偶然ではない、奇跡の出逢

レス5 HIT数 1096 あ+ あ-


2018/10/20 22:16(更新日時)

旦那の酒乱で別れて8年、子供達は立派に親がいなくても成長してくれた。
子供に関してはこんな母親でも必要としてくれ、近ず離れずの関係。
子供達の邪魔にはなりたくなかった。
そして各自独立してくれた。
8年立ち今朝から韓流ドラマを見たり、ほとんど、変化ない生活、それが当たり前になって、幸せ?不幸?とも感じる事さえ期待しない生活。
こんな出逢が待っていただなんて。

No.2724687 (スレ作成日時)

投稿制限
スレ作成ユーザーのみ投稿可
投稿順
新着順
主のみ
付箋

No.1

もう昔過ぎて忘れていた、この言葉がその当時ピッタリだった。
楽しみと言えば愛犬と戯れ、息子の犬を預かる事ぐらい。
韓流ドラマは気持ちをときめかせてくれる、まるで主人公になったみたいに。
私はどちらかと言えば、ドロドロや復讐内容が好きな性格。
多分実生活に刺激もトキメキもないから

SMSで楽しんでいたのは、Twitter、つぶやき、返事はない、ただ呟いていたかった。

何より1日が長く、毎日平凡と言うか、出かける事もなく、人との接触もなく、何が楽しいの?
まさにそんな生活を送っていた。

No.2

韓流ドラマにハマる年齢でもなく、でも韓流ドラマに毎日癒され、トキメキ毎日にジャージ着、なんて女子らしくない自分、人との接触も異常にたち、ただ頭に過ぎる結婚生活の破綻。

何故こんな事になってしまったのか?
私には理想を描いた家族像があった。
子どたちに囲まれ夫婦でその姿を見る。

公園で子供達が走り回り、私と主人が微笑みながら見守る。

私は自分の両親を見て育った課題は、反面教師。
毎日喧嘩が絶えないくらい、両親は私の悪いお手本に過ぎなかった。
全く理想とはかけ離れた生活を暮らしていた。
母親は常に父親を馬鹿にしていたが、父親も又色んな女伝説を作り歩いていた。

何故離婚しないのか?
何故追い出さなかったのか?
何度も離婚すれば良いのにと、口にした事も今は懐かしい思い出だ。

その答えを聞くのは、母親が意識を失う前だった。
単に意地やプライドではなかった。
ただ、ただ、老後が不安だった。

馬鹿な親の発想通り
そんな親に育てられた私は、幸せと感じる事さえなかった。
この感情が反面教師を強く根付かせてくれた。

父親の環境で女遊びをする男性は最低
また、そんな股開き女を軽蔑
何より軽蔑は別れた旦那
何が楽しくて、毎日酒に溺れ、暴言を吐き、私を苦しめたのか?

生活の中で答えが出ない問題を必死に見つける生活。
私にも至らない所があったのか?
そこに答えは見つからない。

No.3

毎日楽しくもなく、かと言って変化もなし、私と愛犬ののんびりした生活。

いつの間にか韓流ドラマの様な男性が現れないかと、奇跡でもおきない限り、日本が外国に戦略されない限り、私の夢は遠かった。

たまにストレスが溜まると、1人バイクでカラオケの入口を開ける。

これが何より私の唯一の楽しみ。
1人が慣れてしまい、たまに子供達が私の料理を恋しがり、家に寄り、かと言って携帯ばかり触り、私は嬉しくて頑張りすぎる。

私も子供の事ばかり言ってる場合か!
私も暇があれば携帯をいじる毎日。

あれ?
私の携帯にメッセージが入っていた。
Twitterのメッセージ
そのメッセージを開ける事で私の人生が変わる事になるなんて・・・
思わなかった。

No.4

Twitterを見ればメッセージが1と記載されていた。
また副業かなんかの勧誘だと開きたくなかったが、私の性格上数字が付いているのが気になった。

書き込み内容は。

初めまして、突然の連絡失礼します。

もしかして〇〇さんではないでしょうか?

もし違っていたらすいません。

一体誰なの?

いきなり、突然、思い当たる人?
そのメッセージの主は人探しをしている事だけ理解出来た。
そして私の名前が一致した。

誰なの?
メッセージの主は?

その主の名前が書いていたが、私の知り合いにはそんな名前の人はいなかった。

何故?
私の名前を知っているのか?
不思議と恐怖にかられる事はなかった。

No.5

一瞬戸惑った、知ってる人は2人だけ
でも心の中であの人かも知れないと。

えっもしかして、〇〇君?
それとも〇〇君?

その文字の質問待ちにドキドキした。
はい、僕は事情があり〇〇と名前を使っていますが、昔の名前は〇〇です。
元気にされていましたか?

私がまだ10代の歳に知り合った、佐藤君だった。
佐藤君と出会い、途中で名字が代わり、母親が気に入っていた佐藤君からの突然の連絡だった。

何故佐藤君が私のTwitterを見て連絡くれたのかは、その時わからなかった。

でもまだファーストキスの体験もなく、3回付き合って欲しいと告白され、断る事もなく、たまに髪の毛をセットしてくれた佐藤君、彼は美容師で、今トラックの運転手をしていて、若く結婚したと風の噂で聞いていた。

佐藤君の返事は「トラックに乗っていないよ、❌もないよー」だった。

昔違うサイトに投稿した事があり、名前検索したら、Twitterに繋がったらしい。

簡単な書き込みみたいに見えるが、彼は私を探してくれていたみたいだ。

一気に年齢が若くなった勢いでもあったけど、❌がないのは、幸せな結婚生活を送っているんだ。

そこで現実に引き替えされた。
懐かしい、ただ懐かしいだけ。
文字を通じてまた彼の存在を思い出せた。

佐藤君今どうしているの?

彼は多分スマホで文字を打ってくれているのか?

「小さな美容室をしているよ、詐欺にあったが、換算したよ」

そうなんだ、彼とは梅雨の季節に公園のドカンに入り、いきなりキスされかかったけど、顔を下に向けた、彼が嫌いではなく、経験ないので、どうすれば良いかわからなかっただけ。

結局ドカンの中で梅雨と同じムードになり、帰ったかなぁ?くらいの記憶しかなかった。

サイトに楽しかった思い出話を書いたが、佐藤君の事は、楽しかった思い出の中に入っていた。

ただ人生今まで生きて来て、彼より上手い美容師はいなかったと。

ただそれだけの自然に印象に残る存在だった。

投稿順
新着順
主のみ
付箋
このスレに返信する

小説・エッセイ掲示板のスレ一覧

ウェブ小説家デビューをしてみませんか? 私小説やエッセイから、本格派の小説など、自分の作品をミクルで公開してみよう。※時に未完で終わってしまうことはありますが、読者のためにも、できる限り完結させるようにしましょう。

  • レス新
  • 人気
  • スレ新
  • レス少
新しくスレを作成する

サブ掲示板

注目の話題

カテゴリ一覧