エレベーター

レス154 HIT数 90579 あ+ あ-

No.666( ♂ DdUN )
11/10/06 00:06(更新日時)

グダグダになるかもしれませんが読んでいただけたら幸いです😥

No.1426248 10/09/21 23:22(スレ作成日時)

新しいレスの受付は終了しました

投稿順
新着順
主のみ
付箋

No.151 11/10/04 07:19
No.666 ( ♂ DdUN )

代美の姿が遠ざかり、気配を感じられなくなると老婆はうつむき、乾いた地面を見つめた

しばらくすると白衣を着た女性が老婆に歩み寄り、声をかけた

「移動の準備は整っております」
女性は言った

「結衣か…」

「恨みはないのですか?」
結衣は老婆に訊いた

「代美は自らの夢から具現化した蟲に魂を喰われ殺人を犯したまでのこと…まだ希望はある。茜は完全に死んではいないしの」

No.152 11/10/05 18:56
No.666 ( ♂ DdUN )

代美の姿が見えなくなった後、結衣は代美の残像を眺めるようにして一点を見つめ続けた

「もしも茜が生きていたら、蘇ることができるのら…人々に寄生し、拡散した蟲に対抗できるかもしれませんね…」

結衣の言葉に老婆は無言のまま否定も肯定もしなかった

「この世界は憎しみや怒りが無くなることは無い。不運な人間は寄生されたことすら自覚できんだろう…」

老婆は小さなため息をつくと結衣の腕に掴まった
「最後の役目は終わったが、もう一仕事残っておる…おぬしに案内してもらわねばならん…蟲の進入口となり続けているエレベーターに」

結衣はしばらく考えた後に言った
「お身体のことが心配です」

老婆は首を横に振った
「わしの命の期限など早まったところで大差はない…時間稼ぎじゃよ」

結衣は過去に茜を廃ホテルに連れていったこと、そして茜の母である老婆をまたあの場所へ連れていくことに宿命のようなものを感じ、小さく頷いた

また穏やかに人々が暮らせる
未来を祈って

     ―完―

No.153 11/10/05 21:44
えω ( yeDsnb )

主さん、お久しぶりです😌えωです。覚えてもらえてるかな😅
完結を迎えましたね✨ よく頑張ってくださいました😌ありがとうございました。
昨年末より、ライブの練習等で主さんが忙しくなり始めてからも…諦めずに待って、読みつづけてよかったです😌

予想外の展開と…ラストは哀しい様なあったかい様な…とにかくよかったです。
次をまた楽しみにしてます。同じハンドルネームでお願いシマス😉
お疲れ様でした✨

No.154 11/10/06 00:06
No.666 ( ♂ DdUN )

>> 153 えωさんお久しぶりです☺初期の頃から最後まで待っていてくれたんですね…感謝で胸が熱くなります😢空白期間が長くなってしまったので申し訳ない気持ちです⤵

次回はあらかた下書きをためてからミクルに載せる方法にしようと思ってます
ヘッポコ作者ですが見かけたらまた読んでもらえると嬉しいです😃

本当にありがとうございました🙏

投稿順
新着順
主のみ
付箋

新しいレスの受付は終了しました

お知らせ

6/10 カテゴリの統合(6月20日、26日実施)

小説・エッセイ掲示板のスレ一覧

ウェブ小説家デビューをしてみませんか? 私小説やエッセイから、本格派の小説など、自分の作品をミクルで公開してみよう。※時に未完で終わってしまうことはありますが、読者のためにも、できる限り完結させるようにしましょう。

  • レス新
  • 人気
  • スレ新
  • レス少
新しくスレを作成する

サブ掲示板

注目の話題

カテゴリ一覧