ヤリマン奮闘期🍌
過去は過去💡大事なのは今です❗
自他共に認めるヤリマン時代を遡って記載していこうと思います😌
ヤリマン・援交・セ○レ等に嫌悪感を抱く方はスルーして下さい
お願いしますm(__)m
マメに更新しますが、長い目で見ていただけると助かります😆💦
それでは、どーぞ👍✨
新しいレスの受付は終了しました
王様の命令も、最初はカワイイ物だったが回数を重ねていくとヒートアップした
何人と舌を絡め、何人に生でおっぱいを揉まれた事か…
口移しでお酒を飲ませたり、噛んだポテトを口移しで食べさせたりもした
皆が狂ってた。私が一番
狂ってた。
宅飲みで野球拳大会になり、パンツ一枚に手ブラで勘弁してもらった事もある。回りには全裸の男が3人と観客の男2人
犯されても分からないくらい飲まされていた
男が2、3人しかいなかったら、マワされていたかもしれない
とうとう、一線を越えてしまう出来事が起こる。
その日の飲み会は、新参者がいて盛り上がりにかけた
次は家で飲もうと、一人暮らしのトオルが言い出した。私は買い出しを頼まれ、コンビニでツマミやら酒を買ってトオルの家に行くと誰もいなかった。
その内来るからと上がらされ、2人で酒を飲み始める
一向に誰も来ない。トオルは電話を掛ける仕草をするがわざとらしく「出ないな~寝ちゃったのかな」と
帰ろうとすると、もう少し、もう少しと引き留める。正直、トオルは生理的に受け付けない。
痩せた白ブタ、柴田を思い出させる。
あらゆる手を使って引き留めるが、私のテンションは上がらない。でも帰らしてくれない
その内に、「お願いだから一回やらせて」と言い出した。
「同棲してる彼氏がいるし、この仕事を続けたいから無理」と断わる
トオルも引かない。
うんざりして、
「添い寝だけなら」
と申し出る。眠ったら帰ろうと思った
トオルは喜んだ
私の手を引きベッドルームへ誘う
布団に入ると、いきなり
身体を愛撫しだした
「話が違う」と抵抗するも「一緒に寝てくれるって言ったじゃん」と聴かない
新ちゃんとトオルは違った
新ちゃんに触れてもらってない身体はすぐ反応してしまう
「リリアの身体、準備OKなんですけど~」
トオルがニヤニヤ笑う
身体が火照るなんて、3ヶ月以上ぶり
そのままトオルを受け入れた。
トオルはテクニシャンだった。挿入しながらクリを
愛撫したり、挿入の強弱が読めなかったり刺激が多いセックスだった
何より、言葉攻めがスゴく「リリア、可愛い。なんでこんなに可愛いんだ」
「こんなに乱れるなんて」「すごい、すごい締まる。こんな名器に出会ったことない」等々…
ずっと褒めちぎる。
その度に身体は反応していた。寂しかった心に、癒しの言葉が嬉しかったのかもしれない
不思議と、新ちゃんに対する罪悪感はなかった
抱かないあなたが悪いと、責任転嫁していた。
それから、トオルから呼ばれるとノコノコ出向いて
セックスをした
やってる最中に、新ちゃんから電話があった。
トオルの上に股がりながら、もう少ししたら仕事終わると電話を切った
「悪い女だ」
下から激しく突かれた
思わず、声が洩れた
遊びが忙しくなってきたので、スタンドのバイトを辞めた
週3のペースでトオルの家に通った。トオルは一度も彼氏と別れて、付き合ってとは言わなかった。
私にとってトオルは、性欲処理でしかなかったから、付き合う気はない
一ヶ月ほどセ○レの関係を続けた頃、トオルが、今まで逝ったことあるか聞いてきた。
2回怪しいのがあると答えた。シャワーオナとジョグZの振動だ
セックスではまだ無い
その日から、トオルは私を逝かせようと躍起になった
雨の日曜日、初めてホテルに呼び出された。
散々愛撫され、恥ずかしい格好させられ、エロビデオ見せられたりした。
さすがにちょっと引いてきた頃、大人のおもちゃを
取り出した。
大きく反り返った紫色のバイブだ
一気に渇いたのが分かったが、私の両手足はベッドに縛られている
それでもトオルはそのバイブを挿入してきた
痛みが走る
嫌だと叫び、抵抗を試みるもプレイと勘違いしたのかドンドン挿入していく
電源を入れモーター音が聞こえてバイブが動いてるのを見て満足したのか、私の顔を覗き込む
トオルは「えっ」と驚いて、慌ててバイブを引き抜いた
私は痛みで涙が止まらなかったのだ
手足の拘束を解いて、
「ごめんね、ごめんね」
と言いながら覆い被さり、痛み残る所に自分のを挿入してきた
私の涙を舐めながら、腰を振ってた
私は一体何をしてきたのだろう。そこでやっと目が覚めた。
服を整え、トオルに別れを告げる
「もう無理。あなたとHしない」と
帰り道、股がヒリヒリ痛んだ。もうセックス出来なくなってたらどうしようと真剣に悩んだ。罰が当たった
新ちゃんにゴメンナサイと思った。
数日後、新ちゃんは必要最低限の荷物を持って黙って出て行った。
思い当たる事が多すぎて、どれを謝ればいいか分からない。
不思議と涙が出た。
ここ数週間は会話らしい
会話をしていない
でも、付き合う前の野良猫状態の新ちゃんを思い出しては泣いた
食べ終わって食器を台所に下げてた後ろ姿や、添い寝してくれた新ちゃんがもういない
どこから壊れ始めたのだろう。たくさん新ちゃんを傷つけてしまった
しばらく涙は止まらなかった。居なくなってやっと
新ちゃんの存在の大きさを知る
新ちゃんが戻ることはなかった
彼氏と別れたことは、すぐ社内で広まった
トオルとの事も殆んどバレていた
でもトオルとの終わった原因を知ってる人は皆無だった
プライドの高いトオルが
黙秘したのだろう。私も敢えて自分の汚点を披露しなかった
一昔前みたいに、若者達が慰安飲み会を開いてくれた。そこにトオルは呼ばれなかった。
私も弾けはしなかったが、飲み会はそこそこ盛り上がった。
彼氏とトオルと別れたばかりの私に、みんなが優しかった。隙あらばと見え見えだったけど、気付かないふりして参加した。
電気の消えた家に帰るのは辛かった。物音1つに怯えた。すぐ布団にくるまって寝た。
久しぶりに手土産持参で、ミムさんが遊びに来た。
お土産は有名店のプリンだった
新ちゃんは仕事を頑張っていて、正式に採用された。給料も10万上がり、走り屋を引退したと。
全然知らなかった。
新ちゃんに、素敵な出会いがありますようにと祈った
ミムさんが
「リリアは変わった」と言った。私は15才からあまり変化してないと思っていたから、不思議だった。
どう変わったのか聞くと、「弱々しい」と言われた。「強がってるのがバレバレで脆いぞ」と
ギクッと思った。
私は男の人に依存してないと、自分を保てない事は
自覚していた。
今も寂しくてしょうがない
何でこんな風になっちゃったのだろう。1人で生きていけない、身体の成熟した赤ちゃんだった
ミムさんにもそこをつけ込まれた。
いい子いい子されていたら涙が出てきて、そのまま
押し倒された。抵抗する
理由もなく抱かれた。
暗闇で息使いと擦れる音が響く。一人じゃないと安心する自分がいた。
「サトシの言う通りだ」とミムさんが呟く。
そのあとすぐ果てた
サトシが何を言っていたのか興味がなかった
このままじゃ、この部屋がやり部屋になると危惧し
翌日解約しに不動産屋に行った
私は実家に出戻った。
母は、「嫁に行ったわけではないんだから、出戻るなんて遣わない」とたしなめた。
でも逃げ帰ってきた私は、出戻りだった。
職場が遠くなったこともあり、飲み会を断わる口実が出来た
お酒もセーブして飲むようになった。家に帰ると、父も母も時折姉もいて寂しくなかった
20才の秋頃だったと思う
飲み会が決まったメンバーになってきた。
男4人と私。その男性達はみんな彼女や妻子持ちだった。
しっかりした人達で、安心して飲めた。大人だった。
無茶して飲ませる人達に
飲みに誘われても、その
4人のうち誰かがいれば
参加した。そして、その人の隣に座るようにして身を守った
遠距離恋愛中だった4才上の中野さんの隣に座ることが多かった。中野さんは、全然私に興味を示さなかったのが、好都合だった
その内、中野さんいるからおいでよと誘われるようになり、中野さんいるならと参加するようになった
中野さんとトオルは同い年で、親友だった。トオル
から私の事を色々聞いていて、引いてたのかもしれないけど、嫌な顔しないで
隣に座らせてくれた
中野さんは典型的なイイ人だった
中野さんから飲みに誘われた。教えられた居酒屋に
行くと、トオルと中野さんが2人で飲んでた。
中野さんに謝られた
「トオルが謝りたいって言うんだ」と
トオルとは社内では普通に接していたが、目は合わせないようにしていた
避けていた
カウンターで中野さんを
挟んで3人で飲んだ。楽しくなかった。
トオルには、全然気にしてないと伝えた。トオルは、ホッとしていた
中野さんは悪酔いしてた。気を使いながら飲んで、
消化不良だったんだろう
途中まで同じ方向だったので、私がタクシーで送っていった
トオルは何か言いたげだったけど、無視して中野さんと帰った
中野さんはタクシーの中でずっと謝っていた。みっともない姿をゴメンと
呂律は廻ってなかった
アパートに付いても、階段をのぼって行かない。
ヤレヤレと思った。日頃
中野さんにはお世話になってる。置いてきぼりには
出来なかった
料金を払って、タクシーを帰した。
さすがに60キロある男性を抱えて階段は上がれない
自販機で水を買ってきて
飲ませる
「あれ?トオルは?」
とんちんかんな事を言う
アパートの階段でしばらく2人で座ってると、トオルが自転車でやってきた
心配で見に来たのか、やってる所に乱入しようとしたのか、真意はわからない
トオルが中野さんを抱えて階段を上がってくれた。
鍵を開け中に入り、電気を点けると、部屋は片付いていた。
中野さんらしいシンプルな部屋だった。
トオルは中野さんを乱暴にベッドに下ろす
「リリア、送っていくよ」トオルとは2人っきりに
なりたくなかった。
「中野さんの様子をもう少し見てから、タクシーで帰る」トオルはしつこく言ってこなかった
トオルが帰ったあと、中野さんも酔いが覚めてきた
「みっともない姿を…」と繰り返し謝った。そのまま帰ろうとすると、
「こんな時間に女の子1人で帰るのは危ない。リリアが嫌じゃなかったら泊まっていきなさい」
とベッドを空けてくれた。
中野さんは毛布にくるまりソファーに寝そべった。
好意に甘えてベッドに入った。見たことない彼女さんにゴメンナサイと思いながら
中野さんがベッドに入ってくることは無かった
翌朝、一緒に通勤したので皆に冷やかされた
中野さんは、きっぱりと
「泊めたけどやってない」と断言してた
皆はちゃんと信じた
中野さんの人望だ
遠くでトオルはホッとした顔をしていた
気が緩んでたのかもしれない。
いつものメンバーに誘われて忘年会に参加した
中野さんはデートで不参加だった
1人が彼女と別れての慰め会も兼ねていた。そろそろ結婚かと言われていたイケメンさんだ。
原因はどうやら彼女の浮気、経験者は胸が痛かった
二次会は、彼女が出て行ってしまったイケメンさんの家で飲んだ
テレビやテーブルも持っていかれてしまい、広々とした寒々とした部屋だった
冬に別れると淋しさ倍増だなと学習した
最初テンション高く慰めながら飲んでいたが、最後は4人でしんみり飲んだ
別れの寂しさが伝染した
朝方まで飲んだ。出勤時間になり慌てて会社へ
私が早出当番で残りは休みだった。
イケメンが責任感じて送ってくれた
事務所の鍵を開けて、タイムカードを押すとギリギリセーフ
ホッとして振り返ると、
真後ろにイケメンが立っていた
おもむろに抱き締められ、そしてキスをされた。
お互い酒臭い。お酒のせいにしてあげようと、拒まなかった
別れてのすぐの寂しさは、痛いほどわかる。
イケメンは背が高くて、
ガタイもいい。上から抱えられるマッキーのキスを思い出させた
相手の気が済むまで、キスを受け入れた。私好みの上手なキスだった
薄い唇のキスは、鳥に突っつかれているようで好きじゃない。だから、トオルみたいに唇の薄い人には惚れない。
イケメンは肉厚のある唇をしていて、優しいキスだった。
唇が離れ、見つめあった後事務所を出た。会話はなかった
軽トラの停めてある倉庫に行き伝票を探していると、イケメンが追い掛けてきた
また抱き締められた
二回目のキスをされていると、外が騒がしくなってきた。他の人が出勤してきたのだ。イケメンはなかなか離してくれない
「誰か来ちゃうよ」
ハッとして彼は離れて倉庫を出ていった。
酔った勢いのキスだと割り切り、仕事に行った。
それからは、普通に接している。キスは2人だけの
秘密として
でもそのキスは生涯忘れられないでいる。時折、その続きを想像してしまう
それくらい相性のいいキスだった
3月になると運送屋は忙しくなる
引っ越しの季節だから
普段6t、10t車で物流の仕事をしてる人達も2t、4t車に乗り換えて引っ越しに駆り出される
特に春休みになってからと希望する家族が多く、20日以降はてんやわんや。
家賃の関係で、どうしても月末に引っ越す人も多く、最後の3日は戦争状態
4月に入るとバタッと件数が減り落ち着く
女性も例外なく駆り出され、食器梱包したり台車押したりして男性のサポートをする
普段1人で配送しているので、大勢で仕事するのは
新鮮だった
その年は運悪く、3月29日が土曜日で最悪の3日間となった。
積んで移動して卸すまでを一回戦とすると、1チーム3人で三回戦組まれていた。
1チーム6人だと二回戦、但しトラック二台分の荷物量である
普通は一回戦を一日で行う
当然人手は足りない
派遣や高校生バイトで賄う
三回戦目に組まれたお客さんは、夜逃げのような引越になる。それでもいいからと月末を希望される。
社員はクタクタだった
社員1人にバイト2人で
1チームになると社員が全ての運転までしないとならない
そうして30チーム作り、三日間を何とか乗り越える
普段バカやってる社員達がみんな格好よく見える
チームワークの良さに、胸があつくなる
冷蔵庫を階段で下ろしたり、段ボール3つ重ねて運んでる姿は男らしさを感じる
移動中のトラックの中で、「今日の客の娘、巨乳だったな」とか「奥さん黒い下着透け透け」とかで盛り上がっているのを聞いてるのも楽しかった
運送屋は大変な仕事だ
怒っている客に中野さんが謝っているのを偶然見た。段ボールが1つ紛失したと言う
おまかせパックは梱包から開梱までスタッフが行うが、一般的な引越はお客さん自ら梱包して開梱する
素人のお客さんは、梱包の時に何を入れたのか箱に記入するのを忘れる
段ボールは20個から多いと60個を越える
お袋の遺影が見つからないと怒っていた。
そんな大切なもの、自分で運べと言いたい。実際、開いてない段ボールもまだ
たくさん残ってた
中野さんは次のお客さんが押していた
私が1人残って探す事にした。お客さんも納得してくれて、中野さんは
「この借りはいつか返す」と次の現場に急いだ
各部屋に無記名の段ボールが山積みに
畳部屋に仏壇があって、
そこの段ボールは開封されていた
食器の段ボールだったり、子供服の段ボールだったりとめちゃくちゃだった
どこの部屋に置く段ボールかぐらい、書いておいて
欲しかった。中野さんも
困って取り敢えず置ける所に置いていったのだろう
奥さんはいい人だった。
「あの人マザコンでね~引越したらすぐ母親にこの眺めを見せてやるって(笑)」確かに14階の眺めは絶景だった
そんな母親の遺影を段ボールに入れて業者に運ばせるな
奥さんと旦那さんと一緒に開梱していく。私1人いなくても、中野さんは困らない。時間気にせず、おしゃべりしながら開けていった
それはダイニングのL箱の中から賞状なんかと一緒に出てきた。旦那さんの機嫌も治り、最後は中野さんに謝ってくれと言っていた。
慣れない引越は思っている以上に疲れるし、ストレスになる。
中野さんの役に立てて良かった。
一階のエントランスを見ると見慣れたトラックが二台いた。
降りて行くと、2台口、二回戦目のイケメンとトオルだった。
エレベーター係りを手伝い、ホールから10階のお客さんの家の前まで台車押しをする。
途中、中野さんに電話してイケメンに乗っけてもらって帰ると連絡した
引越終わったのが、23時。繁忙期にしてはまずまず。中野さんは三回戦目を降ろしてる最中だった
場所が離れているので、応援には行かず直帰になった。
迷わずイケメンのトラックに乗せてもらう
トオルの方には乗りたくなかった
現地バイトはその場で解散。他に年配の社員さんが2人いた。
一人ずつ別れてトラックに乗り込んだが、イケメンが「吉さんごめん、トオルの方に乗ってくれる?」と
願い出た。
吉さんもイケメンより、
同い年のナベさんの方が気が合うから喜んでトオルのトラックへ移動した
トオルは怒ってるだろうな
イケメンとツーショットになる機会なんてなかったから、新鮮。
全然緊張もしなかった。
秘密のキスをしたのは、
もう3ヶ月前だ
道中なぜか私の人生相談になった。男を見る目の無さについて。
イケメンだって私と3つしか違わないし、女を見る目があるのか怪しいもんだ
「リリアはさ、極度の寂しがり屋なんだろうね。
寂しい思いをさせない男を探さないと」
難しいなぁ~
秘密のキスについては、
お互い触れなかった。あれは酔っ払った勢いなのだから
4月に入り落ち着いた頃、中野さんから飲みに誘われた
「この前の借りを返すよ。何でも奢るよ」予定をあわせると、偶然私の21回目の誕生日だった
勿論、中野さんはその事を知らない
運悪く、中野さんの仕事が押してしまい飲み屋に着いたのは21時回っていた。
初めて中野さんと2人で飲む。遠距離の彼女の話や、イケメンの別れ話、吉さん&ナベさんの武勇伝
話題は尽きなかった
そろそろ行こうかとなり、レジに向かうと、
「トイレ行ってくるから払っといて」と財布を渡された。
アレッと思った。
私随分と信頼されてるじゃん
何となく、財布を開けたくなかったので、そこは自分の財布から支払い、戻ってきた中野さんに財布を返して
「ゴチソウサマ」とお礼を言った
真っ直ぐ実家まで送ってもらいそのまま別れた
最後まで、中野さんは私が誕生日だと知らなかった
翌週、突然イケメンから呼び出された
「中野さんと飲んでるから、ツマミ買ってうちに持って来い」と
暇だったので、言われた通りカキPやポテトチップスとジンロを買って行った
呼び出した本人は、ベッドで寝ていた。
中野さんは笑っていた。
中野さんと乾杯して、自分で買ってきたお酒を飲んだ
イケメンに彼女が出来たらしい。良く行く飲み屋の
バイトの子だ。私も知ってる。いつの間に(笑)
彼女のバイト終わりに、
2対2でボーリングに行く事になっていた。初耳。
人数合わせで呼ばれたらしい。
でもそのダブルデートは、楽しかった。イケメンと彼女は喧嘩しながらイチャイチャしてた。
彼女は見た目超ー派手だけど、とてもいい子だった。
素直に良かったじゃんと
思えた。イケメンに惚れてるのかなと思った事もあったけど、そうじゃなかった。私も大人になった。
ボーリングは私と中野さんの圧勝だった。3ゲーム
やったけど、ストレート
勝ちだった
イケメンは彼女と、私は
中野さんに送ってもらった
何気なく、
「中野さん、明日はデート?」と聞いてみた
遠距離の彼女とは五年目だと言ってた
「その予定だけど、連絡してないし、連絡こない」
とクールに笑ってた。もう時刻は12時回ってる
「そんなことより、この前誕生日だったんでしょ。
しかも支払いまでして」と怒られた
「言ってくれれば良かったのに」
今まで、誕生日だと打ち明けて辛い思いをしてきた
保身を考えて、敢えて言わなかった
「プレゼント、何がいい?」と聞いてくれた。
冗談で、
「ハグ」と言ってみた
単純に、中野さんの困った顔が見たかった
でも中野さんは私の身体を運転席に引き寄せ、抱き締めてくれた
驚いて顔を上げると、中野さんは真っ直ぐ前を見て
固い表情だった
困らせたと思い離れようとすると強い力で抱き締められた
中野さんの事が好きだと
気付いた。何時からとか、何処がとか分からない
でも、中野さんがいると
安心したし、中野さんに
迷惑をかけたくなかった
どうして私はこんなに涙脆いんだろう。すぐ涙が出る。
家の前まで着いていたが、中野さんは車を走らせた。人気がない所に車を停めて、もう一度抱き締められた
「泣きたいなら、泣きな」なんの涙なのか、分からなかった。大好きな中野さんに抱かれてるのに
突然中野さんにキスされた。慰めてくれるつもりなのか、理由がわからない。
胸を揉まれた。嫌だった。
「もう遊ばれるのは嫌」
中野さんから離れて、車を降りて走って帰った
イケメンに泣きながら電話した
「中野さんが好きかも」って。笑われた
「見てればバレバレ」って
教えてくれればいいのに。高校生の時のマリとテツの顔が浮かんだ。彼らは私から見てバレバレだった
その時、私は1人で冷めていた。
21歳になって戸惑う。
中野さんは彼女持ちだ
でもこの気持ちは押さえられない。どうしていいか
わからなかった
イケメンは「俺知らない」と電話を切った
仕事辞めようと思った
このまま働くのは辛い
週明け、中野さんからメールが来た。
電話番号とアドレスかえたからと。中野さんからの
メールがこんなに嬉しいなんて
会いたいと思うようになっていた。
今までなかったのに
5月の給料日に、今度こそ奢らせてと中野さんから誘われた。
悩んだけど会いたい方が勝った。
いつもよりお洒落して出掛けた。完全に恋していた
いつもの居酒屋で、いつものように盛り上がる。
中野さんの声が好き、仕草が好き、再確認する
今夜はご馳走になった
いつものように家まで送ってもらった
最後にキスされた
車を降りようとすると、
「彼女と別れたよ」と
慌てて振り向く
中野さんは笑ってた
「イケメンに怒られた(笑)リリアの事、どう思ってんですか?ハッキリさせて下さいよ」って
「あいつ、リリアの事が好きだったんだな」
イケメンはいい奴だ
いつも私の心配をしてくれてたのだ
「俺と付き合って下さい」頭の中がぐちゃぐちゃだった
中野さんは私が王様ゲームで弾けてた事も、野球拳でほぼ全裸になってた事も、同棲中にセ○レ作っていたことも、全部知ってる
それ以前の行いもある
パニックになった
「俺じゃ駄目?」
駄目じゃない、中野さんがいい。でも、私じゃ駄目だ、こんな私じゃ…
「トオルとの事もあるし」「俺じゃ駄目?」
「駄目じゃない」
抱き締められた
「良かった。イケメンに報告できる(笑)」
Uターンして中野さんの
家に行った
今度は一緒のベッドに寝た
中野さんは暖かかった、
優しかった、そして
激しかった
目覚めると、隣に中野さんがいた。中野さんは起きていて目があった
「おはよ」
「おはようございます」
恥ずかしい
「もう浮気させないよ」
「はい…」
全裸で抱き合った。中野さんの肌はすべすべだった
二の腕の筋肉はもりもりで身体は細かった
中野さんは着痩せする
全裸の中野さんは筋肉質だ
セクシーだった
初めて男の人の身体を見てムラムラした
私の身体がすごい反応した。中野さんは悦んだ
私の希望で、付き合い始めた事は会社に内緒にしてもらった。中野さんの評判が悪くなるのが嫌だった
飲みのメンバーには祝福
してもらった。イケメンに「もうよそ見するなよ」
と耳元で囁かれた
座り慣れた中野さんの隣は、私の指定席になった
中野さんは、デレデレしてた。それがまた嬉しかった
妻子持ちの水田さんが
「じゃあここは中野の奢りで」回りから拍手と歓声が起こる
「マジッスか?普通逆じゃないですか?」
「リリア独り占めしてんだから当然だろー」
「今日だけっすからね」
支払いは1万8千円だった
中野さんの家で、半同棲が始まった
同棲する前に、うちの親に今付き合ってる人だと紹介してくれと言われた
驚いた
今まで親に彼氏を紹介した事がない
言われた通り、実家の夕飯に中野さんを招待した
照れ臭い
父も母も喜んだ。姉は残念ながら留守だった
中野さんは率なく両親と
会話をしていた
私の方が無口になる
同棲することに父は反対
しなかった
「自慢の娘です。お目が高い」と中野さんを褒めていた
一番の親孝行は、自分が
幸せになることなんだなと思った
中野さんありがとう
同棲する前にもうひとつ
確かめておきたい事があった。中野さんの元彼女だ
「別れたのはわたしのせい?」
中野さんは違うと即答した
「もうずいぶん前から駄目になってた。どちらも別れを言い出すのを待っていた。そういうタイミングだったんだろうな」
最後は泣かれたと
会ったことない彼女さんに申し訳なかった
別れた翌日に携帯をかえたと言う
「あっあの時…」
メールが着て喜んだ日
その前日に一組のカップルが別れていたなんて
中野さんは遠距離恋愛していたせいか、貪欲だった
前の彼女さんは、濡れにくいタイプだったようで、
挿入まで時間かけても、痛がったという。
中野さんの大きさが要因でもあったと思う。太さは
標準でも、少し長い
濡れてないと辛い大きさだ
感じやすい私の身体にとても感動して、どんどん求めてきた
20時に地方に向けて出発しなきゃいけない長距離の仕事の前でも、一発抜いてから行った
私の休みと長距離の仕事が重なると、運転席の裏の
寝台に私を隠して連れて行ってくれた
大型トラックの寝台は、結構広い
サービスエリアの駐車場で寝台でやった事もある
9月に中野さんは25歳になった。プレゼントはZippoを用意した
手料理と、ケーキを用意して2人で祝った
中野さんはお礼と共に
「リリア、結婚しよう」
とんだサプライズ
人生三回目のプロポーズ
断わる理由なんてどこにもなかった
私はもう21歳だ
「私でいいのですか?こんなヤリマンの私で…」
「俺だけのヤリマンでいてくれ。最高だ」
中野さんとのセックスの
相性は文句ない。付き合って3ヶ月半でのプロポーズ
何一つ不安はなく、お受け致しました
父と母の泣き顔が浮かんだ。間違いなく嬉し涙だ
随分遠回りしたけど、遠回りした分得たものも大きい。
これからは中野さんが隣にいてくれる。寂しくはない
私にはバラ色の未来しか
見えなかった
第六部~完~
第七部~スタート~
プロポーズを受けたその後、私達は避妊をしなかった
中野さんの覚悟を文字通り身体で受け止めた
熱い思いを身体の中でも感じた
怖いことなんて何もなかった。もう何も失うものなんてないと思ってた。
この時は…
便りが無いのは、元気な証拠。じゃあ便りがあったら…?
次の日、仕事中に実家の母から電話があった
プロポーズの件は、ちゃんと挨拶に行くから、それまで親には言わないでと言われてた
さすが母親、何かを感じたのかなぁ?
母は開口一番
「リリア、槇田君覚えてる?」
覚えてるも何も、マッキーだ。嫌な予感がした。
一瞬で鳥肌が立ったのを
今でも鮮明に覚えてる
「昨夜、亡くなったって…今槇田さんのお母さんから連絡が…」
最後は母の声が聞こえなかった
嘘だ、夢だ、マッキーは
幸せな大学生活を満喫してるはず、素敵な彼女が隣にいるはず…
その日はどうやって仕事を終わらせたのか覚えていない
泣きながら中野さんに電話した。中野さんは私が何をしゃべってるか全く聞き取れなかったと思う
それでも辛抱強く付き合って聞いててくれた
マッキーが死んだ?
マッキーはもういない?
嘘だ、嘘だ
高校の同窓会で会える
偶然地元で会えると
信じていた
こんな事って…
私は何も考えられなかった
夜、中野さんが帰宅してから、マッキーの自宅へ電話をした
知らない女の人が出た
連絡をもらった事を告げると、お通夜は明日、お葬式は明後日になりますと告げられ、電話を切られた
電話口の向こう側では、
聞き慣れたマッキーのお母さんの悲鳴に近い叫び声が聞こえた気がした
何もかもが、現実だった
明日になれば、全てがわかる
中野さんにギュッと抱いてもらって何とか眠りにつくことができた
お通夜は地元の斎場で
行われた。中野さんに送ってもらい、1人で行った
喪服の人でごった返していた。知った顔がいたので、そちらへ歩いた
マリとテツとタローだ
マリは涙でぐちゃぐちゃの顔をしていた
反対側で同じようにぐちゃぐちゃの顔をした女の子がいた。
その子と一緒にいる人達に、見知った顔はいなかったから、大学関係だろう
もしかしたら彼女かもしれない
「リリア~」マリはさらに泣き出した
マリの肩を抱きながら、
テツが教えてくれた。
バイクで走行中、信号無視のワゴン車が左から突っ込んできたと
相手は18才、無免許だと
意識不明の重体で病院に
運び込まれ、意識戻らぬまま…
他人事のように聞いていた。ラグビー部みんな集まってるのに、何でマッキーはいないんだろうと思ってた
「顔見てくれば?まだだろう?」
タローと話したのも久しぶりだ
タローに案内されて、御焼香の最後尾に並ぶ
遺影のマッキーは少し髭が生えててワイルドになってた
誰に向けた笑顔なんだろう、素敵な笑顔だった
御焼香中、マッキーのお母さんと目があった。
一晩でやつれてしまったんだろう、私に深々とお辞儀すると泣き崩れた
あの頃私は一番幸せでした。本当にありがとうございましたと心の中でお礼を言い、深々と頭を下げた
箱の中のマッキーは、私の知らないマッキーだった
この3年で大人の男性に
なっていた
でも寝顔はマッキーだ
涙が止まらない
マッキーの顔を見ていられず、マリの所へ戻った
斎場にいたくなかった
マリとテツとタローに挨拶して帰った…。
今でもマッキーの死を受け入れてない
花園でラグビー部の監督が映ると見てしまう
10年もしたら、
「優勝おめでとうございます。監督の槇田さんです」とインタビューを受けているマッキーに会えると信じているから
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🔥🔥続き(44)、いきなり書けなくなったから・・(45)💀💀28レス 261HIT 匿名さん
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6月8日2レス 176HIT 匿名さん (♀)
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小学五年生の日記です(感想とか書いて欲しい)
最近かけてなくてすみません! 小説のほう進めてたのと、明日テスト…(初心者さん0)
21レス 362HIT 初心者さん (10代 ♀) -
愛するきもち
そこにいるだけで落ち着く 微笑んでいるともっと 人一人の存在の尊さ…(通りすがりさん0)
15レス 442HIT 通りすがりさん -
240レス 19HIT ♡
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駄目だ
俺のやり方は最初の相棒の延長戦のもの。 仕事に慣れている人、マニ…(マニュアル使い)
366レス 6922HIT マニュアル使い (50代 ♂) -
つぶいち〜🍓✨✨✨✨✨✨の…
ひまちゃんお疲れ様です✨お元気していますか お仕事頑張りすぎて無理し…(友情不滅さん0)
256レス 9040HIT 友情不滅さん
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実験1レス 79HIT 第三臓器 (30代 ♂)
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指銃Q嵐脚愷鳥月歩鉄塊輪19レス 140HIT 第三臓器 (30代 ♂)
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指銃嵐脚月歩鉄塊剃77レス 524HIT 第三臓器 (30代 ♂)
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ひとりごと7レス 241HIT 匿名さん
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法律事務所勤務2レス 106HIT 社会人さん (40代 ♀)
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実験
おいぬ(第三臓器)
1レス 79HIT 第三臓器 (30代 ♂) -
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指銃Q嵐脚愷鳥月歩鉄塊輪
作中最強カップルは竜とフィンと言い続けて早15年(第三臓器)
19レス 140HIT 第三臓器 (30代 ♂) -
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指銃嵐脚月歩鉄塊剃
スレ自体に画像貼ったのは失敗やったなー (第三臓器)
77レス 524HIT 第三臓器 (30代 ♂) -
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栞里のテーマ
なんかやりずらくなった。(栞里)
171レス 4124HIT 栞里 (20代 ♀) 名必 年性必 -
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癒し専用ルーム 283
そうです。 先程も言いましたように、筋が通った事を言う時と、…(名無し21)
500レス 608HIT 名無し21
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注目の話題
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家に帰るのが苦痛、ストレス。離婚したい。
週6勤務で、小遣い月1万。 ロクな昼飯も食べれないから晩飯が楽しみなのに、大体おかず1品だけ。盛り…
32レス 1726HIT 逡 (30代 男性 ) -
助けてください、もう無理です
生きるのに疲れました 親に制限されます あそんじゃだめ すまほだめ ゲームダメ など制限さ…
54レス 803HIT 聞いてほしいさん -
馬鹿な子に「馬鹿」と言われたくない
頭が賢く、エリートな子から「君、馬鹿だね」と言われても納得はします。 ただ、頭が馬鹿な子に「馬鹿だ…
20レス 391HIT 東雲絵名 (10代 女性 ) -
まじでムカつく店員
会計の時現金で支払うって言ってるのに「すみません、もう一度言ってください」を言われて、これが3回続い…
12レス 385HIT おしゃべり好きさん -
マッチングアプリで知り合って、、
マッチングアプリで知り合った年下男性と毎日かなりLINEもして、電話も2回くらいしました。 アプリ…
24レス 824HIT 恋愛好きさん (20代 女性 ) -
男女は結婚したら不倫や浮気をするの?
人は結婚して1、2年は大丈夫と思うけど(すぐにする人も居る)大体の人って不倫しますよね 例えば男が…
12レス 234HIT 匿名さん - もっと見る