記憶か記録か…ドラマ日記 7

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2024/10/11 21:30(更新日時)

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連ドラの感想、まとめ等

シーズン毎に記録して行くスレです。


基本、連ドラ対象ですが、その他のドラマを取り上げる事もあるかもしれません。

No.3852954 (スレ作成日時)

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No.51

【2023秋ドラマ②】※40分未満の放送枠のドラマ(月曜深夜から曜日順)タイトル/脚本/演出/主演/※脚本演出は複数の場合メインのみ記載
◎全話視聴予定 ○多分全話観る △初回を観て判断 ※今回より最初から観ないと決めた作品は省略

(シンドラ枠は未発表)

「時をかけるな、恋人たち」上田誠/山岸聖太/吉岡里帆 ○※相手役は永山瑛太
★「日常の絶景」堀雅人/松岡知哉/伊藤万理華 △※観たとしても感想は書かないかも
★「マイホームヒーロー」櫻井剛/青山貴洋/佐々木蔵之介 ○※MBS製作。同スタッフ、キャストで制作する映画が来春公開される

★「すべて忘れてしまうから」岨手由貴子/岨手由貴子/阿部寛 ○※全10話。地上波放送の1ヶ月前からディズニープラスで配信開始

「単身花日」川﨑いづみ/森脇智延/重岡大毅 △
「泥濘の食卓」倉光泰子/安里麻里/齊藤京子 △※スタッフが魅力的
★「女子高生、僧になる」森ハヤシ/横尾初喜/畑芽育 △MBS製作。関東では独立各局で放送(放送日はまちまち)

★印は24時以降に放送開始の深夜ドラマ
(関東の番組表より) 

※現時点での未発表作品で、取り敢えず視聴してみるものについては追記する

  • << 63 【追記・修正版】 【2023秋ドラマ②】※40分未満の放送枠のドラマ(月曜深夜から曜日順)タイトル/脚本/演出/主演/※脚本演出は複数の場合メインのみ記載 ◎全話視聴予定 ○多分全話観る △初回を観て判断 ※今回より最初から観ないと決めた作品は省略 (シンドラ枠は未発表) 「時をかけるな、恋人たち」上田誠/山岸聖太/吉岡里帆 ○※相手役は永山瑛太 ★「日常の絶景」堀雅人/松岡知哉/伊藤万理華 △※観たとしても感想は書かないかも ★「マイホームヒーロー」櫻井剛/青山貴洋/佐々木蔵之介 ○※MBS製作。同スタッフ、キャストで制作する映画が来春公開される 「君となら恋をしてみても。」森野マッシュ/松本花奈/日向亘、大倉空人 △←New ★「すべて忘れてしまうから」岨手由貴子/岨手由貴子/阿部寛 ○※全10話。地上波放送の1ヶ月前からディズニープラスで配信開始 「単身花日」川﨑いづみ/森脇智延/重岡大毅 △ 「泥濘の食卓」倉光泰子/安里麻里/齊藤京子 △※スタッフが魅力的 ★「女子高生、僧になる」森ハヤシ/横尾初喜/畑芽育 △MBS製作。関東では独立各局で放送(放送日はまちまち) ★印は24時以降に放送開始の深夜ドラマ (関東の番組表より)  【シーズン枠外ドラマ】 ★「君に届け」宮本勇人/新城毅彦/南沙良、鈴鹿央士 △※3月にネトフリで完全版配信済み(全12話)←New

No.52

>> 40 【2023夏ドラマ】 「最高の教師」6話まで終了。 【「向き合う」ことを恐れる貴方へ】 警察は鵜久森の死は、状況から事故か自分… 【2023夏ドラマ】

「最高の教師」8話まで終了。※No.40は7話の感想に訂正

【「本当」を曝け出さぬ貴方へ】
星崎が東風谷に見せた、“あの日”態々高校の制服を来て校門から入って来た浜岡の映像。
あれは鵜久森と親しくしていた東風谷に見せれば、憤ってクラスの皆に話し、当然疑惑の目は浜岡と親しい相楽に向かう、そこまで計算しての事だったのだろうか。その場合は何の為?
鵜久森が態々あの場所に出向くとしたら、自分の事ではなくて、前回想像した東風谷の告白映像とか、あるいは九条の何らかの盗撮映像とかを取り返す為としか思えないのよね。でも星崎が浜岡に頼んだのだとしたら、命取りになるからあんなバラす様な事はしないだろうし…。よく分からん。

今回は九条が相楽を自分と向き合わせ、心から反省した上で同級生、鵜久森の母、そして鵜久森の位牌に謝罪を促す話。
クラスに遅刻して入って来た時に、「ビビったから遅刻した」と素直に話す相楽を見て、これだけでも凄い変化だなと感じたし、これなら自分と向き合い、自分に問い掛け続ける事も可能なのかなと思えた。
鵜久森に言われた「やられた事は忘れない」、九条に言われた「やってしまっ事は永遠に消えない」、この言葉をずっと心に持ち続けていて欲しい。

今回の話は特に十代の子には観て欲しいな。今ならまだTVerで観られるから。

脚本=ツバキマサタカ 演出=鈴木勇馬

  • << 65 【2023夏ドラマ】 「最高の教師」9話まで終了。 【償うことに迷える貴方へ】 相楽まで改心し、いよいよ孤立し始めた西野はお金で浜岡に頼み、浜岡は化学準備室に盗撮カメラを設置、鵜久森と東風谷の会話(東風谷が鵜久森を好きという話)が撮れたとSDカードを西野に渡し、それをネタに鵜久森をあの廊下に呼び出し、野辺と金澤は見張りをし、西野は鵜久森を脅す。 東風谷は「私の為に?」とショックを受けていたが、西野はそれを否定。鵜久森は「私達を変える為にあの場所に来たの」と言う。脅す西野に「それを秘密だと思っている事がおかしい」と怯まない鵜久森。「あんたは良くても東風谷は嫌がるんじゃない?」 貴女を私が変えると言って、西野からカードを奪おうとした鵜久森は、揉み合って落ちた。やっぱり最後は東風谷の為だったのかな。でもコピーは可能なんだし、あれでは死に損だわ。 西野の「そんなつもりじゃ無かった」に、九条の怒りが爆発、逃げるなよ!と強い言葉で叱責。クラスメイトをランク付け、想像力の欠如、まず自分を養護し反省無し。自分の周りの空気が変わるのを嫌がる、それが自身の最優先事項、その為なら誰が傷付いても構わない。これがイジメを生み出す精神構造なのかとぞっとする。 最終回、九条が対峙する本丸は…星崎なんだろうね。 ダラダラ長い台詞は勘弁して欲しいんだけど…。 脚本=ツバキマサタカ 演出=鈴木勇馬

No.53

>> 41 【2023夏ドラマ】 「VIVANT」8話まで終了。 【〜真実への序章〜父と二人の息子の宿 命】 ノコルが色白なのは、普段は… 【2023夏ドラマ】

「VIVANT」9話まで終了。(9話は25分拡大)

【明かされる驚愕の真実!】
今回は、幼き乃木の断片的な記憶や、ドラマとして提示して来た事へのベキ側からの答え合わせ。(林遣都、素晴らしかった!)

あの日、仲間はヘリで助けに来てくれたのに、ベキ家族を置き去りにして戻る様に指示したのは当時の公安の上司。ベキの妻はあの場で即死をしたのではなく、投獄され拷問の末にベキの眼の前で亡くなった。妻も子も亡くなり(子についてはそう思い込んだ)廃人寸前だったベキが気力を取り戻したのは、赤ん坊だったノコルを亡くなる寸前だったその兄から託されたから。

乃木にテロの最終目標は日本なのかと問われたベキはそれを否定し、日本に恨みは無いとまで乃木に話したが、これは本意なのだろうか。妻の最期の言葉は「私達をこんな目に遭わせたやつを私は絶対に許さない、復讐して…復讐して…」だった。ベキはそれを反故にする様な男とは思えないから。

あとノコルが引き取られたのは赤ん坊の時と知って、それだとノコルにしてみれば感覚的にも実父と同じだよなあと。それが何十年も生き別れていた実子が急に現れて、父の心を一気に持って行かれた、これは嫉妬して当然だし、憎悪に変化も有り得るなと。
ラスト、ベキが切ったのは乃木を吊るしてるロープだよね?

脚本=八津弘幸、山本奈奈 演出=加藤亜季子、宮崎陽平

  • << 66 【2023夏ドラマ】 「VIVANT」全10話終了。(10話は25分拡大) 【あの日見た、夢の終わりに…】 最終回に関しては、考察を煽って来た事のけじめを付ける為か、より答え合わせの色が強くなっていた事、八百万の神の話から日本人の精神性、美徳へと繋げる話を、40年以上バルカ暮らし設定のベキに熱く語らせた事が気になって、そこまで話に入り込めず少し残念だった。 ただドラマ全体として観た場合は、大作映画並みの力の入れ方で圧倒された初回から、只の商社マンがどうやらそうではなさそうだと分かり、別班・公安・テント三つ巴の話から、最後は家族の話に収斂して行く展開は、演技力と存在感のある役者が勢揃いして演じた事もあり、奇想天外ながらも説得力のあるドラマに仕上がっていたと思う。 考察もそんなに捻ってはいなくて、ああだこうだと楽しめる範囲内に収めてくれていたので、それも日曜劇場らしくて良かったと思う。 難点を挙げるとすれば、数字での説明を多用して分かり難くしていた部分かな。 滑舌が良過ぎる堺雅人にハイスピードで喋られても、全然頭に入って来なくて苦行でしか無かった。 続編の噂も出ているけど、この後コンテンツの2次販売でどれだけペイ出来るかによるだろうね。 あれば勿論観るし、楽しみに待つとしよう。今は取り敢えず制作陣に心からの感謝を伝えたい。 脚本=八津弘幸 他 演出=福澤克雄 他

No.54

>> 42 【2023夏ドラマ】〚簡単投稿〛 「何曜日に生まれたの」4話まで終了。 【サイコパスな彼女の恋は】 前回予告のリリ子の言葉「二人の… 【2023夏ドラマ】

「何曜日に生まれたの」5話まで終了。

【優しい人が傷つく世界線】
なんとなんと公文は自分のタワマンのエレベーターで瑞貴とバッタリ。公文は(編集者として)先生の所に行くとごまかすが、瑞貴夫婦もこのマンションに住んでるとかで、もしすいとバッタリとかしたらどうするんだろ。

リリ子の話だと、あの日、雨宮とすいがサッカー部通称“ホントの海”に行く(これは雨宮がすいにコクる)と気付いたリリ子は、城崎(濱正悟)にバイクの細工を頼んだと(城崎が女子マネの着替えを盗撮しているのに気付いたリリ子が、それをネタに脅した)。これが事実だとしたら、雨宮はあんな大怪我をしてるのに、二人共よく心を壊さず平気でいられるよなと思ってしまう。

「誰でも心に本アカと裏アカを持っている」ふむふむ。「繊細で優しい側の人間が苦しむ世界線には、いい加減うんざりなんです」なるほど。公文に言わせる野島節。結構グサッと来るね。

公文はすいを“好き避け”始めているし、すいは公文をイジれる位には懐いているので、この二人がくっつく世界線なのかな。

久美が言った公文が“千回身代わりになれる様な大切な人”、好きな人ではなくて大切な人と言ったから、これは恋人ではなくて家族の誰かかな(前にバスで呟いたみずき?)。

次回、“ホントの海”で、今度こそホントの事が明かされる、らしい。

脚本=野島伸司 演出=松原浩

  • << 69 【2023夏ドラマ】 「何曜日に生まれたの」6話まで終了。 【オレンジウイッグの堕天使】 ホントの海で…。 城崎はリリ子から盗撮をネタに脅され、バイクに細工をする様に言われたのは事実だが、実際には手を下さなかった。盗撮はバレても最悪退学だけど、バイク事故の原因が細工とバレれば警察沙汰、そんな危ない橋は渡れないと。それはそうだ。 そして雨宮は女性に性的な興味が無いと告白。あの日、この浜辺ですいに告白したのは「俺は江田が好きなんだ」、江田とすいが付き合うのを見るのは辛いから、最後の大会が終わる迄は付き合うのを待ってくれと。すいは「マネージャーだから分かってる」と答えた。 雨宮が出した結論は、自分の心の揺れがハンドル操作に影響したのだろうと。 そしてすいは、江田達からの心無い言葉にも反論せず、雨宮の秘密を抱えたまま皆の前から姿を消した。 でもこの日やっと、大学にも行かず就職もせず、十年引き籠もっていた事を皆に告白出来た。 三島公平は恋人ではなく、作家の公文である事も明かした。後から「どうしよう、好きな人を消しちゃった」と後悔する事になるのだが。 これで引き篭もりの件には方がついたけど、仲間との色々は続く様だし、並行して作家としての公文の謎、アガサ(白石聖)の謎、二人の関係の謎等も描かれる様だ。 それでもすいは公文と結ばれると私は思ってるけどね。 脚本=野島伸司 演出=松原浩

No.55

>> 43 【2023夏ドラマ】 「転職の魔王様」8話まで終了。 【魔王vs天使!運命の頂上決戦!】 今回は自己評価の高い石岡(飯島寛騎)… 【2023夏ドラマ】

「転職の魔王様」9話まで終了。

【恋人とのつらい過去!】
前回来栖が気付いた、社長の洋子が唯一担当し、一度も面接をせずにずっと辞退を繰り返している謎の求職者・五十嵐君雄(金子ノブアキ)の話。
君雄は小学校の教師、洋子は旅行代理店の社員として、修学旅行の件で二人は出会い、恋に落ち結婚も考えていた3年後、彼は理由も告げずに教師を辞め自室に引き籠もってしまった。
それから10年、彼の事がきっかけで今の会社を起業した洋子は、彼の為に毎月仕事を紹介していたが、彼は会ってさえくれない、当然仕事の話も出来ない、だからずっと辞退。
いよいよ追い詰められて自殺をするかもしれないとなり、異変に気付いた千晴と来栖は洋子のサポートを始め、その輪は他のCAにも広がって行く。

通常の業務外でも“人に寄り添う”シェパードキャリア社の良さが前面に出ていて、いい話だったなとは思うのだが…。
今回洋子は「当時のクラスの様子を知る人から話を聞いた」と君雄に言っていたが、何故当時それをしなかったんだろう。“業務が多くて疲弊したのだろう”というのは洋子の思い込みで、君雄は理由を一言も話さなかったのだから。その部分が引っ掛かってしまって…。
あと何で今この話なの?というのもねえ。

次回は来栖の、新設大阪オフィス栄転話に千晴が動揺?

脚本=泉澤陽子 演出=丸谷俊平

  • << 70 【2023夏ドラマ】 「転職の魔王様」10話まで終了。 【転勤でコンビ解消!?ふたりの過去が明らかに!】 “嫁ブロック”を描くのはいいのだが…。娘の友達の所は○ちゃんは家族旅行、○ちゃんは受験するから塾に、ウチも色々経験させたいけどお金が…と妻に言わせておいて、後からあれは夫にも家庭の事に関心を持って欲しかったからって、何でこんな分かりにくい事を言う設定にしたの? 普通に、昇給しないと私立は無理かなあ位にとどめて、今の会社は昇給無しと言われているから、夫は妻には内緒で転職活動を始めて内定を取ったら妻は反対…よくよく話を聞いてみたら…で良かったのに。 あと、残り1話となって、これ迄に匂わせていた来栖と千晴の出会いの日の事が描かれたのだが…。千晴がまだ前の会社に入社したばかりで希望に燃えている時期で、逆に来栖は事故後の人生どん底の時、階段で転んだ来栖を助け、雨宿りをしながら話をした事で来栖は救われたのだと。それはいいのだが、いくら来栖が当時前髪を垂らして無精髭でも、同じ杖をついていてあの声よ、何で千晴は今迄思い出せなかったの?この設定も無理筋じゃない? で、今度は来栖に昔の同僚が「俺と一緒にアフリカで働こう!」まあこれは最終回への繋ぎとしては悪くない。千晴が来栖の転職を担当するのかな?だとしたら胸熱なんだけど。 脚本=小峯裕之 演出=堀江貴大

No.56

>> 44 【2023夏ドラマ】 「シッコウ!!〜犬と私と執行官〜」8話まで終了。 【借金地獄の女子大生を救え!】 今回は大学内で学生が顔… 【2023夏ドラマ】

「シッコウ!!〜犬と私と執行官〜」全9話終了。

【子の連れ去り…涙の奪還作戦!】
小原が執行の中で一番難しいと言っていたケース。夫の大輔(福士誠治)が人間関係のストレスで退職してしまった、それはいいのだけど、一向に働こうとせず妻の凪咲(佐津川愛美)が働きに出てもロクに家事もしないでゲーム三昧、これはどう見ても夫が悪い。離婚になったら親権を取るのに男は不利だから、実力行使で娘を連れて家を出たって言い訳をしていたけど、有利不利以前の問題だし。
でも父親としては娘にも好かれていたし、大輔は栗橋の大学の先輩で、栗橋の印象としてはダメ人間ではないという感じだったので、ドラマの落とし所としてはこうなるだろうなという想像通りの展開だった。

現実には判決を無視する債務者が多過ぎてか、債務者が居ない場所(保育園とか)で執行しても良いと法律が改正されたそうで、でも娘の気持ちに配慮して欲しいと願う吉野、気持ちを汲んで正攻法で行こうと決める小原、この辺りはこのドラマらしくて良かったなと。現実とは乖離しているのかもだけど。

執行官の仕事を丁寧に描いてくれて、織田裕二とおじさんズの醸し出す雰囲気も素敵で、その点は満足。只、吉野の成長物語にする為に、最初の何話かをやり過ぎたのだけが惜しかった。
その後はどんどん良くなったので、続編にも期待したい。

脚本=大森美香 演出=田村直己

No.57

>> 45 【2023夏ドラマ】〚簡単投稿〛 「18/40〜ふたりなら夢も恋も〜」9話まで終了。 【最終章!夢へ踏み出すために、ふたりが初めて諦… 【2023夏ドラマ】

「18/40〜ふたりなら夢も恋も〜」全10話終了。

【あなたがいたから強くなれた-“ふたりで”掴んだ未来】
有栖の出産シーンが描かれた5話から、康介が再登場してけじめを付ける8話迄の展開は、惹き付ける部分が有って良くなったなあと思いながら観ていたのだが、ラスト2話については帳尻合わせが優先された様な内容で、“終わり良ければ…”に無らなかったのは残念だった。

ドラマを盛り上げる(話題になる)存在では有ったけど、人間性としては最悪だった康介の母親を筆頭に、感じが良い人から攻撃的な人迄振り幅が激し過ぎた光峯、嫉妬から余計な事をして有栖を傷付けた世奈と、基本良い人だらけのファンタジードラマの中で、騒動を起こす人物として配置されながら、あっという間に殊勝になったり素直になったり、何も無かったかの様に溶け込んでいたり、おいおい人間ってそんなに早く簡単には変わらないよと呆れてしまう様な設定も有って、その辺りは態とらしさが鼻についたし、人物造形のムラも目立ったなと。

瞳子が何故あそこまで有栖の私生活に立ち入りお節介を焼いたのかは、最後迄これだ!とピンと来るものは無くて、後出しで有栖の母が元気な時に、瞳子とは出会って意気投合していた、だからこれは奇跡とか言われてもねえ(笑)総体としては不可では無いけどね。

脚本=龍居由佳里 脚本協力=木村涼子 演出=福田亮介

No.58

>> 45 【2023夏ドラマ】〚簡単投稿〛 「18/40〜ふたりなら夢も恋も〜」9話まで終了。 【最終章!夢へ踏み出すために、ふたりが初めて諦… 【2023夏ドラマ】

「ばらかもん」10話まで終了。

【新たなる旅立ちへ!親友との決別!それぞれの決意とは?】
相談も無しに書道家を辞めると決めてしまった清舟に腹を立てた川藤。親友としてマネージャーとして、プライベートから仕事迄ずっと支えて来たのに勝手に降りた…という、寂しさ半分、怒り半分って所かな。
決別するのを側で見ていたなるが心配して、島へ帰ってからも毎日川藤に電話をする位の、大人の男の本気の怒りを見せた訳だけど、結局折れて迎えに来た川藤。
その頃清舟は書道教室の準備中、だけどこれが呆れる位に世間知らずで、月謝は1万円にする!で、口あんぐり。
呆れながらもマネージャーの習性で色々教えて面倒を見てしまう川藤、何だかんだいい奴だ。

清舟が新しい一歩を踏み出した姿は、料亭の就職試験に失敗して、島を出て行く事さえ迷い出していた浩志の背中を押し、清舟がプレゼントした店の看板を見た美和は、その字に心を動かされて将来の目標を決め、それを見た珠子も迷いを捨てて漫画の応募原稿をポストに投函した。
島に来て、その自然や人間関係から与えられるものが多かった清舟だけど、意識はせずとも信頼されると共に与える事も増えているのだ。

それなのに半年後のあれは何?飛行機じゃなくてフェリーでっていうのと、なるの「これでお別れだな」がミソ(引っ掛け)なのかな。

脚本=金沢達也 演出=木下高男

  • << 71 【2023夏ドラマ】 「ばらかもん」全11話終了。 前回から引っ張った“お別れ引っ掛け”と、田舎に突撃するアイドル未満YouTuberの件(くだり)は要らなかったな。 田舎だからって誰でも手放しで受け入れる訳では無い。清舟は自分が来た時に皆に優しくして貰えたから勘違いしている。「先生を受け入れたのは、お父さんと友達だったから」と郷長。そういう事を言いたいが為のYouTuberなのかもしれないけど、そんな事に時間を割く位なら、(おそらく手紙で)父親と明かし変化したなると父の話、父親がタンカー船に乗る事になり、急に怖くなってしまった美和の話、書道家としての父親の凄さを改めて感じながらも、それをプレッシャーに思うのではなく、自分はこの島での生活を楽しみながら、書道家としても書きたい時に書いてみるという心境の変化に至った清舟の話とかを、もっと丁寧に描くだけで良かったし、清舟と子供達が影響しあって成長する姿を見るのが、このドラマ最大の楽しみだった訳だから。 全体としての感想はとにかく癒やされた、それに尽きる。杉野くん、なるを筆頭に皆さん役にハマっていたし、大きな自然の中で、小さな事にああだこうだと悩んだり、喜んだり泣いたりする彼らの暮らしを観るのが好きだった。 なる達があっという間に大きくなってしまうので、続編は無理でも早めのSPなら行けるかな? 脚本=阿相クミコ 演出=植田泰史

No.59

>> 46 【2023夏ドラマ】 「ハヤブサ消防団」8話まで終了。 【聖母の帰還】 ずっと怪しかった隋明寺の住職(麿赤兒)に太郎が第6話で… 【2023夏ドラマ】

「ハヤブサ消防団」全9話終了。

【理想の世界ユートピア】
住職が「ハヤブサへようこそ」とアビゲイル集団を出迎えて、太郎が集団の中をズンズン進んで来て、集団は何をするでもなく帰って行き、本堂で太郎が「住職はアビゲイルではないですよね?」えっ!?…で始まった最終回。
住職は、妹の展子への贖罪>ハヤブサの安寧という選択はしたけど、展子の遺骨を取り戻し、本人が強く戻りたがっていたハヤブサの地で眠らせてあげたいという気持ちからの取り引きで、集団の移住には協力するが、魂まで売った訳ではないという事だった。
展子は悟りを開いた訳でもなく、予言者でも無かった。宗教集団を作ろうとしていたサークルの幹部らに利用されていただけだった。
その真実を知らず、次の聖母に指名されていた彩を太郎はどう説得するのかと思っていたら…、住職と映子(幼馴染みで大人になってから再会。監視され病気の振りをしていた)から聞いた展子の生涯を脚本化し、それを読ませた上で説得するという、作家という特性を生かした方法で、これは上手かったな。彩自身、揺らいでいそうな描写は有ったので、合せ技一本って感じで。

今の幹部は逮捕されても、杉森の言葉通り次の聖母候補はもう現れているというラストも効いていた。

いやあ役者、脚本、演出、音楽全部がいい、ずっと心に残りそうなドラマだった。

脚本=香坂隆史 演出=常廣丈太

No.60

>> 47 【2023夏ドラマ】 「彼女たちの犯罪」8話まで終了。 【崩壊する完全犯罪…ついに計画の裏側が】 前回『「お母さんを送ってくれ… 【2023夏ドラマ】

「彼女たちの犯罪」9話まで終了。

【完全犯罪の終焉…絶望への幕開け…】
完全犯罪…と言っても彼女達の場合は穴だらけなので(笑)突き詰めると“トンチキドラマ”的ではあるのだが、人物描写の面白さと適度な緊張感、伏せる部分の選択の上手さ、テンポの良さ等で惹き付けるパワーが強いから、“トンチキ”な点も“まっ、ドラマだから”で許せて、そんなに気にならなくなるのよね。
今回で言えば無戸籍で放置子で、小学校すら行かせて貰えなかった偽由香里が、いくら拾った教科書を毎日読んでいたからって、本物由香里(南沢奈央)と入れ替わっていきなり看護学校に通って、すんなり授業について行けるとかかなりのファンタジーだけど、まあ受け入れてもいいかなと(笑)

いよいよ追い詰められている3人。由香里が「私は悪くないんです」と、自首した時の言い訳をブツブツ呟くシーンは背筋がゾッとしたけど、そんな由香里が倒れた大輔を葛藤の末に置き去りにはしなかった、自分を置き去りにした母親と私は違う!という強い意志が感じられて、この由香里の二面性の描写は強く印象に残った。

智明はやっぱり理子をレイプしていたし、あのクズ男には、何らかの形で鉄槌が下って欲しいけど、やはり3人は犯罪者なので逮捕され、理子は逮捕後に死亡、大輔は翠が(無罪放免なら)引き取るという形になるのかなあ。

脚本=大林利江子 演出=古畑耕平

  • << 72 【2023夏ドラマ】 「彼女たちの犯罪」全10話終了。 【ただ幸せになりたかっただけなのに…】 このサブタイトルの言葉は誰の心境なのだろう。 翠が由香里に自殺願望を打ち明けなければ事は始まらなかったし、由香里が刑事の理子に“友達の自殺願望を止めたい”と相談しなければ、理子も自分の智明への復讐に、由香里達の“席替え”を提案して利用する事は出来なかったし、そもそも理子が膵臓癌末期の余命宣告を受けていなければ、大輔との幸せな生活を壊して迄、智明に復讐をしようとは思わなかっただろう。 繭美は中身の伴わないプライド持ちのせいで会社で孤立し、医師の智明と再会したのを期に、玉の輿に乗る事で違うプライドを得ようとし、不倫と知った時点で身を引こうとするが、思いがけず妻の由香里が離婚を望んでいて、二人の話し合いの末に取り引きが成立するという、法に触れない道も有っただろうに。 離婚してしまえば、本物由香里も偽由香里を強請る材料が無くなる訳だし。 歯車の狂いがどんどん連鎖して、こんな筈じゃ無かったという方向に転げ落ちて行く物語。細かく見れば穴も沢山有ったけど、それを上回る展開の面白さ、ドラマとしてのパワーが有ったので、穴に付いては余り気にならなかった。 結末は大体予想通り。智昭は大輔が実子だと親には言わなかったのかな? 9ヶ月後、翠が里親になってホッとした。 脚本=田辺茂範 演出=菊地健雄

No.61

>> 49 【2023秋ドラマ①】※40分以上の放送枠のドラマ(月曜から曜日順)タイトル/脚本/演出/主演/※脚本演出は複数の場合メインのみ記載 ◎全… 【追記・修正版】
【2023秋ドラマ①】※40分以上の放送枠のドラマ(月曜から曜日順)タイトル/脚本/演出/主演/※脚本演出は複数の場合メインのみ記載
◎全話視聴予定 ○多分全話観る △初回を観て判断 ※今回より最初から観ないと決めた作品は省略

月〜木
「ONE DAY~聖夜のから騒ぎ~」徳永友一/鈴木雅之/二宮和也、中谷美紀、大沢たかお ○
「トクメイ!警視庁特別会計係」荒木哉仁/城宝秀則/橋本環奈 △

「家政夫のミタゾノS6」八津弘幸/片山修/松岡昌宏 ○※感想は書かない
「大奥S2」森下佳子/大原拓/鈴木杏?(医療編) ◎

「コタツがない家」金子茂樹/中嶋悟/小池栄子 ○
「パリピ孔明」根本ノンジ/渋江修平/向井理 △

「ゆりあ先生の赤い糸」橋部敦子/金井紘/菅野美穂 ◎※共演に松岡茉優、その娘に白山乃愛は魅力
「いちばんすきな花」生方美久/高野舞/多部未華子、松下洸平、神尾楓珠←New(他1名の主演は未発表) ○
「ブラックファミリア」佐藤友治/城定秀夫/板谷由夏 △

(関東の番組表より)

  • << 67 【追記】 【2023秋ドラマ①】 タイトル/脚本/演出/主演/※脚本演出は複数の場合メインのみ記載 「いちばんすきな花」生方美久/高野舞/多部未華子、松下洸平、神尾楓珠←New(他1名の主演は未発表)           ⬇ 「いちばんすきな花」生方美久/高野舞/多部未華子、松下洸平、神尾楓珠、今田美桜
  • << 98 【2023秋ドラマ】〚簡単投稿〛 「家政夫のミタゾノseason6」脚本=八津弘幸/演出=片山修/主演=松岡昌宏 感想は書かないつもりだったけど少しだけ。ゴールデンタイムに進出しても面白さと毒気に変わりは無く、そこは一安心。私のお気に入りだった新人家政婦の山本舞香は桜田ひよりと交代。初回を観た限りではうんちくを語りたがるタイプなのかな? で、毎度この子は必要なの?と思ってるバーター伊野尾慧だけど、何とテラサ配信用のスピンオフドラマで使う事を考え付いたスタッフ(笑)テラサ入会に導けるのかは知らんけど。 「パリピ孔明」3話まで終了。 【最強ラッパーを仲間にせよ!英子うどん屋で新曲を初披露】 今回はKABE太人(宮世琉弥)の、今の生活に至る迄の流れを、ラップに目覚める高校時代からじっくり描いてくれて、宮世くんの演技プランも良くてドラマの世界に浸れた事、また英子がミアの話からオリジナル曲が必要と痛感し、まだ歌詞が未完成ながら、孔明に促されてうどん屋でアカペラで披露した新曲が、今迄のBGMの様なサラッとしたカバー曲とは違い、萌歌ちゃんの感情が籠もり声質にも合った歌だったから、初めて“人の心を動かす歌を歌う英子”という設定に近付いたなとも思えた事、この両面からドラマとしては今迄で一番良い仕上がりだった。 そしてこういう感じなら次も観たいなと思う。 脚本=根本ノンジ 演出=渋江修平
  • << 111 【2023秋ドラマ】 「トクメイ!警視庁特別会計係」オリジナル作品/脚本=荒木哉仁/演出=城宝秀則/主演=橋本環奈 ※初回は15分拡大 【捜査のお金に斬り込む異色の警察ドラマ】 「しもべえ」を書いた脚本家なので少しは期待をしていたのだが、いやあ、つまらなくて退屈してしまった。 冒頭、ハシカンが挨拶代わりに数字と映像で沢村一樹を追い込む場面は、テンポも良くて面白いなと思ったんだけど、それが全然続かなくて…。 「しもべえ」は原作有りで、これはオリジナル。その差が出てしまったんだね、きっと。 時間の無駄なので、これにて視聴離脱する。 〈フジ/カンテレ・月10枠・54分+15分〉 ※テレ東のドラマプレミア23枠も、最初から観ないと決めていたので、今期の月曜日ドラマは全滅だ。(残るは深夜のシンドラ枠のみ) ※日曜日の残り2枠のドラマも面白ければ、月曜日はそれを観る時間に当てられるし、「DOC」も観てるし「白い巨塔」も録画してあるから、特にドラマロスになる事も無いしね。

No.62

>> 61 【追記・修正版】
【2023秋ドラマ①】※40分以上の放送枠のドラマ(金曜から曜日順)タイトル/脚本/演出/主演/※脚本演出は複数の場合メインのみ記載
◎全話視聴予定 ○多分全話観る △初回を観て判断 ※今回より最初から観ないと決めた作品は省略

金〜日
「ハイエナ」橋部敦子/土方政人/篠原涼子、山崎育三郎 △←New
「うちの弁護士は手がかかる」服部隆/瑠東東一郎/ムロツヨシ △※CXの新枠※共演弁護士に平手友梨奈
「フェルマーの料理」渡辺雄介/石井康晴/高橋文哉、志尊淳 △
★「きのう何食べた?S2」安達奈緒子/中江和仁/西島秀俊、内野聖陽 ◎

「ゼイチョー~「払えない」にはワケがある~」三浦駿斗/河合勇人/菊池風磨 △
「あたりのキッチン!」橋本夏/岩田和行/桜田ひより △※グルメドラマ

「下剋上球児」奥寺佐渡子/塚原あゆ子/鈴木亮平 ◎※新井順子P組の新作
「たとえあなたを忘れても」浅野妙子/大谷健太郎/堀田真由 △※相手役が萩原利久なので微妙
「セクシー田中さん」相沢友子/猪俣隆一/木南晴夏 △※共演が生見愛瑠は魅力

★は24時以降放送の深夜ドラマ
(関東の番組表より)

【シーズン枠外】
「遥かなる山の呼び声 ディレクターズカット版」山田洋次/朝原雄三/阿部寛 ◎※過去に放送済みの素材をディレクターズカット版にて放送
〈NHK土曜ドラマ〉枠で9/23〜全4話

  • << 77 【シーズン枠外ドラマ】 「遥かなる山の呼び声 ディレクターズカット版」脚本=山田洋次・坂口理子/演出=朝原雄三/(NHK・松竹) 89分のBSP単発ドラマとして、2018年と2022年にそれぞれ放送した計178分に、未公開映像を加えて49分✕4回に再編集したドラマ。 「遥かなる山の呼び声」と言えば、山田洋次監督が「シェーン」をモチーフに作り、高倉健さん、倍賞千恵子さんの黄金コンビが主人公達を演じた映画。 それを下敷きに山田洋次さん自身が関わり、リメイクしたのが本作。 健さんの役の田島を阿部寛、倍賞さんの役の民子を常盤貴子が演じている。 ドラマでは亡夫の父(中原丈雄)と民子で牧場を経営し、息子の武志(佐藤優太郎)と3人暮らしという設定で、夜にバイクの故障でずぶ濡れになっていた男を、義父が連れて帰って来た所から話は始まる。 会ったばかりなのに悪い男では無さそうだからと言う義父だが、民子は警戒心を解かない。優太郎も母に倣って口も聞かなかったが、鹿笛を貰った途端に喋り出すという子供らしさ全開で可愛かった。 一度出て行った男が戻ったら、義父が入院している事が分かり、男は牧場の仕事を手伝う事に。優太郎は男に懐き、民子も少しずつ信頼して行くのだが、義父は逆にあの男には影が有ると言い出す。 中標津でロケをした映像が美しい。 どうなって行くのか楽しみ。 (NHKてん土曜ドラマ枠)
  • << 108 >> 63 【2023秋ドラマ】 「あたりのキッチン!」原作=白乃雪/脚本=橋本夏/演出=岩田和行/主演=桜田ひより 極度のコミュ障女子大生が、このままではいけないと一念発起、彼女は“絶対味覚”の持ち主で、それが縁で街の食堂でお試しアルバイトを始めるが…という話なのだが、導入部としてのコミュ障の演出が極端過ぎて、いつもならこのまま視聴離脱するケースなのだが、絶対味覚・絶対嗅覚の持ち主の主人公が、かなり忍耐強くて優しい店主(渡部篤郎)と作り出す、お客の体調や事情を考慮した料理というのには興味が有るので、もう少し様子見をしたいと思う。 〈フジ/東海・土ドラ枠・55分〉 「単身花日」原作=いわしげ孝/脚本=川﨑いづみ/演出=森脇智延/主演=重岡大毅  これは何を描きたいのかよく分からない、焦点ボケした内容だったし、田中樹がフェロモン出まくりのモテ男設定には違和感しか無いし…。重岡くんは幅広い役柄が出来る好きな役者さんだけど、このドラマは残念ながらこれにて視聴離脱するわ。 〈テレ朝・オシドラサタデー枠・拡大で60分〉
  • << 112 【訂正】 「ハイエナ」橋部敦子/土方政人/篠原涼子、山崎育三郎 △       ⬇ 「ハイエナ」佐藤嗣麻子/土方政人/篠原涼子、山崎育三郎 △ ※一番重要な脚本家の記載を間違えるなんて情けない…スマソ
  • << 125 【2023秋ドラマ】 「たとえあなたを忘れても」(ABC)オリジナル作品/脚本=浅野妙子/演出=大谷健太郎/主演=堀田真由  病名は明らかにされていないけど、“彼が記憶を無くす事”だけがドラマとしての仕掛けで、それ以外は何の捻りも無く、びっくりする位淡々と自然に進行して行くから、観やすいと言えば観やすいのだが…。 主人公二人の出演シーンが殆どを占めていたので、誰が演じるかで好き嫌いが分かれてしまうのは仕方ないのかなと。 堀田真由さんには惹かれるけど、私は萩原利久くんの演技が苦手なので、彼が出ずっぱりに近いと正直キツい。 あと演出面でも“えっ!?”っという部分が少々有りまして、総体としては魅力を感じられなかったので、これにて視聴離脱する。 〈EX/ABC・朝日放送日曜夜10時のドラマ枠・54分〉

No.63

>> 51 【2023秋ドラマ②】※40分未満の放送枠のドラマ(月曜深夜から曜日順)タイトル/脚本/演出/主演/※脚本演出は複数の場合メインのみ記載 … 【追記・修正版】
【2023秋ドラマ②】※40分未満の放送枠のドラマ(月曜深夜から曜日順)タイトル/脚本/演出/主演/※脚本演出は複数の場合メインのみ記載
◎全話視聴予定 ○多分全話観る △初回を観て判断 ※今回より最初から観ないと決めた作品は省略

(シンドラ枠は未発表)

「時をかけるな、恋人たち」上田誠/山岸聖太/吉岡里帆 ○※相手役は永山瑛太
★「日常の絶景」堀雅人/松岡知哉/伊藤万理華 △※観たとしても感想は書かないかも
★「マイホームヒーロー」櫻井剛/青山貴洋/佐々木蔵之介 ○※MBS製作。同スタッフ、キャストで制作する映画が来春公開される

「君となら恋をしてみても。」森野マッシュ/松本花奈/日向亘、大倉空人 △←New

★「すべて忘れてしまうから」岨手由貴子/岨手由貴子/阿部寛 ○※全10話。地上波放送の1ヶ月前からディズニープラスで配信開始

「単身花日」川﨑いづみ/森脇智延/重岡大毅 △
「泥濘の食卓」倉光泰子/安里麻里/齊藤京子 △※スタッフが魅力的
★「女子高生、僧になる」森ハヤシ/横尾初喜/畑芽育 △MBS製作。関東では独立各局で放送(放送日はまちまち)

★印は24時以降に放送開始の深夜ドラマ
(関東の番組表より) 

【シーズン枠外ドラマ】
★「君に届け」宮本勇人/新城毅彦/南沙良、鈴鹿央士 △※3月にネトフリで完全版配信済み(全12話)←New

  • << 68 【追記】 【2023秋ドラマ②】 タイトル/脚本/演出/主演/※脚本演出は複数の場合メインのみ記載 (シンドラ枠は未発表)      ⬇ 「君が死ぬまであと100日」森ハヤシ/林雅貴/髙橋優斗 △初回を観て判断
  • << 75 【2023秋ドラマ】〚ワンポイント投稿〛 「日常の絶景」脚本=堀雅人/演出=松岡知哉/主演=伊藤万理華 観光地や大自然の絶景を見に行くのではなく、生活圏やそこから少しだけ足を伸ばした所にも、視点を変えれば絶景は有りますよ、というのを教えてくれるドラマ(初回で言えばビルの壁をつたう巨大なダクトは面白かった)。まっ、観る人の感性次第な面は有るけど、私は最後迄観たいなと思った。《テレ東・ドラマチューズ!枠》 「女子高生、僧になる」脚本=森ハヤシ/演出=横尾初喜/主演=畑芽育 主人公の麦(畑芽育)がずっとアイドルオタクで、祖父が亡くなり後継者の居ないお寺を、幼馴染みの柊をお坊さんにして自分も一緒に寺に入り継ぐと決めた時に、グループを良くする為のオタク脳をお寺にも当てはめて使う所は面白かったけど、それ以外は特に…。畑芽育には期待をしているので、もう少し観てみるけど。(TVK・枠名無し) 「姪のメイ」脚本=小川康弘/演出=清水康彦/主演=本郷奏多、大沢一菜 姉夫婦が亡くなり、一人娘のメイ(大沢)の引取先が決まる迄の1ヶ月を、母方の叔父の小津(本郷)が面倒を見る事になり、リモートで上司から福島の月貸し物件を紹介されて、そこで暮らす話。避難地域だった福島12市町村での暮らし振りと美しい自然を切り取って見せているのと、大人びたメイと年相応の小津との対比がポイント。(テレ東・木ドラ24枠)
  • << 82 【追記】 【2023秋ドラマ②】 タイトル/脚本/演出/主演/※脚本演出は複数の場合メインのみ記載 【修正】「日常の絶景」は全3話で終了する為、【シーズン枠外ドラマ】の括りに変更する。 次の〈ドラマチューズ!枠〉の作品      ⬇ 【追加】「くすぶり女とすん止め女」川原杏奈/太田勇/西田尚美、香音 △初回を観て判断 【追加】「トラックガール」たかせしゅうほう/林希/遠藤さくら △初回を観て判断 ※全6話/7月よりFODで配信済み、地上波初放送/〈放送枠名は不明〉 ★いずれも24時以降の放送
  • << 83 【追記】 【2023秋ドラマ②】 タイトル/脚本/演出/主演/※脚本演出は複数の場合メインのみ記載 【追加】 「ワンルームエンジェル」綿種アヤ/枝優花/上杉柊平、西村拓哉 △初回を観て判断 〈ドラマシャワー枠〉
  • << 86 【修正】【枠変更】 【2023秋ドラマ②】※40分未満の放送枠のドラマ(月曜深夜から曜日順)タイトル/脚本/演出/主演/※脚本演出は複数の場合メインのみ記載 「すべて忘れてしまうから」岨手由貴子/岨手由貴子/阿部寛 ○※全10話。地上波放送の1ヶ月前からディズニープラスで配信開始        ⬇ 2022年9月からディズニープラスで全話配信済みの為、地上派は初放送だが【シーズン枠外ドラマ】のカテゴリーに変更
  • << 92 【2023秋ドラマ】 「君となら恋をしてみても。」窪田マルの漫画原作/脚本=森野マッシュ/演出=松本花奈/主演=日向亘、大倉空人 高校生同士のBL物。 海堂天(あまね=大倉空人)は過去にカミングアウトをしたらからかわれて傷付いた事があり、本気の恋はしないと決めていたが、家庭の事情で江ノ島の祖母の家で暮らす事になり、たまたま知り合いその優しさに触れ、いいなと思ったけどそのまま別れた男子が、転校先の高校の同級生でしかも隣の席だったという偶然。 天はその男子・山菅龍司(日向亘)を“放課後デート”に誘い、江ノ島の街を二人でぶらつく。 天は龍司にカミングアウトをし、そんな自分を茶化すと、龍司は真剣な顔で「そんな風に茶化さない方がいい」と言ってくれて、天は益々彼に惹かれてしまう。 日向亘が人間的に優しい龍司という役に合っていて、天との仲が深まって行く龍司という役をどう演じるのか興味深い。 美しい江ノ島の風景の中の男子二人を切り取って行く、松本花奈の演出が良い。 木曜日は観ようと思っているドラマが多く、このドラマを観続けられるかは分からないのだが、BLでキュンとしたい人、主演の二人に興味のある人にはお勧めかも。 《TVK・ドラマ特区枠》
  • << 99 【2023秋ドラマ】 「女子高生、僧になる」脚本=森ハヤシ/演出=横尾初喜、森ハヤシ/主演=畑芽育 3話迄は視聴済みだが一向に面白くならず、むしろつまらなさが先に立って来た。これでは畑芽育観たさも限界なので、これにて視聴離脱という事にする。 〈TVK・枠名なし・30分〉 「トラックガール」脚本=たかせしゅうほう/演出=林希/主演=遠藤さくら ドラマとしては特にここが良かったみたいな部分は無し。居酒屋店主?のくっきー!と遠藤さくらのやりとりは恐らく全部アドリブで、遠藤さくらのファンは、基本控え目な彼女がどう返すのかが楽しみなのかなとは想像するが、それはドラマとは別次元の話だし。特にファンでも無いと次も観たいとは思わないかな。なのでこれにて視聴離脱する。 〈CX・水曜STREAM!枠・30分〉 【シーズン枠外ドラマ】 「君に届け」脚本=宮本勇人/演出=新城毅彦、菊地健雄/主演=南沙良、鈴鹿央士  月9「女神の教室」と、その番宣番組に出演した南さんを観て以来、どうも彼女の出す雰囲気が苦手になってしまい、でも鈴鹿くんは好きだからなと迷いながら観たのだが、またまた南さんは陰キャの役で、ここから鈴鹿くんの役の影響を受けて変化をして行くのかなとは思うのだが、次も観たいなとは思えなかったので、これにて視聴離脱する。 〈TX・水ドラ25枠・40分〉
  • << 131 【2023秋ドラマ】 「マイホームヒーロー」(TBSスパークル,C&I,MBS,製作委員会)原作漫画=山川直輝、朝基まさし/脚本=櫻井剛/演出=青山貴洋/主演=佐々木蔵之介 ※同スタッフ、キャストで制作(多分同時撮影)される映画が来春公開される。アニメも含めたメディアミックス作品。 1、2話連続放送分を視聴。 メディアミックスでお金も掛けているし、出演者も豪華。脚本、演出も手堅くて面白い作品に仕上がっているのだが、中身がこれは深夜放送と映画向きだなと納得する位、結構エグい話で、2話の死体を煮て(以下自粛)辺りからこれは私が苦手な分野だなと感じ始め、もう観るのは止めておこうと思った。 クスッと出来るシーンも織り交ぜながら、決定的には残酷にならない様に描いているので、暴力とか犯罪とかに耐性の有る人は観ても問題無いし、面白く感じるのではないかなと思う。作品が駄目で離脱するのでは無いので、興味の有る人はぜひどうぞ。 〈TBS/MBS・ドラマイズム枠・30分〉

No.64

>> 48 【2023夏ドラマ】 「初恋、ざらり」10話まで終了。 【なんで、嘘ついたの?優しい嘘を。】 千葉は有紗の障害の事を知らなかっ… 【2023夏ドラマ】

「初恋、ざらり」11話まで終了。

【普通の女の子で、普通の恋が…。】
普通の女子高生からカフェに就職して、普通の恋をする普通の女の子でいたかった…それが妄想の中の有紗。
今こうなってしまって、有紗にはよりその思いが強くなっている様に思う。だから余計に苦しいのだ。

ずっと布団から抜け出せない娘を見かねて冬美が頼み、ブルドーザーの様な友ちゃんがやって来た!有紗を外に連れ出し「やっぱさあ、うちら障害者は障害者と付き合った方がいいんだよ。…次行こ次」と友ちゃんらしく励ますが、あくまでも普通が望みの有紗の気持ちは晴れない。

でもやっとスマホの充電をする気になって、天野からの電話で外で会って「私達は有紗ちゃんだから、一緒に居たかったんだよ」と言われ、帰宅して、自分を産んだ事に対するママの本音(あんたが居たから頑張れたのもホント)を聞いて、自分の為に頑張ってくれた岡村から逃げた事を自覚して…。

岡村のアパートを外から見つめ、駐車場に座って夕方から夜迄待つが、部屋の灯りは点かない。ヨロヨロと立ち上がって歩き出し、歩道橋の階段の所で立ち止まり座り込む。《全部、自分で壊しちゃった…》

救いは岡村の両親が有紗を気に入って、上手く行って欲しいと願っている事。
ありのままの有紗でいいって受け止めてくれる人が周りには沢山居るのに…。

脚本=上野詩織 演出=七字幸久

  • << 74 【2023夏ドラマ】 「初恋、ざらり」全12話終了。 【アナタがいると、ワタシが幸せ】 岡村に恋をしたせいで、とにかく普通にあこがれ普通になりたいとの願いが強くなってしまった有紗。 小さい頃から父親に、お前は普通に生きろと言われ続け、成長してからは気持ちの中では反発しながらも、父親に逆らう事はなく普通に平凡にと生きて来た岡村。 そんな二人の恋の結末は…。 有紗にもう会いたくないと言われ、それを守って完全に別れてしまった二人。岡村は営業所を変わり、有紗はスーパーで働く日々。でも二人の心の中は空虚で、ずっとお互いの事を思い続けていた。 あの兄が結婚を決め、父親からは「お前の人生だ、やりたい様にやればいい」と言われ、「有紗ちゃんのお前を見る目はいつも真っ直ぐだった」が背中を押したのかな。 有紗に会いに行く岡村。 コンパニオン時代の話をする有紗。客に体を求められて応じていたのは、役に立ちたい、必要とされたかったから。それがヤダって事に気付いていなかった。でも岡村さんに出会って自分の本心を知り、やっと人間になれたと。 やり直すのは無理と歩き出す有紗を抱き締め、岡村が言ったのは「俺が有紗ちゃんと一緒に居ると幸せなんだ、必要なんだよ!」心から出た言葉は有紗の気持ちを動かすには十分だった。 ※桜吹雪の幻想に有紗のローズピンクの服がマッチして綺麗だったな 脚本=坪田文 演出=池田千尋

No.65

>> 52 【2023夏ドラマ】 「最高の教師」8話まで終了。※No.40は7話の感想に訂正 【「本当」を曝け出さぬ貴方へ】 星崎が東風谷… 【2023夏ドラマ】

「最高の教師」9話まで終了。

【償うことに迷える貴方へ】
相楽まで改心し、いよいよ孤立し始めた西野はお金で浜岡に頼み、浜岡は化学準備室に盗撮カメラを設置、鵜久森と東風谷の会話(東風谷が鵜久森を好きという話)が撮れたとSDカードを西野に渡し、それをネタに鵜久森をあの廊下に呼び出し、野辺と金澤は見張りをし、西野は鵜久森を脅す。
東風谷は「私の為に?」とショックを受けていたが、西野はそれを否定。鵜久森は「私達を変える為にあの場所に来たの」と言う。脅す西野に「それを秘密だと思っている事がおかしい」と怯まない鵜久森。「あんたは良くても東風谷は嫌がるんじゃない?」
貴女を私が変えると言って、西野からカードを奪おうとした鵜久森は、揉み合って落ちた。やっぱり最後は東風谷の為だったのかな。でもコピーは可能なんだし、あれでは死に損だわ。

西野の「そんなつもりじゃ無かった」に、九条の怒りが爆発、逃げるなよ!と強い言葉で叱責。クラスメイトをランク付け、想像力の欠如、まず自分を養護し反省無し。自分の周りの空気が変わるのを嫌がる、それが自身の最優先事項、その為なら誰が傷付いても構わない。これがイジメを生み出す精神構造なのかとぞっとする。

最終回、九条が対峙する本丸は…星崎なんだろうね。
ダラダラ長い台詞は勘弁して欲しいんだけど…。

脚本=ツバキマサタカ 演出=鈴木勇馬

  • << 76 【2023夏ドラマ】 「最高の教師」全10話終了。 【「変わらない」と諦める貴方へ】 一周目の卒業式の日に自分を突き落としたのは星崎だと九条が気付いた理由…西野の発言の様に、過失にしろ殺意有りにしろ相手が落ちれば覗き込む筈、それなのにあの時、突き落とした人物は覗き込まず九条には顔が見えなかった、これは相手が無感情だったからに違いない、そうなると変わり行くクラスの中でも常に傍観者の様な存在でいた星崎君以外には考えられない、これは分かり易かった。 逆に星崎の動機(というか彼が独白する心の内)は凡人には分かり難かった。子供時代に遡って、自分の突飛な行為(本人に自覚は無かった)を笑って貰えず、皆が引いているのを見た時に、自分は皆とは違うと気付いた、両親に産まない方が良かったのではと聞いた事が有る…という一節が含まれた事で、その後の息苦しさや変えられない自分に対する絶望からの無感情という流れを見ると、彼は広汎性発達障害グレーゾーンだったのかなと推測してしまう。 奥平君は演技力はまだ無いけど、半笑いの表情が生きるこの難役には合っていて、そこからの抜擢だったのかなと。 鵜久森は二周目も死に、九条は二周目は生き延びた、この差は鵜久森の一周目は自死だったから…に帰結するのかな。 何度も書いたけど、台詞で全てを伝えようとする脚本には辟易した。 脚本=ツバキマサタカ 演出=二宮崇

No.66

>> 53 【2023夏ドラマ】 「VIVANT」9話まで終了。(9話は25分拡大) 【明かされる驚愕の真実!】 今回は、幼き乃木の断片的… 【2023夏ドラマ】

「VIVANT」全10話終了。(10話は25分拡大)

【あの日見た、夢の終わりに…】
最終回に関しては、考察を煽って来た事のけじめを付ける為か、より答え合わせの色が強くなっていた事、八百万の神の話から日本人の精神性、美徳へと繋げる話を、40年以上バルカ暮らし設定のベキに熱く語らせた事が気になって、そこまで話に入り込めず少し残念だった。

ただドラマ全体として観た場合は、大作映画並みの力の入れ方で圧倒された初回から、只の商社マンがどうやらそうではなさそうだと分かり、別班・公安・テント三つ巴の話から、最後は家族の話に収斂して行く展開は、演技力と存在感のある役者が勢揃いして演じた事もあり、奇想天外ながらも説得力のあるドラマに仕上がっていたと思う。

考察もそんなに捻ってはいなくて、ああだこうだと楽しめる範囲内に収めてくれていたので、それも日曜劇場らしくて良かったと思う。

難点を挙げるとすれば、数字での説明を多用して分かり難くしていた部分かな。
滑舌が良過ぎる堺雅人にハイスピードで喋られても、全然頭に入って来なくて苦行でしか無かった。

続編の噂も出ているけど、この後コンテンツの2次販売でどれだけペイ出来るかによるだろうね。
あれば勿論観るし、楽しみに待つとしよう。今は取り敢えず制作陣に心からの感謝を伝えたい。

脚本=八津弘幸 他 演出=福澤克雄 他

No.67

>> 61 【追記・修正版】 【2023秋ドラマ①】※40分以上の放送枠のドラマ(月曜から曜日順)タイトル/脚本/演出/主演/※脚本演出は複数の場合メ… 【追記】
【2023秋ドラマ①】
タイトル/脚本/演出/主演/※脚本演出は複数の場合メインのみ記載

「いちばんすきな花」生方美久/高野舞/多部未華子、松下洸平、神尾楓珠←New(他1名の主演は未発表) 
         ⬇
「いちばんすきな花」生方美久/高野舞/多部未華子、松下洸平、神尾楓珠、今田美桜

No.68

>> 63 【追記・修正版】 【2023秋ドラマ②】※40分未満の放送枠のドラマ(月曜深夜から曜日順)タイトル/脚本/演出/主演/※脚本演出は複数の場… 【追記】
【2023秋ドラマ②】
タイトル/脚本/演出/主演/※脚本演出は複数の場合メインのみ記載

(シンドラ枠は未発表)
     ⬇
「君が死ぬまであと100日」森ハヤシ/林雅貴/髙橋優斗 △初回を観て判断

  • << 127 【2023秋ドラマ】 「君が死ぬまであと100日」(製作委員会)原作漫画=右腹/脚本=森ハヤシ/演出=林雅貴/主演=髙橋優斗 うーん、出だしは面白かったし、髙橋くんと豊嶋さんの組み合わせも悪く無かったけど…。 余命が見える迄は良かったのだけど、話が進むに連れて、数字として見える余命が増減するという展開にえっ!?とまずシラケて、ラストに訳知り顔の井上瑞稀が出て来た時点で“もういいや”となってしまった。 なのでこれにて視聴離脱する。 〈日テレ・シンドラ枠・30分〉 ※本来この枠の制作はいつも日テレとジェイ・ストームで、あの会見の前迄はその様にアナウンスされていたのだが、実際の放送時及び番組HPでは日テレの表記すら外して、製作著作「君が死ぬまであと100日」製作委員会 だけの表記としている。

No.69

>> 54 【2023夏ドラマ】 「何曜日に生まれたの」5話まで終了。 【優しい人が傷つく世界線】 なんとなんと公文は自分のタワマンのエレ… 【2023夏ドラマ】

「何曜日に生まれたの」6話まで終了。

【オレンジウイッグの堕天使】
ホントの海で…。
城崎はリリ子から盗撮をネタに脅され、バイクに細工をする様に言われたのは事実だが、実際には手を下さなかった。盗撮はバレても最悪退学だけど、バイク事故の原因が細工とバレれば警察沙汰、そんな危ない橋は渡れないと。それはそうだ。

そして雨宮は女性に性的な興味が無いと告白。あの日、この浜辺ですいに告白したのは「俺は江田が好きなんだ」、江田とすいが付き合うのを見るのは辛いから、最後の大会が終わる迄は付き合うのを待ってくれと。すいは「マネージャーだから分かってる」と答えた。
雨宮が出した結論は、自分の心の揺れがハンドル操作に影響したのだろうと。
そしてすいは、江田達からの心無い言葉にも反論せず、雨宮の秘密を抱えたまま皆の前から姿を消した。
でもこの日やっと、大学にも行かず就職もせず、十年引き籠もっていた事を皆に告白出来た。
三島公平は恋人ではなく、作家の公文である事も明かした。後から「どうしよう、好きな人を消しちゃった」と後悔する事になるのだが。

これで引き篭もりの件には方がついたけど、仲間との色々は続く様だし、並行して作家としての公文の謎、アガサ(白石聖)の謎、二人の関係の謎等も描かれる様だ。

それでもすいは公文と結ばれると私は思ってるけどね。

脚本=野島伸司 演出=松原浩

  • << 79 【2023夏ドラマ】 「何曜日に生まれたの」7話まで終了。 【1人女子焼肉3連打からの衝撃】 やっぱり公文の“大切な人”、白石聖が演じる赤毛のウイッグの女性は実の妹・三島蕾だった。どうしてああなってしまったのか、ただ一人事情を知っている編集長が、すいの父に語った蕾の過去は壮絶だった。 兄が全寮制の高校から大学での一人暮らしで居ない中で、妹は中学から引き篭もりとなり、ある日母親と再婚相手の義父、二人とも刺したという事は、すいの父が言った「聞くに耐えない事が有った…」という事なのかな。 医療少年院から精神科に入院、妹を放置した事に責任を感じている公文は、死にたがる妹を題材にラノベを書いてヒットさせ、その収入で妹に催眠療法を受けさせて過去の忌まわしい記憶を消し、ウイッグを被せて新しいキャラを埋め込んだという。 そしてすいも、車に轢かれそうになったのをきっかけに、とんでもない事を思い出していた。あのバイク事故の日、すいは道路に飛び出して向こうから来た車を止めた、助けて下さいと。あの車から降りて来たのが公文だったのだ。 あの後、心を閉じたから思い出せなかったのだろうか。でも公文の方は覚えていた筈。というかアガサのあのセーラー服姿は、あの時のすいのイメージだったのでは? TVer+の記事だと全9話らしいので、残り2話。どうまとめるのか本当に楽しみ。 脚本=野島伸司 演出=岩本仁志

No.70

>> 55 【2023夏ドラマ】 「転職の魔王様」9話まで終了。 【恋人とのつらい過去!】 前回来栖が気付いた、社長の洋子が唯一担当し、一… 【2023夏ドラマ】

「転職の魔王様」10話まで終了。

【転勤でコンビ解消!?ふたりの過去が明らかに!】
“嫁ブロック”を描くのはいいのだが…。娘の友達の所は○ちゃんは家族旅行、○ちゃんは受験するから塾に、ウチも色々経験させたいけどお金が…と妻に言わせておいて、後からあれは夫にも家庭の事に関心を持って欲しかったからって、何でこんな分かりにくい事を言う設定にしたの?
普通に、昇給しないと私立は無理かなあ位にとどめて、今の会社は昇給無しと言われているから、夫は妻には内緒で転職活動を始めて内定を取ったら妻は反対…よくよく話を聞いてみたら…で良かったのに。

あと、残り1話となって、これ迄に匂わせていた来栖と千晴の出会いの日の事が描かれたのだが…。千晴がまだ前の会社に入社したばかりで希望に燃えている時期で、逆に来栖は事故後の人生どん底の時、階段で転んだ来栖を助け、雨宿りをしながら話をした事で来栖は救われたのだと。それはいいのだが、いくら来栖が当時前髪を垂らして無精髭でも、同じ杖をついていてあの声よ、何で千晴は今迄思い出せなかったの?この設定も無理筋じゃない?

で、今度は来栖に昔の同僚が「俺と一緒にアフリカで働こう!」まあこれは最終回への繋ぎとしては悪くない。千晴が来栖の転職を担当するのかな?だとしたら胸熱なんだけど。

脚本=小峯裕之 演出=堀江貴大

  • << 80 【2023夏ドラマ】 「転職の魔王様」全11話終了。 【魔王が転職!?波乱の面談!ふたりの決断とは】尺の問題で滝藤(駿河太郎)の転職話は要らなかったかなあ。滝藤のケースに来栖のケースを重ねる事で、「やりたい仕事の夢は変化する事もある」というのを、分かりやすく描きたかったのかなとも思うのだが、商社時代にアフリカで撮った写真の来栖の笑顔に関するやり取りと、そこに至る迄の千晴の面談の部分をもう少し丁寧に描けば、来栖の夢の変遷については伝わったのではないかなと。 事務所の面々の出番は必要だから、犬飼の就職相談の部分は有ってもいいけど。 あと前回描いた千晴と来栖の出会いについても、もっと圧縮して、屋上で千晴が大阪支店に行くと話すシーンにくっつけた方が良かったのでは?来栖が「君は忘れているみたいだけど…」という形で話して、少しやり取りした後に千晴が「待っていて下さい」からの来栖がハグ…の方がしっくり来たんじゃないかなあ。 ゲストの演技力に左右される部分は有ったけど、全体としてはまあまあ面白かった。 仕事や人生に対する来栖の発言には、考えさせられる事が結構有ったし、要所要所で繰り出される社長の金言も中々のものだった。 続編を観たいかといえばそこ迄では無いけど、色々気になる事は有るので2、3年後を描くSPドラマならぜひ観てみたい。 脚本=小峯裕之 演出=堀江貴大

No.71

>> 58 【2023夏ドラマ】 「ばらかもん」10話まで終了。 【新たなる旅立ちへ!親友との決別!それぞれの決意とは?】 相談も無しに書… 【2023夏ドラマ】

「ばらかもん」全11話終了。

前回から引っ張った“お別れ引っ掛け”と、田舎に突撃するアイドル未満YouTuberの件(くだり)は要らなかったな。
田舎だからって誰でも手放しで受け入れる訳では無い。清舟は自分が来た時に皆に優しくして貰えたから勘違いしている。「先生を受け入れたのは、お父さんと友達だったから」と郷長。そういう事を言いたいが為のYouTuberなのかもしれないけど、そんな事に時間を割く位なら、(おそらく手紙で)父親と明かし変化したなると父の話、父親がタンカー船に乗る事になり、急に怖くなってしまった美和の話、書道家としての父親の凄さを改めて感じながらも、それをプレッシャーに思うのではなく、自分はこの島での生活を楽しみながら、書道家としても書きたい時に書いてみるという心境の変化に至った清舟の話とかを、もっと丁寧に描くだけで良かったし、清舟と子供達が影響しあって成長する姿を見るのが、このドラマ最大の楽しみだった訳だから。

全体としての感想はとにかく癒やされた、それに尽きる。杉野くん、なるを筆頭に皆さん役にハマっていたし、大きな自然の中で、小さな事にああだこうだと悩んだり、喜んだり泣いたりする彼らの暮らしを観るのが好きだった。
なる達があっという間に大きくなってしまうので、続編は無理でも早めのSPなら行けるかな?

脚本=阿相クミコ 演出=植田泰史

No.72

>> 60 【2023夏ドラマ】 「彼女たちの犯罪」9話まで終了。 【完全犯罪の終焉…絶望への幕開け…】 完全犯罪…と言っても彼女達の場合… 【2023夏ドラマ】

「彼女たちの犯罪」全10話終了。

【ただ幸せになりたかっただけなのに…】
このサブタイトルの言葉は誰の心境なのだろう。
翠が由香里に自殺願望を打ち明けなければ事は始まらなかったし、由香里が刑事の理子に“友達の自殺願望を止めたい”と相談しなければ、理子も自分の智明への復讐に、由香里達の“席替え”を提案して利用する事は出来なかったし、そもそも理子が膵臓癌末期の余命宣告を受けていなければ、大輔との幸せな生活を壊して迄、智明に復讐をしようとは思わなかっただろう。

繭美は中身の伴わないプライド持ちのせいで会社で孤立し、医師の智明と再会したのを期に、玉の輿に乗る事で違うプライドを得ようとし、不倫と知った時点で身を引こうとするが、思いがけず妻の由香里が離婚を望んでいて、二人の話し合いの末に取り引きが成立するという、法に触れない道も有っただろうに。
離婚してしまえば、本物由香里も偽由香里を強請る材料が無くなる訳だし。

歯車の狂いがどんどん連鎖して、こんな筈じゃ無かったという方向に転げ落ちて行く物語。細かく見れば穴も沢山有ったけど、それを上回る展開の面白さ、ドラマとしてのパワーが有ったので、穴に付いては余り気にならなかった。
結末は大体予想通り。智昭は大輔が実子だと親には言わなかったのかな?
9ヶ月後、翠が里親になってホッとした。

脚本=田辺茂範 演出=菊地健雄

No.73

【シーズン枠外ドラマ】

「この素晴らしき世界」特別編。

通常放送分についてはテンポが悪く、その時の本筋の話には絡まない人物をコマ切れで登場させるスタイルにも苛々させられて、5話で視聴離脱を決めたのだが、6、7話は1.3倍速で観て、8、9話については、やっと面白くなったので録画を普通に視聴した。そして特別編の予告を観た時に、新撮も結構有りそうで面白そう、でもフジの特別編には何度も騙されて来たからなあと半信半疑で、しかもリアタイ視聴をしたのだが…、これが予想を遥かに上回る面白さで、何なら本編よりもかなり面白くて何度か爆笑迄してしまったではないか(笑)

これが初視聴の人にとっても面白かったかどうかは分からないけど、本編を全部視聴した人にとっては、上手く編集された過去映像がタイミング良く挿入され、妙子の成りすましの件を知らない真由美さんが、セシル達の妙子の連れ去りを誘拐?と誤解する事から始まる新撮分は、猫背椿さんの上手さも有るけど、とにかく演出のテンポが良くて、話も思いっ切りコメディーに振り切っていたから、ずっと笑いながら楽しめた。
若村さんは、事務所がキープしていた絹代のそっくりさんのイタリア女性として、不在の妙子に成りすます演技(ほぼパントマイム)までして、こちらも凄かった。

本編もこういうコメディーテイストで作れていればね…。

脚本=烏丸マル太 演出=平野眞

No.74

>> 64 【2023夏ドラマ】 「初恋、ざらり」11話まで終了。 【普通の女の子で、普通の恋が…。】 普通の女子高生からカフェに就職して… 【2023夏ドラマ】

「初恋、ざらり」全12話終了。

【アナタがいると、ワタシが幸せ】
岡村に恋をしたせいで、とにかく普通にあこがれ普通になりたいとの願いが強くなってしまった有紗。
小さい頃から父親に、お前は普通に生きろと言われ続け、成長してからは気持ちの中では反発しながらも、父親に逆らう事はなく普通に平凡にと生きて来た岡村。
そんな二人の恋の結末は…。

有紗にもう会いたくないと言われ、それを守って完全に別れてしまった二人。岡村は営業所を変わり、有紗はスーパーで働く日々。でも二人の心の中は空虚で、ずっとお互いの事を思い続けていた。
あの兄が結婚を決め、父親からは「お前の人生だ、やりたい様にやればいい」と言われ、「有紗ちゃんのお前を見る目はいつも真っ直ぐだった」が背中を押したのかな。
有紗に会いに行く岡村。

コンパニオン時代の話をする有紗。客に体を求められて応じていたのは、役に立ちたい、必要とされたかったから。それがヤダって事に気付いていなかった。でも岡村さんに出会って自分の本心を知り、やっと人間になれたと。
やり直すのは無理と歩き出す有紗を抱き締め、岡村が言ったのは「俺が有紗ちゃんと一緒に居ると幸せなんだ、必要なんだよ!」心から出た言葉は有紗の気持ちを動かすには十分だった。

※桜吹雪の幻想に有紗のローズピンクの服がマッチして綺麗だったな

脚本=坪田文 演出=池田千尋

No.75

>> 63 【追記・修正版】 【2023秋ドラマ②】※40分未満の放送枠のドラマ(月曜深夜から曜日順)タイトル/脚本/演出/主演/※脚本演出は複数の場… 【2023秋ドラマ】〚ワンポイント投稿〛

「日常の絶景」脚本=堀雅人/演出=松岡知哉/主演=伊藤万理華
観光地や大自然の絶景を見に行くのではなく、生活圏やそこから少しだけ足を伸ばした所にも、視点を変えれば絶景は有りますよ、というのを教えてくれるドラマ(初回で言えばビルの壁をつたう巨大なダクトは面白かった)。まっ、観る人の感性次第な面は有るけど、私は最後迄観たいなと思った。《テレ東・ドラマチューズ!枠》

「女子高生、僧になる」脚本=森ハヤシ/演出=横尾初喜/主演=畑芽育
主人公の麦(畑芽育)がずっとアイドルオタクで、祖父が亡くなり後継者の居ないお寺を、幼馴染みの柊をお坊さんにして自分も一緒に寺に入り継ぐと決めた時に、グループを良くする為のオタク脳をお寺にも当てはめて使う所は面白かったけど、それ以外は特に…。畑芽育には期待をしているので、もう少し観てみるけど。(TVK・枠名無し)

「姪のメイ」脚本=小川康弘/演出=清水康彦/主演=本郷奏多、大沢一菜
姉夫婦が亡くなり、一人娘のメイ(大沢)の引取先が決まる迄の1ヶ月を、母方の叔父の小津(本郷)が面倒を見る事になり、リモートで上司から福島の月貸し物件を紹介されて、そこで暮らす話。避難地域だった福島12市町村での暮らし振りと美しい自然を切り取って見せているのと、大人びたメイと年相応の小津との対比がポイント。(テレ東・木ドラ24枠)

No.76

>> 65 【2023夏ドラマ】 「最高の教師」9話まで終了。 【償うことに迷える貴方へ】 相楽まで改心し、いよいよ孤立し始めた西野はお金… 【2023夏ドラマ】

「最高の教師」全10話終了。

【「変わらない」と諦める貴方へ】
一周目の卒業式の日に自分を突き落としたのは星崎だと九条が気付いた理由…西野の発言の様に、過失にしろ殺意有りにしろ相手が落ちれば覗き込む筈、それなのにあの時、突き落とした人物は覗き込まず九条には顔が見えなかった、これは相手が無感情だったからに違いない、そうなると変わり行くクラスの中でも常に傍観者の様な存在でいた星崎君以外には考えられない、これは分かり易かった。

逆に星崎の動機(というか彼が独白する心の内)は凡人には分かり難かった。子供時代に遡って、自分の突飛な行為(本人に自覚は無かった)を笑って貰えず、皆が引いているのを見た時に、自分は皆とは違うと気付いた、両親に産まない方が良かったのではと聞いた事が有る…という一節が含まれた事で、その後の息苦しさや変えられない自分に対する絶望からの無感情という流れを見ると、彼は広汎性発達障害グレーゾーンだったのかなと推測してしまう。
奥平君は演技力はまだ無いけど、半笑いの表情が生きるこの難役には合っていて、そこからの抜擢だったのかなと。

鵜久森は二周目も死に、九条は二周目は生き延びた、この差は鵜久森の一周目は自死だったから…に帰結するのかな。

何度も書いたけど、台詞で全てを伝えようとする脚本には辟易した。

脚本=ツバキマサタカ 演出=二宮崇

No.77

>> 62 【追記・修正版】 【2023秋ドラマ①】※40分以上の放送枠のドラマ(金曜から曜日順)タイトル/脚本/演出/主演/※脚本演出は複数の場合メ… 【シーズン枠外ドラマ】

「遥かなる山の呼び声 ディレクターズカット版」脚本=山田洋次・坂口理子/演出=朝原雄三/(NHK・松竹)

89分のBSP単発ドラマとして、2018年と2022年にそれぞれ放送した計178分に、未公開映像を加えて49分✕4回に再編集したドラマ。

「遥かなる山の呼び声」と言えば、山田洋次監督が「シェーン」をモチーフに作り、高倉健さん、倍賞千恵子さんの黄金コンビが主人公達を演じた映画。
それを下敷きに山田洋次さん自身が関わり、リメイクしたのが本作。
健さんの役の田島を阿部寛、倍賞さんの役の民子を常盤貴子が演じている。

ドラマでは亡夫の父(中原丈雄)と民子で牧場を経営し、息子の武志(佐藤優太郎)と3人暮らしという設定で、夜にバイクの故障でずぶ濡れになっていた男を、義父が連れて帰って来た所から話は始まる。
会ったばかりなのに悪い男では無さそうだからと言う義父だが、民子は警戒心を解かない。優太郎も母に倣って口も聞かなかったが、鹿笛を貰った途端に喋り出すという子供らしさ全開で可愛かった。

一度出て行った男が戻ったら、義父が入院している事が分かり、男は牧場の仕事を手伝う事に。優太郎は男に懐き、民子も少しずつ信頼して行くのだが、義父は逆にあの男には影が有ると言い出す。

中標津でロケをした映像が美しい。
どうなって行くのか楽しみ。

(NHKてん土曜ドラマ枠)

No.78

>> 14 【2023夏ドラマ②】 ※40分未満の放送枠のドラマ(月曜深夜から曜日順)途中経過(↗は良くなって来た↘は少しつまらなくなって来た) ◎… 【2023夏ドラマ】

「ハレーションラブ」8話まで終了。

初回を観た時は、どんな話なのか、どんな話になりそうなのかが掴めず、でもその感覚が面白くて何かワクワクしたのだけど、その後は中々話が進まず、隔靴掻痒の感がずっと漂っていたのだが、昴くんのご乱心が有って、自称探偵の小田切も感情を出し始めて、釈放された昴くんが暴漢に襲われて、少しやり返した所で次回が最終回。

という事で少しだけ予想をしてみると、昴くんを襲った暴漢は、目出し帽から覗く目の感じや体格、格闘のキレとかを考え合わせると、警官の孝之っぽいんだけどどうだろ。
あの日、故意か過失か分からないけど火を点けたのは孝之で、子供だし警官の息子だから街がひた隠しにしたという事で。←だとしても街がという表現は引っ掛かるのだが。

何話だか忘れたけど、孝之の目付きには何か影を感じたんだよなあ。だからひょっとして槙田殺しもそうなのかなあって。

あと小田切については、1年前の餅田日和の自死について朱莉に話す時に、涙ぐんだりしてかなり感情を表に出していたし、下の名前も真美で同じなので、日和の妹で確定かな。

公式HPの惹句『危険なのは、この恋か、この街か―三角関係の中で炙り出される街が隠してきた恐ろしい真実…』ってのは、ちと言い過ぎ煽り過ぎじゃない?朱莉は恋って程の恋もしてないしさあ。

脚本=若杉栞南 演出=竹園元

  • << 84 【2023夏ドラマ】 「ハレーションラブ」全9話終了。(最終回は30分拡大) まず前回の感想に書いた事について…。15年前の時点での孝之(猪塚健太)の年齢を勘違いしていて、晶達と同じか少し上位の子供だと思っていたから、その前提と〈街が隠して来た〉という公式の文言をベースに予想をした為に、殺人等犯罪の動機の面で全くの的外れになってしまった。 15年前の時点で孝之は20才で星合台の交番に初配属、その時点で日和の妹の真美が15才で、孝之が撮った写真の日和はセーラー服を着ていたので、17、8才位だったのかな。孝之は日和と両想いだと確信していた病的なストーカーで、真美によると「姉はあの空き家で孝之に、したくもない事をさせられていた」と。 浅海の推測としては、孝之を恐れ逃げ出したかった日和は、その思いをあの赤い短冊に書き、あの日、ベランダから短冊に火を点けて空き家に向かって投げた。さこに晶が居るとは思わなかったし、只々空き家が消えて無くなればいいという気持ちだけだったのではないかと。 公式HPの惹句『…街が隠してきた恐ろしい真実…』は、やはり嘘で街は別に関係ない。朱莉の母と孝之の父が、親心や咄嗟の判断で隠した物が晶の名誉を傷付け、家族を苦しめてしまった…が正解だった。 それにしても孝之の父は息子の異常性に気付いていなかったのかね? 脚本=若杉栞南 演出=加藤瑛亮

No.79

>> 69 【2023夏ドラマ】 「何曜日に生まれたの」6話まで終了。 【オレンジウイッグの堕天使】 ホントの海で…。 城崎はリリ子から… 【2023夏ドラマ】

「何曜日に生まれたの」7話まで終了。

【1人女子焼肉3連打からの衝撃】
やっぱり公文の“大切な人”、白石聖が演じる赤毛のウイッグの女性は実の妹・三島蕾だった。どうしてああなってしまったのか、ただ一人事情を知っている編集長が、すいの父に語った蕾の過去は壮絶だった。
兄が全寮制の高校から大学での一人暮らしで居ない中で、妹は中学から引き篭もりとなり、ある日母親と再婚相手の義父、二人とも刺したという事は、すいの父が言った「聞くに耐えない事が有った…」という事なのかな。
医療少年院から精神科に入院、妹を放置した事に責任を感じている公文は、死にたがる妹を題材にラノベを書いてヒットさせ、その収入で妹に催眠療法を受けさせて過去の忌まわしい記憶を消し、ウイッグを被せて新しいキャラを埋め込んだという。

そしてすいも、車に轢かれそうになったのをきっかけに、とんでもない事を思い出していた。あのバイク事故の日、すいは道路に飛び出して向こうから来た車を止めた、助けて下さいと。あの車から降りて来たのが公文だったのだ。
あの後、心を閉じたから思い出せなかったのだろうか。でも公文の方は覚えていた筈。というかアガサのあのセーラー服姿は、あの時のすいのイメージだったのでは?

TVer+の記事だと全9話らしいので、残り2話。どうまとめるのか本当に楽しみ。

脚本=野島伸司 演出=岩本仁志

  • << 85 【2023夏ドラマ】 「何曜日に生まれたの」8話まで終了。 【単行本1巻記念握手会の日】 うーん、難しいよね。すいはメンタルケアの面では素人だし、すいが“こもりびと”になったきっかけや状況と、蕾(白石聖)のそれや、その後のメンタル崩壊による親への傷害からの自傷行為(死に癖)には、あまりにも隔たりが有るからね。 ただ“人格入れ替え”は違うんじゃないかという、すいの思いも分かるのね。自分は10年間父親に庇護されて、ずっとありのままの自分で居られたからこそ、当初は公文に過去をこじ開けさせられた事は辛かったけど、向き合いさえすれば順応も早かった、そしてそれで良かったと思っている。 だから蕾にも、例え苦しくてもありのままの自分を受け入れる所から始めて欲しい、それが公文自身を救う事にも繋がるから…、きっとそういう思考回路なんだと思う。 しかし公文は自身もあんなに幼少の頃から、母親の言葉の虐待を受けて育っていたのか。だから大義名分の立つ高校の寮生活を選び逃げたのね。自分が逃げれば妹に虐待は集中すると分かっていた筈なのに…。しかも再婚した義父からもって…。 だから余計に公文は苦しんでいるのかも。 そして握手会で、メンタルがおかしそうな“なりきりアガサ”(山之内すず)に刺されてしまった公文。逃げなかった様に見えたのは、自分を罰する為なの? 脚本=野島伸司 演出=岩本仁志

No.80

>> 70 【2023夏ドラマ】 「転職の魔王様」10話まで終了。 【転勤でコンビ解消!?ふたりの過去が明らかに!】 “嫁ブロック”を描く… 【2023夏ドラマ】

「転職の魔王様」全11話終了。

【魔王が転職!?波乱の面談!ふたりの決断とは】尺の問題で滝藤(駿河太郎)の転職話は要らなかったかなあ。滝藤のケースに来栖のケースを重ねる事で、「やりたい仕事の夢は変化する事もある」というのを、分かりやすく描きたかったのかなとも思うのだが、商社時代にアフリカで撮った写真の来栖の笑顔に関するやり取りと、そこに至る迄の千晴の面談の部分をもう少し丁寧に描けば、来栖の夢の変遷については伝わったのではないかなと。

事務所の面々の出番は必要だから、犬飼の就職相談の部分は有ってもいいけど。

あと前回描いた千晴と来栖の出会いについても、もっと圧縮して、屋上で千晴が大阪支店に行くと話すシーンにくっつけた方が良かったのでは?来栖が「君は忘れているみたいだけど…」という形で話して、少しやり取りした後に千晴が「待っていて下さい」からの来栖がハグ…の方がしっくり来たんじゃないかなあ。

ゲストの演技力に左右される部分は有ったけど、全体としてはまあまあ面白かった。
仕事や人生に対する来栖の発言には、考えさせられる事が結構有ったし、要所要所で繰り出される社長の金言も中々のものだった。
続編を観たいかといえばそこ迄では無いけど、色々気になる事は有るので2、3年後を描くSPドラマならぜひ観てみたい。

脚本=小峯裕之 演出=堀江貴大

No.81

【2023秋ドラマ】

「パリピ孔明」(CX)脚本=根本ノンジ 出演=向井理、上白石萌歌、菅原小春、宮世琉弥、八木莉可子、森崎ウィン、関口メンディー、アヴちゃん、ELLY、ディーン・フジオカ、森山未來 他

四葉タト、小川亮の漫画原作。《水10・54分枠》(全話数不明)※初回は15分拡大

【天才軍師諸葛孔明渋谷に降臨!音楽青春コメディー開宴】←開演ではなく開宴とした所に、このドラマの本質が垣間見える。ドラマ性よりは音楽とそれに伴う映像重視的な。

タイムワープして来た孔明が、あっという間に自分の状況を理解し、スマホの使い方もバーテンダーとしてのスキルも直ぐに身に付けてしまう所とか、三国志オタクのオーナーが孔明も同類と勘違いして、嬉しくて即決採用する所とかはスムーズで面白かったのだが…。全体にドラマとしてはテンポが悪く、リアタイ視聴をしていて途中で眠くなってしまった。
あとタイムワープして来た孔明が英子の歌に胸を打たれたという設定はまだ良いのだが、孔明に連れて来られたミアのファンも皆、英子のBGMみたいな歌に惹き付けられて帰らなかったというのは無理がある。
初めて聴いて衝撃を受けて虜になるというのは、それこそアヴちゃんみたいに唯一無二の歌声とかじゃないとね。

次も一応観てみるけど…小池栄子の裏ドラマが始まったらそっち優先かな。

脚本=根本ノンジ 演出=渋江修平

No.82

>> 63 【追記・修正版】 【2023秋ドラマ②】※40分未満の放送枠のドラマ(月曜深夜から曜日順)タイトル/脚本/演出/主演/※脚本演出は複数の場… 【追記】
【2023秋ドラマ②】
タイトル/脚本/演出/主演/※脚本演出は複数の場合メインのみ記載

【修正】「日常の絶景」は全3話で終了する為、【シーズン枠外ドラマ】の括りに変更する。
次の〈ドラマチューズ!枠〉の作品
     ⬇
【追加】「くすぶり女とすん止め女」川原杏奈/太田勇/西田尚美、香音 △初回を観て判断


【追加】「トラックガール」たかせしゅうほう/林希/遠藤さくら △初回を観て判断
※全6話/7月よりFODで配信済み、地上波初放送/〈放送枠名は不明〉


★いずれも24時以降の放送

No.83

>> 63 【追記・修正版】 【2023秋ドラマ②】※40分未満の放送枠のドラマ(月曜深夜から曜日順)タイトル/脚本/演出/主演/※脚本演出は複数の場… 【追記】
【2023秋ドラマ②】
タイトル/脚本/演出/主演/※脚本演出は複数の場合メインのみ記載

【追加】
「ワンルームエンジェル」綿種アヤ/枝優花/上杉柊平、西村拓哉 △初回を観て判断
〈ドラマシャワー枠〉

  • << 119 【2023秋ドラマ】 「ワンルームエンジェル」(MBS,製作委員会)原作漫画=はらだ/脚本=綿種アヤ/演出=枝優花/主演=上杉柊平、西村拓哉  この枠はBL枠なので、上杉柊平がどう演じるのかに興味が有って観たのだが…。 上杉柊平はイメージから外れない役柄で魅力的だったのだが、相手役の西村拓哉の演技がどうにも棒だし、例え棒だとしても、記憶喪失の天使役としてキャラがピッタリとハマって魅力的な子なら、観続ける理由にはなるのだが、彼にはそういうのも無いし…。という事で残念だけど初回のみで視聴離脱する。 〈TVK/MBS・ドラマシャワー枠・30分〉

No.84

>> 78 【2023夏ドラマ】 「ハレーションラブ」8話まで終了。 初回を観た時は、どんな話なのか、どんな話になりそうなのかが掴めず、でも… 【2023夏ドラマ】

「ハレーションラブ」全9話終了。(最終回は30分拡大)

まず前回の感想に書いた事について…。15年前の時点での孝之(猪塚健太)の年齢を勘違いしていて、晶達と同じか少し上位の子供だと思っていたから、その前提と〈街が隠して来た〉という公式の文言をベースに予想をした為に、殺人等犯罪の動機の面で全くの的外れになってしまった。

15年前の時点で孝之は20才で星合台の交番に初配属、その時点で日和の妹の真美が15才で、孝之が撮った写真の日和はセーラー服を着ていたので、17、8才位だったのかな。孝之は日和と両想いだと確信していた病的なストーカーで、真美によると「姉はあの空き家で孝之に、したくもない事をさせられていた」と。
浅海の推測としては、孝之を恐れ逃げ出したかった日和は、その思いをあの赤い短冊に書き、あの日、ベランダから短冊に火を点けて空き家に向かって投げた。さこに晶が居るとは思わなかったし、只々空き家が消えて無くなればいいという気持ちだけだったのではないかと。

公式HPの惹句『…街が隠してきた恐ろしい真実…』は、やはり嘘で街は別に関係ない。朱莉の母と孝之の父が、親心や咄嗟の判断で隠した物が晶の名誉を傷付け、家族を苦しめてしまった…が正解だった。

それにしても孝之の父は息子の異常性に気付いていなかったのかね?

脚本=若杉栞南 演出=加藤瑛亮

No.85

>> 79 【2023夏ドラマ】 「何曜日に生まれたの」7話まで終了。 【1人女子焼肉3連打からの衝撃】 やっぱり公文の“大切な人”、白石… 【2023夏ドラマ】

「何曜日に生まれたの」8話まで終了。

【単行本1巻記念握手会の日】
うーん、難しいよね。すいはメンタルケアの面では素人だし、すいが“こもりびと”になったきっかけや状況と、蕾(白石聖)のそれや、その後のメンタル崩壊による親への傷害からの自傷行為(死に癖)には、あまりにも隔たりが有るからね。

ただ“人格入れ替え”は違うんじゃないかという、すいの思いも分かるのね。自分は10年間父親に庇護されて、ずっとありのままの自分で居られたからこそ、当初は公文に過去をこじ開けさせられた事は辛かったけど、向き合いさえすれば順応も早かった、そしてそれで良かったと思っている。
だから蕾にも、例え苦しくてもありのままの自分を受け入れる所から始めて欲しい、それが公文自身を救う事にも繋がるから…、きっとそういう思考回路なんだと思う。

しかし公文は自身もあんなに幼少の頃から、母親の言葉の虐待を受けて育っていたのか。だから大義名分の立つ高校の寮生活を選び逃げたのね。自分が逃げれば妹に虐待は集中すると分かっていた筈なのに…。しかも再婚した義父からもって…。
だから余計に公文は苦しんでいるのかも。

そして握手会で、メンタルがおかしそうな“なりきりアガサ”(山之内すず)に刺されてしまった公文。逃げなかった様に見えたのは、自分を罰する為なの?

脚本=野島伸司 演出=岩本仁志

  • << 94 【2023夏ドラマ】 「何曜日に生まれたの」全9話終了。 【レインボーパワー世界を救えるのか】 公文は刺されていなくて、すいパパが公文を突き飛ばして自分が刺されたと。えーッ!?そうだったっけ?何かはぐらかされた感は有るけど、命に別条はなくて、人気作家の公文を庇って刺されたと公文のファンが拡散したので、パパは一躍ヒーローになるというおまけ付き。 前回“公文は妹を置いて虐待する母親から逃げた事が負い目になっているのか”と書いたのだが、バスの中で公文のパニック発作を見たすいも、あの時にそれに気付き、自分を救ってくれた公文を今度は自分が救おう、それにはやはり蕾の心の開放が先決とあの病院の庭に通い続け、窓辺の蕾にコンタクトを取り続けていた。 遂にウイッグを外し、公文に「私は雨も好きよ、お兄ちゃん」と話し掛けたシーンにはグッと来た。 そしてすいは今度は公文を救うべく、周りの人を巻き込んで公文に対して大芝居を打つ。すいが公文にスマホでわざと盗聴させているのは直ぐに気付いたのだけど、皆とグルになっているとまでは中々気付かなくて、でも何か違和感はずっと有って…。 あのカーブですいが飛び出し公文の車を止めて「助けて!」ニヤッとして「あ、げ、る」で、わあ、そうだったのか!って。 キスシーンが漫画に切り替わるラストも洒落てた。 計算され尽くした脚本、お見事でした。 脚本=野島伸司 演出=松原浩

No.86

>> 63 【追記・修正版】 【2023秋ドラマ②】※40分未満の放送枠のドラマ(月曜深夜から曜日順)タイトル/脚本/演出/主演/※脚本演出は複数の場… 【修正】【枠変更】
【2023秋ドラマ②】※40分未満の放送枠のドラマ(月曜深夜から曜日順)タイトル/脚本/演出/主演/※脚本演出は複数の場合メインのみ記載

「すべて忘れてしまうから」岨手由貴子/岨手由貴子/阿部寛 ○※全10話。地上波放送の1ヶ月前からディズニープラスで配信開始
       ⬇
2022年9月からディズニープラスで全話配信済みの為、地上派は初放送だが【シーズン枠外ドラマ】のカテゴリーに変更

No.87

2023秋ドラマ期間中の【シーズン枠外ドラマ】リスト(放送開始順)※脚本演出は複数人の場合、メインのみ記載

タイトル/脚本/演出/主演/放送枠名/枠外理由

「日常の絶景」堀雅人/杉岡知哉/伊藤万理華/ドラマチューズ!/3話で終了のミニシリーズ(全話放送済み)

「遥かなる山の呼び声」山田洋次/朝原雄三/阿部寛、常盤貴子/土曜ドラマ/BSPで放送済みの90分✕2回のドラマを、49分✕4回の連ドラに再編集

「君に届け」宮本勇人/新城毅彦/南沙良、鈴鹿央士/水ドラ25/2023年3月からNetflixにて、完全版を全話配信済み

「すべて忘れてしまうから」岨手由貴子/岨手由貴子/阿部寛/ドラマ25/2022年9月からディズニープラスにて、完全版を全話配信済み

「ガラパゴス」戸田山雅司/若松節朗/織田裕二/土曜ドラマ/2023年2月にBSPで放送済みの90分✕2回のドラマを、49分✕4回の連ドラに再編集

  • << 151 2023秋ドラマ期間中の【シーズン枠外ドラマ】リスト(放送開始順)※脚本演出は複数人の場合、メインのみ記載 タイトル/脚本/演出/主演/放送枠名/枠外理由 「日常の絶景」堀雅人/杉岡知哉/伊藤万理華/ドラマチューズ!/3話で終了のミニシリーズ(全話視聴済み) 「遥かなる山の呼び声」山田洋次/朝原雄三/阿部寛、常盤貴子/土曜ドラマ/BSPで放送済みの90分✕2回のドラマを、49分✕4回の連ドラに再編集 (全話視聴済み) 「君に届け」宮本勇人/新城毅彦/南沙良、鈴鹿央士/水ドラ25/2023年3月からNetflixにて、完全版を全話配信済み (1話で視聴離脱) 「すべて忘れてしまうから」岨手由貴子/岨手由貴子/阿部寛/ドラマ25/2022年9月からディズニープラスにて、完全版を全話配信済み (継続視聴中) 「ガラパゴス」戸田山雅司/若松節朗/織田裕二/土曜ドラマ/2023年2月にBSPで放送済みの90分✕2回のドラマを、45分✕4回の連ドラに再編集 (視聴中)

No.88

【2023秋ドラマ】

「大奥」【医療編】(11)(NHK)脚本=森下佳子 出演=鈴木杏、玉置玲央、村雨辰剛、岡本圭人、新名基浩、高田夏帆、相島一之、古川雄大、福士蒼汰、松下奈緒、仲間由紀恵 他(主な初回出演者のみ記載)

よしながふみの漫画原作。《ドラマ10・54分枠》(全話数不明)※1月期の同ドラマ全10話の続きなので、今回が11話という形を取っている。

徳川吉宗が田沼意次(當真あみ→松下奈緒)に“赤面疱瘡”の撲滅を託してから20年、意次は平賀源内(鈴木杏)に蘭方医を捜して大奥に連れて来る様に命じ、源内は出島で見付けた吾作(後の青沼=村雨辰剛)を連れ帰る。青沼には黒木(玉置玲央)という御右筆助が付けられるが、黒木は、医者で蘭学も嗜むが拝金主義の父親が嫌いで、青沼の事も良くは思っていなかったのだが…。

御半下に風熱が流行るが、大奥の医者は御目見以上しか診ない仕来りで、それを聞いた青沼は解熱に奔走、元気な者には持参したサボンで手洗いを励行、御半下への蔓延を防いでみせた。
「病気が治るかは患者の体力次第」父親も青沼も言っている事は同じなのだが、金を欲しがる父親に対し、青沼は「ありがとう」と言われたいのだと。
黒木の青沼を見る目が変わり始めた。

コロナ禍に重なるからタイムリーでもあるね。(だから企画制作したのかな)
今回は玉置玲央が特に良かった。

脚本=森下佳子 演出=大原拓

  • << 96 【2023秋ドラマ】 「大奥」【医療編】12話まで終了。 発想が柔軟で皆を驚かす様な物を発明したかと思えば、赤面疱瘡の何たるかを聞き取る為にあちこちの村を行脚したりと、行動力が有り頭も良く性格も明るい源内は、意次に頼られ、御台(趙珉和)の信頼も厚く、青沼の蘭学講義を受ける仲間からも好かれている。 家治から信頼され出世をする意次憎しの一点で利害が一致し、結託をする治済と松平定信(安達祐実)。その怒りの矛先は、まずは意次が可愛がる源内へと向けられる。 体は女、心は男の源内を、男3人がかりで襲わせ凌辱するという卑劣さ。それでも滅気なかった源内をさらなる悲劇が襲う。 源内が青沼に相談したあの症状は恐らく梅毒で、当時は治療法が無く、長い年月を掛けてじわじわと患者を苦しめ、最後は人格破壊にも至る恐ろしい病で、源内の先行きを想像すると胸が締め付けられる。 青沼自身も後ろ盾だった御台を病で失い(大きなしこりが腹に有り、死期が近い事を自覚していた御台は、青沼に診て貰ってから死ぬと蘭方医が悪く言われる、それは避けたいから青沼には黙っていたと。このシーンには泣けた)、漢方医が見逃した病(尿結石)を見付けて対症療法で痛みを取った事で、漢方医の裏に居る定信の余計な恨みを買ってしまった。 折角皆で赤面疱瘡ワクチンの考え方に迄、辿り着いたというのに…。 脚本=森下佳子 演出=末永創

No.89

>> 88 【訂正】
《ドラマ10・54分枠》✕
     ⬇
《ドラマ10・45分枠》

No.90

【朝ドラ】
「らんまん」脚本=長田育恵 主演=神木隆之介
「スカーレット」以降の朝ドラは全部観ているのだが、一番ドラマとしての満足度は高かったかも。
何故かと考えてみると、重要人物から端の方で登場する人物迄、人物像がしっかりと作り込まれていて破綻が無い、だからドラマの世界観にどっぷりと浸る事が出来た…という事なのではないかなと。

植物以外には目もくれなかった万太郎が、初めて一目惚れした女性は美人の寿恵子だったというのも、“やっぱり君も普通の男”って感じさせてくれてホッとしたし、結婚したらまた植物一直線、お金は稼げず使う一方なのに、そこに全く邪気が無いから、結局は皆が応援したくなるという究極の“無自覚人たらし”が主人公なので、そこも楽しめた理由なのかもしれない。寿恵子が主体的に動く人なので、それも観ていて気持ちが良かった。


「ブギウギ」脚本=足立紳 主演=趣里
まだ始まったばかりなので何とも言えないけど、お父ちゃんが“ダメ男”では無さそうなのでまずは一安心(笑)
あと、あちこちで言われているけど、趣里の子供時代を演じる子の顔の作りがまあ趣里に似ていて、いつも思うけどNHKは子役を見付けて来るのが上手いわあ。

そんな中、松岡くん役の湯田大夢という子役に私の目は釘付けに。演技もしっかりしているんだけど、とにかく目がキラキラしてるの!この子は将来大物俳優になる予感が…。

No.91

【2023秋ドラマ】

「ブラックファミリア~新堂家の復讐」(ytv)脚本=佐藤友治 他 出演=板谷由夏、中山崇、森崎ウィン、渡邉理佐、星乃夢奈、少路勇介、長妻怜央、カトウシンスケ、瀧七海、しゅはまはるみ、(釈由美子)、塩野瑛久、平山祐介、小野武彦、筒井真理子 他※()内は初回は未出演

オリジナル作品。《木曜ドラマ・55分枠》(全話数不明)

【なりすまし復讐劇】
冒頭は不審死を遂げる娘のモノローグから始まり、その中に“悪に対し無力な者は、悪に加担しているのと等しい”という、まるで今話題の誰かさんに向けて言っている様な言葉があり、最後は家族で副題のなりすまし復讐をこれから開始しようとしている母親の、“私達は必ずこの復讐をやり遂げてみせる”というモノローグで終わる、掴みとしてはブラックシリーズらしくゲスな感じで中々良かったんじゃないかな。

娘が上から落ちて来るのを、窓越しに家族4人が目撃して息を飲み、その直後にわざわざ、スローモーションで落ちながらこちらに顔を向ける娘と目が合う母親というシーンを差し込む辺りのえげつなさは、まさにこのシリーズって感じだったな。

祖父が創業、父親が会社を継いで、金の力で代議士になったその息子は出来損ないという、復讐のしがいが有りそうな敵役。

娘とは「違う違う違う…」と言い続ける板谷由夏の演技も凄かった。

脚本=佐藤友治 脚本、演出=城定秀夫

No.92

>> 63 【追記・修正版】 【2023秋ドラマ②】※40分未満の放送枠のドラマ(月曜深夜から曜日順)タイトル/脚本/演出/主演/※脚本演出は複数の場… 【2023秋ドラマ】

「君となら恋をしてみても。」窪田マルの漫画原作/脚本=森野マッシュ/演出=松本花奈/主演=日向亘、大倉空人

高校生同士のBL物。
海堂天(あまね=大倉空人)は過去にカミングアウトをしたらからかわれて傷付いた事があり、本気の恋はしないと決めていたが、家庭の事情で江ノ島の祖母の家で暮らす事になり、たまたま知り合いその優しさに触れ、いいなと思ったけどそのまま別れた男子が、転校先の高校の同級生でしかも隣の席だったという偶然。
天はその男子・山菅龍司(日向亘)を“放課後デート”に誘い、江ノ島の街を二人でぶらつく。

天は龍司にカミングアウトをし、そんな自分を茶化すと、龍司は真剣な顔で「そんな風に茶化さない方がいい」と言ってくれて、天は益々彼に惹かれてしまう。

日向亘が人間的に優しい龍司という役に合っていて、天との仲が深まって行く龍司という役をどう演じるのか興味深い。

美しい江ノ島の風景の中の男子二人を切り取って行く、松本花奈の演出が良い。

木曜日は観ようと思っているドラマが多く、このドラマを観続けられるかは分からないのだが、BLでキュンとしたい人、主演の二人に興味のある人にはお勧めかも。
《TVK・ドラマ特区枠》

No.93

【2023秋ドラマ】

「きのう何食べた?season2」(TX,Avex Pictures,製作委員会)脚本=安達奈緒子 出演=西島秀俊、内野聖陽、マキタスポーツ、高泉淳子、チャンカワイ、中村ゆりか、坂東龍汰、奥貫薫 他←(主な初回出演者)(他に山本耕史、磯村勇斗、田中美佐子が出演予定)

よしながふみの漫画原作。《ドラマ24・40分枠》(全話数不明)

シロさんは月2万五千円内で食費をやり繰りするのがきつくなり、ケンジは健康診断で過去最高の体重を記録してショックを受けている。
シロさんが食費が限界と話すと、ケンジが「おうち時間も増えたし」と言ったのでうん?どういう事?と見直して、スーパーのレシートで確認したら2021年6月25日の日付になっていて、部屋の6月のカレンダーも何年か迄は見えないけど、最後の30日が水曜日だったので間違いない、ドラマの中ではまだコロナ禍なんだなと。
安さが魅力のスーパーニュータカラヤが、6月末で閉店したのもそのせいなのかな。

予算に拘り鶏や豚の料理ばかりにしたからケンジが太ったのだと反省したシロさんは、今度から利用するスーパーで思い切って真ガレイの切身を買い、煮付けにしてケンジを喜ばせるのだった。
一つ食べる毎に「おいしい!」と素直に口にするケンジだから、シロさんも作り甲斐が有るよなあ。

脚本=安達奈緒子 演出=中江和仁

No.94

>> 85 【2023夏ドラマ】 「何曜日に生まれたの」8話まで終了。 【単行本1巻記念握手会の日】 うーん、難しいよね。すいはメンタルケ… 【2023夏ドラマ】

「何曜日に生まれたの」全9話終了。

【レインボーパワー世界を救えるのか】
公文は刺されていなくて、すいパパが公文を突き飛ばして自分が刺されたと。えーッ!?そうだったっけ?何かはぐらかされた感は有るけど、命に別条はなくて、人気作家の公文を庇って刺されたと公文のファンが拡散したので、パパは一躍ヒーローになるというおまけ付き。

前回“公文は妹を置いて虐待する母親から逃げた事が負い目になっているのか”と書いたのだが、バスの中で公文のパニック発作を見たすいも、あの時にそれに気付き、自分を救ってくれた公文を今度は自分が救おう、それにはやはり蕾の心の開放が先決とあの病院の庭に通い続け、窓辺の蕾にコンタクトを取り続けていた。
遂にウイッグを外し、公文に「私は雨も好きよ、お兄ちゃん」と話し掛けたシーンにはグッと来た。

そしてすいは今度は公文を救うべく、周りの人を巻き込んで公文に対して大芝居を打つ。すいが公文にスマホでわざと盗聴させているのは直ぐに気付いたのだけど、皆とグルになっているとまでは中々気付かなくて、でも何か違和感はずっと有って…。
あのカーブですいが飛び出し公文の車を止めて「助けて!」ニヤッとして「あ、げ、る」で、わあ、そうだったのか!って。
キスシーンが漫画に切り替わるラストも洒落てた。
計算され尽くした脚本、お見事でした。

脚本=野島伸司 演出=松原浩

No.95

【2023秋ドラマ】

「ONE DAY~聖夜のから騒ぎ~」(CX)脚本=徳永友一 出演=二宮和也、中谷美紀、大沢たかお、中川大志、松本若菜、中村アン、福本莉子、小手伸也、丸山智己、桜井ユキ、井之脇海、栗原英雄、江口洋介、佐藤浩市 他

オリジナル作品。《月9・54分枠》(全話数不明)初回は30分拡大

【長いクリスマスイブのはじまり】
二宮、中谷、大沢のトリプル主演で、それぞれ記憶喪失の逃亡者、ニュースキャスター、シェフを演じ、人間関係の無い3人のクリスマスイブの1日を、全話を使って描くという事だけを前情報として知っている状態で観たのだが、まあとっちらかっていて不親切、登場人物の名前が滅多に無い様な名前ばかりで、相関図を見ていない者にとっては不親切、テレビ局の登場人物の役割は台詞等で分かったが、レストランの方は台詞で栗原さんがギャルソンなのは分かったが、桜井さんがソムリエ、井之脇さんがアルバイトなんて、後から相関図を見て初めて分かって、これも不親切。
タッタカタッタカと繰り返される劇伴がうるさくて苛々したし、くだらないレストランパートは割りとじっくり見せて、シリアスパートは切り替えが速くて落ち着かず、それ逆じゃない?の演出にも苛々。結論はつまらなかったの一言。次も一応観るけど。

※TVKで唐沢、江口版の「白い巨塔」をやるので、それを観ようかな

脚本=徳永友一 演出=鈴木雅之

  • << 110 【2023秋ドラマ】 「ONE DAY~聖夜のから騒ぎ~」2話まで終了。 【犯人、混乱、対決…謎が謎を呼ぶ】 ニノと江口洋介の謎の関係、中谷美紀の執念の調査、ニノの特殊能力(異常な身体能力の高さ、写真記憶能力)の謎、この辺りを集中的に描いてくれるなら観続けてもいいのだが、ドラマに入り込もうとすると大沢たかお達(と佐藤浩市)が話の腰を折る、これが頻繁に繰り返されるのでどうにも入り込めない。 私にはこの設定と演出が合わないので、これにて視聴離脱する。 脚本=徳永友一 演出=鈴木雅之

No.96

>> 88 【2023秋ドラマ】 「大奥」【医療編】(11)(NHK)脚本=森下佳子 出演=鈴木杏、玉置玲央、村雨辰剛、岡本圭人、新名基浩、高田夏… 【2023秋ドラマ】

「大奥」【医療編】12話まで終了。

発想が柔軟で皆を驚かす様な物を発明したかと思えば、赤面疱瘡の何たるかを聞き取る為にあちこちの村を行脚したりと、行動力が有り頭も良く性格も明るい源内は、意次に頼られ、御台(趙珉和)の信頼も厚く、青沼の蘭学講義を受ける仲間からも好かれている。
家治から信頼され出世をする意次憎しの一点で利害が一致し、結託をする治済と松平定信(安達祐実)。その怒りの矛先は、まずは意次が可愛がる源内へと向けられる。
体は女、心は男の源内を、男3人がかりで襲わせ凌辱するという卑劣さ。それでも滅気なかった源内をさらなる悲劇が襲う。
源内が青沼に相談したあの症状は恐らく梅毒で、当時は治療法が無く、長い年月を掛けてじわじわと患者を苦しめ、最後は人格破壊にも至る恐ろしい病で、源内の先行きを想像すると胸が締め付けられる。

青沼自身も後ろ盾だった御台を病で失い(大きなしこりが腹に有り、死期が近い事を自覚していた御台は、青沼に診て貰ってから死ぬと蘭方医が悪く言われる、それは避けたいから青沼には黙っていたと。このシーンには泣けた)、漢方医が見逃した病(尿結石)を見付けて対症療法で痛みを取った事で、漢方医の裏に居る定信の余計な恨みを買ってしまった。

折角皆で赤面疱瘡ワクチンの考え方に迄、辿り着いたというのに…。

脚本=森下佳子 演出=末永創

  • << 113 【2023秋ドラマ】 「大奥」【医療編】13話まで終了。 源内の問いに誤魔化さずに「この症状は梅毒…」と答えた青沼。予想はしていた様だが、行き着く先がどうなるのかをなまじ知識として知っているだけに、動き回れなくなる自分の未来を「そんなの平賀源内じゃないんだよ!」と、涙を溜めた大きな瞳で青沼に訴えかけるシーンで涙腺が崩壊した。 腹に一物どころか二物も三物も有りそうな治済の策略で、恐らく毒を盛られた上様の娘・家基は亡くなり、上様自身も薬湯に混ぜたヒ素を飲まされ中毒で伏せてしまった。 伊兵衛が先陣を切って自分で人痘接種をし直ぐに回復した事で、それを見ていた者が次々に接種、誰も死ななかった事から治済は何と、自分の息子・竹千代に密かに接種させる。 掌返しを侘びながら直接意次に自分の甥への接種を頼む定信の方が、人としては可愛いものだと思ったのだが、不運にもその甥が接種後の初の死亡例となってしまい、治済はここぞとばかりに定信と結託し、意次は老中を罷免、青沼は死罪、蘭学講座を受けた者は全員、大奥から追放となった。 死罪は自分だけで良かった、皆が生きていればいずれ必要になった時に、接種のやり方を広められるからと伊兵衛達に伝える青沼の、凛とした姿に再びの涙腺崩壊。 まんまと息子をお飾り将軍にして、権力を手に入れた治済の微笑みの憎たらしさと言ったら…。 脚本=森下佳子 演出=末永創

No.97

【2023秋ドラマ】

「時をかけるな、恋人たち」(カンテレ)脚本=上田誠 出演=吉岡里帆、永山瑛太、伊藤万理華、西垣匠、田中真琴、稲垣来泉、柊木陽太、(夏子)、石田剛太、じろう 他※()内は初回は未出演

オリジナル作品。《火ドラ☆イレブン・30分枠》(全話数不明)

【アバウト・タイム・パトロール】
23世紀(2253年)から違法なタイムリープをした者を取り締まる為にやって来たタイムパトローラー達は、主人公・常盤廻(ときわめぐ=時は廻るからの命名?=吉岡里帆)の自宅付近の公園の地下に、カプセル状の基地を設置、廻が腰掛けたベンチごと地下に落とし、タイムパトローラーの役割を説明し協力する様に説得をするが廻は拒否。
基地から外界へ戻す時はフォゲッターという装置に掛けて、基地での記憶は全て剥がす(取り除く)決まりになっているのだが、この時の廻は好きだった部下(西垣匠)の婚約を知り、自棄酒で酔っ払っていたので、そのまま帰しても大丈夫だろうというアバウトさ(笑)

次は正気の時にまたベンチごと落ちて、今度は協力を承諾。
第一捕獲対象を演じた泉澤祐希の演技が良くて引き込まれ、彼が聴き惚れてしまう路上ライブの歌手を、本物の歌手の吉澤嘉代子が演じたので説得力も有り、この話が良過ぎたので、基本説明が必要な初回の30分に詰め込むのは勿体無かったな。
継続視聴は決定。

脚本=上田誠 演出=山岸聖太

  • << 114 【2023秋ドラマ】〚短文投稿〛 「時をかけるな、恋人たち」2話まで終了。 【駆け落ちした教師と生徒】 今回は23世紀から令和に駆け落ちしてきた女性教師27才とその男子生徒17才、そして彼らを追い掛けて来たタイムパトローラー少年課のリリリー(夏子)のパート。そのリリリーは翔の婚約者だと言い張り、翔自身はそれを否定、廻に会うためにやって来た、前回パトロールに来た時に大学で廻と知り合い恋に落ちたが、帰る時に規則なので廻の記憶は剥がした、でも会いたくて今回志願して来たと話すパート。 これだけで盛り沢山なので、ゲストの二人はまだ名の知られていない役者さんを起用して、時間配分も少なめに。 でもこれで正解だなと思った。30分なのでバランスが凄く大事なんだなって。 エンドクレジットの所で、未来に帰されたその回のゲストがどうなったのかを、端的な映像で教えてくれるのはいい工夫だよね。 脚本=上田誠 演出=山岸聖太 「くすぶり女とすん止め女」2話まで終了。 【〇〇〇でいることって得なんだっけ?】 郁子が採用されたRadial PRが夫の勤務先だと知らなかった理由は、1年前に夫から「出向になった」と言われただけだったから…らしい。まあ辻褄は合わせてくれたからいいか。面白さは半減してしまったなあ。 今回の収穫は“香音って意外と滑舌がいいんだね”だけだった。 脚本=川原杏奈 脚本、演出=太田勇

No.98

>> 61 【追記・修正版】 【2023秋ドラマ①】※40分以上の放送枠のドラマ(月曜から曜日順)タイトル/脚本/演出/主演/※脚本演出は複数の場合メ… 【2023秋ドラマ】〚簡単投稿〛

「家政夫のミタゾノseason6」脚本=八津弘幸/演出=片山修/主演=松岡昌宏

感想は書かないつもりだったけど少しだけ。ゴールデンタイムに進出しても面白さと毒気に変わりは無く、そこは一安心。私のお気に入りだった新人家政婦の山本舞香は桜田ひよりと交代。初回を観た限りではうんちくを語りたがるタイプなのかな?
で、毎度この子は必要なの?と思ってるバーター伊野尾慧だけど、何とテラサ配信用のスピンオフドラマで使う事を考え付いたスタッフ(笑)テラサ入会に導けるのかは知らんけど。


「パリピ孔明」3話まで終了。

【最強ラッパーを仲間にせよ!英子うどん屋で新曲を初披露】
今回はKABE太人(宮世琉弥)の、今の生活に至る迄の流れを、ラップに目覚める高校時代からじっくり描いてくれて、宮世くんの演技プランも良くてドラマの世界に浸れた事、また英子がミアの話からオリジナル曲が必要と痛感し、まだ歌詞が未完成ながら、孔明に促されてうどん屋でアカペラで披露した新曲が、今迄のBGMの様なサラッとしたカバー曲とは違い、萌歌ちゃんの感情が籠もり声質にも合った歌だったから、初めて“人の心を動かす歌を歌う英子”という設定に近付いたなとも思えた事、この両面からドラマとしては今迄で一番良い仕上がりだった。
そしてこういう感じなら次も観たいなと思う。

脚本=根本ノンジ 演出=渋江修平

  • << 116 【2023秋ドラマ】〚簡単投稿〛 「パリピ孔明」4話まで終了。 【バトル開幕!孔明、お経ラップ披露!英子に新たな出会い!】 ↑今回のあらすじをまとめてみました的な、親切が過ぎるサブタイトル(笑) 軍師孔明の、KABE太人をラッパーとして復活させて英子の仲間に引き入れる作戦に、まんまとハマってステージに立ち、孔明とのMCバトルに臨んだKABE。役者の宮世琉弥だから魂の籠もった言葉を紡げるのか、元々ラップの素質を持っていたのかは私には分からないけど、とにかく宮世くんの生ラップが素晴らしくて、あの瞬間だけは彼の放つ世界観にどっぷりハマる事が出来た。 バトルが始まる前の、ステージの派手な装飾はリースの期限なので撤収という小ネタも面白かったし、KABEにまつわるターンに関しては言う事無しの仕上がりだったんだけど、英子のターンになるとつまらなくなるんだよなあ…、何でだろ。 脚本=根本ノンジ 演出=渋江修平

No.99

>> 63 【追記・修正版】 【2023秋ドラマ②】※40分未満の放送枠のドラマ(月曜深夜から曜日順)タイトル/脚本/演出/主演/※脚本演出は複数の場… 【2023秋ドラマ】

「女子高生、僧になる」脚本=森ハヤシ/演出=横尾初喜、森ハヤシ/主演=畑芽育

3話迄は視聴済みだが一向に面白くならず、むしろつまらなさが先に立って来た。これでは畑芽育観たさも限界なので、これにて視聴離脱という事にする。
〈TVK・枠名なし・30分〉


「トラックガール」脚本=たかせしゅうほう/演出=林希/主演=遠藤さくら

ドラマとしては特にここが良かったみたいな部分は無し。居酒屋店主?のくっきー!と遠藤さくらのやりとりは恐らく全部アドリブで、遠藤さくらのファンは、基本控え目な彼女がどう返すのかが楽しみなのかなとは想像するが、それはドラマとは別次元の話だし。特にファンでも無いと次も観たいとは思わないかな。なのでこれにて視聴離脱する。
〈CX・水曜STREAM!枠・30分〉


【シーズン枠外ドラマ】

「君に届け」脚本=宮本勇人/演出=新城毅彦、菊地健雄/主演=南沙良、鈴鹿央士 

月9「女神の教室」と、その番宣番組に出演した南さんを観て以来、どうも彼女の出す雰囲気が苦手になってしまい、でも鈴鹿くんは好きだからなと迷いながら観たのだが、またまた南さんは陰キャの役で、ここから鈴鹿くんの役の影響を受けて変化をして行くのかなとは思うのだが、次も観たいなとは思えなかったので、これにて視聴離脱する。
〈TX・水ドラ25枠・40分〉

No.100

【2023秋ドラマ】

「くすぶり女とすん止め女」(TX,C&R社,製作委員会)脚本=川原杏奈 他 出演=西田尚美、香音、渋谷謙人、中川大輔、杢代和人、(大久保桜子)、MEGUMI、勝村政信 他※()内は初回は未出演、中川大輔は初回は写真のみ

ふちいく子のビジネスメソッド原案。《ドラマチューズ!・30分枠》(全話数不明)

【〇〇より〇〇って思う人生って、どうよ?】
これは観る人の今置かれている立場や性格によって、反応が大きく分かれそうなドラマ。
VRゴーグルを付けた失礼な夫・山本武(勝村政信)とのセックスシーンから始まり、[抱いてもらっているだけマシ][会話があるだけマシ][家に帰って来るだけマシ]…[殴られないだけマシ]…と、夫の言葉の暴力をその都度良い様に脳内変換して、やり過ごして来た妻・郁子(西田尚美)だが、夢が捨てられず、今の高校をやめたいと言い出した息子への夫の侮辱には耐えられず、初めて反抗するも結局家に戻る羽目に。
ただその時のバイトの働きを見ていたPR会社部長(渋谷謙人)からスカウトされて、自立の一歩として入社をする事に。

その会社Radial PRは夫の会社みたいなんだけど、部長から名刺を貰った時に気付かないなんてある?そこだけちょっと引っ掛かったんだけど、私は面白かったし、妻の大逆転(するよね?)迄見届けたいな。

脚本=川原杏奈 脚本、演出=太田勇

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