子宮筋腫を伴った妊娠、子宮筋腫合併妊娠の場合の帝王切開の詳細

妊娠と子宮筋腫の関係

妊娠してから妊娠健診の時に子宮筋腫があると知る方も多いでしょう。子宮筋腫がある状態で妊娠した場合は、子宮筋腫合併妊娠と呼ばれており経過観察や管理が必要になってきます。子宮筋腫ができている位置、大きさ、数など。妊娠と出産にリスクが高いと判断された場合は摘出手術を行います。また、妊娠を継続することが難しい場合は、子宮筋腫のみを摘出する手術を行います。

目次

子宮筋腫合併妊娠のリスク

子宮筋腫合併症妊娠はわりと起こりやすい病状です。大概の場合は無事に出産することができますが場合により流産や早産になることがあります。妊娠することで子宮が柔らかくなり胎児が成長できるベッドを整えますが、子宮筋腫があることでベッドが硬くなり胎児の成長を妨げ流産になることがあります。少しの刺激でも子宮収縮が起こりやすい為、妊娠22週を過ぎてからも早産になる場合もあります。 また、子宮筋腫が子宮内を圧迫することで胎児が発育遅延になる場合も。リスクが色々あるので、腹部の張り、痛み、出血などがあったら早急に担当医に相談しましょう。 子宮筋腫がある場合は、微弱陣痛になります。その為、陣痛促進剤を使用するのですが出産が長時間になると母体と胎児へのリスクが高くなってしまいます。

子宮筋腫と帝王切開

子宮筋腫がある場合は、陣痛が起きた時点で赤ちゃんの頭部の下がり具合を見ながら帝王切開にするか判断します。子宮筋腫が子宮の出口付近にある場合、赤ちゃんの頭部が通過できない産道通過障害を起こす場合があるので母体と胎児のリスクを回避する為に帝王切開を行うのが一般的です。

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