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妄想ジャニーズシェアハウス　第4話

レス7 HIT数 314 あ+ あ-

藤堂あかね（ 10代 ♀ j0Xbob ）
22/08/17 07:13(更新日時)

樹：今から暗号を解いていくわけだが…。
如恵留：これ、明らかに自作ですよね。
阿部：わかりやすい問題ばっか。
ラウール：でも、これなら早くちよを探し出せるね。
蓮：阿部ちゃん、如恵留くん。この問題いける？
阿部：もちろんだ！
如恵留：まずは一問目。この3つに共通するものは何か。31・チョコ・冷たい。
佐久間：最後のは明らかに浮かばなかったやつだ。
阿部：てゆーか、最初の31でわかるし。
蓮：マジか。
阿部：考えてみろよ。31ってどう考えてもサー◯ワンだろ。
蓮：たしかにそうだ。それと、この字って…。
それから俺たちは8問の問題を解き行きべき場所がわかった。
樹：これらの問題どうりに読めば。
男性陣：あ・か・れ・ん・が・そ・う・こ。赤レンガ倉庫だ！
佐久間：場所がわかったし早く行こう！
樹：そうだな。
俺たちはちよを取り戻すために、赤レンガ倉庫へとむかった。その頃ちよは。
琳寧：ごめんね。いきなり連れてきて。
向井：琳寧、俺は見張りしてるからその子は頼んだ。
琳寧：えっ、ちょっと向井さん⁉
私は、被せられていた袋を取られ、口を塞いでタオルも外された。しかし、手足を拘束されているからこの場から逃げることはできなさそうだ。
琳寧：いきなりで本当にごめんね。俺は7men侍の菅田琳寧。君の名前は？
ちよ：私は、白井千代です。あの、どうして私を誘拐したんですか？
琳寧：俺も詳しくはわからないけど…向井さん、羨ましいのかも。
ちよ：羨ましい？どうして。
琳寧：君かわいいし、シェアハウスの人たちからも人気みたいだし。だからだと思う。
ちよ：つまり、私があの家にいることが羨ましいってことでしょうか。
琳寧：多分…。
その時、向井さんが勢いよく降りてきた。
向井：ここがバレた。今すぐ移動しよう。阿部ちゃんたちがすぐそこまで来てる。
阿部：ちよ〜。どこにいるんだ。
佐久間：ちよ！居たら返事して！
ちよ：み、みなさ〜ん。私はここです！
私が叫ぶと、気づいた阿部くんたちが倉庫の扉を開けて一斉に入ってきた。
蓮：やっぱこーじじゃん！ちよを返せよ。俺たちのちよを。
向井：…
琳寧：向井さん、もう諦めたほうが…。
向井：俺は諦めない。たとえ泣くことになったとしても。
蓮：こーじ、これ以上は無駄だ。おとなしくちよを返せ。
蓮くんたちが向井くんに近づいていく。手足を拘束されたままの私はまた口を塞がれて琳寧くんにお姫様抱っこされてまたどこかへ連れて行かれた。みんなは向井くんの方に集中していてまだ気づいていない。次はどこに連れて行かれるんだろう。私にとっては恐怖でしかなかった。知らないところに連れて行かれるのは怖い。琳寧くんに連れて行かれたのは…。倉庫の裏？そこで琳寧くんは私に謝ってくれた。
琳寧：本当にごめんね、ちよちゃん。俺たちのせいでこんな事になって。
ちよ：いえ、琳寧くんは悪くありません。向井くんのお手伝いをしただけなのだから。
琳寧：でも俺は、ちよちゃんを…。
ちよ：気にしないで、私が彼らに琳寧くん悪くないって伝えます。
そう話をしてるうちに、みんなが来てくれた。私はさっき琳寧くんに言ったとおりに彼は悪くないことを伝えた。琳寧くんは手足の拘束を解いてくれた。でもそのあと琳寧くんは走っていってしまって私は何も言うことができなかった。
ちよ：また、会えるかな？琳寧くんに…。
続く…。