中途半端な私…

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2011/05/21 21:02(更新日時)

旦那がお風呂に入ってる間に…

旦那の携帯をチェックする。

受信・送信メール共に履歴はすべて私💧

余計あやしいから💧

メール作成…
「ま」を押すと

「まーちゃん」
が1番に出てくる。

やっぱりしょっちゅうメールしてんだね💨




※読みにくい文章や、誤字脱字等もあると思いますが、どうかあたたかく見守って下さい🙇

No.1491554 (スレ作成日時)

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No.201

この家の家電は旦那の両親が買ってくれたものだから、最低限の物は自分で揃えないとな…

車は私名義だから大丈夫!

今度の休みに不動産屋に行って…

その後電気屋さんにも行こう。

家の私の荷物もまとめておかないと。

新居が決まったら、少しずつ荷物を運んでおこう。

それから!
離婚届けをもらいにいかないと。

準備が出来るまで、旦那を怒らせないようにして過ごそう。

それで、準備が整ったら、離婚の話をしよう!

決めた!

No.202

その日の午後…

役所へ行き、離婚届けの用紙をもらった。

電気屋さんに行き、買う予定の家電を見て回った。

帰りにスーパーに寄って、晩ご飯の材料を買った。

帰宅後は、いつものように、買ってきた材料をきれいに冷蔵庫に入れて、野菜などいたんでいるものがないか、使い忘れている食材はないか、チェックする。

それから、晩ご飯の準備にとりかかる。

No.203

最近の旦那は、帰宅時間がバラバラで、いつ帰ってくるか分からない。

自分が食べたいタイミングに晩ご飯が間に合わないと、文句言われてうっとうしいので、急いで作る。

No.204

晩ご飯を作り終え、ホッとひと息💨

しばらくすると旦那が帰ってきた。

何を言われるのかドキドキしていたら…

「ただいま。
腹減った~、メシ。」


…💧

普通に接する旦那。

しかも家事を分担したいという理由で喧嘩になったはずなのに、「メシ」って…

まあ…
とりあえず怒らせないようにしよう💧

私はなんだか呆れてしまったが、とりあえずテーブルに食事の用意をした。

No.205

食事が終わると、いつも通り

「風呂。」と一言。

お湯をために行く私。

旦那はテレビを見ている。

私が食事の後片付けを終える頃に、お風呂に向かう旦那。

旦那の風呂は長い。

その間だけ、私は好きなテレビ番組が見れる。

お風呂からあがると、すぐにチャンネルを変えるか、ゲームを始める旦那。

昨日どこに泊まったとか、何も聞かないのかな…

実家に泊まったと思ってるのかな?

まあ、浮気したとか疑われて怒られるよりはマシか…

そしてその日は、何も聞かれず、無事に1日が終わった。

No.206

それから…
私の「家出準備」は着々と進んだ。

まず、私の両親に、これまでのことや、離婚するつもりだということを話した。

両親は賛成もしなかったが、反対もしなかった。
自分たちでよく話し合って決めなさい、と…
両親には申し訳ない気持ちでいっぱいだったが、私の気持ちを受け入れてくれたので、少しホッとした。

旦那の両親は、私のことをあまりよく思ってなかったし、旦那が浮気してると言ったところで、残念ながら私の言うことを信用してくれる両親ではない💧「浮気の証拠はあるのか?」「あなたに原因があるんじゃないのか?」と、私が責められるのはわかっているので、離婚が決定してから言おうと思った。

No.207

新居も決まった。

職場からは少し遠くなるけど、家賃もお手頃で良い物件だった。

住宅街の中にあるアパートで、もし旦那が私を探しに来たとしても、そう簡単には見つけられないようなところにある。

家電も最低限の物だけ買った。

冷蔵庫、洗濯機、レンジ、掃除機、アイロン…

テレビは実家にあった小さいテレビをもらった💦

布団も実家からもらった。

とりあえず、いつからでも生活出来る状態にしておかないと💦

食器やフライパン、鍋など、少しずつ買い足したり、旦那にバレない程度に、家から洋服などの自分の荷物を運んだりした。

No.208

>> 198 ピンキーさん 読んで下さってありがとうございます🙇 嬉しいです (≧∇≦)❤ 同じような経験をされたのですね😣 どうせ浮気するなら、せめて… レスありがとうございましたヾ(=^▽^=)ノ サイトの使い方がよくわからなくて感想スレがどれなのかわからなくて、ここにまたレスしました。すみません(泣)これからも応援してますからね☆

No.209

>> 208 ピンキーさん
再レスありがとうございます🙇
ちなみに感想スレは、
「中途半端な私…🌱感想スレ」というタイトルです😊

No.210

仕事しながら、旦那にバレないように荷造り…

平日はなかなかはかどらず、旦那が仕事で私が休みの日にするしかなかった。

のんびり屋の私にはかなりハードに感じたが、すごく充実してるな~なんて、のんきに考えていた。

なんでだろう…

すぐに離婚できると思っていた。

簡単に考えすぎていた…

No.211

ある日…

仕事が残業になり、帰宅時間が遅くなった。

運悪く今日は土曜日で、旦那は休みの日だった。

私の都合なんて全く考えない旦那。

早く帰って晩ご飯の用意をしなきゃ、と焦って帰宅した。

ところが家に着くと…

あれ?真っ暗だ💦

ふとポストを見ると回覧板が入っている。

回覧板を取り、家に入ると旦那はいない。

出掛けてるのかな?

とにかく!回覧板は明日持って行こう。
急いでごはんの用意しなきゃ💦

今日は買い物出来なかったので、冷蔵庫の中の残りもので、チャーハンとスープとサラダを急いで作った。

No.212

すると旦那からメールが…

『遅くなる』


…💢

もっと早く連絡してよー😠

急いで作って損しちゃったな💨

回覧板も持って行けたのに…💧
でも今からじゃ遅いから…
また明日だな。

とりあえず、用意した晩ご飯を1人で食べた。

旦那は何時に帰ってくるのか分からないから、荷造りも出来ない。

明日も仕事だし、お風呂入って寝ようかな…

No.213

食事の後片付けをすませて、お風呂に入った。

湯船につかり、ボ~ッとこれからのことを考えていると、

玄関の方で音がする。

旦那が帰ってきた!

今日は早いな💧

慌ててお風呂から出た。


「おかえり…」

と旦那に声をかけた。

すると、

「何でお前回覧板持って行ってないんだよ💢」

いきなり怒鳴られた…

No.214

「これ、今朝お前が仕事に行ったあとに、隣のヤツが持って来たんだ。
何でまだウチにあるんだよ💢
さっさと持って行けばいいのに…💢」


イヤイヤ…
じゃあ自分が持って行けばいいじゃん💧
今日仕事休みだったんだしさ💧

「今日仕事休みだったんだし、回覧板ぐらい持って行ってよ。」

「は⁉
俺は基本的に持ち家でもないのに、ウチに回覧板が来ることじたい、意味が分からないんだよ💢
アパートなのに、近所付き合いなんてする必要ないんだよ!」

「私だって別に近所付き合いしたいから、回覧板まわしてるわけじゃないよ…他の人だってそうなんじゃないかな?
ただ、やっぱりこの地域に住んでる以上は、最低限のことはしておかないと…」

「💨
お前は本当に俺の意見に否定的だな💢」


💧
否定的というか…
一般常識じゃないの?

私達が住んでる地域は、アパートでも地域の組合費を払ったり、溝掃除(年1回)、回覧板などがまわってくる。


旦那はそれが気に入らないみたいだが、

「嫌だからしません。」

って、子どもじゃないんだから…💧

No.215

「そんなに近所付き合いがしたいならさ、この家から出て行ってくれよ💢」


は⁉

何で急にそうなるの?

「違う家に住んで、思う存分、好きなだけ近所付き合いしてくれよ💨」


だからさ💢

私だって好きで近所付き合いしてるんじゃないんだってば💢

近所に友達を作りたいわけじゃなくて、常識的な範囲で関わってるだけ‼

自分の意見を否定されたことが気に入らないんだろうけど、

「分かりました。
あなたの言うとおり何もしません。」

ってわけにはいかないでしょ!


はあ…

どうして分かってくれないんだろ💧

No.217

「お前にとって、俺と近所付き合いと、どっちが重要なんだ?💢」


…え?

何それ。

そんなの比べられないよ💧

「私と仕事とどっちが大事なの?」とかいうセリフは聞いたことあるけど、
…近所付き合いと比べるか?💧

くだらない😠

「あなたが重要です。」って言うべきなの?

なんか…
怒るレベルが低すぎてバカバカしいよ💧

何も答えずにいると、
「もう出ていけよ💢
出て行って自分の好きなように生きてくれたらいいよ💢」
と怒鳴る旦那…

No.218

すごく冷めている自分がいた。

私はこの人のどこが好きだったんだろう…

私が浮気したとか、貯金してたお金を勝手に全部使ったとか…

私が悪いことをして、旦那に怒られるのなら仕方ないし、反省もするけど…

近所付き合いするってだけで怒鳴って怒られる意味が私には分からないし、旦那に謝る気持ちにもなれない。

出て行けと言えば、何でも言うこと聞くと思ってるの?

自分の思い通りになると思ってるの?

バカにしないでよ💢

No.219

「じゃあ何?
私が近所付き合い続けるなら、この家から出て行けってことなの?
離婚するってこと?」

冷静に聞いた。

「お前が離婚したいならすればいいだろ💢」


ふ~ん。


「じゃあ、出て行くわ。
何でもかんでも、あなたの言うことばかり聞けないから。」

「勝手にしろ💢
そのかわり、もう帰ってくるなよ💢」

ハイハイ。


私はその日、家を出た。

No.220

最低限必要な荷物だけまとめて車に乗り、新居へ向かった。

まだ家電は届いてないけど、実家からもらった布団とテレビはある。

水曜日仕事が休みだから、とりあえず水曜日までは新居で過ごそう。

No.221

翌日は新居から出勤した。

いつも通り仕事をして、お弁当とお茶を買って帰宅した。

旦那からの連絡はない。

ほっとけば、そのうち帰ってくるだろうって思ってるんだろうな、きっと💨

実家にでも帰ってると思ってるんだろう💨

まさか新居を借りてるなんて、考えてないだろうし…

No.222

そして、それから2日後の夜…

その日携帯電話を家に忘れて出勤してしまい、仕事を終えて帰宅後すぐに携帯を開いた。

着信5件
新着メール3件

すべて旦那からだった。

メールを見てみると

『何で電話にでないんだ?
お前どこにいるんだ?』

『無視するな!
お前今何してるんだ?』

『喧嘩うってるのか?電話に出ろ!
メールも無視か?』

…💧

多分、旦那は私が実家に帰ってると思って、実家に様子見に行ったんだろう。

だけど、私の車が実家になかったもんだから、私の行方が分からなくなって1人パニックになってるみたい💧

自分が出て行けって言ったくせに💨

もう旦那に電話するのもメールするのも面倒くさくなって、携帯電話の電源を切った。

No.223

翌日の朝、携帯の電源を入れると…

旦那からメールの嵐💧

内容は

どこにいるんだ?
何してるんだ?
浮気してるのか?

そんなことばかり…

私を心配したり、言い過ぎた…と謝るような内容のものは、当然だけど一切なし。


は~⤵
朝からテンションが下がる。

でも無視し続けるわけにはいかない。

離婚の話をちゃんとしなければ…

『水曜日の夜、話をしたい。』

旦那にそうメールしておいた。

No.224

その夜…

旦那からは
『わかった。』
とメールがあっただけで、メールや電話の嵐はなかった。

きっと私から連絡があったので、安心したのだろう…

単純な人だ💧

そして水曜日がやってきた…

No.225

旦那は仕事なので、私は朝、旦那が出勤した後に自宅に行って、自分の荷物をすべて新居に運んだ。

あとは夜に旦那と離婚の話をすれば、すべて終わりだ。

きっかけが、「近所付き合いで喧嘩」というのが、ちょっと恥ずかしい。

本当に些細なことだ💧

でももうこの旦那のことで我慢したくない。

家政婦のような扱いは嫌だ。

早く離婚したかった。

No.226

夜20時

旦那とファミレスで待ち合わせした。

実は前日に、私は川ちゃんに電話して、相談していた。

家で二人きりで話し合うのはやめた方がいい、と川ちゃんからアドバイスを受けた。
冷静に話し合えなかったり、暴力の可能性もあると言われた。

最初は家で話し合えばいいか~と簡単に考えていたが、第三者を呼ぶか、場所を変えた方がいいよ、と川ちゃんに言われて、自分ののんきさに呆れてしまった💧

川ちゃんは、穏やかな口調で、「何かあってからじゃ遅いからね😊」と心配してくれた。

No.227

20時を過ぎても旦那は現れない。

いつもそうだ。

私が3分でも遅れたら怒るくせに、自分は私を何十分も平気で待たす。

もう旦那の何もかもが嫌になってきた。

私が冷静でいられない💧

場所を家でなくファミレスにしておいて本当によかった💦

川ちゃんに感謝だ💦

…そして30分後、ようやく旦那がやってきた。

No.228

「は~💨
なんだよ😒
こんな所に呼び出して…
仕事で疲れてるのに💨
話するんなら、家でいいだろ💢」

遅れたことを謝ることもなく、ブツブツ文句言いながら席につく旦那💧

私は離婚届を出し、

「記入して下さい。」
と、ペンを渡した。


「は❓❓」

旦那はビックリしている。

「何?は?離婚?
本気なのか?」

私は驚いている旦那に驚きながら、

「今更?
離婚したいから私に出て行けって言ったんでしょ?
私ももうあなたとは一緒に暮らせない…」

「なんで?
男がいるのか?」


はあ…💨

「男なんていないよ。」

「なんだよ、
そんなに近所付き合いがしたいのか?」

イヤイヤ、違うから!

「価値観があまりにも違い過ぎるから。」

「夫婦なんて他人同士なんだから、価値観違って当たり前だろ。」

…それはそうなんだけどね💧

「価値観が違い過ぎて理解出来なくなったから!」

No.229

「そこを我慢していくのが夫婦じゃないのか?
俺だってお前の考えが分からない時もあるけど、我慢してるぞ。」


…何だと💢

「一夫多妻制とか絶対に嫌だし、我慢できない!」

「それはただお前が俺の意見を否定したいだけだろ。」


も~~💢
ムカつく💢💢
何て言ったら伝わるんだよ~😭

「俺は離婚するつもりはない!」


はあ⁉

「イヤ、私はもう無理だから、離婚して!」

「自分勝手だな💢
そんなワガママ通用するか!」

まるで私が悪いような言い方をされた💢

No.230

勝手?
ワガママ?

それはお前だろ~💢

完全に頭にきたが、こんな所で喧嘩しても意味がない。


深呼吸して少し気分を落ち着かせた。

すると、気を使っていたようで、
「…ご注文は…」
と気まずそうに店員が注文を聞きに来た。

注文などすっかり忘れていた💦

慌てて、ドリンクバーを頼んだ。

No.231

「飲み物取ってくる。」
と、旦那は席を立った。


はあ~~

大きなため息が出る。

すぐに離婚できると思っていたのに…

旦那が離婚に反対するとは思わなかった💧

離婚して「麻美」と再婚でも何でもすればいいのに💨

どうして離婚に反対なのか…

世間体?

あんまり世間体を気にするようなタイプには感じないけど…

世間体を気にする人は一夫多妻制にしたいとか言わないよね多分💧

じゃあなんで?

No.232

旦那が戻って来たので、

「どうして離婚したくないの?」

と聞いた。

…旦那は黙っている。

「離婚して、再婚でも一夫多妻制でも何でも好きなようにすればいいじゃん。」

すると、

「お前がいないと一夫多妻制は意味がない。
離婚してまで一夫多妻制にしようとは思わない。
俺はお前もアイツも大事なんだ。」

と言う旦那。

「だから、私は無理だって。
もうそういうあなたの考え方にについていけないから、離婚してって言ってるの!」

「俺は離婚はしたくない。」


…同じことの繰り返しだ。

No.233

「ところで今お前どこにいるんだよ?
実家でもないみたいだし。」

…やっぱり実家に様子を見に行ったのか…

新居は知られたくないな…

「どこでもいいでしょ💨」

「男か?」

…💢

「女の友達のところに泊めてもらってたの。」

嘘ついた。

「とりあえず、今日は家に帰って来いよ。
友達も迷惑だろ。」


絶対に帰りたくない。

「お前、荷物も持って行ってるだろ💨
本当に自分勝手なヤツだな。
友達も絶対迷惑してるぞ💢」

「荷物は、実家だよ。」

また嘘ついた💧

「まあ、いいけど。
じゃあ帰ってこいよ💨
もうこの話は終わり!
じゃあな。」

え⁉

そう言うと、旦那は店から出て行ってしまった。

No.234

私は呆然としてしまった…

♪~♪~


♪~

…ハッ
携帯なってる💦

慌てて携帯を開くと川ちゃんからメールが…

『話し合い、うまくいったか?』


川ちゃん😭

『メールありがとう。
話し合い、うまくいかなかったよ😭
どうしよ💧』

川ちゃんに送信✉


…はー⤵
本当にどうしよ💧

でもここに一人でいても仕方ないから…とりあえず帰ろう。

私は店を出た。

No.235

憂うつな気分で新居に帰宅した。

川ちゃんからメールきてる。

『そうか。
明日メシでも行くか』

食事のお誘い。

なんだか今すぐにでも川ちゃんに会いたくなった。

癒し系…なおかつ、しっかり者の川ちゃん。

会ってホッとしたい。
愚痴を聞いてもらいたい。
アドバイスがもらいたい。
甘えたい…。

恋愛感情とは違うけど、今のゴチャゴチャした気持ちを誰かにぶつけたかった。

きっと川ちゃんなら受け止めてくれるんじゃないかと、勝手に思ってしまった。

再会して間もないのに、たかとや長尾くん以上になぜか信頼感があった。

No.236

翌日。

夜、川ちゃんと食事に行く約束をした。

お互い仕事だったので、仕事がだいたい何時に終わるか分かったらメールして、と言われていたので、お昼休みに川ちゃんにメールしようと思って携帯を開いた。

すると…
新着メール6件?


『お前、昨日なんで帰って来なかったんだよ💢』
『やっぱり男がいるんだろ?』
『今日は帰ってこいよ💢』等々…


旦那から怒りメールの嵐💧

旦那からのメールは無視して、川ちゃんにメールした。

出て行けって言ったり、帰ってこいって言ったり、勝手な人だ。

私は旦那の奴隷ではない。

自分の思い通りに私が行動すると思ったら大間違いだよ💨

No.237

川ちゃんと居酒屋で待ち合わせした。

ここの居酒屋は全部の席が個室のようなカタチになっていて、他のお客さんの顔はほとんど見えないし、話もそれほど聞こえない。

カップルにはピッタリのオシャレな居酒屋だ😁

席につき、飲み物といくつか料理を注文した。

旦那以外の男性と、二人きりで食事するのは、なんだか緊張する💦

恥ずかしくて川ちゃんの顔もまともに見れず、もう注文したのにメニュー表を見てごまかしていた💧

No.238

飲み物がきたので、乾杯して一口飲んだ。

今日は川ちゃんが家まで送ってくれるというので、私はお酒、川ちゃんはウーロン茶を注文した。

「ごめんね💦私だけ飲んじゃって。
でも今日は飲みたい気分だから甘えちゃうよ😁」

「おお!
昨日頑張って話したんだから、今日は川ちゃんからのご褒美だよ(笑)」

「ありがと😁
あのね、昨日さ…旦那に離婚反対されちゃったんだよね💧」

私は早速、昨日の話し合いのことを川ちゃんに報告した。

No.239

川ちゃんは最後まで話(愚痴)を聞いてくれた。

「これからどうしよ…」

全部話し終えたら、大きなため息が出てしまった。

「浮気の証拠探しをしよう!」

川ちゃんからの提案。

「証拠探し?」

「そう。
ただ離婚したいと言っても、理由があいまいで、向こうの両親に話したとしても、なんだかこっちが悪いようにもとれる。」

「…」

「どんな理由があっても、浮気はいけないこと。
旦那に原因があるから離婚したいという証拠。」

証拠探しか…

旦那の両親に言ったとしても、「あなたに原因があるから、和真(旦那)が浮気してしまったんでしょ。」とか言われそうだけど…

でも離婚は成立しそうだな…

No.240

「でも、探偵とかに頼むと、すごいお金がかかるんでしょ?」

「そうだな~。
旦那の浮気相手について、何か知ってることってある?」

知ってること。

「麻美」って名前と…
写メもある。

スナックで働いてて…
バツイチ、34才
誕生日は5月11日…

5月11日!

もうすぐだ!

「誕生日が5月11日なの。
誕生日ってお店でイベントしたりするよね?
旦那…お店に行くかもしれない。」

「じゃあ、その日に探偵に頼めば確実かな!
でもお金かかるしな…
ヨシ!
俺が証拠つかんでやるよ!」

「え⁉
いいの?」

No.241

「まあ、つかんでやる…と言っても本人が浮気を認めてるからね💧
でも写真1枚でもあれば、証拠にはなるから😁」

「ありがと…
ごめんね⤵
迷惑かけて…」

「はは、
謝るなよ💦
失敗するかもしれないし(笑)」

本当に川ちゃんには感謝だ💦

No.242

5月11日まであと1週間ほどだった。

私はとりあえず家に帰ることにした。

変に怒らせて浮気の証拠が取れなくなったら困る。

旦那になるべく普段通りの生活をさせようと思ったのだ。

家に帰ると、旦那は何事もなかったように接してきた。

たまった洗濯物…
キッチンはコンビニのお弁当箱やペットボトルなど、ゴミだらけ。

これを片付けに帰ってきて欲しかったに違いない。

腹立たしく思いながら、仕方なくそれらを片付けた…

No.243

相変わらず家事を全く手伝わない旦那…

やっぱりこの人はずっと変わらないんだな…

なんだか悲しくなった。

自分でも気付かない間に、自分の誕生日が過ぎていた。

由希からメールがあったし、美容院からはお誕生日の割引券が届いた。

毎年だけど…
旦那は何もしてくれなかった。
おめでとうの一言もなかった。

私は洗濯したり片付けをしたり…家事をする為だけに必要な存在でしかない。

No.244

もう離婚することに迷いや不安はなかった。

早く離婚したい。

5月11日、うまくいきますように…と毎日祈った。

No.245

そして5月11日がきた…

川ちゃんはたまたま仕事が休みの日で、ラッキーだった。

旦那の会社の出入り口の向かいにコンビニがあるので、とりあえずそこで待ち伏せすることにした。

川ちゃんに旦那の車の車種とナンバーを教えて、「麻美」の写メも川ちゃんの携帯に送っておいた。

今日はなんと、たかとも探偵を手伝ってくれるのだ。

川ちゃんとたかとは面識はないが、1人では心細いかと思い、たかとに頼んだら快く引き受けてくれたのだ。

たかとは仕事なので、仕事が終わり次第かけつけることになっている。

No.246

私はいつも通り、家で旦那の帰りを待っていた。

仕事を終えて帰宅し、晩ご飯の準備をしたところで、旦那からメールが…

『今日遅くなる』

…だから!
いつも連絡してくるのが遅いって💨

まあ、今日は遅くなると予想してたけど💨

それでもなんだか腹が立つ💨

ソファーに座り時計を見る…

20時過ぎか…

落ち着かない💧

今日旦那は「麻美」と会うのかな…

尾行してるのバレないかな?

うまくいきますように…

祈るしかなかった🙏

No.247

『無事合流。』

20時半頃、たかとからメールがあった。

川ちゃんと無事に合流できたんだな…

よかった。


でもそれっきり、二人から連絡はなく…

私は眠れずに朝を迎えた…

No.248

朝6時…

旦那は帰ってこなかった。

川ちゃん達…
大丈夫だったかな…

すると携帯が鳴った。

急いで電話に出る。

たかとだ!

「もしもし!」

「あ、もしもし~。
昨日連絡出来なくてゴメン。
夜遅くなって、帰ったらすぐ寝ちゃってさ💦
もう連絡あったかもしれないけど、証拠写真撮れたからな😊」

「ありがとう‼」

「じゃあ俺これから仕事だから、またな✋」

「うん、本当にありがとう!」

ホッとして電話をきった。

『昨日はありがとう🙇
今、たかとから証拠写真撮れたよって連絡がありました。
川ちゃんも今日仕事だよね?
迷惑かけてごめんね。』

川ちゃんにメールを送って、私も出勤した。

No.249

お昼に川ちゃんからメールがきた✉

たかとの電話と同じような内容で、近いうちに写真を渡したいから会おう、と言われた。

明後日の夜、この前の居酒屋で会う約束をした。

いったいどんな写真が撮れたのか…

ドキドキした💧

No.250

その日、私は仕事が早番だったので、夕方には仕事が終わり、仕事帰りに近くのショッピングモールへ買い物に行った。

川ちゃんとたかとに探偵のお礼の品物を買うためだ。

一応お礼にお金も用意していたが、きっと受け取らないだろうな…と思ったので何か品物を渡そうと思った。

何がいいかな…

これから暑くなるし、Tシャツとかにしようかな…

そう思いながら、ふと前を見ると、



…⁉

嘘😲

旦那と「麻美」が、手をつないで歩いている😱

慌てて隠れるように近くの店に入った。

なに?

今日休みなの?

私はこっそり二人の後をつけた。

運良くかばんの中にデジカメも入っている。

二人共私には気付いてない。

私も証拠おさえてやるぞ!

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