無気力ボーイと天然ガールガール編

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たまねぎ（ Fx0bob ）
2021/10/09 23:48(更新日時)

私兎雷菜奈
平凡な女子高生 1年A組！
今日も頑張って行くぞー！
三つ編みも完了！

ふっふふんふーん♪
部活もそろそろ終わりだから帰れるな。
マネージャーも意外ときついんだ
冬だから手荒れがやばい。
んっ？体育館裏に誰かいる？
渡り廊下からだから曖昧だけども
ﾊｯ! まさか告白!?
まだ一人だから行けば見れるかも…
嫌でも告白見るのはどうかと…
でもどうせ後からバレるし…
見るのは罪ではないし…
見られたら可哀想だからなあ
ドリンクもあるし…
…………見に行こ。
手いっぱいに持っていたドリンクを体育館に置きさっさと走って行った。
__そお〜っと覗くと
あれっ！？小倉君！
また告られてる…！凄い！
小倉涼介 1年D組の特進クラス
容姿端麗成績優秀モテる要素てんこ盛り。本人は自覚無い。
そうこうしているうちに､なにやら話が進んでる。
おっ?言った! あー断られちゃったかなあ… 行っちゃった…
ﾊﾞｺｵｵｵﾝ「おい兎雷ぃぃぃぃ!!!!!
お前また赤点とったろぉぉぉ!!!!!」
凄い勢いで体育館のドアが開く音がした
兎雷「やべッ」
鎌崎先輩だ…！
マネをやってるとこの3年先輩普段は優しいし面白くて暖かい人だがブチ切れはまじでやばい人
「兎雷ッ!!早くにげろっ！鎌崎先輩
ガチ怒モードだああああ！」
！？だにい!?
そう青ざめた顔で逃げ出したのは2年の黒澤先輩前略いつも元気100%で低身長私と同じ赤点組で凄い仲が良い。

黒澤先輩と共にガチの鬼ごっこが始まる
とりあえず本校に入ってガチダッシュ
周りの人は結構少ないから思いっきり走れる
あ！音楽室で掃除しなきゃ！
ハッとして音楽室に言って急ブレーキ
転けそうになってその勢いで音楽室の扉
に手をかける
がららら「あっっっぶなあああい！！」
「うわっ!?」
兎雷「エッ!?」小倉「エッ？」
そこにいたのは小倉くん。
嘘でしょさっき体育館裏にいたはず…！
超能力者みたい…
ピアノの椅子に座った小倉くんは手を止めこちらを見開いた目で見ている。
しばらくすると口を開き、
小倉「ちょっとどうしたの?そんな勢いで扉開けて…」
兎雷「そんな事よりここの掃除頼まれてるからっ」
ああ､と頷きピアノから離れる小倉くん
箒を取って掃除しようとすると
小倉「頼まれた事一生懸命やるのはいいけどさ､息切らしながら走ったのも赤点で鎌崎先輩と鬼ごっこでしょ。
そろそろ勉強したら?」
机に座って話かけてくる
兎雷「えぇ〜?や。だってわかんないもん」
そうすると一瞬すんごい嫌な顔して
ため息を着くと
小倉「俺教える。雑だけど。
ほら箒片付けて」
無理やりノートと鉛筆持たせてくる
小倉「そんでここは結構躓くからな。…これ答えるの式の答えじゃなくて解き方
な…ちゃんと問題読め…」
意外と分かりやすい説明!!
兎雷「いいな〜天才って憧れる。
パッと何でも出来て。私がやっとの事が当たり前だし…」ﾊｯ
あっ小倉くん凄い表情曇った。

to be continued…

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No.3391660　2021/10/09 22:57(スレ作成日時)

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No.1 2021/10/09 23:48
たまねぎ ( Fx0bob )

続き

気を悪くしてしまったかも
兎雷「なんか悪い事言っちゃったかもっ
ごめんッ!!」
小倉「いや別に…」
小倉「そういう事言えんの凄いなあ。
て」
ん？どゆことあっまさか!!
違うの！違うの!違うのよ！
憎しみ込めてないからあ！
ただ純粋に羨ましいなあ〜って思っただけでっ！
あああどうしよどう弁解しよう
兎雷「あっそろそろ時間だし帰ろ!?
ジュースなんか奢るよ！？」
小倉「ん､ああいやまあ…ありがと」
そのまま二人で帰る
気まずい…どうしようか

兎雷「そういえば小倉くんさ
ピアノ好きなの?」
小倉「まあ結構好き｡」
兎雷「うえっそうなんだ！凄い…ピアノ
弾けるなんて！どんなの弾けるの?」
小倉「キラキラ星変奏曲の40番とかそ
んな感じの奴」
兎雷「えぇなにそれ今度聞かせて!!
あっそうだ今度さ
勉強会あるから来ない?行きたく
ないけど鎌崎先輩に軽めに脅され
てさ
教え方上手かったからさそれのつ
いでにピアノ聞かせて!!」
小倉「お断り」
兎雷「ええなんでさあ小倉くんだけに
は来て欲しいのにい」
小倉「お断り」

ﾊｯそうだ小倉くんの気を悪くしたの忘れてた！やばいさらに嫌な事しちゃったかなあ凄いと思っただけなのに
傷付けちゃったなあ
悲しいなあ