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神社仏閣巡り珍道中・改

No.76 20/05/17 07:00
旅人さん0
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【雷電神社】さんの本殿を廻らす見事な彫り物は、【左甚五郎】から十代目の名人彫刻師【石原常八主信(いしはらつねはちもとのぶ)】作とされています。石原常八は天明七年 現在の群馬県みどり市花輪に生まれました。
彫刻は本殿東側に『浦島太郎の物語』が、右側には『素戔嗚尊(すさのおのみこと)の大蛇退治』が、左側には『天地を辟開する盤古』『大志王夫人』、背面には『神功皇后の御征韓』が刻まれています。

また、縁下脇間には『唐子遊び』と称される子供の遊ぶ様子が刻まれています。日光東照宮の彫り物にも、いかにも中国風の彫り物が多く見られますが、その中でも子供の遊ぶ様子をそう呼ぶのだということを初めて知りました。
この中に鰻取りをしている子供たちの様子を描いた彫り物があるのは、池沼の多い当地方に合わせて彫られたもののようです。



本殿の後ろには奥宮が鎮座しており、こちらは、【伊邪那美大神】さまを祀り、縁結び・子授け安産・家内円満のご利益があるとされています。
この社殿は江戸時代末期の慶応四年(1868年)に造営されたとされています。こちらはすべて白木の社殿でありますが、社殿の左側だけに施されている彫り物がまた見事なものでありました。


雷電神社の末社 【八幡宮稲荷神社】社殿は、全国に七か所あるのみの【二間社入母屋造】と呼ばれるものだそうです。
明治四十一(1908)年内務省告示で国宝となり、その後『雷電神社末社八幡宮稲荷神社社殿』として昭和二十五(1950)年に国の重要文化財に指定されたということでありました。
この社殿は群馬県内で現存する建造物の中で最も古いものなのだそうで、室町時代後期(戦国時代)の天文十六(1547)年に建てられたとされています。
江戸時代中期に大改修が行われ、さらには昭和三十五(1960)年に文化財保護委員会により復元修理が行われ現在に至るとかで、知らずに訪れた私は、それほどに古いものとも、ましてや珍しい造りであることにも気づきもしませんでした。
その貴重な建物の防犯のためだったのでしょうが、防犯カメラに、ずっとアナウンスされ続ける「お参りご苦労様です、云々」がたいそう喧しくて、正直風情のかけらもなくて、落ちついたお参りをすることができませんでした。(`;ω;´)


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