わたしとアノコ

レス228 HIT数 5968 あ+ あ-


2025/06/13 00:10(更新日時)

人生生きていればなんとかなる、なんてそう上手くいくわけがない。なんとかなる人は常に理想を追い求め努力し続けた人なのだ。

,,,。人生何も上手くいかない。生きていても死んでもたいして変わらないのなら、死んで地球温暖化を緩めた方が世間の為に成る。そう考えて私は屋上までのぼった。生きていても何も出来ない自分と何でも出来る幼なじみが比べられるのが、辛い。
階段をのぼりきり、ドアノブに手をかける。それと共に甲高い音を出しながら開くドア。嗚呼、やっとだ。そう思ったその時、目を見張った。何とその幼なじみが手すりを越えて遠くを眺めている。
「何してるの」
「,,,。雪ちゃんか。見て判らない?死のうとしているんだよ」
雪ちゃん。それは幼なじみの苺花(いちか)だけが使うあだ名だ。私の名前は小雪だ。そして私は名前の通り小さい存在。
それより何で苺花が死のうとしているのか。自分より余程優れている苺花が。
「何で苺花が死のうとしてるの?」
「『が』って云う事は雪ちゃんも死のうとしてたんだね。,,,。疲れちゃったんだよ。周りからの目が私を潰すの。マ、雪ちゃんには解らないか」
何、それ。いつも苺花は私をバカにする。私が出来ないから。なのに何、それ。今度は羨ましい?ふざけないでよ。解んないよ。苺花の気持ちなんて。解るわけ無いじゃん。私は苺花になんて成れない。だから,,,
「雪ちゃんは良いよね。私は雪ちゃんになりたい」
「何それ,,,。ふざけないでよ!」
思わず声に出してしまった。私より色々と恵まれている苺花が。からかうの、本当に嫌だ。
「ふざけてないよ。私は,,,。私は小さい頃少し頭が良かっただけなのに。周りからそれ以上を求められる。それが苦しかったんだよ!小雪は良いよね。文句だけ言ってさ」
何それ何それ何それ何それ何それ。

24/03/17 22:07 追記
【お願い】
私、実は大学にも入ってないんですよね。浪人とか、高卒とか中卒とかなわけでもなく、ただ入る年齢じゃないんです。
だから、大学とか高校のテストや過ごし方等を教えてもらえないでしょうか?
また、作品投稿は少しずつになる見込みです。
これからもどうぞよろしくお願いします(*-ω人)

タグ

No.4004649 (スレ作成日時)

投稿順
新着順
主のみ
付箋

No.228

>> 227 【弁明】
何ヵ月も休ませて頂き申し訳のしようが御座いません。

メンタルがやばくなってきてて。大変すみませんした

No.227

>> 226 5分くらいした頃、大きな荷物を持ったお母さんがやってきた。このまま無言で病院に行くのかと思いきや、お母さんが少し喋りだした。私が中学生だったときみたいに。いつもみたいに。

喋ったことはごく普通のことだった。普通の親が言うようなことだった。

「入院とか初めてだから、このくらいあって良いよね、着替え。」

でも、普通じゃないのかもしれない。入院って、自分が子どもを産むときとかにするよね。でもうちはそれがない。
けど、うだうだ言っちゃったけど、「私」とまた話してくれることが嬉しくて、何よりそうで、涙があふれた。

No.226

>> 225 危篤というのは、病気や怪我のために命の危機に接している状態で、危篤から戻る(元気になる)のは、あるにはある、あることもある、程度だそうで意外と稀なのかもしれない。アナウンサーをやっている都合上もあり、「死」は手に取るように程では無いが、結構解る。頻度だったり、そうなった理由だったり、解ろうとはする努力はしている。うん。してる。

「危篤です。危ないです。」
「危篤でしたけど、大丈夫でしたー。」
「でも入院はしておきましょう。」
「入院するために必要なものを用意しておいてください。」
「ゲームボーイがほしいな、入院するときは。よろしくね。」

情報過多。そして、死なないか恐いという気持ち。「大丈夫」って言うのは簡単だけれど、信じられなくなってしまうのだ、こういうときは。これを見ている人たちだって、きっと人生で5回は言ったり言われたりしてる。


・注射うつとき ・受験するとき ・出かけるために雨降らないか聞いたとき
・友達を心配したとき ・心配されたとき ・何か手伝われそうになったとき 等

もっとあるだろうけど、まあとりあえず「大丈夫」って便利な言葉だということだ。

No.225

>> 224 お母さんは静かに、私の方を見ないで、本当に独り言のように呟いた。表情は無かった。笑っても、怒っても無かった。ただ、


「ありがとう。玄関で待ってて。」

と。

No.224

>> 222 無言が怖い。また、何か、苺花について言われるのではないか。また、何か、一つ隠し事があるのではないか。また、何か、思い出してしまうのではないか… そんなことを考えているとゲームボーイが見つかった。きれいに箱に入れてしまわれてあった。ほこりを被っていた棚に入っていたとは思えないくらいのきれいさだった。新品くらいだった。

でも、それでも使っていた跡はちゃんとあった。使いふるしてから、掃除したみたいな感じ。きっと大切なものなんだろう。


(※小雪の家は2階立ての一軒家で、今小雪は2階にある物置に居ます)


一階でたくさんの荷物が用意しているお母さんのもとへ行く。階段を降りる足取りが重い。一応、ここまで育ててはくれたし、お義母さんであっても大事にしてくれたから良い人なんではあるんだろう。でも其れが故に、勝手に出ていったことから何か言われるのではという不安や、苺花とのことを言われる恐怖が消えないのだ。
しっかり向き合おうとしなかった私も悪い。そう、悪いのだ。

お母さんもここへ来る途中何も言ってこなかった。

階段を降りきってしまった。


「お母さん、見つかったよ、ゲームボーイ。」

No.222

>> 221 無言が怖い。また、何か、苺花について言われるのではないか。また、何か、一つ隠し事があるのではないか。また、何か、思い出してしまうのではないか。

「・・・」

その沈黙さえ聞こえぬよう、必死に咳をしたり独り言を喋ったり、出来る限りのことをした。私は昔お父さんが使っていたという、お父さんの大事なゲームとやらを探していた。お父さんがずっと前に、入院することになったらこれだけは持ってきてくれって言っていたそうだ。ゲームボーイ。私がギリギリ知っているゲーム機器。
私が生まれてからはDS(3DSなどいろいろな種類がありますがここではまとめさせて頂きます)、スイッチ、プレステとかに変わったから、私はそれに何の気持ちが込められているのかも知らない。

第一、古くてもう使えないのではないか。観賞用ゲームボーイ??お父さんの荷物がほとんど無くなっている棚を探しては、ほこりに悩まされていた。もう、掃除くらいしておけばいいのに。
結婚している大事な人なら、掃除くらい。

  • << 224 そんなことを考えているとゲームボーイが見つかった。きれいに箱に入れてしまわれてあった。ほこりを被っていた棚に入っていたとは思えないくらいのきれいさだった。新品くらいだった。 でも、それでも使っていた跡はちゃんとあった。使いふるしてから、掃除したみたいな感じ。きっと大切なものなんだろう。 (※小雪の家は2階立ての一軒家で、今小雪は2階にある物置に居ます) 一階でたくさんの荷物が用意しているお母さんのもとへ行く。階段を降りる足取りが重い。一応、ここまで育ててはくれたし、お義母さんであっても大事にしてくれたから良い人なんではあるんだろう。でも其れが故に、勝手に出ていったことから何か言われるのではという不安や、苺花とのことを言われる恐怖が消えないのだ。 しっかり向き合おうとしなかった私も悪い。そう、悪いのだ。 お母さんもここへ来る途中何も言ってこなかった。 階段を降りきってしまった。 「お母さん、見つかったよ、ゲームボーイ。」

No.221

>> 220 お兄ちゃんはこれからアルバイトの面接があり外せないため、お母さんと二人きり。

久しぶりの実家の匂い。息が詰まるような、懐かしいような。なんとも言えない感じだ。

本当はお父さんの単身赴任先の近く(埼玉)の病院に搬送される予定だったのだが、夜遅くで忙しかったためもあり、私が住んでいる近くの病院まで送られることになったのだ。
だから、お父さんの家まで戻るわけにも行かないから、うちで用意できるものはうちで用意していかなくちゃならない。

No.220

>> 219 「雪町さんの状態ですが,,,。」

お母さんの手が震えていた。しかし、それほど重い怪我ではなかったらしく、あと何週間かしたら退院できるそうな旨を伝えられた。
ほっとした。何に安心したかも解らないけれど、兎にも角にもほっとした。

一旦家に帰り、お父さんの入院の支度をし、再び病院へ行くことになった。

No.219

>> 218 「大丈夫?」


なんて聞いたら、どういわれるだろうか。怖くはないが、なんとなく苦手な母への話しかけかたが分からない。
お兄ちゃんがお母さんと私の間に座ってくれた。助かった。出てこない言葉を出す必要がなくなった。

それから、お母さんは一点を見つめ続け、私は好きな小説の続きを読み、お兄ちゃんはスマホをずっといじって2時間半くらいが経ったころ、お医者さんが部屋から出てきた。

No.218

>> 217 「お母さんのとこ行こうか。」

そう言われると自然に涙が引っ込んだので、「うん。」と返事をすることができた。お義母さんの結婚相手はお義父さんなんだから、自分だけくよくよしてはいけないと、勝手に思い込んでいたからだ。

お兄ちゃんは優しく手を引っ張っていってくれた。いい年して、手繋ぐとか、ちょっと不思議な感覚だった。


さっきのところへ戻ると、お母さんは泣く涙も無くなったのかじっと下を向いていた。

No.217

>> 216 不思議だ。全然、大切な人じゃないのに、喪失感がある。

涙が溢れてくる。自分でも理由が分からなかった。でもどうしてか泣き止むことができなかった。腐っても、お義父さんだから。その呪縛からは逃れたいと思うことも、逃れることも何もできないのだった。




🤔どうして小雪は泣いているの?
大切な人でもないのに喪失感を覚え泣き崩れている理由は、お兄ちゃんへの質問&お兄ちゃんからのアンサーに現れています。
もし死んだらどうなるのか分からない、という不安と自分を育ててくれた(お金を送ってくれていた)人だから、ということにあるだろうと思います(うまく説明できない,,,)。

そもそも、「腐っても」なんて言っても、お義父さんは良い人じゃん、恨む理由なんて無いじゃん、なんて思われるかもしれませんが、お義母さんとは言えるけど、会うことがほとんど無かったので、実感できなかったというか、お義父さんということを理解し難かったというか、「家族との時間を大事にしようよ」と、思っていたんです。
お義母さんのことは好きにはなれないけど、家族だから、。


苦しい,,,。

No.216

「お兄ちゃんは、どう思った?」

「,,,。お父さん、いつも家に居なかったから、あー、轢かれたんだ、って感じ。」

「お兄ちゃんは、お父さんのこと好きだった?」

「そうでもないけど、まあうん、小雪と一緒に引き取ってくれて、育ててくれたことには感謝はしてる。」

「もし死んだらどうする?」

「お葬式しなきゃね。」

「もし死んで、お母さんがおかしくなったら?」

「うーん,,,。俺も小雪みたいに一人暮らししたいかなあ。」


ひたすらに、静かだった。いや、静かじゃなかったのかもしれない。私には何も聞こえなかった。だから、聞きたいという願望を抱きお兄ちゃんに縋ったのだろう。

No.215

>> 214 「顔も知らない。どんな人かも知らない。」→「顔も覚えてない。どんな人かも覚えてない。」


さすがに知らないはヤバすぎだwwwwww

No.214

>> 213 病院に駆けつけると、廊下のソファに二人は座っていた。
いつもシスコンでふざけているお兄ちゃんも真剣な面持ちだ。


「どうして、こんな状態なの。何が起きているの。」

(前に設定書いたか覚えてないけど単身赴任っていう設定っていうことにしておいてください)

「ぉ,,,さ,,,も、、、から、、、なぃ」
「お母さんも分からないだってさ。頭ん中真っ白なんだろうけど、俺から言わせてもらうと、交通事故で轢かれた,,,って感じかな。」

お父さんの顔も知らない。どんな人かも知らない。ただ、私とお兄ちゃんのお義父さんと云うだけしか。

何を思ってるかも知らない。
知りたいとも思わなかった。
ありがたいとしか。
このままで良いの?

胸がきゅうってなる。ズキズキってなる。ドクドク鳴る。速く鳴る。



「別のところで話そう。」

お兄ちゃんの静かな声だけが静かな病院内に響き渡る。





《めんご》
テスト期間で全然書けなかったぁ!!!申し訳ない。
これからはボリュミーにしていくよq(^-^q)

No.213

>> 212 「お父さんが、、、危篤。なの。お願い、来て。」


震えた声だった。

お父さんなんて、高校生のとき以来話してない。どうして急に危篤状態になったの?

「分かった。瑞穂大学付属病院でいい?」
「うん。お兄ちゃんも居るから、、、。」

No.212

「まず、このwと,,,」

アー,むぢぃ(※むずい)
苺花も方針状態だ。

「聞いてるの、ねぇ、、、

そこで私のスマホから着信音がなった。
見ると、お母さん。なに。

No.211

>> 210 ミスってました!!

「あて、」→「あと、」

No.210

>> 209 自分の頬が熱くなるのが分かる。

可愛い、なんて大人になってから異性に言われたこと無かった。
また、変な男じゃない?
信じても良い?

「すぐ顔赤くなるんすね。こんな可愛い女の子誰がほっとくんだろ。」

慣れたように車道側を歩き、慣れたように疲れたときには休ませてくれ、慣れたように荷物を持ってくれる。
そう、「慣れたように」なのだ。
今までの私の勘が言っている。
あぶねえ、こいつは。

そんな気持ちを感じたのか、くr,,,凌が口を開く。

「ストーカーとかチャラ男とかじゃないすよ。桃咲さんには一目惚れです。
一年前、桃咲さんが、迷子の子どもがいて、俺が話しかけるよりも先に動いてて。なんて心の綺麗な人なんだろうって。だって、その日教員試験の日だったじゃないすか。
この学校でまた会ってその事思い出して、好きだ、アプローチするしかないって思いましたけど、駄目でしたね笑」

凌が笑う。
そんなこともあったか。
凌はそのとき迷子の子と私に飲み物買ってきてくれたっけ。

「フラれたら諦めます。てか彼氏居ますよね。ごめんなさい。ありがとうございました。明日からも気にしないで普通に接してください。」

言い逃げかよ。かっこわりいよ。


気付けば立ち去ろうとした凌の手を掴んでいた。

「彼氏、居ない。募集中。あて、あんたの家に行く電車の駅こっちっしょ。」

もう駅だ。

「それって。OKてこと?」

、、、。

「私、あんたが初カレじゃないの。二人目。」
「え?」
「でもこんな可愛げ無くて、キスの一つも出来なかったからフラれちゃった。
中身を好きだ、て言ってくれた凌を信じたい。
あと、雪ちゃんも紹介したい!」

電車が走っている。

「なに?諭吉ちゃん?一万円札?」

聞こえなかったか。なら

「来栖凌が好きだ!」

これも聞こえないだろ。
凌がキョドっている。ほらね。

「ふっっ!!」

久し振りに笑った。これから顔動かなくなるんじゃないくらい表情筋を使った。

凌の顔が今度は赤い。



たぶん、雪ちゃんの愛にも負けないくらいの恋だ。
いきなり、好きになるの?
なんて言われるかもね。錯覚かもね。でも私は何より凌と居るのが安心なの。
守ってくれる、大好きな凌。。。

終(薄かったのでまたやります)

No.209

《おわびとか》
最近忙しすぎて全然投稿できてなくてごめんなさいっ!!


そしていつの間にかhit数が5000を越えている!!
まぢ感謝です♪

サボってたおわびと感謝の気持ちを込めて。
↓↓
【運命って(苺花が主役っす)】
あーあ、雪ちゃんに彼氏ができて大分経ったよね。
でも私、まだ彼氏居ない24歳。

変な男の人には良くナンパされるから、その人たちと遊ぼうかしら。
綺麗な恋は諦めようかしら。
なんて。

みんなの目が怖かった。
雪ちゃんが羨ましかった。
最近それが無くなったと思ったら恋愛のほうに嫉妬が溜まってきて、
ほんと、自分に嫌気が差す。

「桃咲先生、悩み事ですか。」

あ、いけない、仕事中だった。
全然ノート見終わってないよ。

残業確定ハイ死んだ☆
なんて。でも私には疲れよりも夢のほうが大きいからさ。
今まで我慢してきたぶん叶えたいの。
その思いは雪ちゃんをも越えていると思う。

「桃咲先生、疲れたまってるなら俺がやっときますよ。俺今日遅刻しそうになったんで。お礼です。」

1組の来栖先生、、、。私とおんなじ同期。

「いやいいよ。申し訳ない。ありがとね。みんなに言っときな、その感謝の気持ちは。じゃ、お疲れ様した。鍵閉めときますよ。」

もう仕事が終わってる先生方は続々と帰り始めている。
あと3秒で定時だ。
***
終わったあ。

あたりを見回すともう誰もいなかった。
静かで暗い職員室はちょっと恐ろしい。
これから鍵閉めにいかなきゃいけないんだ。

そのとき、職員室の扉が勢いよくあいた。

キャァッ!!!!幽霊!?

咄嗟に頭を手で覆い顔を沈める。

「驚きすぎですよ、鍵、閉めときましたんで、一緒に帰りましょ」

来栖先生だ。

「うん,,,」

私はゆっくり返事をした。
***
「てかタメですし、名前で呼びましょうよ。」

駅までの道で来栖先生に言われた。

「私だけだったら恥ずかしいです,,,。」
「苺花?」

カァッ、と頬が熱くなる。
苺花、なんてお父さんにしか言われたことない。
でもお父さんに言われるのとは違う気持ちが私を渦巻いている。

「ほら、苺花も。」

、、、



「凌

で良いです?」

恥ずかしすぎ


そこでく,,,凌が口を開く。

「うん、かわい」




は???










続く

No.208

>> 207 「至らない点ばかりで申し訳ありません」
「ま家が見つかるまでだから」

蜜柑くんはすぐに鬼のような形相をやめ、いつものふてぶてしい顔になった。
まるで六歳の子供みたいだ。
だけれども私達よりゲームの知識はあるってゆー、、、。

まあムカつくやつだ。

スリートナイトがわからないだけでスブラトゥーンとかミイクラとかスミブラとかなら分かるんですけど。

「ん、じゃ操作教えて」

私はため息をつきながら言った。

No.207

>> 206 「やっば!暇人糞ニートナードから暇人ニートにレベルアップだね!」

苺花が言う。
辛口なとこも可愛い。

「,,,。はあ。」

蜜柑くんがめんどう臭そうに答える。
すると蜜柑くんは私達を椅子に座らせて、不気味に笑った。

「じゃ、避ける練習しようか、」

エッ

「まさか棒立ちだけでいいと思ってんの?まさかね。こいつはHP1230、普通攻撃60、ダメージ40%カット、他のキャラは大体HP960、普通攻撃100、ダメージ5%カットだよ?
分かる?」

アッ

No.206

>> 204 まそうだよね。 蜜柑くんがやるとAiが書いたみたいになるからね(DM送るとき)。 でもそれは甘いな、蜜柑クン。 蜜柑クンは強す… 「でもアカウントすら持ってない二人はどうやって出るつもりなの」
「あ、確かに、、、。」
私と苺花の声が揃う。

「そんなこともあろうかとなんて考えてなかったけど暇潰しにやってたアカウントがあるから、二人とも使いな」
見るとその暇潰しアカウントもランクは70代。

どちらも防御に能力を全ふりしてある。

※ランクは40越えてる時点でヤバすぎだと思ってください

💬お久です(*´ω`)人(´ω`*)オヒサー♪
最近書かなさすぎてメンゴです。
ヒロアカを見ておりました。これからはちゃんと書きます。多分。頑張ります( ☆∀☆)( ☆∀☆)

No.205

>> 204 【蜜柑くんのAi文章】
初めまして。ゲーマーの桃太郎(アカウント名)と申します。この度はサッツー様に御願いが御座いましてDMを送らせていただきました。今度行われるスリートナイトの大会で同じチームを組んで頂きたく存じます。ご検討よろしくお願いいたします。

No.204

>> 203 まそうだよね。

蜜柑くんがやるとAiが書いたみたいになるからね(DM送るとき)。

でもそれは甘いな、蜜柑クン。
蜜柑クンは強すぎていくら相手が強いやつらを集めたチームであっても一人で倒してしまうのだ。
でもそれだと味方が足手まといになることが多い。
だから、味方はいないほうが良いのだ。

で、スリートナイトの操作方法を知らない苺花とあたしが仲間になって、棒立ちする、ってわけ。

蜜柑クンに説明してみたら、手でgoodを作ってくれた。

  • << 206 「でもアカウントすら持ってない二人はどうやって出るつもりなの」 「あ、確かに、、、。」 私と苺花の声が揃う。 「そんなこともあろうかとなんて考えてなかったけど暇潰しにやってたアカウントがあるから、二人とも使いな」 見るとその暇潰しアカウントもランクは70代。 どちらも防御に能力を全ふりしてある。 ※ランクは40越えてる時点でヤバすぎだと思ってください 💬お久です(*´ω`)人(´ω`*)オヒサー♪ 最近書かなさすぎてメンゴです。 ヒロアカを見ておりました。これからはちゃんと書きます。多分。頑張ります( ☆∀☆)( ☆∀☆)

No.203

>> 202 でもいいの。
まあ確かにね、私より年上のくせに私の家に居座る自宅警備員でなにやってんだろなとか、コーディネートのセンスが子供だなとか、メーワクだなって思ったけど、大丈夫だよ♡💢?」

苺花、、、。

大体蜜柑くんも可愛かったのに生意気になっちゃって、なんかなあって私も思ってた。

やっぱり私と苺花は一心同体だね。

「分かったよ。仲間、二人集めといて。僕がやると陰キャ認定を勝手にされちゃうから。勝手に。」

No.202

>> 201 しかし今回難しいのはそこじゃない。
―チーム―
を今回組まなければならないのだ。

つまり、団体戦で協力が求められるが基本一匹狼でコミュ症の蜜柑にとっては
〰️最悪〰️
なのだ。

「、、、。やっぱり、なんで僕がやんなくちゃいけないの。」
「家事食事作りお金全部苺花が、、、。」
「ありがと。

No.201

>> 200 「大会は9月25日。ランクが15以上であることが条件だって。」
「ヨユー。俺89だから。日本1。」

え。。。そんな、、、。スゴすぎない!?

苺花の顔を見た限り苺花にも初めて言ったようだった。
そしたら苺花は考えることを諦めて
「ユキチャン、ヨクミツケタネ」
と言った。

No.200

>> 199 顔がにやけてしまう。
「なんだよ,,,。」
「えへへ、、、。
ねぇ、金持ってくるか追い出されるかどっちがい?(めちゃ低い声)」

、、、。あれ、怖かったかな?

「金で、、、。」
「よし良く云った!」

実は蜜柑くんにぴったりなタイカイがあるんですよ、、、。
スリートナイトってゆーゲームの大会。
面倒臭いの一言で才能枯らすくらいだったら一発ぶしかましたれ!と思ったのだ。
いやなら良いけど一生荷居人だよ。

No.199

>> 198 「?うん、、、。」

一安心。だけどさー。

「こんなコーディネートする金あんなら働けやこの荷居人ォ(荷物、居座る人と書いてにいと)!!」
「、、、だってめんどくさい。」
なんだこの苦素我忌(くそがき)!
苺花に手を煩わせおって、、、。

「あ、いい仕事あんじゃん♡!」

No.198

>> 197 格好も美少年さも変わってないっ!!

、、、。てか。
「なんで蜜柑くんが苺花んちに居るわけ?」

「ハアッ!?家を追い出されたからぁ!?」
「うん、、、。」
一つ屋根の下に男女が、、、!?

けしからん!(父親目線,,,?)

どうやら家賃の支払いを忘れていたら契約を切られていたらしい。
それで苺花の部屋に転がり込んでお礼に好きなゲームっぽく部屋のコーディネートをしたと、、、

「苺花❗️大丈夫か⁉️」

No.197

>> 196 「お邪魔しまーす、、、。」
「そんなに固くならなくて良いからっ。」

靴を脱ぎ揃えると部屋の奥に招待された。部屋には久し振りに来たが、とっても可愛くなっていた。

「水色と白で統一されてるんだ、『可愛いなー』。」
「あ,,,雪ちゃん。。。」

そう呟くとドタドタした音が近付いてきて、気付けば目の前に顔があった。

「オ゛イ、ナニガカワイ”イダッテ?カッコイイノマチガイダロォ,,,?」

み、蜜柑くん!?

No.196

《小雪に戻りまっせ!》
「ゴクリ、、、!」
緊張して唾をのむ。
来てしまった!来てしまったのだよ!






苺花の家。
せっかく休日だし、会いたかったし、でも迷惑かもだし!?
めちゃくちゃ脳内パーリナイなんだよっ!(ようは、どうすれば良いのか分からず悩んでいるということ)

がちゃん、とドアがあく。
笑った苺花が出てくる。

「ふふっ。結構音聞こえて何かなあって思ってドア窓覗いたら、何してんの雪ちゃん。
早く入って。」

No.195

>> 194 《お兄ちゃん》
、、、、、、。

どうもこんにちは。雪町小雪の実の兄です。
この度、あのイキり女誑しクソガキの黒秋剛くんでしたっけ(季節ずらさないでっ!!!黒夏です!)。
あいつとうちの小雪が結婚するんですって。

ヽ(🔘□🔘” )/

で、ね。掲示板で相談したら
『妹さんの自由です。心配なのは分かりますが、過保護すぎです。』
『はじめて見た!シスコンの権化www』
『見守ってあげましょう』
と。

確かに見守るのも家族なのかなあって思ってきて。
家族の中で本当の家族なのは俺だけだからってやってきてたけど
『うん。心配しなくても大丈夫だよ。私は幸せ』
なんて言われちゃ安心しちゃった。
俺もずっと心配して疲れてたみたいで、肩の力が抜けたような感じがした。

幸せになれよ、小雪。
ずっと愛してる。

No.194

>> 193 『うん。心配しなくても大丈夫だよ。私は幸せ』

私はそうしばらく使っていなかった家族LINEに送った。

まだ結婚式など決めていない。まず一番はじめに苺花に教えたかったから。

*******

No.193

>> 192 私はお兄ちゃんにそう送った。
30秒後には既読がつき、
『まだ続いてたんだ』
『いつでも帰ってこい』
と来た。
ふふっ。どれだけ心配性なのお兄ちゃん。お父さんみたいだよ。不器用なんだから。

お父さんとお母さんにも久し振りにLINEを送った。
『今までごめんね。😢』
『小雪が幸せだったらお父さんたちも幸せだよ。😊』
なんて。
泣いちゃうじゃん。

お母さんたちがいくらお義母さんお義父さんだとしても、あなたたちは私の、私達兄妹のお母さんお父さん。またいつか中学生のときみたいに4人で楽しく過ごしたいな。

No.192

>> 191 《野球の話は終わりです》

「俺、だんだん売り上げ伸びてきてて。だから、俺、、、小雪と結婚したいと思ってる。」

オールスターが終わり、テレビが一時的に消えたとき、剛くんが真面目な顔で行ってきた。
指輪まで。

「宜しくお願いします。。。」
嬉しくて泣いてしまったが、ソファで剛くんは私の頭を優しく撫でてくれた。

『わたし剛くんと結婚する』

No.191

(主の気持ちをこれから少し雪ちゃんに語って貰います)

「オールスター一勝一敗だったー!でもすごいよく頑張ったよね。」
「おう。」
剛くんも一緒に応援してくれてる。
がち牧の二打席連続ホームランとか、山川の満塁ホームラン、惜しくもサイクルヒットを逃した坂倉。丸、村上さま。
(走り忘れた方がいらっしゃいましたけどまあ楽しめたからよし!)
面白い野球をありがとう!!!

《ちなみに主はDボタンで参加するゲームで限界の9999999ポイント貯めました》

No.190

《主から》
私はもうオールスターをこれから見るので今日は投稿できません!
みんなでそれぞれ応援しましょ。

No.189

>> 188 なんて思いつつ。ゆっくり家に帰った。今日の仕事はこれだけなのだ。

、、、。苺花に会いたい。

「お帰り。」
あ。剛くん。

剛くんの前に二人分カレーが置いてある。
つくってくれたんだ。嬉しい。

「うん。」
「カレー、一緒に食べよ。」
「うん。」

、、、。

静かだ。今日はオールスター(野球)がやってる。
正直自分は横浜で生まれたからDNA推しで今回はセ・リーグを応援してる。
今、11対1でセ・リーグが優勢。牧が二打席連続ホームラン打ったときはびっくりした。

No.188

>> 187 いや、きっとあるのだろう。

歌和井さんと苺花が重なる。なんで歌和井さんは
『完璧』
をキープしようとしてるんだろう。苦痛そうでもないし。
分からない。歌和井さんが。

一人取り残された私は昔に戻る。5年前の昔。
そう、まだ私は置いてけぼりだったのね。心が子供だったのね。
みんなと自分を比べてどうする。みんな一人一人の個性なんだから。

私だって、苺花ってゆー最高の親友を持ってるってトコあるし?
ベタじゃなくていいじゃん?ベタなんかないじゃん?
みんな一人一人居るんだから、此処に。

No.187

>> 186 「でも今『コイ』がなにかわかんなくなってさーあ。人生迷走中。」

そう言われたのが一番驚いた。
歌和井さんを気の毒にも思った。
完璧さ故の欠点、ていうの?

「あ、遅くなっちゃった。付き合わせてごめんね。!
連絡先、交換してい?」
あ、もう2時。
「したいです!」
「おけ~。、、、ありがと!またねー」

また、、、なんてあるのだろうか。

No.186

>> 185 「もう、急に初恋の人が出てきたって、気持ちが追い付かなくて。全然前と違ったし。恋って難しいですよね。」
「ほんとです!好きなのにいじめてくるとか小学生かよ!みたいに思っちゃいます」
「あー、ありますよねぇ」

私達は恋バナをしていた。
歌和井さんはやはりモテるようだけど、何か想い抱えていることがありそうだった。

歌和井さんは一つ年上だけれど、優しくて話しやすかった。
苺花以来のお友達になれそう。

No.185

>> 184 インタビュー本番は明日。インタビューする相手は歌和井さん。
インタビューする内容は,,,
なるほど。分かってきた。


としているうちに、あっという間に11時45分.解散の時間だ。お昼でも食べて帰ろうかな。
すると声をかけられた。
「一緒にご飯、行きませんか?」
歌和井さんだ。
「はい!行きたいです。」

No.184

>> 183 いや、工夫っていうより努力かな。これは努力の賜物だ。
それを気取らない謙虚さ優しさ、彼女の人柄までわかる。

がち尊敬!!

「雪町小雪と申します。精一杯頑張ります。よろしくお願いします。」
「歌和井玲奈と申します。このインタビューを我々にとっても、テレビを見る方たちにとっても、良いものにしたいと考えています。よろしくお願いします。」
「はい、ではまず~」

はあ終わった。。。。
歌和井さん、真面目なんだな。
やっぱり尊敬ッ!!

No.183

>> 182 私はだいたいニュースだが、たまに報道フロアにも出ている、ちょっと珍しいアナウンサーなのだ。

あ、来た。
「おはようございます。本日はどうぞよろしくお願いいたします。」
「おはようございます。こちらこそ、よろしくお願いいたします。」

なんか、この方、すごいきれい。だけどメイクの奥にある可愛さっていうのかな。がときどきみえるのに工夫が感じられる。

No.182

>> 181 会議が始まるのは45分。こちらはインタビューするがわなので、早く来た方が良いだろうという考えもあって早めに来た。

ところでアナウンサーには「持ち場」があるのはご存知だろうか。
・バラエティー
・ニュース
・出張
・スポーツ
・報道フロア(番組と番組の間の)

No.181

>> 180 ,,,朝になってしまった。。

今は05時12分。6時30分集合だからちょうどよい。
朝御飯は、TKGにしようかな。ささっと手際よく作り、ささっと食べる。卵が固まっちゃうからすぐ洗わないと。

そうしたらあっという間に40分。着いたのは26分だった。私は「5分前行動」を心掛けているのでそれが崩れるのは心外だった。

No.180

明日は会社にインタビューしに行くから、打ち合わせか。
会社の名前は,,,Heart Girl(ハートガール)か。若者向けのかわいい化粧品を販売している。


明日ははやいし、もう寝るか。
Zzz,,,,,,,,,,,,,,,

ジリジリジリジリリンリンリンリン
がちでうるさい目覚まし時計を止めてスーツに着替える。朝御飯はバスのなかで食べる。



《大変申し訳ありませんでした》
はい、元のレスは削除しましたが、少し、他作品の主人公と小雪ちゃんが合体してしまう場面がありました。
疲れているのですね。はい、寝ます!皆様もおやすみ!

No.178

(続き)
【小雪目線】
苺花。やっぱり会いたいよ~!
もう4ヶ月会ってない。苺花の家行ってもいいんだけど、時間がない。

私達も今年で23。またお酒で乾杯して、楽しみたいよ。
そして、愚痴も言い合いたい。

アナウンサーの仕事は、だんだん増えてきて嬉しい限りだ。
さらに剛くんは結婚を真面目に考えてくれている(家事とか手伝ってくれるし、より一層好きになったから結婚の話を切り出してみた)。何故直ぐに結婚しないのかというとお金などが足りないから。まだ二人働き始めだから、どうせなら盛大で素敵な結婚式にしたいということみたい。
,,,本当に剛くんらしい。

No.177

>> 176 ねれない

No.176






じゃなかったわ!二人が25になったとこまで書くんだった!
また頑張ります,,,。
あと、私が作ってた他作品のキャラが入ってくるかも,,,?
楽しみにしておいて!

あと、「また貴方と逢えるのなら」が不注意で消えちゃって,,,。すみませんっ!!
今度からちゃんと妹(めちゃ年離れてます)にいい聞かせますね。。。
「姉ちゃんのスマホさわっちゃメ!」
ってね。

とりま、お楽しみに!

No.175

【苺花目線】
あぁあゎわわわわゎわ,,,。。
やってしまったっー!!

えばかなの私、雪ちゃんと連絡とれないじゃん!

スマホ買い換えってデータ全部消して,,,そのあと知らないのに!!
雪ちゃんの家知らないし連絡くれるの待つしかないかぁ。
それまで仕事仕事っ。

「みんなー、音読発表会やりますよ。一号車さんから発表してもらいましょう。発表は時計の長い針が5をさしたらするので、それまで確認してていいですよ。じゃあ、みんな集まってはじめっ。」
「先生、それって『ごふん』って読むんですよ」
「へえ、そうなんだあ。川崎さんはかしこいねー。そうだ、川崎くんって何号車だっけ、」
「2だよ!」
ピースをつくって見せてくれる。
あぁ、かわいい,,,、、などではなく!
「じゃあ、あそこに集まってるから行ってきな!発表がんばってね!」
「うん!」
(ビックリマークが多かったですね)

私が教師になったのは雪ちゃんが居たから。私にとって雪ちゃんは太陽みたいだった。
私は期待されたくなくて、でも心の中でそれを望んでいて結局は両親の精神安定剤だったのだったけれど、不安定な気持ちに襲われていた。
でも雪ちゃんはそれをあっさり捨てて一人で、うらやましいな、凄いなって思ったの。
けれどやっぱり雪ちゃんはその希望を捨てきれてなくて、弱みがあって。その中で私を励ましてくれた。強さを見せてくれた。私達ってやっぱり似た者同士だって気付かせてくれた。
太陽だった。

だからそんなふうに明るく楽しくみんなが人生を遅れるように優しい子に育ってほしい、人を救える人になってほしい、そう思ったの。
けして子供を苺花に置き換えているわけではなく、普通に子供は好きだし新しい発見もあるからどんどん仕事が好きになる。

私の太陽、苺花。また会えるいつの日を楽しみに待ってます。




あっ、結婚も一緒に伝えに来てくれーー!全力でお祝いするぞっー!

No.172

今新しいお話2つ書いてるんだけど分かる??

No.169

みなさんってわたしのこと何歳だと思いますか?

,,,興味本位で聞いてみます。

No.167

>> 166 えすぱあー、、、

私はね、好きな人と両思いで腐れ縁(?)なのですがお互いね、付き合うって感じでも無いんですよ(連絡先繋ぐの禁止されてるからとか冷やかされるとか)。
そういうの考えると、上手くいくの良いなあっておもうんですよ!!

,,,愚痴になっちゃった⭐️

No.166

羨ましい表現なんてあったかなw 作者だから、もっていきたいほうがあるからわかるだけかな。

ひとりよがりな人物になってしまうよ。エスパーだもの

No.165

>> 1 「何でそんなこと言うの?私は期待の目さえ向けられやしない、ただの,,,」 「居ても居なくても変わらない存在、でしょ?期待の目を向けられない… 残りは御自由にお使いください(感想とか)

あとみんなどんな話読みたいですか??

No.164

No.163

でも仕事は順調で、黒、、、剛くんとも結婚の話題も出た。

今、私はとっても幸せな毎日を送っています。

かつて笑いあい、泣きあった私とアノコ。
今、何をしていますか。
いつかまた逢う日まで。

小雪より

No.162

>> 161 うぅ。。。

さすがに心配だったので、電話をしてみた。
トゥルルル,,,トゥルルル,,,

『お掛けになった番号は、現在使用されておりません。』

バカぁぁ!苺花!なんでよぉ。
連絡手段がなくなった⭐️

No.161

一つ心配なこともある。
『おめでとう』
から苺花からの連絡がないのだ。
『ねね、元気にしてる?』
『大丈夫,,,?』
とか送っても未読。

未読なのだ!!

絶対おかしい。今までだったら5分居ないに既読、10分以内に返信が来た。
今回。送ってから二週間だ。未読だ!

No.160

>> 159 それから私達は同居することにし、お兄ちゃんが絶望していた。苺花もおめでとう、と言ってくれた。

アナウンサーの仕事も充実していて、最近だとゴールデンタイムにやってる番組のMCの仕事もできた。毎日が楽しい!

まだまだ続きます!

No.159

>> 158 「えと、、」
「待って。俺から言わせて。小雪、好きだ!また付き合ってくれ,,,。」
「まあゆくゆくは結婚とかも,,,」
最後の言葉は小声だったけど、ちゃんと届いた。
私からも、満面の笑顔でこたえた。
「うん!よろしく!剛くん!」

No.158

>> 157 【小雪視点】
あ,,,黒夏悲しそう。
「ご、ごめんね。心配させちゃって。ほんとにあの頃はね!うん、ちょっと悲しくて,,,」
「なんで悲しかったの?」
え,,,!
だ、だってそれは言うの恥ずかしいじゃありませんか!(*''*)
「えと,,,それは黒夏と別れちゃったからで,,,」
「黒夏、じゃなくてまた剛くんって読んでほしい」
というと!?いや同じ気持ちだけど、良いのかな。

No.157

>> 156 【黒夏視点】
好きだったんだけどな。
自分のためにわかれたのか。
ずっと別れても他に好きなやつできないし。小雪じゃないと。

ダメなんだ。

小雪はまだ俺のこと好き?
それとも男が他にできた?

『黒夏~!』

あ,,,名字呼びに戻ってる。
まあそっか。それじゃないのを望むのはおかしいよな。
小雪自殺未遂したって。
心配で心配でしょうがなかった。
もし小雪がまだ俺を好きだと言うならばやり直せるなら、今はもうずっと延々にそばに居れるから。

小雪はまだ俺のこと好き?

No.156

>> 155 ほんと,,,なの?
掴みとって良い幸せなの?
本当に,,,!本当に,,,?

「黒夏ー!」
久しぶりに黒夏と会うことになった。

No.155

>> 154 帰りの空にポッカリと浮かぶ真っ赤な夕日は今にも泣き出しそうな私の顔みたいだった。でもそれを、少しばかり電車が通るから通ったあとは私はマシになっているのであった。

『また会いたい』
『今度は寂しい思いなんてさせないから。ずっと君が好きだ』

No.154

>> 153 【今思ったこと】
分かりにくくてすんません。苺花と阿蘇美がなんかやって、それから阿蘇美の子分みたいなのを考えたあと「何か悪いことをした気分」と言ったんすよ。どゆいみ?と思いまして、整理しました。
・苺花は皆から線を引かれる存在だった
・阿蘇美の子分は良いやつなのか,,,?
ということで、阿蘇美の子分を阿蘇美の子分というだけで悪いやつと考えた小雪が、苺花に偏見を持つ他の人達と同じように偏見を持ってしまったことに対して(苺花を傷つけるのと同じと錯覚した)罪悪感を覚えているのです。分かりにくくてすんません。

そーしーてー。最近ね、なんかもう忙しくてよ。あんまり投稿できてないんだよ。

あと20話くらいで終わるんじゃないかな。

No.153

>> 152 「ああいうのってね、周りの人たちを心配させるだけじゃなくて小雪の今後にも関わってくるの、分かった?」
中も考えていなかった。自分のことばっか。なんでアナウンサーなったんだよ。
バカらし。
「有り難うお兄ちゃん、元気でたよ。」
「分かったなら良いけど。。帰ろっか。」
私は小さく頷きすたすた歩いていくお兄ちゃんのあとを追いかけた。

No.152

「心配したんだよ、テレビ見たよ」
あ、、、
「ご、ごごめんなさい」
「分かった?今後一切ああいうことはやめて」
お兄ちゃんが真面目に見えた。とっても真剣な顔。

No.151

>> 150 「苺花ぁ。私黒夏とわかれちゃった」
「えっ。なんで?」
「会う機会も減って、私は好きなんだけど私と居て楽しいのかなぁって。苺花も楽しくなかったら言ってね」
「いや、楽しいよ!?,,,。でもそっかあ。また余裕できたら良いね」
「黒夏他に好きな人できてるっしょ」
と知らせもした。

次の日苺花に起こされ準備をし、少し話してから帰った。
また頑張れる気がする。

【帰ると,,,】
飛行機から降りると、そこにはお兄ちゃんが居ました。

No.150

>> 149 「いやさぁ、クラスの子(一年生担任)がさ、面白いこと言ってって云ってくるのよ」
「あ~、面白いことナニ、ていう感じね」
「そうそう、志村けんの物真似とかすれば良いのって話」
「一年生のツボってわかんないよね」
そういう話をした。ビールも柿の種をつまみに飲んだ。美味かった。。

そのあとは苺花んちのベッドで少し話してから泊まらせてもらった。あったかい,,,

【おまけ⭐️】
苺花とゆきちゃん、23を過ぎました。文章中で6年たっています!!

No.149

「お~い雪ちゃ~ん!」
「苺花!」
駅の前で苺花と約束をしたのだ(ライン繋いでた)
さっそく苺花の家に行き二人で話すことになった。実際に会うのは約一年ぶりで、苺花の雰囲気も大分変わった。黄色が似合うふわふわした女の人って感じがする。
「大丈夫?ほら、飛び,,,」
「うん、大丈夫大丈夫。ごめんね」
「大丈夫なら良いんだけど」
そのあと沈黙の時間があったがすぐに仕事の話になった。

No.148

>> 147 演技番組(ドラマ)みたいに人生何事も上手くいくわけではない。
多分自分が一番理解している。していないかもしれないが。
演技番組(ドラマ)に習って少しはいろいろ練習してきたものの、少し違うと思った。
そうだ!
心残り、があるんだ。
私は京都に戻った(ちゃんと日曜報道の仕事を終わらせた次の日)。

No.147

>> 146 ,,,。

「ご心配お掛けしてしまい、申し訳ありません。今日から復帰しました、日本全国テレビ局アナウンサー、雪町小雪です。宜しくお願いします。。」
ネットでは安心とか喜びとかそういうあたたかいコメントもあれば、メンタルくそ雑魚とかマジで面倒だからやめてとか批判のコメントもあった。当然だ。命は大切に扱わなければいけない存在だもの。。
復帰一日目の仕事は日曜報道というニュース番組だ。日本の経済、政治、事件などを知らせ、これからの日本を考えていく。

No.146

>> 145 まあ結論として、「ポジティブ」に「明るく」人生を生きていこうと思う。

印牧さんには本当に何から何まで、感謝してもしきれないくらい感謝している。印牧は美人で、(32だが26くらいに見える)優しくて仕事もできる。完璧,,,なのかもしれない,,,

そしてまた1月から仕事を再開しようと思う。メンタルカウンセラーに相談したりアナウンサーの修行をしたりした。

今何やってるかな、、苺花と黒夏。。

No.145

そもそも生きるか死ぬかって何か特別テロとか起こさない限り死んで良いよ、とは言われない。世の中には生きたくても生きれない人が居るんだよ。私だって生きたいけれど、生きてちゃいけない気がするの。結局は同じ。やりたいように生きれない。
難しい。
誰かに決めてもらったり、余りにも哀しくて哀しくて仕方がないとき、死を選ぶだろう。
でも、今は何か違う感情がある気がする。筆舌に尽くしがたいのだが、生きたいというのと、何か人間の素晴しさみたいなものが混じった感覚なのだ。最も素晴らしい人間はこの世にそうそういないのだが。いや、そうそう居ないからこそなのかもしれない

No.144

>> 143 印牧さんと約束した。頑張りすぎず、抱え込まず、相談する。

昔の私からしたらピッカピカの綺麗事だったろう。でも今はその言葉に意味がなくとも勝手に解釈して納得して感動している。言ってくれるだけで優しい、と思う。意味はなくても良い。

そして決めたことは、仕事は仕事、プライベートはプライベート。
私、生きてても良いのかなあ。

No.143

>> 142 「私がやっておいたわ❤️こうゆーのは得意なのよ」
「あ,,,有り難うございます」
「いーのよ」
そうか、私生き延びちゃったんだ。生きちゃったんだ。
さっきよりもずっと罪が重くなった気がする。ずっと、ずっと。
後ろめたいのとほっとしたのと、優しさに触れて泣いてしまった。そこに印牧さんがハンカチを差し出してくれたので余計に泣いてしまった。

No.142

「,,,さん!雪町さん!」
目を開ける。真っ白な天井に、少し固いベッド。
「疲れすぎたんじゃないの?」
あ,,,印牧さん。違うんです、違うんです。アナウンサーの仕事は何も関係無いんで,,,。
いや違う。関係ある。アナウンサーという全国民に信頼されるべき存在なのに。
「ごめんなさい、会見でもなんでもしますから,,,」
「良いわよ、それならもうやってくれているわ」
?。大事件だよ?

No.141

>> 140 今までは誰かに止められてたけど、
くるっと後ろを見る。誰も居ない。
私、こんな時にも「幸せ」を望んでいるのか。強欲だ。

体を宙にやる。フワッと体が浮き、ものすごいスピードで落ちていく。
そのあとの記憶はない。

No.140

いつか、また、会えたら。
会えたら,,,!

私は東京に引っ越し、ひたすら仕事した。忘れるために。
忘れられますように。
虚しい。何もないみたい。

悲しいことは忘れられない、なのに忘れろって言われる。
忘れられないのは楽しい思い出が合ったからこそ。それを忘れろっていうのは、あまりに残酷じゃありませんか。

でも私はそれを糧に努力できない。だから逃げる。逃げて逃げて、また行き止まり。
虚しい。

世の中って、何?何のためにあるの?幸せを望んじゃいけないの?悲しいよ。
私は、今、会社の屋上に居ます。これしか、思い付きません。

No.139

>> 138 ところで黒夏はというと。

別れました。私から振りました。本当に申し訳ないです。でも彼もそうした方がいいと思ったのかもしれません。
また会ったら付き合う,,,?位で別れました。
理由は黒夏はTNTデータに入社。お互い仕事で会う時間もなくなって、虚しいだけだからと、それなら新しい恋は、と。新しい恋は無いけれど虚しいのは嫌だから。好きだから。
別れました。
また余裕ができて会えたら付き合う,,,?

少し、悲しいです。

クマチャンのキーホルダー、まだ捨てられません。なんでだろう。今更。今更,,,!振ったのは私。遅い。私が悪いのに。戻れないのにっ,,,。
涙が出てくるよ,,,

No.138

>> 137 「でも、怖かったら怖がられちゃうよ」
「苺花、素でやってみて」
「はい、皆、今回さんすーやってくけど、足し算って知ってる?,,,知ってる?そっか、じゃあね、十二ページ開いてー」
少し声が低くなり、威厳も感じられるようになった。
うん、
「いーと思う」
「優しい先生じゃなくて?」
「少しくらい怖くて笑う先生の方が良いよ」
「そっかぁ、職場復帰してみようかな」
「最初から担任になるなんて珍しくてすごいんだし、」
「ありがと!」

No.137

>> 136 教員って、大変だよね。
いゃ、アナウンサーもだけど。苺花、鬱になったらしい。子供が言うこと聞かなすぎて。

苺花のうちに行ってみた。
「しにたぃ,,,」
細い途切れそうな苺花の声が聞こえた。
「お邪魔しまーす」
「どーぞ,,,」
すす、
「ネ、苺花って普段どんな感じで話してるの?」
「やってみる?」
「うん、お願い」
「はい、みなさん、今日は足し算の勉強をしていきたいと思います。えと、みんな、足し算ってどんなものか分かる?」
あ、、。そっか。
めちゃきゅるっきゅるっのカワイー声だった。
「今のめちゃ良い!でもね、怖くない!」
苺花はキョトンとしていた。

No.136

晴れて日本全国テレビ局に入社!
印牧汐莉(かねまきしおり)さんという方に手取り足取り教えてもらって、今月来月のスケジュールはもう埋まってしまった。
長らく苺花には会っていないけど、きっと上手くやってるだろうね。
「報道フロアからお伝えします。今月十一日港区のアパートで,,,」
「はい、おけ。お疲れ様でしたー」
「お疲れ様でしたー」
んし、終わった。
めちゃ忙しいな。帰ったらビールだ!(虜になってる)

No.134

>> 133 「じゃあ、その台本読んでくれる?」
「了解しました。」
いつもの感じ。いつもの感じ。
「群馬県榛重山にある星空宗教団体の理事長が、先週自宅で亡くなっていたことが分かりました。警察は自殺と見て調査を進めています」
!?。嘘,,,。まさか、
「これ、どう思う?」
私、が、殺しちゃったの?
でもおかしくないか?あの人はこんなことになったら,,,。考えすぎか
「む、無責任だと思います。たくさんの人を傷付けてから。しかし、死亡には何らかの別の理由があると、思います。なぜなら,,,」
「いいわ。あなたは声の強弱や抑揚など全てが完璧だった」
「でもね、大概のそういうアナはこうゆーのは『物騒ですよね』とか動こうとしないの。あなたは立派だわ。合格よ」
いや、当事者だから。
よし、安心したぁ

No.133

>> 132 四月から入社する社員募集する試験が来週ある。私はそれを受験するつもりだ。苺花は、もう合格していて、とても喜んでいた。
卒業式はもう終わったよ⭐️

さて、試験の日。緊張する。試験はベテランアナウンサーが直々にやるそうで部屋から出てきた人たち皆涙目になっている。良い意味か悪いのかは分からない。
部屋に入る。ぶわっと強い香水の香りがすると思ったら超有名アナウンサーの女性が「座って」と言った。

No.132

※だいぶ、、飛びます

四年生冬。サークルも自分がおごることが多くなってきた。
単位も取れたし最後のテストも苺花と並び好成績だった。
問題は就職活動。私は日本全国テレビ局に入り、アナウンサーになる。アナウンサーには幅広い語彙力や滑舌、さらには即興能力が必要になる。それらは全て専用塾に一から通い練習した。
今までは、カフェアルバイターをやってました。お陰で、コーヒーは淹れられます。。

No.131

>> 130 皆で作ってるグループラインはあの日のまま止まってるし。
,,,ん?

『ねね、』
『ん?(黒夏)』
『ミナーのリボン、』
『それがどした?(苺花)』
『調べたら赤とピンク意外にもむっちゃ色あった』
『ホントだ(蜜柑)』
『じゃ、これからも出るだろうし』
『引き分けだね』
『言われちまった笑(黒夏)』

オレンジとかもあった。なあんだ、てか黒夏と付き合うのなんだかんだで続いてるわ(羨ま)

(≧∇≦)

No.130

まあ今年の冬も一緒にディズニーに行って、普通に終わって、大学3年生になって。
じゃ、無かったんですよ。ディズニーのミナーのリボンが赤かピンクかで黒夏と喧嘩しちゃったんです(中の人は赤派)。苺花と私が赤派で、黒夏と蜜柑君がピンク派だ。これは意外と割れて(きのこたけのこより割れる)、面白いのである。
昨日皆でうちでお酒のんじゃおうパーティーをしたとき、割れたのだ。
酒は(ビール)(主はまだ飲めない、あくまで父の感想です)苦くて、でも少し美味くて、でも好きになるには時間がかかる味だった。

No.129

>> 128 【謝罪】
最近超特急で物語を進めてしまい、申し訳ありません。実は、別の話を書こうかと考えているところでして、しかしこの話を粗末にすることは命に変えてもしません。安心してください!

次は何かって?これが終わったあとにだしますよ。

No.128

>> 127 夏と言えば海!
今回はお兄ちゃんが居ない旅です。楽しそう。
まずはビーチバレー!女子と男子チーム。私と苺花が良い連係プレーを見せつけたが、惜しくも惨敗。一点差・
負けた方はかき氷おごり。ああ~。

そんなこんなで楽しい海旅行は終わりだ(江ノ島)。少し惜しい気もする。楽しかったな。

No.127

>> 126 そんなこんなで大学2年生!ちな、冬休みはコロナとインフルと風邪と,,,杉花粉アレルギーで過ごしたよ❤️
ふふ、苦しかったなあ。毎日ベッドで過ごしたなあ。誰にも会えなかったなあ。

2年生からは!!後輩が増える!先輩が減る!つまり!偉くなる!なあんて。大して変わんないよ。毎日サークル行って、飲み会行って,,,?飲み会!?そういや酒が飲めるようになるのか。ふうん。


時の流れはすさまじく、夏になりました。しかもナガイナガイナツヤスミです。

No.126

>> 125 お賽銭を入れる。
,,,神様、私は人間関係にしぶとく生きます。へこたれないで友達の悩みを解決します。だから、今年は穏やかに生きるのを望むのは罪でしょうか。ご加護を。

他の皆は何を思ったんだろう。そんなことを考えているうちに、日が上ってきていた。
「ほら、太陽綺麗だよ」
「ホントだ!」
「小雪もだよ」
「コロス,,,」
とってもにぎやかな、初日の出でした。

No.125

私達は午前3時に集まり、「明けましておめでとう」を言った。なんだかみんな改まっていて、いつもの軽い感じもなかった。なぜなら、お互いの知り合いじゃない人がめっちゃ居るから。なんならお兄ちゃん私しか知らないし。
「あのカッコいい男の人誰?」
「あー、お兄ちゃん。私が心配でついてきたんだって」
苺花は不思議そうにしていた。黒夏は,,,睨んでいた。蜜柑は隠れていたし、ナニがなんだか。
私達はお参りを先にした。この神社は変わっていて、神様の使いだからと24時間交代で神社をやっている。

No.124

>> 123 そうして,,,冬休み!!
の前に初日の出、というかお参り。苺花と私と蜜柑君と黒夏君と心配でついてきたお兄ちゃんと一緒に行く事になった。
はあ、嫌な予感。。

No.123

>> 122 そうすると蜜柑君の周りの女達が文句を言ってきた。
そしたら、蜜柑君はいつにも増して疲れた表情ではあ、とため息をついてから言った。ものすごく早口で。
「苺花ちゃんにもう一度助けさせる手間取らせないでくれる?第一僕あんたらみたいなブスより遊んでて楽しめる苺花ちゃん達と遊びたいから。勘違いすんな」
いや怖っ。てかそもそも最初からそう言えよ,,,。
「さっ、ナニする?」
切り替え具合も半端なくて怖い,,,。
「実はね、トランプ持ってきてるんだ!」
用意周到,,,!

そうして楽しい夜を過ごすのでした(今回は寝なかった!)

No.122

>> 121 これはいわゆる逆ナン!?(逆ナンパ女→男)
話しかけられないで居ると苺花が切り出した。
「もうっ、蜜柑っ!ナンパくらい自分で切り抜けなさいよー」
最近プレイボーイに騙された人の口から出そうにならない台詞だ。
「だって,,,。苺花にたすけてほしくて,,,」
「(きゅん!!)」
なんなのこのいとこら,,,。
蜜柑君の行動の一つ一つがお兄ちゃんに似ている。いちいち手を顔の近くに持ってくるとか、目をクリクリさせるところとか。
もっとも、お兄ちゃんの場合は外では
「お嬢さん、荷物持ちましょうか」
「大切なハンカチを落とされましたよ」
だが。全然私への態度と違う。。
「なんでそんなこと言うの!?お兄ちゃん泣いちゃう」
「小雪、告白されたら告白されたら教えてね❤️お兄ちゃんがぶっ殺しに行ってあげる❤️」
怖っ。

「ちょっと、うちらの蜜柑君取らないでもらいます?」

No.121

>> 80 「いいよ、隠すことじゃないし。それに、確かめなきゃだし」 苺花は怯えている様子だったが私にそう呟くと立ち上がりズンズンとおばさんの方へ行っ… 「ア,,,苺花。。」
蜜柑君だった。周りは女の子たちで囲まれている。
「名前、何て言うの?」
「優華知らないの?蜜柑だょ」
「美しいね,,,蜜柑君,,,」
助けた方が良いのか??

No.120

>> 119 「~ぁん?雪ちゃ~ん?絆創膏消毒して貼っといたから!教授んとこ行ってくるね」
「ありがと、行ってらっしゃい」
「うんっ!」

はい、またサークルっすね。今度は,,,。この前の普津峰のやつもいるわ。

【ごめんなさい】
だんだん雪ちゃんの口調が私の口調になってます。。。
あと、ぜーんぜん、120話でも終わんないわwww

No.119

>> 118 「雪ちゃ~んっ!」
「あ、苺花」
「もうっ、いくらさ、私の為だからていって。怪我してんじゃん」
二次講義目が終わり、苺花が来た。それ、誰に聞いた?
口に出てしまっていたようだ。苺花は阿曽美の友達だと教えてくれた。阿曽美のまわりのやつは悪くないヤツなのか?
いや、ないな、絶対。

ちょっと前の苺花を思い出した許嫁が居るからと、一本線を引かれて、近づかないようにされてた、苺花。
なんだか少しひどいことをした気分だ。

No.118

>> 117 なんて言ってもさっき殴られて転んだ衝撃で足がズキズキ痛む。
「ォイオイ、さっきまでの威勢はどうしたァ?んじゃもう一発いくかぁ?」
!。ヤバイ、避けきれない。怖い、怖いよ。助けて!

???

怪我してない?見ると阿曽美と黒夏が戦っていた。
すぐに警察に連絡して、事なきを得た。
「ありがと」
「怖がられてた喧嘩の技が役に立った」
「ごめんて」

大学は,,,なんともなかった。

No.117

>> 116 「じ、実はこいつら桃咲と誰が一番早くキスするか競ってたんスよ」
!!!
「うーん、じゃ、これからはそんな浅はかな理由で苺花に近づくやつがいたら教えてよ。そしたら許したげる。」
私は阿曽美に足ドンして言った。気に食わない。苺花みたいな子がこんなやつに騙されるなんて。
「ハッ!お前なんかの脅しが効くとでも?立場分かってんのかァ?」
チッ。
私を阿曽美は殴った。周りのやつらは、、逃げた。よかったね、本気で私に殺されるのは阿曽美だけになったよ。

No.116

「休んでから来な、私先行ってくるから」
「うん、有り難う」
,,,
「苺花泣かせたのだーれだ?❤️」
「ヒィッッ!」
まわりのやつらが一人の男を見る。こいつか。
「だってあいつが悪いんだ、なんで付き合ったのにキスの一つもできやしないんだ」
うーん,,,
「君たち、苺花についてなんとも思ってないでしょ?」

No.115

>> 114 【なんとなく】
今hit数が1111だった!!!

面しろーい。

新しいクラスもなんだか楽しそうだったー。新学期も頑張ります\(^-^)/

No.114

>> 113 私はすぐに家を飛び出した。見ると直ぐしたに泣き崩れている苺花が見えた。
「阿曽美のやつだよね,,,」
「うん,,,でも私が悪いの、なんも考えないで付き合うから」
「,,,。でも、さっき苺花が私のことかばってくれたのは、嬉しかったよ」
「そっかぁ。そっか!」
苺花は笑顔に戻った。うん、そっちの方が似合ってる。

No.113

聞こえたことはこうだ。まず、女の方からだった。
『最っ低!』
『別に良いだろ、そんくらい。心が広くない女だなァ』
『誰だって嫌よ!』
『でも天音ちゃんとか心ちゃんはOKくれたけどなァ。あそっか、親が過保護で雪ちゃんってのが心配性だから知らないんだァ、そっかそっか』
『雪ちゃんのこと悪く言わないで!最っ低!』
『つまんねェの。じゃ、いいわ、お前。別れよ』
『そう,,,します』
私の名前が出てきた。しかも、この呼び方、苺花だ!

No.112

「これだけだから、お休み!」
「うん、お休み」

翌朝、大学の準備をしているときに男女が口論している声が聞こえた。なんだろう、聞いたこと有る声だ。

No.111

>> 110 【おやすみなさい】
眠くなりましたので、私私とアノコの作者は眠ります。。

いいなぁ。私も彼氏ほしいぃ,,,

No.110

>> 109 「私多分もうお母さんとかお父さんから相手にされないって言うか、愛されないと思うんだ」
また、苺花の目に涙が浮かんでる。こっちまで泣きたくなってきた。私ばかり愛されないと嘆いていたけれど苺花も同じになってもなんか喜べないな。逆にそのままで居てほしかった。幸せで居てほしかった。まあ、自由になったのは良かったな。
「でね、私彼氏ができちゃいました」
「えっ!?彼氏ぃ?苺花を悲しませるようなやつだったら許さないからね」
「なんか、告白されちゃったから。阿曽美人都(あそびにんと)君なんだけどさ,,,」
あそびにんと,,,て大学一プレイボーイと言われるやつじゃないかぁ!?大丈夫か,,,?

No.109

家に帰ると苺花が居た。ふぁ,,,?あ、合鍵は大家さんにもらったんか。
「報告が二点あります」
ぁあ、宗教の話かと思ったらそれは見事に的中した。
「お母さんに一連の流れを説明したら、なんにも言わなかったよ。『もう好きにしたら』以外ね」
娘が自分で自由になったのは嬉しくて誇らしかったろうな,,,。でも自分の大切な場所を壊されたんだよね。かといって味方するつもりはないけれど。
「んで?もう一つは?」
そう聞いたら苺花は待ってましたと言わんばかりの表情をして、語り始めた。

No.108

>> 107 次の日はプーさんのハニーハントとか、ダンボとか、あとはカルビの海賊とか乗った(ソワリンも楽しかった)。間に二人でカチューシャを買って雰囲気作りもした。

あっという間に帰る時間。
「楽しかったね」
「また、今度、ていうか毎年来よう何十年先もね」
こくり、と頷いてから私は言った。
「それ、プロポーズしてるのと一緒」
剛君は気づいた様で頬を赤らめていた。

ふふ、、

No.107

>> 106 いやなんでそこ噛むねん笑
「ふふ、、」
「なんで笑うんだ、」
「いや,,,ね?じゃあ今日のお礼」
そう言って私は初めて自分からキスをした。自分からしたのに、とっても顔が赤くなった。
「俺だって男だよ?そんな可愛い顔してたら襲っちゃうかも,,,なんて冗談冗談。可愛い子に襲うなんて事しないよ」
また顔が赤くなった。それを隠すために必死で剛君をぽこぽこ叩いたけれど、剛君の必殺ローリング防御で防がれてしまった。

そのあとは帰る人達に部屋を暗くしてスマホの光でバイバイして、寝た。

No.106

>> 105 「綺麗,,,」
思わず声に出してしまった。
「そっか、良かった」
「,,,え、まさか計算して此処の部屋取ったの?」
全ての発言と行動が私をそう思わせた。
「うん,,,実はね。引いた?」
なんでそう思うんだろ。
「いや、全然。嬉しかった!」
私がそう言うと剛君はまた「そっか、良かった」と言った。
「俺、彼女に尽くしちゃうタイプだから重いとかってフラレちゃうことが多かったんだけど、告白したのがこ、小雪で良かった。」

No.105

それからチュロスを食べたり、スプラッシュマウンテンに乗ったりして気が付けば夜になっていた。まだホテルに行くには早い時間だったが
「見せたいものがあるんだ」
と連れられ部屋の中に入った。荷物を置いて言われるがままベランダに出ると、そこは絶景だった。
最後のパレードは海でやっているし、その奥にはディゼニーシーが見え、その真上にはまん丸お月様があったのだった。すごくきれいだった。

No.104

ふと彼を見ると彼も此方を見てニコニコしていた。おそろいだ。
気が付けば電車は舞海駅に着いていて人が沢山賑わっていた。でも今日は混んでいない方で、制服ディゼニーの集団も3グループくらいしか居なかった。

剛君に手を繋がれ大きな門のようなものをくぐると、もうそこは大きな楽園だった。目の前には噴水が見えるし、音楽は楽しいし、お花畑も見えるし、すごいや。
私達はトイ・ストーリーマニア(ランドダッケ??)から乗ることにした。結局私が惨敗だったが、その時間は楽しいものとなった。

No.103

そうして私達は舞海駅に行くべく電車に乗った。さすがに電車の中でイチャイチャするほど、マナーをわきまえていない人間ではないから、妊婦さんとそのお子さんに席を譲ってから、ご老人夫婦の荷物を下ろして、最後に携帯電話をマナーモードにして、やっとメールで話すことができた。なんか、秘密の会話みたいで楽しかった。
『ほら、彼処にビッグサンダーマウンテンがある』
と剛君。
『モノレールも走っていったね』
と私。

No.102

>> 101 【なんとなく!】
閲覧回数(?)が1000行ってるわ!嬉しいかぎりです。皆様本当に有り難う御座います!!
多分まだ全然終わらないと思うので、これからも是非ともよろしくお願いいたします!

次は目指せ1500,,,かな?

No.101

ピンポーン、とインターホンの音で目が覚めた。急いでデートの服に着変え、扉穴を覗く。剛君だ!
すぐに扉を開けて、ちょっと待ってて、と言うと私はバッグとスマホを持ち、すぐに家を出た。
「ぉお!準備はや」
「だって楽しみだったんだもんっ」
「そっか」
剛君は少し照れくさそうにした。

私達はディゼニーまで大分遠いので、一泊二日で行く事になっている。ディゼニーまでは今日の3時頃着く見込みだ。

No.100

そんなこんなで明日がデート!?
どうしよう、、服が無い!今までののほほん時間はなんだった!?
ん?いい服あんじゃん。私は最近流行りの少し腕が透けて見えるのにした。上がそれの水色だったから、薄桃色のスカートを合わせてはくことにした。
かわよ。
バッグは,,,ミッキーのがあるんだよね、可愛いのがっ!まあ私(小雪)はドナルド推しですけれども。
スイカ(🍉じゃなくて🐧)は入れたし、カギも、ハンカチも、財布も入れた。スマホの充電もした!おけっ、寝るわ。

No.99

>> 98 さて、現実に戻りますが、私来週クリスマス、マッキーがいるディゼニーランドに行く事になったのです!みなさんどちら派ですか?(自分ユニバ行ったことなくてシー派だな)
あぁあ~幸せ。あっ、お伝えするの忘れてました。ディゼニーランド、剛君と行きます。デートなのです。あぁあ~楽しみ。

【おまけ~苺花と雪ちゃん~】
身長苺花,,,159
  小雪,,,164
体重は乙女の秘密っ!
年齢苺花,,,19
  小雪,,,18
誕生日苺花,,,0423(4月23日)
   小雪,,,0202(2月2日)
家,,,どちらも京都
夢苺花,,,???
 小雪,,,裏社会で悪の女王に   なること(?)※厨二病時

No.98

翌日には、「それ」はもう広まっていた。
『興味を持って頂き大変嬉しゅう御座います。私(わたくし)、理事長こと琴柳龍一郎と,,,』
そう、私達は録音していたのだ。これによって、いろんなことが世界に広まった。
・教祖様は死なされる(教祖様は自分が教祖だということを自覚していなかった)
・全て琴柳が仕組んだことだった
・騙していた
あと、信者への侮辱の発言で炎上していた。
これでいろいろ一件落着!と大事件が起こっていたのでした,,,

No.97

「じゃああんたは大バカだね」
「何故です」
「後に判るよ」

私達は帰った。無事、帰った。いえいっ!仕上げにポチっとパソコンのenterを押して完成!よくやったよ、私達。

【おまけ~琴柳さんの秘密~】
身長,,,178(センチメートル)
体重,,,59(キログラム)
年齢,,,51
誕生日,,,1122(良い夫婦の日)
家,,,群馬(現実に居ないよ?)
夢,,,金でできた家に住む

No.96

>> 95 「そうだ貴女、貴女が協力してくだされば利益の2割をあげます」
何言ってんの?頭おかしいんじゃないか。大事な幼なじみが、親友が居なくなるというのに、金で解決?何言ってんの?
私が黙っているとそいつは話を変えた。
「あいつらもバカですよねぇ、言葉を発しているだけなのに、それを信じてお金を払うんです。本当な訳無いでしょう。なのにお金がガッポガッポ入ってきます」
「ふうん、みぃんなバカって言いたいの?」
「ご名答」

No.95

理事長さんにおいでおいで(正式名称なんだろう)されて向かったのは、プロジェクターと椅子が二個だけある無駄に広い暗い部屋だった。
私達は椅子に座り、投影される動画を見た。
『私達、星空宗教団体は幸神様の名の元に、信者達の幸せを願って日々,,,』
これがどうしたのさ。
「このように、信者達はこう有ることで幸せになれるものだと足りない脳ミソで考えているのです。ですから、どうか邪魔をしないでくださいね?」
,,,あ、クズだ、、、

No.94

>> 93 「興味を持って頂き大変嬉しゅう御座います。私(わたくし)、理事長こと琴柳龍一郎と申します」
理事長さんは何処からともなく現れた。まるで、風の方に,,,
「!。ご友人もいらっしゃいましたか。これはこれは。私(わたくし)、理事長こと琴柳龍一郎と申します」
いや何回やるねん、知っとるわ。そして事あるごとに頭を膝下まで下げてくんのが、礼儀正しすぎてなんか嫌。かも。

「御二人共、此方にいらっしゃって下さい」

No.93

>> 92 「ほんとうに何もご存知無いのですね」
「此処に来る時に滝が在ったでしょう?あそこの上から棺に教祖様を入れて流すのです」
!!いゃこっわ。。コワスギヤロガイ
「まあ詳しいことは理事長の琴柳(ことやなぎ)さんに聞いてみては?」
そう言われて謎の信者らしき人とは別れた。

私達は館内を回ることにした。なんか美術館みたいな感じだった。体験談とか、何を買ったら、とか在った。
「興味を持って頂き大変嬉しゅう御座います。私(わたくし),,,」

No.92

「男性の教祖様は亡くなった後、女性の教祖様は23というお若い時に幸神様に捧げます。女性の場合は結婚するとか、男性の場合は苦労が報われるとか言ったりしますがね。」
ぇえ。なあにそれ、勝手に嫁にされて?勝手に捧げられます?なあにそれ、意味がわからない。その信者によると教祖様が捧げられることで次の教祖様が捧げられるまでは安全なのだそうです。しかし期限を守らないと、幸神様は邪悪を振り撒くらしい。
「ちなみに、捧げ方って言うのは,,,?」
恐る恐る聞いてみた。

No.91

>> 90 ちょいまっち。んじゃ、許嫁って誰?というか教祖様が会いたいって言ってたけれど,,,
「幸神(さちがみ,,,幸運をもたらすとされるこの話での神様)様もきっとお待ちされていますよ」
思わず苺花が聞き返す。
「幸神様?」
「おや、何もお知りになりませんか。」
なんか悪い予感がする。私の悪い予感センサーが心の中でビンビンに立って大変だ大変だって騒いでるもん。

ていうかこの信者めちゃ情報くれるな。なんでやろ。逆に怖いわ。
(´д`)

No.90

>> 89 つ、つまり苺花のおばさんは教祖様と不倫関係にあったってこと!?まあたしかに恋愛は好きってってたけどサア。マジかよ。でも苺花は苺花のおじさんとの子供だったしぃ?なんなんだろ。ただいちゃついてただけか。
(空想)
『さいきんしんごさんがいってらっしゃいのチューしてくれないのぉ』
↑お兄ちゃんに影響されすぎ
『そうか、そうか。じゃあ代わりに寂しかった分私がしてあげよう』
『あらもう、やだぁ』
『ハッハッハッハ』

なんてね。

No.89

>> 88 私達が看板の前で立ち尽くしていると、白シャツを着た信者らしき人に話しかけられた。
「ぉお、二代目教祖様!どうしましたか、何かありましたか?」
ん、、?教祖様?でも確か教祖は男の人だったよね?うーん,,,。そこで私は聞いた。
「えと、最初の教祖様って,,,」
「嗚呼、その方はもう随分前に、56というお若いまま亡くなられましたよ。それで、その愛人というと人聞きが悪いですけれど、桃咲祐子さんの娘さんが二代目教祖様になったのです」

No.88

>> 87 ということで私達は4時36分発の新幹線に乗って、群馬県榛重山(現実に無いはりがさねやま)にある榛重山駅に行く事になった。新幹線だったのもあって40分程度で着くことができた。
駅を出たら大きくゴシック体で「星空宗教団体」と書かれた看板があった。分かりやすい。何人かは、胸元にЖの字がプリントされている白シャツを来て、その建物を出入りしていた。また、分かりやすいと思った。

さあ、どう来るか?星空宗教団体!

No.87

まあそうだろう、と思った。苺花のおばさんが団体に感謝しているのは解る気もする。だが、意図の解らない団体に娘を捧げるのはどうか、と感じた。まるで大切にしていないようじゃないか。
この表面だけ大切にしている謎を解くために私達は団体の本拠地に行く!

No.86

帰り際に苺花のおばさんが聞いてきた。そりゃあ、此処東京から京都までは遠いから、この為だけに来るなんて考えにくいだろう。
「秘密ですっ!」
口に人差し指を当てて答えた。おばさんは、「そう。元気そうで良かったわ。苺花もね」と微笑んだ。苺花もにっこり笑った。
「最後に1つ良いかしら。私はあの団体のこと、恨んでないからね。嫌いじゃないわ。」
それはつまり。横を見ると苺花が悲しそうな顔でそうなんだ、と微笑んだ。

No.85

>> 84 「あの話は嘘と言ったら違うけれど本当っていっても違うのよね」
「というと?」
「あの団体にはなんこか種類があってね、私みたいな恋愛のと仕事や学校、それから自分に自信の無い人達がいるのよ。それで、自分に自信が無い人達に自分磨き用のものを買わせてたっていうのはあるかしらね。ありがた迷惑?かしら」
少し星空宗教団体のことがわかった。でも少しよくわからない。

「有り難うございました。」
「あなた達、これから何処に行くの?」

No.84

>> 83 【なんとなく】
寝れなかった!そして気ぢいたら860行ってた!目指1000?かな?いつめ見てくれて有り難う🐤なんか120話じゃおわんない気がするから150に延長!グダグダだね。

,,,今度こそお休み!!

,,,あとこれ作品になんの関係もなうよ

No.83

>> 82 【覚えておいてね⭐️】
苺花のお母さんの名前は桃咲祐子で、苺花のお父さんの名前は桃咲慎吾です。

【なんとなく】
見てたアニメ2つ終わっちゃった,,,。ヒントはそれぞれ
①美味しそうな名前の入ってる二人組が歌っているのがダンスバズってた!
②主人公が長生き。ドイツ語が関係してる
だよ。分かる??
私眠くなると文を短くする癖があるそうです。

,,,お休み!!

No.82

>> 81 「他の恋をしなくても良いって思うくらいの人と出会って10年付き合っていたの。でも『色が落ちた』って言われて浮気されて」
意外と真面目そう,,,?
そして苺花のおばさんは言った。
それでこの宗教に出会ったの。それでね、案内係の人にアンケート紙を渡されて答えたら、おじさん(苺花のお父さん)に会わされたのよ。で、デートを重ねるうちラブラブってわけ。でもね条件付き。娘を一つ教祖様に会わせてくれって。

「じゃあ、この前会った人は?」
「監視員」
なんのために?コワイコワイ。でも、お金は払っていなかった?
「月6700円の会員費はあるけど、自分から買わない意外は全然お金無くならないわよ」
うう、ん?ますますややこしくなってきた。じゃ、デマだったのかな

No.81

「何処から話せば良いかしら、、」
「全部だよ」
苺花はピリピリとした空気を作っている。唯一和めるのはテレビの横にあるなんかパンダの腕が上下に動く時計。可愛い。あ、上野々動物園だった。
「そうねぇ。じゃあ教祖様の話からかしら、教祖様はね、20年前の私が30歳の時に出会ったのよ。正直教祖様と結婚しても良いっていうくらいイケメンだったのよ❤️」
は,,,はあ,,,?
「それでね、私『恋』が好きだったのだけどね、」

No.80

>> 79 「いいよ、隠すことじゃないし。それに、確かめなきゃだし」
苺花は怯えている様子だったが私にそう呟くと立ち上がりズンズンとおばさんの方へ行った。そして少しばかりおばさんを睨み付けるとおばさんは
「あら苺花ったら、怖い顔しないで」
と上から見下すような形で言った。その歪んだ顔と心が一番怖いのだけど。

そのあと、また先程近未来的な門を通りお茶(ジャスミンティだった)を頂きながら話をすることになった。

  • << 121 「ア,,,苺花。。」 蜜柑君だった。周りは女の子たちで囲まれている。 「名前、何て言うの?」 「優華知らないの?蜜柑だょ」 「美しいね,,,蜜柑君,,,」 助けた方が良いのか??

No.79

>> 78 「あら、二人とも、こんなところで。秘密話かしら?折角、うちに来たんだから、ほら,,,」苺花のおばさん!!!
「『星空宗教団体』とかなんとか?、うちで話せば良いじゃない」
聞かれてた!?
今までで一番苺花のおばさんが恐ろしく見えた。何よりも。
「教祖」のために苺花が傷付かず綺麗で無くちゃならないとかの気持ち悪い愛情とか、隠し聞きとか、いろんなことが重なって、何よりも怖く見えた。
悪魔、みたいに見えた。

苺花が結婚するのも、おばさんのためなの?

No.78

>> 77 「私、これからも縛られたまま生きてくのかなぁ?」
ポツポツと落ちていた涙は次第に地面に水溜まりを作った。
私、無責任だ。解決するなんて言っておいてこんな風に苺花を傷つけちゃった。
「宗教とかなんて、、。パパとママみたいにならなくても別に、雪ちゃんさえ居れば今良いし。,,,これからも」
「苺花,,,」
でも、それは「今」なんだよね。これから先分からないし。でも、なんか少し嬉し。

No.77

>> 75 そして恐らく、苺花のおばさんおじさんは「ある人」=「偉い人」=「教祖」によって出会わされた。でもこの出会いは二人が望んだものなのだから私達が… 「雪ちゃん,,,何してるの?」
「あ、ごめん。一旦外出て話そう。」
「うん,,,?別に良いけど」

私達は誰もいない木漏れ日だけが射し込む公園で、ふたり黙りこんだ。
私達は大人達の大きな渦に巻き込まれた。私もけして他人じゃない。知ったからには助けになりたい。,,,まあ、そんな綺麗事だけじゃ助けられないけれど。
「よく分かったね。あのマーク、全然気付かなかった」
「まあ、誰も見ないしね」
「雪ちゃん、私どうしよう」
そんな苺花の目からは涙が溢れていた。

No.75

>> 74 そして恐らく、苺花のおばさんおじさんは「ある人」=「偉い人」=「教祖」によって出会わされた。でもこの出会いは二人が望んだものなのだから私達がどうこう言えるものでもない。だが、問題は苺花。私達の世代まで宗教が侵食してこようとしているのだ。別に宗教を全否定する訳じゃない。それによって楽になる人もいる。でも苺花はどうだ。苺花は許嫁が居るからと皆から一本線を引かれて自由になれなくて。これから先もずっと苦しむ。
そんなのおかしいじゃないか。そんなのだったら宗教なんて要らない。

  • << 77 「雪ちゃん,,,何してるの?」 「あ、ごめん。一旦外出て話そう。」 「うん,,,?別に良いけど」 私達は誰もいない木漏れ日だけが射し込む公園で、ふたり黙りこんだ。 私達は大人達の大きな渦に巻き込まれた。私もけして他人じゃない。知ったからには助けになりたい。,,,まあ、そんな綺麗事だけじゃ助けられないけれど。 「よく分かったね。あのマーク、全然気付かなかった」 「まあ、誰も見ないしね」 「雪ちゃん、私どうしよう」 そんな苺花の目からは涙が溢れていた。

No.74

>> 73 ※フィクションですが、宗教等によりお辛い思いをされた方は無理して閲覧しない方が良いと思われます(もちろん皆無理しないでね)

星空宗教団体は、苦しむ信者達の心を軽くするためにできた宗教団体である。,,,だから、人の心に付け入りやすいのだ。噂では、信者に寄付を名乗り安いとは言えない金額を定期的に回収したり、それが払えなかったら消される,,,とかなんとか。でも、信者達は苦しんでいるため、それすら光というか、希望に見えてしまうのだ。なんとも悪徳商売なことか。
星空宗教団体は寝るときに、悪い空気、すなわち「邪悪」がやってくると信者達に教え、それでベッドの下にЖのマークをいれているのだ。

No.73

>> 72 「おばさーん、おばさん(苺花のお母さん)とおじさん(苺花のお父さん)ってどう出会ったんですか?恋バナ聞かせてください!」
「え?気になる?ある人が私達を繋ぎあわせてくれたのよ。幸せになれるって、心から思ったわ」
ふーん、と言い残して私は苺花の部屋に行った。そして見にくいベッドの下を照らした。
やっぱり!
そこには大きな「Ж」の字が書かれていた。これは星空宗教団体のマークだ。最近ニュースで聞いたのだ。星空宗教団体が勢力を増していると。

No.72

>> 71 そう言えば前、苺花や苺花のおばさんが言っていたことがある。
「わたしね、にじゅーさんまでおーきくなったらね、とってもえらいひとのためになれるんだって。だれだろー、、」
「苺花は23歳まで傷付かず綺麗でいなくちゃいけないのよ」
「わたし、えらいひとにあってきた。なんか、動かなかったゃ」
「私、偉い人ていうか、許嫁に会ってきたんよ?そしたらめちゃイケメンで優しかったー!」

途中でえらい人(許嫁)が変わっている?いいや違う、最初から同じ。最後のと最後から二番目とのは13年離れている。忘れた頃に違う記憶を,,,?最後の頃は結婚に反対していたから?
だとしたら!

No.71

>> 70 まあそれは良いとして、苺花のおばさん(苺花のお母さん)は温かく出迎えてくれた。
「あらまあ、小雪ちゃんも居るのね!随分大きくなっちゃってからぁ、もう。お茶用意してこなくちゃ」
そうして苺花のおばさんは慌ただしく厨房に向かった。

別に、苺花を御曹司に売らなくたってこれだけお金があるなら良いじゃない、とも思ってしまう広さだ。なんだろう、この違和感。ずうっと苺花に会ったときから覚えてきたこの違和感。

No.70

>> 69 苺花の件は勿の論忘れていない。だから、先週末苺花の家に二人で直談判しに行った。
苺花の家はとっても広くて、玄関だけで12畳あるうちのリビングダイニングの広さがある。さらに和室や壁一面の本棚、ヨギボー等お金持ち感満載のものもある。
久しぶりに緊張してきた。私なんか、この場に居て良いのかな?
カメラ付きの真っ黒なピカピカのインターホンのボタンを押すとそこに付いているマイクから「いらっしゃい」と聞こえたかと思ったら、大きな門の鍵がガチャリと開いた。わ、すごい近未来的!それはそれはほんとに凄かった。青緑色の長棒が門の後ろに刺さっているのだけど、ガチャリとしたらそれが外れて地面の凹みに綺麗にハマったの!

No.69

***************************
このままじゃ100話で終わらない!!ということで、、
・終わりを120話くらいにする
・クリスマスに入っちゃう
まだまだ続きまっせ(何回言うんだろ,,,?)!
***************************
あと一週間でクリスマス!教授からは
「順調に進めていますね。レポートも上手くできています」
って言われてるし、良い感じ!そして何よりクリスマスの日で剛君と付き合って3ヶ月記念!ちなみにオソロで熊ちゃんのキーホルダー買ったよ。

大分(おおいた、ではありませぬ)私人生が楽しくなってきた気がする。もっと、苺花とも、楽しめたら良いな。

No.68

>> 67 「あ,,,。ごめん,,,。てか小雪のベッドで寝てたの!?」
「うんそうだよ。失神するからびっくりしちゃった」
剛君の顔が真っ赤になった。誰か男の人を家に連れ込むのお兄ちゃん以外初めてかも。
「今日は悪かった。あ、俺京大の経済学部(実際有るかどうかは分かんないΘωΘ)だから、いつでも会えるから,,,会おう今度オソロのなんか買お。」
そうして色々あった大騒ぎな1日も、終わりましたとさ。


まだ続きまっせ( ☆∀☆)!!

No.67

>> 66 「で、でも蜜柑君はゲームやりこんでるんじゃないの?ほら、フォ○ナとかス○ラとか7000時間はやってたでしょ?」
「多分現実逃避,,,?」
蜜柑君って前から思ってたけど変わってるよね。でも苺花と同じでお兄ちゃんみたいにイケメンって訳じゃないけど、美少年って感じがする。

その時、くr,,,剛君がパチッと目を開けた。起きちゃったみた。
「あ、起きちゃった?じゃあ私帰るね。お休みー」
あ、もうそんな時間か。

No.66

「それでね、その人Elizabethっていう名前だったから、調べたらね」
Elizabethがどうしたの?焦らさないで教えて、苺花!
「ゲーム開始時から一人一人に付与っていうか、なんかついてくるサポーターの名前だったの」
「つまりはコンピューターってこと?」
「そうなんだよ。蜜柑に言っていいのか悪いのか」
ハハ,,,。そらあそうなるわな。 うん、難しいわ。
Elizabeth。恐ろしや。苺花が言うには普通の人のように会話できるから分からないらしい。

No.65

>> 64 「何か、あった?苺花、元気ないからさ」
苺花はこう答えた。
「実はね、蜜柑に好きな人ができたって,,,」
はにゃ?
「まあ仲良かったもんねー」
「それだけじゃないの。その好きな人が,,,」
ゴクリ、と唾を呑み込み真剣に耳を傾ける。好きな人って誰!?意外と自分(小雪)恋バナ好きなんよなあ。
「ゲームの中の人だったの!好きになった理由がね、
『いっつも武器とか装備強いのくれるしハイパードラゴンダンジョンで、極ポーションくれて助けてくれる人だったから』
だって」

No.64

>> 63 【小雪目線】
意外と呼ぶと照れるな,,,。あれ、剛君失神してる?どうしよう。とりあえずベッドに寝かせておくか。
ピンポーン、と鳴ったのに気付けば苺花が立っていた。ドア開けっ放しだったか。苺花は気まずそうに家に上がった。
「邪魔しちゃったかな,,,?」
「ううん、大丈夫。これからのこと、話し合お」
「そうだね。ごめんね」
苺花は元気が無い様子だった。いつもセットしている筈の沢山のみつあみはポニーテールになっているし、第一目にくまが出来ていた。それどころじゃなく少し会っていないうち、とてもやつれていた。

No.63

>> 62 【◇★おまけ☆◆】
私多分一番小雪の兄ちゃんが好きかもです。星宮は嫌い!うちの苺花になんてことを!

100話くらいで終わりにします。長すぎると読みにくいでしょうし。

最近令和5年の五百円だまゲットした!

No.62

「剛くぅん、ねむたくなってきちゃったぁ。ふぁあ~ん(あくび)」
なんじゃこの可愛い声。喉どこにあるん?そしてそれがお兄ちゃん!意味わからん。
「解ったか!小雪!」
「うん、、」
「そうか!サラバ!」
そうしてお兄ちゃんは光のように去っていった。
「く,,,じゃなくて剛,,,クン?これでいいかな?」

【剛目線】
なんだ!これは、天使か?マジ可愛すぎ死ぬわ。急に名前呼びはズルいよ,,,
そして小雪のアニキナイス!

No.61

>> 60 「え,,,?」
お兄ちゃんが驚いている。まあ無理もないか。お兄ちゃんを突き放したこと私全然してなかったから。
「彼氏彼女なのに名字で呼ぶの,,,?」
え,,,そこ?まあでもそれで慣れてるしなあ。
「黒夏,,,クンが小雪のことを呼ぶのは許せないけど、彼女として!恥をかかせないために!黒夏君?下の名前なんだっけ」
「剛,,,ですけど」
黒夏は困り果てていた。
お兄ちゃん熱血教師になるとこあるからなあ。この前は私がいじめられてた時。あの時は7時間正座だった,,,

No.60

>> 59 「この事はお母さんにも報告だよ。あと、けして認めた訳じゃないから。」
よく見たら、お兄ちゃんもまつげ長くて肌綺麗でイケメン,,,だな。確かにお兄ちゃんが高校生の頃(今24.カフェの店長やってる)は通学バッグパンパンにチョコが入っていたような?
じゃなくて!
「お兄ちゃん、別に脅されてる訳じゃなくて、好きとかもよく分かんなくて、でも黒夏だけは信用してもいいかなって思ったの!」

兄ちゃんの顔↓
!!(゜ロ゜ノ)ノ!!

No.59

>> 58 「で?コチラの黒夏君がうちの小雪の彼氏さんと,,,?」
もうお兄ちゃんの後ろに不満オーラが見えるんですけど。てかお兄ちゃんこれまでシスコン発言多くね?そうでもないか?
「はい。以前から気になって居て、本日告白したら了承してくれたので。」
そして何故黒夏も強気なん!?
「脅されてるだけなんだヨネー?小雪ー?,,,。あと急に家出てっちゃって悲しかったなーお兄ちゃーん。そして何?見に来たらいちゃついてる?,,,。お兄ちゃん死んじゃうよ?」

No.58

>> 57 「つ、付き合うとかよく分かんないけれど、よ、ょろしくお願いします,,,」
とっさに出た言葉がそれだった。私の脳内は真っ白、顔は真っ赤になってしまった。もう、私には耐えきれないよ!
「ん。」
黒夏はそう言い笑うと私に、キ、キスをしたぁ!!?
私のファーストキスがぁ~!

「え、小雪何してんの?」
ふと階段の下(二人はアパートの自部屋の前でいちゃついておられます)に目をやると、お兄ちゃんが居た!!!
/////////

No.57

>> 56 「で、結局どうするの?」
私は今、壁ドンをされています。なぜこんなことになっているかというと。

先日、黒夏に告白されました
→すっぽかしていました

ということです。
「えっとぉ、、黒夏,,,君?此処は皆見てるからさあ、ちょっと,,,」
「悪い。で、どうすんの?」
あわわわわわわわわ。苺花に相談したら、つきあっちゃえなんて言ってたけども?企んでたりしないかなあ。
まあ本気っぽいっちゃぽいんだけど。。
Σ(´Д` )!なんて偉そうな考え方してるんだ私!

No.56

>> 55 【⭐️エイプリルフール企画⭐️】
皆さん、知っていますか。エイプリルフールに一番通じる「嘘」。それは、、、なんだろ。
「いーちか!」
まずは自然な感じを作る。大事大事。
そしたら苺花は深刻な表情で言った。
「あ、雪ちゃん!,,,ねぇ先週大学一日教授の都合で行かなきゃなんなかったんだけど、来なかったけど大丈夫?」
え!そうなの!?どうしよう。最近レポートの提出期限迫ってるし鍵無くすし!
「嘘だよ、もう、めっちゃ騙されるんだから」
「だ、ダマサレテナンカナイヨ,,,ハハ,,,」

私が言おうとした奴は「佐藤教授の頭はかつらだった!(佐藤教授が実際居るかは知りません)」地味にありそうな奴でした!

No.55

>> 54 でも私が言えることでもない。だって、同じだもん。皆、心の中で必死に小さくしてる感情がある。解ってるよ。多分、解ってるよ,,,
「今、それを言ったら前に戻っちゃう。でも解決しないと,,,」
苺花が涙を拭き、鼻をすすりながら言う。
「さきにすすめなぃ,,,」
最後、聞こえなかったな。でもやっぱり普通の苺花だ、って思った。
「私も苺花と同じだったよ。むしろ言ってくれてスッキリしたというか。結局私達似た者同士だね。」
「入れ替われちゃえばいいのにね」
名案だ、それ、と思った。

No.54

でも、逆戻り?此処まで来たのに?ふざけんな!
「それで私が『羨ましい』わけでしょ?」
けんか腰になる癖は直したいが苺花の為に。
「そうだよ,,,そうだよ。何?悪い?」
「吹っ切れてないのは苺花もじゃん!解決したかのように言ったけど何一つ解決できてない」
すぅ、、と息を吸う。そうしたら、木がそれに答えたように葉を落とした。
「私が羨ましい?まあそうだよね。今まで何で押し潰してたの?何で相談,,,しなかったの?」

No.53

>> 52 いや、そんなんじゃない。自分勝手な大人の欲望に振り回される若者の,,,私達のかっとうなのだ!
「相手がイケメン?優しい?その時だけ。見せかけだよ。中身は真っ黒で。仕事のことしかない。私だって、ちょっと大きな使える手札。親もバカよね。こんなのに便乗してから。親が子供を想ってない一番の証拠!」
確かにその通りだ。何も間違ってない。

そうしたら私は苺花からしたら「羨ましく」なるし私からしたら「哀れ」になる。何もできないから。同情も共感もできないから。

No.52

「大体ね、私が愛されてる?ナイナイないない。私は御曹司と結婚,,,戦略結婚する為に生まれてきたただの駒!どうせ結婚しても愛の言葉一つ囁かれずにこきつかわれるんだよ。それで親が過保護なのは私が許嫁として結婚したら大金が貰える。だからそれまで、価値が落ちないようにする為!」
苺花。
今までたまっていたイライラがどんどん零れ落ちる。私はそれを止めていた門の鍵を開けてしまった。また、前みたいに喧嘩してしまうのか。

No.51

「大丈夫だよ。家からは毎月手紙を送ってくれれば良いって言われてるし」
今この時代に、手紙。苺花によると字に気分が現れるというから親が指定しているそうだ。過保護にもほどが有るのかもしれない。
少し悲しそうな表情を見て感じ取ったのか
「雪ちゃん。無理しなくて良いからね。吹っ切れてるのに、とか思ってても全然大丈夫じゃないから、それ。」
苺花の表情が
おっとり→真面目
に変わる。

No.50

>> 49 あ、ダメだ。前みたいな思想に戻っちゃう。苺花はそれが嫌いなんだ。
,,,。でも、それを自分の中で押し潰していてもいい気になれないのは、嘘じゃないって言えない気がするんだよな。結局何が正しい間違ってるって人によって違うしゆくゆくは忘れていってしまうものなんだし。かといって現状を放棄するのは何だか善くないよね。
マ、良いや。今回は放棄!ヤメヤメ!,,,なんだかいつもモヤモヤする。本当にやりたいことなのかって。

No.49

>> 48 「昨日、ありがと。ごめんね」
翌日大学へ行く際に苺花に言われた。一番活躍したのは黒夏だったけれどね。
「そういえばさ、苺花。私達、最近大分楽しんじゃってるけど、家の方は大丈夫なの?」
苺花が家の事そんな好きではないのは知っていたけれど、聞いておきたくなった。私みたいに上手く伝えられてないだけかもだし何より苺花はちゃんと愛されるものを持っているんだから。何でもできる、っていうものを,,,。

No.48

>> 40 いわばヤンキー。お金まで巻き上げていた。 思い出すだけで足が震える。毎日毎日後ろを憑かれて一つ喋ればカッター等を向けられる。周りからはそれ… 【お知らせ】
なんか最近投稿無いなあって思われた方も居ると思います。
実は,,,!携帯のギガの使いすぎです( ;∀;)。
来月になったら投稿するのでお楽しみに。お詫びとしてエイプリルフールおまけもつけますね。

皆さん体調に気をつけて!
最近花粉すごい,,,

No.47

「続き、しよ?」
そう言われたので仕方なく3人でホストクラブごっこをすることになった。
そうして、楽しい一日は過ぎて行くのでした。

【おまけ~帰る時~】
「ねぇ~帰るよ~」
すっかり遊び疲れた苺花と蜜柑は寝てしまっていた。唯一残っていた私が連れて帰るハメになったのだ。
「手伝うよ。男の子の方持つね。あとで桃咲さんも運ぶから。」
ま、どっちも桃咲なんだけどね。
黒夏も手伝ってくれた。点数稼ぎかもしれないけれど、ちょっと嬉しかった。

その後自分の家で起きた苺花
「わ、私瞬間移動した!?」

No.46

>> 1 「何でそんなこと言うの?私は期待の目さえ向けられやしない、ただの,,,」 「居ても居なくても変わらない存在、でしょ?期待の目を向けられない… 「えとー、苺花?な、何をしているの?」
ニコーー(о^∇^о)と満面の笑みで苺花は答える。
「あー、覚えてないかぁ。ほら、うちの地下にこもってたいとこの桃咲蜜柑(ももさきみかん)だよー人見知りはげしいか,,,」
「誰ですか!この人!」
蜜柑が口を挟む。そして苺花に抱きつくかと思ったら後ろに隠れた。
「え~、何歳??」
思わず聞いてしまった。
「2...0」
え,,,うちらよりも年上なんですが!

No.45

>> 43 私の顔が赤くなるのと同時に黒夏は優しく笑った。 「かわい,,,」 黒夏って,,,全然キャラ掴めないんだけど。普通の奴なのか優しいのか怖い… 会場に戻ると、やはり苺花が絡まれていた。見た目からして同じ一年生かな。
「名前、教えてよ」
「い、桃咲苺花(苺花のフルネーム初登場!ももさきいちか)です,,,」
「じゃ、苺花チャンだね,,,」
何このホストクラブみたいな感じ。てか相手の子が苺花に絡みに行くようなタイプではない気がする。
丸い眼鏡に黒い下ろしている髪。,,,あ、男の子ね。
なんかああいうのしてるのにもギャップがあるというか。
まあ偏見なんだけどね。
あれぇ、でもどこかで見たような?

No.43

私の顔が赤くなるのと同時に黒夏は優しく笑った。
「かわい,,,」
黒夏って,,,全然キャラ掴めないんだけど。普通の奴なのか優しいのか怖いのかヤンデレなのか。
私にも春が来たのかな。それともなんかの罰ゲームで言わされてる?
「と,,,とりあえず考えてみます。返事は一週間後またこの店で。」
「分かった。あと、俺一途だから彼女いたこと無いんだよ」
そう言いながら黒夏は手をヒラヒラさせて背中を小さくしていった。
あっ、行っちゃうのか。返し方、合ってたかな。傷つけてないかな。

  • << 45 会場に戻ると、やはり苺花が絡まれていた。見た目からして同じ一年生かな。 「名前、教えてよ」 「い、桃咲苺花(苺花のフルネーム初登場!ももさきいちか)です,,,」 「じゃ、苺花チャンだね,,,」 何このホストクラブみたいな感じ。てか相手の子が苺花に絡みに行くようなタイプではない気がする。 丸い眼鏡に黒い下ろしている髪。,,,あ、男の子ね。 なんかああいうのしてるのにもギャップがあるというか。 まあ偏見なんだけどね。 あれぇ、でもどこかで見たような?

No.42

「それでさ。前は怖がらせちゃってたじゃん?変に思われるかもだけど、その時怯えてた小雪がすごく可愛く見えたんだ」
ほんの少し間を開けてから黒夏は言った。
「あんなことしておいてなんだけど、その時から君が好きでした。君が良かったら、俺と付き合ってください」
えっ?えっ?なんて言いました!?今。私,,,コクられるの初めてよ?さっきまで怖がってた奴に告白される?ナイナイナイナイ(ヾノ・∀・`)。確かに顔はイケメンだけど,,,
いや小雪!イケメンだからって気を許しちゃダメ!

No.41

>> 40 黒夏の腕を掴み誰も居ないような薄暗い行き止まりのところまで連れてきた。
「ネ、もうあんなの辞めてるんでしょうね?」
それが一番聞きたいところだった。中学の時と雰囲気が随分変わった私に驚きを隠しきれていなかった。
「まあね。あんなのやりたくもない」
え?
「あれ、父さんが借金抱えて逃げたから借金とりが来て手伝えっつうから。刃物とか向けて、ごめん。借金とりのおっさんに言われて」
な、何それ。現実に居るんだこういう人。
あれ、同じこと2回言ってしまった。

No.40

>> 39 いわばヤンキー。お金まで巻き上げていた。
思い出すだけで足が震える。毎日毎日後ろを憑かれて一つ喋ればカッター等を向けられる。周りからはそれが見えてなかったからいちゃついてるように見えていたらしい。
「あー、友達と食べに来たらばったり,,,てきな?」
「てか黒夏君大分イケメンになったねぇ」
イケメン,,,だったとしても。名前も中身も黒いのよ!
でも今は昔みたいに弱くなんて無い。

  • << 48 【お知らせ】 なんか最近投稿無いなあって思われた方も居ると思います。 実は,,,!携帯のギガの使いすぎです( ;∀;)。 来月になったら投稿するのでお楽しみに。お詫びとしてエイプリルフールおまけもつけますね。 皆さん体調に気をつけて! 最近花粉すごい,,,

No.39

>> 38 「雪ちゃん?まだあ?」
遅かったから苺花が来てしまった。
「あっ、黒夏君じゃん。どうしたの?」
苺花にとってこの人は普通のクラスメートだった人。でもそんな奴じゃない。この人は化け物だ。
表ではなんの特徴もない奴だけど裏では悪い大人の人達と夜遊んでいるような奴なのだ。私はそれを見てしまった。そして
「ばらしたらいつでも殺せるからな。俺達はいっつも夜人をなぶり殺してるんだぜ」
私は嘘じゃないことを知っていた。だって丁度そこを見てしまったから。

No.38

>> 37 【覚えておいてね⭐️】
ナンパしてきたのは普津峰茶頼(ふつみねちゃらい) です。
ぶつかったのは黒夏剛(くろなつごう)です。

黒夏の正体とは,,,!?
お楽しみに(・∀・)
今日は遅いので寝ますね。皆さんもおやすみなさい。そしてこれから仕事に行く人も頑張ってください。

No.37

>> 36 驚きとショックで声も出なかった。あぁあ,,,。え?え?逃げた筈だったのに。どうしよう。逃げなくちゃ、逃げなくちゃ。
「,,,こゆき?」
さっきまで気づいてなかったの?早く逃げれば良かった。
「,,,ぁ」
喋ろうとした声も全然出てこない。
「ウチの中学、中高一貫校だったよな?なのに辞められちゃうなんて、寂しかったなあ~」
この人は,,,!この人達は!

No.36

>> 35 「ごめん、お腹痛くなったからトイレ行くわ。絡まれたりしたら、呼んで」
本当はお腹なんて痛くないけれど何故か逃げ出したくなってしまった。
,,,ええと。トイレは、此処を折れて右か。なかなか遠いな。延々に続いてほしい、何故かそうも思えた。
ハンカチを出しておこう。そう前を見ずに歩いていた時。
ドン!誰かにぶつかった拍子にハンカチを落としてしまった。誰かはハンカチを拾い上げる。
「あっ、すみません。あり,,,」
その人物を見た瞬間、腰を抜かしてしまった

No.35

>> 34 でも。顔に書いてある。苺花にならまだしもお前なんかどうでも良かったしお前に言われたくないって。ね、私はいつも「どうでも良い存在」に入る。苺花は「大事な女神様」かな。
こういう場所に行くと痛感してしまう。自分の立場を。それが正しいのは違いないけれど、それじゃお母さんみたい。これ以上昔を思い出させないで。
結局逃げてきたのは私なのかもしれない。苺花は自分の言葉で伝えてきたけど。私は大学を伝えただけ引っ越しちゃったから。

No.34

>> 33 「じ、冗談だよ。ね、どんな男が好み?」
私と苺花は顔を見合わせ、一呼吸する。まず、私が。
「このようなサークル等の場でナンパし女性にキツく言われた場合、『じ、冗談だよ。ね、どんな男が好み?』とダサくならない人ですかねぇ。」
さらに苺花がとどめ!
「,,,。さらにこの場はサークルに入っている方達が交流を深めより良い人間関係を築いていく所なので、場所をお間違えになられているかと。」
これで完璧!

No.33

「結構です、私達まだ未成年なので。犯罪になりますよ?」
苺花もさっきとは表情が変わり冷たい目で,,,えと、誰,,,?Aさんを見る。
こういうのは苺花も私も好きではない。だって思い出してしまうもの。高校時代の頃のこと。私のことなんか眼中になくて、邪魔で、苺花さえ居れば良いみたいな感じ。苺花もそれを気遣ってくれていたり、もともとそういう感じが好きではないから、二人とも相手を睨み付けるような形になる。

No.32

>> 31 そして初サークル!!
最初ということで挨拶がてらレストランをお借りし、楽しむことになった。苺花はこういうところに来たことがないから、慌てていながらも初めてのことにワクワクしていた。マ、私もだけどね。この根暗陰キャが参加するようなイベントではなかろう!
「ねーねー、そこのお嬢さん達可愛いね。お酒要る?」
えっ、現実に居るんだこういう人。

No.31

そして私達はサークルは旅行サークルにした(此処は実際に在るかどうか分かりませぬ、あくまでフィクションです)。旅行サークルは2か月に1回何処かに旅行に行くサークルだ。行き先も3つほどに分かれており、そこから一つ選択する。来年の1月には海外も選べるそうなので、楽しめそうだ。

次の日には、午前の授業を受けに行った。大学には色んな先生が居てすれ違ったら挨拶するよう心がけた。

No.30

>> 29 今日は、色々と事が片づいたので大学に授業を受けに行く。なるべく早く単位は取りたいが,,,意外と難しい。しかも外国の授業だと第二外国語も選択しなきゃいけないのか?
,,,そうして授業は終わった。疲れるなあ。

「ねえ、苺花はさサークルってどれにするの?私は、苺花と一緒がいいな」
ご飯を食べながら話すのはサークルについて。私と苺花はまだサークルを決めていない。
「私もおんなじこと考えてた!雪ちゃんと一緒がいいなって!」

No.29

>> 28 苺花が自由になったのは善しとする。でもまだ解決していない件があるのでは、と思った方は正解です。許嫁の件がありました。
結婚するのは23歳と大分遅い結婚となることになった。許嫁の相手には先日会ったらしく、苺花は「もうさ、イケメンだったし、めちゃ優しかったし、サイコーだったよ」と言っていた。本当に危ない人に連れていかれそうで怖い。心配だ。

No.28

>> 27 【訂正】
26番の「舞い降りる桜の葉は」は、正しくは「舞い降りる桜の花びらは」でした。すみません(∋_∈)

No.27

家は大学まで電車を含む30分のところにした。苺花は私と同じアパートの1階にした。
そして私は文学部に、苺花は教育学部に行くことにした。苺花に理由を聞いても恥ずかしいからと教えてくれない。ちなみに私はアナウンサーになりたいからだ。アナウンサーになって、日本中に今の日本の現状を伝えたいと思った。前の私では考えられなかったが今生きにくい日本を目の当たりにして、今の事態を深く考えたいと感じるようになった。

No.26

「雪町小雪さん」
「はい」
堂々と証書を受けとる。
嗚呼、私も今日卒業するんだな。いろんなことがある高校生活だった。私これから一人で暮らして、大学に入るんだ。
「ゆーきちゃんっ!一緒に写真撮ろう」
大学に入っても苺花が居ると思ったら安心する。

私って努力できたんだな。人生生きてればどうにかなるってこういうことだったんだな。

二人卒業証書を片手に桜の木の下で写真をとる。ヒラヒラと舞い降りる桜の葉はなんと綺麗なことか。
新しい一歩を踏み出せた気がする。

続きあります

No.25

私は今までのことを思い出した。苺花と勉強したこと、お互い励まし合ったこと、時に笑って、泣いて。いろいろなことがあった一年だった。

二人のパソコンを横に並べ、一緒にポチっとクリックした。
結果は,,,



どちらも合格!!!本当に頑張って良かったと本気で思った。2人で目が真っ赤になるまで泣いた。

続きあります⭐️
【おまけ~勉強してるとき~(豆知識)】
「ねえ、不完全変態の動物ってどう覚えたの?」
「G、コオロギ、バッタ、トンボ、カ、セミの頭文字を取って五個バット貸せ、とか?」
苺花の勉強ぶりにはいつも感心させられる。確かにそうだ。私も負けてられない。
「今『わたしとアノコ』を見てる方達~。問題です!以下の漢字はなんて読むでしょうか?」
・紅娘
・菠薐草
・無食子
ヒントは上から虫、野菜、秋によく見るものだと説明した。意外と難しかったらしい。苺花は降参!と言った。
「答えは、上からてんとうむし、ほうれんそう、どんぐりだよ!」
私は得意そうに言った。私も最初は読めなかったけれど漢字辞典で調べると分かった。
改めて、これからも知的好奇心を持ちながら、日々精進していきたいと思った。

No.24

そして第二次試験。いろいろな知識を問う問題や記述式の問題等が出題された。難しかったが基本を徹底したから感覚的には8割5分くらいとれたとは思う。

さらに1月がたって合格発表の日となった。今年は病気も流行っていたので掲示板での発表となった。
「雪ちゃん,,,。」
「合格した,,,?」
苺花が心配そうに聞いてきた。私は答えにくかった。何故ならその意味が2つあると思ったからだ。
一つ目は自分が教えたから私が落ちていたらどうしようの心配。二つ目は自分は落ちて私が受かっていたら嫌だなあということ。
どちらにしても嫌だが、私はまだ見ていないと答えた。

そしていざ、結果発表の時!

No.23

そして今日は共通テストの日。今まで勉強してきた成果を発揮するところ。これが大学受験に影響するのだろうと思ったら緊張してきた。
スッと苺花の方を見る。,,,。テストを始める前から集中モードに入っている。よし、私も。
数学,,,国語,,,と解いていく。苺花に教えて貰ったおかげで基本の問題は解けた。こんなに出来たことはない。

,,,終わったあ
「雪ちゃん、どうだった?」
「おかげさまでめっちゃ良かったよ」
苺花は嬉しそうだった。あっ、そうそう。私達は一緒に京都大学に行くことになった。多分苺花の学力だと余裕で受かると思う。

【おまけ】
に、ん,,きに入っている!?めっちゃ嬉しいです。これからも投稿し続けるので是非読んでください。

No.22

クリスマスカラーの赤と緑の傘にしとしとと積もっていく。

「雪ちゃんは、どっか行った?」
「塾」
と即答で答える。きっと苺花は男子達から告白されまくりっぱなしそうだな。
「私はね、家で勉強ざんまいだったよ。男子達は全員お母さんが追い返したんだよ。」
思わず笑ってしまった。意外だったのと。
「おかしかった??」
「いや、私達って似てるなって思って」
幼なじみだからね。

過去のことは良い。未来に目を向けよう、そう思った。



【おまけ】
もうちょいで終わりそうでしょう??それがね、あとめっちゃあるんですよ,,,。今までめっちゃ早く話を進めてきましたけど、ここからも2人が大人(25)になるまで書こうと思います。百合とかの要素は書くつもり無いので(断言する!) 安心してくださいぃ

No.21

いよいよ大学受験、という時にクリスマスがやって来た。駅前の広場は色鮮やかなイルミネーション付きのクリスマスツリーとカップルで賑わっている。
「今日はなんだか帰りにくいなあ」
塾から帰っている時にそう呟くとお兄ちゃんが来た。
「俺が彼氏役になろーか?」
「何いってんの?やだよ」
「つれないなあ。てか小雪まだ彼氏居ないのかっ!?」
彼氏なんて居なくても、今は苺花が居ればいいやって思った。
最初は生きる意味って誰かに必要とされることだと思ってたけど、楽しく生きるために生きるんだなって思うようになった。
成長したんだな自分も。

No.20

「苺花は、どうしたいの?」
「そんなの,,,そんなの!自由になりたいに決まってるじゃん!」
やっぱり普通の苺花だ、と思った。
「じゃあさ、なろうよ。何処か遠くに逃げようよ」
作戦はたててある。あと1年で大学受験だから、京都大学等に行って引っ越しちゃう、という作戦だ。めちゃくちゃかもしれないが苺花の家の弱点を知っていての作戦だ。
・娘が行きたい学校に行かせたい
・お小遣いが高い(お金を出してくれる)
・使用人はいつでもクビにできる
あの家では苺花が絶対、いわゆるお嬢様なのだ。
私は苺花にこの作戦を教えた。そうしたら苺花は心に火がついたらしく張り切るようになった。
「作戦名はどうする?」
「自由になっちゃおー作戦!」
「この家では!」
「苺花様が一番偉い!」
これを毎日繰り返した。まあそれだけではない。
大学の20年分の過去問から、高校の授業の復習と応用、休養もちゃんととった。

No.19

「待って!待って」
苺花だった。あーあ邪魔された。
「笑ってほしくないんじゃなくて、心から笑って欲しいの!あと私の前では本当の気持ちで居て欲しいの」
うん、知ってる。でも無視したじゃん。そっちが。
「テスト期間だったから、親から誰とも話しちゃダメって言われてたの。ごめん」
あ,,,そうなんだ
「分かった。やめるよ。メンヘラでごめん。最後に一つ聞いても良い?」
「うん。」

No.18

次の日から私は笑わなくなった。心がけた。苺花も喜んでくれると思った。
でも苺花と話すことはなくなった。一緒に帰ることもなくなった。それが当たり前になった。
やっぱりつまらなくなった。毎日毎日がつまらない。こんなんだっけ。

また屋上にあがった。死に助けてほしくなった。
,,,善かった。誰も居ない。やっと。やっと。手すりを越えて右足を空中に出す。
今日は風が強い。応援してくれているみたい。

No.17

アニメの王道ゼリフ。
『お前がどんな奴であってもお前はお前だ!』

「ありがとう」
作り笑顔を見せる。
「作り笑顔。作り笑顔見せられるのホント嫌い!」
苺花が叫んだ。苺花はあまり感情を見せることは無かったので驚いた。
「だって作り笑顔見せないと心配させちゃうじゃん!」
だって,,,。だって。言い訳を沢山考える。あれ、なんで作り笑顔見せたんだっけ。
「そんな笑顔見せられたって一ミリも嬉しくないから」

次の日、学校に行き廊下で苺花とすれ違った。
「あ,,,昨日はごめ,,,」
「,,,」
無視された。今まではごめんねをお互いに言ったら解決していた気がする。
作り笑顔ってそんなにいけないことだったっけ。それならいっそ笑わない方が良いんじゃないか?

No.16

足を手すりから出すと下から話しかけられた。
「ちょっと!何してるの?まず何があったか教えてよ」
苺花だった。また、邪魔をされた。
そうして私は苺花に一連の流れを説明した。苺花は驚いていた。
「ね、私さ雪ちゃんが誰の子供であっても雪ちゃんのこと好きだからね!?」

No.15

ドタドタと自分の部屋に入ると吐いてしまった。
えっ。何何。私赤の他人から愛されてたの?もっと早く言ってくれなかったのはなんで?お兄ちゃんも知ってたの?
「どうしたんだよ小雪,,,まさか聞いた?血が繋がってないこと。」
こくり。
「そっか。そっか。じゃあ俺と小雪が本当の兄妹だってことは?」
あっそうだったんだ,,,

次の日熱を出した。
信じられる人が3人消えた。お兄ちゃんと兄妹だったとしても言ってくれなかったのは悲しかった。
そして家のベランダに出る。夏の暑さと涼しい風が交互に当たってくる。
,,,。また、落ちようとしてもいいかな。落ちたら即死だし、多分。

No.14

「ねえお母さん私のこと、好き?」
「も、勿論よ」
,,,。あれ?話をそらさない。なんでだろう。
お母さんが私を嫌いになり始めたのは高校生になってからだった。中学生の間は、何気無い会話を交わして普通に接していた。
「か・く・し・ご・と、あるでしょ?隠し事は嫌いだよ」
「本当に知りたい?」
頷いた。
「あなたもそろそろ高校生だし伝える頃かなっては思ってたんだけどね」
ごくり、と唾を飲み込む。
「貴方は私達の間に生まれた子じゃないのよ。最近悩んでいたらちょっとおかしくなってたみたい。ごめんね。それでも私達は貴方を愛しているわ」

No.13

「小雪、最近成績が良いみたいね。カンニングでもしているの?」
はあ。いっつも苺花苺花。私のことは疑う。苺花はこういう時居なくなればいいのに、って思ってしまう。
母と話したのは3週間ぶりくらいだ。
「してるわけ無いじゃん。なんなの?苺花に教えてもらったとかでも言えば言いわけ?」
「,,,もしそうならって思っただけよ~。さ、宿題は終わったの?」
お母さんはすぐ話をそらそうとする。私に真剣に向き合おうと思っていないの?

No.12

>> 11 「私達、これからどうしよう」
「なんにもないねぇ。あっ、でも勉強を教えてあげることくらいなら出来るよ!遠慮しないでね」
そうして数学と物理、それから地理を教えてもらった。
最後に思ったのは一つ。
「点P動くなや」
まあ、そんなこんなで中間試験を難なく突破することが出来た。やっぱり苺花はすごいな

No.11

「は?何それ?星宮ってどこ?ぶっ潰しにいってやる」
「良いから。ありがと。でも最初から私が悪いの。期待されてるのが嬉しくて。張り切っちゃって」
なんで苺花が悪くなるの?意味が判らないよ。苺花は、どうしたいの?
「そんなことない!苺花はすごい!此処まで出来たのは誰がなんて言おうと断言するよ。すごい,,,」
最後まで言えなかった。苺花がまた苦しむのが嫌だから。そうしたらまた、苺花は優しいねって言ってくれた。優しくなんて無いのに。自己満だよ。
「私、今まで天才、もっと出来るよって言われたことはあったけど、今までよく頑張った、もう大丈夫って言われたことは無かったな。嬉しかった」
何?私まで泣いちゃったよ。そんなに苦しんでたんだね

No.10

「もう良いから,,,」
苺花が言った。
「なんで?これじゃ苺花が傷つくだけじゃん!」
「良いの。もう」
「どうして?」
「放課後、聞いてくれる,,,?」
苺花が暗くなるなんてどうしたの?
今回の原因は私だったけれど、苺花ね様子は変だった。

放課後苺花が家に来た。目は腫れていた。泣いたみたいだ。
「どうしたの?苺花。事情を聞いても良い?」
「うん,,,」

「ごめんね雪ちゃん。せっかく尽くしてくれたのに。」
,,,。何をしたんだろう。すごく申し訳無い事をしてしまった気がする。
「あのね、雪ちゃん。私、踏ん切りつけてみようって思って、こ,,,」
「こ?」
「告白したの!」
苺花が?!苺花も成長したねー,,,って誰目線?

「そしたら星宮さんがね
『は?俺より賢い女子ムリ。てかお前許嫁居るんだろ?宣言してたの男ウケ狙ってやってんの知ってっから』だって」

No.9

「わーたーしーはー。許嫁と結婚したくなく、彼氏が欲しいと思っていることを此処に誓いまーす」
クラス中が驚き静かになる中、私だけがナイス!と思っている。
「思ってたことを言ったらスッキリしたー。有り難う、雪ちゃん」

「,,,ねぇねぇ、あの苺花さんが結婚したくないって言ったらしいよ」
「男ウケ狙ってんじゃない?それか許嫁が居る自慢か。御曹司と結婚出来るなんて有り難く思えって感じだけどね」
すぐに広まる噂と悪口。
苺花はそんな子じゃない。
「ねえ。いい加減にしなよ。苺花は本気で相談してきたんだよ!」
「な、何?」
そう言うと女子達は何処かに行った。

No.8

【小雪目線】
「そういえば最近雪ちゃんも明るくなったよね。」
そう言われて気がついた。私、毎日学校に行くのが楽しくてついついキャラ作るの忘れてたー!
「雪ちゃんもキャラ作ってんじゃん」
「だってクールキャラかっこいいでしょ,,,?」
あぁ゛ん!もう誰にも言うつもり無かったのに~!そしてその後苺花に中二病とバカにされた

「ところで苺花、許嫁の件なんだけどさ、苺花って十分可愛いじゃんか?」
「そうなの?」
「それなのに皆寄ってこないのは許嫁が居るから敵わないて分かってるからだと思うんだよね」
苺花は可愛いのに。根性無い男ばっかりだよね。
勿体無い。
「だからさ、まず一歩として許嫁と結婚したくないアピールをしなきゃ生けないと思うの」
「それでまた人気になったらきらいにならない?」
そうだった。つい最近まで嫌いだった。でも今は違う。
「私は皆と違って苺花の幼なじみだよ?それだけで嬉しい」
「そう,,,」
苺花は遠くを見つめた。
苺花が幸せになれたら、その手助けができたら嬉しいと思う。

No.7

【小雪目線】
この前の第二回屋上の日に、私の言ったことが原因だ。
「,,,。あとさ、苺花。ずっと居たから分かるけどさ。苺花、私の前で猫被らなくて良いからね?」
「は,,,。じゃなくて、え?何言ってるの?」
苺花の心をリラックスさせるために言ったことだった。勿論ちゃんと気づいてはいた。
そうしたら苺花が泣き出して
「そうだよね゛~。やっぱり幼なじみが一番だよ゛~」
こうなったのである。
苺花はほんとは制服ディズニーとかではしゃぎたかったらしく、大分我慢していたらしい。
しかし私と遊ぶときだけ外出するのを許してもらえるから、それも私は嬉しいと思った。
じゃなくて、もっと苺花が自由になれるように何か出来ないかなあ。

No.6

【小雪目線】
「一口に許嫁との結婚を回避するってってもどおするつもりなの?」
そう、私雪町小雪は苺花との仲直りでそういう約束をしてしまったのだ!
いやあ、別に良いんだけどさあ。,,,根暗陰キャの私が苺花をどう助けると!?随分大口を叩いてしまった,,,。まあ、苺花が自分にだけ話してくれたことは嬉しかったな。苺花にも悩みの一つや二つあるんだなって思うとやっぱり一番の幼なじみとして助けたくなる。
そして何故苺花がこんな口調になっているかというと。

No.5

【第三者目線】
そして苺花は言った。
「いいよ、有り難う。私、勉強教えるのは得意だからね」
「そうなんだね。私も沢山漫画読んだだけあって、どうすればいいか100通りは頭に入ってるから!」
また、そう言って、小雪も笑った。
「久しぶりに見たな雪ちゃんの笑顔」
苺花が思わず声に出し、頬笑む。
どこまでもどこまでも雲の無い空の下、二人は笑いあった。


続きあります

No.4

【苺花目線】
「私ね,,,死のうと思った理由、他にもあるんだ」
「え?」
思いきって言ってみた。将来婚約が結ばれている女の子が言ってはいけないことだけど雪ちゃんは言いふらさないと確信できたから。
「聞かせてくれる」
雪ちゃんは最初に許可をとってくれる。別に良いのに。優しいな。
「うん。実はね、私って許嫁が居るでしょ?でもね私他に好きな人が居るの。星宮くんなんだけど、親が認めてくれなくて」
「そ,,,そうなんだ」
雪ちゃんの目は私をあわれむような、喜ぶような、そんな目をしていた。
「ねぇ。私にも手伝わせてよ。,,,でもそのかわり私に勉強を教えてくれない?」
気持ちを聞いてもらうだけで良かったのに、ほんと雪ちゃんは優しいな。

No.3

【苺花目線】
次の日も私は屋上にのぼった。昨日は雪ちゃんに会っちゃったから。
,,,。今日もか。
「先客が居たね。,,,。ねぇ。昨日の事怒ってる?」
「まあね」
相変わらず素っ気ない返事。でも私からしたら上に持ち上げられるよりもこっちの方がずっと楽だ。
「昨日の事、嘘だけど嘘じゃないの」
「ふうん」
何にも興味が無い感じ。まさに雪ちゃんっぽい。
「私ね,,,」

No.2

家に帰ると母がカレーを作っていた。少しスパイスの香りが強い気もする。
「嗚呼、小雪帰ってきていたの?さっき苺花ちゃんも家に帰ったそうだったけど一緒だったの?」
いつも苺花ちゃん苺花ちゃん。貴女の娘は誰って話。
「まあね」
こんな周りだから話す言葉が段々短くなっていったのだと思う。
そこでお風呂が沸く音がした。
「ダメよぉ。小雪と苺花ちゃんが一緒に居たら苺花ちゃんにバカが移るわぁ。お風呂、入ってらっしゃい」
いじっているつもりだが、意外と本人は根に持っている事に気づかない。

ちゃぷん。お風呂に入りながら考える。
「苺花の考え方解んないや」
期待されるのは嬉しいことなんじゃないの?なんで辛いの?わけが判らないよ

************************
【苺花目線】
「期待の目を向けられるのは羨ましいことなのかな?」
毎日毎日8時間は勉強。遊びにいく事は禁止。羨ましいか?
交換してほしいくらいだよ。
私にだって好きな人は居る。3組の星宮くん。だけど私は将来どこかの会社の御曹司と結婚することが許嫁として決められている。
両親はそれ以外認めない。

そんな生き方だったら、しんだほうが良いなんて思ってしまった。期待の目も勿論在るけれど多分そっちの方が影響がすごい。
でも雪ちゃんには嘘ついちゃった。意地悪な言い方もしちゃった。
普通な雪ちゃんにできる精一杯の悪口だった。

No.1

「何でそんなこと言うの?私は期待の目さえ向けられやしない、ただの,,,」
「居ても居なくても変わらない存在、でしょ?期待の目を向けられないのって楽で良いよね」
「私には逃げてるようにしか感じない。でも私には正当な理由がある。疲れたっていう理由がね」
苺花、頭がおかしくなったんじゃないの?期待されないって辛いんだよ。愛されないって事なんだよ?
苺花はまた手すりを乗り越えて戻ってくる。
「雪ちゃんが、何で死のうと思ったのか私には理解できないや」
そう耳打ちすると教室に戻っていった。そっくりそのまま返したいけれど。

苺花とは家が隣だから帰りも同じ道だった。
「ついてこないでよ」
「見て判らない?家が隣なんだからしょうがないでしょう?」
はあ。苺花の話し方は私は嫌いだ。高校生なのかと疑うくらい可愛い声とそのポーズ。それからバカにするような喋り方。可愛い、なんて生まれてから一度も言われたこと無いな。
「じゃあ、私家此処だから」
「知ってる」
相変わらず短い言葉を返すと家に帰った。

  • << 46 「えとー、苺花?な、何をしているの?」 ニコーー(о^∇^о)と満面の笑みで苺花は答える。 「あー、覚えてないかぁ。ほら、うちの地下にこもってたいとこの桃咲蜜柑(ももさきみかん)だよー人見知りはげしいか,,,」 「誰ですか!この人!」 蜜柑が口を挟む。そして苺花に抱きつくかと思ったら後ろに隠れた。 「え~、何歳??」 思わず聞いてしまった。 「2...0」 え,,,うちらよりも年上なんですが!
  • << 165 残りは御自由にお使いください(感想とか) あとみんなどんな話読みたいですか??
投稿順
新着順
主のみ
付箋
このスレに返信する

小説・エッセイ掲示板のスレ一覧

ウェブ小説家デビューをしてみませんか? 私小説やエッセイから、本格派の小説など、自分の作品をミクルで公開してみよう。※時に未完で終わってしまうことはありますが、読者のためにも、できる限り完結させるようにしましょう。

  • レス新
  • 人気
  • スレ新
  • レス少
新しくスレを作成する

サブ掲示板

注目の話題

カテゴリ一覧