こちら続きです(;^ω^) フーリーヘイド
前回のスレ満杯になったらしくこちら続きです。(;^ω^)
小説など書いたことない全くの初心者です(;^ω^)
この物語を読む前に注意してください。
これはあくまで俺が空想した架空の世界です。
現実の世界とは一切関係ありません。
読んでる途中で不快に感じたり、
生活に支障が発生しそうな場合はすぐに読むのをやめてください(;^ω^)
~プロフィール(;^ω^)自己紹介~
ハンドルネーム:saizou_2nd
1980/08/12 生まれ
7年過ごした妻が鬱により2年前他界。
ショックから立ち直れず現在、生活保護中で心療内科に通院中。
何か出来る事は無いかと、頭を使うのはタダなので七転八倒中。
~この作品について(;^ω^)~
俺は赤ん坊の時、どの部屋だったかは定かではないが。
母親が俺のオムツを替えようとしていて、
小便を母親にかけた時、
人を嫌がらせる方法を覚えた。(なぜかおぼえている)
幼稚園卒園の時、問題児だった俺の担当の先生?がなぜか泣いているので、
何で泣いてるのと聞いたら隣のクラスの先生が結婚できなくなったのよと言った。
あの時の怒りは未だに忘れない。
「お前凄い良い女なのに何で結婚出来なくなるんだよ!」
先生の服ガッチリ掴んで叫んだ。
どんなに大暴れしてもあの先生は俺を怒らなかった。
「俺が結婚してやるよ!だから泣くなよ!!」
先生はありがとう、と言って俺を抱きしめた。
この時、俺は悲しみ、愛、怒り、お金では買えないものを、
先生から受け取ったのを覚えている。
小学校1年生の時、空に浮かぶ島があるという話を聞き、
1か月間探したが見つからず、
何でそんな話が出来たんだろうと考え始める。
この物語はその時から現在も進行しているが、
そのたった一つの疑問を追及し続けた愚かな行動の一部だと思って頂きたい。
しつこいようですが、俺は鬱であり自己表現により自分自身の治療も兼ねたこの物語。
文法、ルール、言葉遣い等、高卒以下の知識にて作成のため、
読書家の方、知識のある方には大変読みづらく不快な思いをさせます。
早い話、もう読みたくない!っと思ったら、すぐに読むのをやめてください。
責任を取れません。
無責任にも俺は、ある馬鹿馬鹿しい救いようの無い空想に達し、
これを表現すべきか半年悩みました。
表現したいのだけれど、表現してはいけないのではないか。
今も言葉を選んで慣れないキーボードを叩いてる始末です。
できれば中途半端でやる気をなくして作成をやめてしまえとさえ思っています。
いつまで書き続けるかわかりませんが、
頑張ってみます。
25/06/09 04:30 追記
最初から読みたい方はこちらへ(;^ω^)
https://mikle.jp/viewthread/4259320/
タグ
~ ええ(;^ω^)休憩入ります ~
~ ...もう凄いですね(;^ω^) ~
~ おまえ書いてんだろって話なんですけどね(;^ω^) ~
~ ドネ凄いですね(;^ω^)俺無理ですよ、絶対 ~
~ 骨丸見えなんですもん(;^ω^)不老不死とは言え...無理無理 ~
~ ちょっと山越えたかなって思ってます(;^ω^)勝手に... ~
~ こんな小説売れませんよ、ほんとに(;^ω^) ~
~ 教育に悪い悪い...(;^ω^)...学生さんがもし読んでいたなら ~
~ 絶対に真似しないように!!(;^ω^) ~
~ 休憩入ります(;^ω^)...いつもマイペースですいません... ~
気が付けば、
辺りはもう漆黒の砂漠へと戻っていた。
何も無かったかのように、
いつものと言うとおかしな表現ではあるが、
砂を食い、恨みの炎が監視。
満月は変わらず。
漆黒の空もそのまま。
集まった砂の群れもそのまま、
ローブを被った老人の姿のまま。
「...。」
もう。
絶句は目の前で起きた事を、
体験したこの者達だけに、
今は許されている。
言葉など出ないのが当たり前である。
誰が信じようか。
わかるよ、などと言う者がいるなら、
それは目的が違うのだろう。
それらはこの漆黒の砂にすら及ばず、
こうして表現している私は更に、
それらにも及ばず。
只々、書き記すのみ。
ただ、書き記すのみである私が情けなくさえ思える。
彼らを今、
癒せるのはこの静寂だけである。
信じがたい現象の中を、
ジャンク、ミイ、ビック、クエス、
友であった集まった砂の群れ。
彼らを繋ぐものが鳥となり、
卵に触れ、
卵は震え、
自らの血で溺れながらも、
出られなかったドネが外へ出られたという奇跡。
{怒り}と言う{彼}やアトナでさえ予想しなかった、
出現と圧倒的力の差という強襲もまた奇跡であったのだろう。
自らの皮や肉を脱ぎ捨てたのは、
卵がそれを許さなかったのだろう。
割れる気配は全くない卵から、
まるで水面から出てきたように、
ドネはその変貌した骨と僅かな筋肉、
内臓のみを携え、
{怒り}を止めるべく、
文字通り、
本来の目的通り、
もはやどうなったか分かりしえない{彼}を救うため。
ミトナを止めた時と同じ事を、
本気で、
激痛のさなかで、
本能のみが頼りと言うか細い糸を辿り、
これはミトナと自分が生み出したものであるならば、
たとえここで朽ちようとも、
{怒り}でさえ救わねばと思った矢先の、
これも奇跡としか言いようのない、
大激怒の怒号による静止。
結果、今の様である。
「ごめんな。」
ようやく静寂を切り開いた泣きじゃくる{怒り}への謝罪のドネの声。
それを号令に皆少しづつ動き出す。
「...ドネ!
大丈夫なのか...!?」
「...大丈夫みたいだワン(;^ω^)=3...。」
ジャンクの声に反応したドネを知ったのだろう、
ミイが安心して伝える。
横でビックとクエスも安心している様だ。
ミトナ。
既にドネへの治癒機能発動と共に、
{怒り}をドネと一緒に抱きしめていた。
何故かひどく泣いている。
それもそのはずである。
目の前でドネが必死になってたいたのに、
何もできず、
今こうして動けるようになって、
泣ける事さえもドネやジャンク達の繋がりの鳥、
卵のおかげでも少しはあるかもしれない。
アトナもそうである。
必死に止めようとしていたのだ。
ジャンク達やミトナも決して何もしていなかった訳では無いのだ。
皆必死だった結果、
正気を保つだけでも困難なあの現象の中で、
必死に考える事さえあの奇跡には、
全てが繋がっていたのかもしれないのだと、
私は思う。
どうやらドネの回復には時間がかかりそうである。
「ミトナ、何か手伝いかワン?」
「う゛う゛、だいじょぶでず...グス...。(´;ω;`)
アトナさんや鳥さん、卵さんをお願いじま゛ず!ううっ!(´;ω;`)」
「(^ω^)=3分かったワン!」
ミイに話しかけられてもどうやらミトナは涙が止まらないようだ。
まだ赤い湯気をあげて{怒り}寄り添うように抱きしめるドネ。
{怒り}とミトナはまるで双子の様に泣きじゃくっているのを見て、
とりあえずミイは安心したようである。
「ジャンクは鳥さんと卵さんお願いだワン(^ω^)」
「お、おお!(;^ω^)
任せとけ!(;^ω^)
ビックとクエスはミイと行ってやってくれ!」
ジャンクに二人敬礼してミイの元へ走る。
俺の敬礼(;^ω^)覚えたな、あいつら...と思いながら、
ジャンクは鳥と卵の元へ。
アトナ。
{彼}。
まるで石である。
ミイとビックとクエスは{彼}の状態を、
見てわかる事など無いはずなのに、
それは残酷にもわかってしまい、
絶句である。
もう石なのだ。
喋っていたあの恐ろしい凍てつきはもう見る影も無い。
動かない{彼}の周りを、
光?であるようなアトナが必死に飛び回っている。
「これは僕にも分からない。
彼に何が起きたかはわかるんだ。
でもどうしても彼は答えない。
大丈夫。
僕がいるよ。
絶対に離れないからね。」
今はアトナですら{彼}に繋がる事のみが、
彼への治癒であると信じるしかない様である。
何か出来ないものか。
ミイ、ビック、クエスはそれを眺め、
声もかけられず、
ジャンクから学んだ愛を用いて、
考えを、
{彼}とアトナを救える方法を、
頭で巡らせる事しか出来ないのであった。
この状況でそれを出来る事だけでも、
三人、そして脅威であった{彼}、
アトナは勇敢であると、
{彼}の餌食となった者達には、
間違っても言えない私の気持ちである。
「おおお...(;^ω^)
お前...鳥?(;^ω^)
卵?(;^ω^)
こんにちわとありがとうだよ、まったく。(;^ω^)=3」
鳥は嬉しそうにジャンクの肩に止まり、
やたら顔をこすり付けている。
卵はちょっと怒っているように見えた。
?(;^ω^)俺、口臭いからかな?と相変わらずのジャンクは思った。
そこへ音も無く砂の群がローブ姿のままジャンクのそばへ。
鳥は人見知りの様でジャンクの頭の陰に隠れる。
「俺の頭臭いだろ!(^ω^)鳥!
ん!?
どうなの!
この砂は良い奴らなんだぞ?
なんで怖がるの!
そして卵!(;^ω^)
怒ってるじゃない!(;^ω^)
言ってごらん!(;^ω^)
...いやっ!!!!!
俺が当てる!!!(・ω・) ←また始まったジャンク」
(;^ω^)何となく呆れている卵。
「はい!電車来ますよ~!(・ω・)
白線まで下がってくださ~い!!(・ω・)
足出てますよ~!!(・ω・)」
そう言いながら卵に近寄るジャンク。
(;・ω・)ちょっと恐がる卵。
「はい!そこの卵の方!(・ω・)
白線から出てますよ~!!(・ω・)
こっち来てくださ~い!!!(・ω・)」
(;・ω・)何故か言われるがままに近付く卵。
「はい!!!!チュッ!!!!!!(/・ω・)/」
と言って卵にキスしまくるジャンクと鳥。
何故か鳥もキスしまくっている。
(;・ω・)キスされまくる卵。
(・ω・)それを眺めるローブの砂の群れ。
もうこんな事出来るのはジャンクだけである事を、
私は笑いながら記す。
ドネ。
もう抱き合う力などは無く、
砂の上に横たわり、
仰向けのまま何とか、
息をしている肺が、
心臓が動いているのが見える。
普通は考えられない光景である。
ミトナはナビゲータを出現させ、
それを通して音を出しているのだが、
表現が難しい。
良く晴れた草原の風に揺らめく音と言えば良いだろうか。
そしてドネの前でナビゲーターと共に心配そうに、
まだ目に涙を残したままみつめるミトナ。
ドネの体からやはりンジマオオォォン、というよく見たら、
光の線なのかもしれない。
周りが漆黒なので眩しく見えるのかもしれないが、
縦線と横線がランダムにドネを包む。
ボッボッ、とまだ膝を抱えてドネを心配そうに、
申し訳なさそうに肩を揺らして泣いている{怒り}。
「ほら、泣かないで?
ドネは大丈夫だから。
ね?(^ω^)」
ボッボッボッ!とミトナにだって!だって!と言っているように見える。
「あなたは私に似てるかも。(;^ω^)
そう言うところ。(^ω^)
わかるよ?
謝りたいんだもんね?」
ボッ、とうなずく{怒り}。
「(^ω^)」 ←そしてこの顔であるミトナ
何故かわからないがこれは説明が付かない。
{怒り}が急に喜んでミトナに抱きつく。
足などバタバタさせてまるで母に甘える子供である。
「炎なのに熱くないですね。(^ω^)」
先程の恐ろしい存在とは思えぬ光景である。
単純に甘えているのだ。
~ 大変(;^ω^)失礼しました ~
~ 鬱による体調不良かと思いきや ~
~ ただお腹すきすぎて具合悪くなっただけでした(;^ω^)... ~
~ マイ鬱ちゃんに怒られましたわぁ(;^ω^)... ~
~ 「何でも俺のせいにするな~!」って...(;^ω^)... ~
~ ごもっともでした...(;^ω^)... ~
~ 白身フライ二枚セット210円買っちゃいまして(;^ω^) ~
~ 久しぶりの日光が体に良かったのとフライちゃんによる ~
~ 急激な栄養補給...(;^ω^)...爆睡です ~
~ まだちょっと頭フラフラするのでもうしばしお待ちを...すいません... ~
ドネが{怒り}に対して怒号の大激怒をしたのは、
私の都合の良い想像であるが、
この三人を見て、
どうしてもそう思えるので記す。
ドネは激痛にさいなまれながらも、
卵内に肉体の表面を脱ぎ捨て、
もう{怒り}を止める事だけを考えていたに違いないのだ。
同時に{怒り}を含め、
皆、救わなくちゃと思ったに違いないのだ。
欲張りだろうかとさえ思ったに違いない、
必死。
何故自分だけが動けたのか、
暴力による{怒り}の静止はしたくない、
動けるのは自分だけ、
どうする、
声だ、
声がある!
そんな事を思ったのではないだろうかと、
思っているのだ、
私は。
{怒り}が{彼}に強いた事は、
ただ、単純にしてはいけない事。
ドネは自分に嬉しそうによって来る{怒り}に、
それはしてはいけない事だよ?ではなく。
同じ事俺にもしてみろ、と言葉ではなく、
体に叩きこんだのだ、心と言う体に。
出来るはずがない。
褒めてくれるとさえ思っていただろう{怒り}に。
ショックの中、否定。
なぜ今出来た事が俺に出来ないと二重連撃。
これは。
{怒り}にとってはもう知らなかったとはいえ、
二度と忘れられないものとなるだろう。
一生懸命ドネにすがって泣きながら謝る{怒り}。
その{怒り}の頭を撫でながら、
ドネを治癒するミトナ。
「あなたはもうあの球体の重要情報には該当しません。
再度、過ちを犯す確率はもうゼロに等しいと私は推測します。
消去しますか?」
ナビゲーターがミトナに質問する。
博士の創った球体での恐ろしい体験。
宇宙すら虐殺したであろうミトナの怒り。
「...いいえ。(^ω^)
あれがあったから私はこの人に会えた。
あれがあったから私はこの子に会えた。
そうでしょう?
ナビゲーター。(^ω^)
私は消しません。
きっと消したらドネは怒りますよ。
何で消したの!って(;^ω^)
...。
ありがとう、ナビゲーター。」
もはや、
血の海に立ち、
冷たく笑うミトナは、
どうやらもういなくなったのではなく、
変わったようだ。
その悲しいどうしようもない記憶と言う荷を背負う、
ドネ、{怒り}。
そして他の皆と共に先へ進む勇敢な、
同じ荷を背負いあう者に。
先に散っていった似たような勇者達が、
目指した{彼}。
それが今、
噓のように撃滅されたのが事実であり、
後から来た彼らが、
時間すら危ういこの世界の中で、
こうして先人たちの先へと今、
歩もうとしている。
{彼}。
もう説明が付かない程の打撃、損傷、そして初めての敗北。
その苦しみなどという言葉が砂糖にも値しない程甘くはない、
いわば奈落。
アトナ。
{彼}と信じられない程の時間を、
説得し続けて来た少年。
それはアトナにしか出来なかったであろう、
勇気、思いやり、優しさ、
それらの言葉すら投げ捨てた説得だったに違いない。
分かるなどと言う者はいたら言葉など発せられる状態ではないだろう。
{怒り}と卵。
ミトナとドネの繋がりから生まれた存在。
卵はおそらくジャンク達の繋がりの鳥と、
何らかの関係があると見て良いだろう。
ドネが中で血だらけになり出られなかったのは、
まだ不明である。
{怒り}は単純に{彼}を敵とみなし、
ミトナ、ドネを守った。
ドネに結果、怒られてしまった訳だが。
その力は今の所、
最強である。
語る事すら恐ろしい程に。
鳥。
センコウドリによく似ているこの存在は、
何故かもう既にジャンクになついている。
卵に触れる事によりドネは外へと出られたようであるが、
詳細は今のところ不明。
敵ではない事には間違いはなさそうである、
卵も共に。
あまりの出来事の多さに私は混乱していないだろうか。
そんな不安さえ漏らしてしまう程、
ショックが大きいのだ。
元々、滅茶苦茶な世界であったこの物語は、
もはや普通の流れではないのだ。
ごく一般の物語のように、
ある程度のごく普通の流れ。
音楽で言い表すなら静かに始まり、
予想させる更なる曲調。
そこへショッキングな激変の調べ。
予想だにしない結末を思わせる悲しい音色。
しかしながらも最後は大団円のような、
良かったと叫ぶが如くのフィナーレ。
鳴りやまない喝采。
これが普通である。
ある音楽家が聞いているものを失神、
途中で聞くのを止めさせてしまう、
帰らせてしまう、
意地でも最後まで聴くぞという者さえ現れる、
酷い音楽を作曲したものがいる。
私のこうして文字を打たせて表現させているものはおそらく、
有名な教会に描かれた、
永遠に残るとされる壁画や、
観光客が止まない美術館に飾られ、
保管されている名画になりたくないのではとさえ、
最近私は思う。
たとえ有名にならなくても一瞬でいいのだ。
一瞬でも強烈な光を放ち、
誰にも真似できないその大打撃の様な力作。
ただ単純にそう願って私を動かしている。
最近の私はそう思うようになった。
そしてそれが、
今まで見て来たこの物語を通して、
洗脳されてしまったのかもと、
少し微笑んでしまう私自身を、
不思議に思う。
どこに自分たち二人から生まれた、
もの凄い力を持つ、
この物語のラストに登場するであろう{彼}を、
アリを見つけた赤ん坊がそれを叩き潰すが如く、
あっという間に再起不能にしてしまい、
なおかつその赤ん坊をあやしてしまった。
そんな馬鹿な物語は聞いた事は私は無い。
しかも今その赤ん坊は泣き狂って後悔している有様。
これ以上、
この先もはや恐れるものなど無いではないかと言う話なのだ。
...。
そうであって欲しいと言う私のわがままなのだろうか。
これよりも酷い事があるのだろうか。
それを恐怖すること自体間違いなのだろうか。
そう。
まだ終わっていないのだ。
いっそここで黒い物体が出てきて、
オシマイ、と言って欲しいとすら思える。
ある。
あるのだまだこの先が。
アトナは言っていたこの先で待っていると。
だがこうして{彼}を止められず、
ここへ来てしまっただけの事。
単刀直入に言う。
もう彼らを苦しませないで欲しいと。
ただ、他の苦しんでいる存在を差し置いて、
私はわがままにもそう願ってしまう愚か者であると、
ここに記す。
フーリーヘイド 第十四話 ~最後の一粒~
「ほれ!(・ω・)
見てみそしるっ!!
{彼}こんなんなっちゃったでしょ!!(・ω・)
わかってるの!?(・ω・)
ん!?
言ってごらん!(・ω・)
ん!
コショウがいまいちっ!?(・ω・)
こんちきしょっ!!!!!\(・ω・)/
さすがのジャンク様も怒ったぞっ!おいっ!!\(・ω・)/
今から怒るからな俺!(・ω・)
なっ!(・ω・)
これから怒るかもな俺!(・ω・)
ん!?(・ω・)
さすれば怒るかもよ!(・ω・)
ブッ!(・ω・)=3
煮汁は捨てちゃだめだからね!(;・ω・)」 ←オチのオナラしてしまった
(;^ω^){彼}の目の前に連れてこられ、
申し訳ないと思っているのに、
コショウがいまいちとは思っていないと、
伝えたい卵。
(;^ω^)(;^ω^)(;^ω^)(;^ω^)
ミイ、ビック、クエス、アトナが呆れている。
ついでにもう途中でオチのオナラしちゃってるしと思う四人。
アトナもすっかりジャンクの空気に飲まれ始めている。
その時である。
これは私は別の意味で記したくないのだ。
これもある意味酷くて書きたくないのだ。
もうこれを見ている存在の中では、
気付いてる存在もいるであろう。
あまりにも馬鹿げていて嫌になるのだ。
今回だけは許してほしい。
ジャンクは馬鹿である。
それ故に奇跡が起きたのである。
動かなかった{彼}が少し笑ったのだ。
「おもしろいの!!!!!!!\(^ω^)/
はい!笑いましたでござるっ!!!!!(^ω^)
もうだめねっ!撤回無しねっ!(^ω^)」
この一瞬を見逃さなかった、
さすがのジャンク。
ウザさはどこの世界へ行っても一番である。
「う!うるさいな!!
笑ってなんかいないよっ!
笑ってないもん!!!
あっち行けよ!!!」
{彼}が喋ったのだ(;^ω^)。
今の呆れた汗の顔文字は私である。
この物語を記し始めて初めて使った。
こんな人を馬鹿にした物語は即、
燃やしてしまえと、
先程この私を動かし記させている存在を、
火あぶりにしてやろうとさえ思う。
「鳥殿。(・ω・)
こちらの方は笑ってはおらんと仰せです!(・ω・)>
かくなる上はそれがしっ!(・ω・)
ここで切腹を!!!!(・ω・)>
おさらばでござる!!!!(・ω・)>」
どこから持ち出したのか短刀を腹に当て、
敬礼しながら天を仰ぎ泣くジャンク。
「ピッピッピッ!ピッピッピッ!」
突然ジャンクの肩でリズム良く鳴き始め、
それと共に左右に首を振る鳥。
それに合わせジャンクも腰を振り始める。
もの凄く腹の立つ光景である。
~ ええ...休憩入ります(;^ω^)... ~
~ ............えええとですね(;^ω^)... ~
~ ジャンクの名前の由来(;^ω^) ~
~ もう彼は何でも壊すんですね(;^ω^) ~
~ 馬鹿は死ぬまで治らないと言いますが(;^ω^) ~
~ 彼の場合は死んでも治りません(;^ω^)> ~
~ 読者の皆様、呆れる顔が見えております!汗 ~
~ 本当に申し訳ないと思っております!汗 ~
~ ふざけんな!とどうか石をぶつけないでください!(;^ω^) ~
~ 仕方ないんですよ!(;^ω^)もう馬鹿なんですもん! ~
~ 俺も呆れて今笑ってますもん(;^ω^)腹抱えて! ~
~ 休憩入ります(;^ω^)... ~
泣く事など無いではないか。
何を言っているのだと、
思うだろうか。
本当に。
{彼}はもう動かないのだ。
良いではないか。
そうなのだ。
良いのだ。
終わりである。
私達にとっては。
第三者からすれば良かったとかたずけて終わりなのだ。
この先何も恐れる事はない。
ただ残された世界へ向かえば良いのだから。
簡単な話である。
良かった良かった。
そう思ったのならこの物語を即破り捨て、
本でないのであるならば、
消せば良い。
私は喜んで待つ。
ここで終われるのだから。
良かった良かった。
さあ、もうおしまいだ。
終わりである。
早く読むのを止めてしまいなさい。
?
ジャンクが泣いている?
泣いているものなどどこにでも居よう。
放っておけばいいのだ。
人間らしき二人、
犬、一匹、
得体の知れないもの三つ。
卵?
鳥?
アトナに{彼}、{怒り}?
そんなもの放っておきなさい。
さ、終わりです。
ここから先は笑いもあるだろう。
でも書き始めの様なジャンクのおふざけは、
もう力無く微笑む程度のものに成り下がる事を、
覚悟の上で読み進みたまえ。
私を罵倒するならそれの方が、
よっぽど嬉しいからである。
おそらくこの先は、
あなた方の歯が欠けたり、
突然、
視力が悪くなる。
鼻が意味不明に腫れあがり、
誰も分かってくれず、
むしろそれを笑って楽しむかもしれない。
耳はある日突然溶けてなくなり、
外に出られなくなるかもしれない。
それすらこれで済んで良かったと言う、
事が起こりえない未知の領域。
脅しているのかと私を訴えればよいのだ。
喜んで牢獄へ入ろう。
心配なのだ。
度が過ぎ始めているからである。
先に散った勇者達は今、
後から来た目的をほぼ壊滅状態ではあるが、
姿だけは奇跡的に残り、
新たな仲間であろう存在も共に、
亡き勇者たちとこの先へ、
今まで無かったであろう、
今回の現象も含め、
残された世界、
愛の世界、
{彼}を救うと神に誓ったが、
おそらく駄目だったのだと思いながらも、
更なる重い荷を背負い、
進むのだ。
詫びたいのか、
悔しいのか、
もう疲れてしまったのか。
もう、ジャンクの泣き叫ぶ声は声ではなく、
...。
いや。
悔しいのだろう。
自分の無力さに。
浅はかさに。
もう結果は出てしまった。
まるであの日のように。
もう大丈夫ですよと、
良かった、妻は助かると、
あんなに喜んだ日は無いだろう。
妻の納得いかないあの顔が、
むくれた顔が、
最後となってしまった、
あの日の妻の死に顔が、
産まれて初めて見た、
後悔の顔。
こんなはずじゃなかった!と叫んでいる顔。
世界が灰色になった瞬間のあの日が、
努力などくれてやるから、
妻を返せと叫ぶ事なく、
黙って妻の目を閉じさせたあの日の事を。
またか!
もう二度とないとさえ思っていた!
まただ!
神に誓っても俺はこの有様だ!
ふざけていただけじゃないか!
笑わせてどうなった!
この有様だ!
もう、
ジャンクの叫びは血である。
泣き叫ぶ事さえもう悔しいのだ。
愚かしいのだ。
自分が。
ギリィッ!!ともの凄い歯を食いしばる、
信じられない音を立てながら、
突然{彼}を背負うジャンク。
「行くんだ!!!!!
進むんだ!!!!!
笑え!!!!!
ほざけ!!!!!
恨め!!!!!
ちぎれ!!!!!
好きにしろっ!!!!!
俺はな...!
...!
俺達はお前を救いに来たんだぞっ!!!!!
ほら!!!!!
笑えってんだ!!!!!
絶対!
置いて行ったりしねぇからなっ!!!!!
ごめんなぁ......!!!!!」
アトナが、
ジャンクの涙でグシャグシャの顔を見て、
安心したように見えた。
それはミイやビック、クエスも手伝っているから、
と言うのもあったかもしれない。
アトナにとってはこれだけでも、
{彼}が自分以外に背負われるなど、
これだけでも奇跡なのに、
残念ながらもうアトナに流す涙はもう、
{彼}に見せられたものによって枯れてしまっていたため、
オルゴールは鳴り続けるのだ。
ジャンクを更に悲しませるのは、
{彼}が空気のように軽いのだ。
まだ、チリ紙のほうがマシであろうとさえ、
思える程に。
卵はそんなジャンク達を眺めた後、
気になってドネ達の元へ。
丁度頭にジャンク達の繋がりの鳥が止まっている。
頭を打つ向かせ。
卵もどこか、
元気なさそうに砂の上を滑るように、
移動するのだった。
「ピッ.....。」
「(';').............(._.)......。」
どんなに捻くれた者や、
どんなにあくどい者でも、
この卵と鳥を捕まえようなどとは、
思わないだろうと、
二人に背中を見て思った私である。
彼らは一体そもそも何なのだろうか!?
その正体は!?
そんなありふれたものは今だけは、
消し飛んでしまえとさえ思った。
味方であろうが敵であろうが、
この絵は悲しみに満ちた空想画である。
漆黒の砂漠に黒い少年を背負い、
泣き叫ぶ男、
それを手伝うが如く、
犬と、小さな存在二体。
背負われた黒い少年を心配そうに飛び回る光。
絵の真ん中にはうつむく卵と鳥。
奥では砂をひたすら食うもの、
それを見張る様な青い炎。
漆黒の空には満月。
左奥にはほぼ骨になり横たわった人間を、
泣いてすがる黒い人型の炎、
同時に治癒する女性の様な存在。
この絵を前にしてお金目的に、
これらの正体は!?等と言ってしまった日には、
きっとその瞬間から何か失った様な、
気持ち悪さを覚えるだろう。
私は放っておけと言った。
当たり前だ。
水がもう無く、
干からびて砂漠で死を迎える方が良いのではないか。
不謹慎にも大げさにそう思うのだ。
彼らは今だけは放っておいてあげて欲しいのだ。
せめて。
現に。
目の前で。
私の頭がおかしいと。
それで片付けて頂きたいほ程に、
苦しんでいるのだ。
例えドネが回復したからとて、
状況は変わらない。
進むしかないのだ。
進めるかすら分からない。
おそらくそれはアトナに頼るしかないのだろう。
ジャンクも悲しんでいるが、
それはきっとドネもそうであり、
ミトナ、{怒り}、ナビゲーターは既にそれを、
知っているものとしている私であるが、
哀しくも間違いはなさそうである。
体は癒えるだろう。
過去の過ち、ついさっきの奇跡の恐怖の過ち。
ミトナの血の海、{怒り}の勘違いの防衛。
両者がこれに苦しんでいるのに、
どうしてドネの心を癒せようか。
愛なのだろうか。
あまりにも久しぶりに記した文字、
愛。
私自身も忘れかけていた。
ただこうして書き記している私でさえもだ。
爺さんが、
石像が見せた爺さんの言葉が、
今になって染みてくる事を記す。
~ ええ(;^ω^)休憩入ります ~
~ 読者の皆様(;^ω^)振り回して申し訳ないです ~
~ 実際(;^ω^)あんな桁違いのリピートの世界を ~
~ 駆け抜けた{彼}が笑うはず無いんですよね ~
~ 前回、何回か俺が読者さん減るなぁ~...と ~
~ ぼやいてたと思うんですが...(;^ω^)... ~
~ ...(;^ω^)... ~
~ 正直迷ってます(;^ω^) ~
~ 一番最初に書いた、こんなもの途中で諦めて投げ捨ててしまえと ~
~ 書いたあの気持ちは今も変わりません(;^ω^) ~
~ やめませんよ!?(;^ω^)それはダイジョブなんですが... ~
~ 悩みます...次の行き先がまた...orz ~
~ 何でこんな事思いついちまったんだろうって最近思ってたら(;^ω^) ~
~ また夢にあの神っぽい髭じじい出てきて ~
~ 死んだ嫁と俺指さしてゲラゲラ笑ってるんですよね(;^ω^) ~
~ まぁ、笑ってるから良いかと思ったんすけど(;^ω^)いいんかい! ~
~ とりあえず!\(;^ω^)/そんな感じっす!!!! ~
~ 改めて、読んでくれた皆様、全部読んでくれた皆様 ~
~ ウォッチリスト、付箋、共感くれた皆様 ~
~ 本当に感謝です!(;^ω^)>ビシィッ!敬礼! ~
~ 我が鬱ちゃんは良い方向へ向いてます! ~
~ マイペースではありますがよろしくお願いいたします ~
~ ええ(;^ω^)読者の皆様 ~
~ 大変お持たせして申し訳ありません ~
~ ちょっとまだこの先を書くべきか悩んでおります ~
~ 自問自答の毎日、オンラインゲームで遊んでるんですが ~
~ ほとんど会話です(;^ω^)めっちゃ叫んでます ~
~ はっきり言うとこの先の展開は暗いんです、凄く ~
~ いつもそう言ってだましてきた訳なんですが(;^ω^)すいません ~
~ 俺が1年半悩み続けた構想がいざ目の前に来てしまうと ~
~ 買い物しても、妻を思い出しても、飯食っても ~
~ ゲームやっても変わりません...良いのかと、本当に ~
~ やめるわけでは決してないのでご安心ください(;^ω^) ~
~ 今もはあはあ言いながら苦しんで書いとるわけですが ~
~ もう1日お時間下さい、本当に申し訳ないです ~
~ 余談なんですが昨日市役所行ってきましてね(;^ω^) ~
~ 今月で担当変わりますよサイゾウさーんって言われて ~
~ あらま、って事でとりあえず今こうしてるよーと ~
~ プレゼンテーションしてきたんですが(;^ω^) ~
~ 担当の人なんか凄い嬉しそうでした(;^ω^) ~
~ 書いてよかったなぁって思いましたよ ~
~ 二人で笑いました ~
~ 支えてくれた全ての皆様、もうしばしお時間下さいorz ~
~ フーリーヘイド、完成させることをここに記す ~
光った砂が頂点の見えない四角い立方体、
丁度、
柱の様な、
黒など通り越した漆黒の空に消えていく程の、
巨大な柱を、
硬いなど通り越し、
冷たいなど思い出になる程の、
漆黒の床?の上を、
光った砂が、
カタツムリのように柱を運ぶ。
その光った砂はきっと、
何故か分からないが、
大事なものに見えるのだ。
本来、
自分の墓にだけ持ち帰る様な、
何か大事なものに。
床と柱は容赦なくそれを挟める。
阻む。
それは砂とは真逆で、
キリの無い、
漆黒がふさわしい欲望。
砂はだからどうしたのだと言わんばかりに、
向かっていくのだ。
フーリーヘイドへ。
これが何かは分からないが、
分かるのだ。
遠足の前の日、
プレゼントをもらう前日、
おそらく祝うであろう二人だけの前夜。
そんな、
楽しみなのだ。
単純に。
だから砂は進めるのだ。
きっと。
「ドネエエエェェ!!!!!!!
やめてえぇ!!!!!!
やめてよぉーーーーっ!!!!!!!!」
卵に包まれたジャンク、ミイ、ビック、クエス、
ミトナ、{彼}、アトナ、{怒り}。
泣き叫ぶはミトナの悲しみ。
ボッボッ!と泣き叫ぶは{怒り}の学習と後悔。
ピッ!と卵の外で叫ぶはジャンク達の祈り。
無言で叫ぶは卵の死守。
ドネ。
そのあまりにも変わり果てた{怒り}によく似た、
業火。
聞こえるのでもなく、
聞こえないでもなく、
そのドネの巨大化した業火は、
真っ黒く燃え盛り叫ぶのだ。
激怒を。
常日頃、簡単に怒りを表せるは幸い。
その真逆は爆発させた時の抑制が効かない煉獄。
単純に、
我慢していた事を目の前のものが簡単にしているのが、
許せないを通り越え、
先をも考える事すらもったいない程に、
ターゲットへの打撃、苦痛、慈悲、傀儡、無謀、制裁。
表現はもう役に立たない程のドネの漆黒の柱への接続。
漆黒の柱は光る砂への誘惑、嫌悪、妬み、嫉妬を囁き、
漆黒の床は光る砂に諦め、絶望、休止、遮断、逃避を囁く。
そしてドネは床に囁く。
次はお前だと。
絶対零度など役に立たない凍てつき。
柱はドネの接続に苦しみ、崩れ続ける。
どうしてこうなったのだと私ですら思っている。
正義の味方が巨大怪獣をやっつける。
それを卵の中から鑑賞。
それならばよかったのに。
逆に皆、正義の味方を止めているのだ。
やり過ぎだと。
滅殺、虐殺、謀殺、悲殺、喜殺...。
声をあげる事すら喜びとされる程の柱の叫びは、
もはや泣いていない。
気を失っている事すら許されない傀儡。
ドネの左手による接続により、
まず第一手。
質問。
たった一言である。
「名前は」
まだこの苦しみは左手で触れただけの効果、
結果である。
柱が必死に数え切れぬ答えを言うのだが、
ドネは微動だにせず、
じっとしている。
先程、私が記した{怒り}が{彼}に強いた攻撃は、
これに比ぶれば、
一つの塵であろう。
もう表現など不可能。
どんな方法をもってしてもこれは、
伝える事は出来ない。
百聞は一見に如かずとはよく言ったものであるが、
私は素直にこれを見ない事を願う。
見たなら死ぬであろう、
呆気なく。
話は戻る。
ドネの治癒にまだ時間がかかっている頃にである。
相変わらずミトナの治癒は続いており、
皮膚はだいぶ元に戻って来た。
それを見て{怒り}がミトナに抱きついて喜ぶ。
「私に似て甘えんぼさんなんですね?(;^ω^)
わかりますよ。(^ω^)
心配なんですもんね。(^ω^)」
「...イ...モ......。
来...てく...れて...あ...りが...とう...。」
このミトナの旧名、イモムシを寝言で、
なおかつ感謝をするドネの寝言はまずかった。
もう治癒などどうでも良くなり、
ただ必死にドネに抱きついて大泣きするミトナ。
複雑である。
私が来たからこんな事に?
私が来なければこの人は幸せだったかも。
私があんな虐殺をしなければこうはならなかった。
私が...私が...。
そんな思いの末の涙なのだろう。
{怒り}は後ろで嬉しそうに万歳?を
どこで覚えたのかしている。
「カメ...!
カメ....!!
大好き.....!!!」
旧名でドネを呼ぶミトナ。
必死だった。
危険だったとか、
危機一髪であったとか、
そうではなく。
不老不死ならではの苦しみのみ。
普通なら何を捧げてさえも欲するが如く、
手に入れたいものだろうが、
私はお断りしたいものだ。
この前まで仲良くスパゲティを食べ、
ドネに一目惚れをし沢山甘えていたミトナが、
今、
この有様なのだ。
私には到底無理だろう。
何度も私は似たような事を言っているのだが、
出来るよ!などと言ったものは正解であり、
それはきっと何度も生まれ変わり、
いつしか抑制する何かが兵器に奪われ、
その言葉、選択肢を悲しくも選んでしまったのだろうと、
私は考える。
奪われたのだから仕方ないのだ。
出来ると思って飛び込むのは当たり前だ。
火に飛び込む蛾のように。
やがて一つになる。
むしろその方が彼らより幸せかもしれない。
一つになる事を否定するよりも。
簡単なのだから。
だが彼らはちがうのだ、悲しくも。
神に誓った約束と言うか細い糸を、
辿り、
もう自我など思い出となる程のこの世界?を、
進む訳なのだから。
それが正しい事なのか、
馬鹿げた事なのかすら分からないのに、
ただ必死に進む彼らはやはり、
私にはどうしようもなく、
眩しいとしか思えない。
目が眩むほどに、
暖かい程に。
ドネは少し喋れるようになったので、
ミトナはドネを背負うために起こそうとしたが、
{怒り}がそれを駄々をこねるように止める。
「うん!わかったよ。(^ω^)」
嬉しそうにミトナの声と同時にひょいとドネを背負う{怒り}。
まだ泣きながらドネに顔をこすり付け甘える{怒り}
「(;^ω^)...。
ミトナにそっくりだなぁ...(;^ω^)...。」
「(;・ω・)!
そ!そんな事ありませんよ!(;・ω・)
わ、私はこんなに甘えたりしないよ!?(;・ω・)」
「あ(;^ω^)ああ...。
ごめんね、ミトナ。
わるかったよ、ごめん。(;^ω^)
俺、うぬぼれ屋さんでしたんこぶ。(;^ω^)」
この語尾のたんこぶがいけなかった。
「エヘヘヘヘヘヘヘヘ!!!!!!!!(^ω^)
たんこぶしゃんなんですかっ!!!?(^ω^)
エヘヘヘ!たいへんですねぇーーー!(^ω^)」
ドネにたくさん甘えて抱きつくミトナ。
(;^ω^)(;^ω^)甘えてんじゃね?と思うドネと{怒り}
とりあえずジャンク達の方へ向かう三人。
そこへ卵と鳥が心配そうに近寄って来た。
「お前凄いねぇ(;^ω^)
滑って移動するんだね。
守ってくれてありがとう。
鳥もね。
俺は大丈夫だから。
ね?」
なんだか卵はシャキッと立ち、
その頭の上で敬礼する鳥。(^ω^)>
(;^ω^)...ジャンクとミイに似たのかな?
そうおもうドネだった。
「おお...生き返ったかい(;^ω^)
行けんのか?ドネ。(;^ω^)」
「ああ、とりあえず進みたいけど...
ずっと砂漠だしなぁ...(;^ω^)...。」
ジャンクに答えるドネ。
ビックとクエスが何やらミイの横で飛び跳ねている。
「??
ここで話し合うワン?
作戦会議ですワン?(^ω^)
なるほど!
そうですワン!
状況があまりにも変わったので、
ここで整理するのは良い事だワン!(^ω^)」
ミイの言うとおりである。
一歩先へ行くだけでも正直、
不安と精神的疲労は嘘を付いてはいない。
その提案を聞いて皆もほっとしたようである。
「こんな事は今までに無かった事。
彼も僕も知らない事だから、
この先にあったはずの、
僕が創った部屋も無いかもしれない。
動かないにしても進んでも、
何があるか分からないけど、
話し合うのは僕は好きだ。」
一体アトナはどれほどの時間を{彼}と過ごしたのだろう。
普通に喋っているように私は記しているが、
その声は実際、
予想とは違うと言っておきたい。
嬉しさしか伝わらない声と言うべきか、
普通の声ではない。
動かなくなった{彼}を包みながら、
アトナは悲しみを微塵も見せず、
そうして話すのだ。
とりあえずいつものように、
皆、丸を書くように座り、
向き合う。
石像の前にいた頃とはまるで違い、
皆、不老不死のはずが故に、
不老不死であるが故に、
単純に疲れていた。
あまりの状況の激変に。
もしもと言う話をすれば嘘のように聞こえるのであろうが、
これを表現するのはもはやその嘘臭い方法しかないのだ。
もしこれを見ている存在の指が、
突然、人差し指だけウロコが生えてきたり、
変色し、青色になっただけでも、
大騒ぎしないだろうか。
またエンジンの話になるのだが、
このエンジンと言うのは不思議なもので、
たった一つの小さな部品が無くなったり、
壊れたりしただけで動かなくなったりするのだ。
それが今や彼らは、
指やエンジンだけではなく、
その言葉すら意味が無くなったのだ。
大騒ぎしても誰も答えてくれないこの状況。
私なら三日もたないだろう。
正常ではいられなくなるに違いない。
よくありふれた色んな物語には納得のゆく、
ちゃんと学んだうえでの物語が描かれ、
それを称賛し、
制作者にお礼をする。
この物語はまったく別である。
意味が無いのだ。
何故こんなものを表現する必要があるのかとさえ、
私は思う。
「なんだか...。
あれだな。
こうして砂に座っている事ももう、
わからないな。(;^ω^)
何がどうでどれが何なのか...(;^ω^)
...。」
ジャンクがつぶやくように話す。
他の皆ももう前のように笑う余裕は無い。
ただ、
哀し気に微笑む。
もう、
過去の楽しかった出来事は、
気が付かぬうちに奪われているとさえ、
信じてしまえるのだ。
今の状況は。
こうして私を動かし、
書かせている何かでさえ、
もう嫌気が指しているに違いない。
ただ単純に、
この疲れた者達を連れて来ては、
後悔してしまっているというような。
浅はかさ。
同時に、
それもきっと戦っているのだろうと言う、
かすかな希望。
私が今、
彼らを目の前にし、
書き記せる言葉は、
これくらいのものである。
~ すいません(;^ω^)散々待たせてたった1レス... ~
~ 情けないです...(;^ω^)... ~
~ 正直に言いますと ~
~ あ、やめませんよ?(;^ω^)ぜったい ~
~ 彼らの気持ちに少しでも近づきたいんです ~
~ 無理だろって話なんですがね(;^ω^) ~
~ 本当にう~わっていうのを書きたい ~
~ そして彼らに報いたいと思っているです(;^ω^) ~
~ あえてキリの無いゲームをし ~
~ チャットでケンカしたり大騒ぎ ~
~ 食事は蕎麦とパスタのみ ~
~ ジュースも止めました ~
~ タバコとコーヒーだけはちょっとまだ甘えてます(;^ω^)> ~
~ どうせ書くなら、そして書かれる彼らを納得させられるよう ~
~ 慎重に今、考えてます ~
「やめだやめだっ!!!!\(^ω^)/
俺達が暗くなってどうするんだ!\(;^ω^)/
振り返ってももう帰れないんだ!!!
帰れるかもしれないけど!!!
もう帰れないよ!きっと!!!\(^ω^;)/
俺達が苦しんでる!?
当たり前だよ!!!
すべてが苦しいって大地の上に!
土の上に立ってるんだもの!!!!
笑お!(^ω^)
この瞬間、この場所で笑う事でさえ前進だ!!!!」
話し合おうと円陣を組み、
座ったが皆正直、
元気など無かったのだが、
突然ドネが皆にふらつきながら叫んだのだ。
「ドネ...!」
ミトナは状態が読めるので、
悲しくもドネが叫んだ理由は分かってしまうのだ。
思い出が。
先立った、
何よりも愛してやまなかった、
妻が、
思い出と言う手段を用いてドネを動かしている。
頑張って!
頑張って!と。
脳内に思い出があふれ出る。
涙などもう枯れてしまった。
しかしどこか声が震えているドネはやはり、
何処かで泣いているのだろう。
そんなドネを見て、
ミトナはこうするしかなかった。
「私はついて行きますよ!\(^ω^)/
たとえ失敗したとしても!\(^ω^)/
私はこの人と居たい!
わがままです!
もう仕方ありません!
ドネが約束するから悪いんだよ!?\(^ω^;)/
してなかったらまだ一緒にスパゲティ食べれてたかも!
困った人ですね?\(^ω^)/エヘヘ!」
もう。
これしかないのだ。
私は思った。
自分で立ち上がるしかないのだ。
その立ち上がった姿が、
眩しく見えたなら。
釣られてではなく。
私も、
俺も、
僕も、
わしも、
拙者も。
理由など必要ないのだ。
決めて立ち上がるのだ。
きっかけ、それがあったから、あの人のおかげ。
沢山の様々な可能性はあるだろう。
ただ最後に気が付けばこうして、
声をあげ、
立っているのだ。
この二人のように。
先の事など考えずに。
今出来る事をとか、
思いやるとか、
そうではなく、
空気を吸うように、
気が付けばもう済んでいるのだ。
この二人のように。
もう言葉など意味が無いのだ。
進むのか、
進まないのか。
肯定か、
否定か。
気が付けばもうこうして、
二人の姿に決意し、
皆、昔のようにこの地獄で笑っているのだ。
私は勝手に、
本当に素直に。
それだけでも凄いと思う。
どんなに叫んでも彼らには届かないだろうが、
私は凄いと思うのだ。
ただ単に。
単純にである。
微笑みながらこうして彼らの様子を書き記す私もまた、
いつしか決心したようである。
きっとそうなのだ。
願う。
「久しぶりに笑ったじゃないか。(^ω^)
ありがとよドネ、ミトナ。
ミイ!(;^ω^)
泣くなよ!(;^ω^)
ビックとクエスは笑ってるぞ?(;^ω^)」
ジャンクがミイを心配して声をかける。
「...ワン!(^ω^)
...なんだかうれしくて...!
皆に会えてよかったワン!!\(^ω^)/
元気いっぱいだワン!!!!」
喜ぶミイの横で精一杯飛び跳ねるビックとクエス。
良かったとしか思えない光景であり、
言葉であった。
「しかしお前は本当に甘えんぼさんだなぁ。(;^ω^)」
{怒り}はまだドネに絡まるようにくっついている。
「名前付けようかな?(;^ω^)
ね、ミトナ。(;^ω^)」
「そうだね!(^ω^)
マックロちゃんはどうですか!?\(^ω^)/」
「...それはジャンクと同レベルだなぁ...(;^ω^)...。」
ドネとミトナが{怒り}の名前を考え始めた。
本来ならそんな心の余裕など無いはずなのだ。
「俺はセンスねぇって言われたからだめだな。(;^ω^)
それに二人の繋がりから生まれたんなら尚更だ。(^ω^)
ミイ、俺達もこいつに名前考えるか。(^ω^)」
ミイの背中に立つ鳥がピャッ、といった感じで返事をする。
「そうだワン。
でも名前はジャンクが決めるワン。(^ω^)
みんなジャンクがくれた名前を嫌わないワン!(^ω^)」
よくよく考えるとミイ、ビックとクエスもジャンクが考えたのだ。
たしかにミイの言う通りかもしれない。
だが、
前のようにふざけながら決める余裕はまだ無いのも、
事実であった。
「僕も彼に名前を付けてもらいたい。
君達に名前を決めてもらいたいな。
彼がもし動けるようになったら、
怒るかもしれないけど、
僕はそうして欲しい。」
アトナも{彼}に名前を求め始めた。
そうなると当然、
納得のいかない卵はドネに体当たりをする。
「わかってるよ!(;^ω^)
大丈夫!
忘れてないよ!(;^ω^)」
無表情?だが怒っているのが何故かわかる。
~ 何とかいい感じで進んだかなと(;^ω^) ~
~ 勝手に思っています!(;^ω^)>ビシィッ! ~
~ 支えてくれた皆様、大変お待たせしてます ~
~ また、ご迷惑おかけしてますが ~
~ すいませんと詫びる事しか出来ません(;^ω^)ほんとに ~
~ 悩んだ末のたった5レスなんですが ~
~ 俺には大きな5レスだった気がします ~
~ これは今、オンラインゲームやっているのですが ~
~ その仲間のおかげであるとさえ思っています(;^ω^) ~
~ ほんとに人生何があるか分かりません(;^ω^) ~
~ ただ一つ言えるのは、生きてて良かったと ~
~ あの時、とめてくれた妻、だったと思うんですよね(;^ω^) ~
~ あの押し方は(;^ω^) ~
~ 俺の勘違いかもしれないのですが ~
~ とりあえず今は自殺なんてするもんじゃないと思います(;^ω^) ~
~ さ!今度は名前ですなぁ!!!<(;^ω^)>困った! ~
~ マイペースながらも続けていきます! ~
~ よろしくお願いいたします!(;^ω^)>ビシィッ! ~
もはや、
今までの名づけとは訳が違う。
彼らは決して、
公園で敷物の上で朝早くから準備したであろう、
料理を、
会話を、
雰囲気を、
楽しんでいる訳では無い。
ましてや、
そこへ一羽の鳥がやってきて、
料理の中のゆで卵を無邪気につつき始め、
それを笑って名前を付けようなどと言う、
楽し気な幻想ならばさえよかったのだと、
救いなのだと私は思う。
だが現に、
彼らは不老不死であり、
既にそう言った楽しみは出来るであろうが、
味は違うのだと、
私は勝手に考えている。
もう既にその時点で不幸なのだ。
語れたものでは無いはずなのだ。
だからと言って幸せに思えとも言えないのだ。
彼らが優しいからである。
見習えとも言えないのだ。
彼らが怒るからである。
悲しめと言えないのだ。
彼らが笑うからである。
彼らがとても眩しい中、
私は勝手に彼らに感動さえ覚えていた。
これはただのお芝居なのかもしれないのだから。
それでも彼らは歩き続けるのだ。
この背中が眩しくないならもう、
何が眩しいのか。
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