こちら続きです(;^ω^) フーリーヘイド
前回のスレ満杯になったらしくこちら続きです。(;^ω^)
小説など書いたことない全くの初心者です(;^ω^)
この物語を読む前に注意してください。
これはあくまで俺が空想した架空の世界です。
現実の世界とは一切関係ありません。
読んでる途中で不快に感じたり、
生活に支障が発生しそうな場合はすぐに読むのをやめてください(;^ω^)
~プロフィール(;^ω^)自己紹介~
ハンドルネーム:saizou_2nd
1980/08/12 生まれ
7年過ごした妻が鬱により2年前他界。
ショックから立ち直れず現在、生活保護中で心療内科に通院中。
何か出来る事は無いかと、頭を使うのはタダなので七転八倒中。
~この作品について(;^ω^)~
俺は赤ん坊の時、どの部屋だったかは定かではないが。
母親が俺のオムツを替えようとしていて、
小便を母親にかけた時、
人を嫌がらせる方法を覚えた。(なぜかおぼえている)
幼稚園卒園の時、問題児だった俺の担当の先生?がなぜか泣いているので、
何で泣いてるのと聞いたら隣のクラスの先生が結婚できなくなったのよと言った。
あの時の怒りは未だに忘れない。
「お前凄い良い女なのに何で結婚出来なくなるんだよ!」
先生の服ガッチリ掴んで叫んだ。
どんなに大暴れしてもあの先生は俺を怒らなかった。
「俺が結婚してやるよ!だから泣くなよ!!」
先生はありがとう、と言って俺を抱きしめた。
この時、俺は悲しみ、愛、怒り、お金では買えないものを、
先生から受け取ったのを覚えている。
小学校1年生の時、空に浮かぶ島があるという話を聞き、
1か月間探したが見つからず、
何でそんな話が出来たんだろうと考え始める。
この物語はその時から現在も進行しているが、
そのたった一つの疑問を追及し続けた愚かな行動の一部だと思って頂きたい。
しつこいようですが、俺は鬱であり自己表現により自分自身の治療も兼ねたこの物語。
文法、ルール、言葉遣い等、高卒以下の知識にて作成のため、
読書家の方、知識のある方には大変読みづらく不快な思いをさせます。
早い話、もう読みたくない!っと思ったら、すぐに読むのをやめてください。
責任を取れません。
無責任にも俺は、ある馬鹿馬鹿しい救いようの無い空想に達し、
これを表現すべきか半年悩みました。
表現したいのだけれど、表現してはいけないのではないか。
今も言葉を選んで慣れないキーボードを叩いてる始末です。
できれば中途半端でやる気をなくして作成をやめてしまえとさえ思っています。
いつまで書き続けるかわかりませんが、
頑張ってみます。
25/06/09 04:30 追記
最初から読みたい方はこちらへ(;^ω^)
https://mikle.jp/viewthread/4259320/
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「入浴.....?(・ω・) ←イモムシCPUフル稼働計算中
エッヘヘヘヘヘヘヘヘヘヘッ!!!!!!!!
カメッカメェ!!!
お風呂だって!!!お風呂!!!!
エッヘヘヘヘヘヘヘヘヘヘ!!!!
私達も入るのですっ!!!
クサイクサイッ!!
クサクサなのですッ!!!!(^ω^)」
「ええっ!?(;・ω・)
いや!俺達無力に吸い取られてないしっ...!」
「良いから入っといでっ!!!
うるさいから皆入っといでっ!!!」
困惑するカメムシに、
少年アトナの大冒険を何か食べながら、
ドネを抱えて一緒に見るミトナ。
親指を立ててミトナにナイスッ!と、
両目キラーンッ!のイモムシ。
イヌも密かに同じである。
ミトナもドネも親指立てて、
見ながら答える。
ジャンクは納得いかねぇ!、と文句言いながら。
カメムシは困惑のままイヌとイモムシに押され、
イヌとイモムシは目をキラッキラにし、
その後を従い移動する者がどこ行くんでしょ(;^ω^)、
みたいな感じで付いて行く。
今はこれでいいのだろう。
ミトナとドネの背中を見ると、
私はそう思える。
~ ええ!!!!?(;^ω^) ~
~ という事で(;^ω^)驚かれた読者様... ~
~ 悩みながら、発作と戦いながら汗びっしょりの中 ~
~ 俺は考えたわけですよ(;^ω^)言い訳... ~
~ 俺がここで伝えたい事は何だ!?という事(;^ω^) ~
~ いつの間にかHIT数だ、スレ満杯だ、俺凄くね? ~
~ (;^ω^)ちがう!ダークストーリー好きだからと言って ~
~ フーリーヘイドを捻じ曲げようとした自分自身に ~
~ 一喝、入れた感じです(;^ω^) ~
~ 本来考えていた元気いっぱいのフーリーヘイドでしょ!と ~
~ ...(;^ω^)...と言う訳でまた休憩入ります... ~
~ いやぁ次の通院の時、一応発作について聞いてみよ(;^ω^)... ~
風呂。
一体最初に発見、発明、体験した者は、
誰なんだろうと思わせる程の、
治癒力のある言わば魔法。
一日の汚れをまず流し、
お湯に浸かり、
ッイエエエアアァァァ~~~...という声と共に、
精神すら回復させる奇跡。
これは、うどん、そば、ラーメン、パスタ。
麺類を発明したのは誰かという、
ただ感謝のみの最大の謎に並ぶ逸品である。
「......。(;/ω\)」 ←いざ脱衣所でどうしていいか困惑のイモムシ。
「(;^ω^)」 ←そうなるよね、と予想済みのカメムシ
「(・ω・)あれはな...絶対悲しい物語だぞっ!」 ←既に全裸のジャンク
「!(;/ω\)!」 ←ジャンクに抱えられるイヌ
「俺達待ってるからジャンク先は言ってきなよ。(;^ω^)
君達も入ってたらいいよ。」
「おう!従い移動する者よ!
一緒に入るぞ!(・ω・)...ミトナはきっと...。」
従い移動する者も二人(;^ω^)よくわからないが、
ジャンクについて行く。
イヌは真っ赤である。
「(;/ω\)....。」
「(;^ω^)とりあえず待とうか、イモ。
一緒に入るかい?」
「(;/ω\)...。」
頷くイモムシ。
「(;^ω^)...何だか風呂だなんて、嘘みたい...。」
二人で入る事に全く抵抗のないカメムシ。
その理由は後程。
ジャンクがイヌを抱えてそのまま泉へとゆっくり入る。
「大丈夫か?
痛かったり、苦しくないか?」
「(;/ω\)だ...大丈夫だワン...。」
従い移動する者もジャンクの真似をして入る。
泉は適温で湯気が立ち込め、
岩の洞穴の中に泉がある、
と言った感じの場所であった。
天井は高く、結構な広さである。
泉も水に似たようなものであり暖かい。
ただ、水面下の方から緑色の発光が、
見られる。
何とも幻想的な温泉である。
「どうだ?
初めての温泉は。(^ω^)」
「(;/ω\)...いいお湯ですワン。」
イヌは抱えれたまま少し浮いてる状態。
耳にお湯が入らない様ジャンクが気を使っている。
「ガーーー.....。」
従い移動する者も溜息の様な音を出して満足そうに入っている。
「お、お前ら声出るんだな...(;^ω^)...。」
お湯の音と、
響く声。
静かな中、確かに回復する四人。
「なっ。(^ω^)
これ。
あいつらにも伝わってるのかな。」
「(;・ω・)?」
「いや。(^ω^)
お前の友達にもさ、
伝わってると良いなぁって、
思ってさ。
俺達だけずるいだろ?(^ω^)」
「(^ω^)ジャンク...。
...伝わってるワンッ!」
「おいおい!(;^ω^)
急に抱きつくな!(;^ω^)」
間違いなく伝わっているだろう。
「んん?
一緒に居るから安心して?
ハハハ、ドネ!
どうしたんだい今日は!
随分、優しいじゃないか!
...大丈夫さ!
知ってるよ。
もうお前だけだもんね。
?
ああ。
諦めないさ。
あんたじゃないけど、
あたしもあの子ら見てたら。
今回は行けそうな、
...ようやく終われそうな気がするねっ...。
あ!
ほら、あんたまたこぼしてるよ!
ハハハ。
...。
そんな顔したらアトナに怒られるよ?
そうだろ?
フフフ...。
ん?
今日は良い日だって?
ハハハハ!
何だかあんたもアトナに似て来たね!
フフフ!
ほら!
話してたら良いシーン見逃すよっ!」
ゆっくりとドネを撫でながら座って、
黒い物体など既に見ておらず、
真剣に見始めるドネを、
見つめるミトナ。
本当に辛かった事を話す者もいれば、
こうして、話さない者もいるのだろう。
何でも馬鹿正直に言うもんじゃないと、
誰かに言われたような気がする私であった。
「良いお湯でござったっ!
そうですなっ!?
姫殿!!(^ω^)」
「良いお湯だったワン!(^ω^)」
「ガーーー!(^ω^)」
満足気に体を拭く四人。
ジャンクがイヌを拭いてあげている。
「よかったよかった。(;^ω^) ←従い移動する者、喋るんだと思うカメムシ
さ、入るよ(^ω^)イモ。」
既に全裸のカメムシはイモの手を引いて泉へ。
「!(;/ω\)ひ、ひゃい!」
イモムシはどうして良いかわからず、
服装がランダムに変化しながらカメムシに連れていかれる。
二人とも黙って泉へ体を委ね、
手を繋いでお湯に浸かる。
「どう?(^ω^)」
「(;・ω・)...私の世界には無いかも...。」
「えっ!?(;^ω^)
水の球体あったでしょ!」
「(;・ω・)...水、と言うか。
あの世界は{音}{光}{存在}が基本だから、
...これは私にとっては初めてかも...。
カメが作ってくれたものに似てるっ!(;・ω・)
スパゲティー!!」
「...(;^ω^)...イモ、よだれ出てるよ。」
「ハッ!(;・ω・)...。」
アハハと笑いながらよだれ拭いてあげるカメムシ。
「ほら!かわいいイモ!(^ω^)」
「(^ω^)...うん!」
体を求める様な欲情は一切ないのだ。
当然である。
たとえ相手が求めて来たとしても、
今のカメムシはそれに答える事など出来ないからである。
ただ。
あの時の光景が頭をよぎるだけ。
それでもこうしてイモムシと風呂に入る、
この行動を取ったカメムシは、
一歩、歩き始めたのではないか。
複雑な思い、記憶、光景、痛み。
よぎりながらも、思いながらも、
もはや体の一部となったとも言えるこの傷は。
幸か不幸か、
一人の存在を心から笑わせ、愛させている。
カメムシはそれが単純に嬉しく、
同時にまだ心から愛おせないが、
愛おしかった者に少し、
もうそろそろ行かなくちゃ、俺と、
何処かで言えたような。
そんな気がするカメムシ。
そしてそれが嬉しいけど、
複雑なイモムシ。
肉体関係になれば繋がると言うものではない、
複雑さが逆に二人を繋いでいる。
愛ゆえの奇跡。
どこか寂しいけれど、
もう歩かないと、
もう進まないと、と思う二人の一致。
だから他人である二人が、
歩んでいける。
子供がいない。
二人が生み出したものが子供以外に無いのか?
別れてしまった。
二人の繋がった事実は別れない。
正当化するつもりはないが、
どうしようもなくそう思える私を、
許してほしいと記す。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
\(^ω^)/ワーイ
と言った感じの何処かで見た事がある女性、
正座をしてまさにワーイと言わんばかりの、
両手を上にあげて笑顔。
が、
見える。
カメムシはうつむき首を振り、
立膝を付いて、ため息を付いた。
「(;^ω^)=3.....俺、重症かも...。
幻覚なんて産まれて初めてだよ....。(;^ω^)」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
\(;^ω^)/ ア、アノー....
「しゃべったあぁ~~~~~!!!!!!!!」(そこ、英語だろと思いながら心の声)
確かに聞こえた、
あ、あのー...。という困った様な声。
戦闘態勢なのか、
何故か腕で十字架をかたどり、
幻覚ならやれるっ、あの技をッ!!!!、と思いながら
構えるカメムシ。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
「やっと会えたあぁ~~~!!!!!!」
そう言いながら嬉しそうにカメムシを抱きしめる幻覚。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
(^ω^) (この顔である)
こっ....!!こいつっ....!!!コインを放棄した!!!!と、
思うカメムシの目に飛び込んできたのは、
どうしますか?と聞いてしまった自分の傲慢への後悔と同時に、
「アタイ!やりますガニッ!!」
という意表を突いた笑顔からかけ離れた見事な二重連撃。
し!!しまったぁぁっっ!!!と、
あまりのくだらなさに脊髄を通って笑えの信号が、
前進へと伝わる中を必死に耐えるカメムシ。
こいつ、できる...!!!!
そう思うカメムシ。
(^ω^) (よく見ると口がとんがって、前歯が少し顔を出している)
「っっだからどうしたんだよおおおぉぉぉ~~~~!!!!!!!!!!!」
出会ったばかりのはずの二人。
何故か思い出がいっぱいの二人。
それが悲しい事でも。
それが嬉しい事でも。
別れたとしても。
歩む糧になっている。
それが酷い事でも。
それが憎い事でも。
歩む荷となっている。
どちらかが荷が重いならば、
どちらかが軽くしてあげる。
荷だけが残ってしまったのなら、
それを置いて行く者もいれば、
それも背負い行く者もいる。
あまりの重さに耐えかねて、
その場に倒れたなら、
荷を軽くして歩くのか、
指だけでも、と。
這いずりながらも進むのか。
他の者に置いて行かれ、
荷の重さに絶望するのか、
気が付けば隣で、
同じく這いずる者が現れるのか、
そして気が付けば、
手を取り力がゆっくりと、
みなぎるのか。
悲しいヴァイオリンの様な風が、
追い風となる事を願う。
カメムシとイモムシが泉、
温泉から出てきた頃、
他の皆は座って少年アトナの大冒険を見ていたらしく、
エンディングテーマが流れて終わっていた。
「お。
集まったね。
それじゃ話の続きしようかね。」
「\(;^ω^)/待ってました!」
ミトナの言葉に叫ぶジャンク。
「(・ω・)過去の話じゃないよ。 ←殺気をも含めた冷たい目
爺さんがあんた達に残したのは、
土台だ。
この先こんなもんだよ、みたいな感じの、
オープニングみたいなもんさ。
そのおかげであんたらもだんだん、
嫌でも爺さんの言葉、分かって来てただろ?(^ω^)」
(;^ω^)何も言えない全員。
「あたしがこれから話すのは、
壁の先。(^ω^)
何があんた達を待ってるかって事なんだが。
早い話だね、
あの手この手で先に進むのを、
やめさせようとして来るって事だね。」
「ミトナ。
俺たち以外にも仲間は来ないのか?」
カメムシがミトナに聞く。
「まあまあ。(^ω^)
質問は話が終わってからだよ。
気になる事は山ほどあるんだろうけどね。
とりあえずあたしらが見た現象も交えて、
説明させとくれ。(^ω^)」
「わかった。(^ω^)」
なんか納得いかない隣のイモムシ。(・ω・)
「遮断する者だったかい?
壁出てきたんだろ?(^ω^)
そもそもあれはね。
毎回毎回違うんだよ。
存在の名前、匂い、意味。
違うんだが{役割}は同じ。
壁だ。
アトナがやつを説得、救出を始めるまでは、
そんなもの無かったんだがね。
あの子がいなかったら無理だったね。
壁の文字あったの見ただろう。
つまり犠牲者はあれ以外にも、
いるって事だ。
文字残せただけまだマシだって事さ。
あたしらから言わせるとね。
そんな壁の無い中、
進む事を拒むあらゆる攻撃の中、
止まれば吸い尽くされ、
戻っても間に合わない、
進んでもほぼ終わりという中で、
吸い取られながらも生き残り、
進むのをやめ留まるものも自然と出てくる中。
吸い取られる時間差が出て来たって事だね。
後から後から来る進む者は絶えないから、
単純に出会ったりもする訳だよ。
奥へ近づく度に酷くなる攻撃、吸い取る力。
そんな中の出会いはもう奇跡だね。
アトナと私が出会ったのはドネ。
この子もいなかったら今のあたしは無いね。
おまけにアトナは今までにない脅威だったらしく、
攻撃は半端じゃなかった。
やがて見事自分の石像まで辿り着いた頃には、
三人ともボロボロ。
そして悪夢の様な吸い取り、攻撃が止まない中、
数えきれない石像から自分を探し出す。
もうあたしはその時点で諦めたね。
そらそうさね。
砂漠の砂嵐、台風、山火事、洪水、大地震。
それが常に続く中ようやく目的地に着いたと思ったら、
今度はその中を宝探ししろってなもんだ。
アトナはあっさり見つけたけどね。
自分の石像見つけるとね。
今まで吸い取られたものが元に戻るのさ。
嫌な事も良い事も全部。
全員が自分を見つけた瞬間、
これがどういう理由かはわからないが、
今までの攻撃による負傷、精神も含めてね。
吸い取られたものの奪還。
そこで初めてやつとのご対面と言う訳さ。
だが、それはもう桁が違ってね。
今までの攻撃が嘘みたいな程、
今まで何でそうしなかったんだろと言う程の、
吸い込みが待っている。
全部食われちまう。
記憶、音、存在、感覚、欲、行動、感情...。
...うん...全部だね。(^ω^)
あれはそんな風に肌で覚えているよ。
360度全てが。
あたしら以外も数えきれない程の見えないけど見える、
あいつへとゆっくり無音の中向かっていく感じ。
隣にはアトナ、ドネが必死に何か言っているが、
聞こえないんだがね。
音も吸い込まれちまうからさ。
その時だったよ。
たった一言...。
聞こえたのか、感じたのか知らないけどね。
「フーリーヘイド」
誰かが優しく絶対に聞こえる声で叫んだが、
静かな悲し気な声でね。
アトナやドネもそれは聞こえたらしく。
もう喋れなくてもまだ見えるこの目で、
お互い何を考えてるかぐらいはわかるようになっていた。
フーリーヘイドの一声を号令に取ったあたし達の行動は、
アトナはあいつと友達になる為、
さらに進んで走って行った。
ドネは泣き叫び嫌がって抵抗するあたしを、
無理矢理、連れて逃げ戻る。
アトナの指示だったんだがね。
こうして結果。
やつから二体、あたしとドネは石像を奪還した。
という事だ。(^ω^)
爺さんいたろ?(^ω^)
あれはね、あたしとドネの足跡。
逃げて来た時のね。
足跡ですら後から来る進む者にとっては、
それほどの力や助言となるのだから、
やつが必死に逃がさない訳も、
納得できるって事だ。
更には凄い昔話のように聞こえているだろう?(^ω^)
ジャンク。
あんたが来た時、壁は無かっただろ?(^ω^)
時間すら吸い込まれてるんだ、
実際あの場所では。(^ω^)
あたしにすれば今話したことはついさっきみたいなもんさ。
こうして昔話に聞こえてる事も実は、
あたしやドネが泣きながらあんた達に、
別の場所でアトナをたすけて!って、
すがってお願いしてるかもしれない。
グシャグシャの世界なんだ。
ある意味これもすでにあいつの攻撃とも言えるんだがね。(^ω^)
そんな狂った世界。
死ぬ事が無くたって来るのは普通はごめんだね。(^ω^)
それでも耐える事なく来るのさ。
どういう訳だかね。
そんな中、あたしらの足跡があんた達にもたらした、
現象、出来事は悪いもんじゃなかったろ?
そして更にアトナがあいつを弱らせてくれている。
そうなったらもう、
こんな狂った世界に来ちまったあんたらのすべき事は、
わかるだろ?(^ω^)
進むだけさ。
あたしらの足跡を。
逃げた足跡をね。(^ω^)
先に言っておくけどね。(;^ω^)
あんた良い奴だとか思って、
抱きついてくるのはやめとくんだね。(;^ω^)
外へ叩き出すからね。(;^ω^)
特にジャンク。(;^ω^)
ドネはいいよ。(^ω^)」
(´;ω;`) ←聞いていた全員、号泣の上、さらに我慢。
(´^ω^`) ←嬉しそうにミトナに抱きつくドネ
「ハハハ(^ω^)ミトナ。
俺がそんなウザい男に見えてたのか?(^ω^)
逆に無理だぜ。(;^ω^)
アトナに申し訳ないもんな。
なあイヌ?(^ω^)」
「そうだワン。(^ω^)
さすがにそれは出来ないワン。(;^ω^)
話を知るところ、
私達の出会い、体験も全て。
あなた達の犠牲が無ければ、
これらも無かったという事ですワン。
それがついさっきであろうと、
大昔であろうと。(;^ω^)
ドネとミトナさんを{知る}事が出来ないのは、
納得がいったワン。(;^ω^)」
「え!?(;・ω・)
そうだったの!?」
驚くカメムシとイモムシ。
「そうですワン。(;^ω^)
私自身驚いているワン。」
ミトナは抱きついて喜んでいるドネを、
微笑みながら撫でている。
姿はどうあれ、
女神の様である。
「...。(;^ω^)
ほんと、すげぇよな。(;^ω^)
...。
イヌ!また一緒に温泉入ろうぜ!\(^ω^)/
今度は二人きりだぞ...!ウヒッ!」
「!(/ω\)!ハワワワンッ!!!」←既に抱きかかえられているイヌ
温泉へと走っていく二人。
どこからともなく聞こえてくるラストバトルシーンを、
思わせるオーケストラがこだまする。
ファイノオォー、ラウンッ!、(ファイナルラウンド)
という声が響く。
(;^ω^)(;^ω^)←関わらないでおこうと思う従い移動する者
(;^ω^)(;^ω^)←カメムシとイモムシ(少しウズウズしている)
「見せてやるぜッ...!!!(; ・`д・´)
お前に眠ったアトナへのいじらしい愛をっ!!!!!」
「アタイのダーリン...。(´・ω・`)
...ナメるんじゃないよ...ワン...。」
「ヴエ゛ハハハハッ!!!!
待っていたッ!!!(´; Д:`)
戯言でもいいっ!!!!
あの人を一瞬でも感じさせてッ(´; Д:`)!!!!!!!!」
「ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ッ!!!!!!( ;∀;)」
まるで双方の登場シーンのセリフを叫ぶ四人。
ジャンクとイヌはミトナに問答無用のハグを、
狂おしい程に要求。
それを絶対に、
でも何処か期待している、
でも許さない!と言った拒否の戦闘態勢の、
ミトナとドネ。
一度はジャンクも慰めのハグを我慢して、
その思いを振り払うようにイヌを抱えて温泉へ。
しかし無意識にジャンク、イヌ、両者は。
ミトナとドネに挑戦の構えを見せたのである。
慰め、バーサス、それはウザいの対決である。
ファイッ!!!!(ファイト!)
の声と共に始まった。
「今はもう...会えないだろう...。
気高き狂戦士!!!
ベンジャミンにこの技を捧げるッ...!!!!!
サラウンド・グレイブヤードッ!!!!!!」
両手、顔を共に天を仰いだ瞬間、
ピキーンッ!!という閃光と効果音。
同時に辺りは一変し、
360度ジャンクだらけの、
もの凄い広い空間へと強制移動されたミトナとドネ。
信じられない数のジャンクの中、
ゆっくりと一歩ずつ歩いてミトナに向かうジャンクが一人。
「...優しいのね...。(^ω^)
そう...あの時もこんな風だったわ...。(^ω^)
懐かしい......嬉しい...。」
「ヴヴ.....。」
まるでドネをソファーのようにして横たわり、
片肘を立てて余裕の目線をジャンクに送るミトナ。
うなるドネ。
ミトナが片手をあげ、
「これはお礼です...受け取って...。」
ジャンクに向かって手を払い除けた瞬間。
ギガンッ!!!ギゴンッ!!!!と、
音を立てて360度ランダムな角度、高さ、位置で、
空間が一直線にズレ始めたのだ。
沢山いたジャンクは一瞬で全滅。
「今までで一番頑張った人だと思う...。
...一瞬でも嬉し...!!!!」
嬉しかったと言おうとしたミトナの言葉を止めたのは、
信じられない速度の両手であらゆる角度に、
指パッチンをしながら血だらけになりながらも、
歩いて向かって来るジャンクがいたからである。
「...どうしたい...お嬢さん...。
...もうすぐハグのお時間だぜ....。」
「!!...(;・ω・)」
ギリィッ!っと歯を食いしばり冷や汗するミトナ。
「あたしをドネから降ろすなんてやるじゃないかぃ...。(;・ω・)
...させないよ!!
アトナ以外には私に触れさせないッ!!!!!」
「...それを待ってたのさ...ワン...。」
「!!!!なっ!!!(;・ω・)」
「ヴェッ!!!!!(;・ω・)」
ジャンクに気を取られていたミトナ、ドネ。
背後のイヌに隙を見せてしまったのである。
「ドオオオォォネエエェェエッ!!!!
痛いよおおおぉぉぉっ!?(^ω^) ←既にキャラ変貌のイヌ」
「ヴェアアアァァァアアアアッ!!!!!(;・ω・)」
ドネに嚙みつき、
そこら中に何度も叩きつけるイヌ。
それももの凄い速さでである。
「チイィッ!!!やられたっ!!!!(;・ω・)」
凄い跳躍力で飛び、
一度引いてドネを救わなくては!と、
その場を退いたミトナ。
「ミトナ...。」
「!!!!!!!(;・ω・)!!!」
既に共に背後で同じ方角へ飛び退いていたジャンク。
もう時すでに遅し。
ジャンクの両腕は愛のハグ、
スタンバイOKである。
ミトナの反撃は間に合わない。
「だめぇっ!!!!だめええぇぇっ!!!!!(;・ω・)
アトナ以外駄目ええぇぇぇえっ!!!!!」
叫ぶミトナに最後のジャンクの決め台詞。
「...チェックメイトだ....!」
あれれ?(;・ω・)という表情をしたジャンクとイヌは、
気が付けば二人仲良く顔をくっつけ、
並んでおり、
なおかつ地面に向かって落下中。
「え?え!?(;・ω・)」
「ワ?ワン!?(;・ω・)」
何がどうなっているのかわからないくっつき並んだ二人。
そこへ並んだ二人の顔面に激怒の、
光の元素の速度すら超えたのではという、
無音の閃光を放つミトナによる鉄拳の、
地面に叩きつける一撃必殺。
「ぎゃああああああああっ!!!!!!(;^ω^)(;^ω^)」
泣き叫ぶ二人。
宇宙の法則が砕け散るほどの一撃。
名付けて、スペース・ペイン。(宇宙の痛み)
(;^ω^)(;^ω^)(;^ω^)(;^ω^)
もの凄い衝撃波と爆発音から、
カメムシ、従い移動する者二人を、
呆れながら光音壁により守るイモムシ。
こうしてジャンクとイヌは再起不能。
「百年早いんだよ!」
「ミッ!」
と、二人に吐き捨てるミトナとドネ。
勝者、確定。
完全KOであった。
ボロボロで白目をむいているジャンクとイヌ。
二人の愛のハグ大作戦は見事に散ったのである。
さすがは語り部、ミトナとドネ。
足跡を残した者であるとここに記す。
「うう...う...イヌ...。(´;ω;`)
ごめんよ....ごめんよおぉ~...うう..。」
「...ジャンク....ごめんだワン....( ノД`)うう...。
ごめん...なさいだワン....う..。」
ボロボロになりながらもイヌを何とか抱えて、
温泉へと足を引きずりながら歩くジャンク。
「...二回戦は無いからね...。(・ω・)」 ←殺気を放つミトナ
チィッ!!(;・ω・)と親指の爪を噛むジャンクとイヌ。
(;^ω^)(;^ω^)(;^ω^)(;^ω^)←諦めてねぇのかよと思う四人
温泉へのドアを開け、
諦めて二人閉める瞬間、
「ミトナの頑固アタマ~ッ!!!( ノД`)」
「ミトナのホントはかまってちゃん~ッ!!!ワン。( ノД`)」
死にたくないので必死の速度でドアを閉めるジャンクとイヌ。
(・ω・)(・ω・;)←必死にミトナをなだめるドネ
(;^ω^)(;^ω^)(;^ω^)(;^ω^)←怖くて動けない四人
ミトナの頭から怒りの湯気が上がっていたのは、
言うまでも無い話である。
しばらく時間が経って、
静かになったミトナの居住地。
ミトナの怒りも収まり、
ドネもジャンクとイヌに気を使って、
ミトナが見ていないうちに、
二人が横たわっていた部屋へそっと連れて言ったり、
従い移動する者はもう既に寝ていた。
カメムシは起きて、
ジャンクとイヌがいびきをかいて寝ているのを、
眺めて、考えている。
先程の戦いが嘘のように片付いて、
元通りの出てはいけない外へのドア、
温泉、ミトナとドネの寝室、カメムシ達のいる部屋。
この全てに繋がる通路とも言えるこの部屋は、
茶の間と呼ぶのがふさわしいのだろう。
ドネもジャンクにじゃれ疲れ向こうで一緒に寝ている。
茶の間ではろうそくの様なぼんやりとした明かりが、
部屋の真ん中、空中で空間の裂け目の様な物が浮かんで、
ホンワリと裂け目から照らしている。
「これは私のデータでは計り知れません。
ミトナさんの機能なのですか?」
「フフ。
アンタ、よっぽどあの子が好きなんだね。
あれだけ力の差見せつけられて、
あたしに壁の先の事、少しでも聞こうと必死。
...。
わかるよ、気持ち。」
図星である事さえ知られていたのに浮かない顔のイモムシ。
何故か二人、
部屋でミトナの裂け目の明かりを囲んで、
話をしている。
「...欲張り、なんですよね。(^ω^)
きっと...私。(^ω^)
カメの力になりたい、
ていうのは建て前で...。
本心は単純にカメが好きなだけなんだと思います。
やる事成す事...全部。(^ω^)
全く不安が無いのかと言われれば、
ありますが。
もう手遅れみたいな感じです。(^ω^)」
「顔から火、出そうな事よくスラスラ言えたもんだね。(;^ω^)
こっちまで恥ずかしくなっちまうよ。(;^ω^)
...。
うん。
...。
壁の先にある事は、
正直、あたしにも分からないんだ。
あたしらの時とは違うからね。
...。
だから、あたしらが体験した事は、
あんた達の役に立つかどうかなんて。
むしろ逆かもしれないんだ。
嘘となってあんた達を襲うかもしれない、
あたし達、爺さんも含めて、
気持ちを分かって欲しいんだよ。
あえて詳細な事を言えない、
伝えられない気持ちを。
言えるのは何があっても...。
進むしかないのさ。
どんな事があっても。
...。
フフフ、状態読めたかい?(^ω^)」
「読めないの知っているのに酷いです、
ミトナさん。(^ω^)
私の機能はあなたの前ではほとんど、
役に立ちません。
未知、エラー、観測不能、予測不可、情報なし...。
私はその、
頑張ってきます!\(^ω^)/」
「(;^ω^)...なんだか、調子狂うね。
アンタと話してると。
今までいなかったかもね、
一生懸命と言うか、馬鹿と言うか...。(;^ω^)
...。(^ω^)
ま!頑張りな!(^ω^)
もう言えるのはそれだけさねっ!」
「ありがとうございます!\(^ω^)/」
二人笑いあう。
ミトナが初めて見せた笑顔に一瞬見えた事を、
私は書かない事とし、記さない事にした。
何故かは分からない事も。
ミトナ、ドネが逃げ戻り、
足跡すら変化を産んだ。
アトナは兵器と関係しているのかさえもう、
分からない存在を救うべく、
犠牲となって変化を産んだ。
どちらも自分自身の石像、
奪還後の話なのだ。
それまでの話はきっと、
いつも違うという事を、
ミトナは言いたかったのではないだろうか。
おそらく毎回、毎回、
訪れる度に、
近づく度に、
違うのではないだろうか。
カメムシは一人、
そんな考えを巡らせていた。
カメムシの心の声である。
「きっともう。
無事では済まないだろうな。
ジャンクもその辺はもう分かっているはずだ。
だからさっきミトナに挑んだのだろう。
冗談ではあったのだろうが、
こいつは考え無しに動くが、
結果良い方向へ風が向く。
イヌも嫌でもそれは知っているだろう。
俺はきっと。
...うん。
進むしかない。
もうなりふり構わず進むしかないんだ。
行かなくちゃ。
...。」
ここで表現するのは初である。
イヌは基本、知り伝える者。
ジャンクと音を出さずにお互い話せる。
今までもこうして話す事は、
冗談を言う程度であったのだが。
ジャンクがそもそも隠れて話すのが苦手であったため、
真剣に二人、声を出さず会話する事は無かった。
寝ているふりをして今回イヌに話しかけ始めたのである。
以下、ジャンクとイヌの心の会話。
「なあ。
起きてるんだろ?」
「ワン。」
「...その...なんだ。
ありがとう、これまで。
さっきもな。」
「ジャンク。
どうしたんだワン。」
「...いや。
カメムシも気合入ってるみてぇだし、
俺も負けられねぇなぁってよ。
思っただけさ。」
「...ジャンク。
私には嘘つけないワン。」
「そうか?
今俺何考えたか当ててみ?」
「!!!」
「どうだ!
恥ずかしくて言えないだろ!!」
「...なんかそのいやらしさで何か隠してる。
何か分からないワン。
ジャンク...?」
「...おっかないんだよ...。
怖いんだ、おそらくな。
ごめんな。
甘えちまって。
俺は甘えてばっかりだ。
だからこれからも甘えるぞ。」
「いいよ。
甘えて良いよ。
ワン。」
「へっ!
やべっ、目からよだれ出るかと思っちまった!
よし、決めた!」
「?」
「ミイだ!!
名前!!!」
「?」
「お前はもうイヌじゃない!
ミイだ!!OK!?」
「!?私の...名前...?」
「...嫌だったか...?」
「なんでミイな....!!!
ジャンク!好き!!」
「おい!頭の中で抱きつくな!」
イヌは今からミイとなった。
ミイが喜んで抱きついた理由は、
ジャンクらしい適当であり、
彼なりに考えた理由をミイが知ったからである。
ジャンク→JUNK→JAST→JAST ME→JAST FOR ME
ジャストフォーミー。
俺だけの、という意味から取ったMEでミイ。
存在、者、と表現し続けていたイヌへの単純な気持ち。
俺だけの、だよ、というあえて者とか付けなかった、
ジャンクらしい思いやりであった。
フーリーヘイド 第十一話 ~絶望と希望を行く~
...。
皆、寝てしまった。
ジャンクとミイもいびきをかいて、
従い移動する者はうなされ、
イモムシもまた何やら寝言を言っている。
カメムシは、
眠れず横になって起きていた。
...。
静かな時間である。
いびきと寝息以外聞こえない。
静かな落ち着く空間。
...。
カメムシが起こさないようにそっと立ち上がり、
ホンワリまだ明るい茶の間の方へ。
ゆっくりと歩いて行く。
「エヘッ...!カメェ...頭撫でてぇ...エヘヘッ...。」
「...。」
(;^ω^)、いつもならこの顔のカメムシだが、
今は何だか悲しそうな顔である。
それは。
きっとこの先にあるのだろう。
悲しむ理由が。
...。
茶の間には誰もいない様である。
ほの明るい裂け目が浮かんでいる。
カメムシは何気なく見えてはいないが、
ジャンクの方を向いてしばらく見ていた。
...行かなきゃ...。
一人で行くつもりなのか、
そう思い決意するカメムシ。
少し震えている。
冷や汗すらも、
薄く流れている。
ミトナに奇襲でもかける気なのだろうか。
...うん...行かなきゃ...!
ミトナ、ドネの寝室と思われていた、
入り口が、
消えている。
出口と思われていたドアも無いのだ。
これは、
カメムシの夢なのであろうか。
残された道は温泉。
カメムシは意を更に決して、
ゆっくりと歩いて向かっていく
...ミトナさん...。
カメムシは何故かうっすらと泣いている。
ジャンクと共にミトナとドネに立ち向かわなかった、
自分を責めているのであろうか。
...ドネ...。
とうとう温泉まで来たカメムシ。
服を着たまま温泉に入り、
急ぎ足で漕いで背を向けたミトナに、
走り寄るカメムシ。
妙な夢である。
思えばカメムシはドネやミトナと、
あまり接していなかった。
今更交流を深めようと言う意識から来た、
夢なのであろうか。
「来ないで。
それ以上来ないで。」
ミトナが背を向けたまま、
カメムシに言う。
ドネは心配そうにミトナを胸元で見ている。
「フフ...。
大丈夫だよ。
ドネ。
もう大丈夫...。
この人ならきっと行ける。
残された世界へ。
アトナにそっくり。
きっとあの子も待ってる。
喜んでる。
...。
?
そうだね...エヘ...。
会いたいよね。
私も会いたい。」
ギュッとお互い抱きしめ合う二人。
カメムシは、うつ向いている。
ーーーーーーーーーー
「そもそもじゃの!
ワシは爺さん...になってしまうんじゃなぁ~(;^ω^)...。
お前さん方には。(;^ω^)
はっきり言おう。
身を犠牲にしバラバラになった存在はもう、
お前さん方が今見た眩しさになったんじゃ!
もうおらん!!!
どうあがいてものう!!!
愛の世界もワシが言った通りではないかもしれん。
ワシはあの眩しさと灰色の中の結果に過ぎん。
集めたとかワシが誰かなんぞ、
どうでもよい。
あえて言うならば、
こうしてお前さん方に灰色になる最後まで、
あがいた眩しさの何かのおかげなんじゃろ。
実際、失い続けていたんじゃからな、
伝える、というだけになってしまうまで、
なぜそう伝えたかは、
本当かもしれん、
爺さんが暇つぶしに付いた嘘かもしれん、
あの眩しさと灰色のなかで、
どれだろうなんて言っておったら、
わかるだろうが、わからないんじゃ。
と言えば良いのかすら分からん。
ふざけて調子に乗ったのも!!!
そういうことじゃっ!!!(^ω^)(開き直り)
今後についてじゃがここで爆弾発言(^ω^)(また調子に乗っている)
ワシはもう灰色になったからおらん!!!
もういないと思え!!!
その先はワシにも分からんが二人で何とかしろ!!!
おさらばじゃ!!!(^ω^)ワッハハハハハ!!!!!!」
ーーーーーーーーーー
遮断する者がいたであろう壁のある、
通り道の空間へ気が付けば戻っていた。
ミトナとドネの居住地はもう無く、
カメムシが泣きながら抱きしめている、
涙を流し続ける、
ドネを抱えたミトナの石像だけが、
カメムシ、
周りにまだ寝ているジャンク、ミイ。
従い移動する者。
そしてイモムシを。
ミトナとドネの涙が濡らしている。
こんな悲しい事があろうか。
こんな酷い事があるのか。
こんな惨い事があるのか。
それでも。
アトナは今も説得している。
ここまでがやっとであったのだろう。
石像になってさえも、
涙という足跡で、
皆に見事、
語り終えた語り部、
ミトナとドネを、
きっとアトナは喜んでいるに違いないと、
私は願うのみである。
眠っている皆の中、
こんなの酷いよと、
悔しさと怒りで泣き続けるカメムシはもはや、
冷たくなったミトナ、ドネを抱きしめる事しか出来ないのであった。
「........。」
絶句する起きた五人とカメムシ。
正面に涙を流し続け、
泉のようになっている真ん中で、
泣き続ける石像、語り部ミトナとドネ。
その前に並ぶ六人。
「...何かそんな気がしてたんだよなぁ...。
爺さんに少し似てんだもん...。
最初からずーっと...。
今まで俺らに教えてたんだな...。」
「ワン...。
知る事が出来ないはずだワン。
カメムシがやっぱり一番アトナに似てたのかもワン...。」
「まいったぜ!(;^ω^)>俺らじゃ役不足だったか!」
「ワン!」
でもなぜか後悔の無い二人。
「...カメはどうしてわかったの?
ミトナさんとドナさんが見せてる、
語ってる事だって。」
「何かね...。
会った時から素直に二人が、
ごめんねって謝ってるような感じがして...。
何て言えば良いんだろ...。
...。
そう思ったんだ...。」
「ではジャンクやイヌさ...」
「おっと!(;^ω^)今からこいつはミイだ!!
わかった人ーっ!!!」
「はーいだワン!」
「ええぇぇぇっ!(;^ω^)(;^ω^)←イモムシとカメムシ」
腰を手にえばるジャンクとミイ。
「それは無いぞジャンク!
俺なんてカメムシ!
イモはイモムシだぞ!!(;^ω^)」
「そうだそうだ!\(^ω^)/」←あまり気にしてないイモムシ
「なんだと!\(^ω^)/
俺の名前センスがないだとっ!?
ミイッ!!
言ってやってくれぃっ!!!」
「センスないワンッ!!\(^ω^)/」
「_(:3\)_ワッショーイ!!!
ねぇのかよおぉ~いっ!!!\(;^ω^)/
よぉ~しっ!!
良いだろう!!!(・ω・)
...。
それでは主人公とパートナーの名前を決めてください。(^ω^)」
テッテケテンテン♪テッテケテンテン♪と口ずさみながら、
石像を背に、
カメムシとイモムシに向かって、
何故か腹の立つダンスをするジャンクとミイ。
気持ち後ろの石像が怒っているように見えるのは、
気のせいであろうか。
「今更かよ!(;^ω^)(;^ω^)」
突っ込む二人。
それもそうである。
カメムシとイモムシでずっときたのである。
普通序盤で決めるか決まっているものである。
「いまさらだよねぇ?カメェ?(;^ω^)」←ちょっと期待してるイモムシ
「んん~...(;^ω^)
...。
じゃあ...。
俺がドネ。
イモがミトナ。(^ω^)
素直に会わせたいんだよね。(;^ω^)
アトナに。
だめかな...?(;^ω^)」
ウルウルした表情でカメムシに抱きつくイモムシ。
「ドネ!!!!(^ω^)
良いよ!!
私、ミトナッ!!!!」
「(^ω^)」
ミトナとなったイモムシを抱きしめながら、
ミトナとドネの石像を見て、
いいよね、ミトナ、ドネ。
と心で呟くドネとなったカメムシ。
二人の石像も心なしか、
喜んでいるように見える。
「...。(^ω^)=3」
無言でため息を付き、
ミイの頭を撫でる。
ミイもジャンクに寄り添う。
浅くも深く感じる涙の泉の中、
石像の前でこんなにも嬉しそうにしているのだ。
石像も嬉しいに違いない。
そしてアトナも。
無茶苦茶な流れ、変化、物語という大河は。
この希望に満ちた絵画を武器に、
今、闇へと向かって行くのだ。
語り部、ミトナ、ドネ。
進む者、ミトナ、ドネへと受け継がれた事を、
ここに記す。
~ さ!と言う訳でですね!(;^ω^) ~
~ 続き書こうと思ったのですが ~
~ お腹が空いている事に気が付いた訳で ~
~ 申し訳ないです!!orz ~
~ 真に身勝手ながらお時間下さい! orz ~
~ というのもですね(;^ω^)いよいよ ~
~ ようやく始まったフーリーヘイドって感じなので ~
~ ちょっと勝手に緊張してます...(;^ω^)... ~
~ 今までのが説明書でしたよ~って書いた訳ですから ~
~ この先変なのたっくさん出てきますので ~
~ 読んでくれた皆様、全部読んでくれた皆様 ~
~ ウォッチリスト登録、付箋、共感くださった皆様 ~
~ これからも、遅いながらもフーリーヘイド ~
~ 読んで頂き、本当にありがとうございます!(;^ω^) ~
~ んん(;^ω^)通院行ってきました~ ~
~ ん~今回先生変わったんですが ~
~ 毎度状況説明する度に(;^ω^)ん~... ~
~ て感じで困らせてしまう(;^ω^)... ~
~ とりあえず時間かかるけど ~
~ 作曲、小説創作は良い事なので ~
~ 続けて、体動かせるようになったら ~
~ 体動かして、まずバイトから始めるのを ~
~ 目標!(;^ω^)となりました ~
~ あまり今の状況を悲観せず ~
~ ゆっくりですよと念を押されました...(;^ω^)... ~
~ 俺、せっかちなんで反省...(;^ω^)... ~
~ という事で!今日の晩飯は豪華!!\(;^ω^)/ ~
~ 豚肉塩コショウ炒め! ~
~ ビニールに入った野菜二袋、既に水につけてあり ~
~ 栄養素スッカスカ野菜にポテトサラダにマヨ和え! ~
~ 炊いてから5時間たったご飯!\(;^ω^)/ ~
~ パスタとそばで多分だいぶ体弱ったんで補給っす! ~
~ ペース遅いかもしれませんが書きますー!(;^ω^) ~
石像から少し離れた所で現在の状況整理、
今後についての話し合いが始まった。
六人、輪となって座る。
「まずは今の現状整理ですね。
ジャンクさんが出会ったおじいさんがもう既に、
ミトナさんであったと私は見ています。
その後から来た、元カメムシ、ドネ。
ミイさん、私。
私達は石像であったミトナさんとドネさんの、
涙で繋がってずーっと...体験していた。
最終的に本人の所へ私達を呼び寄せ、
語り部として語った...。
どうでしょうか。(;^ω^)
未だに信じられませんが...。」
元イモムシ、ミトナが言う事はもっともである。
「そうだな。(^ω^)
ただ全部が見せられていた、
語られていた、
幻覚だったとも言えないしよ。
もうそれを確かめる意味も無い訳だ。(;^ω^)
確かな事は語ってくれて、
それに嘘は無いってこったな。(^ω^)」
「私もそう思うワン。(^ω^)
見て感じた事は間違いないワン。
そしてもう進むしかないワン。
アトナと一緒に居る存在も少し関わっていたのかもワン。
共にアトナも、ワン。」
「うん。
イモ...じゃなかった。(;^ω^)
ミトナもジャンクもミイも、
皆正しいと思う。
これが武器となっていく事も、
この先あるかもしれない。
必要だったかもしれない伝えたかった事。
俺達はもう行くしかないんだ。」
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