中途半端な私…

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2011/05/21 21:02(更新日時)

旦那がお風呂に入ってる間に…

旦那の携帯をチェックする。

受信・送信メール共に履歴はすべて私💧

余計あやしいから💧

メール作成…
「ま」を押すと

「まーちゃん」
が1番に出てくる。

やっぱりしょっちゅうメールしてんだね💨




※読みにくい文章や、誤字脱字等もあると思いますが、どうかあたたかく見守って下さい🙇

No.1491554 (スレ作成日時)

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No.351

その日以来、元旦那からのストーカー行為や自殺予告などの嫌がらせメールはこなくなった。

元旦那は私と離婚したことを本当に後悔してるのだろうか…

ただ、私が元旦那の思うようにならなかったから、イラついただけだろうか…

そんなことを考えたりもしたが…

とにかく‼

元旦那のことよりも、新しい生活を楽しもう‼‼

前向きに考えることにした。

No.352

それからしばらくは変わりない毎日だった。

川ちゃんと頻繁にメールをしたり、一緒にごはんを食べたりするようになった。

川ちゃんのこと好きだな…と自分自身、気が付いていたものの、少し男性不信というか…又裏切られたり嘘つかれたりするんじゃないかと思ったら、素直に自分の気持ちを認めることが出来なかった。

川ちゃんはいつも優しかった。

でも友達同士だから優しいのかもしれない。

恋人同士になったり、夫婦になったりしたらどんな風に変わるか分からない…

そんなことばかり考えてしまっていた…

No.353

そんなある日…

もう季節は秋になっていた。

秋は行楽シーズンで仕事が忙しく、ヘトヘトになって帰宅した。

簡単に晩ご飯をすませて、テレビを見ながらゆっくりしていると

ピンポーン…

…響くチャイム音…誰だろう?
連絡もなしにアパートに訪ねてくる人なんて、セールスか近所の人ぐらい…

時計を見ると22時を過ぎている。

こんな時間にセールスや近所の人は来ない…


…なんだか急に怖くなってきた…


誰⁉

No.354

どうしたのかなぁ?

  • << 358 たかさん 更新ゆっくりになってしまって、すみません💦 また感想スレ🌱の方にも遊びにきて下さいね😊✏

No.355

ピンポーン、ピンポーン…




仕方なく、音を立てないように静かに玄関へ向かった…

ドアの覗き穴をそっと覗くと…


ドアの向こうに立っていたのは元旦那‼


嘘⁉⁉

なんで?

No.356

なんで?

なんでウチ知ってるの?


元旦那にウチを教える人なんていないし…

もしかして…後つけられてた⁉


何しに来たんだろう…


トントン…

ドアを叩く。

「亜沙美?
俺だけど…
いないのか?」


「…何の用ですか?」

ドアは開けず答えた…


「やっぱり、俺…
お前とやり直したくて…」


は⁉

No.357

「あっちともちゃんと別れたんだ…

だから…」



…あっちって「麻美」のこと?
別れたって…「ふられた」の間違いなんじゃないの?

ていうか‼

それよりも、「麻美」と別れたとか、そんなことはもう私には関係ないことなの💢

関わりたくないの💢



「帰って下さい。」


「俺…いい夫になれるように努力するよ。
家事も手伝うから…」




家事手伝うとか今更バカじゃないの?💢



「帰って💢
もう来ないで下さい!」


「お前が俺の気持ちを理解してくれるまで毎日来るよ。

No.358

>> 354 どうしたのかなぁ? たかさん

更新ゆっくりになってしまって、すみません💦

また感想スレ🌱の方にも遊びにきて下さいね😊✏

No.359

は⁉⁉

理解してくれるまでって…


永遠に理解しないよ‼


毎日来る?…また嫌がらせか?

もういいかげんにして💢

あんたの気持ちなんて分かりたくもないよ💢


もう無理だってことを理解してよ💢


「いや…もう無理だから💢」

「そんなこと……」

元旦那が何か言いかけたけど、もうこれ以上話したくない!

関わりたくない!

玄関から部屋に戻り、電気も消して、布団にもぐりこんだ。

No.360

何なの?💢

しつこい…💨

私に未練があるわけじゃない。

ただ1人が寂しいだけに決まってる💢

…その夜は、元旦那に対する怒りで眠れなかった…

No.361

翌日も仕事だった。

寝不足で頭が少しボーっとする💧

朝、ゆっくりと玄関のドアを開けた。

家の周りを確認したが、元旦那はいないようだし、特に変わった様子もない。

少しホッとして、後ろを気にしながら出勤した。

No.362

勤務中も以前のようなストーカー行為もなく、無事に勤務を終えた。

ところが…アパートに着き、駐車場に車を止めて、部屋へ向かうと…


ゲッ😱

慌ててかくれた💦

元旦那が部屋の前に立っている💧


嘘ー…⤵


只今19時半…
いつから待っているのだろう💧

暇人か💧

もう顔合わせたくないのに…

このままじゃ、部屋に入れないよ😭

No.363

仕方なく車に戻った。

ここにいたら見つかるかな?と思い、近くのコンビニに行った。

するとコンビニの駐車場の1番端に、元旦那の車が止まっているのが見えた💧


ここのコンビニに車を止めて、アパートまで歩いて来たのか💧

アパートに車を止めてたら、私にみつかっちゃうもんね😠

はぁ💨

私はもう少し先にあるコンビニに向かった🚗

No.364

>> 363 コンビニに車を止めた。


元旦那…
いつまでウチにいるつもりなんだろう…

おなかすいたし💨
お風呂も入りたい‼

実家に行こうかな~なんて考えていると、


♪~♪~

…メール受信


元旦那からかな?と溜め息混じりに携帯を開くと、川ちゃんからのメールだった。

『お疲れ~
明日予定あり?
ヒマしてたら一緒に飲み行こ。』

『今日じゃダメ?』

即、返信した。

No.365

『どした?
なんかあったか?
今日でもかまわないけど、遅くなるぞ。
明日仕事は?』


やった💡

運良く明日は仕事お休み。

『明日はお休み✌』

『じゃあ、帰るときにまた連絡するから待ってて🐸』

『了解!』

よし!
これでとりあえず家に帰らなくてすむぞ💨

No.366

>> 365 それから車の中で、川ちゃんからの連絡を待った。

21時過ぎに川ちゃんから連絡がきた。
けっこう待っていたので、車の中で寝てしまっていた💦

「ごめんごめん。
待たせたな。寝てただろ?」

「ちょっとウトウトしてた💦」

「今どこ?
どこの店行きたい?」

「どこでもいい。
でも二人とも車だと飲めないね」

「俺は飲まなくていいから~
迎えに行こうか?」

…アパートまで来てもらって、川ちゃんにガツンと言ってもらおうか…

申し訳ないけど、恋人のふりをしてもらうとか…

でも元旦那が今度は川ちゃんに嫌がらせするかも…



黙って考え込んでしまった。


「お~い、どうすんだ~?」

「あ💦
ごめん。
じゃ、飲めないけど、いつもの居酒屋にしない?
あの店、ごはんも美味しいし」

「いいよ。
じゃあ、これから向かうわ。」

No.367

川ちゃんのアパートと、私のアパートの中間ぐらいにある居酒屋。

よく利用してた。

焼き鳥が美味しいお店だ。

私は居酒屋が大好きだった。ジュースでも全然楽しめる♪

お店に着くと、川ちゃんはすでに到着していた。

川ちゃんの車の横に駐車した。

すると川ちゃんが車の窓を開けた。

「お疲れ~。
あのさ、せっかく居酒屋だし、明日も休みなんだしさ、一旦俺の家に車置きに行かないか?」

別にいいのに…
と思ったけど、せっかく川ちゃんが気を使ってくれているのだし…と思って、了解し川ちゃんのアパートに向かった。

No.368

川ちゃんのアパートに私の車を置き、私は川ちゃんの車に乗せてもらって、再び居酒屋に出発…

と思いきや。


「ごめん、先にちょっと行きたいところがあるんだけど、いい?
おなかすいてるのに悪いけど。」

「いいよ。」

「仕事先の人に届けものがあって。
悪いな💦」

「すぐ終わる~?」

「うん、すぐ終わる。」


車、スタート🚗


…あれ?

いつもだったら、今日は何があったんだ~って、すぐ聞いてくれるのに…

今日は何も言ってくれない…

仕事先の人に届けものって、もしかして仕事でトラブルでもあったのかな?


車内は妙に静かだった。

No.369

しばらくして、小高い丘にある住宅街に到着した。

ベンチがいくつか並ぶ、休憩所のような場所があり、そこの駐車場に車を止めた。

「ごめん。
仕事先の人の家、すぐそこだから、ちょっと行ってくる。」

そう言って川ちゃんは車を降りて行ってしまった。

車内の空気が妙に重かったので、私も車から降りて外の空気を吸った。

No.370

道より向こう側は住宅街。こちら側は何もなくて、休憩所のベンチに座ると、遠くには海が見えて、綺麗な夜景も見えた。

きれいだな~
なんだか癒される…
ここ、ちょっとした夜景スポットだね。

夜景を眺めていると、
「お待たせ💦」
と、川ちゃんが戻ってきた。

「いいね♪この場所。
夜景すごい綺麗~」

「うん…」

2人ベンチに座って夜景を眺めた。

No.371

私は海を見たり、夜景を見るのが好きだった。

元旦那に、一緒に夜景を見に行きたいと何度も言ったが、
「また今度な。」
…その「今度」は結局1度もくることはなくて…
「夜景なんてただの電気だろ。電気見て楽しいか?」
と言われて諦めたっけ…

電気には変わりないんだけどね。

趣味が違うんだな…と諦めた。

恋人同士で夜景を見るのって憧れだったんだよね☺

乙女❤

No.372

隣に座っている川ちゃんを見る。

恋人同士ではないけれど、私は川ちゃんが好きだったから…

今、昔からの憧れを達成してるのかもしれない。

なんだろう…
1人ロマンチック❤


…でもちょっとおなかすいてきたな💦

おなか鳴ったりしたら乙女台無しだわ💔

そんなバカなことを、ひとりニヤニヤ考えていると…

「俺は~乙女だな。」
と川ちゃんが言う。

え⁉
乙女?

乙女なの?😨

No.373

「久保っちは?星座、何座?」

あ💦
星座のことか💦
ちょっと焦った😁

あら?
乙女座?

今日は9月21日…
もしかして誕生日最近だった?


「ごめん💧
川ちゃん…、私、川ちゃんの誕生日知らなかったよ🙏
誕生日いつだったの?」


「あ~誕生日ね。
明日なんだ。」

「明日⁉」

「うん。」


明日か…
川ちゃんにはいつもお世話になってるのに…
何かお祝いしたいな。

No.374

「明日、誕生日だからってわけじゃないんだけど、…ちょっと言いたいことがあって…」





「何?💦」


なんだろう…
今日の川ちゃんは、なんだか様子が変だし…


もしかして…彼女が出来たから、もう会えないとか?

なんとなく嫌な予感がした…


…こんなことになるのなら、先に自分の気持ちだけでも言っておけばよかった😭

川ちゃんいなくなったらツラいな…⤵

No.375

手が汗ばんできた💦

心臓がバクバクいってる。

川ちゃんは下を向いたまま何も言わない…

何でなんにも言わないの?

…この際、私の気持ちを打ち明けちゃおうかな💦

言わずに終わってしまうのは、中途半端で嫌だ。

自分勝手かもしれないけど…


私は汗ばんだ手をギュッと握り、思い切って言った。

No.376

「あ、あの…

私…川ちゃんのことが好きなんだけど!😣」


言った‼


「え…?」

川ちゃん、驚いてる💦


「いや、あの💦

…ごめんね💧
川ちゃんが話あるって言ったのに💦
なんか自分の気持ちを言いたくなっちゃって💦
ホントごめん…」

No.377

離婚したばかりなのに…

なんだコイツと思われたかも💧

でも短期間で川ちゃんの存在が大きくなったのは事実。

…言い訳だけど💧

でも私の中で川ちゃんの存在は大きい。

一緒にいて心地良かった。

失うかもしれないと分かって、自分の本当の気持ちが分かったような気がする。

川ちゃんを失いたくない。


…もしかしたら、元旦那も、今こんな気持ちなんだろうか…

No.378

恥ずかしくて川ちゃんの方は見れず、下を向いて、そんなことを考えていた。


「ずっと前に久保っちが、夜景見るのが好きって言ってたのを思い出して、ここに連れてきたんだ~。」

ようやく川ちゃんがしゃべりだした。


川ちゃんとは色んな話したもんね。

多分、元旦那より川ちゃんの方が私のことを知ってるんじゃないかな💦

好きな食べ物とか、行きたい所とか…
たくさん話したね。

でも、よく覚えてるな~。

ちょっと嬉しかったりして☺


「ありがと。
夜景なんて久しぶりに見に来たよ。」


でも仕事先の人の家に来たついでじゃないのかな?

No.379

「仕事先の人の家ってのは嘘💦

ちょっとサプライズ的なことがしたくて😁」


「サプライズ?」


「…うん。
俺も自分の誕生日だし!ってことで決心して(笑)

久保っちに告白しようって思ってた。

なのに…

先に言われたし(笑)」

No.380



え⁉


「え⁉」

ビックリして顔を上げて川ちゃんの方を見た。


川ちゃんはニコニコしている。


「嘘💦
え?ホントに??」


「うん。
久保っちはいつもニコニコしてて、一緒にいると癒されるよ」


えー💦

恥ずかしくて思わず手で顔を隠した…

多分、顔は真っ赤だ💦

また心臓がバクバクいい始めた


川ちゃんが私を好きだなんて…
信じられないけど嬉し過ぎる😣

No.381

「久保っちは離婚したばかりだから、まだ付き合うとか抵抗あるよね?
だから、今のままの関係で、少しずつ仲が深まっていけばいいかな~って思ってるんだけど…」


「うん。」


川ちゃん…本当に優しいな…

正直、うまく付き合っていける自信はまだない💦

「ごめんね。
私のペースに合わせてもらって…」

「そんなこと気にするなよ!
まぁ、これからもよろしくってことで。」

そう言って頭をポンポンとしてくれた。

「じゃあ、気持ちも通じたことだし、メシ行くか~。」

「うん。
おなかすいた。」

なんだろう。
初デートの時のようなくすぐったい感じ。

恥ずかしくて嬉しい。

No.382

それから川ちゃんとご飯を食べに行き、楽しい時間を過ごした。

元旦那がストーカーのように家に来ていることも相談した。

そのことは、良い対策をしっかり考えようということで、まだ元旦那が家にいるかもしれないので、とりあえず今日は川ちゃんのアパートに泊まることにした。

まだまだ一緒にいたかったから、ちょうど良かった…

No.383

明日は2人共仕事は休み。

明日は川ちゃんの誕生日でもあるし、一応付き合い始めた記念として、どこかに行こうという話になった。

No.384

川ちゃんと2人でお出かけ…

とても楽しみだ。



…でも、なぜか素直に喜べない

川ちゃんと元旦那を比べるわけではないんだけど、

元旦那との記憶がよみがえる…

川ちゃんがそうだとは思わないけど、とりあえず男性は自分勝手な考えだと頭においておかなければ…

気を付けて行動しなきゃ、川ちゃんを怒らせてしまう…

川ちゃんを怒らすなんて絶対に嫌だ!

No.385

計画はきっちり立てておきたい。

何時に出発か、
それによって何時に起きるか…

遅れるとか迷うとか…

そういうことは許されない。

男の人は待つのが嫌いだから。

私はトロイから…

計画が頭に入ってないと不安なのだ💧

No.386

「明日は何時に出発する?」
「どこに行く?」
「お昼何食べる?」

川ちゃんに質問責め。

川ちゃんは笑いながら
「何?お出かけのしおりでも作るの?(笑)」
と、からかってくるが…

私は真剣🌟

「どこか行きたいところある?😊」

逆に質問されて、

行きたいところ…

行きたいところはある!

映画、ドライブ、水族館、美味しいランチ…

でも川ちゃんと趣味が合うか分からない。

川ちゃんに決めてもらった方がいい。

私が川ちゃんの行きたいところへ付き合うのはいいけど、私が行きたいところへ川ちゃんを付き合わせるのは怖い💧

「…行きたいところは特にないよ。
川ちゃんにまかせる。」

そう言った。

すると、
「じゃあ明日適当に決めよう」

え⁉

それじゃあ困るんだよ~😭

No.387

…どうしよう💧


朝は何時に起きようか…

朝ご飯って食べるのかな?

何か作った方がいいのかな?

服や化粧品を取りに、いったん家に帰りたいけど…

ダメかな?




色々考えていたら

「どした?
明日、出かけたくない?」

と、川ちゃんが聞いてきた。

ヤバイ💦
気を悪くさせちゃったかな?😨
難しい顔して考えてたから💦

「ううん!
明日、すごく楽しみだよ😃
ただ…私、段取りが悪いから、計画が分からないと不安で…💦」

正直に話した。

川ちゃんは驚いたようで、
「そうなの⁉
不安にならなくても…
てか、何が不安なの?」
と聞かれた。

No.388

何が不安…

「私の行動によって、川ちゃんを怒らせてしまったり、嫌われたりするんじゃないかと思うから…」

「???
行動って⁉」

「…例えば、ご飯を食べに行って、なかなかメニューを決められないとか。
運転してて交差点でなかなか右折出来ないとか…
時間かかるとイラッとするでしょ?」

「?」

「些細なことかもしれないけど、そういうことの積み重ねで、川ちゃんに嫌われるのが怖くて…」

「おいおいおい。
待て待て待て💦
そんなことで嫌いにならないだろ💦」

No.389

元旦那に
「早くしろ💢」
と言われ続けた。

遅いと怒られる。

急がないと嫌われる。

そう思ってる💧

例えば一緒に外食して。
焼き肉とかならいいけど、ファミレスとかで別々のメニューを頼む場合。
元旦那とは食べる早さが違うから、ゆっくりなんて食べれない。
待たすわけにはいかない。
なので、自分が食べたいメニューじゃなくて、量が少ないとか、食べやすそうとか…早く食べれるメニューを選ぶ。

No.390

川ちゃんにそう話すと、

「…怒られてばかりで、とにかく自分が悪いって考えになったのかな?
まるで洗脳されたみたいだよ」


洗脳…

そうだね。

自分の思うように私を支配?したかったのかもしれない。

でも私は奴隷じゃない。

男女平等とは言っても、やっぱり男女の差はある。

女性が男性に怒鳴っても、男性は恐怖なんて感じないだろう。

男性の方が力は上…

口で勝てないなら、殴る…

そうなれば女は男に従うか、逃げるしかない。

No.391

一度そういう関係になると、それがずっと続く。

一度殴れば、
「殴れば言うこときくんだ。」
と、また殴る。

喧嘩になれば殴れば終わる。

女性は言いたいことも言えなくなる。

気にいらないことを言えば殴られるのだから…

No.392

でも!
そうじゃない男性だっているはず💡

私は穏やかに過ごしたい。

外食したら本当は好きなメニューを選んでゆっくり食べたい…


相手の機嫌を伺いながら過ごすのには、疲れた…

No.393

ポロポロ涙がこぼれた。


「ごめん…」

「いいよ。
久保っちの気持ちはすごくわかった!
俺はそんなことで怒ったり、嫌いになったりしないから…
少しずつ久保っちの気持ちを一緒にリハビリしていこ。
食べたいものを選べるように😊」

「…ありがとう。」

川ちゃんの気持ちが本当に嬉しかった。

「じゃあ、とりあえず明日は8時までに自分の用意して☝
朝ご飯は俺が作るから。」

「わかった。
ありがと。」

No.394

その夜は川ちゃんのベッドで一緒に寝た。

ちょっと恥ずかしくて…

どっちを向いたらいいのか分からず、二人共上を向いてた。

「恋人同士だから、名前で呼ぶ?(笑)」

「え💦」

天井を見ながら会話する。

「あさみちゃん?
あーちゃん?あさちゃん?」

「…ちゃん付け気持ち悪い(笑)
呼び捨てでいいよ💧」

「俺は?」

川ちゃんは、川谷けんた君。

「ん~、けんちゃん?」

「気持ち悪いから、けんたでいい。」

「わかった。」

No.395

そんなことを話しながら、いつの間にか寝ていた…

一緒の布団で寝ることが恥ずかしかったが、川ちゃんの隣はなんだか妙に落ち着いて…
ぐっすりだった😁💦

No.396

翌日は二人共、朝6時ぐらいに目が覚めた。

川ちゃんが朝ごはんを作ってくれたので、その間に自分の用意をしようと思ったのだが…

化粧品ないし、着替えもない…

ボサボサ頭をなんとかおさえただけ💧

これでお出掛けはキツいな…

やっぱりいったん家に戻りたい。

さすがにもう元旦那もいないだろうし…

朝ごはんを食べながら、川ちゃんにその旨を伝えると、快く了解してくれた。

No.397

朝ごはんを食べ終え、川ちゃんの車で私のアパートへ向かった。

「ウチに着いたら、急いで着替えて化粧するから💦」

「ハイハイ♪」

川ちゃんはご機嫌な様子で運転していたので、少しホッとした。

No.398

…が、

アパートに着くと…

元旦那がまだいた!

何時間いるんだよ⤵

ちょっと…かなり恐怖💧


「どうしよう…
元旦那まだいるよ💧」

私は川ちゃんの左腕の裾を引っ張りながら言った。

すると、川ちゃんは手を握ってくれた。

ドキッとしてしまった💦

思わず赤面💦

川ちゃんは私の部屋の方を見ながら、
「どうしようか…」
と真剣な表情…

No.399

ホントにどうしよう…💧

「部屋まで一緒に行こうか?」
と、川ちゃんが言ってくれた。

…でも
川ちゃんに迷惑がかかる可能性もあるし…

「とりあえず、1人で部屋まで行ってみる。
もしヤバそうだったら…
助けに来てくれる?」

「…了解」


私は車を降りて、早足で部屋に向かった。

No.400

元旦那は私の部屋のドアの前にしゃがみこんでいた。


私の足音が聞こえたのか…私が来たことに気付き、こちらを向いて立ち上がった。

私は一瞬立ち止まってしまった。

すると、元旦那が

「どこ行ってたんだよ。朝帰りして…」

と話しかけてきた。

…関係ないし💧と思いながら無視していたが、元旦那が私の部屋のドアの前に立っているので、もう部屋に入るのは諦めて車に戻ろうと考えていた。

「なんで俺のところに戻ってこないんだよ💢」

元旦那が怒鳴り始めた。

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