人気アイドルに会っちゃった。
私は夢野日和(ゆめのひより)。
ある日、人気アイドルの只野実音月出(ただのみおひで)に出会った。
そして、私たちはどんどん仲が深まっていき、どんどん不思議な関係となる物語である。
実写化したら、この人にしたい!との思いで、投稿しています。
夢野日和は、自分ってことにしてください!(読者)
実音月出は、佐久間大介君っていう程にしたいです!
私は、佐久間くんが好きなので、そういうことにしました!続きを楽しみにしていてください!
22/08/29 16:33 追記
佐久間大介くんは、SnowManの佐久間大介君です。
続きは、したのレスコーナーで順次投稿させていただきます。辛口コメントは控えていただくようお願いします。
時々にしか更新しないため、今の私のタブでは投稿ができなくなる可能性があります。ですが、更新し、花田美織として活躍させていただくので、どうかよろしくお願いします。 花田美織
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私は、夢野日和。なにもかも普通な人間。
テストの点数も平均点。運動も、画力も。
褒められることもなく叱られることもなく自分自身の力で生きてきた私。
私は中山学園大学に通っている3年生。
私の趣味は動画編集。いま人気YouTuber
「みこなんチャンネル」を編集、演出したのは全てこの私。みこなんチャンネルのみこなんは、私のリア友で、山崎渼子
(やまざきみこ)ちゃん。
みこは、「本当にひよりんのお陰だよ!本当にありがとう!感謝!」って言ってた。
私は特技としてバレーボールをしている。
かつては世界選手権での優勝もあった。
だから、たまーにバレーボールセミナーとかで未来の選手の育成をしている。生徒指導だね。
そんなとき私はブラブラ外を歩いていた。
友達との約束は急遽なくなって。
まぁ、友達がきついって言ったからなんだけど。私は暇だったから、歩いていたんだ。すると、私は前の人とぶつかって倒れてしまった。前の人は速攻で私の事を睨み去って行ったけど。この人は違った。
「大丈夫ですか?」「はい。大丈夫です。」「急でびっくりさせちゃったかな。俺は只野実音月出(ただのみおひで)。」
「私の名前は、夢野日和です。只野さん。
ありがとうございました。
ちょっと待ってくださいよ。只野実音月出ってもしかして…。
Lilstar(リトルスター)のセンターじゃないですか!」
「バレちゃったらしょうがない。
Lil starのセンターをやらせてもらってます、只野実音月出です!」
「キャー!ヤバ!私の友達がみおりんさんの大ファンなんです!」「本当!嬉しいな!」
只野実音月出さんは、ファンからはみおりんと言われているのだと言っていた。友達が。
私はアイドルになんか興味なかったけど。
只野さんは、違った。
私を惚れさせた、第一の人。
私、只野さんのこと………、
好きなのかもしれない。
つづく
※この物語の人物・団体・話はすべてフィクションです。みこなんチャンネルというのも多分ないと思います。
前回のあらすじ
普通な生活を送る大学3年生の夢野日和は、街を歩いているとなんとそこには超有名人気アイドルのLil starの只野実音月出君が!アイドルになんの興味もなかった日和は、初めてアイドルに恋をした。日和の初恋は、みおりんだった。
「みこみこ!」「どうした日和。」
「昨日ね、あのね、Lil starのね。只野実音月出君にね会ってね、喋ってね、名前まで覚えてもらったんだよ!」「喋りかたのクセ。やばっ。まぁまぁ、落ち着けって…
えっ!みおりんに?会ったの!」
「だからそうなんだって。」「偽物じゃなくて?」「うん。本物。」「すご!」
渼子は、Lil starのメンバー、小飼雄介君
(こごいゆうすけ)推しなんだって。
こごみおっていう、コンビまで人気らしいよ。※小飼君と只野君のペアコンビの名前
「みおりんに会えるなんてすごいなー。
私も会いたかったなぁー。」
「すごくカッコ良かったよ。優しくて。」
「みおりんは、すごく優しいんだよ。家族思いでファンサやばいし、イケメンだし!
っていうか日和ってアイドルに興味あったっけ?」「べ、別に。渼子とか他の人達が好きだから知ってるって感じ?別に自分が知りたくて知ってる訳じゃない…かな?」
「ふぅーん?どうせ、興味あるんでしょ。
日和はそういうのバレたくない感じの人だもんねー。」
バレた。巻き返しかたがわからん。もう、いうしか…。
「渼子さん!」「美都里ちゃん!」
言いたかったのに、言い出せなかった。
渼子と一緒にヲタ活をしている、リトスタサークルの副部長の大学2年生、日々野美都里(ひびのみとり)ちゃん。
リトスタサークル部員は、全学年で、100人超えに居た。リトスタ推してるひと多すぎ。
そう思いながら、私は家に帰り、リトスタのMVや、バラエティ再放送を観ていた。
そんなある日。
ピンポーン
誰かな。お客が来た。
「はーい。って只野さん?どうして私の家が!」「びっくりした?実はさ、おれの妹がさ、日和ちゃんと同じ学年らしくて。
只野亜依羅(ただのあいら)ってやつ知らない?」「亜依羅ちゃんなら知ってますよ!同じダンスサークルに所属しています。」「亜依羅って踊るんだ。」「え?」
つづく
「家での亜依羅ちゃんってどんな感じですか?」「俺たちは最高に仲が良かった。
どこに行くにも何をするにもお風呂だって寝るところだってずっと一緒だった。
成長期の時は流石にお互い恥ずかしかったからお風呂は一緒に入んなかったけど、寝るときとか一緒にいたり、習い事はいっつも送り迎えを一緒にする。気持ち悪いぐらい一緒にいたんだ。そんなある日、俺にとうとう反抗期の時期が来た。そこまで酷くなかったけど、反抗期の時って1人でいたくなる時期あるじゃん?それで、亜依羅を傷つけてしまって。
もう、亜依羅は気にしてないみたいだけど。」「なんで、わざわざうちに?」
「あぁ、それは日和ちゃんに渡したいものがあって。はいこれ。非売品オリジナルLil starアクリルキーホルダーだよ。日和ちゃんのために撮影して頑張ったんだよ!」
「嘘。私のためにあの超爆大人気アイドルのLil starがオリジナルアクリルキーホルダーを作ってくれるなんて。嬉しすぎる」
「喜んでもらえて良かったぁ。俺さ、亜依羅に謝ろうと思って。」
「亜依羅ちゃん気にしてないみたいですけど、意外と私に相談してきますよ。
だから、謝るっていうより、2人で直接話し合った方がお互いの気持ちとか通じ合うんじゃないですか?」「…そうか。
亜依羅の気持ちも考えないとな。ありがとう。いいアドバイスくれて。ねぇさ、俺たちってこんな感じで相談相手って感じで関わってるじゃん?だから、連絡先交換しない?」「いいですよ!ってえぇ!超爆大人気アイドルのLil starのメンバーと連絡先交換!嬉しすぎる!」「反応が同じだしセリフ長っ!まぁ、いいや。はい。教えて?
電話番号。」「はい。わ、わかりました。
私の電話番号は…。」
「ありがとう。これで、いつでも話せるね。敬語じゃなくていいよ。タメでいこう。」「でも。」「年上には従う事!いい?」「分かった。」「よし。OK!じゃあ、帰るね!じゃぁねー!」「さようなら!」
人気アイドルのLil star只野実音月出。
私との関わりって結局どうなっていくの!
私たちっていつか、夢見た恋に落ちるのー!? つづく
「亜依羅ちゃん!」「日和ちゃん。どうしたの?」「あのさ。実音月出君に聞いたの。亜依羅ちゃんが実音月出君と反抗期とかで不仲になったって。それで…」
「あぁ。それを言いにいったのね。しょうもな。私、ちょっと、教授に聞きたいことあるから。また。」「ちょ、ちょっと!」
私は亜依羅ちゃんと詳しく話ができなかった。実音月出君だって、亜依羅ちゃんと元通り仲良くしたいって思ってるはずなのに。しょうもないなんて。亜依羅ちゃん本当にそう思ってるのかな。絶対に、亜依羅ちゃんも実音月出君と仲直りしたいって思ってないのかな。
亜依羅ちゃんって活発だし、正義感あるから、思った時は、はっきり言うはずなのに。それに、仲よかったんだからなんか思わなかったのかな。
「亜依羅。ちょっといいか。」「みお兄。何?私、課題やってんだけど。」「話したい事がある。すぐ終わらせるからさ。」
「なんなの?どうせ、私と仲を戻したいって言いたいだけでしょ?私は別なんとも思ってないから。」「亜依羅がどう思うかは自由。ただ、俺の気持ちを亜依羅にわかってほしいだけだ。」「なんで?なんでわかってほしいの?なら、その時に言ってくれればよかったじゃん!今言わないでよ。
もう、みお兄嫌い。」「えっ。」
“みお兄嫌い”
その言葉がグサッと刺さった。一番傷付いたかも。大事な妹に嫌いなんて言われたら。
なんとも言い返せなかった。
つづく
「日和ちゃーん🥺」「どうしたんですか。実音月出君。」「亜依羅に嫌いって言われちゃった。」
“亜依羅に嫌いって言われちゃった”
「………。」「なんか気まずい空気じゃね?」「そりゃあそうですよ!嫌いって言われたって言う人がいるのに楽しめるわけないじゃないですか!帰ってください。
いつもは、実音月出君といて幸せですけど、今は一緒にいたくないです。帰ってください。お願いします。」「わ、わかった。急に押しかけてきてごめん。」
実音月出君がまさか嫌いって言われるなんて。想像してなかった。亜依羅ちゃんが嫌いって面と向かって言うとは。
そりゃあそうだよな。急に押しかけて嫌われたって言って変な空気にさせたら帰れって言われるよね。
俺はそう思いながら家に帰る。家に帰ると亜依羅がいるが、亜依羅は目を合わせることもなく俺を通り過ぎる。
『やっぱ嫌いってことは事実なんだろうな』と思いながら、ベッドにダイブ。
「実音月出うるさい。」
いつもは言わない実音月出と亜依羅に言われた。あの時みたいに仲のいい会話なんてどこにもないみたいに。
「ごめん。」素直に謝るけど目を合わせてくれないし、すぐその場を去るし。
俺なんか見えてないんだろうなってずっとそう思ってた。すると、誰かが玄関のチャイムを鳴らした。
「やっほー。日和ちゃん。行こっか。」
「亜依羅ちゃん行こう。」
「なんでここに日和ちゃんが!」
「実音月出がちゃん付けで言うのキモいから。馴れ馴れしく日和ちゃんに関わんないで。行こう日和ちゃん。」「う、うん。」
日和ちゃんは俺を大丈夫?って思うまで俺を見つめて亜依羅のところへ行った。
「日和ちゃん。今日は何?」
「亜依羅ちゃん、実音月出君に嫌いって言ったんでしょ?」「だからなに?喧嘩してそんなこと言うの当然でしょ。日和ちゃんは兄弟いないから言えるんだよ。なに?
私を悪者扱い?信じらんないですけど。」
「亜依羅ちゃん。そう言うことじゃないの。私は仲を戻してほしくて…」「戻してなんだよ。戻してなにが変わるんだよ」
「変わる事はあるよ。お互いの気持ちを思い合えたり、楽しいことや嫌な事全てを共有できるじゃん」「共有してなにがしたいの!お互いの気持ち?そんなのどうでもいいでしょ。偉ぶってる場合?」
「そういう事じゃない!」
「私帰るわ。こんなのしてたくない」
「待ってよ!」
つづく
「亜依羅ちゃん!」「もう、関わってたくないの。みお兄とも日和ちゃんとも。
いいでしょ。私持参したいことさせてよ。
私の人生日和ちゃんのものじゃないよ。」
「知ってるよ!そのぐらい。でも、これからの人生を楽しんでほしいの。」
「あんた親かよ。偉ぶんな。帰らせてよ。」「待って!」
私は即行で帰ったよ。日和ちゃんは私を楽しませてあげたいのはわかるけど、それでも、人生決めるの自分自身だし他人に左右されたくない。
「お帰り。亜依羅。」「ぁあ。ただ今。実音月出。」喧嘩してからみお兄の前ではみお兄と言わないことにした。他の人の前では喧嘩したことは日和ちゃん以外にはバレていないから、外ではみお兄と言う。
みお兄がテレビの収録に行ってテレビを見ていると、みお兄のグループ、Lil starの冠番組があっていたから、みお兄がいない間に観ようと思って観てみた。
するとみお兄が、
「最近妹が塩対応でさ。仲直りしたいんだけど、ちゃんとうまく話せてなくて。」
「大丈夫だよ実音月出。お前の勇気がファンを元気付けてるんだ。」
「雄介。」「そうだよ。雄介のいう通りさ。実音月出、勇気持って妹さんに話せよ。」「智羅太」
「ほら。仲間を信じろよ。」
「そうそう。満胡多もいう通り、俺たち仲間がいるんだから、信じろよ。」
「ありがとう、みんな。」
Lil starのメンバーは5人。
まず、Lil starセンターの只野実音月出。
メンカラは、赤。
メインボーカルの小飼雄介君。メンカラは青。
ダンスがうまい、豊花智羅太(ゆちかちらた)君。メンカラは緑。
ドラマ班で現在主演舞台中の佐藤満胡多(さとうみこた)君。メンカラは黄色。
ラップ、バンドを得意とする、未花裕太(みはなゆうた)君。メンカラは紫。
この5人でLil starだ。
みお兄が帰ってきた。
「み、み、みお兄。」「どうした?」
「ごめんなさい。私、みお兄を困らせちゃった。」「ううん。俺が困らせたよ。でも急になんで?」「Lilのtalkみたの。それで言ってたから。」「本当かよ!ごめんな」
つづく
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