専属神ラル篇 第一話「知らなくてもいい事実」

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2025/02/25 21:52(更新日時)

ー【ラル視点 2月2日 エウレカ帝国(外)】ー
ラル(ふむふむ、琴歌ちゃんもそれぞれ悩みがあるのね、しかも私と一緒の悩みを抱えている、っていうことはソルテやアリシアもなのかしらね)
琴歌「ラル様、どうしました?・・・聞いて呆れましたよね?」
ラル「呆れてないわよ琴歌ちゃん、私やソルテですら、抱えきれない悩みはあるのだから。つい最近、神になったばかりだし、そこは仕方ないんじゃない?」
琴歌「つい最近といっても、全然最近じゃないですよ。ソフィアちゃんの次に専属神になったのですから、そう考えると私はNo7、No8のソルテ様やNo9のラル様ですら、サクサク仕事をこなしていくというのに、私はパト君の何のお役にも立てていませんから・・・」
ラル「そうね、でよそれは仕方ないわ、年齢や神生の経験としては私の方が先輩だけど、Noとしては琴歌ちゃんの方が先輩だもの。」
琴歌「そんな!私に先輩なんて・・・できるかな。」
ラル「できるわよ、だって地球では生徒会長とやらをしていたのでしょう?ならできるわ、それに他者を自分の思い通りに動かすことができることが特技なんですって。それって、凄く素晴らしいと思わない?」
琴歌「お褒め頂きありがとうございます、ラル様、少し自信が出てきました、後はNo10が誰になるか、ですね!」
ラル「ええ、そうね、琴歌ちゃん的には誰がなると思っているの?」
琴歌「なる・・・というか、私的になってほしいのは、地球で私の先輩として私を救ってくれた、四季月花先輩ですかね・・・」
ラル「そう、でもどうして?」
琴歌「月花先輩はパト君のことを誰よりも大好きで、私達に優しくしてくれて、頭も良くって、世界でもトップクラスに強い・・・本当に尊敬しているんです・・・」
ラル「へえ、その月花先輩ってそんなに尊敬できる人なのね。」
琴歌「はい!そうなんです!月花先輩の話をしていたら、会いたくなっちゃいました!月花先輩はどこにいるのでしょうか?」
ラル「・・・メルトリア総本山。」
琴歌「え?」
ラル「メリア様の実家・・・メルトリア総本山よ。」
琴歌「・・・そうでしたか。お気を遣わせてしまって申し訳ありません・・・」
ラル「いいわよ、つらいでしょう?少し休んできなさい。」
琴歌「・・・はい。」
 








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