中途半端な私…
旦那がお風呂に入ってる間に…
旦那の携帯をチェックする。
受信・送信メール共に履歴はすべて私💧
余計あやしいから💧
メール作成…
「ま」を押すと
「まーちゃん」
が1番に出てくる。
やっぱりしょっちゅうメールしてんだね💨
※読みにくい文章や、誤字脱字等もあると思いますが、どうかあたたかく見守って下さい🙇
新しいレスの受付は終了しました
ドキドキしながら二人の後をつけた。
カップルにしか見えない二人…
仲良さそうに一緒に服を見たりしている。
私との買い物は嫌がって来ないくせに💢
ちょっとイラッとしながらも、デジカメの画面を見るふりをしながら、何枚か写真を撮った。
二人はショッピングモール内にある映画館へ向かった。
私とは趣味が合わないとブツブツ文句を言っていた旦那が、私が好きで旦那は嫌いなはずの、恋愛ものの映画のチケットを買っている…
「麻美」の趣味には合わせられるんだ…
嫉妬…ではないけれど、なんだか腹が立ってきて、旦那の方へずんずん歩いて行き、旦那の肩をたたいた。
振り向いた時の旦那の顔(笑)
めちゃめちゃビックリしてた。
旦那に向かって
「こんにちは」
と挨拶し、「麻美」には軽く頭を下げた。
「麻美」は私が嫁だってことはわかってないみたい。
「麻美」も私の方を見て、笑顔で軽く頭を下げた。
旦那は慌てていた。
その姿が笑えた。
「どうも😊
初めまして。
佐藤の妻の亜沙美です。
このたび、私は主人と離婚しますので、これから主人のこと宜しくお願いしますね。」
笑顔で「麻美」に言った。
「麻美」は、目がテン・・
嘘…
信じられない💦といった表情で旦那を見ている。
私は
「邪魔しちゃってごめんなさい。
それでは…」
とその場を去った。
なぜだろう…
笑える。
すごく笑える⤴
声をあげて大笑いしたい気分だった✨
なぜだか分からないけど、テンションがあがる⤴
川ちゃんとたかとのTシャツをウキウキしながら選び、贈り物用にキレイにラッピングしてもらった。
そうだ!
遅くなったけど、自分に誕生日プレゼントも買っちゃおう!
ワンピースを1着買った。
自分用なのに、「贈り物なんですけど…」と言って、可愛くラッピングしてもらった😁
わ~い❤
買い物を終えて、1人でファーストフードで食事してから帰宅した。
当然、旦那は帰ってきていない。
新居の方に帰ろうか迷ったが、旦那がいったいどんな態度で接するのか…面白そうだったので、家に帰ることにした。
ソファーに座り、デジカメを出してさっき撮った旦那と「麻美」のツーショット写真を見る。
まあまあうまく撮れてる。
再婚でも何でも勝手にすればいいのに…
早く私を自由にさせて…
明後日、川ちゃんから写真を受け取ったら、旦那の両親に全部話そう!
そう決めた。
その日も旦那は帰ってこなかった。
まあ、そんなことはもうどうでもいい。
「麻美」と一緒に好きに暮らしてくれたらいい。
その日は仕事が終わってから、カメラ屋に行き昨日の写真を現像した。
そのツーショット写真と離婚届を封筒に入れて、自分のカバンにしまっておいた。
横レスすみません。
お気に入り着レス登録している者です。
削除されたレスですが、 他のスレに対するレスを間違えて ここレスしたみたいでした。
「保育園」の話でしたよ。
直ぐ間違いと気付いた本人が 「きゃー間違いました💦削除してください🙇💦」と 言ってました。
ただそれだけです😊
主です🙇
みーさん
Emiluさん
きぃさん
私のことを気にかけてレスして下さり、本当にありがとうございます🙇
削除レスはきぃさんのレスにもありますが、間違いのレスでした。
私が昨日レスしなかったので、皆さんにご心配をおかけしてしまいました💦
これからも更新頑張りますので、宜しくお願いします☺
翌日、仕事が終わって帰宅すると、テーブルの上に旦那からの書き置きがあった。
『一泊の出張に行ってきます。
明日の夜帰ります』
はぁ⁉
出張?
今まで出張なんて行ったことないですけど?
しかもなぜ書き置き?
メールや電話だと私に色々聞かれると思ったからかな?
完全に「出張」嘘じゃん(笑)
まあいいや。
20時半…
私はあるところに電話をかけた。
電話をかけたのは旦那の実家。
明日、川ちゃんから写真を受け取ったら、旦那の両親に話をしに行くと決めていたので、旦那の両親の都合を聞こうと思ったのだ。
それと…何の話をする為に実家に行くのか…
だいたいのことを話しておこうと考えていた。
ちょっと緊張する…
「はい。
佐藤でございます。」
お義母さんだ。
「こんばんは、お義母さん。
お元気ですか?亜沙美です。」
「あら、久しぶりね。」
「あの…
突然なんですが、お義父さんとお義母さんにお話があって、和真さんと一緒にお伺いしたいのですが…」
「まあ、改まって…
何のお話かしら?
和真にかわって下さる?」
「和真さんは今ここにはいないんです。」
「?まだ仕事なの?」
「いえ…
あの…実は和真さん、不倫してるんです。」
「え⁉
どういう…」
お義母さんが言いかけたが、
「そのことでお話があるんです
和真さん…一夫多妻制にしたいと言い出して…
お義母さん達に相談したいんです!」
「一夫多妻制ですって⁉⁉」
お義母さん、めちゃめちゃ驚いてる💦
「はい。
とにかく近いうちに和真さんと伺いたいのですが…」
ピッ…
電話を切った。
明後日、実家に行くことになった。
お義母さん…
驚いてたな~
きっと電話を切った後、慌ててお義父さんに報告したんだろうな…
私は悪者になってるだろう…
でももうそれでもいい!
離婚できるなら何だっていい!
そして翌日の夜…
川ちゃんと、たかとも一緒に居酒屋に集まった。
川ちゃんとたかと、年齢も違うし性格も正反対。
でも川ちゃん、弟がいるからかな?
なんだか二人、ほぼ初対面なのに話しやすいみたい。
私も二人に癒されつつ、楽しく食事した。
そして食事も終わる頃、川ちゃんが写真を差し出した。
「あの日、旦那さんの会社の前で待ってたら、17時半過ぎぐらいかな?
車で出てきたから、尾行したんだよ。」
川ちゃんが話し出す。
私はドキドキしながら聞いていた。
「それで□□町あたりのコンビニまで行って、そこで浮気相手と合流。」
と、1枚の写真を見せてくれた。
旦那の車…
旦那の車に乗り込む「麻美」
髪はアップにしていて、ワンピースのような服装だ。
「で、近くの中華料理屋さんで、食事したみたい。
写真は撮れなかったけど…
☆☆江って中華屋さん。知ってる?」
…知ってる。
以前、私が旦那に行きたいと言ったお店だった。
また今度な、と先延ばしにされていた。
旦那の言う「また今度」…
その「今度」は永遠にこない。
「うん、この中華屋さん知ってるよ。」
「そっか💦
あ、それでここでたかとと合流したんだよ。
食事の後は、浮気相手の職場まで一緒に行ったよ。」
「ここのパーキングに車を止めて…
その…
…」
?
「何?」
無言で1枚写真を出す。
‼
車内で旦那と「麻美」がキスしている写真だった💦
驚いた💦
キスしていたことではなくて…
このパーキング
私が長尾くんのお店に行く時に使ってるパーキングだよ‼
世の中せまい…
そう思っていると
「離婚を考えていても、やっぱりこういう写真はショックだよな💦」
私がパーキングに驚いていた表情を見て、キス写真にショックを受けたと勘違いしたらしく、川ちゃんが小さな声で言う。
「違う違う!
全然ショックじゃないよ💦」
慌てて否定したけど、余計嘘っぽくなってしまった💧
「麻美」の働くスナックは、長尾くんのお店の近くのビルだった。
二人仲良くビルに入る写真もあった。
そして閉店後、お店から出てきた二人はホテルで一夜を過ごしたみたい。
ホテルに入る写真もあった。
「川ちゃんと二人でホテルの駐車場まで行ってさ~。
俺、妙な気分になったさ❤」
と、たかとが笑う。
私も思わず笑ってしまった。
「二人共、本当にありがとう!
これだけ証拠写真があったら絶対大丈夫だよ。」
私は二人にお礼を言った。
「正直…
ちょっと複雑だった。
旦那さんのこんな写真を見て、傷付くんじゃないかって…」
優しい川ちゃん…
「ありがとう。
でも大丈夫!
なんか、すごくスッキリしてるよ。」
本当にスッキリした気分だった。
「そうそう!
前向きにな!
俺もスッキリしたいよ~。」
と苦笑いするたかと。
「俺、待ち伏せしてる間、ずっと川ちゃんに愚痴聞いてもらってたんだ😁💦」
…💧
たかとまで川ちゃんに愚痴を💧
でも川ちゃん聞き上手だから…
つい甘えちゃうんだよね💦
写真を受け取り、お礼に…と二人にお金の封筒を渡そうとしたが、やはり拒否されたので、この前買ったTシャツをプレゼントした。
Tシャツは二人共喜んで受け取ってくれた。
二人には本当に感謝だ…
明日はいよいよ旦那の両親と会う…
今から緊張する💧
川ちゃんとたかとは
「頑張れよ!
何かあったらすぐ連絡しろよ。」
と応援&心配してくれた。
二人にパワーをもらって…
明日、頑張ろう!
その日私が居酒屋から帰宅すると、旦那も帰っていたが、もう布団の中だった。
寝たふりっぽいけど…
明日、一緒に実家に行くことを話しておきたかったのに…
まあ、明日帰ってからでもいいか。
ここのところ、連日「麻美」に会っているみたいだし、明日は真っ直ぐ帰って来るでしょう…
私も明日に備えて早めに布団に入った。
翌日は土曜日だった。
旦那は仕事が休みで、私が出勤する時にはまだ寝ていた。
私も今日は午前中のみ仕事。
夕方7時に旦那の実家に行くことになっている。
朝から緊張で落ち着かず、バタバタと出勤した。
仕事中もなんとなく落ち着かず、ソワソワしていたが、あっという間にお昼になり、タイムカードをおして、急いで帰宅した。
帰宅すると…
旦那がいない…
出掛けてるのかな…💧
どうしよう💧
やっぱり昨夜、起こしてでも実家に行くことを言っておくべきだったかな💧
落ち着かず家の中をウロウロしてしまう。
とりあえず落ち着いて、旦那の帰りを待とう!
私はコーヒーを入れてソファーに座った。
15時になっても16時になっても、旦那は帰ってこない。
電話しても出ないし、旦那から連絡もない。
だんだんイライラしてきた💧
何してるのかな😠
電話ぐらい出てよ💢
17時になった。
…
本当に何してるんだよ~⤵⤵
あ!
そうだ💡
私は旦那の実家に電話をかけた。
「すみません、お義母さん。
ちょっと早いですが、これから伺ってもよろしいですか?」
「それはかまわないけど…」
「ありがとうございます。
これから家を出ますので!」
電話を切り、急いで準備して車に乗った。
離婚届けと証拠写真、それから印鑑も忘れずに…
旦那の実家までは車で30分ほどかかる…
急がなきゃ!
途中で、手ぶらであることに気付き、ちょうどケーキ屋さんがあったので、寄った。
ゆっくり選んでいる時間もないので、適当に美味しそうなケーキをいくつか買うことにした。
財布を出そうとカバンを開けると、カバンの中で携帯電話が光っているのが見えた。
…メールかな?
お金を払ってケーキを受け取り、車に戻って携帯をひらいた。
旦那からメールだった。
『今日遅くなる』
…やっぱりな!
でも予想通り‼
思わず顔がにやける。
にやけた顔のまま、旦那の実家まで急いだ。
旦那の実家へ到着。
玄関まで走って行きチャイムを押す。
「はい?」
「こんばんは、亜沙美です。
お義父さん、お義母さん、ちょっと私と一緒に来て下さい!」
何事かとビックリして両親が玄関までやってくる。
「どうしたの?
和真は?」
「とにかく私の車に乗って下さい!早く!」
と、両親を車に乗せた。
「いったいどうしたんだ?」
お義父さんも驚いている。
そりゃそうだよね💦
「突然連れ出してしまってすみません。
お義父さんとお義母さんに、一緒に来て頂きたい所がありまして…」
「…その…
一夫多妻制だったかしら?
その話はどうなったの?」
お義母さんが言いにくそうにたずねる。
「そのことも後で話します。
これから行く所に、和真さんもいますから…」
「そう…」
それから車内はずっと無言だった。
昨日の川ちゃんの話…
会社を17時半に出て□□町のコンビニまで「麻美」を迎えに行く。
それから一緒に食事して「麻美」の職場まで行く…
多分今日も似たようなパターンなのではないかと予想した。
あのパーキングに着くのは多分19時前ぐらいだ。
私はパーキングに向かっていた。
18時半、パーキングに到着した。
車を止めて、パーキング内を見渡す。
ここのパーキングはそれ程広くないので、旦那の車があるかどうかはすぐに探せる。
旦那の車は見当たらない。
両親は後ろの席で、不思議そうな顔をしている。
「もう少し待って下さいね。」
両親に声をかける。
私のカンは当たっているのか…
ハズれていたら両親に何て言おう💧
ドキドキしながらパーキングの入り口を見つめていた。
その時!
来た‼‼
旦那の車がパーキングに入って来た!
助手席には「麻美」らしき女性が乗っている!
「お義父さん、お義母さん、和真さんが来ました。
一緒に来て頂けますか?」
「え?」
突然言われて驚く両親を車から引っ張り出した。
旦那はこちらの様子には全く気付かず、パーキングの一番端に車を止めた。
こんな所に私達がいるなんて…
考えてもないだろうな。
私は笑いがこみ上げてきたが、なんとかこらえ
「お義父さん、お義母さん、こっちです。」
両親の手を引っ張って、旦那の車の方へ走って行った。
ちょうど旦那と「麻美」も車から降りたところだった。
ナイスタイミング!
「あなた!」
旦那を呼ぶ。
旦那はこちらを見て固まった。
「亜沙美⁉
え?オヤジ⁉
母さんまで😲😲」
私は同じく固まっていた「麻美」の手をつかんで、両親の前に連れて行った。
出勤前の「麻美」は結婚式の二次会みたいな、華やかな格好をしていた。
「お義父さん、お義母さん、
この人が和真さんの不倫相手です!」
「…」
両親は驚きの表情で、驚きのあまり声も出ないのか、何も言わなかった。
「お前…
何言って…」
と旦那が言いかけたが、
「不倫相手の「麻美」さんです。
彼女はこれから仕事なので、とりあえず私の言いたいことを言わせて下さい!」
「和真さんから一夫多妻制にしたいと言われました。
私のことも大事だけど、「麻美」さんのことも同じぐらい大事だ、一緒に暮らしたいと言われました。
私は和真さんのことが好きですし、「麻美」さんが嫌いなわけでもありません。
でも、一緒に暮らすなんて私には無理です。
和真さんのことが理解出来ません。
…従えません…」
私は少し興奮気味に一気に話した。
「ちょ、ちょっと待って。
亜沙美さん…
浮気なんてあなたの思い込みかもしれないわよ?
誤解じゃない?
だって和真が浮気なんて…
ねぇ?」
と、お義父さんや旦那の顔をチラチラ見ながらお義母さんが言う…
この状況でそんなこと言うか⁉
💢💢💢
私はカバンから証拠写真を出した。
「お義父さん、お義母さん、
見て下さい。」
旦那と「麻美」がキスしている写真
ホテルに入る写真
仲良く手をつないでいる写真…
両親は写真を見て絶句…
旦那は驚き、慌てて両親から写真を奪い取り、ビリビリに破った。
「お前…
何やってるんだよ💢
俺のこと尾行してたのか?
最低だな💢」
…お前に最低と言われる筋合いはないし、怒られる理由もない。
旦那は怒っていたが、私は無視して、カバンから離婚届けを出し、
「お義父さん、お義母さん
和真さんと離婚させて下さい」
キッパリ言った。
「まあ💦
そんな離婚だなんて…
浮気されたぐらいなんなの?」
と、お義母さん。
お義父さんは黙って難しい顔をしている。
「離婚」と聞いて、さっきまで怒って真っ赤な顔をしていた旦那の顔が青くなっていった。
「おい、
ちょっと待てよ💦」
「……あの…」
ずっと下を向いていた「麻美」が、申し訳なさそうに私の方を見て、
「私が言うのもなんですが…」
と、話し始めた。
「あの…
私、確かに和真さんと不倫してました。
…体の関係もありました…
和真さんから一夫多妻制の話もされました。
でも私…
…
軽い気持ちだったんです…
その…
奥さんから和真さんを奪おうとか、家庭を壊してやろうとか…
そんな気持ちないんです!
和真さんとは別れます!
だから離婚なんて言わないで下さい!」
「麻美」って、意外に可愛らしい声をしてるんだな~なんて、のんきに話を聞いていたら💦
おいおいおい😨
「麻美」が別れるなんて言い出したら、ますます旦那が離婚を認めないじゃん💦
それに…
軽い気持ちで不倫なんてして欲しくない💢
不倫された方はどれだけ傷付くと思ってるの💢
家庭を壊すつもりはないって…
もう十分壊れてます💢
私はだんだんイライラしてきたが、とにかく離婚届けを書いてもらいたくて、
「冷静に…」
と自分に言い聞かせた。
ところが…
「俺も悪かったよ。
でも離婚するつもりはないから…
お前にも原因はあるんだぞ。」
と、旦那が言った。
その旦那の言葉に、「冷静」という文字は吹き飛び、完全に切れてしまった。
「原因って何?💢
説明して‼
それに…
原因があれば不倫しても許されるの?💢」
旦那に向かって怒鳴った。
「まあまあ、亜沙美さん💦
落ち着いて💦」
お義母さんが慌ててとめようとするが、無視して
「私の原因を納得出来るように説明しなさいよ💢」
「…ヒステリックになるなよ。
今ここで話すようなことじゃないだろ。
それより、麻美はこれから仕事だし、もういいだろ。」
「きゃあ💦
亜沙美さん、なんてことを…」
お義母さんは旦那のそばに駆け寄り
「大丈夫?」と声をかけている。
旦那は頬を押さえてしゃがみこんでいる。
ふん、大袈裟💨
「亜沙美さん!
和真に謝って💢
殴るなんて人として最低だわ!
謝らないなら本当に離婚よ!」
お義母さんは私を睨みつけて怒鳴る。
…いやいや、離婚したいのはこっちですから💨
不倫も人として最低なのでは⁉
まあ、いいけど💨
私は離婚届けをもう一度、旦那とお義母さんに見せながら、
「離婚したいのは私の方なんですよ💢
殴ったことは謝りませんから、離婚して下さい。」
と言ってやった。
黙る二人。
旦那はそれでも離婚届けに記入しようとしない。
我慢くらべか⁉
だいたい、今私が謝って離婚しなかったとしても、私とお義母さんの関係は最悪なものになったし、旦那と信頼関係が戻ることも永遠にない。
すでに家族として終わってる。
一度失った信頼関係は二度と取り戻せない。
「…和真、
もう無理だよ。
諦めなさい。」
ずっと黙っていたお義父さんが、口を開いた。
「和真、自業自得だ。
早く離婚届け書きなさい。
お父さんはもう帰る。
おい、お前も帰るぞ。」
と言って、パーキングの出口に向かって歩き出した。
「え?
そんな、お父さん?」
お義母さんはオロオロしながら、お義父さんの後を追う。
旦那はお義父さんに言われて、もうダメだとやっと諦めてくれたようで、
泣きながら離婚届けに記入した。
お義父さん、ありがとう…
心の中でお礼を言った。
両親はパーキングを出て駅へ向かっているようだ。
電車で帰るつもりだろう。
私は記入済みの離婚届けを受け取り、旦那と「麻美」に
「さよなら…」
と言い、その場を去った。
車に戻ると、旦那を殴った手が震えている…
人を殴ったことなんて初めてだ…
悔しかった…
妻としてのプライドなのか、なんなのか…
よく分からないけど、とにかく悔しかった…
なぜか涙が溢れる…
悲しいわけじゃない。
悔しい気持ち、怒り…
短時間ですごく体力を使った気がする。
全部終わって、ホッとした涙だったんだと思う…
ふ~~
深く深呼吸した。
とにかくパーキングから出よう。
シートベルトをはめようとした時、助手席に置かれていたケーキ屋さんの紙袋が目に入った。
あ😨ケーキ💧
旦那の実家に持って行こうと思って買ったケーキ…
渡すのをすっかり忘れていた💧
どうしよう。
ひとりじゃ食べきれないしな…
するとその時携帯電話が鳴った。
…旦那?
お義母さん…⁉
恐る恐る携帯を開くと…
あ、な~んだ川ちゃんだ!
「もしもし?」
元気よく電話に出た。
新しいレスの受付は終了しました
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