Happy Birthday

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2013/11/14 17:06(更新日時)

誰にも望まれずに


誕生した少女が


紡いでいく恋物語です。

No.1720624 (スレ作成日時)

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No.151

毎年の事だから、簡単に予測出来る。


こんなわたしでも、意外とそれなりに彼氏は出来てきた方だ。


しかし、毎年誕生日の時に彼氏がいても祝ってくれる事はなくて、常にわたしの誕生日は家族しか祝ってくれない。


しかし、お姉ちゃんはこの家の本当の子供だが、わたしはこの家の本当の子供ではない。


そのため、まだ家族が誕生日を祝ってくれるだけ、マシなのだと思う事にしている。

No.152

「ありがとう!リナ、見て」


嬉しそうに微笑んでいるお姉ちゃんが、わたしの前に左手を掲げて見せ付けてくる。


その薬指に、わたしはキラキラと光沢を発しているモノを見付けた。


ダイヤモンドの指輪だ。


恐らく、誰かからの誕生日プレゼントの一つなのだろう。


そう思っていたら、わたしが訊いた訳でもないのに、お姉ちゃんが嬉しそうに説明してきた。

No.153

「今日、誕生日プレゼントに彼氏からもらったの!わたしが大学を卒業したら、結婚しようって。要するに、婚約指輪」


わざわざ、わたしに報告しなくてもいいのにと思った。


一応、わたしも家族の一員だから報告してくれているのかも知れないが、わたしには自慢している様にしか見えない。


そう考えるわたしは、心が狭いのだろうか。


幸せそうな顔をして笑っているお姉ちゃんが、心の底から羨ましいと思う。


そして、同時に妬ましいとも思った。

No.154

わたしは彼氏から、誕生日プレゼントすらもらった事がない。


それどころか、『おめでとう』の一言すらもらった事がない。


勿論、わたしの誕生日に一緒に居てくれた事もない。


そもそも、わたしの誕生日を覚えてくれていた彼氏が、今までにいたかどうかも怪しい気がする。


それなのに、お姉ちゃんにはちゃんと誕生日を祝ってくれる彼氏がいる。

No.155

しかも、その彼氏が結婚したいとまで思ってくれているなんてズル過ぎる。


わたしは、物凄く敗北感を感じた。


この歴然の差は、何なのだろう。


やはり、お姉ちゃんは本当の子供で、わたしは本当の子供ではないからなのだろうか。


人は、本当の子供に生まれてこなければ幸せになる事は出来ないのだろうか。


本気で、そんな事を考えてしまった。

No.156

「…ご婚約、おめでとうございます」


わたしは俯きがちに、二度目の義理の祝福の言葉を口にした。


そして、玄関で靴を脱ぐなり、お姉ちゃんの横を通り過ぎて自分の部屋に行った。


もうこれ以上、お姉ちゃんの幸せ話を聞きたくないと思ったから。


「リナ、テーブルの上に晩御飯あるから、レンジで温めて食べてね。それから、冷蔵庫の中にケーキもあるから食べていいよ!」


そんなお姉ちゃんの声が追い掛けてきたので、わたしは自分の部屋に通学用鞄を置くと、その足でリビングへ向かった。

No.157

リビングを見渡しても、誰も居なかった。


お姉ちゃんの誕生日パーティーが終わって自分の部屋へ戻ったのか、お父さんの姿すらなかった。


お母さんは、わたしが小学生の時に死んだので居ない。


お父さんは、元から忙しく仕事をしている人だったが、お母さんが死んでから更に忙しく仕事をする様になった。

No.158

仕事を忙しくする事で、お母さんが死んだ悲しみを紛らわそうとしているのかも知れないが、そのため毎日家に帰ってくるのが遅い。


時には、忙し過ぎて家に帰って来ない時もある。


そのため、わたしはお姉ちゃんと二人暮らしの様な生活をしている。

No.159

しかし、今日はお姉ちゃんの誕生日なので早く帰ってくると、昨日の食卓の時にお父さんが言っていた。


そのため、久々に家でゆっくり出来るという事で、もうお父さんはお風呂に入って寝てしまったのかも知れない。


そんな事を考えながら、電気を点けて食卓テーブルに近付いた時、イスに見覚えのない真っ白なコートが掛けられているのを発見した。

No.160

いつも、お姉ちゃんが座っている席だ。


それを見て、前にお姉ちゃんが誕生日プレゼントに、お父さんに真っ白のコートを強請っていたのを思い出した。


その時、お父さんも『分かった』と頷いていたから、約束通りお姉ちゃんに買ってあげたのだろう。


フワフワして温かそうで、何だか高そうなコートだ。


恐らく、ブランド物で何万もするモノなのだろう。

No.161

わたしは、お父さんに誕生日プレゼントに何が欲しいかを訊かれても、遠慮して五千円以内に収まる様に考えてお願いするのに。


本当の子供であるお姉ちゃんは、遠慮する事なしに平気でお父さんに良いモノを買ってもらえる。


わたしがしたくても出来ない事を、お姉ちゃんは平然と出来てしまう。


それが、やはり羨ましいと思った。


そして、やはり妬ましいとも思ってしまう。

No.162

わたしが本当の子供ではない事は、わたしが全て悪い訳ではないのに。


どうして、本当の子供であるお姉ちゃんと、ここまで決定的な差が出てばかりなのだろう。


わたしも、本当の子供に生まれたかった。


至極、そう思った。


どんなに願っても、叶わない事だけど。


わたしも、お姉ちゃんみたいになりたかった。


そしたら、お姉ちゃんみたいに幸せな笑顔を浮かべられる人になれていただろうか。

No.163

翌日、わたしはいつも通り高校へ行った。


そして、いつも通り授業を受けている。


しかし、黒板の文字をノートに写し取りながら、考えているのは別の事だった。


大学へ進学したいと思っているから、真面目に授業を聞かなければいけないと思う。


しかし、どうも今日は集中する事が出来ない。


わたしが考えているのは、ケイタさんの事だ。

No.164

昨日、家に帰ってお風呂やベッドの中でも、わたしはケイタさんの事を考えていた。


わたしは寝付きが悪くて、すぐには眠れないのでベッドの中では特に考えていた。


考えていたというよりも、後悔していたというべきなのかも知れないが。


昨日、わたしと友達になってくれると、ケイタさんは言った。


しかし、わたし達は連絡先を交換する事をしなかった。


そのため、もう逢う事はないと思う。

No.165

わたしの家の近くに住んでいるらしいので、もしかしたら偶然、逢う事はあるかも知れない。


しかし、その偶然が起きる確率は、わりと低いとわたしは思う。


仮に逢ったとしても、どちらかが髪型や雰囲気などを変えていて、たまたま気が付かないという可能性もあるし。


そう考えると、もうケイタさんと逢う事はないに等しいと考えるべきだと思う。


その事に対して、わたしはヒドく後悔していた。

No.166

折角、ケイタさんが友達になってくれると言ってくれたのだから、連絡先を訊いておけば良かったと今更になって思うんだ。


もしも、わたしがケイタさんに連絡先を訊いてさえいれば、まだわたし達は友達として交流していたのかも知れない。


今更、そんな事を思っても遅いのは分かる。


充分に、承知している。


しかし、そう思わずにはいられないんだ。

No.167

そんな感じで、学校にいる時間の大半はケイタさんの事を考えて過ごしていた。


休み時間などは、周りが友達と楽しそうに談笑している中、わたしは一人淋しく黙って大人しく過ごしている訳だから尚更だ。


ケイタさんに対する後悔を紛らわすために、今日もマサオに連絡して逢いに行こうかとも考える。

No.168

しかし、マサオと逢っても淋しくなるだけの様な気もする。


マサオに逢ったとしても、昨日の様にアラームをセットされて、わたしは早く帰される事になると思うから。


それに、二日連続で『逢いたい』と言ったら、マサオに鬱陶しがられるかも知れない。


マサオが、自分からわたしに『逢いたい』と言わないという事は、恐らく逢いたいと思っているのはわたしだけだと思うから。

No.169

しかし、それならケイタさんに対する後悔の念は、どの様にして紛らわせばいいのだろうか。


そんな事を考えて過ごしているうちに、滞りなく一日の授業は終わり、帰りのホームルームも終わった。


周りがザワザワしている中、わたしは一人無言で教室を立ち去り、建物の出口を目指す。

No.170

下駄箱で、上履きから外履きへ履き替えると、すぐに校舎の外へ出る。


そして、校門の方へ向かって歩いていく制服に身を包んだ人の波に、わたしは紛れ込んだ。


雑談をしながら歩いている人間が多いせいか、歩くのが遅い人間が目立つ。


そんな人々を、わたしは次々と追い越していく。

No.171

そして、いつも通りに校門の外へ出ようとした時、わたしは目を見開きながら足を止めた。


そのまま、わたしはジッとしたまま動けなかった。


目の前では、信じられない光景が繰り広げられていた。


校門に凭れながら、わたしの方を一人の人間がジッと見ている。

No.172

明るい茶髪に、目鼻の整った顔立ち。


細身で、わたしよりも頭一個分くらい高い身長。


わたしは今日、この姿を何度も頭の中で思い浮かべた。


ケイタさんの姿を。

No.173

緊張して、心臓を脈打つ音が速くなっているのが分かる。


そんなわたしを見て、ケイタさんは少し微笑んだ。


「よぉ!」


わたしに近付いてきたケイタさんは、軽く手を上げた。


「…こんにちは」


どう反応すればいいのか分からなくて、わたしはケイタさんに軽く頭を下げながら挨拶した。

No.174

「昨日、大丈夫だったか?」


「…え?」


ケイタさんの質問に、わたしは目を見開く。


何の事を指しているのか、すぐには分からなかったためだ。


「ほら、結構帰るのが遅くなっちまったから、家の人に何か言われなかったかなぁと…」


頭をガシガシ掻きながら、ケイタさんは考える様に言う。

No.175

どうやら、わたしの事を心配してくれていたらしい。


もしかして、そのためだけに逢いに来てくれたのだろうか。


「…大丈夫です。何も言われていません」


わたしはケイタさんを安心させるために、必死に笑顔を作りながら答えた。


「良かった!」


わたしの答えにホッとしたのか、ケイタさんも満面の笑みを浮かべた。

No.176

「…あの」


「あ?」


「もしかして、それを訊くためだけに逢いに来てくれたんですか?」


それだけでも、充分に嬉しいけど。


このまま、すぐにケイタさんとお別れするのは淋しい。


そう思ったわたしは、出来るだけケイタさんに話し掛けようと思った。

No.177

そして、ケイタさんと一緒にいる時間を、増やそうと思ったんだ。


本当は、今すぐケイタさんの連絡先を訊きたい。


そしたら、このままお別れしたとしても、またケイタさんに逢える様な気がするから。


しかし、まだケイタさんに連絡先を訊く勇気が、わたしには沸いてこない。


そのため、わたしが連絡先を聞ける勇気が持てるまで、ケイタさんと話をして時間を稼がなければいけないと思った。

No.178

「それだけって訳でもないんだけどな…」


そう考える様に言うと、ケイタさんは足許に視線を落とした。


他にも、わたしに何か用があるのだろうか。


そう思ったわたしは、ケイタさんの次の言葉を待った。


しかし、ケイタさんは足許に視線を落としたまま、一向に何も言う気配がない。


重い沈黙が続き、わたしは居心地の悪さを感じてくる。


何か、言いにくい事なのだろうか。

No.179

「…あの」


再び、わたしが口を開いた時、ケイタさんが足許から視線を上げた。


そして、わたしの方を見るなり、やっと口を開いた。


「リナ」


「はい」


「俺の女にならないか?」

No.180


「…え?」


わたしは、耳を疑った。


何故、その様な言葉が急に出てくるのだろうと思った。


「どうしてですか?」


「別に、嫌ならいいんだけどよ?俺、リナの事を好きなっちまったみたいだ…」


「……」

No.181

今度は、わたしが深く黙り込んだ。


ケイタさんが、わたしの事を『好き』と言ってくれた。


その気持ちは、スゴく嬉しい。


しかし、わたしにはマサオという恋人がいる。


わたしは、マサオの事を好きだ。

No.182

「なぁ、リナ。大事にしてやるぞ」


ケイタさんの『大事にしてやるぞ』という言葉に、わたしの胸は揺れた。


マサオは、わたしの事を大事にはしてくれないから。

No.183

寧ろ、放っておかれている。


わたしが連絡しないと、もうマサオとの関係は切れているだろう。


わたし一人だけが、マサオの事を好きなのではないかと、今まで何度も思った。


マサオは、わたしの事など何とも思っていないのだろうと、今まで何度も感じた。

No.184

だからこそ、マサオと別れた方がいいのかも知れないと思った。


わたし一人が好きでも、幸せにはなれないから。


だからこそ、ケイタさんと付き合った方が、わたしは幸せになれるのだろうと漠然と思った。


ケイタさんなら、本当にわたしを大事にしてくれると思うから。


人間は、自分が好きな相手といるよりも、自分の事を好きと言ってくれる相手といた方が幸せになれるのだと思う。

No.185

勿論、お互いがお互いの事を好きなら、それに越した事はないと思うが。


自分の事を好きと言ってくれる人なら、わたしも好きになれる様な気がする。


そう思ったから、わたしは気が付くと頷いていた。


「…はい」


「決まりだな、リナ」


頷いたわたしを見て、ケイタさんが優しく微笑んだ。

No.186

「俺達が付き合った記念に、これから飯でもどうだ?」


「いいですね」


わたしが頷くと、ケイタさんは手を伸ばしてきた。


「じゃ、オススメの店に連れてってやるぜ!」


そう言って、わたしの手をソッと握ると、ケイタさんは歩き出した。

No.187

最近、この辺りに引っ越してきたばかりと言っていたのに、もうオススメのお店があるのかとわたしは少し関心した。


関心したと言えば、どうしてわたしの通っている高校が分かったのだろう。


わたしは、ケイタさんに高校名を教えていない。


それなのに、引っ越してきたばかりだというのに、制服を見ただけで高校が分かったりする筈がないと思う。


ケイタさんが高校生なら、まだ友達などから情報が入ってくるかも知れない。


しかし、ケイタさんは高校生には見えない。

No.188

詳しい年齢は訊いた事がないが、恐らく高校生ではないだろう。


もっと、大人だと思う。


そんなケイタさんが、どうしてわたしの通っている高校が分かったのだろう。

No.189

「…あの」


「あ?」


「そう言えば、どうしてわたしが通っている高校が分かったんですか?」


考えても答えが出ないわたしは、結局はケイタさんに訊いてみた。

No.190

「制服だ。今朝、俺の家の近くで、リナと同じ制服を着ている奴を見掛けた」


確かに、わたしの近所にケイタさんが住んでいるなら、それも有り得ると思う。


わたしが通っている高校は、わたしの近所でも通っている人間が何人かいるためだ。


「だから、俺はそいつを尾行した」


「…え?」

No.191

「勿論、バレなかった。安心しろ」


そういう事を、心配している訳ではないのだが。


「尾行してまで、わたしに逢いに来てくれたんですか?」


「嗚呼。そいつを尾行してから、ずっとリナが出てくるまで校門のとこで待っていた」


「…え?ずっとですか?」


「嗚呼、ずっとだ」

No.192

「…え?本当に、ずっとあそこにいたんですか?」


「嗚呼、ずっとだ。何度も言わせるな」


信じられなくて、思わず二度も訊いてしまうわたしだったが、ケイタさんは答えを変えない。


それが、真実を言っているからなのだと分かる。


しかし、ケイタさんの行動は妙だ。


「…どうして、ずっといたんですか?」

No.193

「あ?」


「高校の場所が分かったなら、ずっといなくても授業が終わる頃にこれば良かったんじゃないですか?」


わたしは、正論を言ったつもりだった。


しかし、即座にケイタさんに首を振られた。


「リナが具合悪くて、早退とかするかも知れないだろ?そしたら、擦れ違っちまうだろ」

No.194


「…はぁ」


確かに、その通りだと思い、わたしは曖昧に頷いた。


しかし、そこまで普通はしないと思う。


そう思う片隅で、そこまでしてケイタさんが、わたしに逢いたかったのだと思うと嬉しさが込み上げてきた。


マサオは、自分から逢いに来てくれた事など一度もない。


そのため、余計に嬉しいのだと思う。

No.195

「着いたぞ」


そう言うケイタさんの視線の先には、一件の木造の喫茶店があった。


「ここ、実は俺の家なんだ」


ケイタさんが、得意気に笑う。


「まぁ、中に入ろうぜ」


CLOSEと書かれた札が下げられているドアを、ケイタさんが鍵を使って開けた。

No.196

「どっか、好きなとこに座ってくれ」


そう言って、ケイタさんはカウンターの奥へと入っていく。


ドコに座ろうかと思い、わたしは店内を見渡した。


誰もいないので、好きな席を選びたい放題だ。


結局、ケイタさんの姿がよく見えるカウンター席へ、わたしは腰を下ろした。


わたしと目が合うと、ケイタさんは優しく微笑んでくる。

No.197

「飲み物、何がいい?今日も、オレンジジュースか?」


「はい」


わたしが頷くと、すぐにオレンジジュースをグラスに注いで、ケイタさんが渡してくれた。


「今から、リナのためにとっておきのものを作るから待っていてくれよな」


「はい」


わたしが頷くと、ケイタさんは腕まくりをしながら、厨房の方へと消えていった。

No.198

その後ろ姿を見ながら、わたしはワクワクしてきた。


わたしのために、とっておきの何かを作ってくれる。


そう思うと、楽しみで仕方がない。


一体、どの様なものが出てくるのだろう。


喫茶店だから、サンドイッチとかパスタだろうか。


それとも、ハンバーグとかが出てくるのだろうか。

No.199

そんな風に、わたしは忙しなく考えていた。


そして、30分くらい経過した頃、ケイタさんがお皿を乗せたトレーを手にしながら厨房の奥から出てきた。


「お待たせしました!」


そう笑顔で言いながら、ケイタさんがトレーの上のお皿をテーブルの上へと置いていく。


お皿の上には、半熟玉子のオムライスが乗っていた。

No.200

美味しそうだ。


しかし、普通のオムライスではない。


オムライスの上には、ケチャップを使って『リナ★ケイタ 恋人記念』と書かれている。


それを見て、何だかわたしは嬉しさが込み上げてきた。


「さ、乾杯しようぜ!」


トレーを片付けて、コーヒーカップを手にしたケイタさんが、そう言ってわたしの隣に座る。

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