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神社仏閣巡り珍道中・改
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神社仏閣巡り珍道中・改  東北路編

No.36 21/02/23 05:28
旅人さん0
あ+あ-

また門があり、そこをくぐると大きな庫裡となるのですが、どうやらその庫裡には入ることができるようです。
と、足元を見ると大きな平らな石が埋められて敷石となっているのですが、その表面が不自然にそれはそれはたくさんキズが付けられています。鑿?とかでガツンガツンと表面が平らかでないように加工されていました。┉雪対策?凍ったときとかに?何らかの効果があるのでしょうか?
誰に聞くこともできずその効果はわからないままなのですが、なぜか私にはとても印象に残っておりましたので書いておきます。

庫裡に入ると!
いきなり大きな観音さまがそこに。
圧倒されるのは大きさなどではありません。それはそれは美しい色彩をされた、金色に輝く光背と冠や衣。真っ白でそれはそれは清らかなお顔の聖観音さまのお姿であられます。
お美しい。しかも無造作になんら囲いもなくそこに、庫裡に入ってすぐのところに、┉言葉をあえて選ばなければ置かれているのです。
はああぁ。
「高村光雲の作だって。素晴らしいねぇぇ。」
瑞巌寺に圧倒され普段の私でないことに気づいているのかいないのか、夫が小声で話しかけます。ほおぉっ。
あの、安達太良山の┉。
いやいやこれは東北に向かって来るときに曇って見られなかった安達太良山は全くここには関係ないのですが、高村光雲といえば高村光太郎であり、あの智恵子抄を思い浮かべる年頃の私達でありまして、その中のひとつの詩がつつっと頭に浮かんでしまっただけなのですが┉。

素晴らしい。
そう、それは美しく清らかな観音さまの御像です。┉作品ではないですね。観音さまであられます。それは高村光雲作であろうがなかろうが、ただただ観音さまであられます。素晴らしい、というよりやはりありがたい、であります。
またまたさらに圧倒されて歩をすすめました。
曲がり廊下を進むと、そこは┉!

御本堂ではないですか。

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