妄想ジャニーズシェアハウス　最終話〜最終選択選ばれるのは〜

レス2 HIT数 345 あ+ あ-

藤堂あかね（ 10代 ♀ j0Xbob ）
2022/09/13 22:35(更新日時)

ちよ：どっちを選べばいいんだろう？
私は一人部屋で悩んでいた。樹くんは昔からの友だちで瑠夏くんは中学でできた初めての友だち。その2人に告られて、どう受け答えしたらいいんだろうとあの日からずっと考えている。誰かに相談したいけど、琴乃は幸とデート中だし苺香は多分寝てる、那由多と響は部活で今はダメだし。それに、如恵留くんはロスに行ってて、阿部くんと佐久間くんと連くんとラウールくんも番組の企画でしばらく留守だし。あ〜もうどうしたらいいの。頭を抱えていると本棚に昔のアルバムを見つけた。その中には、まだ小さかった頃に樹くんにたくさん遊んでもらっていた時の私や瑠夏くんと2人だけで遠出した時の写真がたくさんあった。どれも懐かしい思い出だ。思い出の写真を見ていくうちに私の中で決心がついた。だからその答えをこれから2人に伝える。まず私は、瑠夏くんを遊園地に誘った。瑠夏くんは喜んで来てくれた。「ごめんね」心の中で私は瑠夏くんに言った。夕方の観覧車の中、私は思いを瑠夏くんに伝えた。
ちよ：瑠夏くん、今日は来てくれてありがとう。「いいよ」って言ってくれた時少しだけど安心したんだ。
瑠夏：安心？なんで？
ちよ：だって、だって、これから、私の思いを、瑠夏くんに、伝えるから…。
この自分の思いと瑠夏に対しての申し訳無さが相まって涙がこぼれそうになった。
瑠夏：えっ？ちよ？どうしたの？
その時、ゴンドラがてっぺんにつきそうだった。
〜ちよの決意〜
ちよ：瑠夏くん、あのね、私…
必死に涙を抑えながら言うちよを前に瑠夏はちよの決断を察した。
瑠夏：うん。なんとなく察したから、落ち着いてちゃんと言って。
ちよ：う、うん。私は、瑠夏くんとは、付き合えません。これが私の答えです。
瑠夏：ちゃんと言えたな。えらいぞ。
涙を抑えきれなくなったのかちよは瑠夏の前で涙をこぼした。そんなちよを瑠夏は優しく抱きしめ、涙を拭った。
〜ちよの思い〜
この日ちよと樹は夜景で人気の旅館にやってきていた。温泉に入ったり、近くを散策したりと2人で楽しい時間を過ごした。その日の夜、ちよは人気のない渡り廊下で樹に
ちよ：樹くん、私は、貴方を選びました。
そう、自身の思いを告げた。
樹：俺を選んだってことは、まず、俺以外にもちよに告ったやつがいるってことだよな。
ちよ：うん。でも、その人にはもう自分の思い伝えたよ。
樹：じゃあ、そいつからの告白は断ったってことだよな。
ちよ：うん。さっきも言ったけど。私は樹くんを選んだから。
ファーストキス〜seid樹〜
ちよの言葉に樹は嬉しそうに微笑んで
樹：俺もちよが好きだから、選んでくれてめちゃくちゃ嬉しい。俺を選んでくれてありがとう。これからは恋人としてよろしくな、ちよ。
ちよ：はい。こちらこs…んん…
ちよが「こちらこそよろしくお願いします」と言いかけた時、樹はちよの唇を、ファーストキスを奪った。
樹：ちよ、顔赤いよ。
笑いながら言う樹にちよは
ちよ：じゅ、樹くんが、いきなり、キス、するから…
と、顔を赤くして言った。
はぁはぁ言いながら顔赤くしてるちよがヤバいくらいに可愛いし…
これからちよは俺のものだ。「他の誰にも渡さないし渡したくない」そう俺は決意した。
〜これからの未来〜
恋人となったちよと樹は「毎日を楽しく過ごす」をめあてに日々協力して笑い合って過ごしている。

終わり