子宮筋腫でも妊娠・出産できる?子宮筋腫の主な症状と治療・出産方法
目次
子宮筋腫と不妊の関係
子宮筋腫とは子宮にある良性のコブの事。不正出血や貧血、時には頻尿を引き起こしたり生理痛をひどくしたりと、女性の身体にあまり良い影響を与えない事で知られています。悪性でなければ取り除く必要もなく、大きさも10センチ以下であればそのまま放置して大丈夫と言われていますが、場所が場所だけに、妊娠出産に影響はないのかどうかと不安になる女性も多いことでしょう。
「子宮筋腫があると不妊に陥りやすい」そのような認識の産婦人科もいるようですが、実際の妊娠には問題がないケースが多いようです。ただその後の赤ちゃんの成長に関しては多少問題が現れるケースがあるとか。
子宮筋腫があると子宮が伸びず、子宮自体が固くなってしまうため、ちょっとした事で流産しやすくなってしまったり、赤ちゃんへの栄養を子宮筋腫に持って行かれてしまい、上手く育たなくなる原因になったりするとのこと
また、子宮の出口付近にある場合、出産の時に圧迫され、潰れて大出血という恐ろしい事態も。子宮筋腫は出産には悪さをする場合があるようですね。
子宮筋腫の治療法
子宮筋腫は女性ホルモンが関係している病気です。一般的に大きくなっていく性質をもっていますから、非妊娠時には女性ホルモンを抑える薬を投与されます。閉経すると大きくならないので経過観察だけとなりますが、若い内は手術で取ってしまうのが一番良いのかもしれません。
妊娠中は女性ホルモンの分泌がさかんなので、子宮筋腫は必ず大きくなります。ドクターと一緒に経過を見るしかありませんが、貧血になりやすくなるので、鉄剤を処方されるかもしれません
子宮筋腫がある妊婦さんの出産方法
経過や状態がよければ普通分娩が可能です。しかし子宮筋腫によって赤ちゃんが出てこれなかったり、場所や大きさに問題があれば帝王切開での出産を余儀なくされる場合もあります。子宮筋腫があると流産や早産の危険性が高まってしまうばかりではなく、出産時も大量出血や赤ちゃんを圧迫してしまったりといったトラブルをまねいてしまう様子。しっかり先生のいうことを聞いて体重管理や栄養など、妊娠中の体重や体調管理に留意しましょうね。
経膣分娩で大丈夫な場合もありますが、状態を見て悪いようなら帝王切開が一般的です
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