う中二人は剣で弾いたりｽﾚｽﾚで避けながら目の前の敵の新型鎧を紙のように切り裂いて行く。

｢何故これだけの攻撃が当たらない!?｣
隊長らしき人物は嘆いた。

｢こいつら化け物だ…｣
｢逃げろ～ｯｯ｣

兵の数人が恐れおののき叫んで逃げると蜘蛛の子を散らしたように他の兵もみんなその場から退却した。

ﾁﾝ
　 ﾁﾝ
二人は鞘に剣を納めると女王のいる部屋へと急いだ。

ズﾞﾊﾞｯ

｢ぐっ!?｣
いきなり沙羅の左腕に鈍痛が走る。
｢何…｣
素早くそこをｼﾞｬﾝﾌﾟし壁に背を貼り付け、巨大通路の辺りを見回すが何も見えない。

｢どうした…｣
先を走っていたアルミは沙羅のただならぬ様子を感じ後ろを振り返った。

ヒュン

｢ﾇｯ!!｣
素早く黄金の剣を抜き剣を翳した。

ガキッ

｢見えない何かがいる…｣
剣に激しく鈍い音が響いた。

• << 434 連続で何かが襲い掛かってくる。 ﾋｭﾝ 　　　　ﾋｭﾝ 　　ﾋｭﾝ ｢そこっ!!｣ 沙羅は照明で僅かにｷﾗｯと光ったのを見逃さず腰からレーザー棒手裏剣をその方向へ投げつけた。 ｷﾞｨﾝ 棒手裏剣が弾かれる。 ｢こっちもだな…｣ ｽﾞガｷﾞｨﾝｯ アルミは上に賺(すか)さず剣を突いた。 ｢ﾌｯ…やるわね。私達のステルス攻撃を見破ったのはアナタ達が初めてよ。｣ ｢ほんとに…殺りがいがあるわ。｣ 沙羅の後方には黒の軍服ゴールドのマントに金髪でシャギー調の髪をしたビーナス女将軍、アルミの前方には同じく黒の軍服シルバーのマントに水色髪で緩いウェーブの髪をしたマーキュリー女将軍の姿が現れた。 二人とも綺麗な顔立ちをした美女である。 ｼｭﾝｼｭﾝｼｭﾝ ビーナスの手には沙羅の血であろううっすら赤く染まったガラスが薄く研ぎ澄まされたドーナツ状の円盤を指で回転させている。 マーキュリーも同じ円盤を両手に持って指で回している。 ｢逝きなさい。｣ ｽｰｰｯ 再び女将軍等の姿が消えた。 ｢マスタークラスの強さだわ。｣ 沙羅は上段に構えをとる。 ｢ﾌﾝ！倒せばいいだけ…｣ アルミは下段に構えをとった。

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☆ アルさんへ


お久しぶりです😊


先日は、惨殺の館まで来てくれて有り難う御座います❤



アル様の子供さんの話を、お聞きしてﾋﾞｯｸﾘしました-。私の知り合いで似た症状の子が居ましたから（本当ですよ☝）


同じ小学校に通ってた男の子で、同い年でした。

私が行ってた学校では、特別学級が１クラス設けられていて、そういった子が入ってました。


どんな授業内容をしていたのかまでは、分かりませんが その男の子、毎日 楽しく通学してましたよ。


私の実家近くに住んでる子なんですけど、ちゃんと高校出て 芸術系の大学に進み、来月に卒業する様です😊


就職先も決まり、工場で働く💪との事✨（実家の母から☎情報）



その子と一緒に勉強した事ないけど、凄く優しい男の子だった印象は有ります。妹さん・弟さん思いの良いお兄ちゃんでした😃


御両親も・その子自身も一生懸命になっていた事が、報われた結果が現れたのだと思います😊


そう言ったケースもあるので、アル様も くじけずに頑張って下さいね💖
バトーさんの言う通り、きっと報われますよ。


礼奈より

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>> 432 礼奈…やっぱ恥ずかしいけん澪さんありがとう😚

上の７才のチビが５才の頃から普通の子と勉強の覚え方がちょっと違うなと感じてたけど…この三年間同じ事を毎日教えても下の５才の弟と変わりなく過ごしていたため全然分からんかった。
小学校に入学する面接で普通の子より一歳半知能が遅れているが校長が良いという許可がおり入学🌸夏休み過ぎた頃通知表を見てビックリ、昼休みに担任の先生がワンツーマンで読み書きや計算を教えてくれていて、テストも先生が教えてないと全て０点、授業は分からず窓を見て上の空だと…つまり生活に関して言葉で覚えたレベルは大丈夫だが数字や文字の意味を教えても分からない。毎日諦めずに嫁さんと分かるまで教えています。今は国語の時間など特殊学級で習っています。
色々調べ、澪さんが言ったような大学まで出た方々の話しを読んで元気付けられました☺
何時までも諦めない心で家族や先生方と一丸となって頑張ります💪
ありがとう
アル🍺

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>> 431 ﾚｰｻﾞｰが飛び交う中二人は剣で弾いたりｽﾚｽﾚで避けながら目の前の敵の新型鎧を紙のように切り裂いて行く。 ｢何故これだけの攻撃が当たら… 連続で何かが襲い掛かってくる。

ﾋｭﾝ

　　　　ﾋｭﾝ

　　ﾋｭﾝ


｢そこっ!!｣
沙羅は照明で僅かにｷﾗｯと光ったのを見逃さず腰からレーザー棒手裏剣をその方向へ投げつけた。

ｷﾞｨﾝ
棒手裏剣が弾かれる。

｢こっちもだな…｣
ｽﾞガｷﾞｨﾝｯ
アルミは上に賺(すか)さず剣を突いた。



｢ﾌｯ…やるわね。私達のステルス攻撃を見破ったのはアナタ達が初めてよ。｣

｢ほんとに…殺りがいがあるわ。｣

沙羅の後方には黒の軍服ゴールドのマントに金髪でシャギー調の髪をしたビーナス女将軍、アルミの前方には同じく黒の軍服シルバーのマントに水色髪で緩いウェーブの髪をしたマーキュリー女将軍の姿が現れた。
二人とも綺麗な顔立ちをした美女である。
ｼｭﾝｼｭﾝｼｭﾝ
ビーナスの手には沙羅の血であろううっすら赤く染まったガラスが薄く研ぎ澄まされたドーナツ状の円盤を指で回転させている。
マーキュリーも同じ円盤を両手に持って指で回している。

｢逝きなさい。｣
ｽｰｰｯ
再び女将軍等の姿が消えた。

｢マスタークラスの強さだわ。｣
沙羅は上段に構えをとる。
｢ﾌﾝ！倒せばいいだけ…｣
アルミは下段に構えをとった。

• << 437 ｼｭﾜ～ｯ 甘い香りが漂ってくる。 ｢これは…!?｣ ｢ﾇｯ…｣ 沙羅とアルミは顔を腕で覆った。 ｢さっきのは小手調べ、次の攻撃は交わせるかしら。｣ ｢ふふふふふっ…｣ 女将軍等の声が入り混じりあちこちから聞こえてくる。 ぐわん ぐわん ぐわん ｢しまった！幻惑作用のある香料！｣ ｽﾞﾊﾞｯ 　　ｽﾞﾊﾞｯ 沙羅に見えない円盤がどこからともなく襲いかかり白光の鎧や手足に斬り傷が付いていく。 ｢なめないでよね！｣ 沙羅は印を結びサラマンダーを召喚した。 ゴバアアァアァァッ 《主よ！呼んだか》 業火に包まれた魔人が再び現れた。 ｢そうかお前かさっきの戦闘機をやってくれたのは。｣ ｢でも、私達を焼き尽くす事が出来るかしら。｣ 《何だと!!》 召喚者自身が幻惑に囚われているためサラマンダーの爆炎の攻撃は空を切るばかり。 ｢……。｣ その一方でアルミは剣を構えたまま動かずにその場にｼﾞｯと立っていた。 ｢そこのキラキラ光ってる奴、あんたも傷つけてあげる。｣ ｢ほんと。私達より目立つのは許されないわ。死になさい。｣ ビュンビュン 　ビュンビュン 見えない円盤の攻撃が近づいて来るにもかかわらず、まだアルミはその場を動こうとしない。

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☆ アル様へ


お早う御座います。


parallel‥続きが気になりますよっっ(>_<)💦


黒死病のお爺ちゃん、大量の吐血をしていても戦う底力💪 病気で弱ってるのか、タフなのか‥分からないけど 今後の展開が楽しみです。


ずっと読んでいて、私の好きなキャラは初めの頃から 変わらずラリスちゃん🌷
弱い所もあるけれど、気丈さもシッカリ持っている部分が✊🌟最高です😉


私の方は、新作を書いて行く予定でタイトルも決まりました🌹


また集いで、お知らせしますので時間が有る時に覗いて下さいね。


では では、これからも無理しない程度で 更新がんばって❤

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>> 435 澪さんいつも応援ありがとう☺
元気つけられます😊
🚀parallelworld🌏も未知の惑星との終盤戦になりました。これからみんなの運命は如何に…
お気に入りのラリスと砕の恋の行方は…凱が35年前にドイス閣下から受けた闇の力黒死病はどうなるのか…
更新楽しみに待ってて下さい☝😁

また、澪さんの新作名｢死人形｣楽しみにしてます。
アル🍺

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>> 434 連続で何かが襲い掛かってくる。 ﾋｭﾝ 　　　　ﾋｭﾝ 　　ﾋｭﾝ ｢そこっ!!｣ 沙羅は照明で僅かにｷﾗｯと光ったのを見逃さず腰… ｼｭﾜ～ｯ
甘い香りが漂ってくる。

｢これは…!?｣
｢ﾇｯ…｣
沙羅とアルミは顔を腕で覆った。

｢さっきのは小手調べ、次の攻撃は交わせるかしら。｣

｢ふふふふふっ…｣

女将軍等の声が入り混じりあちこちから聞こえてくる。

ぐわん ぐわん ぐわん

｢しまった！幻惑作用のある香料！｣
ｽﾞﾊﾞｯ
　　ｽﾞﾊﾞｯ
沙羅に見えない円盤がどこからともなく襲いかかり白光の鎧や手足に斬り傷が付いていく。

｢なめないでよね！｣
沙羅は印を結びサラマンダーを召喚した。

ゴバアアァアァァッ

《主よ！呼んだか》
業火に包まれた魔人が再び現れた。

｢そうかお前かさっきの戦闘機をやってくれたのは。｣

｢でも、私達を焼き尽くす事が出来るかしら。｣

《何だと!!》

召喚者自身が幻惑に囚われているためサラマンダーの爆炎の攻撃は空を切るばかり。

｢……。｣
その一方でアルミは剣を構えたまま動かずにその場にｼﾞｯと立っていた。

｢そこのキラキラ光ってる奴、あんたも傷つけてあげる。｣

｢ほんと。私達より目立つのは許されないわ。死になさい。｣

ビュンビュン

　ビュンビュン

見えない円盤の攻撃が近づいて来るにもかかわらず、まだアルミはその場を動こうとしない。

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>> 437 ｢捉えた…｣

ﾁｬｷ
アルミは高速で剣を放つ。

ｶﾞｼｬﾝ ｶﾞｼｬﾝ
見えない円盤を真っ二つに切り落とす。

｢ﾌﾝ！まぐれ当たりだわ。｣

｢それは、どうかな…｣
アルミは人差し指を素早く突き出すとそこで見えない円盤が回っている。

ｷﾞｭﾙｷﾞｭﾙｷﾞｭﾙ

｢そんな馬鹿な!?｣
｢私達でも幼い頃から辛い訓練で体得したと言うのに何故！｣

ドン！

｢辛い訓練だと…｣
アルミの逆鱗に触れ闘気が一気に膨れ上がった。

｢何、この凄いプレッシャーは！｣
｢潰されそう。｣
女将軍等はアルミの飲み込まれそうな闘気に圧倒された。

｢いつも死と隣り合わせで身に付けた奥義を喰らうがいい…｣

ズオオォォォォ…

｢暗黒龍剣奥義…｣

ドドン！！

更にアルミの闘気が上がり黄金の剣がどす黒い光を放つ。

｢閻魔…｣

｢なにっ!!｣
女将軍等は一気に漆黒の闇に堕ちる。
目が見えない暗闇の中何度も何度も巨大な龍に二人は噛み砕かれては死ぬ程の激痛を味わい、また体が再生する。
(いや～っ)
(たすけ…)
そうこれは永遠と肉体が滅ぶまで繰り返される。相手の精神にかける禁断の奥義の一つ。

｢永遠に裁かれろ…｣
ﾁﾝ
アルミは沙羅を解放しに向かった。

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>> 438 大要塞アジール指令室…

ｳﾞｨｯ ｳﾞｨｯ ｳﾞｨｯ
｢司令官！Ｙブロックにあるバリア制御室が破られバリアが…アジールに張ってあるバリアが…やはり侵入者がいたのでは!?｣
巨大なスクリーンを観ていた兵士が慌ててシートから立ち上がり後ろの司令官を見る。

｢…このアジールのバリアをどうやって…｣
司令官はあまりの想定外の事で信じられず動けずにいた。

｢司令官どうしますか？｣

｢このままでは、責任を取らせられ私が王からの指令で首を跳ねられる…｣
暫く考えるとﾎﾟﾝと手を叩いた。

｢エイヴァ改を放て…即刻侵入者を排除するのだ!!｣

｢然し…あれは完全体ではなく未完成のままで敵味方なく襲うのでは…｣
ﾋﾞｼｭﾝ
｢うぐ…｣
司令官のレーザー銃が光り兵士は息絶えその場に倒れ込んだ。

｢何をグズグズしている！私はまだ死にたくはない。Ｘブロックで研究しているエイヴァ改を放つのだ。｣
恐怖で必至な司令官は他の兵士に命じた。

｢ハッ!緊急事態発令!!Ｘブロックのエイヴァ改を檻から放て…その場にいる隊員は退去!!
繰り返す……｣

……

ｳﾞｨｯ ｳﾞｨｯ ｳﾞｨｯ
｢んっ…えらく騒がしいのう…見つかったか。｣
祖父はシャドーmkⅢに向かう途中で走りをやめた。

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>> 439 ガシャン

Ｘブロックの何重にも積み重なった重い鉄格子が開く…

グゥ……

4m程のドロドロした人型が低い唸り声をあげ四肢を激しく叩きつけると檻の外に飛び出した。

隣のブロックにいる凱等はまだその事を知らない…

……

｢アルミ、そっちの状況はどうじゃ？｣
祖父は左手首のﾘｽﾄﾊﾞﾝﾄﾞに向かって話す。

『こっちは、ﾎﾛｸﾞﾗﾑﾏｯﾌﾟを観た限りもう直ぐ女王の居る部屋だ。そっちは上手くやったか…』

｢分かった。今、バリアを破壊してシャドーmkⅢを停めておる場所に向かっておるとこじゃ。｣

『ほう…流石は大戦の英雄様だ…』

｢ふん！こんなもの朝飯前じゃ。お主も何があるか分からん気を付けるのじゃぞ。｣

『我が暗黒龍剣は無敵だ…』
ﾌﾟﾂｯ

｢全く…雷の影響じゃな。｣
ﾊｱと小さくため息をつくとシルバーメタリックの船が見えて来た。


その時…

ドゴオオォォォォーーｯｯ

いきなりシャドーmkⅢが轟音をあげ爆発した。

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>> 440 ゴガアガアァァン

　　｢うおっ…｣｣

｢何じゃ!?｣

　　　｢キｬｱｯ!!｣

腕を上げガードする三人を爆風が包み顔や体に破片が飛んでくる。

｢風よ我らの障壁となれ…｣
ｼｭﾙﾙ
ラリスが呪文を唱えると目の前に大きく風が吹き三人を包み込んだ。

｢シャドーーｯｯ!!｣
我に返った祖父は前に手を伸ばし叫んだ。


グルルルルルルッ


目の前に奇怪な生物が現れた。

ﾁｬｷ
｢ぬう～ｯ｣
祖父は奇妙な形の刀を抜いた。

ｽﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞ…

圧倒的な力を持つプレッシャーが皆を覆う。

｢……。｣
(何だコイツは…)
砕は息を呑む。

｢何…このグロテスクなの…｣
ｽﾞﾘｯ
ラリスは一歩後ずさりする。

キシャーーーッッ

目の前にいた筈の生き物は奇声たかと思うと消えた。

ズバッ

｢ぬぐうっ!?｣
電光石火の巨大な爪が祖父の腹を切り裂く。

｢爺ちゃん!!｣

｢風の障壁でガード出来ないなんて!?｣

……

…

ドゴオーン

その頃アルミと沙羅はセレナ女王がいる部屋のﾊｯﾁを破壊したどり着いた。

｢何処だ…｣

｢セレナ女王ｯｯ!!｣

その部屋には誰もいる気配がない。

｢くっ…何処かに移動させたか…｣
アルミが床に落ちていた衣装を掴み投げ捨てた。

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>> 441 グルアァ

奇怪な生き物は緑色のﾄﾞﾛﾄﾞﾛした手を合わせ印を結んだ。

｢これは…!?｣
ラリスはその動きを見ると慌てて氷系最大級呪文を唱える。

ゴオアァァァァッ

空中から炎系最大級太陽のコロナが大蛇の様に三人に襲いかかった。

シャキーッ

ラリスが詠唱を終わり巨大な氷塊でガードし通路を凍てつかせる。

｢みんなこの絶対零度の魔法は-273.15℃…何故、知ってるのか知らないけどあの化け物が使った魔法はハイエント(古代呪文)の禁呪つまり炎の呪文の超高温はまだまだ上昇するから私の呪文の効果も長く持たないわ。｣

グゥギュルラァ
ｼｭﾝ

｢うぐっ｣
｢ラリス！｣
エイヴァ改の蹴りがラリスの腹に炸裂し巨大通路を20mほど先に飛ばされた。

｢ふおっふおっ、仕方ないの…35年振りに封印を疾くかの。｣
両腕に巻き付けてある鎖を千切り｢開!!｣と叫んだ。

ゴォギン ゴォギン
両腕が紫色のオーラに包まれ更に腰袋から蒼い小瓶を取り出すと飲み干した。

ド ド ン

祖父の体が三十代の屈強な肉体にみるみる変化する白髪から黒髪へとﾒﾗﾆﾝ色素が活性化し昔の全盛期に戻った。

ｺﾞｷﾝｺﾞｷﾝ
｢ふう～ｯ！やっぱ俺様はこうでなくちゃな。｣
太い首と肩を鳴らした。

• << 445 ｢砕！ラリス！足手まといだから端っこの方で見物してな。｣ ザシュ ラリスを抱える砕に言うか言わないうちに一瞬姿が消えたような素早さで祖父はエイヴァ改に魔人刀を斬り込む。 ズバッ ギィイヤァアッ 耳の鼓膜を切り裂くような声が鳴り響く。 緑色のドロドロした左腕が床にゴトッと転がった。 ｢まだだ！｣ 祖父は腰を落とし刀を突き出すと漆黒の鎧に凄まじいオーラを溜め魔人刀の刃先まで伝わると床を蹴った。 ｢いくぜおらーｯ!! 真･ガイブレイドォォォーｯｯ!!｣ 両腕の封印を解いた事により銀狼族本来の力を発揮しガイブレイドの五倍の威力を放つ。 ゴシュウーーッ エイヴァ改も落ちた左腕を広い素早く後方に逃げながら腕をくっつけて印を結ぶ。 ドゴオオォォォアァァ ｢どうだ！直撃を喰らって動けねぇだろ。｣ 爆煙が消えていく。 ゴゴゴゴｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞ… 然し、そこに現れたのは無傷のエイヴァ改であった。 その顔は妖しく歪む。 ｢んだと!?馬鹿な！｣ 祖父は自分の目を疑った。

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☆ アルさんへ


お久しぶりです(^∀^)


若返り爺ちゃん❤❤
これからの活躍が、何だかとっても気になります(^w^)


更新楽しみにしてますね(≧∇≦)

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>> 443 澪さん、おはよう✋😚
やっぱり凱はハチャメチャ自己中野郎の"俺様"が一番良く似合う。
ん…ｼｰﾗ星で貰った10本の若返りの蒼い小瓶…後残り何本だったか忘れた😂💦
…まあいいか💦

応援レスありがとう☺
実は澪さんの｢死人形｣お気に入り登録して溜めて一気に読もうと態とまだ読んどらんばい😁リアルが忙しい中執筆頑張って下さい😚
アル🍺

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>> 442 グルアァ 奇怪な生き物は緑色のﾄﾞﾛﾄﾞﾛした手を合わせ印を結んだ。 ｢これは…!?｣ ラリスはその動きを見ると慌てて氷系最大級呪文… ｢砕！ラリス！足手まといだから端っこの方で見物してな。｣

ザシュ

ラリスを抱える砕に言うか言わないうちに一瞬姿が消えたような素早さで祖父はエイヴァ改に魔人刀を斬り込む。

ズバッ

ギィイヤァアッ

耳の鼓膜を切り裂くような声が鳴り響く。

緑色のドロドロした左腕が床にゴトッと転がった。

｢まだだ！｣
祖父は腰を落とし刀を突き出すと漆黒の鎧に凄まじいオーラを溜め魔人刀の刃先まで伝わると床を蹴った。

｢いくぜおらーｯ!!
真･ガイブレイドォォォーｯｯ!!｣
両腕の封印を解いた事により銀狼族本来の力を発揮しガイブレイドの五倍の威力を放つ。

ゴシュウーーッ

エイヴァ改も落ちた左腕を広い素早く後方に逃げながら腕をくっつけて印を結ぶ。

ドゴオオォォォアァァ

｢どうだ！直撃を喰らって動けねぇだろ。｣

爆煙が消えていく。

ゴゴゴゴｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞ…

然し、そこに現れたのは無傷のエイヴァ改であった。

その顔は妖しく歪む。

｢んだと!?馬鹿な！｣
祖父は自分の目を疑った。

• 共感0

>> 445 ｼﾞﾘｯ
エイヴァ改と祖父は睨み合う。


｢ハイエント禁断呪文のディストート…｣
通路の片隅でラリスは呟いた。

｢ラリス何だそのディス何とかってのは？｣
砕が尋ねる。

｢あれは呪術者の目の前に歪んだ空間を作り攻撃を交わすの。ただ、連発するとこの空間が壊れ違う異次元空間に飛ばされる両刃の呪文。｣


｢…さっきの太陽のコロナといい今のディストートといいシーラ星に眠るハイエント禁断呪文ばかり…何故あの緑色の化け物が知ってるの…私は父が王だから特別に知ってるけど後は数人しか知らない筈…｣
ラリスは緑色の化け物を見つめた。

｢サラムよ我が刀に宿れ!!｣
ｺﾞｵｯ
魔人刀に炎が舞う。
ｶﾞｼｭ ﾌﾞｰﾝ
｢おらっ！七重残像…｣
祖父はジャンプと同時に七人に分身する。
｢いりゃーーっ！阿修羅爆炎斬りぃぃぃっ!!｣
エイヴァ改を円に囲むと鬼神の如く高速で切り刻む。

ギギッ

｢これで最後だ!｣
漆黒の鎧に溜めたオーラを光線のように放った。

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>> 446 眩い光が巨大な通路を包む。

ギィヤアァァァァァッ

ｼｭﾀﾝ ﾌﾞｰﾝ
空中からｸﾙｯと回転し祖父は床に着地する。

辺りは鼻をつく様な焦げた匂いが立ち込めた。

｢ふん！コイツは連続で呪文なんか唱えさせる暇無かったから効いたろ。どうだ化けもん！俺様を舐めるなよ。｣
若返った祖父は鼻を鳴らした。

ぬちゃ ぬちゃ

オーラの光線を受けたエイヴァ改の胸から腹部まで緑色の皮膚が爛(ただ)れ落ちた。

ゴボァッ

｢んっ!?何だ…｣
祖父は少し後ずさりし魔神刀を構えなおす。

エイヴァ改の胸部から何かが出て来た。

｢……!?｣
20mほど離れ床に座り込んでいる砕とラリスは何が起こったのか目を凝らした。

｢…まさか…そんな、まさか!?｣
祖父の顔が一気に青ざめていく。


｢どうしたんだ爺ちゃん？｣


胸部から出て来たのは見覚えのある顔…

｢んで、化けもんの中にいるんだ…｣
祖父は構えたまま動けなくなっていた。

少しするとエイヴァ改の胸部は再び緑色のドロドロした皮膚に覆われていった。

ギルラアァァッ

｢爺ちゃん、危ない！｣

｢ﾊｯ！しまっ…｣

ゴギャｯｯ

祖父は顔面を殴られ後ろにおもいっきり吹き飛ばされた。

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>> 447 ｢ラリス…｣
砕はラリスと目を合わせｺｸｯと頷くと、祖父のもとへ駆けて行った。

｢ふんっ！ちったぁ気の利いたパンチ繰り出すじゃねえか。｣
祖父はﾍﾟｯと口から滴る血を吐くと腕で拭いながら、刀を突き立て立ち上がる。

ｼｭﾀﾝ
｢爺ちゃん大丈夫かよ。バトルマニア爺ちゃんの動きが止まるなんて、あっちからじゃ分からなかったけどよ何かあったのかよ？｣
砕は祖父に駆け寄るなり尋ねた。

｢それが…｣

ギュルラーッ

エイヴァ改のドロドロした緑色の腕が目の前にいきなり伸びて来た。

｢おっと、危ねぇ。｣
砕はしゃがんで交わすと｢マリーンよ！我が刀に宿れ!!｣と叫んだ。

ﾊﾞﾘﾊﾞﾘ

雷鳴刀に青紫の雷が激しく交差する。
そして、左手を前に突き出し刀を持った右手を後ろに捻りながら腰を落とし構えを取る。

｢うおぉぉぉぉっ!!｣

ド ン

ｷﾞｭｲｷﾞｭｲｷﾞｭｲ

砕の生死をさ迷った時の覚醒により今までとは比べものにならないオーラを体に纏った。

｢修行で身に付けたサンダー･スティンガーブレイクのパワーアップバージョン…ライトニング･スティンガーブレイクを喰らいな!!｣

バヂバヂバヂｯ

｢待て！砕!!｣
技を放とうとするのを祖父が制した。

• << 456 ｷﾞｭｲｷﾞｭｲｷﾞｭｲ ｢何で爺ちゃん止めるんだよ。今が弱っているからチャンス何だぜ！｣ 砕は絶好の攻撃のチャンスを潰され祖父に怒った。 ｢だが嬢ちゃんが…セレナが化けもんの体の中に取り込まれてるんだ。｣ ｷﾞｭｵｯ 祖父は拳を握り締める。 ｢えっ、マジかよ!?何で女王様が…｣ 砕は構えをとき黙ってしまった。 ｢どうしたの?｣ そこへ回復魔法である程度回復したラリスが近づいて来た。 ギャアルルルラァァッ ｶﾞｷﾞｯ 鋭い爪が伸びて来る。 ｢くっ…どうすれば…｣ 祖父はエイヴァ改の攻撃を交わしながら思案する。 ラリスも砕から聞き今の状況を把握した。 ｢ラリス、何かどうにか出来る呪文ねぇのかよ！｣ 砕はラリスの肩を掴んだ。 ｢あることには、あるんだけど…｣ ｢じゃあ、ﾊﾟﾊﾟｯとそいつを唱えてくれよ。｣ ｢私、独りの魔力じゃ無理だわ。然も、精霊魔法と融合させないと…｣ ラリスは困った顔をした。 ｢おめぇら、沙羅に連絡をとるんだ！｣ ｢そうか、母さんなら精霊魔法が使える。｣ ｺﾞｼｭｯ ｢ぬうっ…段々、化けものの力が戻って来てやがる。急げ!!｣ そのやり取りを魔神刀で攻撃を受けながら聞いていた祖父は叫んだ。

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>> 448 アル様👑

全部４日ぐらいかかった、読むのに😥

面白いです🙌

自分のは……
一時中断です😥
お身体に気をつけて頑張ってください🙌

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>> 449 笑い袋さん、読んで貰えて嬉しかばい☺
えっ、今連載中の忍者ものは一時中断💦個人的忍者もの好きけん焦らずに頑張って下さい😚更新待ってます😊

因みにおいは、一週間前から十年以上前に事故でやった頸椎椎間板ヘルニアがくしゃみで再発😫
右手が痺れ床屋の仕事も出来ず寝たきり状態…😂
嫁さん知的障害者の仕事で早勤･夜勤･宿直でいないから、何とか認知症婆ちゃんやＬＤ障害小２と保育園のチビ二人の面倒みよります😂
男は気合いと根性❗
💪😤ﾑﾊｯ💨
然し、くしゃみ恐るべし😨💦
アル🍺

• << 451 くしゃみは、バカに出来ないよ😱 腹筋も使うから自分も脇ツル事がありました😥 大変ですね😱 頑張ってとしか言えませんが😥 リラン👼 「私がやります👼 アルさんに幸せを」 ✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨⭐

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