わたしとアノコ
人生生きていればなんとかなる、なんてそう上手くいくわけがない。なんとかなる人は常に理想を追い求め努力し続けた人なのだ。
,,,。人生何も上手くいかない。生きていても死んでもたいして変わらないのなら、死んで地球温暖化を緩めた方が世間の為に成る。そう考えて私は屋上までのぼった。生きていても何も出来ない自分と何でも出来る幼なじみが比べられるのが、辛い。
階段をのぼりきり、ドアノブに手をかける。それと共に甲高い音を出しながら開くドア。嗚呼、やっとだ。そう思ったその時、目を見張った。何とその幼なじみが手すりを越えて遠くを眺めている。
「何してるの」
「,,,。雪ちゃんか。見て判らない?死のうとしているんだよ」
雪ちゃん。それは幼なじみの苺花(いちか)だけが使うあだ名だ。私の名前は小雪だ。そして私は名前の通り小さい存在。
それより何で苺花が死のうとしているのか。自分より余程優れている苺花が。
「何で苺花が死のうとしてるの?」
「『が』って云う事は雪ちゃんも死のうとしてたんだね。,,,。疲れちゃったんだよ。周りからの目が私を潰すの。マ、雪ちゃんには解らないか」
何、それ。いつも苺花は私をバカにする。私が出来ないから。なのに何、それ。今度は羨ましい?ふざけないでよ。解んないよ。苺花の気持ちなんて。解るわけ無いじゃん。私は苺花になんて成れない。だから,,,
「雪ちゃんは良いよね。私は雪ちゃんになりたい」
「何それ,,,。ふざけないでよ!」
思わず声に出してしまった。私より色々と恵まれている苺花が。からかうの、本当に嫌だ。
「ふざけてないよ。私は,,,。私は小さい頃少し頭が良かっただけなのに。周りからそれ以上を求められる。それが苦しかったんだよ!小雪は良いよね。文句だけ言ってさ」
何それ何それ何それ何それ何それ。
24/03/17 22:07 追記
【お願い】
私、実は大学にも入ってないんですよね。浪人とか、高卒とか中卒とかなわけでもなく、ただ入る年齢じゃないんです。
だから、大学とか高校のテストや過ごし方等を教えてもらえないでしょうか?
また、作品投稿は少しずつになる見込みです。
これからもどうぞよろしくお願いします(*-ω人)
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>> 225
危篤というのは、病気や怪我のために命の危機に接している状態で、危篤から戻る(元気になる)のは、あるにはある、あることもある、程度だそうで意外と稀なのかもしれない。アナウンサーをやっている都合上もあり、「死」は手に取るように程では無いが、結構解る。頻度だったり、そうなった理由だったり、解ろうとはする努力はしている。うん。してる。
「危篤です。危ないです。」
「危篤でしたけど、大丈夫でしたー。」
「でも入院はしておきましょう。」
「入院するために必要なものを用意しておいてください。」
「ゲームボーイがほしいな、入院するときは。よろしくね。」
情報過多。そして、死なないか恐いという気持ち。「大丈夫」って言うのは簡単だけれど、信じられなくなってしまうのだ、こういうときは。これを見ている人たちだって、きっと人生で5回は言ったり言われたりしてる。
・注射うつとき ・受験するとき ・出かけるために雨降らないか聞いたとき
・友達を心配したとき ・心配されたとき ・何か手伝われそうになったとき 等
もっとあるだろうけど、まあとりあえず「大丈夫」って便利な言葉だということだ。
>> 222
無言が怖い。また、何か、苺花について言われるのではないか。また、何か、一つ隠し事があるのではないか。また、何か、思い出してしまうのではないか…
そんなことを考えているとゲームボーイが見つかった。きれいに箱に入れてしまわれてあった。ほこりを被っていた棚に入っていたとは思えないくらいのきれいさだった。新品くらいだった。
でも、それでも使っていた跡はちゃんとあった。使いふるしてから、掃除したみたいな感じ。きっと大切なものなんだろう。
(※小雪の家は2階立ての一軒家で、今小雪は2階にある物置に居ます)
一階でたくさんの荷物が用意しているお母さんのもとへ行く。階段を降りる足取りが重い。一応、ここまで育ててはくれたし、お義母さんであっても大事にしてくれたから良い人なんではあるんだろう。でも其れが故に、勝手に出ていったことから何か言われるのではという不安や、苺花とのことを言われる恐怖が消えないのだ。
しっかり向き合おうとしなかった私も悪い。そう、悪いのだ。
お母さんもここへ来る途中何も言ってこなかった。
階段を降りきってしまった。
「お母さん、見つかったよ、ゲームボーイ。」
>> 221
無言が怖い。また、何か、苺花について言われるのではないか。また、何か、一つ隠し事があるのではないか。また、何か、思い出してしまうのではないか。
「・・・」
その沈黙さえ聞こえぬよう、必死に咳をしたり独り言を喋ったり、出来る限りのことをした。私は昔お父さんが使っていたという、お父さんの大事なゲームとやらを探していた。お父さんがずっと前に、入院することになったらこれだけは持ってきてくれって言っていたそうだ。ゲームボーイ。私がギリギリ知っているゲーム機器。
私が生まれてからはDS(3DSなどいろいろな種類がありますがここではまとめさせて頂きます)、スイッチ、プレステとかに変わったから、私はそれに何の気持ちが込められているのかも知らない。
第一、古くてもう使えないのではないか。観賞用ゲームボーイ??お父さんの荷物がほとんど無くなっている棚を探しては、ほこりに悩まされていた。もう、掃除くらいしておけばいいのに。
結婚している大事な人なら、掃除くらい。
- << 224 そんなことを考えているとゲームボーイが見つかった。きれいに箱に入れてしまわれてあった。ほこりを被っていた棚に入っていたとは思えないくらいのきれいさだった。新品くらいだった。 でも、それでも使っていた跡はちゃんとあった。使いふるしてから、掃除したみたいな感じ。きっと大切なものなんだろう。 (※小雪の家は2階立ての一軒家で、今小雪は2階にある物置に居ます) 一階でたくさんの荷物が用意しているお母さんのもとへ行く。階段を降りる足取りが重い。一応、ここまで育ててはくれたし、お義母さんであっても大事にしてくれたから良い人なんではあるんだろう。でも其れが故に、勝手に出ていったことから何か言われるのではという不安や、苺花とのことを言われる恐怖が消えないのだ。 しっかり向き合おうとしなかった私も悪い。そう、悪いのだ。 お母さんもここへ来る途中何も言ってこなかった。 階段を降りきってしまった。 「お母さん、見つかったよ、ゲームボーイ。」
>> 216
不思議だ。全然、大切な人じゃないのに、喪失感がある。
涙が溢れてくる。自分でも理由が分からなかった。でもどうしてか泣き止むことができなかった。腐っても、お義父さんだから。その呪縛からは逃れたいと思うことも、逃れることも何もできないのだった。
🤔どうして小雪は泣いているの?
大切な人でもないのに喪失感を覚え泣き崩れている理由は、お兄ちゃんへの質問&お兄ちゃんからのアンサーに現れています。
もし死んだらどうなるのか分からない、という不安と自分を育ててくれた(お金を送ってくれていた)人だから、ということにあるだろうと思います(うまく説明できない,,,)。
そもそも、「腐っても」なんて言っても、お義父さんは良い人じゃん、恨む理由なんて無いじゃん、なんて思われるかもしれませんが、お義母さんとは言えるけど、会うことがほとんど無かったので、実感できなかったというか、お義父さんということを理解し難かったというか、「家族との時間を大事にしようよ」と、思っていたんです。
お義母さんのことは好きにはなれないけど、家族だから、。
苦しい,,,。
>> 213
病院に駆けつけると、廊下のソファに二人は座っていた。
いつもシスコンでふざけているお兄ちゃんも真剣な面持ちだ。
「どうして、こんな状態なの。何が起きているの。」
(前に設定書いたか覚えてないけど単身赴任っていう設定っていうことにしておいてください)
「ぉ,,,さ,,,も、、、から、、、なぃ」
「お母さんも分からないだってさ。頭ん中真っ白なんだろうけど、俺から言わせてもらうと、交通事故で轢かれた,,,って感じかな。」
お父さんの顔も知らない。どんな人かも知らない。ただ、私とお兄ちゃんのお義父さんと云うだけしか。
何を思ってるかも知らない。
知りたいとも思わなかった。
ありがたいとしか。
このままで良いの?
胸がきゅうってなる。ズキズキってなる。ドクドク鳴る。速く鳴る。
「別のところで話そう。」
お兄ちゃんの静かな声だけが静かな病院内に響き渡る。
《めんご》
テスト期間で全然書けなかったぁ!!!申し訳ない。
これからはボリュミーにしていくよq(^-^q)
>> 209
自分の頬が熱くなるのが分かる。
可愛い、なんて大人になってから異性に言われたこと無かった。
また、変な男じゃない?
信じても良い?
「すぐ顔赤くなるんすね。こんな可愛い女の子誰がほっとくんだろ。」
慣れたように車道側を歩き、慣れたように疲れたときには休ませてくれ、慣れたように荷物を持ってくれる。
そう、「慣れたように」なのだ。
今までの私の勘が言っている。
あぶねえ、こいつは。
そんな気持ちを感じたのか、くr,,,凌が口を開く。
「ストーカーとかチャラ男とかじゃないすよ。桃咲さんには一目惚れです。
一年前、桃咲さんが、迷子の子どもがいて、俺が話しかけるよりも先に動いてて。なんて心の綺麗な人なんだろうって。だって、その日教員試験の日だったじゃないすか。
この学校でまた会ってその事思い出して、好きだ、アプローチするしかないって思いましたけど、駄目でしたね笑」
凌が笑う。
そんなこともあったか。
凌はそのとき迷子の子と私に飲み物買ってきてくれたっけ。
「フラれたら諦めます。てか彼氏居ますよね。ごめんなさい。ありがとうございました。明日からも気にしないで普通に接してください。」
言い逃げかよ。かっこわりいよ。
気付けば立ち去ろうとした凌の手を掴んでいた。
「彼氏、居ない。募集中。あて、あんたの家に行く電車の駅こっちっしょ。」
もう駅だ。
「それって。OKてこと?」
、、、。
「私、あんたが初カレじゃないの。二人目。」
「え?」
「でもこんな可愛げ無くて、キスの一つも出来なかったからフラれちゃった。
中身を好きだ、て言ってくれた凌を信じたい。
あと、雪ちゃんも紹介したい!」
電車が走っている。
「なに?諭吉ちゃん?一万円札?」
聞こえなかったか。なら
「来栖凌が好きだ!」
これも聞こえないだろ。
凌がキョドっている。ほらね。
「ふっっ!!」
久し振りに笑った。これから顔動かなくなるんじゃないくらい表情筋を使った。
凌の顔が今度は赤い。
たぶん、雪ちゃんの愛にも負けないくらいの恋だ。
いきなり、好きになるの?
なんて言われるかもね。錯覚かもね。でも私は何より凌と居るのが安心なの。
守ってくれる、大好きな凌。。。
終(薄かったのでまたやります)
《おわびとか》
最近忙しすぎて全然投稿できてなくてごめんなさいっ!!
そしていつの間にかhit数が5000を越えている!!
まぢ感謝です♪
サボってたおわびと感謝の気持ちを込めて。
↓↓
【運命って(苺花が主役っす)】
あーあ、雪ちゃんに彼氏ができて大分経ったよね。
でも私、まだ彼氏居ない24歳。
変な男の人には良くナンパされるから、その人たちと遊ぼうかしら。
綺麗な恋は諦めようかしら。
なんて。
みんなの目が怖かった。
雪ちゃんが羨ましかった。
最近それが無くなったと思ったら恋愛のほうに嫉妬が溜まってきて、
ほんと、自分に嫌気が差す。
「桃咲先生、悩み事ですか。」
あ、いけない、仕事中だった。
全然ノート見終わってないよ。
残業確定ハイ死んだ☆
なんて。でも私には疲れよりも夢のほうが大きいからさ。
今まで我慢してきたぶん叶えたいの。
その思いは雪ちゃんをも越えていると思う。
「桃咲先生、疲れたまってるなら俺がやっときますよ。俺今日遅刻しそうになったんで。お礼です。」
1組の来栖先生、、、。私とおんなじ同期。
「いやいいよ。申し訳ない。ありがとね。みんなに言っときな、その感謝の気持ちは。じゃ、お疲れ様した。鍵閉めときますよ。」
もう仕事が終わってる先生方は続々と帰り始めている。
あと3秒で定時だ。
***
終わったあ。
あたりを見回すともう誰もいなかった。
静かで暗い職員室はちょっと恐ろしい。
これから鍵閉めにいかなきゃいけないんだ。
そのとき、職員室の扉が勢いよくあいた。
キャァッ!!!!幽霊!?
咄嗟に頭を手で覆い顔を沈める。
「驚きすぎですよ、鍵、閉めときましたんで、一緒に帰りましょ」
来栖先生だ。
「うん,,,」
私はゆっくり返事をした。
***
「てかタメですし、名前で呼びましょうよ。」
駅までの道で来栖先生に言われた。
「私だけだったら恥ずかしいです,,,。」
「苺花?」
カァッ、と頬が熱くなる。
苺花、なんてお父さんにしか言われたことない。
でもお父さんに言われるのとは違う気持ちが私を渦巻いている。
「ほら、苺花も。」
、、、
「凌
で良いです?」
恥ずかしすぎ
そこでく,,,凌が口を開く。
「うん、かわい」
は???
続く
>> 204
まそうだよね。
蜜柑くんがやるとAiが書いたみたいになるからね(DM送るとき)。
でもそれは甘いな、蜜柑クン。
蜜柑クンは強す…
「でもアカウントすら持ってない二人はどうやって出るつもりなの」
「あ、確かに、、、。」
私と苺花の声が揃う。
「そんなこともあろうかとなんて考えてなかったけど暇潰しにやってたアカウントがあるから、二人とも使いな」
見るとその暇潰しアカウントもランクは70代。
どちらも防御に能力を全ふりしてある。
※ランクは40越えてる時点でヤバすぎだと思ってください
💬お久です(*´ω`)人(´ω`*)オヒサー♪
最近書かなさすぎてメンゴです。
ヒロアカを見ておりました。これからはちゃんと書きます。多分。頑張ります( ☆∀☆)( ☆∀☆)
>> 203
まそうだよね。
蜜柑くんがやるとAiが書いたみたいになるからね(DM送るとき)。
でもそれは甘いな、蜜柑クン。
蜜柑クンは強すぎていくら相手が強いやつらを集めたチームであっても一人で倒してしまうのだ。
でもそれだと味方が足手まといになることが多い。
だから、味方はいないほうが良いのだ。
で、スリートナイトの操作方法を知らない苺花とあたしが仲間になって、棒立ちする、ってわけ。
蜜柑クンに説明してみたら、手でgoodを作ってくれた。
- << 206 「でもアカウントすら持ってない二人はどうやって出るつもりなの」 「あ、確かに、、、。」 私と苺花の声が揃う。 「そんなこともあろうかとなんて考えてなかったけど暇潰しにやってたアカウントがあるから、二人とも使いな」 見るとその暇潰しアカウントもランクは70代。 どちらも防御に能力を全ふりしてある。 ※ランクは40越えてる時点でヤバすぎだと思ってください 💬お久です(*´ω`)人(´ω`*)オヒサー♪ 最近書かなさすぎてメンゴです。 ヒロアカを見ておりました。これからはちゃんと書きます。多分。頑張ります( ☆∀☆)( ☆∀☆)
>> 194
《お兄ちゃん》
、、、、、、。
どうもこんにちは。雪町小雪の実の兄です。
この度、あのイキり女誑しクソガキの黒秋剛くんでしたっけ(季節ずらさないでっ!!!黒夏です!)。
あいつとうちの小雪が結婚するんですって。
ヽ(🔘□🔘” )/
で、ね。掲示板で相談したら
『妹さんの自由です。心配なのは分かりますが、過保護すぎです。』
『はじめて見た!シスコンの権化www』
『見守ってあげましょう』
と。
確かに見守るのも家族なのかなあって思ってきて。
家族の中で本当の家族なのは俺だけだからってやってきてたけど
『うん。心配しなくても大丈夫だよ。私は幸せ』
なんて言われちゃ安心しちゃった。
俺もずっと心配して疲れてたみたいで、肩の力が抜けたような感じがした。
幸せになれよ、小雪。
ずっと愛してる。
【苺花目線】
あぁあゎわわわわゎわ,,,。。
やってしまったっー!!
えばかなの私、雪ちゃんと連絡とれないじゃん!
スマホ買い換えってデータ全部消して,,,そのあと知らないのに!!
雪ちゃんの家知らないし連絡くれるの待つしかないかぁ。
それまで仕事仕事っ。
「みんなー、音読発表会やりますよ。一号車さんから発表してもらいましょう。発表は時計の長い針が5をさしたらするので、それまで確認してていいですよ。じゃあ、みんな集まってはじめっ。」
「先生、それって『ごふん』って読むんですよ」
「へえ、そうなんだあ。川崎さんはかしこいねー。そうだ、川崎くんって何号車だっけ、」
「2だよ!」
ピースをつくって見せてくれる。
あぁ、かわいい,,,、、などではなく!
「じゃあ、あそこに集まってるから行ってきな!発表がんばってね!」
「うん!」
(ビックリマークが多かったですね)
私が教師になったのは雪ちゃんが居たから。私にとって雪ちゃんは太陽みたいだった。
私は期待されたくなくて、でも心の中でそれを望んでいて結局は両親の精神安定剤だったのだったけれど、不安定な気持ちに襲われていた。
でも雪ちゃんはそれをあっさり捨てて一人で、うらやましいな、凄いなって思ったの。
けれどやっぱり雪ちゃんはその希望を捨てきれてなくて、弱みがあって。その中で私を励ましてくれた。強さを見せてくれた。私達ってやっぱり似た者同士だって気付かせてくれた。
太陽だった。
だからそんなふうに明るく楽しくみんなが人生を遅れるように優しい子に育ってほしい、人を救える人になってほしい、そう思ったの。
けして子供を苺花に置き換えているわけではなく、普通に子供は好きだし新しい発見もあるからどんどん仕事が好きになる。
私の太陽、苺花。また会えるいつの日を楽しみに待ってます。
あっ、結婚も一緒に伝えに来てくれーー!全力でお祝いするぞっー!
>> 153
【今思ったこと】
分かりにくくてすんません。苺花と阿蘇美がなんかやって、それから阿蘇美の子分みたいなのを考えたあと「何か悪いことをした気分」と言ったんすよ。どゆいみ?と思いまして、整理しました。
・苺花は皆から線を引かれる存在だった
・阿蘇美の子分は良いやつなのか,,,?
ということで、阿蘇美の子分を阿蘇美の子分というだけで悪いやつと考えた小雪が、苺花に偏見を持つ他の人達と同じように偏見を持ってしまったことに対して(苺花を傷つけるのと同じと錯覚した)罪悪感を覚えているのです。分かりにくくてすんません。
そーしーてー。最近ね、なんかもう忙しくてよ。あんまり投稿できてないんだよ。
あと20話くらいで終わるんじゃないかな。
>> 138
ところで黒夏はというと。
別れました。私から振りました。本当に申し訳ないです。でも彼もそうした方がいいと思ったのかもしれません。
また会ったら付き合う,,,?位で別れました。
理由は黒夏はTNTデータに入社。お互い仕事で会う時間もなくなって、虚しいだけだからと、それなら新しい恋は、と。新しい恋は無いけれど虚しいのは嫌だから。好きだから。
別れました。
また余裕ができて会えたら付き合う,,,?
少し、悲しいです。
クマチャンのキーホルダー、まだ捨てられません。なんでだろう。今更。今更,,,!振ったのは私。遅い。私が悪いのに。戻れないのにっ,,,。
涙が出てくるよ,,,
>> 133
「じゃあ、その台本読んでくれる?」
「了解しました。」
いつもの感じ。いつもの感じ。
「群馬県榛重山にある星空宗教団体の理事長が、先週自宅で亡くなっていたことが分かりました。警察は自殺と見て調査を進めています」
!?。嘘,,,。まさか、
「これ、どう思う?」
私、が、殺しちゃったの?
でもおかしくないか?あの人はこんなことになったら,,,。考えすぎか
「む、無責任だと思います。たくさんの人を傷付けてから。しかし、死亡には何らかの別の理由があると、思います。なぜなら,,,」
「いいわ。あなたは声の強弱や抑揚など全てが完璧だった」
「でもね、大概のそういうアナはこうゆーのは『物騒ですよね』とか動こうとしないの。あなたは立派だわ。合格よ」
いや、当事者だから。
よし、安心したぁ
>> 121
これはいわゆる逆ナン!?(逆ナンパ女→男)
話しかけられないで居ると苺花が切り出した。
「もうっ、蜜柑っ!ナンパくらい自分で切り抜けなさいよー」
最近プレイボーイに騙された人の口から出そうにならない台詞だ。
「だって,,,。苺花にたすけてほしくて,,,」
「(きゅん!!)」
なんなのこのいとこら,,,。
蜜柑君の行動の一つ一つがお兄ちゃんに似ている。いちいち手を顔の近くに持ってくるとか、目をクリクリさせるところとか。
もっとも、お兄ちゃんの場合は外では
「お嬢さん、荷物持ちましょうか」
「大切なハンカチを落とされましたよ」
だが。全然私への態度と違う。。
「なんでそんなこと言うの!?お兄ちゃん泣いちゃう」
「小雪、告白されたら告白されたら教えてね❤️お兄ちゃんがぶっ殺しに行ってあげる❤️」
怖っ。
「ちょっと、うちらの蜜柑君取らないでもらいます?」
>> 109
「私多分もうお母さんとかお父さんから相手にされないって言うか、愛されないと思うんだ」
また、苺花の目に涙が浮かんでる。こっちまで泣きたくなってきた。私ばかり愛されないと嘆いていたけれど苺花も同じになってもなんか喜べないな。逆にそのままで居てほしかった。幸せで居てほしかった。まあ、自由になったのは良かったな。
「でね、私彼氏ができちゃいました」
「えっ!?彼氏ぃ?苺花を悲しませるようなやつだったら許さないからね」
「なんか、告白されちゃったから。阿曽美人都(あそびにんと)君なんだけどさ,,,」
あそびにんと,,,て大学一プレイボーイと言われるやつじゃないかぁ!?大丈夫か,,,?
>> 98
さて、現実に戻りますが、私来週クリスマス、マッキーがいるディゼニーランドに行く事になったのです!みなさんどちら派ですか?(自分ユニバ行ったことなくてシー派だな)
あぁあ~幸せ。あっ、お伝えするの忘れてました。ディゼニーランド、剛君と行きます。デートなのです。あぁあ~楽しみ。
【おまけ~苺花と雪ちゃん~】
身長苺花,,,159
小雪,,,164
体重は乙女の秘密っ!
年齢苺花,,,19
小雪,,,18
誕生日苺花,,,0423(4月23日)
小雪,,,0202(2月2日)
家,,,どちらも京都
夢苺花,,,???
小雪,,,裏社会で悪の女王に なること(?)※厨二病時
>> 81
「他の恋をしなくても良いって思うくらいの人と出会って10年付き合っていたの。でも『色が落ちた』って言われて浮気されて」
意外と真面目そう,,,?
そして苺花のおばさんは言った。
それでこの宗教に出会ったの。それでね、案内係の人にアンケート紙を渡されて答えたら、おじさん(苺花のお父さん)に会わされたのよ。で、デートを重ねるうちラブラブってわけ。でもね条件付き。娘を一つ教祖様に会わせてくれって。
「じゃあ、この前会った人は?」
「監視員」
なんのために?コワイコワイ。でも、お金は払っていなかった?
「月6700円の会員費はあるけど、自分から買わない意外は全然お金無くならないわよ」
うう、ん?ますますややこしくなってきた。じゃ、デマだったのかな
>> 79
「いいよ、隠すことじゃないし。それに、確かめなきゃだし」
苺花は怯えている様子だったが私にそう呟くと立ち上がりズンズンとおばさんの方へ行った。そして少しばかりおばさんを睨み付けるとおばさんは
「あら苺花ったら、怖い顔しないで」
と上から見下すような形で言った。その歪んだ顔と心が一番怖いのだけど。
そのあと、また先程近未来的な門を通りお茶(ジャスミンティだった)を頂きながら話をすることになった。
- << 121 「ア,,,苺花。。」 蜜柑君だった。周りは女の子たちで囲まれている。 「名前、何て言うの?」 「優華知らないの?蜜柑だょ」 「美しいね,,,蜜柑君,,,」 助けた方が良いのか??
>> 75
そして恐らく、苺花のおばさんおじさんは「ある人」=「偉い人」=「教祖」によって出会わされた。でもこの出会いは二人が望んだものなのだから私達が…
「雪ちゃん,,,何してるの?」
「あ、ごめん。一旦外出て話そう。」
「うん,,,?別に良いけど」
私達は誰もいない木漏れ日だけが射し込む公園で、ふたり黙りこんだ。
私達は大人達の大きな渦に巻き込まれた。私もけして他人じゃない。知ったからには助けになりたい。,,,まあ、そんな綺麗事だけじゃ助けられないけれど。
「よく分かったね。あのマーク、全然気付かなかった」
「まあ、誰も見ないしね」
「雪ちゃん、私どうしよう」
そんな苺花の目からは涙が溢れていた。
>> 74
そして恐らく、苺花のおばさんおじさんは「ある人」=「偉い人」=「教祖」によって出会わされた。でもこの出会いは二人が望んだものなのだから私達がどうこう言えるものでもない。だが、問題は苺花。私達の世代まで宗教が侵食してこようとしているのだ。別に宗教を全否定する訳じゃない。それによって楽になる人もいる。でも苺花はどうだ。苺花は許嫁が居るからと皆から一本線を引かれて自由になれなくて。これから先もずっと苦しむ。
そんなのおかしいじゃないか。そんなのだったら宗教なんて要らない。
- << 77 「雪ちゃん,,,何してるの?」 「あ、ごめん。一旦外出て話そう。」 「うん,,,?別に良いけど」 私達は誰もいない木漏れ日だけが射し込む公園で、ふたり黙りこんだ。 私達は大人達の大きな渦に巻き込まれた。私もけして他人じゃない。知ったからには助けになりたい。,,,まあ、そんな綺麗事だけじゃ助けられないけれど。 「よく分かったね。あのマーク、全然気付かなかった」 「まあ、誰も見ないしね」 「雪ちゃん、私どうしよう」 そんな苺花の目からは涙が溢れていた。
>> 73
※フィクションですが、宗教等によりお辛い思いをされた方は無理して閲覧しない方が良いと思われます(もちろん皆無理しないでね)
星空宗教団体は、苦しむ信者達の心を軽くするためにできた宗教団体である。,,,だから、人の心に付け入りやすいのだ。噂では、信者に寄付を名乗り安いとは言えない金額を定期的に回収したり、それが払えなかったら消される,,,とかなんとか。でも、信者達は苦しんでいるため、それすら光というか、希望に見えてしまうのだ。なんとも悪徳商売なことか。
星空宗教団体は寝るときに、悪い空気、すなわち「邪悪」がやってくると信者達に教え、それでベッドの下にЖのマークをいれているのだ。
>> 69
苺花の件は勿の論忘れていない。だから、先週末苺花の家に二人で直談判しに行った。
苺花の家はとっても広くて、玄関だけで12畳あるうちのリビングダイニングの広さがある。さらに和室や壁一面の本棚、ヨギボー等お金持ち感満載のものもある。
久しぶりに緊張してきた。私なんか、この場に居て良いのかな?
カメラ付きの真っ黒なピカピカのインターホンのボタンを押すとそこに付いているマイクから「いらっしゃい」と聞こえたかと思ったら、大きな門の鍵がガチャリと開いた。わ、すごい近未来的!それはそれはほんとに凄かった。青緑色の長棒が門の後ろに刺さっているのだけど、ガチャリとしたらそれが外れて地面の凹みに綺麗にハマったの!
***************************
このままじゃ100話で終わらない!!ということで、、
・終わりを120話くらいにする
・クリスマスに入っちゃう
まだまだ続きまっせ(何回言うんだろ,,,?)!
***************************
あと一週間でクリスマス!教授からは
「順調に進めていますね。レポートも上手くできています」
って言われてるし、良い感じ!そして何よりクリスマスの日で剛君と付き合って3ヶ月記念!ちなみにオソロで熊ちゃんのキーホルダー買ったよ。
大分(おおいた、ではありませぬ)私人生が楽しくなってきた気がする。もっと、苺花とも、楽しめたら良いな。
>> 55
【⭐️エイプリルフール企画⭐️】
皆さん、知っていますか。エイプリルフールに一番通じる「嘘」。それは、、、なんだろ。
「いーちか!」
まずは自然な感じを作る。大事大事。
そしたら苺花は深刻な表情で言った。
「あ、雪ちゃん!,,,ねぇ先週大学一日教授の都合で行かなきゃなんなかったんだけど、来なかったけど大丈夫?」
え!そうなの!?どうしよう。最近レポートの提出期限迫ってるし鍵無くすし!
「嘘だよ、もう、めっちゃ騙されるんだから」
「だ、ダマサレテナンカナイヨ,,,ハハ,,,」
私が言おうとした奴は「佐藤教授の頭はかつらだった!(佐藤教授が実際居るかは知りません)」地味にありそうな奴でした!
>> 43
私の顔が赤くなるのと同時に黒夏は優しく笑った。
「かわい,,,」
黒夏って,,,全然キャラ掴めないんだけど。普通の奴なのか優しいのか怖い…
会場に戻ると、やはり苺花が絡まれていた。見た目からして同じ一年生かな。
「名前、教えてよ」
「い、桃咲苺花(苺花のフルネーム初登場!ももさきいちか)です,,,」
「じゃ、苺花チャンだね,,,」
何このホストクラブみたいな感じ。てか相手の子が苺花に絡みに行くようなタイプではない気がする。
丸い眼鏡に黒い下ろしている髪。,,,あ、男の子ね。
なんかああいうのしてるのにもギャップがあるというか。
まあ偏見なんだけどね。
あれぇ、でもどこかで見たような?
私の顔が赤くなるのと同時に黒夏は優しく笑った。
「かわい,,,」
黒夏って,,,全然キャラ掴めないんだけど。普通の奴なのか優しいのか怖いのかヤンデレなのか。
私にも春が来たのかな。それともなんかの罰ゲームで言わされてる?
「と,,,とりあえず考えてみます。返事は一週間後またこの店で。」
「分かった。あと、俺一途だから彼女いたこと無いんだよ」
そう言いながら黒夏は手をヒラヒラさせて背中を小さくしていった。
あっ、行っちゃうのか。返し方、合ってたかな。傷つけてないかな。
- << 45 会場に戻ると、やはり苺花が絡まれていた。見た目からして同じ一年生かな。 「名前、教えてよ」 「い、桃咲苺花(苺花のフルネーム初登場!ももさきいちか)です,,,」 「じゃ、苺花チャンだね,,,」 何このホストクラブみたいな感じ。てか相手の子が苺花に絡みに行くようなタイプではない気がする。 丸い眼鏡に黒い下ろしている髪。,,,あ、男の子ね。 なんかああいうのしてるのにもギャップがあるというか。 まあ偏見なんだけどね。 あれぇ、でもどこかで見たような?
>> 39
いわばヤンキー。お金まで巻き上げていた。
思い出すだけで足が震える。毎日毎日後ろを憑かれて一つ喋ればカッター等を向けられる。周りからはそれが見えてなかったからいちゃついてるように見えていたらしい。
「あー、友達と食べに来たらばったり,,,てきな?」
「てか黒夏君大分イケメンになったねぇ」
イケメン,,,だったとしても。名前も中身も黒いのよ!
でも今は昔みたいに弱くなんて無い。
- << 48 【お知らせ】 なんか最近投稿無いなあって思われた方も居ると思います。 実は,,,!携帯のギガの使いすぎです( ;∀;)。 来月になったら投稿するのでお楽しみに。お詫びとしてエイプリルフールおまけもつけますね。 皆さん体調に気をつけて! 最近花粉すごい,,,
私は今までのことを思い出した。苺花と勉強したこと、お互い励まし合ったこと、時に笑って、泣いて。いろいろなことがあった一年だった。
二人のパソコンを横に並べ、一緒にポチっとクリックした。
結果は,,,
どちらも合格!!!本当に頑張って良かったと本気で思った。2人で目が真っ赤になるまで泣いた。
続きあります⭐️
【おまけ~勉強してるとき~(豆知識)】
「ねえ、不完全変態の動物ってどう覚えたの?」
「G、コオロギ、バッタ、トンボ、カ、セミの頭文字を取って五個バット貸せ、とか?」
苺花の勉強ぶりにはいつも感心させられる。確かにそうだ。私も負けてられない。
「今『わたしとアノコ』を見てる方達~。問題です!以下の漢字はなんて読むでしょうか?」
・紅娘
・菠薐草
・無食子
ヒントは上から虫、野菜、秋によく見るものだと説明した。意外と難しかったらしい。苺花は降参!と言った。
「答えは、上からてんとうむし、ほうれんそう、どんぐりだよ!」
私は得意そうに言った。私も最初は読めなかったけれど漢字辞典で調べると分かった。
改めて、これからも知的好奇心を持ちながら、日々精進していきたいと思った。
そして今日は共通テストの日。今まで勉強してきた成果を発揮するところ。これが大学受験に影響するのだろうと思ったら緊張してきた。
スッと苺花の方を見る。,,,。テストを始める前から集中モードに入っている。よし、私も。
数学,,,国語,,,と解いていく。苺花に教えて貰ったおかげで基本の問題は解けた。こんなに出来たことはない。
,,,終わったあ
「雪ちゃん、どうだった?」
「おかげさまでめっちゃ良かったよ」
苺花は嬉しそうだった。あっ、そうそう。私達は一緒に京都大学に行くことになった。多分苺花の学力だと余裕で受かると思う。
【おまけ】
に、ん,,きに入っている!?めっちゃ嬉しいです。これからも投稿し続けるので是非読んでください。
クリスマスカラーの赤と緑の傘にしとしとと積もっていく。
「雪ちゃんは、どっか行った?」
「塾」
と即答で答える。きっと苺花は男子達から告白されまくりっぱなしそうだな。
「私はね、家で勉強ざんまいだったよ。男子達は全員お母さんが追い返したんだよ。」
思わず笑ってしまった。意外だったのと。
「おかしかった??」
「いや、私達って似てるなって思って」
幼なじみだからね。
過去のことは良い。未来に目を向けよう、そう思った。
【おまけ】
もうちょいで終わりそうでしょう??それがね、あとめっちゃあるんですよ,,,。今までめっちゃ早く話を進めてきましたけど、ここからも2人が大人(25)になるまで書こうと思います。百合とかの要素は書くつもり無いので(断言する!) 安心してくださいぃ
「苺花は、どうしたいの?」
「そんなの,,,そんなの!自由になりたいに決まってるじゃん!」
やっぱり普通の苺花だ、と思った。
「じゃあさ、なろうよ。何処か遠くに逃げようよ」
作戦はたててある。あと1年で大学受験だから、京都大学等に行って引っ越しちゃう、という作戦だ。めちゃくちゃかもしれないが苺花の家の弱点を知っていての作戦だ。
・娘が行きたい学校に行かせたい
・お小遣いが高い(お金を出してくれる)
・使用人はいつでもクビにできる
あの家では苺花が絶対、いわゆるお嬢様なのだ。
私は苺花にこの作戦を教えた。そうしたら苺花は心に火がついたらしく張り切るようになった。
「作戦名はどうする?」
「自由になっちゃおー作戦!」
「この家では!」
「苺花様が一番偉い!」
これを毎日繰り返した。まあそれだけではない。
大学の20年分の過去問から、高校の授業の復習と応用、休養もちゃんととった。
アニメの王道ゼリフ。
『お前がどんな奴であってもお前はお前だ!』
「ありがとう」
作り笑顔を見せる。
「作り笑顔。作り笑顔見せられるのホント嫌い!」
苺花が叫んだ。苺花はあまり感情を見せることは無かったので驚いた。
「だって作り笑顔見せないと心配させちゃうじゃん!」
だって,,,。だって。言い訳を沢山考える。あれ、なんで作り笑顔見せたんだっけ。
「そんな笑顔見せられたって一ミリも嬉しくないから」
次の日、学校に行き廊下で苺花とすれ違った。
「あ,,,昨日はごめ,,,」
「,,,」
無視された。今まではごめんねをお互いに言ったら解決していた気がする。
作り笑顔ってそんなにいけないことだったっけ。それならいっそ笑わない方が良いんじゃないか?
「は?何それ?星宮ってどこ?ぶっ潰しにいってやる」
「良いから。ありがと。でも最初から私が悪いの。期待されてるのが嬉しくて。張り切っちゃって」
なんで苺花が悪くなるの?意味が判らないよ。苺花は、どうしたいの?
「そんなことない!苺花はすごい!此処まで出来たのは誰がなんて言おうと断言するよ。すごい,,,」
最後まで言えなかった。苺花がまた苦しむのが嫌だから。そうしたらまた、苺花は優しいねって言ってくれた。優しくなんて無いのに。自己満だよ。
「私、今まで天才、もっと出来るよって言われたことはあったけど、今までよく頑張った、もう大丈夫って言われたことは無かったな。嬉しかった」
何?私まで泣いちゃったよ。そんなに苦しんでたんだね
「もう良いから,,,」
苺花が言った。
「なんで?これじゃ苺花が傷つくだけじゃん!」
「良いの。もう」
「どうして?」
「放課後、聞いてくれる,,,?」
苺花が暗くなるなんてどうしたの?
今回の原因は私だったけれど、苺花ね様子は変だった。
放課後苺花が家に来た。目は腫れていた。泣いたみたいだ。
「どうしたの?苺花。事情を聞いても良い?」
「うん,,,」
「ごめんね雪ちゃん。せっかく尽くしてくれたのに。」
,,,。何をしたんだろう。すごく申し訳無い事をしてしまった気がする。
「あのね、雪ちゃん。私、踏ん切りつけてみようって思って、こ,,,」
「こ?」
「告白したの!」
苺花が?!苺花も成長したねー,,,って誰目線?
「そしたら星宮さんがね
『は?俺より賢い女子ムリ。てかお前許嫁居るんだろ?宣言してたの男ウケ狙ってやってんの知ってっから』だって」
【小雪目線】
「そういえば最近雪ちゃんも明るくなったよね。」
そう言われて気がついた。私、毎日学校に行くのが楽しくてついついキャラ作るの忘れてたー!
「雪ちゃんもキャラ作ってんじゃん」
「だってクールキャラかっこいいでしょ,,,?」
あぁ゛ん!もう誰にも言うつもり無かったのに~!そしてその後苺花に中二病とバカにされた
「ところで苺花、許嫁の件なんだけどさ、苺花って十分可愛いじゃんか?」
「そうなの?」
「それなのに皆寄ってこないのは許嫁が居るから敵わないて分かってるからだと思うんだよね」
苺花は可愛いのに。根性無い男ばっかりだよね。
勿体無い。
「だからさ、まず一歩として許嫁と結婚したくないアピールをしなきゃ生けないと思うの」
「それでまた人気になったらきらいにならない?」
そうだった。つい最近まで嫌いだった。でも今は違う。
「私は皆と違って苺花の幼なじみだよ?それだけで嬉しい」
「そう,,,」
苺花は遠くを見つめた。
苺花が幸せになれたら、その手助けができたら嬉しいと思う。
【小雪目線】
この前の第二回屋上の日に、私の言ったことが原因だ。
「,,,。あとさ、苺花。ずっと居たから分かるけどさ。苺花、私の前で猫被らなくて良いからね?」
「は,,,。じゃなくて、え?何言ってるの?」
苺花の心をリラックスさせるために言ったことだった。勿論ちゃんと気づいてはいた。
そうしたら苺花が泣き出して
「そうだよね゛~。やっぱり幼なじみが一番だよ゛~」
こうなったのである。
苺花はほんとは制服ディズニーとかではしゃぎたかったらしく、大分我慢していたらしい。
しかし私と遊ぶときだけ外出するのを許してもらえるから、それも私は嬉しいと思った。
じゃなくて、もっと苺花が自由になれるように何か出来ないかなあ。
【苺花目線】
「私ね,,,死のうと思った理由、他にもあるんだ」
「え?」
思いきって言ってみた。将来婚約が結ばれている女の子が言ってはいけないことだけど雪ちゃんは言いふらさないと確信できたから。
「聞かせてくれる」
雪ちゃんは最初に許可をとってくれる。別に良いのに。優しいな。
「うん。実はね、私って許嫁が居るでしょ?でもね私他に好きな人が居るの。星宮くんなんだけど、親が認めてくれなくて」
「そ,,,そうなんだ」
雪ちゃんの目は私をあわれむような、喜ぶような、そんな目をしていた。
「ねぇ。私にも手伝わせてよ。,,,でもそのかわり私に勉強を教えてくれない?」
気持ちを聞いてもらうだけで良かったのに、ほんと雪ちゃんは優しいな。
家に帰ると母がカレーを作っていた。少しスパイスの香りが強い気もする。
「嗚呼、小雪帰ってきていたの?さっき苺花ちゃんも家に帰ったそうだったけど一緒だったの?」
いつも苺花ちゃん苺花ちゃん。貴女の娘は誰って話。
「まあね」
こんな周りだから話す言葉が段々短くなっていったのだと思う。
そこでお風呂が沸く音がした。
「ダメよぉ。小雪と苺花ちゃんが一緒に居たら苺花ちゃんにバカが移るわぁ。お風呂、入ってらっしゃい」
いじっているつもりだが、意外と本人は根に持っている事に気づかない。
ちゃぷん。お風呂に入りながら考える。
「苺花の考え方解んないや」
期待されるのは嬉しいことなんじゃないの?なんで辛いの?わけが判らないよ
************************
【苺花目線】
「期待の目を向けられるのは羨ましいことなのかな?」
毎日毎日8時間は勉強。遊びにいく事は禁止。羨ましいか?
交換してほしいくらいだよ。
私にだって好きな人は居る。3組の星宮くん。だけど私は将来どこかの会社の御曹司と結婚することが許嫁として決められている。
両親はそれ以外認めない。
そんな生き方だったら、しんだほうが良いなんて思ってしまった。期待の目も勿論在るけれど多分そっちの方が影響がすごい。
でも雪ちゃんには嘘ついちゃった。意地悪な言い方もしちゃった。
普通な雪ちゃんにできる精一杯の悪口だった。
「何でそんなこと言うの?私は期待の目さえ向けられやしない、ただの,,,」
「居ても居なくても変わらない存在、でしょ?期待の目を向けられないのって楽で良いよね」
「私には逃げてるようにしか感じない。でも私には正当な理由がある。疲れたっていう理由がね」
苺花、頭がおかしくなったんじゃないの?期待されないって辛いんだよ。愛されないって事なんだよ?
苺花はまた手すりを乗り越えて戻ってくる。
「雪ちゃんが、何で死のうと思ったのか私には理解できないや」
そう耳打ちすると教室に戻っていった。そっくりそのまま返したいけれど。
苺花とは家が隣だから帰りも同じ道だった。
「ついてこないでよ」
「見て判らない?家が隣なんだからしょうがないでしょう?」
はあ。苺花の話し方は私は嫌いだ。高校生なのかと疑うくらい可愛い声とそのポーズ。それからバカにするような喋り方。可愛い、なんて生まれてから一度も言われたこと無いな。
「じゃあ、私家此処だから」
「知ってる」
相変わらず短い言葉を返すと家に帰った。
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