短編小説第1話:水椎

レス0 HIT数 278 あ+ あ-


2022/10/27 20:37(更新日時)

俺には気になっている人がいます
織:ねー
蒼:ん?
織:今日日直じゃん?黒板消しなよ
蒼:忘れてたっ(恥ずかしい…///)
織:くくっ何ぼーっとしてんの(可愛い♡)
口ではイジワルなんだけど手伝ってくれる
先生:席替えだからくじで出た場所に移動してね
織とは…近くない
織:お!隣の席雷かーよろしくなー
雷:おう!よろしく!
織と雷は席近いのか…いーな…

はぁ~眠い…
雷:また宿題忘れたのかw今日は写させないからな!
織:お願い!①は解いたから!
雷:①だけってw
あれ…あいつらあんな仲良かったかな…?
先生:はい1時間目はじめますよ
ああ…野球ヤダ…
織:うわ!お前の苦手な野球じゃん!
蒼:はっ!?別に苦手な訳じゃ…投げるのと打つのが下手なだけで…(恥ずかしい…///)
織:それを苦手って言うんだよ…てか投げと打つのって野球できないじゃん…(可愛い…♡)
蒼:なっ!バスケならできるし!(バカにするな!)
織:後ろ!(危ない!)
ドッ
蒼:ったぁ~…(誰だよぶつかったの)
織:痛いのはこっち!私にまでぶつかんないでよ~てか大丈夫?(怪我ないかな…)
蒼:ごめん!(びっくりした~色々な意味で)
織:周りくらい見なよね~(何考えてたんだろー)

雷:な~今度集団授業あるじゃん
蒼:今の席でグループ作るやつ?
雷:そっ俺そこで織に告ろうと思うんだ
蒼:え
雷:わーっ!キンチョーするー!
雷が織に告る…?
蒼:そっか…っ!ごめん俺帰るわ…っ!
俺も好きだなんて言えない…
それから織とは極力関わらないようにした
織:あれ…シャーペンが書けない
雷:えー!wしっかりしろよ織~!
蒼:…(チッ)

雷:蒼…告ったけど振られたわ…
蒼:…っ
戸惑う中で安心している自分がいて嫌だった
蒼:そっ…か…っし!元気出せ!ラーメン奢ったるから!
雷:おう…
友達が振られて安心してるなんて最低だよな…

織:ねぇ…
蒼:な、んだ…?
織:最近何で私を避けてんのさ?(好きなやつでも出来たのかな…)
蒼:ちがっ…!(これはっ…!)
織:違うなら今日私と一緒に帰ってね(チャンスかもしんない…色々な意味で…)
蒼:え…っ?え…っ!え…っ?!え…っ!?
織:うるさいなぁ…(そんな嫌かなぁ…)

織:…………(~///)
蒼:……………(???)
織:……(~~///)
蒼:……(何も話してくれない…)
織:わ……ね……いに…く……さ……………(ハズイ…///)
蒼:ん?
織:私ね…雷に告白されたんだ…(どう…思われるかな…)
蒼:う…ん…知ってる…
織:その時ね…好きな人がいるからって断ったんだよ…?(うぅ///)
蒼:え
織:私の好きな人…分かる…?(どう…かな…)
蒼:…?
織:蒼だよ…っ(お願い…っ)
織:私は…蒼のことが…ずっと好きだったんだよ…っ(どうか…っ私と…っ)
蒼:…っ
織:私と…っ付き合ってくださいっ…!
蒼:…れも…
織:えっ…?
蒼:俺もっ!織のことが好きだっ…!まさか先に告白されちまうなんてな…っ
好きな気持ちが消せるはずもなかった

後日雷に全部話すと…
雷:めちゃ可愛いんだー♡
蒼:お、おめでとう…
もう別の人と付き合っているようだ…すげえな…

諦めかけてた恋だけど 実って良かったなぁ…

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