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きる( lbwJnb )
12/04/15 23:38(更新日時)

どんなものでも

あなたの望んだ通りのものが届きます。

どんなものでも……

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No.1699335 11/11/04 23:04(スレ作成日時)

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No.201 12/01/12 04:41
きる ( lbwJnb )

注文3子供レイカ


『普通の家族』
『普通の結婚』に憧れていただけなのに……

女ならみんな誰もが思う願いなんじゃないの?

サトシと出会い、結婚して

サトシの優しさに包まれ、癒され

二人きりで静かに暮らすことが出来ていたら……

こんな罠にかかることもなかったのかもしれない

『格が違う』ことでいじめられ

癒された心も次第に荒んでしまい

静かに暮らすことはゆるされなかった

結局逃げた

逃げ場を求めるうちに

落ちていった

レイカ「……私が『売った』って、どういうこと?」

シュン「気付いていないんだね……

あなたは僕を売って金と好みの男を得たんだよ

でもね、誰かを犠牲にして幸せにはなれないんだよ

それに、やってきたことに相応しい結末を迎えるんだよ」


No.202 12/01/13 02:40
慶織森 ( 30代 ♀ Lax3nb )

お金では買えない物が、自分は欲しい。
勇気や努力できる根性に柔軟性や、さっぱりとした諦めや、その他、嫌われないための、対人スキル。

きれいな容姿…。
かな。

No.203 12/01/13 06:38
きる ( lbwJnb )

慶織森さんへ

きるです

コメントありがとうございます

そうですね

慶織森さんのおっしゃるものは

きっと誰もが
「あればいいな、生きやすく、しかも楽しく生きられるだろうな」と
望むものかもしれません

人間はとても不器用で

本当に望むところに到達するには

やはり時間がかかるもので

求めるものが本物であるほど

遠いのかもしれませんね

日々戦いは多いと思います

何が起こるかわからない
何を信じたら良いのかわからない

そんな世の中になってきております

その中で生きるのは
本当に戦いは多いと思います

慶織森さんにとって

今日一日

ひとつでも嬉しいことと出会い

少しでも求める自分に近づけますように

祈っております


No.204 12/01/13 10:31
慶織森 ( 30代 ♀ Lax3nb )

>> 203 そうですね。
容易ではないですよね。
でも、小さい努力ならば、すいすい叶いそうだけど、大きな努力には、必ず、根気を出さなければ、叶わないですよね、人生とは。

私は、運がいい方ではなく、育ち方も悪いから、他人と比較する場合もあり、母のせいとか簡単にするから、苦しい時、あります。

No.205 12/01/13 11:06
きる ( lbwJnb )

慶織森さんへ

きるです

あなたはあなたのままで尊い存在です

これだけは信じてください

どうか
ご自身のことを大切に愛してください

他者との比較の虚しさについて

以前書いていた携帯小説で触れました

小説の内容と外れてしまい

読んでいただいている皆さま、申し訳ありません

ただ

この、わたくしの書いているものを読んでくださり

その中で出てくる色んな思いや疑問に対しては

出来る限りおこたえしたいと思っております

色んな思いや疑問は

他の方にも重なったり
ヒントにつながる
と考えております

そのため、どうぞ、お許しください

小説の続きは夜になりますが、引き続きお付きあいいただけると幸いです

慶織森さん
皆さま

このページを見ていただき

本当にありがとうございます


No.206 12/01/13 21:59
きる ( lbwJnb )

注文3子供レイカ


帰りたくない

いや……もう……
帰れない

サトシは義理で私とつながっているだけ

しかも『捨てた私の子供』を愛している

そんなところへ戻って

正気でいる自信が無い

シュンと欲望のまま
狂った時間を重ねていった

シュンは卑猥な男達と違い

純粋な雰囲気を持っていた

私は最後の恋をした

滅茶苦茶やってきて

最期に

恋することができるなんて

幸せ……か……

シュンはたまに思い詰めた表情をする

私に何か隠している


No.207 12/01/14 10:26
きる ( lbwJnb )

注文3子供レイカ


シュンは何度も私を大切に抱いた

決して乱暴にすることは無かった

何度肌を重ねても

『これが最後』かのように惜しむように抱いた

『ずっと私のことが好きだった』と言っていた

『ずっと私のこと探していた』と言っていた

そして
『私に狂わされた』と……

シュンに抱かれる時

思い出せそうで思い出せない

そんな思いに揺れながら

遠い記憶と感覚をたどっていた

『……あっ!』

シュン「……ようやく思い出してくれた?」

荒れた生活の中で重ねた借金の代償に

あいつに売った若い男の子がいた……

何でも私の言いなり

肌が綺麗で多分ルックス的には整っていた

でも
あか抜けない地味な感じが嫌で

ゲイの男に『売った』

そいつはいくつかの闇の店を経営するやり手で

私はそいつに借金があった

そいつは『シュン』のことを相当気に入っていたから

シュン「僕は、あなたの為に我慢し続けたんだよ

多分、あなたの想像をこえると思うな

そして

僕は病気になってしまったんだ

孤独だった

動ける間に

最後に何がしたいか考えたんだ

あなたに会いたいと思った

これからは、あなたが一緒だから

僕は孤独から解放された

嬉しいよ」


No.208 12/01/14 11:58
きる ( lbwJnb )

注文3子供レイカ


シュンの話にはいつも
『最後』『最期』
という言葉が出てくる

それは何を意味するのか……

レイカ「……あなた、私に何か隠しているでしょ

何が『最後』なの?」

シュン「レイカさん……

僕は

HIVキャリアなんだ」

ピンと来なかった

シュンは

見ただけでは

どこも悪いように見えない……

レイカ「だから

わざと私と接触したの……

それって

殺人じゃない……」

シュン「僕は本当に君が好きなんだよ

君も僕も

まともには生きられない

君自身、一番よく分かっているだろ?

いつか誰もが死ぬんだ

早い方が楽だよ

生きていたって

もう、辛いだけだろ?

裏切り裏切られ

もう、十分だろ?

どれだけ生きたって

生きた分

人の汚さを見るだけじゃないか」


No.209 12/01/15 10:02
きる ( lbwJnb )

注文3子供レイカ


シュン「キャリアだからって

今すぐどうかなるってものでもないし、抑える薬もある

ただ偏見はあるし、気をつけなければならないこともある

やっぱり孤独なんだよ

直面したものにしか分からない

結局ね

痛みは痛さを体験したものにしか分からない

僕は

心から寄り添い合える誰かと一緒に居たいんだ

人間の本当の恐怖は『孤独』なんだよ

孤独に耐えられる人は

中にはいるかもしれないけどね

僕には無理だ

誰か求めた

レイカさん

あなたなら

『今のあなた』なら分かるだろ?

僕は裏切らないよ

最期まで

あなただけを愛する」


No.210 12/01/15 12:00
きる ( lbwJnb )

注文3子供レイカ


『難しい話はもういいよ

ようは今が良ければいいんでしょ

私はそれでいいよ』

死が差し迫ってきたら

その時どうなるかは

分からない

でも今は

何の感情も無い

色んなことがありすぎて

思考が停止

私の許容範囲は限界

もともと

じっくり考えることが苦手

刹那的な考え方と生き方しか出来ない

余計な関わりがなく

シュンと二人きりでずっと居られるなら

それでいい

今までの全てを忘れて

リセットしよう

リセット出来る私は

一番幸せなのかもね

サヨウナラ


No.211 12/01/16 10:08
きる ( lbwJnb )

注文4親愛


オレは無償の愛を知らない

注いでくれる人も
注ぐ相手も
いない

生まれた時から

全て整っていた
物理的な全てを手にしていた

ただ

肉親は一人もいなかった

物心つく頃から

父も母もいない

オレを取り巻く人間たちは

とにかくオレが大人になることだけを

肉体的に表面上の成長だけを

待ち望んだ

オレの気持ちや心は

どうでもよかった

オレは

感情の停止した

冷酷なトップに成長した

何もない裸のオレを抱き締めてもらうことを

誰よりも望んでいたのに

叶わなかったから

誰より冷酷にならざる得なかった


No.212 12/01/17 09:55
きる ( lbwJnb )

注文4親愛


誰のことも信用しなければ信頼している人間も無い

金と権力の中では

誰ひとり『本当の自分を』表さない

人によって大小はあるが

金と権力に惑わされ取り繕う

秘書「今日の接待は必ずいらしてください

先方はお嬢様をお連れになるそうです……」

『まただ……』

オレの地位と容姿にだけ食い付く雌が

オレは一番嫌いなんだ


No.213 12/01/18 09:56
きる ( lbwJnb )

注文4親愛


女に不自由したこともない

いくらでも好きなようにできた

だか

何も無いオレ自身を

愛してくれる女はいなかった

オレが

愛せないから
愛されないのか

違う

微妙な心の動き

したたかなズルさ

依存

計算……

そんなものが見えてくるから

吐き気がする

からかい半分『お嬢様』に会ってやる


No.214 12/01/19 10:07
きる ( lbwJnb )

注文4親愛


『やっぱりお前もか』

いくら淑女を振る舞ったところで

ちょっとした出来事で
ちょっとした試練で

人間は『素』を表す

どんなにその場を取り繕っても

残念ながら

『普段通りが』
『それまで生きてきたすべてが』
『何を考え、どう行動してきたかが』

すべて表れてしまう

無意識の言動すべてによって

手に取るように見えてしまう

『お前、そんな姿さらけ出して恥ずかしくないのか?

オレがお前のどの部分を見ているのか、一生気づくことも無いんだろうな

オレは、お前みたいな安い馬鹿な女はいらないんだ

足手まといになるだけだ』

すべてが自分中心で

思い通りにならなかった瞬間

すぐに幼児のようなふくれた顔をする

『待つ』
『我慢』ができない

すぐに不満を言う

少なくとも

『大人』なら

多少のことには寛容になり

冷静沈着に行動できないのか


No.215 12/01/20 11:18
きる ( lbwJnb )

注文4親愛


秘書「社長……

今日の相手のお方もお気に召しませんでしたか……

社長は……

失礼を承知で申し上げますが

社長ご自身だけの問題ではないのです

立場をよくお考えください

立場上、いつまでもおひとりでいるわけにもいきません……」

レン「ああ、わかっている

だが、この時代、いつまでも今のままを維持できるかどうかも分からない

形あるものは

いや、この世のすべてが

明日どうなるかも分からないんだ

そんな中を戦って行く上で

どうでもいい女の相手をしているほど余裕は無い

我が儘で無神経で傲慢なお嬢様は一緒にいるだけで疲れる

そんな女だらけだ

オレが何かしてやるまで何もしないような人間は

女に限らず

もう、うんざりなんだ」

No.216 12/01/20 21:43
きる ( lbwJnb )

注文4親愛


心を開くとは

どうすることなのだろうか……

心休まるとは

どういうことなのだろうか……

通常は『親』という『特定の大人』との関わりで

人間は人間として『心』が育って行くものであろう……

幼い頃から、特定の人物に継続的に養育されたことが無いオレは

『心』がよく

分からない

大人の都合で養育係は変わっていった

『気に入った人』もいた

幼児特有の『執着』の一種であったのだろう

だか

どんなにオレが望んでも通らなかった

大人たちの都合で変えられて行く

オレは

誰ひとり頼らなくなった

変わらないのは

信じることが出来るのは

自分だけ

そのことが

叩き込まれた

それだけに……

物に対しても

人に対しても

依存し

頼りきって

自立出来ない

そんな奴等に

苛立つ

『オレはパパじゃない
お守りは御免だ』


No.217 12/01/21 10:24
きる ( lbwJnb )

注文4親愛


人間である以上

どこにいても
どんな世界でも

『欲望』から解き放されることは

不可能に近い

はじめは

小さなささやかな願望にすぎなかったとしても

叶えられたら

感謝するどころか

次の欲望に支配され

必ず

次を望んでいる

落ちることを恐れ

つまらない見栄やプライドに振り回され

人間は

一体

何処を目指しているのか?

欲望と虚栄の中で疲れていた日

何気なく見つけたサイト

『どんなものでも
あなたの望んだ通りのものが届きます』

馬鹿馬鹿しい

だか

何となく気になり

注文こそはしなかったが

適当に答えてみた

『駆け引きの無い
純粋な捧げる愛』

と入力する……


No.218 12/01/22 11:22
きる ( lbwJnb )

注文4親愛


メールが届いた

『先日はアンケートにご協力いただき誠にありがとうございました

お礼といたしまして

少しアドバイスをお送りいたします

聞き入れるも入れないもご自由です

あなたのお求めなるものは

実に尊く素晴らしいものです

ただ

やはり

欲にまみれ

自分勝手な大人になりきれない大人達で構成された社会

便利でサービスが整い過ぎて『客』は権力者のように振る舞い

張りつめた常に緊張感のある人間関係

半面ほんの少しの試練にも耐えることが出来ず病気になってしまうもろさ

求めるばかりで決して人に与えることはしない

……

あげれはキリがない

荒んだ社会で

本物に出会うことは

困難であるとは思います

あなたは非常に恵まれた環境におられ

だからこそ見えていないものもあります

あなたの素性をすべて隠し

『何も無い』状態だからこそ

見えてくるものもあります

『何も無い』状態なら

あなたに媚びる人間はいません

よろしければ体験なさいませんか?

良いもの

悪いものが

はっきり、お分かりになると思います

素性は一切伺いませんので

あなた自身も

素性は一切明かさないでください

興味を持たれましたら

ご連絡くださいませ

連絡先……



何なんこれは……

しばらく

何となく

見つめていた


No.219 12/01/23 22:09
きる ( lbwJnb )

注文4親愛


何なんだ

馬鹿にしている

見透かしたような挑発的な文面に

不快感を感じながらも

ひかれていた

素性を隠し

対等な関係

確かにそれならば

いくらか『本質』に近い何かが見えるかもしれない

とりあえず

三日間の休暇を取ったオレは

あるところへ

潜り込むこととなる

No.220 12/01/24 23:32
きる ( lbwJnb )

注文4親愛


「あ、ボランティアの方ですね!

ありがとうございます!

こんなところまで来ていただき感謝いたします!

『3日ほどいていただける方がいらっしゃる』とだけ伺っております

お願いしたいことは簡単で

子供たちと遊んでいていただければけっこうです

すみません

わたくしどもは手一杯でして

折角お越しいただいたあなたに
何もしてさしあげることができません

いきなりお任せしてしまい申し訳ありませんが

どうぞよろしくお願いいたします

ただ注意していただきたいことがあります

子供たちに

『プライベートな質問』は一切なさらないでください

特に

家族のこと

身体のことは

決して話題にしないでください

では

楽しんでいってくださいね!」

着いていきなり

そんな話を一方的にされ

オレは放り出された

子供「お兄ちゃん!お兄ちゃん!お兄ちゃん!!

鬼ごっこしよー!」

子供「かくれんぼの方がいいよー!」

子供「サッカーしようよー!」

子供「お兄ちゃん!ねぇあっち行こうよー!

ねぇお兄ちゃん!」

……

『何なんだよ!!
オレ、どうしたらいいんだよ!!』


No.221 12/01/26 11:26
きる ( lbwJnb )

注文4親愛


子供は苦手だった

早く大人になることを求められてきたオレは

早くから

大人同様に振る舞うことが出来る半面

大人になりきれない部分を隠し持っていた

子供と向き合うと

大人になりきれていない嫌な感覚に
向き合わなければならなくなる

そして素直に感情を出してくる子供を見ると

感情を出せなかった自分の辛さを思い出してしまい

苛立つ

とにかく

オレにとって

最悪な環境だった

だか

固まっているオレに構うことなくまとわりついてくるガキども……

くだらない計算なく

素直に

笑い

泣き

怒る

それが出来ることが

羨ましく思えてくる……


No.222 12/01/27 12:03
きる ( lbwJnb )

注文4親愛


子供は

時に残酷で

相手の気持ちや状況を構うことなく

言いたいことを言い

聞きたいことを聞いてくる

欲求のままを

一方的にぶつけてくる

子供と関わることで

閉じていた傷が引き裂かれ

不必要な傷みを

また

感じなければならない

気持ちの折り合いをつけ

封印しかかっていたのに

また何故

わざわざ

嫌な思いをしなければならないのか

鬱陶しく

容赦なく踏み込まれる状況にうんざりしたオレは

まとわりつくガキどもを振り払い

帰り支度を始めることにした


No.223 12/01/27 17:52
きる ( lbwJnb )

注文4親愛


スタッフ「あら!?
もう、お帰りになるんですか!?

確か三日間ほどと……

まだ半日も経っておりませんのに?

無理でしたか……

あ、いえ、ボランティアさんは強制ではありませんから、どうぞご自由に

では、気をつけてお帰りください

ご苦労様でした」

癪にさわった

今まで何でもこなしてきたオレが

何事にも完璧だったはずなのに

しかも
『ご苦労様でした』だと!?

『お疲れ様でした』と言われることはあっても

オレに対して
『ご苦労様』と言う奴はいなかった

子供相手に何やってんだ……

人間が普通に思いつくことは大抵こなしてきた

今、特にやりたいことも思いつかない

このまま帰ってもいつも通り仕事をこなすだけ

『たった三日間だ』

何も得ず

ただ引き下がるのは納得がいかない

『何でもいいから何か掴んでやる』


No.224 12/01/28 10:50
きる ( lbwJnb )

注文4親愛


『ガキども見てろ
なめるな!』

そんなことを思いながら歩いていると

ひとりポツンとしている男の子が目にはいった

幼少期の自分と重なる……

オレは独自の教育のもと

一種の英才教育を受けてきたため

友達は一切いなかった

大人達だけの中で生きてきた……

レン「おい、おまえこんなところで何してんだ?

他の奴等と遊ばないのか?

仲間に入れないのか?」

ゆっくり上げた顔を見て

寒気を感じた

とにかく顔色が悪い

そして子供特有の明るさ元気さが全く無い

『何なんだコイツは……気味が悪い』

明るすぎるうるさいガキも鬱陶しいが

暗くて静かすぎるガキは

不気味だ……


No.225 12/01/29 12:32
きる ( lbwJnb )

注文4親愛


男の子「……僕、病気だから……」

レン「ん?どこが悪いんだよ?」

男の子「……」

『しまった

プライベートや身体的なことに触れてはいけないんだった』

レン「悪い、ごめん

答えなくていい」

何となく離れられず

傍らに座っていた

しばらくして

男の子「ここへ何しに来たの?」

『そうだよ、オレ、何でこんなところにいるんだよ?』

正直自分でも分からなくなってきた

レン「何でそんなこと聞くんだよ?」

『正直、こっちが聞きたい……』

男の子「ここは親に捨てられた子供が来るんだよ

お兄ちゃんは大人でしょ?

大人なのに何で来たの?

それとも誰かを迎えに来たの?

でもね

迎えに来てもらって出て行く子供は

幸せにはなれないんだって……」

レン「は?

どういう意味なんだよ?」

男の子「……よく、分からない

そういう噂だから……」

意味が分からない

ただ

コイツがひとりポツンとしている理由は

オレの幼少期とは違う……

ということは分かった


No.226 12/01/30 23:29
きる ( lbwJnb )

注文4親愛


病気……か……

それにしても

『ここを出て行く子供は幸せになれない』

どういうことなのか

ここは

いわゆる

児童福祉施設なのか?

オレはその方面には詳しくない

それにしても

よく分からない

ガキどもと『遊び』ながら

掴んで行くしかない

スタッフ「あら?戻っていらしたんですか?」

いちいち引っ掛かる言い方に苛立ちながら

様子を伺っていた


No.227 12/01/31 10:35
きる ( lbwJnb )

注文4親愛


子供「えー!!お兄ちゃん分からないの?

仕方がないなぁ

教えてあげるよ」

『な、何!?

馬鹿にしやがって!!』

オレは遊び方が全然分からないし知らない

当然だ

遊んでこなかったのだから

ガキに小馬鹿にされながら

苛立ちながらも

けっこう……

親切に

優しく

一生懸命

教えてくれ

オレが出来ると

ほめてくれる……

何なんだ

この気持ちは……

上手く表現出来ないが

嬉しくて

暖かい気持ちになってきた


No.228 12/02/01 02:52
きる ( lbwJnb )

注文4親愛


子供という

ある意味

得たいの知れない不可解な生き物に

戸惑いつつも

子供の『純粋な心』に触れていきながら

固まっていたオレの何かが

癒され

溶けてきたように

感じていた

夕食の時間になり

ふと

昼間ポツンとしていた『あいつ』を思い出した

さりげなく探したが

見当たらない

『あいつ、どこにいるんだ?』

それほど人数もいないこじんまりとした、ここで

見つからないのも

おかしい……

スタッフにそれとなく聞いてみる

スタッフ「……おっしゃる意味がよく分かりませんが

そのような子供はおりません」

『何!?

じゃあオレが話しをした奴は幽霊だとでも言うのか!?

そんな訳ないだろ!!』

何かおかしい……


No.229 12/02/02 12:43
きる ( lbwJnb )

注文4親愛


消灯時間となり

オレは

ボランティア用の宿泊部屋で休むこととなる

宿泊部屋は

寝具が一組置かれているだけ

狭くて殺風景な部屋だった

『オレのいるここは何なのか』

持って来ているのは携帯電話だけだった

手当たり次第のキーワードで検索してみるが

らしいものにヒットしない

それなりにツテはあるが……

今回は周囲に知らせずに来ている

今、余計な詮索をされるのも面倒だ

調査が必要なら帰宅後だ

今は

残り二日間は

かなり原始的だか

自分の目だけで探るしかない

No.230 12/02/03 17:38
きる ( lbwJnb )

注文4親愛


子供「お兄ちゃん!!


こっちこっちーっ!!

べーっ!!

つかまらないよーだ!!

きゃははははっ!!」

レン「くっそーっ!!

絶対につかまえてやるからな!!

うわっ!!こらっ!!」

『オレが遊んでもらっているのか!?

たくっ!!』

レン「頼む!!

ちょっと休憩!!」

『それにしても

子供の体力ってすげーなー』

感心しながら

ゆっくり歩いていた

『あっ!!いた!!あいつ!!

やっぱり幽霊なんかじゃねーじゃねーか!!』

レン「おいっ!!ちょっと 待て!!」


No.231 12/02/04 02:07
きる ( lbwJnb )

注文4親愛


レン「お前のこと探してたんだせ

お前さぁ

メシん時もみんなと一緒に食わねぇの?

いつもひとりで何処にいんだよ?」

男の子「……前は……

みんなと一緒にいたよ

でも……

僕……もう……

ここでも『いらない子』だから

みんなとは少しずつ離れて……

明日は『お迎え』が来て出て行くんだ

『奉仕』のために

理由は色々だけど

みんな

いつかは出て行くんだって……

『奉仕』のためにね」

レン「何処へ行くんだよ!!

昨日お前言っただろ!!

『出て行く子供は幸せになれない』って

お前も不幸になるために出て行くとでも言うのか!?

一体どういうことなんだ!!

分かる範囲内でいいから話してみろよ!!」

男の子「……」

レン「……ごめん」

男の子「……

よく分からない……

けど……

ここでお世話になった奉仕のためなんだ……って……」

本当にここは

何なんだ!!

レン「……大丈夫だ

何とかしてやる

何かあったら

助けに行ってやる

お前

名前は?」

男の子「……ユウタ」

レン「ユウタ

オレはレン」


No.232 12/02/04 10:54
きる ( lbwJnb )

注文4親愛


ここは

ただの『恵まれない子供たちの施設』なんかじゃない

明らかに『何か』絡んでいる

オレはガキが嫌いだった

だが

たった数時間に過ぎないが

子供達と過ごして

子供達の純粋さに触れ

オレは頑なに閉ざしたものが

ほんの少しだが

開かれたような気がした

子供は純粋だ

だが

いつまでも

純粋な子供のままではない

日々成長していってしまう

良し悪し関係なく

触れるもの

体験

出会う大人達……

それらによって

自らの意思とは関係無く

成長していってしまう

結果

望まない人格形成に繋がることも

否定できない

良いものが備わっていたとしても

望んだ通りに

良いままでいられないこともある

時に

悪に転じ

犯罪者にもなり得る

子供のままなら許されることも

時が経ち

年齢によって

同じ人間が同じことをしてしも

犯罪者になる

でも中身は同じ

『同じ思い』でやっているに過ぎなくとも

道を外した人間になってしまう


No.233 12/02/06 09:58
きる ( lbwJnb )

注文4親愛


ようは……

関わる人間によって

天使も

悪魔に

転じる

背後に何が関わっているのか

黒幕は何者なのか

分からないが

このまま

ユウタの手綱を放すのは危険だということだけは確かだ

時間がない

レン「オレだけど

悪いが、ちょっと調べほしい……

……それが今、分かる範囲のことだ……」

手短に概要を伝え

電話を切った

それにしても……

オレは何故

会ってばかりの

ハッキリ言って

何の関係もないガキのために

こんなに焦っているんだ


No.234 12/02/07 11:07
きる ( lbwJnb )

注文4親愛


自分でも分からない『何か』に

掻き立てられるように

動いていた

冷酷で計算でしか動いてこなかったオレが

誰かの為に何かをするのは

初めてかもしれない

こんなにも

得るものが無いものに対して

熱くなるなんて……

レン「ああ……何か分かったか?」

「そこ、かなりヤバイな……」

レン「何が?」

「臓器売買、人身売買が絡んでいる……」

レン「本当なのか!?」

「こんなこと冗談で言うかよ

調べるのけっこう大変だったんだぜ

報酬の方頼むぞ」

レン「ああ、分かってるサンキュ」


No.235 12/02/08 10:38
きる ( lbwJnb )

注文4親愛


『臓器売買に人身売買だと!?』

そんな桁外れな危険にさらされることを思えば

オレは恵まれていたのかもしれない……

オレが生まれて間もなく死んだオヤジ……

オレを残して

さっさと勝手に

死んでいったことを恨んだこともあったが……

オレを案じ

沢山のものを残してくれた

優しい人だった……と聞いている

とにかくオレは

まだ自力でどうにも出来ない無抵抗で無力な子供が

自分の意思とは関係無く

たまたま出会った周りの大人達によって

翻弄されることが

許せない

それは

公平じゃない

オレは

ユウタを探した


No.236 12/02/09 17:19
きる ( lbwJnb )

注文4親愛


ユウタを探しながら

どうしたらいいのかを考える

とにかく時間がない

状況把握にも計画するにも

オレは昨日来たばかりだ

短時間のうちに色々ありすぎて

さすがにオレも

混乱する

ただ

ここは

山奥で集落と離れていることを除けば

高度なセキュリティで囲われているわけでもなく

抜け出すことは出来そうだ

人里離れていることや

まだ幼い子供が獣道を下って行くことは考えにくいためか

その辺りのガードは緩そうだった

問題は

暗い山の中

いかに方向を間違わないようにするかだ

出る時間帯を考え

万が一の時見つけ出してもらえるように手配し

あとは

運と野生の勘

多少のリスクは仕方がない

ぼんやり明日を迎えていたら

ユウタは

理不尽な死をとげなければならなくなる


No.237 12/02/10 14:55
きる ( lbwJnb )

注文4親愛


『こんなことなら

眠るんじゃなかった』

確かに『慣れないこと』をして

昨晩は早々に眠ってしまっていた

まさか

こんなイカれた場所だったとは考えもしなかった

ここの『夜』は

どんな夜なのか……

見張り、巡回、夜間の職員の数……

昨日のオレは『無防備』すぎた

調査を依頼した『奴』に

出来る限りの必要な情報を送ってもらい

万が一の場合のことを頼む

レン「報酬は保障する

面倒掛けるが頼む」

「了解

……お前も人間だったんだな

ガキのためなんかに熱くなりやがって

今のお前

悪くないな

けっこう

好きだぜ

まぁ任せろ

健闘祈ってるぜ」

レン「……」

確かに

らしくない……


No.238 12/02/12 09:39
きる ( lbwJnb )

注文4親愛


ユウタを探しているうちに

昨日は全く気付かなかった『小道』が目にはいった

手入れがされていない

一見、道には見えない道だったが

先に繋がっているようだ

スタッフ「ボランティアさん!

何処へ行くんですか!」

オレは放っておかれていたためスタッフには滅多に会わなかった

それが

急に出てきたスタッフ

『見張られているのか』

レン「『かくれんぼ』しているんで……」

スタッフ「こんなところに子供たちは来ません!」

レン「……そうですか……

では、向こうへ戻ります」

『この先だな……

分かりやすい反応しやがって……』


No.239 12/02/12 19:19
フライパン ( ♀ MGMK )



主さま 毎日チェックして楽しみに読んでます。

レンのこれからが
気になって
気になって…

このスレにレスするのは、楽しみに読んでる方々に失礼だと思うので、

主さま 感想スレを建てて頂けませんか?

No.240 12/02/13 11:44
きる ( lbwJnb )

フライパンさんへ

きるです

楽しみにしていただき
本当にありがとうございます

お待たせして申し訳ありません

本当に感謝しております

感謝の気持ちを込め

夜になってしまいますが

お話を進め

交流スレッドもたてさせていただこうと思います

もう少々お待ちいただきますこと

先にお詫び申し上げます

本当にありがとうございます


No.241 12/02/13 21:21
きる ( lbwJnb )

注文4親愛


レン「ユウタ!!」

ようやく見つけた

レン「いいか!明日が来る前にオレと一緒にここを抜け出すんだ!!」

ユウタ「……」

レン「おい!どうしたんだよ!?」

ユウタ「……」

レン「聞いてんのか?」

ユウタ「……な、何、言っているの?」

レン「だから!お前を助けたいんだよ!!」

ユウタは怯えるような目でオレを見て

走り出した

レン「おい!!待てよ!!」

時間の無さにオレは焦っていた

考えてみれば当前だ

昨日会ったばかりの

見ず知らずの大人に

いきなりそんなこと言われたら

警戒することこそが

正しい判断だ

ただでさえ

『こういう場所にいる子供は』

大人を信用していない

ユウタにとって今は

オレこそが

『危険な大人』だ……


No.242 12/02/13 22:49
きる ( lbwJnb )

きるです

申し訳ありません

新規スレッドが上手く
たてられずにおります

いつになるか分かりませんが
引き続き試してみますので

上手くたてられたら
是非ご利用ください

それまではこのまま
こちらで交流して参りましょう

皆様どうぞ気軽にお越しください


No.243 12/02/14 07:45
きる ( lbwJnb )

きるです

無事『交流スレッド』をたてることができました

気軽にご利用ください

雑談気分で

気軽にお立ち寄りください

このように皆様と繋がっていけることを

とても嬉しく思います

どうぞよろしくお願いいたします

ありがとうございます


No.244 12/02/14 16:49
きる ( lbwJnb )

注文4親愛


『どうしたらユウタに伝わるんだ……

……

オレは一体、何をしようとしているんだ?

オレは一体、どうしたいんだ?

それに

上手くユウタと逃げたとしても

その後

どうするんだよ……』

柄にも無く

冷静さを失い

暴走したか……

だが

話しが本当なら

オレは

知っていて

見殺しにしたことになる

レン「……たくっ!!

どうしたらいいんだよ!!」

時間がない

どうしたらいいのか分からず

『奴』に電話する

レン「……仕事においてお前のことは信用しているが

あえて、もう一度聞く

話は確かなんだろうな?」

「確かだ

あれからずっと調べている

どうかしたか?」

ユウタに拒否されたことを伝える

「……それは無理もないな」

レン「ユウタに全て明かすか……」

「そんなことしたって無理だ

お前余計に疑われるぜ」

レン「……だな……」

「なぁ

かなり情報は掴んだ

ガキが出て

いきなり『やられる』ことはない

少なくとも2、3日の猶予はある

外から助けに行くことは可能だ

お前も明日、一度そこから出ろ」


No.245 12/02/15 13:59
きる ( lbwJnb )

注文4親愛


納得していないユウタを無理矢理連れ出すことは

犯罪だ

『たかだか

ガキひとり救ってやれないなんてな……』

こんなにも自分が無力だったとは

こんな虚脱感

初めてだ

何でも出来る……なんて

傲慢だった

オレは改めて

自分が『守られてきた』ことを知った

『なぁ、父さん……

オレ……どうしたらいい?

父さんが生きていたら

これをどう解決する?』

長く濃厚な一日が間もなく終わろうとしている……

何も出来ないまま

ただ自分の無力さだけを突き付けられただけ

消灯時間が過ぎて

かなり経つが

眠れない……

トイレに行くふりをしながらぶらついていた

人の話し声がする……

ヒソヒソ話……

静かな夜間は

少し離れていても

かなりハッキリ聞こえる

その話しの内容に愕然とする

No.246 12/02/16 14:40
きる ( lbwJnb )

注文4親愛


スタッフA「……多分……何か知っています」

スタッフB「まずいな……」

スタッフA「昼間、誰かに電話をしていました
聞こえてきた内容が……」

スタッフB「で、そのボランティア、ユウタに何か言ってたか?」

スタッフA「それは大丈夫です

ユウタの方は逆に警戒していましたから」

スタッフB「分かった

変な動きをしないか注意しろ

ただの若僧かと思ったんだが……

まさか、警察関係ってことないだろうな?」

スタッフA「それは大丈夫です

警察関係なら逆に『つながり』がありますから

入ってこられないようにしています」

『マジかよ……』

物音に気を付けながら

急いで部屋に戻る

数秒後『見張り』が来た

『あぶねー……』

三日間の滞在予定で

明日帰る予定だったが

そのまま何事もなかったかのように

オレはここを出ることが許されるのだろうか……

おそらく、それは甘い

向こうも命懸けだ

朝を迎える前に出るしかない

『ユウタ必ず助けてやるからな』


No.247 12/02/17 13:50
きる ( lbwJnb )

注文4親愛


どれだけ注意をしても

土地勘が無く緊張状態の中

焦って夜中に山の中を出ることは危険すぎる

しかも巡回回数が多く感じるのは

決して『気のせい』なんかでは無いだろう

夜明け寸前まで待つことにした

『今だ

ユウタ必ず会おう』

衣類や現金などの荷物は『わざと』部屋に残し

携帯電話のみを持って

そっと部屋を出た

施設を出ることは割りと容易だったが

問題はここからだ

自然は甘くない

風、空気、音、夜明けの明るみなど

慎重に感じながら進んだ

こんなところで倒れてしまったら

ユウタだけでなく

小さな命たちが

汚い大人達の犠牲になる


No.248 12/02/18 14:51
きる ( lbwJnb )

注文4親愛


少しずつ進んでいた時

あるものに気付いた

木に『記し』のようなものがある

かなり注意して見ないと

まず気付かない

『寄り道はしていられない……だが……』

おおよそ掴んでいた
山を抜けるためのルートと

重なっているようだった

とにかく慎重に進んだ

『何だ?あの建物……』

警戒しながら近づいてみる

外から施錠されたログハウス風な小さな建物

小汚ない小屋のような建物だったら逆に気に止めなかったが

『この辺りには似つかわない小綺麗さ』がかえって不自然だった

窓から中の様子をうかがう……

『……!!
ユウタ!!』

小さなソファーベットに寝ている子供が見えた

ユウタだ

間違いない

「おい!!
見つけたぞ!!
こっちだ!!」

『ヤバイ!!
見つかった!!』


No.249 12/02/19 09:23
きる ( lbwJnb )

注文4親愛


『ったく!!しつこいぞ!!』

向こうも必死だ

執拗に追ってくる

こんなに緊迫感のある『鬼ごっこ』は

正直『いただけない』

そんなことを思った瞬間

前から!

左右からも!!

当然

後にも……

『複数で追い詰められてはな……

反則だぜ!!』

バシッ!!

ドスッ!!

ダンッ!!

「うわっ……あっ……」

「……うっ……」

「……ったく……小僧……なめやがって……」

瞬間!!

レン「うっ……あっ……」

『しまった……

負けるとは思わなかったんだがな……』

ドサッ……


No.250 12/02/19 22:17
きる ( lbwJnb )

注文4親愛


ユウタ「……レン!!レン!!

レンってば!!

起きてよ!!

ねぇ!!

起きて!!

ねぇ……

まさか

死んじゃったの!?

イヤだよ

レン!!

うっっ……ヒック……うっうっ……レン……ヒック……」

レン「……ううっ……あっ……どうなっ……て……」

ユウタ「レン!!しっかりして!!レン!!」

レン「……ユウタ……か?」

ユウタ「うん!!ユウタだよ!!

良かった……

死んじゃったかと思ったよ……グスン……

良かったよ……うっ……グスン……」

レン「……オレ……どうして……ここに……

うっ……あっ……縛られているのか?オレ……」

ユウタ「うん……

僕もよく分かんないんだけど

凄い物音で目が覚めたんだ

そしたら

レンが

縛られたレンが

ここにいたんだ

びっくりしたよ

レン……

何か悪いこと

したの?」


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