ココロノヤミ

レス139 HIT数 44426 あ+ あ-


2014/08/16 21:54(更新日時)

誰も

私を知らない


誰か

私を助けて


誰でもいいから









No.1734706 (スレ作成日時)

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No.51

筋肉トレーニングするといいですよ、マジレスです。身体が変わると心も変わります。

No.52

>> 51 ご心配ありがとうございます。


この話は、過去の経験です。

当時身体を鍛えるのは好きで、朝晩ストレッチをし、1日一時間のウォーキングをしていました。

長期休みには毎朝ランニングもしていました(^-^)


身体を動かしてはいましたが、こんなに病んでいました…。



現在まではまだまだ長い話になりますが、お付き合い下されば幸いです。

No.53

ヨシはお人好しだ。
頼み事を断れない。

私は、ヨシにわがままばかり言った。


講義をサボらせ、ヨシの部屋でセックスばかりしていた。

快楽の行為で、

私は、


あーちゃんの事を考えないようにした。




ヨシは何年かぶりの彼女ができたため

それはそれで暴走していた…。


そんなヨシに、こんな私なんか・・・


素直で、お人好し

デート商法の詐欺でジュエリーを買わされた事があるくらい。






アルコール

音楽

タバコ

セックス



ヨシと過ごした日々は、それだけだ。



ヨシの事なんてこれっぽっちも考えていなかった。





あーちゃん

会いたい…。

No.54

あーちゃん
に電話をかけた。

冬休みだし、実家に帰ってるかも…


「もしもし?」


「・・・わたし」


あーちゃんの声を聞いたら胸がキュッとなった



「あーちゃんに会いたい…」





それから、私たちはよりを戻した。


ヨシの事はあーちゃんには言わなかった。



ヨシには、やっぱり彼氏とよりを戻したから


と伝えたら


「ふざけるな!!」

と。


でも、ヨシも何となくわかっていたようで


今度はケンカすんなよって言ってくれた。













あのまま、あーちゃんと別れていたら良かったのかも…



No.55

あーちゃんと今まで通りに付き合った。

ただ、
サークルの中では別れたままということにした。



あの夜、あーちゃんの家に来ないかと

先輩の電話を切った。


『ピンポーン♪』



「なんだ、
ハルちゃん来たじゃん♪」



みんながそう思っていた。


あーちゃんもだ。


部屋に入ってきたのは、

知らない女性



みんなが、黙った…。


No.56

あーちゃんはバイト先で
その女性と知り合った。


わたしより年上。

「彼女いても、
遊びで付き合おうよ♪」


あーちゃんは、女性と関係をもった。

あーちゃんのアパートにも泊まっていた。




そして、私が短期のバイトをしたときも、

女性は私を見ていた。


「写真よりもかわいい彼女だね」


女性は私を見て、あーちゃんに言ったそうだ。


あーちゃんの口から聞きたくもないことを聞かされた。




それでも、

あーちゃんは、やっぱり私の事が好きだから・・・



今度こそ、あーちゃんと離れない。


もとに戻りたい。


それだけだった。






そのうち、私は、

卒業した。


No.57

私が仕事をし始め

あーちゃんは、地元に帰り就職活動



なかなか会う時間がなく、よく電話をしていた。


ある夜、

いつものようにあーちゃんに電話をすると

「ハルちゃんは、変わらないね」

と・・・

冷たい言い方だった。


あーちゃんの様子が変わった。

次の日から

あーちゃんは、電話に出なくなった。




私は、車を走らせた。

免許取り立て、初心者マークの軽自動車は

夜の景色をすり抜け

愛しい人の元へと急ぐ






あーちゃんのアパートに着いた。

明かりを確認し、携帯電話からあーちゃんに電話をした。

やっぱり出ない。

居留守だ。


アパートを訪ねる勇気もなく

そのまま家に帰った。


切なくて、何も考えたくなかった。


No.58

ストーカーの気持ちってこんな感じなんだろうか…


ほぼ毎日、あーちゃんのアパートの明かりを見に行く。

あーちゃんに対する気持ちが変わった




アパートの駐車場に、サトミの車があった。



『まさか…』


気が付くと、私は、あーちゃんの部屋のドアをノックしていた。



あーちゃんは、ドアを開けた。


久しぶりに会ったあーちゃんは

私を見る目が変わっていた


その目は、私を好きだと言ってくれた優しさはまったくなく






迷惑そうに



冷たく




私を突き放した。


悲しくなり、
視線を落とすと




見たことのある

サトミの靴が


あった。










どうやって帰ったのかもわからない。





事故を起こさなくて良かった。






No.59

今まで以上に


あーちゃんに執着していた。




非通知にして電話をかける



それでも、電話に出なくなったら



携帯番号変えて電話をかける。



毎日のようにドアをノックする。




あーちゃんは、部屋の電気をつけなくなった。







そんな様子を見て



『バカみたい(笑)』




心の中は


真っ暗だ。









No.60

たまたま、大学の後輩が

私の友達と友達になっていて



後輩いわく

あーちゃんは、


ストーカーに付きまとわれて、

それをネタにして笑ってるらしい





なんか、最悪な気分



スッキリしたい




カミソリで手首にキズをつけた


うっすらと

血が

にじんで



少し、スッキリした気がした





あーちゃんを思い出すたび



私は、


キズを増やした。






手首だと、人目につくので

二の腕の内側


足首





をキズつけた。




もう、あーちゃんのアパートへは行かなかった。


電話もやめた。





地元で、新しい友達が増えてきた。



バンドをやっている友達ばかりだったせいか


私も誘われ、楽器を始めた♪



女の子も、男の子も、みんな楽しくて



今までの私をリセットしたようだった。







No.61

バンドもやってみた。


下手すぎ。

しかも音痴…。




でも、リーダーは根気よく私に楽器を教えてくれた。

後に、リーダーに告白された。


だけど、リーダーには同棲している彼女がいた。

一緒にいて楽しいが

彼女いるのに

私に告白するなんて…



バンドに誘ったのも

私と会うための口実だった



私は、別れたら考えると、こたえていた。



リーダーは音楽のセンスが抜群で、

ギターも上手かった。





私たちは、曖昧な関係を続けていった。




しばらくして、
彼女さんが妊娠した。




二人の付き合いは長い。


結婚


するんだろうな




私には、

妊娠=結婚

という考えしかなかった。






二人の決断は


中絶


だった。





No.62

彼女には愛情ない




とよく言っていた。



そんなのは、
浮気をする男の常套句なのに

私は、

彼を信じていた。


しばらくして、


リーダーは、彼女と別れた。




私たちは、すぐに彼氏と彼女の関係になった。





だけど、今まで他のメンバーに内緒にしていたから


急に


付き合います


というのも照れ臭い。



みんなの前で

ベタベタしたくはなかった。


付き合ってくうちに


リーダーの事を好きではないと気付いた。


おしゃれで、優しい

音楽のセンスも惚れ惚れする。


だけど、なんか違う。



付き合って1ヶ月程で別れた。



バンドもやめた。


リーダーはすぐに新しい彼女ができ

同棲をしていた。


リーダーの新しいバンドは

かっこ良かったので、

私は、友達として

バンドのファンになった。


私も新しいバンドを始めた♪

友達に進められたからだ。


やる気はないが


他にやることもなかった。


これが運命の出逢いを引き起こすなんて



当時の私は、知るヨシもない。



No.63




誰かに自分を受け止めてほしい


私自身が、
素直に

相手と向き合えれば

何もややこしい事はない。




ナンパされてそのままホテルに行ったり



出会い系サイトで

知り合った人とそのままホテルに行った



相手が追いかけてくると


めんどくさくなり


携帯を着信拒否にした。


一回やっただけなのに


ウザイ





声を聞くのも気持ち悪い。





恋愛感情抜きの

セフレを求めた。





あーちゃんよりも


私を愛してくれる人はいない…。

だから、

いいんだ









心のスキマが埋まらないなら

体の穴を埋めればいい





何人の男性が私のうえを

通り過ぎていったのだろう…




No.64

彼氏という存在はしばらくなかった。




そんな私に告白するひともいた


周りからは、

カッコいいと言われてる男の子


私の好みではなかった…



ヒップホップが好きなその彼とは

趣味がまったく合わない

そして、
ヒップホップのファッションの人とは一緒に歩きたくない。


私は、ミルクなどの可愛いロリータチックなカッコをしていた。


どう見ても不釣り合いだ(笑)





私の何が良かったんだろう?


暇潰しに会ってはセックスをした。


終われば

あとはどうでもよい。





ある時、その彼ともう一人の男友達と飲んだ。


私は、悪酔いし

泣き出してしまった。



「誰かに大切にされたい…。」



本音を漏らした…。



普段はフザケタ事や、バカらしい笑える話

音楽の話しかしない


何だか寂しくなったんだろう。



男友達も酔っていたのだろう


抱き締められて

キスをされた



何でキスしているのかわからなかったが、

男友達の彼女とは

一緒にバンドをやっていたので、


酔ってボンヤリした頭のなかでは


『バレたら面倒だな…』



と思いつつ、舌の絡む気持ちよさに


やめられないでいた。






おそらく、男友達は

私の事が好きだった




バンドをする女の子は少なくて、


私にバンドを進めてくれたのも彼だ。



私が、バンドをやっているのを見たいと言っていた。

男友達からすると、

私は、『ぶっ飛んでいる』そうだ。







No.65

『ぶっ飛んでる』のかしら?


自覚はない。



誰にも大切にされないから

めちゃくちゃに生きているだけだ


体を浪費して




使いまくって


寝る





睡眠をとれなくなっていた






ライブで知り合った女の子

マホちゃん


イケメンの彼氏がいたのだが、東京のバンドの人コウさんとも付き合っていた。


何度か地元にライブで来ていて、知り合った。


一緒に来ていた、カイさんと私は連絡先を交換した。


付き合って

とは言われなかった。




よくある社交辞令。

都合のいい女。


でも、遠距離恋愛しているような、ウキウキした感じ。


離れているから、気持ちを保てたのかも。

連絡を取り合って2ヶ月たった頃


マホちゃんと二泊三日で、東京に行った。

東京に着いたら別行動。

マホちゃんはコウさんの元へ
私はカイさんの元へと。

待ち合わせ場所に

カイさんが待っていた。


手をつなぐのも恥ずかしい。


カイさんとは一度もふれ合った事がない。


カイさんの部屋につき、

はじめはぎこちない空気が流れていたけれど、

カイさんに

「ハルちゃんに。一目惚れしたんだ…、本当に来てくれるか凄い不安だった。」


素直に嬉しかった。

私たちは、まもなくベッドを揺らしていた。

お互いを求めあい

愛液と汗と

いやらしいグチョグチョとしたおと

あえぎ声



明るいうちからやりまくり
気が付くと、窓の外は真っ暗だ。

シャワーを浴び、夕飯を食べに行った。


カイさんの携帯にコウさんから電話がきた。


一緒に遊ばない?ってことで

四人でボーリングに行った。

No.66

楽しく過ごしていたが



カイさんが、マホちゃんを

お姫様抱っこした。


・・・・・・

一気にさめた


あっという間の二泊三日。

お金のないカイさん

デート代をすべて私が出した。



一瞬、
信じていたけれど

結局は、
マホちゃん目当てだったのか…



マホちゃんはカワイイ。

小さくて色白

エロい体つきをしている。


私なんて…


帰ってきてからは
カイさんと連絡が取れなくなった。

携帯料金を払えなくなっていたらしいけど


それっきり連絡は途絶えた。



No.67

バンドは楽しかった。

ライブは緊張して、よく間違えてだけど。


ライブをして、
打ち上げで他のバンドの人たちと飲んで 盛り上がり

友達が増えた。



女の子がほとんどいないので、
ちやほやされた。


打ち上げの後、
家に帰って一人になるのが寂しくて
誰かとホテルに行ったり…

そんな事はよくあった。



リストカットしないだけいい。


誰かとエッチしないと

不安だった。




求められたい


心の隙間を埋めたい。



誰ともエッチできない時は
おもいっきり飲んで、

体をだきかかえ

ガタガタと震えながら

眠りにつく。




バンドを始めて良かった事


男の人たちが、いっぱいいる。




No.68

私は音楽かすきだ。

音楽の背景

歴史

人物

考え方

・・・・・・



ピストルズが好きで

シドやジョニーロットンみたいになりたかった。


ナンシーみたいな女は大嫌い。



『バンドは女でダメになる』


私の持論。



自分が女じゃなかったら…


そうだったら、

男の人たちとも本当に友達になって

音楽の話に夢中になれたのになぁ…





家で一人

レコードの向こうの

セブンティーズの時代に頭をトリップさせる




時代は2001年を迎えていた。


No.69

落ち込んでばかりいたわけではなかった。

楽しく過ごす事ばかり

友達と集まって、飲んで騒いで

私はいつもふざけていて

いつも笑っていた。



ドラマやマンガのように

嘘みたいな馬鹿げたことを

リアルでしていたかった。





周りからは、よくやるなぁと言われていた。





私は自分のバンドを『嘘みたいな馬鹿げた』バンドにしようと思った。


リアルセブンティーズバンド



精神がぶっ飛んでる私にピッタリだろう♪







セックス&ロックンロール


(笑)



No.70

ガールズバンドが少ないため、

ライブをすると、調子にちやほやされる。


ちやほやされると、調子に乗った

だけど、

心の中では




女だと思ってバカにして・・・



そんな思いが出てきた。




ちょうどその頃

ドラムの男の子がやめた。

女の子のメンバーを募集したら、


一人の女の子から電話がかかってきた。


他に誰もいなかったので、

練習日に来てもらう事にした。



私自身、ドラムが叩けないので、

叩けるだけで
採用。


彼女はミナ。


「これからよろしく♪」


ミナはビックリして、

「私、こんなに下手だけど いいの??」


メンバーが揃わないと、

ライブもできない。


始めは、練習ばかりで

手も、足もパンパンで、

マイクを通した自分の声がよく聞こえなかった。


No.71

バンドをやりながらも

相変わらず…


たまにリストカットはしていた。




ヨシとも連絡を取り合っていて

今度、ヨシの地元でライブを一緒にやることになった



ヨシは地元で彼女ができていた。

素直におめでとう♪

私は割りきっていた。


彼女は私にキツイ視線を送っていたが、

女のやることにいちいち気にしない。



ライブの時は、私は派手なメイクをしていた。

普通の男はよってこない。

キャットウーマンみたいなメイク(笑)



男受けは全くしない。

当たり前か。



私なりに、
バリアを作って

半端な人を、遠ざけた。



ヨシには

「おっかないから、やめたら?」

なんて言われたが、



「これでいいの」



No.72

それでも、寄ってくる男はいて。

好みのタイプだったらやっちゃう。


どうせ、

酔った勢いだし、

私の事を少なからずよく思ってくれてる。



同じ相手とやるようになって、

なんとなく『好きかも』

と思って、告白したら



振られた。



それでも、セックスはする。

ただのセフレ。



給料日前には、
お金もあげた。


お金を人に貸す時は

挙げたものと思うようにしていた。



No.73

友達が増え、行動範囲が広がった。

新幹線で一時間かからない場所に住む友達と気があった。

仕事を終えては、

新幹線に乗り

飲んで騒いで

ホテルにいき

始発で帰る。

そして、また仕事に行く。


寝不足と二日酔いで

仕事中に倒れる事もあった。



眠りたくなかった。


いつも、夜中まで起きている。


たくさんやりたい事があった。

ずっとレコードを聴いていて


どうしたら

こんなに

心が痺れるような曲を作れるんだろう。


あの頃の時代に行けたら…


妄想で頭の中はいっぱいだ。




朝も

昼も

夜も


頭はボンヤリ

体は疲れ切っていた。



でも、自分を止められなかった。








誰か

誰か

誰か







私を助けて。







No.74

昔の誰かが言っていた。


『人間の体から出るもので美しいのは

涙と胎児だ。』



私は、食事を吐くときに

よく

この言葉を思い出した。



暴飲暴食をするので、

飲んでる最中に

トイレで吐く。


吐いては食べて飲んだ。



音を出さずに

静かに吐けるようになった。







ヨシと寄りを戻した。


彼女と別れ、へこんでいた。

優しいヨシなら

私を助けてくれるかも…


遠距離恋愛を始めた。



離れているのは寂しいけど

彼氏がいる

私を思ってくれてる。



いつも、私は

自分主体で

相手の気持ちを


無視していた。



半年たたずに

ヨシは

私の番号を着信拒否にした。


半年の間に三回しか

会わなかった。




共通の友達はいたけれど


着信拒否にされた事を問いただしたって

別れる事にかわりはないだろう。


そのまま

音信不通になった。






しばらくして、


以前付き合っていたリーダーとも

関係をもった。


彼女と別れていた。

束縛が激しく、

バンドの練習にすら

ついてくる。

挙げ句、

「バンドと私、どっちが大事なの!?」


本当に

そんなセリフ言う人いるんだ!?

私は大爆笑した。



No.75

リーダーのタクさんは、私の事を大切にした。

とても優しくしてくれた。

ただ、夜の仕事をしていたので

生活時間が合わない…。



居酒屋だから女性の心配はないけれど。


私たちはお互い

バンドをしていたため

ライブでも一緒になった。


他のバンドの人と話をしていると

後から、いろいろ言われる。

いつも、

バンドやめたら?

って言われていた。




No.76

タクさんの優しさに

次第にイラつくようになった。


何でも、と言うわけではないが


私のわがままを

そのまま受け止め


言うことを聞く。




私は、試すように

タクさんを振り回した。


好きだと言われると、

イライラし


会っていても


セックスもせず

背中を向けて眠る。


バレンタインに


コンビニでもらった

オマケのチョコをあげただけで

バカみたいに喜ぶ



たかがこんなので喜ぶなんて


バカじゃないの??



タクさんを好きだと思う気持ちもあった…

だけど、どうしてもイライラする。





あーちゃんと比べていたのか…







あーちゃんの時みたいになったら…





こんな、めちゃくちゃな私の事なんて

きっと

嫌いになるはずだ…





何をやっても

好きでいてほしい






いろんな思いが

体の中をどろどろにし



タクさんと付き合っていても


リストカットは

やめられなかった。







2ヶ月過ぎた頃…


以前、バンドのメンバーの彼氏
私の男友達とキスしたことがばれた。


男友達はタクさんとバンドを組んでいた。



タクさんは、私に幻滅し

私たちは2回目の別れを迎えた。


タクさんのバンドは解散

私のバンドはメンバーが一人抜けた。



No.77

女友達達なんて、男が絡めば

あっという間に終わる。


私は、女友達が少ない。



男友達がいるわけでもないけど…





誰もいないなら


気にすることもない。



人と関わらなければ、

誰かを傷つけるような事もない。




人を傷つけて、


自分も傷つく



なんて無駄なことをしているんだろう。








しばらくして、メンバーが見つかった♪


小さくてカワイイ女の子



私に憧れていると言っていた。







カワイイなぁ…

と思う反面、

本当の私を知らないガキのくせに…


なんて思う私は、

ネガティブの塊になっていた



表面上は、

仲良くしていた。



私は、

本音を話せる友達がいなかった。



メンバー二人は素直な明るい性格で


二人といると、

自分も

そんな人間になれるような気がした。






しばらくは彼氏ができなかった。



彼氏がいないと

音楽に集中できる。





そんな頃、他のバンドの男の子


ヨウジと知り合う。



何回かセックスしたものの


精神的に疲れて


関係をやめた。





バンドで知り合った男の人

何人と関係をもったのか

数えきれない。





年下の男の子が可愛かったから、

一回やったら

「オレの女になれ」

何て言われ

その場で、大爆笑したこともあった。


『誰に向かって言ってるの!?

あんたとなんか付き合うわけないじゃん(笑)』





最低な女でした。







No.78

もちろん、

セックスしない友達もいた。


そんな繋がりが広がり

県外でもライブをするようになった。




あんなに下手くそだった私たちが


カッコいい

と言われるようになった。






実感はない。





ただ、カッコ良くなりたかった。



2000年に生きる

リアルセブンティーズ


30年前のイギリスから

タイムスリップした




だから、


私たちに音楽性はない。

パンクもスカも

ロックンロールもレゲエも


ニューウエーブもテクノも…


カテゴリーのゆるさが

私たちらしい音楽だった。



楽しい


No.79




いい歌を作りたい。



いろんなフラストレーションを

唄うことで

発散した。






小さく身震い

眩しいライト

体の中から

ゾクゾクと


夢か現実か


全て

ぶち壊して






私は、

精神を研ぎ澄まし


歌を唄った。






自分の中の


モヤモヤした

暗い闇


誰にも


打ち明けられない


心を


解き放つ







誰かを求める


愛されたい



不安定な精神状態であればあるほど




カッコいい曲を作れた。






もう…



辛かった。








リストカット

買い物依存


いきなり涙が出てくる



仕事を終えて、一人の部屋に戻る…


寂しさに耐えれず、男の子に電話をかける




何人かに電話をかけ



そのうちの誰かとセックスをする。




セックスすると

安心する。




ぬくもりを感じながら


わずかな睡眠をとり



仕事に行く。








No.80

新幹線で、一時間の距離に新しい友達ができた。


一緒にライブをした男の子達


10才も年下の彼らは


年が離れているが


凄く気があった。




彼らのバンドは下手くそだったが



私がバンドを始めた時のような



下手だけど、気持ちがあふれていた。



ライブを見て一発で惚れた。




彼らとは


誰ともセックスをしなかった。





本当に、楽しい。




私が男だったら



もっと楽しく遊べたんだろうな…



まだ高校生だった彼らとは


飲み屋ではなく


ファーストフードで語り合った。

街をぶらつき


おしゃれなお店を教えてもらい


ショッピングもした。





アルコール抜きで話せるなんて




新鮮だった。



彼らが、卒業の時にお祝いに


飲みに連れていった。




年の離れた弟のような、


でも音楽に詳しくて

教えられる事もたくさんあった


年に数回しか会わなかったけど



大事な友達ができた。




No.81

バンドのメンバーにも恵まれていた。


女三人のガールズバンド。


音楽性は二の次で


いつも一緒にバカみたいに笑っていた。


性格の違う私たち


でも、スタジオに入ると


私が作った曲に



私が想像した以上の事もやってくれる。



イメージと違う事もあったが


合わせるたびに


最初に作った曲よりも

断然カッコよくなる。



もう一人、


ノンっていう女友達がいて


彼女は、いつも私達とつるんでいた。

彼女らは

私の大事な宝物でした。




泣きながら酔いつぶれても


いつも、見守ってくれた。



本当にありがとう。



No.82

バンドの練習は、週1でスタオに入っていた。

そのあとは

ミーティング


といっては

飲んでいた。


ミナは酒豪で、酔っぱらうが凄く飲む。


私もアルコールは好きだが

もとが弱いため

ミナに付き合って飲んでいたら



そのまま寝ていた事もあった。


もう一人のメンバーは


まだ未成年だったが


私達に誘われ…悪の道へ・・・(笑)



彼女、は

私達と出会って

確実に踏み外した。



と、私は思っている。

No.83

続き楽しみにしています!
体調と精神的に、無理をしないで下さいねm(_ _)m
応援していますヽ(*^ω^*)ノ

No.84

>> 83 みぃこさん

レスありがとうございます(^-^)


つたない文章で、読みづらいとは思いますが

お付き合い下さいませ。





当時の事を鮮明に覚えていると思ってたのですが


いざ思い出して見れば


断片的にしか思い出せず

時系列が多少前後している部分もあります。


また、記憶はあるけど文章にできなかったり・・・

文才のなさです( ;∀;)




ここからは、少しさかのぼって


高校生の頃の話をしようと思います。


引き続き、よろしくお願いいたしますm(__)m

No.85

姉の影響と、当時はバンドブームとあって

私はバンドが好きになった。


特にインディーズと言われる部類が好きで


雑誌宝島や、フールズメイトなんかを読んでいた。


おこずかいからCDを買っていたが


月五千円では

全然足りない。



姉は実家を出ていたので、

姉の荷物からCDやらレコードを探して

こっそり聴いていた。



ほとんどが日本のパンクバンドで

特にラフィンノーズが好きだった。




洋楽は全然分からなかったが、

パンクと言えばピストルズだろうと思い。




これまた姉の荷物をあさり


ガーゼシャツや、ボンテージパンツ等々


勝手に借りては怒られていた。



ケチだなぁとムカついていたが


物を大切にしない私に貸すのは嫌だっただろう。




同級生にパンク好きな人もいないため

クラスでは周りの子と打ち解ける事も少なかった。



内気な私は、どうせ理解する人がいるわけでもないから…と


学校外の友達とよく遊んだ。


ユキちゃんは、ライブに一人できていた私に声を掛けてくれた。


ユキちゃんを通じて私の世界は広がった。


No.86

ユキちゃんはフリーターで、

某バンドの追っかけをしていた。


初めて東京にライブに行ったのも

ユキちゃんに誘われてだった。


初めて行った東京は

人がいっぱいで圧倒された…


現地で会う約束をしていたが


携帯電話もない時代…


不安を感じるよりも


都会にドキドキしていた。



駅に着いた…

辺りを見回しても

ユキちゃんはいない…


キョロキョロしながらも

待ち合わせ場所からは怖くて動けなかった(^^;

No.87

しばらくすると、ユキちゃんとその友達がきた!

ほっと一安心(^-^)


ライブが始まるまで近くのマックで時間潰し。



楽しくバンドの話や東京で行きたいところ等々話が盛り上がった♪


いよいよ、ライブの時間が近づいてきたので


初ライブハウスへ!

薄暗い階段を下りていくと

カメラなどは没収された。


撮影禁止のバンドだった。


ドリンク代を取られチケットを渡された。


そういうシステムを知らなかったので、

ちょっとあたふた(-_-;)


中は薄暗い。

ユキちゃんの友達はビールを飲んでいたが


私はドキドキし過ぎて、カウンターにも近寄れなかった。


ライブが始まる…


S.E.が流れて、メンバーが出てきた!


爆音と


目映いライト


人が後ろからぎゅうぎゅうと押してきて

身動きは取れず…


No.88

度々、横レスすみません。
いえいえ、読みやすくてその時の感情が伝わって来ますヽ(*´ェ`*)ノ
読んでいる皆さんに迷惑になりますので、レスは控えますね>_<
応援しています!
失礼しましたm(_ _)m

No.89

>> 88  みぃこさん

楽しみにしてくださって

ありがとうございます(^-^)





No.90

感感スレを立ち上げました。


『ココロノヤミ感想スレ』

で検索してくださませ。


皆様の書き込みお待ちしております(^_^)

No.91

爆音と

熱気と

潰されそうな自分…



興奮してか、


体の中のモヤモヤしたものが

胸の奥からあふれてくるような


体中のが震えて


叫んでいた。



握ったこぶしを上げて


ノッテいた。






初めてのライブハウス



耳鳴りが止まず、


体はガクガクと力が入らず


ユキちゃんを探すのに戸惑っていた。


小さなユキちゃんは

私をすぐに見つけてくれた。


No.92

その日は

ユキちゃんの友達の山ちゃんの家にとまった。

山ちゃんのアパートはお風呂がないため


近くのコインシャワーにみんなで行った。


コインシャワー…?


都会には夜中でもお風呂屋さんがあるのか?


コインランドリーみたいな感じ??


よく分からないまま二人についていった。


着くと、いくつかドアがあって



「コインを入れるとシャワー出るから」

ユキちゃんはそういうと中に入ってしまった。


山ちゃんももう入っていた。

隣のドアをそっと開け、おそるおそる中に入ってみた…

中は真っ暗で、電気のスイッチが見当たらない…

ユキちゃんと山ちゃんのドアからはシャワーの音。


不思議に思いながら、

ドアを閉めると真っ暗で怖かったので、ドアの隙間を開けたまま

急いでシャワーを浴びた。


なんだかよく分からないまま、

二人より先に出て待っていた。

No.93

「ハルちゃん早いね~」

山ちゃんが出てきた。

『ん!?そういうことかぁ(苦笑)』


山ちゃんがドアを開けた時、中の電気も消えた…


おそらく、ドアを閉めると電気がつく様になっていた。


きちんとドアを閉めずに、危ないことをしたもんだ…


知らないことが恥ずかしかったので、二人には黙っていた(-_-;)


山ちゃんのアパートに戻り雑魚寝した。


今日のライブの話や、山ちゃんの東京暮らしの話で盛り上がった。

山ちゃんが眠り、

ユキちゃんが眠り、

私は、

初めて会う人の家に泊まり、

緊張してなかなか寝付けなかった…



ようやく、うとうとと眠りに入ったが


トイレに行きたい…


二人が寝付いている中で、

トイレの「ジャーッ」は

かなりうるさい…


二人が起きたら悪いので、

明るくなるまで我慢した…




カーテンの向こうが明るくなってきたので、

ソロリソロリとトイレへ…


『ジャーッ』

部屋では二人ともグッスリ寝ていた…。


良かった迷惑かけないで…



次の日は、ユキちゃんと新宿に行った。


都会はどこも人が多く、

わたしは、

立ち止まるのが、

怖く感じた。




帰りはユキちゃんと一緒だったから安心。


新幹線の中では爆睡だった。



初めての東京は、知らないことだらけ…

また行ってみたいな♪



飲み込まれそうな不安は


忘れていた。



夕方父親が帰って来る前に

いつもの部屋着に着替えた…


父親に外泊は許されていないし、

ましてや、東京だなんて…

絶対に反対される



と思い、

母に嘘をついてもらった…。



No.94

父親はまったく気がついておらず。

母に感謝(^^)v

これを機に

高校時代に三回ほど東京のライブに行った。


同級生のユリちゃん

彼女とは、ライブで仲良くなった。

クラスは違うが、

彼女もバイト代をバンドや服につぎ込んでいた。


好きなバンドが同じだったので、気があった。


ユリちゃんは東京に慣れていて

ラフォーレや丸井等々

いろいろ連れていってもらった。


夜行電車にも二人で乗った事もあった。

夜行電車の中はタバコの臭いと

アルコールの臭いで臭かった…。





クラスメートとは、見えない壁を感じていた。


当たり障りなく、どうでもいい話をしていた。


No.95

クラスメートの愛香は、

中学時代から同じクラスで

高校では部活も一緒だった。

端から見れば

私達は親友に見られていたが


私は彼女と一緒にいるのが苦痛だった。


本当に気が合わない…


見た目も嫌いだ。


私には、これといった友達がいなかった。

中学時代は家が近所で

帰る方向が同じだったため

毎日一緒に仕方なく帰った。


彼女は私を親友だと言ったが

私はまったくそんな気はなかった。


No.96

女の子と一緒にいるのが疲れる…。


一緒にトイレに行き、一緒にお弁当を食べる…

なんとか君は、だれちゃんが好きだ…


あいつはオタクだからキモい…


○ちゃんはぶりっこでムカつく…




学校って退屈…。


バイトとライブで、年上の人たちに囲まれているからか、


愛香をはじめ、同級生の女の子が苦手になった。



ユリちゃんは、

私以外の同級生とも、うまくやっている。



私はユリちゃんが羨ましかった。


自分をしっかりと持っていて、

誰にも媚びない、

かといって、孤立するわけでもなく

高校生活を楽しんでいる。




ユリちゃんに憧れていた。



No.97

ユリちゃんに憧れ、強くなりたいと思っていた。



お互いに進路は別々で、

私は地元の大学へ

ユリちゃんは、東京で浪人生活を



離れていても、私たちは親友だった。


年に1、2回しか会わないが


心が通じ会う。



ユリちゃんは、

私の人生で初めての親友だ。



私が闇にのみ込まれている時も

ユリちゃんは暖かく私を包み込んでくれていた。

私は、ユリちゃんに

みっともない

汚い自分を隠していた…。


だけど、


そんな事はユリちゃんは気にしていなくて


全てを認めてくれていた。



それがわかったのは


高校を卒業して


15年程経ってから…



ユリちゃんからもらった手紙に私は


ボロボロと

玉のような

大粒の涙をこぼし、声をあげて


泣いた。


No.98

いつも、

いつもいつも…



どうして私は寂しいのだろう…



幼稚園で仲良くしていた近所の女の子は、

学区が違うため

違う小学校へ


小学校で、ようやく仲良くなった子は

引っ越しして家が離れたら登下校が別になり

他の子と仲良くなったため、私とは遊んでくれなくなった。

また、仲良くなった子は

転勤族だった。

一年もしないうちに離れた。





と、いうことが続き

誰とも深く仲良くなることがなくなった。




小さい頃、両親と、一緒に寝たかった。

姉と弟は両親と一緒だったが、

私だけ祖父母の間に寝ていた。



夜が嫌だった。


みんな2階の部屋に行き


私だけ…



私は家族の中に入れない。。


壁を感じていた。





大事にされたい…。

仲間にはいりたい。

No.99

自分は家族に必要とされていないのか…


誰か、私を必要としてくれる人はいるだろうか…


女の子より、男の子の方が


話しやすかった。





そして、私は

体を寄せあう手軽さで

自分の存在を確認する。




あーちゃんとは


いろんなセックスをした。


求めれば

応えてくれる

求められれば

応える



あーちゃんを越える人はいなかった。




No.100

セックスが好きだ。

快楽に身を委ね、

自分が気持ちよくなること、

それだけ。



もとが、エロいのか

私はすぐに濡れる。



大事にされたいけど、

セックスは

めちゃくちゃな方が好きだ。


私をよく知らない相手は

私にリードされたがるけど


ドMな私は

レイププレイが一番ぞくぞくするし、

いじめられるとびしょびしょに濡れた。



押さえつけられたり、

縛られたり、

無理矢理入れられたり…




寂しさを紛らわすのと

性欲を満たす

セックスは私の一部でもあった。


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