高校生がママになる

＊はじめに＊


このお話は私の体験した実話です。


話の展開は、ちょっと不幸な境遇→彼と出会う→幸せになる…という感じなので、序章では暗めの話が多くなるかもしれません。


タイトル通りの内容になるのはもう少し先になります。


ダラダラと暗い話を書いていてもつまらないので、序章はサクッと書いていこうと思います。


拙い文章ではありますが、伝わりやすく書けるよう努めます。


最後に…


このお話を読んで下さった皆様に幸せが訪れますように..*゜

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由緒正しい家柄。
有り余るお金。
有名私立小学校入学。



私の人生、順風満帆だった。



・・・10歳までは。

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「ママとパパは離婚することになりました。」


夕食の席での突然の知らせ。


でも、全然驚かなかった。


『ああ、やっぱりな…。』


ただ、それだけしか感じなかった。


それほどまでに、心が固く冷たくなっていたんだと思う。


だけど想像してなかった。

あんなにひどい生活が待ってるなんて・・。

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お嬢様育ちの保育士で、おっとりとした人柄の母と、ボンボン育ちで甘やかされて育ち、高校も中退した粗暴な父。


こんな正反対な２人が合うわけもなく、私が小学３年生になる頃から毎日ケンカばかりしていた。

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そんな私のより所は、３歳年上の姉と２歳年下の妹だった。


幼い頃から両親が不仲だったせいだろうか。
私達３姉妹は昔から仲が良く、助け合って生きてきた。


姉や妹がいなければ、今、私はこの世にいなかったかもしれない。


姉と妹には感謝してもしきれない。

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父はワガママでヒステリックな人だったので、少しでも気に入らないことがあると、誰彼かまわず怒鳴りつけた。


機嫌が悪いときには、普通にドアを開閉しただけで
「うるせぇ!!静かにしろっ！」と怒鳴られたり、

母の焼いた魚が少しぬるかっただけで
「こんなメシが食えるかっ！」
と怒鳴って母に魚を投げつけたりしていた。



そんな父の姿は、幼心にも幼稚で低脳に思えた。

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パパは嫌い。怖い。


そんな思いは、大きくなるにつれてどんどん強くなり、次第に


男の人は怖い。嫌い。


という、トラウマのようなものになってしまった。

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父に近寄るのは怖かったし、母は明るく朗らかで楽しい人だったので自然と母にくっついているようになった。



しかし、両親のケンカがエスカレートしてくると、あまりの母の豹変ぶりに恐怖を覚えた。

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こんばんは(^-^)
続き､お願いします｡

少しでも幸せになりたい…

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