フーリーヘイド ~読む前の注意書きと自己紹介~

レス500 HIT数 5734 あ+ あ-


2025/04/05 10:07(更新日時)

小説など書いたことない全くの初心者です(;^ω^)

この物語を読む前に注意してください。

これはあくまで俺が空想した架空の世界です。

現実の世界とは一切関係ありません。

読んでる途中で不快に感じたり、

生活に支障が発生しそうな場合はすぐに読むのをやめてください(;^ω^)



~プロフィール(;^ω^)自己紹介~

ハンドルネーム:saizou_2nd

1980/08/12 生まれ

7年過ごした妻が鬱により2年前他界。

ショックから立ち直れず現在、生活保護中で心療内科に通院中。

何か出来る事は無いかと、頭を使うのはタダなので七転八倒中。



~この作品について(;^ω^)~

俺は赤ん坊の時、どの部屋だったかは定かではないが。

母親が俺のオムツを替えようとしていて、

小便を母親にかけた時、

人を嫌がらせる方法を覚えた。(なぜかおぼえている)


幼稚園卒園の時、問題児だった俺の担当の先生?がなぜか泣いているので、

何で泣いてるのと聞いたら隣のクラスの先生が結婚できなくなったのよと言った。

あの時の怒りは未だに忘れない。

「お前凄い良い女なのに何で結婚出来なくなるんだよ!」

先生の服ガッチリ掴んで叫んだ。

どんなに大暴れしてもあの先生は俺を怒らなかった。

「俺が結婚してやるよ!だから泣くなよ!!」

先生はありがとう、と言って俺を抱きしめた。

この時、俺は悲しみ、愛、怒り、お金では買えないものを、

先生から受け取ったのを覚えている。

小学校1年生の時、空に浮かぶ島があるという話を聞き、

1か月間探したが見つからず、

何でそんな話が出来たんだろうと考え始める。

この物語はその時から現在も進行しているが、

そのたった一つの疑問を追及し続けた愚かな行動の一部だと思って頂きたい。



しつこいようですが、俺は鬱であり自己表現により自分自身の治療も兼ねたこの物語。

文法、ルール、言葉遣い等、高卒以下の知識にて作成のため、

読書家の方、知識のある方には大変読みづらく不快な思いをさせます。

早い話、もう読みたくない!っと思ったら、すぐに読むのをやめてください。

責任を取れません。

無責任にも俺は、ある馬鹿馬鹿しい救いようの無い空想に達し、

これを表現すべきか半年悩みました。

表現したいのだけれど、表現してはいけないのではないか。

今も言葉を選んで慣れないキーボードを叩いてる始末です。

できれば中途半端でやる気をなくして作成をやめてしまえとさえ思っています。



いつまで書き続けるかわかりませんが、

頑張ってみます。







25/04/03 01:59 追記
2027 4/3 表紙 追加です(;^ω^)

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No.4259320 (スレ作成日時)

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No.401

~ 祝...!(;・ω・)400レス...! ~

~ 俺、こんなに文章打てた存在だったっけ...(;・ω・) ~

~ 先月の12日から始めた、このフーリーヘイド ~

~ ...自分が信じられません...(;^ω^) ~

~ 外国に行ってた時に、宮沢賢治が凄く好きで ~

~ 短編の物語を一回だけしか描いた事の無い ~

~ しかも10ページも無い中途半端さ(;^ω^) ~

~ 題名は忘れたのですが ~

~ 確か玉座の前に大きな鐘を完成させたのと同時に ~

~ 王様夫婦の息子マグラトスが誕生日を祝う日 ~

~ 得体のしれない闇が平和で幸せだった王国を滅ぼし ~

~ 皆殺しにするという恐ろしい事が起こる ~

~ あ(;^ω^)そうだ!題名、闇剣士マグラトスだ!思い出した! ~

~ 大きな鐘がマグラトスとマグラトスの世話役だった老人が ~

~ 落ちて来た大きな鐘の下敷きに ~

~ 片足が鐘の下敷きになり、マグラ様1どうかお静かに!と ~

~ 痛みをこらえながら願う老人 ~

~ 必死に封鎖された鐘の中で外から惨殺される断末魔を聞きながら ~

~ 耳を塞ぎ泣くのをこらえるマグラトスはやがて ~

~ どこから燃え移ったのか火に包まれる ~

~ やがて外は静かになり、生き残った者が鐘をひっくり返し ~

~ 老人がマグラトスの炎を自分の服で片足が潰れているにもかかわらず ~

~ 消したがマグラトスは炭のように焦げてもはや絶望と思ったその時 ~

~ 怒りに燃え上がる真っ赤に血走ったマグラトスの目が焦げた ~

~ 黒い顔の中で復讐を誓うが如く開いたのである ~

~ (;^ω^)みたいな内容ですね。いやぁ~なつかしい(;^ω^)>えへへ ~

~ ほんで闇の正体が地獄に関係しているって事が分かって ~

~ 地獄の門の扉を開ける、みたいな話でした(;^ω^) ~

~ もうその時からフーリーヘイドの原型は出来てたのかも ~

~ ...今から25年前ですね(;^ω^)>いやぁ~びっくり... ~

~ と言う訳で、休憩入ります(;^ω^)またかよ~... ~

No.402

~ う~ん続けようかと思ったのですが ~

~ ここでまたお時間頂きます ~

~ 勝手にごめんなさい(;^ω^) ~

~ 何故か止まってしまった ~

~ なんか引っかかると言うか(;^ω^)... ~

~ やめるわけではないのでご安心を!(;^ω^) ~

~ 申し訳ないです!!!orz ~

~ う~ん...(;・ω・)...あれはまだだろ?う~ん... ~

No.403

~ おはようございます~(;^ω^) ~

~ 少し寝ました(;^ω^) ~

~ あれからフーリーヘイドの事ずっと考えています ~

~ はっきり言いますと(;^ω^) ~

~ この先はもう本当に(;^ω^) ~

~ ああ(;^ω^)これは心療内科通う事になるわ ~

~ みたいな世界がどんどん出てきて時には ~

~ 大事な読者様を裏切る事にもなりかねない事態に ~

~ なる事で、もしかしたら今回悩んでいたのかもしれません ~

~ 利益目的では無い為、ここであえて、再度注意を!(;^ω^) ~

~ このフーリーヘイドは病んだ私の中の一部であり ~

~ 現実世界とはまったくの無関係であり、空想です ~

~ 生活に支障をきたしても私は無責任にも ~

~ 自分勝手にこの物語を進めていくうえで ~

~ 責任を取る事は出来ません ~

~ このオッサンキモい!暗い!で終わった方が良いとさえ ~

~ 思えるほど、深い所まで、行ったら戻れない所まで ~

~ 行った哀れな愚かなオッサンコメディダークストーリーと言うべきか ~

~ (;^ω^)変でキモいけど読んでみよ、みたいな感じで ~

~ 読んで頂けたら幸いです(;^ω^) ~

~ 予告にもなりますがこれより先は、地獄という皆様が知っている ~

~ その先へと話は展開していきます。残酷など可愛いという ~

~ 無慈悲な表現も出てくるでしょう。 ~

~ そんな時はすぐに読むのを中止していただきたい(;^ω^) ~

~ しつこいオッサンだなぁと思われそうですが ~

~ 俺自身何故こんな事思いついたのか分からないためです ~

~ だから俺自身もそれほど怖いんです(;^ω^) ~

~ なんつって(;^ω^)では始めますー ~

No.404

四人とりあえず座って話し合う。

「まぁ(;^ω^)急ぐ事には越したことないんだろうけど、

 慌てず慎重に進める事も、

 大事かもね。(;^ω^)

 爺さんと会ってから今までのルールが、

 滅茶苦茶になったんだもの。

 その前に自分達の整理すら出来てないのに、

 進むのは間違いなのかもね(;^ω^)」

カメムシが落ち着いて話す。

「カメムシの言う通りかもしれないが、

 ...灰色と眩しさの世界では産まれては消えるという、

 悲劇が知らずに失われ続けながらも繰り返されている。

 これもまた否定できない事実か...。(;^ω^)

 ...イヌ、辛いだろ。」

ジャンクは足の上で丸まっているイヌに問いかける。

「...何も考えずに私は無慈悲に{知る}事のみを、

 ずっと繰り返し、

 ジャンクのように産まれて一部になって滅んで、

 友達も皆、その繰り返しと言う流れに流されていた...ワン。

 {知る}以外考えず。

 そうなると私も灰色側だったのかもだワン。(^ω^)

 何とかしなくてはと言う今の気持ちはなかったのですからワン。

 灰色になる友達もいて、いなくなって、また友達が出来て。

 幸い何故か私は灰色にならず幸運にもこうして、

 ジャンクのぬくもりを感じていられる事は、

 私だけずるいと言うか、繋がっていない友達は、

 今も繰り返してるんだワン...。(^ω^)

 正直、悲しいワン...。(^ω^)」

複雑な感情を素直に答えるイヌ。

No.405

「私もその気持ち分かります。(^ω^)

 お父さん、お母さん、仲間である量産型、

 世界を守ろうとした母親派。

 一緒に何もできなかった中で、

 私はこうしてカメさんと出会って、

 スパゲティー食べさせてもらったり、

 イヌさんやジャンクさんと、

 楽しく会話させて頂いてる...。(^ω^)

 ...良いのかなって。

 私だけって思います。(^ω^)」

イモムシも素直な気持ちを、

迷いを打ち明ける。

「それは俺やジャンクも一緒だよな?(^ω^)」

「おお!(^ω^)そうよ!

 イヌやイモちゃんだけじゃないぜ!?

 俺ら二人だっていた世界に大勢必死に生きてる、

 頑張ってる人たち置いてきて、

 ここに来てるんだ!!(^ω^)

 俺はイヌ!(^ω^)」

「俺はイモに会えた!(^ω^)

 素直にうれしいし、

 逆にじゃあここに来てみる?って皆に聞いたら、

 誰も来ないよ。(;^ω^)

 まだ繰り返すほうが可能性あるだろうし。(;^ω^)

 俺達はもう灰色一直線の時間無し、不老不死と言う、

 条件付きの一発勝負の世界にいる。(;^ω^)

 どっち?て言われたらこうしてこの世界に来てるのは、

 俺達だけ。(;^ω^)

 ただそれだけさ!(^ω^)

 やれることやるだけだよ!(^ω^)」

No.406

「確かにそうだワン。(^ω^)

 考えたらキリがないワン。(^ω^)

 前に進むだけだワン。(^ω^)」

「そうですね!(^ω^)

 出来る事をする!(^ω^)

 それしか私達は今ありませんよね!(^ω^)

 ...。

 解読はちょっとサボりましたが...(;^ω^)。」

「ワン...。(;^ω^)」

「ハハッ!(^ω^)

 俺とカメムシは解読すら出来ないからずっと、

 サボってるぜ!?(^ω^)」

「た、確かに...。(;^ω^)」

「「優しい...。(^ω^)」」(ウルウルするイヌとイモムシ)

「ところでよ!カメムシ!

 この繋がりなんだけどよ。

 色だんだん明るくなってないか?」

「あ、俺もそれ気になってた。

 灰色と眩しさの世界の灰色とは違ってきてるのかな?

 浸食されると白くなるのかな?(;^ω^)

 気が付かないうちに俺達失ってるのかな...。(;^ω^)

 ...なんかそんな感じは無いけどなぁ...。(;^ω^)」

「私にもそれは知らないワン。

 {知る}事が出来ないから友達の遮断する者、

 壁の奥と同じく{知る}事の出来ないものと、

 何か関係がある可能性も否定出来ないワン。」

「私にとっても繋がりはただ見えるだけであって、

 分析、情報、探知等は何も出来ないでいます。

 いったい何なのでしょうね。(;^ω^)」

「(;^ω^)悪いもんではなさそうだけどな。」

「結果イモと出会えた理由でもあるからなぁ。(;^ω^)」

黙り込む四人。

No.407

何気なく変色した繋がりを触るカメムシ。

「感触は無いが何だろ。

 何と言うか...。

 頑張れー、みたいな感じ(;^ω^)

 何言ってるんだろ俺。」

イモムシも触る。

「...。

 私は安心して、て感じ...ですね。」

イヌも触れる。

「私はワン。

 ...それでいいよ...かな?(;^ω^)ワン。」

ジャンクも触れる。

「...。

 大丈夫...かな。

 俺は...。(;^ω^)」

不思議な繋がりに不思議な感覚を覚える四人。

不快感は無く、逆に励まされている。

そう感じたのは四人同じ様である。

「「「「(;^ω^)」」」」

理解不能にやはり言葉を失う四人であった。

それはそうである。

一人は情報を電気を用いて一瞬にして得られる世界のカメムシ。

一人はマルシーノン、デンモ、宇宙すらない巨大な世界から来たジャンク。

一人は万能生命体、ほぼ不老不死であり不可能は無いに等しい。

一人は本来の世界の中、役目のみを全うし続けた結果、愛に目覚めた存在。

この四人でさえ理解不能なこの空間。

今まで困惑せず争わずにましてや好きになるなど、

更に進もうなどそれすら奇跡である。

普通ならとっくにおかしくなりかねないのだ。

No.408

「まぁ、一つ一つだな。(;^ω^)

 爺さんの言ってた時間無し、不老不死ってのも、

 灰色はそれすら否定するんだから、

 怪しいもんだしな。(;^ω^)

 そもそもあの爺さんと言う現象自体説明が付かねぇもんな。(;^ω^)

 ...まぁ悪い奴では無かったけどよ。(;^ω^)」

「そうだね...。(;^ω^)

 ...無茶苦茶だったけどね。(;^ω^)」

「私もそれはジャンクを通して知りましたワン。

 おじいさんの言う通り、

 やはりこの空間の現象、

 誰であったかではなく、

 ただそうなった、と言うしか今は出来ないでしょう。(;^ω^)ワン。」

「私はイヌさんから伝えて頂いたので、

 私自身は知りませんでした。

 私もそう思うしかないようです...。(;^ω^)」

「?(;^ω^)あ、そういえばイモは、

 どうしてパソコンでサイト見ようと思ったの?(;^ω^)」

「!!(;・ω・)へっ!!?

 ...!そ、そそそ、それはですねっ!!!(;・ω・)」

キラーンとイヌの目が光る。

「ムフフフフッ...。(^ω^)

 カメムシさん...。(^ω^)

 それはですね...。(^ω^)」

怪し気に微笑むイヌ。

「お...おお!(;・ω・)イヌが楽しんでいるぞ!!」

「イ、イイ、イイイヌサン!!!!!(;・ω・)

 ダメダメダメダメダメダメッ!!!!!(;・ω・)」

「(^ω^)?」

結局イモムシのパニック抵抗により、

イヌからカメムシには伝わらなかったようである。

No.409

~ ここでまたお時間頂きます(;^ω^) ~

~ ん~頭の中のパズルがようやく ~

~ ハマり始めました!(;^ω^) ~

~ 良い調子です\(;^ω^)/ ~

~ 読んでくれた皆様、全部読んでくれた皆様 ~

~ ウォッチリスト登録、付箋、共感くれた皆様 ~

~ 本当に(;^ω^)ありがとうございます ~

No.410

~ また見事にしょっぱい揚げ玉そば料理中(;^ω^) ~

~ その後薬飲むので寝てしまうかもです ~
 
~ 一応ご報告でした ~

No.411

~ んむむ~(;・ω・)読者の皆様... ~

~ ペースが遅れて申し訳ないです(;・ω・) ~

~ この先四人が向かうであろう地獄の先 ~

~ 地獄とはそもそも生前悪い事をした者が ~

~ 行く場所なので(;・ω・)なおかつその先の ~

~ 表現、さらに二人はそこですら救うと約束している ~

~ そこに登場するのはもちろん悪い事をした者であり ~

~ その辺の表現が、彼らはどう動くか、何を思うか ~

~ 寝ても覚めてもそのことが頭で大会議を開いている状態です ~

~ 早い話、救いようの無いものを救うという表現 ~

~ そしてそれを見てくれた皆様があ(;^ω^)そうなるかもと ~

~ 納得のいくであろう表現は今私のスキンヘッドの頭を ~

~ 悩ませておるところです。貯金残ってたら頭に悩みと言う ~

~ タトゥーを大きく入れるでしょう(;^ω^) ~

~ 映画、記憶、妄想の中での彼らとの会話、つまり ~

~ 私なりに彼らに取材しているわけです(;^ω^)いかれてますね ~

~ もう嫌なんですよね(;^ω^)空に浮かぶ島が無かったっていうのが ~

~ 嘘だったっていうのが(;^ω^)単純に ~

~ でもこうして嘘ついてるじゃないという矛盾...(;^ω^) ~

~ 何言ってるんだこのオッサン(;^ω^)状態です ~

~ 後50分ほど時間下さいorz申し訳ないです! ~ 

No.412

「あ(^ω^)俺良い事思いついた。」

ジャンクが突然嬉しそうに叫ぶ。

「...なんか嫌な予感...。」

目を細めるカメムシ。

脳裏に何故か薄ら笑い、見下す爺さんの姿が出てくる。

「「(;・ω・)ドキドキ...。」」

何故か期待に胸いっぱいのイヌとイモムシ。

それはそうである。

二人は大体もうジャンクが何を考えてるか分かっているからである。

「旅行へ行くぞ!\(^ω^)/」

迷いのないジャンクの発言。

「...。(;^ω^)」

何かだんだん爺さんぽくなって来たな、ジャンク。

呆れながらも思うカメムシ。

「「\(;・ω・)/!!!」」

キター!!!!と言わんばかりに万歳する二人。

「あれこれ考えすぎなんだよ、まずは。

 あれこれありすぎなんだよ、俺達は今。

 爺さんはそんな中忘れさせる中でも、

 俺達にあの手この手で、

 怒らせたり、笑わせたり、感動させたり、悲しませたり、

 してたじゃないか!(^ω^)

 見本だよ、ここを生き抜くための!

 あの爺さんは!

 先駆者だよ!

 先生だよな!早い話!(^ω^)」

「...ああ...。(;^ω^)

 認めたくはないが、

 この空間で実際俺達は、

 気が狂う事もなく確かに愛について、

 教わった気がする。

 あの手この手で...ほんとに。(;^ω^)」

No.413

「「(;-ω-)(;-ω-)ウンウン!!」」

ヘドバンのように高速でうなずく二人。

「慌てても仕方ねぇよ!(^ω^)

 遊んでるうちにやっぱり駄目でした~みたいな勇者、

 たまに居ても良いじゃねぇか!

 壁ちゃんにでっかく書いてから出発すんだよ!

 何かよくわかんねぇから遊んでくるわっ!(^ω^)みたいな!」

「...目の前の問題、丸投げ...(;・ω・)...。

 見事な開き直りと、無責任!!(;・ω・)」

カメムシが私の代弁をしてくれた。

「「!(;^ω^)/\(;^ω^)!」」

喜びのハイタッチをどこで学んだのやら、

パチンと音を立てる二人。

明らかに三人は同意。

残るはカメムシ。

無言でカメムシに、

にじり寄る三人。

「(^ω^)(^ω^)(^ω^)」 ←ちょっと怖い

「...(;-ω-)=3...わかった...」

強制的にカメムシ、合意。

喜ぶ三人。

爺さんが消えた時、

二人に変化が現れたのを、

覚えているだろうか。

灰色が二人に繋がりをもたらしたのだ。

これは仮定ではあるが、

爺さんは二人に接触、

自分の残る全てを、

灰色以外委ねた、もしくは何らかの何かを二人に、

託したのだと私は身勝手に思っている。

No.414

そうなると爺さんの正体はいよいよ分からなくなるのだが、

今はこの空間に花が咲いていて、

消えると当時に良い匂いだった。

そんな事があったとしか、

それこそ爺さんの言う通り、

結果に過ぎないのかもしれない。

「はいっ!\(^ω^)/と言う訳で!

 お二人には友達の移動する者、従う者を合体させた!

 従い移動する者!をご用意!!

 モノゲーユ起動しなくて灰色と眩しさの世界!

 つまりボール内と刺さっている棒の世界には!

 どこでも行けるワン!!(^ω^)/

 遮断する者の奥は行けないだけだワン!!!

 ハッハッハッ!(何故か舌を出して息が荒くなるイヌ)

 も、もう待ちきれないワン!!!!

 アデューッ!!!!ワンッ!!!!!。」

ポンとイヌとジャンクが消える瞬間、

イヌが興奮で目が血走り、

ジャンクがどうかご無事でっ!、とカメムシに敬礼していたのは、

カメムシの錯覚だったのだろうか。

(;・ω・)ハッ!とただならぬ殺気のような、

欲望に渦巻いた気配に、

冷や汗を額に浮かべるカメムシ。



「エヘヘヘヘヘヘヘヘヘヘヘヘヘヘッッッ!!!!

 一人占めなのですっ!!!!!!

 もう逃がさないのでありますっっっ!!!!(^ω^)>ビシッ!!!

 エヘヘヘヘヘ!!!!エヘヘヘヘヘ!!!!」



顔と体が二人一体化するんじゃないかと言うくらい、

カメムシに抱きつくイモムシ。

ああ、神よ。

私は罪人です...。(;-ω-)

心で祈るカメムシであった。

No.415

+ほら!見てごらん!+...。+

+来てくれるかも!!+...そうだね!+

+ぼくたちのところにきてくれる!+うん!!+

+うれしい!うれしい!+やった!やった+

+いつもぼくらのめのまえまできてだめだった...+うん!!+

+...でもいままでとなんかちがう!!+うれしい!うれしい!!+

+...いっしょにまってくれる...?+もちろんだよ!あたりまえさ!+



姦 殺 奪 滅 狂 (や{め [ orz ]て }よ) 諦 恐 犯 誘 痛          



+ありがとう!!うれしい!!+ぼくもだよ!!うれしい!!+

+!!...。だめっ!!+ぼくはきみがだいすき!!だいすきっ!!+

+やめて!!だめだよ!!+まずはぜつぼう!ほらみて!ちぎれた!!+

+あきらめないで!!!+つぎはね!またぜつぼうだ!!あきらめちゃった!+

+逃げちゃだめ!+わ!あきらめてよろこんでるよ!うれしそう!!!+

+ああ!声が!+みてみて!しらないふりしてたのに!すごいこまってる!!+

+だめ!!+ぜんぶいっしょにみよ!!ほら!うそがとまらくなってる!!!+



+...。+なんでいつもだまっちゃうの...ねぇ..ねぇったら!!ねえっ!!!+

No.416

ん?

何かあった様な気がするが。

気のせいであろうか、

私とした事が失礼した。

何か今あった様な気が。

ん。

忘れて頂きたい。

文章による表現がなれていないため、

疲れが出てきたのかもしれない。

とりあえずはである。

ジャンクとイヌ。

カメムシとイモムシ。

二組による旅行が強制的に始まった訳であるが、

前もって言っておこう。

これは恋愛小説などではなく、

病んだ物語なのである。

何を言うか!十分イチャイチャ新婚、見ていられないよ!小説だ!、

と思う存在が居たならば、

すぐにこの物語、本、文字、絵、物体であったならば、

粉砕してほしい。

私自身も方向性、物語の舵を切るのは大変なのだと、

この四人にはしてやられていると、

ぼやきのひとつも、出て来るのだ。

制御不能の四人。

もう馬鹿呼ばわりしないと誓ったため。

私はあえて何も言わないが、

溜息のひとつぐらいは許して頂きたいところである。

No.417

「「?」」

カメムシとイモムシが不思議そうな顔をする。

カメムシにイモムシが抱きつきながら。

しかもルンルン♪と言った感じで、

イモムシの片足が上がっている。

「何か今あった様な気がした?」

「はい、何でしょうね。

 わからないですが、

 そう思いました。」

見つめ合う二人。

「!!!...カメさんのエッチ!!!

 えへへへへへへへへへへへへへへへ!!!!!!(^ω^)(ニッコニコ)」

「ハハハハ...(;^ω^)...。 心の中→ (;-ω-)=3」

何気なく遮断する者、壁を見るカメムシ。

「!!!(;・ω・)!!!」

驚いたことに壁に新たな大きい文字が出現している事に、

カメムシが抱きつかれながらも気が付く。



遊びに行って来るワン!!!




(;・ω・)イヌさああぁぁぁ~~~~んっ!!

心の中で絶叫するカメムシ。

どことなく呆れている壁。

「...壁さん...ごめんね...。」

複雑な涙を流すカメムシ。

無言でお辞儀したように見える壁。

この四人の変な許しがたい物語は、

しばらく続きそうである。

No.418

とりあえずである。

とりあえず私はカメムシとイモムシの様子を、

不本意ではあるが、

表現していこうと思う。

カメムシの住んでいた部屋へ戻る二人。

前のようにモニターの前で向き合って座る二人。

「どうしますか!?(^ω^)

 カメさん!!」

「ん~(;・ω・)...ねっ。

 どうしようかねっ......困ったよ。」

「自由時間ですよ!!\(^ω^)/

 何でも出来ますし、

 私がサポートいたしまするっ!!」

テンションMAXのイモムシ。

よく、ああウザいですねぇ!(;^ω^)、て言ってた、

亡き嫁の気持ちが痛いほどよくわかるカメムシ。

「...楽しむって事だよねぇ~...(;・ω・)ん~...。」

「はい!!\(^ω^)/」

「...そもそも俺は病んでるからねぇ...。(;^ω^)

 世界が灰色と言うか、

 唯一、興味が湧いたのが作曲と、

 小説、物語の表現であるからなぁ...。(;^ω^)」

「...\(;^ω^)/...うぐっ。

 たしかに...そうでした...。」

忘れていたイモムシ。

そうなのだ。

そもそも絶望の中でジャンクも同様。

普通ではない状態での空間への入場を果たしている二人。

喜びとするものにはもう興味が無くなっているのである。

エッチな事もしかりである。

爺さんや色んな事があったうえで、

今少し良くなったか、

悪くなったかは分からないが、

マシになったばかりなのだ。

No.419

~ んんん!!!休憩とします!!!(;・ω・)>ビシィッ! ~

~ パズルがまとまりつつありますっ大佐っ! ~

~ と言う訳で休憩です~(;^ω^)=3ん~... ~

No.420

「...ん~。(;^ω^)

 私の世界...。

 行って見ますか?」

「!?(・ω・)えっ!?」

「私はカメさんの世界の情報はもう、

 知り尽くしていますので。(;^ω^)

 カメさんは私の世界知らないのは、

 何か...ずるいのかなぁ~と思いまして。(;^ω^)」

「イモ(;・ω・)平気なの...?」

「大丈夫ですよっ(^ω^)

 カメさんだってこの世界大丈夫なんですか?(^ω^)

 って聞いてるようなものですよ?」

「あ(;・ω・)たしかに。」

悲しい事があった二人の気遣いが、

不思議と会話を弾ませる。

「じゃあ、行って見ようかな?(^ω^)

 イモの世界。」

「はいっ!!(^ω^)

 ええと、では!

 従い移動する者さん!

 お願いします!」

イモムシの手の平の上に、

!マークと?マークを合体させたような、

黒い物体がチョンと出現。

「あらま(^ω^)イヌさんとはまた違う感じ...。

 ギャアァァァァァーーーーーー!!!!!!!!!」

絶叫のカメムシなどお構いなく、

何と表現したら良いのか。

灰色と眩しさの世界への移動はいつも、

イモムシのモノゲーユに頼って移動していたため、

近いという事もあったのか、

一瞬で移動していたのだが。

今回は遠いらしく。

No.421

目の前にコーヒーカップがあったとしよう。

そのコーヒーカップが視界全体に広がり、

360度包み込んだボールの中で、

360度同じ状態のボールがある、

どこまで続いてるのかわからない程遠くまで。

「爺さんの言ってた愛の世界だ!!」

思わず叫ぶカメムシ。



何と言って良いか...。

360度鏡の中で自分が浮いてて、

360度全てに無数の自分が居るんじゃが、

それぞれの無数の自分は自分で別なんじゃが、

ワシはワシって言うしかないんじゃよなぁ~...。



爺さんの言葉を思い出すカメムシの叫びに驚くイモムシ。

「!!そうなんですか!?

 私はもう見慣れてるので、

 何とも思ってませんでしたが。(;^ω^)」

「うん、爺さん言ってたんだよ。

 ...ほんとこの見たままを喋ったみたいに...。

 あの人ほんとなんだったんだろ...。(;^ω^)」

「行先となった世界によって、

 この現象の長さは違うようです。

 私の世界はカメさんの世界から遠いのかもしれませんね。(^ω^)」

「ん~...(;^ω^)...そうなのか...。

 モノゲーユもこんな感じなんだね。」

「はい。

 球体による体験でもそれは同じでした。」

「もうイモから見たら普通ですよって感じなんだね。(;^ω^)」

何故か中腰のカメムシ。

「怖いですか?

 大丈夫ですか?(;^ω^)」

「いや(;^ω^)...初めて自転車乗った気分...。」

No.422

前方からゆっくりと何かさっきの説明の、

コーヒーカップが広がってくるように、

何かわからないものが広がって来る、

と言うより包まれていく。

「ヒィ~~~!!イモ!イモ!何か来るよ!イモ!!」

恐くて仕方ないカメムシは叫びながらイモムシにしがみつく。

「...エヘヘ。

 ...大丈夫ですよ、カメさん...。」

もう愛おしい度MAXになるイモムシ。



そこは気が付けばもう到着したようであり、

もはや、

そこはもう、

説明が付かない。



まずはである。

二人が到着した場所から説明を単純にしていこうと思う。

地面がもう既に何と言うか、

コップの牛乳に一滴分残ってた牛乳を垂らし、

落ちて波紋が広がったなぁ、と言う所で、

ストップしたような地面と言えば良いのだろうか。

湖に雨が降っている水面が停止して、

地平線までずっと続いている地面。

空があるべきところ。

上空には信じられないほど大きな川と言えば良いのか。

地平線までそれが続いているのだ。

色は様々で所々で光ったり、暗くなったり。

建造物、山。

そう言ったものは一切、何一つ無い。

信じられないが本当に何も無いのだ。

「.....(;・ω・)!!!!....。」

当然のカメムシの反応。

言葉等出ない筈である。

No.423

「存在移動音域です。(^ω^)

 移動するための私の世界の中の世界ですね。

 カメさんは不老不死の為、

 大丈夫だとは思うのですが。

 ここに普通の人が来たらどうなるかは、

 私にもわかりません。(;^ω^)」

「んっとね(;^ω^)何かホワンホワンするって言うか、

 体膨らむって感じ。」

「!!!(;・ω・)!!!」

「どしたの!?(;・ω・)」

「い、いえ!その!!ですね!(;・ω・)」

「イモ!言って!!(;・ω・)何か怖い!!」

「...では申し上げますが(;・ω・)...。

 カメさんずっと死に続けてます...。(;・ω・)

 ...即死なので痛みが無いだけなんでしょう...。

 でも死なないので即死し続けていると言うか...。(;・ω・)」

「だめじゃないっ!!!(;・ω・)

 俺の体、適応してないじゃない!!!

 ...。

 まあでも...(;・ω・)...。

 こうして歩けるのだから...」

そう言いながら一歩踏み出すカメムシだったが、

ワー、という女性がずっと言っている声が、

聞こえたのと同時にイモムシがどんどん離れていく。

「えええぇぇぇぇ~~~~~~っ!!!!!!(;・ω・)」

すぐにイモムシも信じられない速度でワーと共に、

急接近してきて、

「カメさん凄いです!\(;^ω^)====3 ←隣でもの凄く喜ぶイモムシ

 初めてなのに上手ですよ!!」

「速すぎなんですけどおおおぉぉぉぉ~~~~!!!!!」

目蓋に風?が入り込むほどの速さで何故か移動する二人。

隣で凄く笑っているイモムシ。

No.424

「本当はですね!

 私が包んで移動する音域なんです!

 こんな事したらこちらの人でも命が危険な程です!

 でもカメさん楽しそうなのでうれしいです!(;^ω^)====3」

「うれしくねえぇぇぇ~~~~よおぉぉぉ~~~~!!!!!」

よだれなのか涙なのか分からない程に、

体全部、空気なのか何なのかわからないが、

空気摩擦が、空気抵抗がカメムシを襲う中、

グッシャグシャになりながら進み続ける二人。

オッ、と言う女性の声が聞こえたなぁ、と思った瞬間。

景色はまた一変。

今度は巨大な波紋だらけの白い地面が上空に向かって、

楕円形に伸びた球体の中にいると言えば良いか、

空が波紋の地面なのであり、

地平線と川のような空は無い。

中央にコーヒーカップの取っ手、

つ、の文字を中途半端に真上から切り落としたような、

オレンジ色っぽい物体が、

巨大な美術品のように微動だにせず、

浮かんでいる。

「稼働原料補給センターです。\(^ω^)

 前に御説明した場所ですね。

 ここに私の仲間ともいえる、

 量産型が居ます。」

ボロボロのカメムシは立っているのがやっとである。

しかし見上げてみると、

想像とはまるで違った...(;^ω^)、と思うカメムシであった。

「何かイメージと全く違う...。(;^ω^)」

「(^ω^)?どんなものを想像されていたんですか?」

「何か、市民会館みたいなイメージ...。(;^ω^)」

「え~...。(;^ω^)」

「(;^ω^)」

No.425

「(;^ω^)=3ブフゥー!」

市民会館で稼働原料補給入りまーす!って言ってる、

自分を想像して吹き出すイモムシ。

「ハハハハ。(;^ω^)」

二人で笑っているとセンターの方から何か近づいて来るのが見えた、

と言うより降りて来たと言えば良いか。

「あ(^ω^)量産型ですね。

 一体でここを管理しているものですね。」

ピコンッと言うピコピコハンマーを鳴らしたような音と共に、

二人の目の前に現れた量産型。

人間の様な姿はしておらず、

制服はイモムシと変わらないのだが、

頭はツルッとした楕円形。

手や腕は棒のように細く、

足や太ももと言ったものは無く、

靴が透明人間のように地面に足を付けているが如く、

地面の上で動いている。

顔もイモムシのように透き通ってはおらず、

青っぽい。

「おや(^ω^)新しい存在発見です。

 どちらから来られたのですか?」

「あ、声がイモだ。」

「私が彼女の言語をカメさんに伝わるようにしています。(^ω^)」

「なるほど。(;^ω^)」

「?凄いですね!!

 なぜあなたは私の言葉が分かるのですか?(;^ω^)」

「私はあなたとは少し違う量産型です。(^ω^)

 博士が一体だけ創ったものです。」

「!!なるほど。

 納得出来ました。(;^ω^)

 私達量産型の機能に加えられた数々の未知の機能...。

 驚きです!(;^ω^)」

No.426

「凄い...どうなってるのこの足は...(;^ω^)」

そう言って靴の中に触れようとすると、

プニュンと言う肌の様な感触が、

足があるであろう場所にあった。

「!!(/ω\)!!」

急に量産型が恥ずかしそう?に両手で顔を隠す。

「カ、カメさん!?(;・ω・)」

「!へっ!?(;・ω・)」

俺なんかした!?、と言う感じのカメムシ。

「カメさんごめんなさい。(;^ω\) ←あちゃ~って感じのイモムシ

 言うの忘れてましたが、

 量産型は先ほどの姿が初期の姿であり、

 お世話する対象に触れられて仕えるというのが、

 量産型の本来な目的でして...。(;^ω^)

 今の接触でカメさんを全て知ってしまいました...。」

「先に言ってよおおぉぉぉ~~~!!(;^ω^) ←少し泣いている

 こ、この娘どうするの!?

 お、俺のせいで壊れたりするの!?」

「だ、大丈夫ですよ!(;^ω^)

 それはありません、ただ...。(;^ω^)」

あっという間に量産型はイモムシそっくりの姿に変身。

「せ...責任取っていただきますよ、カメムシ様!」

潤んだ瞳で突然カメムシを見つめながら言葉を放つ量産型。

「...。(;^ω^)

 ど、どうすんのこれ...(;^ω^)イモ...。」

「(;^ω^)」 ←ちょっと楽しんでいるイモムシ

No.427

~ ええ(;^ω^)またまた休憩入ります~ ~

~ 5:00頃再開したいと思っとります(;^ω^)> ~

~ 失礼します~...じゃねぇよっ!!!!!(;・ω・) ~

~ 祝!4000HITいってるじゃないのっ!!! ~

~ びっくりしたぁぁ!!!(;・ω・) ~

~ まずは!(;・ω・)まずはですね!!! ~

~ 読んでくれた皆様、全部読んでくれた皆様 ~

~ ウォッチリスト登録、付箋、共感くれた皆様 ~

~ 本当に!ほんっとうに!!ありがとうございます!!!(;^ω^) ~

~ 驚きです...(;^ω^)...もはやそれのみ... ~

~ 信じられませんの一言ですね(;^ω^) ~

~ これからも誤字等気を付けて、頑張ってまいります(;^ω^)> ~

~ 失礼します by saizou_2nd ~

No.428

カメムシが主となった為、

カメムシの命令により初期の状態に戻った、

センター管理中の量産型。

カメムシから得た情報は全て抹消された。

ピコンと言う音と共に、

センターへ飛んでいく三人。

立ち話も何ですので中へ良かったらどうぞ、

と誘われるがまま中へ。

「イ、イモ飛んでるしこれこのままセンターにぶつかるよ!?(;・ω・)」

「?(^ω^)

 あ!カメさんの世界の冗談ってやつですね?

 今のは!(^ω^)エヘヘッ。」

ああ、もういいや...(;^ω^)、と諦めたカメムシ。

二人を見て量産型が笑っているように見える。

センターの壁に衝突、と言う所で、

視界の真ん中から波紋のように景色が揺らいで、

変わるというよりも、

元々そこにいたんじゃないかと思わせる様な、

鏡の様なカメムシの背丈ほどの大きい円が、

カメムシたちを中心に左右対称に二つあり、

一組になって一定の角度を保って踊るように回っている。

その少し奥にもさらに一組のお互い対象の一の円が、

手前とは違った角度で回転。

それが奥が見えない程の数でそれそれの角度で回っている。

それぞれの円が光を放ち、

奥行きは何も見えず真っ暗の中を、

無数の円が踊っているように見える。

プラネタリウムで中心で浮いて360度、

踊る星を眺めているようである。

回転の速さも一組一組違って、

単純に奇麗なのである。

No.429

「これが液体化した母親派の方々です...。」

「!!」

イモムシの言葉に驚くカメムシ。

「この方々のおかげで私たち量産型は生き延びる事が出来ました。

 ...残念ながら元の姿へと戻すことは叶いませんが...。

 私達の選択が間違いだったのではと、

 今もこうして眺めていると思う事があります...。

 他に出来る事は無かったのかなと。

 ...単純に寂しいんですよね。(^ω^)

 表現しがたいのですが。」

「...。」

何も言えないイモムシ。

「今は寂しい?」

「...いえ!

 あなた達が来てくれたおかげで、

 しかもこうしてお話が出来たのは、

 リペア作業以来ですっ!

 うれしいですよ!(^ω^)

 まだまだ先の話ですが、

 管理交代の時はぜひこの喜びを引き継ぎたいと思います!」

「...うん!それは良い事ですね!(^ω^)」

量産型とイモムシが喜び合う。

だが、カメムシは複雑な気持ちであった。

自分と似たような存在がこの悲劇を引き起こし、

世界が崩壊した中で未だに希望の笑みを絶やさない彼女達。

果たして人間である俺にそんな笑顔が出来るだろうか、

そんな思いがカメムシの頭から離れないでいた。

No.430

「この一つ一つがそれぞれ平和に暮らしている、

 と言う事になるのかな?(;^ω^)」

暗い顔をしてはいけないと量産型に気を使って問いかけるイモムシ。

「その通りですが、

 平和とは限りません。

 全く平和だったこの世界からの続きの中で、

 なおかつ液体化以前の記憶も無く、

 同じ現象が起きて同じ結果になっていると思われます...。

 私達も凄く説得したのですけどね...。

 もうこの方法しかないという結論に、

 皆、同意してしまいました。(^ω^)」

「...!!

 で、ではこの人たちは...!」

「その点では父親派の方が幸せかもしれません。

 この方々は液体化になった後も、

 液体化になる。

 その液体化になった後も、

 液体化になる。

 このセンターが停止しない限り、

 繰り返すだけです...。」

ショックのあまり声の出ないカメムシ。

それを承知の上で液体化し、

憎むべき父親派を結果助けたという事なのだ。

無限ループにさえ気が付かずにこのセンター内で。

犠牲となって奇麗に踊っているのだ。

「液体化以前の記憶消去も母親派の提案でした...。

 中には泣き叫んで反対した量産型もいるほど、

 残酷な提案です。

 私達の存在理由を捻じ曲げた最後の提案、

 願いな訳ですから...。」

母親派達を見上げながら、

呟くように量産型は当時の情景を、

思い出しているようであった。

No.431

こんな風に、

灰色と眩しさの世界の中では、

数えきれない程の産まれ消えゆく中で。

こんなにも必死に悩み、

苦しみ、憎み、争い、愛し、

犠牲となり、我を通し、

食い散らかし、食い散らかせ、

最後はむなしく食われる。

食われそうになりながらもである。

食われるのである、灰色に。

棒の世界に行こうが、

ボールの中で足掻こうが、

最後は。

食われて終わるのだ。

「...君に触れてももうさっき主じゃないよと、

 命令したから大丈夫かな。(;^ω^)」

量産型に変な事を聞くカメムシ。

「え、はい。

 一度私を否定した対象は、

 再度お願いしない限り、仕える事はありませんが...」

カメムシが量産型の細い手をがっしり握って言った。



「俺はね!

 無力で!愚かで!酷い奴でさ!

 凄いって言われた事なんて数えるほどしかないんだ!

 でもさ...。

 何でかわからないんだけど君に言いたい!!

 失敗するかもしれない!!!!

 失敗するかもしれないっ!!!!

 でも!!!!

 最後まで絶対にあきらめないで歩くって君に誓うっっ!!!!!

 何言ってるかわからないと思うけどさっ!!!!!

 君も諦めないで待ってて!!!!!!

 いつか良かったって思える日が来るかもしれないからっ!!!!!」

No.432

いつしか涙ぐんではいたが、

こらえるカメムシは、

量産型に本当のことは言えないので、

言える範囲でのカメムシなりの、

励ましたい、何とかしたいという心を、

叫んだのである。

イモムシもそれを見ていてもらい泣きしそうにはなるものの、

カメムシがこらえ、無理やり笑顔を作っているので、

我慢している。

「...ど、どうされたのですか!?(;^ω^)

 な、何か私失礼な事を...!」

「...母親派の皆の気持ちが数ミリだけど、

 分かった気がするよ。

 君たちの為なら液体化になる事なんて、

 喜んでするさ。

 勝手な事言ってごめんね(;^ω^)>ハハハ...。」

「...。」

カメムシを見つめる量産型。

機械、造られたもの、

補助としての生命体、

言葉が話せなくとも、

例えぬくもりや動きが無くとも、

感じるものは感じるのではないだろうか。

音、光、風、波...。

この物語の中での話ではあるが、

ある時は万能の集合体の一部として生き、滅んで、

ある時は話すことを失った存在の一部として生き、滅んで、

ある時はもはや動く事さえできない存在の一部として生き、滅んで

ある時は考える事しか出来ない存在の一部として生き、滅んで。

気が付けば何をしてきたのだろうと思う事すら食われる。

一度しかない中でカメムシの様になりふり構わず、

叫んだって良いと思うのは私だけではない事を願う。

No.433

先程二人の目の前に降りっ立った、

量産型の所らへんに、

センターから出て降り立った三人。

カメムシとイモムシは量産型に手を振った。

動作の意味は分からなかったが、

同じく、そして大きく手を振る量産型。

存在移動音域へ帰る二人を見送りながら。



いつも丁度この時間に、

新しい生命体、

外見はウサギの様な生物、

不思議と量産型の所へ遊びに来る。

「まあ、またきてくれたんですね。(^ω^)

 ...ぐすっ。

 今日はですね!

 凄い事があったんですよ!?

 あんなに...う...。

 あんなにうれしかったことは!

 うぅっ...!!

 今までありませんよ!!

 今日をあなたと祝いたいくらいですっ!!

 まるで...!

 母親派の方々に....!!

 励まされた...よう...でした...!!」

泣きながら嬉しそうにウサギに話しかける量産柄。

触れてはいけないともう知っているのか、

靴の上によりかかるウサギ。

絶望と言う結果を思わせる焼け野原で、

静かに咲く花の様な、

一枚の名画をまた見たような感覚に、

身勝手にも酔いしれた私を、

ここに記す。

No.434

~ ここでまた休憩入ります~(;^ω^) ~

~ ...(;^ω^) ~

~ うまく素人なりに書けているでしょうか...(;^ω^) ~

~ 小説など宮沢賢治さん以外読んだことないので ~

~ よくわからないでひたすら書き続けているのですが...(;^ω^) ~

~ (;^ω^)心配です... ~

~ 次は朝食食べようか悩んでいるのですが ~

~ とりあえず一時間休憩取ります ~

~ 8:00にまた続けるなり寝るなりご報告いたします ~

~ 失礼します~(;^ω^)> ~ 

No.435

一方その頃。

イヌとジャンク。



「あ!ちょっと楽しんで見てくださいっ!

 ちょっと!あ!見てください楽しんで!

 楽しんで!ちょっと見てください!あ!」



灰色と眩しさの世界でイヌとジャンクと繋がりを持った、

友達が集まり、

疑う者を笑わせようと、

寝そべって体をうねらせ叫んでいる。

いきなりスクッと立ち上がり疑う者の目の前で、

「はいトランプやりましょうねぇ~いきますよ~はい配りました!

 あなたの好きなカードはどれですか!!!!!!!!!」

疑う者が一枚指さす。

「はいっ!!!好きになっちゃったちゃんカード俺に見せないで、

 自分だけ見て覚えてくださいっ!!!!!!!!!!」

ウザいくらいハイテンションででかい声のジャンクに、

少し笑いそうになって来た疑う者。

カードはジョーカーであった。

「いまから!!!いまからですぞっ!

 俺がそのカードを当てた日にはどうぞっ!!!!

 盛大な拍手を疑う者へお願いでゴザルヨォ~ウッ!!!!!」

デッデデーンデーン、デッデデーンデーン、という、

訳の分からない音楽を口ずさみながらトランプの束を鷲掴み、

疑う者の目の前で束から一枚だけゆっくりと顔を見せ始める。

ジョーカーって一枚しかないでしょ、という時点で、

デッデデーンデーン、デッデデーンデーン、という、

ノリッノリのジャンクの絶対当ててやると言う必死な笑顔が、

もう疑う者が吹き出す一歩手前まで追い込む。

しかも見えてきたのはハートのエースである。

くだらなすぎてもう限界の疑う者。

あと一手である。

No.436

ハートのエースの真ん中のハートマーク半分見えたところで、

口ずさむジャンクの音楽とトランプの動きが止まりジャンクが叫んだ。



「夕日のお尻っ!!!!!!!!!!」



当てる気ねえぇのかよおおおぉぉ~!!!!、と

言わんばかりにすこしニヤついてしまった疑う者。

「はい笑った!!!!!!!!

 笑っちゃったの!!!!!!!

 おもしろかったの!!!!!!ん!?

 おもしろかったのですよ!!?」

照れながら怒る疑う者。

周りから拍手喝采。

拍手はどうぞ疑う者に、と言わんばかりに、

疑う者の手?を掴み上にあげ、どうぞと言う姿勢でお辞儀をするジャンク。

照れている疑う者。

イヌは笑い転げている。



ジャンクはそもそも繋がってくれたものに挨拶をしないといけないと、

イヌから事情を聞いた時から常に思っていたようだ。

そして皆と出会い、話す中でどうしても何人か仲良くなれない、

どちらかと言うと灰色寄りの存在。

これを何とかしなくてはと、考えた結果のひとつがこれである。

ジャンクらしいと言えばジャンクらしいのだが、

爺さんの影響を明らかに受けているのは、

ここでは言わないでおこうと思う。

No.437

~ ええ(;^ω^)続けようと思ったのですが ~

~ ここでまたお時間頂きます(;^ω^) ~

~ 申し訳ないです(;^ω^) ~

~ 読んでくれた皆様、全部読んでくれた皆様 ~

~ ウォッチリスト登録、付箋、共感くれた皆様 ~

~ 本当に、ありがとうございます(;^ω^)> ~

No.438

~ ええとですね(;^ω^)思い切って ~

~ この度(;^ω^)小説を語ろうの方に ~

~ 小説 フーリーヘイドへのご意見、ご感想(;^ω^)スレ ~

~ 立てました~(;^ω^)かなり思い切って... ~

~ ご意見、ご感想ありましたらどうぞ ~

~ 自由に書いてみてください(;^ω^)> ~

~ 批判もOKとしています(;^ω^)当然です ~

~ よろしくお願いいたします(;^ω^) ~

No.439

~ ええ(;^ω^)寝ておりました ~

~ この前言ったとあるオンラインゲームなんですが ~

~ 久しぶりに仲良かった方々挨拶したんですが ~

~ いや(;^ω^)やはりうれしいですね ~

~ ゲーム楽しむのではなくて ~

~ あったかいなぁというか ~

~ 人とのつながりがいかに大事かっていうか ~

~ ちょっと勝手に泣きそうになりました(;^ω^) ~

~ 再開21:00目指して頑張ります!(;^ω^)>ビシィッ! ~

No.440

灰色側の存在。

疑う者も含め、

殺める者、絶望する者、欲する者、憎む者、

あげればキリのない負のイメージを思わせる存在達。

彼らもまた友達になった訳である。

ジャンクと言う男はカメムシと同じで、

普通ではない。

働き、食べ、寝て、愛したり、行動する。

その辺は普通なのではあるが、

普段からどこかに幼いころから抱いていた、

ここに立っている理由は何なのか、という、

最大の謎。

それをどこかで常に考えながら生きてきたため、

それを隠す術、と言おうか。

自分は普通で皆と同じですよ、と言う仮面を、

自然と作り上げ、生きて来たと言うべきか。

そんな時に出会った、同じ仮面を持つ女性。

唯一仮面の下を見せあえる存在。

妻となった女性は残念ながらいなくなってしまう訳だが、

もうその瞬間今まで練り上げ鍛えた仮面は、

脆くも哀れに砕け散ったのである。

もう再び仮面を作る力などありもせず、

仮面のかけらを集め、修復も試みたが、

以前の仮面はもう見る影も無いのだ。

ヒビと傷だらけの仮面だけが残った状態の中、

ジャンクの選んだ選択の結果は死であった。

しかしどういう訳だかこうして仮面なぞ必要ないと、

こんなにも元気にはしゃぎ、わらって、

本当の自分をさらけ出し、喜びに満ちている。

何が正しいとかではなく、

ただ単純に今、目の前で。

変だと思う行動をしているジャンクは、

喜び叫んでいるとしか表現できない私である。

No.441

「俺は不老不死でございまあぁ~す!

 灰色側の者よ!!

 俺が君達にしてあげられる事は!!!

 この惨めな男の存在を!!!

 君達の喜びへと繋がる行動で!!!!

 弄ぶ事でありますっ!!!!!(;^ω^)>ビシィッ!!!」

そう言って何を考えたのか、

灰色側の群衆に敬礼をしながら、

ダイブするジャンク。

「ジャ、ジャンクッ!!!!」

さすがのイヌもまずい!と思ったらしい。

危機を感じさせる叫びをあげるイヌ。

しかしジャンクは突然真剣な目をイヌに向け、

来るなと言ったのである。

ジャンクの考えはこうである。

ここで朽ち果てるのであれば、

到底この先、

壁の先など夢のまた夢。

進む事など叶うまいと言う、

滅茶苦茶な考えを持った結果の行動。

身を捧げるというダイブだったのである。

群衆に落下するジャンクと同時に、

素直に自分達のそれぞれの役割、

しかもそれはジャンクには激痛など甘いお菓子だと、

思える様々な苦しみを思わせる大量の水が、

無理矢理にでもジャンクに注ぎ押し込められるのだ。

「!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

もはやこの場面は残酷すぎて以上の表現しか、

出来ない。

想像してほしい。

海水を今、全て飲み干せと強制されているに等しい光景を。

No.442

「!!ウゥッ...!!!」

ジャンクの痛み、誘惑、快楽、絶望、豪痛。

精神的にも肉体的にも惜しみなく余すところ無く、

貪る存在達。

イヌですら愛ゆえに、

繋がりを持ったゆえに、

少なからずそれは知らされる。

嫌でも伝えてしまう。

ジャンクはイヌのおかげでもあるが、

早い話、もの凄い力を手に入れたのだが、

普通ならそれを手に入れたのならば、

人の為、自分のために使うであろう。

だがこの男は試したのである。

同時に何も苦しむ事なく、努力する事なく、

自分には似つかわしくない力が手に入った結果が、

どこか、腹立たしかった。

と言うジャンクらしいと言えばジャンクらしい、

納得いかんっ!!という彼の行動の結果だと、

説明する中。

イヌもすでにジャンクのその気持ちを知っているが故に、

私はあの人の妻だワンっ!!とまだ愛しているとも言っていないのに、

ジャンクの気持ちを尊重し、止めずじっと耐えているのである。

少し照れてはいるが。

No.443

一つの餌に群がる腹を空かせた猛獣が、

奪い合いながらも貪る。

そんなありきたりな情景を想像しがちなのだが。

現実は恐ろしい程、

静かである。

ジャンクを食らう群衆はただジャンクを囲んで立っているだけ。

その中心で口から泡、失禁、涙、汗、失便。

声を出す隙すら与えられず、

腕や足、体は変な角度に折れ曲がる中、

失神など絶対に許される事など無い苦痛、快楽等が、

ジャンクを絶えず襲う。

悲惨である。

無慈悲である。

残酷である。

見ていられないのである。

だがイヌもしかり、

ジャンクに会うまで、

皆こうして何も感じず、

悲惨に、無慈悲に、残酷に、

酷い有様になる事も時には見ながらも、

自分の行動を、

我を通し続けていたのだ。

当たり前と言えば当たり前なのだ。

赤ん坊に何か与えれば何かするようなものである。

その与える何かが大きい程、

何かするのも大きいのだ。

それが空想ながらも現実であり、

リアルなのだ。

No.444

地獄。

今は簡単に言葉に出来る事が、

いつしかそれはリンゴ、と発音するのと等しい感覚に、

陥ってしまっているのではないか。

素直に、

単純に、

この音、

この匂い、

この恐ろしい絵画を目の前にして、

平気だよ、こんなの!と、いざジャンクと入れ替わった日には、

後悔すら許されない永遠。

反論すら許されない発声。

希望すら許されない情報。

行動すら許されない誘惑。

無理である、単純に。

それを体現して見せているジャンクは、

異常者、変質者、狂人、異端者。

様々に判断は分かれるが、

無条件で虐げられ、好かれる事の無い存在達に、

笑わせるといった喜ばしい行動は果たして、

襲い続けている彼らに届くであろうか。

誰かが嬉しい事は、誰かに悲しい事。

神の息子と名乗った存在が、

今あなたがしたは、私にしたのである。

と言った言葉がそんな今の目の前の現象を、

見越したうえでの言葉だったのではないかと、

思えてしまう私もまた、

やはり狂っているのだろうかと、

疑った事をここに記す。

No.445




「もうしたくない...」



単純なその言葉がジャンクを襲い続ける群衆の中からボソッと、

聞こえたのと同時に襲撃はピタッと収まる。



「!ッジャンク!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」



イヌの叫びと共に、

ジャンクの回復に役立つであろう友達の存在、

癒す者、治す者、哀れむ者、喜ぶもの...。

襲っていた群衆が道を開ける程、

原型の無いジャンクを助けようと群がる。

「..........」

「...ジャンク...ジャンク...ジャンク...。

 大丈夫よ...大丈夫!...大丈夫だからね!...。

 ...うん!...みんなもうしたくないんだって!

 ...!!...あなたはそれでも心配したというの...!?

 ......ばか!..........大好き....ワン。」

話す事すらできないグシャグシャのジャンクの言葉は。

イヌには嫌でも{知る}事が出来る。

こんな仕打ちを受けたにもかかわらず、

ジャンクは襲った者達の心配をしている始末。

変わっているのだ。

シンプルにこの男は。

それでも怒れない程、

彼なりに狂っているのだ、

妻を亡くしたあの日を境に。

イヌが怒るのも当然である。

愛ゆえに。

No.446

「しょしぇじぇそしぇじゃじょじじゃんじゃ!!!!!?」

友達によって回復する中、

ジャンクなりの自己紹介、友達になりたい大会も幕を引き、

イヌや友達に見守られる中、

原型の無い顔で、

それでどうなったんだ!!?、とイヌに聞くジャンク。

「(;^ω^)=3...みんなあなたが好きみたいですワン。

 良かったね、ジャンク。ワン。(;^ω^)=3」

溜息交じりで安心しながら答えるイヌ。

「しょしゃっしゃ!!!!!!」

良かった!!!と答えるジャンク。

泣きながらも嬉しそうに添い寝するイヌ。

この人に、

繋がりを辿ってこの人に会えてよかった。

そう思いながら安堵のほほえみを浮かべるイヌ。

友達は皆、

それぞれの思いを胸に、

二人を眺める中、

こんな奴初めてかも。

そう思ったのは、

皆、一致したようである。

襲撃から解き放たれたジャンクは、

苦しみながらも、

あなたは優しすぎる!

優しすぎても度が過ぎると駄目なんですよ!!

少しずるくなりなさい!!

と、亡き妻によく怒られていたのを思い出し、

「ひゃい...。」

はい...。と呟くのであった。

No.447

~ 休憩入ります~...(;^ω^) ~

~ ちょっと酷い表現をさせて頂いたのですが ~

~ ...大丈夫でしょうか...(;^ω^)...心配 ~

~ もうキモい!やだっ!と思ったら読むの止めるか ~

~ 飛ばしてください!!(;^ω^)心配で心配で... ~

~ 俺の中ではフーリーヘイド完成を目指すならどうしても ~

~ こういった過酷な場面は必須事項な訳でして...(;^ω^)... ~

~ あくまで俺の空想です!(;^ω^)悪影響がない事を願うのみです... ~

~ ...休憩入りますー(;^ω^)うーむ...心配... ~

No.448

~ うーむ(;^ω^)只今、悩み中 ~

~ 激しょっぱいカルボナーラを食すか ~

~ しかし満腹になれば寝る確率が...(;^ω^) ~

~ 続きを書くには効率が上がるが睡眠欲が...(;^ω^) ~

~ うーむ...(;^ω^)...とりあえずコーヒーだな! ~

~ 5分ぐらいお待ちを~(;^ω^)♪コーヒーコーヒー ~

No.449




「おお(;^ω^)心の友たちよ...。

 喋れるようになってきたぞ...!」

「もう喋らないでじっとしてるワン。(;^ω^)=3」

ジャンクの言葉に呆れるイヌ。

笑う友達。

喜びも悲しみも皆に平等に伝えられた。

そう満足気に共に笑うジャンク。

「...こんな旅行になると思ってなかったワン。」

「ああ(;^ω^)悪いなぁ。

 俺は馬鹿だから後先考えないで体が先に動いてしまう。

 悪いと思ってるよ、イヌ。

 ?

 ところでお前の理想の旅行はどんなものなんだ?」

「!

 そ、それはワンッ!

 教えてあげないワン!!!」

プイッとそっぽを向いてむくれるイヌ。

「あれま、(;^ω^)

 怒らせてしまった。(;^ω^)

 何かしたんだなぁ、俺。(;^ω^)=3

 ごめんよおぉ~。(;^ω^)」

「嘘だワン!

 許すワン!」

「いででででで!」

まだ傷があるジャンクにお構いなしにじゃれつくイヌ。

微笑ましい光景である。

No.450

「...。」

イヌ、ジャンク、繋がった友達。

何気なしに灰色と眩しさの世界を眺めるジャンクにつられて、

皆も見上げる。

「こんなにも...。

 灰色との激戦区であるこの場所が、

 大変な所だなんて。

 誰も知らないんだよなぁ...。

 産まれ消えゆく世界の存在は...。

 お前たちは凄いよ。

 他は何て言うかわからないけど。

 俺は、俺だけはとりあえず、

 凄いと思うよ。

 何か素直にそう思ったよ。」

イヌも含め、皆それぞれ。

ジャンクの言葉を黙って聞いている。

「誉められる事ないだろ?

 喜ぶ事もないだろ?

 怒る事もないし、

 悲しむ事もないだろ?

 食べる事もないだろうし、

 あとなんだ、

 んんと。

 ...よくわからんが!偉いよ!(^ω^)」

「ジャンク。

 それを全部教えてくれてるあなたは、

 もっと凄いんですワン。...(^ω^)...。」

「俺が凄い!?(;^ω^)

 駄目駄目っ!!

 凄いって言ったらラーメン食べて美味しいって終わっちまう!

 全部終わった時に言ってくれよ!(^ω^)

 ...まあ、でも。

 ありがとう、みんな。」

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