専属神帝王神メルトリア篇 第一話「メリアの予想外」

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2025/03/20 10:14(更新日時)

ー【トア視点 2月2日 メルトリア総本山】
アリル「ルトア、メルメア、何でここにいるの?」
メルメア「アリル、私と話すときは敬語で話しなさい、わかりましたか?」
ルトア「メルメアは本当にしつこいね、だから嫌われるんだよ、自覚してないのかな?」
メルメア「ルートーアー!」
メルメア「余計なこと言わないの!さっきも言ったでしょう!愚弟は黙っていなさい!」
ルトア「愚弟って?」
メルメア「本当ウザいわね貴方!まさかお母さまの前でもその態度でいくつもり?」
ルトア「ご安心を、当たり前だろう、このままでいくつもりさ。」
メルメア「全く安心じゃないのだけど?」
アリル「何をしているんだ、全く、あの姉弟は、ふざけているのか?」
メルリア「やはりメルメア姉様とルトア兄様はとても仲が良いのですね、羨ましいわ。」
アリル「アーはメルリアと仲良くしているつもりだが、アーに何が足りない物でもあったか?」
メルリア「紛らわしくてすみません、いいえ、ご心配ないですよ、私はもっとアリルと仲が良くなりたいと思っていますから!」
アリル「そ、そう!なら良かったわ、そ、それに紛らわしいままでも良いんじゃないか、紛らわしいメルトリアといえばメルリアだからさ、その印象がなくなったら、寂しいだろう?」
メルリア「ありがとう、私も、アリルがそう言ってくれて嬉しいですよ。」
メルリア(初めて私の前で笑顔になってくれた、そして私のことも褒めてくれた、ありがとうございます、メルメア姉様、ルトア兄様、よかった、本当によかった!)
メルメア(アリルとメルリアが両想いでよかったわね、ルトア、すれ違いじゃなくて良かった、私もそれは言えますよ)
ルトア(アリルとメルリアなんて興味ないね、だけど僕が兄妹の役に立てたなら、僕も少しは嬉しい物さ、それでメルメア、あのことは言わなくていいのかい?後もう離してくれ、キツイ)
メルメア(あーらら?ごめんなさいね〜〜?でも私、ルトアから離れたくないの〜〜)
ルトア(じゃあ良いよ、母上に言われたのをメルリア達に言わなくていいなら)
メルメア「失敬、少し取り乱しました。」
メリア「そ、そうですか、ではメルメア姉様達が私達に何のご用で?」
メルメア「お母さま、いえ、光世界帝王神、メルトリア様から伝言を頂きました。」
メリア(お母さま、何で?今までは何もして来なかったのに!いや、メリア奪還の日から、裏で何かしらの策が練り込まれているに違いない、数日後、きっとお母さまとトア兄様はコソコソと何かをしていたのだろう、でもどうして今になって気づいた?そうかトア兄様は【虚】が扱えるからだ、そしてきっとメルリア姉様には知らされていないのだろう、賢明な判断だ、私でもそうする、流石はお母さま)
メリア「そうですか、それで伝言というのは?」
ルトア「候補順に帝王の座に来なさいと言っていたよ、恐らく今、トアが呼ばれているだろう、今はトア、リトア、メアトル、アルメト、リルル、メルメア、僕、アリル、メリア、メルリアの順で呼ばれていくはずだね、母上に何言われるかは知らないが、僕は知ったこっちゃないさ、何を言われようが受け流しでいくつもりだからな。」
メルメア「本当に貴方っていう愚弟はいつも!」
ルトア「何とでも言っておくれよ、聞き流すからさ。」
メルメア「本当イラつくわね!貴方!」





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