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🔥理沙の夫婦生活奮闘記😤パート2️⃣😸ニャ~ン
50代バツイチ同氏の恋愛
旦那がむかつく。

☆☆☆

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旅人
14/03/02 21:27(更新日時)


彼女の傍にいるためならどんな嘘もついてみせる。

☆②
http://mikle.jp/thread/2063667/



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No.2067765 14/03/01 10:30(スレ作成日時)

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No.51 14/03/01 14:39
旅人0 


週に1度だけ、

《今週はどうですか?》

とだけ彼女にメール。

《予定がまったくたたないから》

OKの返事がないまま街はクリスマスシーズンに華やいでいた。

No.52 14/03/01 14:41
旅人0 


お店もクリスマスの飾りつけをして盛り上げる。

僕は、また渡せるわけもないクリスマスプレゼントを買いに行く。

彼女が仕事中に使ってもらえそうな、あたたかそうなウールの膝掛け。

プレゼント包装してもらい大切に抱えてアパートに戻った。

No.53 14/03/01 14:42
旅人0 


21時を過ぎた頃、玄関のチャイムが鳴った。

誰とも約束をしていない、不信に思いながら覗き穴から確認すると、彼女が立っていた。

No.54 14/03/01 14:44
旅人0 


僕が慌てて扉を開けると

『遅い!寒いんだから早く開けてよね』

酔っぱらってテンションの高い彼女は、そういうと部屋に上がり込んできた。

No.55 14/03/01 14:45
旅人0 


『これ、はいっ』

彼女からコンビニの袋を渡される。

中身はお酒とお菓子でいっぱい。

No.56 14/03/01 14:46
旅人0 


『早く座ってよね』

僕は、慌てて座ると彼女は僕の膝の上に座る。

No.57 14/03/01 14:48
旅人0 


酔っぱらいになると甘えたになる彼女。

それがかわいくてかわいくてたまらない。

僕は、彼女を優しく後ろから抱き抱えてそっと彼女の髪に触れた。

No.58 14/03/01 14:50
旅人0 


『これ、呑んで』

彼女からビールを手渡されてそれを呑む。

彼女は、ご機嫌にテレビを見ながらあれこれ言っている。

No.59 14/03/01 14:51
旅人0 


ずっとずっとこうしていたい、叶わないと思いながらつい願ってしまう。

『もう眠くなったから寝る』

そういうと、ベッドに移動。

No.60 14/03/01 14:53
旅人0 


僕も横になり、彼女は僕の腕枕で眠ってしまった。

すっかり眠ってしまった彼女の顔をじっと見つめながら、まぶたにそっとキスをした。

No.61 14/03/01 14:55
旅人0 


この夜が永遠に続けばいいのに…

ずっとずっとこうして彼女を見ていたい。

朝まで眠ることなくずっと彼女を見つめていた。

No.62 14/03/01 14:59
旅人0 


僕の腕の中で目を覚ました彼女は、驚いている。

『えっ?ここ?えっ?』

慌てて起き上がった。

『夕べ、沢山お土産持って来てくれたよ』

No.63 14/03/01 15:01
旅人0 


机の上を指さすと、

『ごめん、昨日送迎会があって久しぶりに呑んだから凄く酔っちゃって』

彼女は、頭を抱えている。

No.64 14/03/01 15:02
旅人0 


『今日も仕事でしょ?送るよ』

僕が車の鍵を持って立ち上がると、

『大丈夫、タクシー拾うから』

慌てて、彼女が引き止める。

No.65 14/03/01 15:04
旅人0 


『出掛けるついでだから、乗っていって』


そういうと彼女を自宅まで送り届けた。

彼女は、申し訳なさそうにしている。

No.66 14/03/01 15:05
旅人0 


『私、変なこととか言ってなかった?』

彼女は、何度も僕に確認する。

テレビを見て寝ただけで、話しらしい話しをしていないと事実を何度も応えた。

No.67 14/03/01 15:07
旅人0 


『今度必ず埋め合わせするから』

彼女がそう約束してくれた。

『今度は本当だから、本当に』


何度も何度も言ってくれたのが嬉しかった。

No.68 14/03/01 15:09
旅人0 


僕は、彼女を送り届けてアパートに戻った。

出掛ける予定なんてなかった。

No.69 14/03/01 15:11
旅人0 


部屋に戻ると嬉しくて思わずガッツポーズしてしまった。

酔って甘えたい時に、あの男じゃなくて、他の男でもなくて、僕の所に来てくれたことが、もうただただ嬉しくて仕方なかった。

No.70 14/03/01 15:13
旅人0 


翌日、彼女からメール

《26日、食事しませんか?いいレストランとれました。》

僕は、すぐにOKの返信をした。

No.71 14/03/01 15:14
旅人0 


約束の日まで10日、毎日毎日26日のことだけを考えて過ごしていた。

当日、待ち合わせ場所には彼女がちゃんと待っていたくれた。

No.72 14/03/01 15:17
旅人0 


レストランと解らないような普通のお宅のような外観で、中に入ると個室でどの部屋からも庭が眺められるようになっていた。

『素敵なレストランだね』

『でしょ?まぁ君に教えて貰ったの』

No.73 14/03/01 15:18
旅人0 


僕がワインを注ぐと

『今日は、呑みすぎないようにしないとね』

彼女は、少しづつワインを楽しんでいた。

No.74 14/03/01 15:20
旅人0 


僕は、少しでも長く彼女と一緒に居たくて、ゆっくりゆっくりと食事をする。


彼女は、ゆっくりと料理の味を楽しんでいた。

No.75 14/03/01 16:52
旅人0 


デザートをいただいている時に

『彼女は、元気?』

ろうそく越しに見える彼女の顔は、とても優しい。

No.76 14/03/01 16:54
旅人0 


『うん、週に1度はお宅にお邪魔して食事をご馳走になったりしてる。』

嘘じゃない、本当の話し。

『そう、良かった。』

彼女は、ほっとしたように呟いた。

No.77 14/03/01 16:56
旅人0 


『本当は、今日ここまぁ君が予約とってくれたの』

彼女がゆっくりと話し出した。

『ここ中々予約がとれないんだけど、オーナーとまぁ君が知り合いで、たかし君と食事するからって言ったらお願いしてくれたの』

No.78 14/03/01 16:58
旅人0 


『そうなんだ。』

『まぁ君、たかし君のこと気に入ってて、かわいい弟が出来たみたいで嬉しいって言ってから。』

『そんな風に思って貰えて嬉しい。僕もまぁ君、好きだったから』

僕は、素直に話した。

No.79 14/03/01 17:00
旅人0 


『もし、まぁ君が食事や呑みに誘っても大丈夫?』

彼女は、少し身を乗り出して質問する。

『勿論、喜んで行くよ』

彼女はとても嬉しそうに微笑んだ。

No.80 14/03/01 17:02
旅人0 


最寄りの駅まで一緒に行きそこで彼女と別れた。

僕は、彼女の姿が見えなくなるまでずっと彼女を目で追っていた。

No.81 14/03/01 17:04
旅人0 


次はいつ会えるだろうか…会いたいと思ってもらえるだろうか…

彼女との約束が出来るまでは、不安なままだった。

No.82 14/03/01 17:06
旅人0 


年末年始は忙しくて帰省は出来ないので、28日の休みに日帰りで実家へ。

甥っ子と姪っ子に渡してもらう分のお年玉を預けて、昼ご飯を皆で食べて夜にはアパートに戻った。

No.83 14/03/01 18:50
旅人0 


お正月セールや福袋などの追い込み作業が続いて残業が続く。

店長の奥さんから大鍋いっぱいのけんちん汁を差し入れしてくれた。

No.84 14/03/01 18:53
旅人0 


『たかし、悪いな。年末年始休みなしのぶっ通しだけど、本当に大丈夫か?』

店長が心配して声をかけてくれた。

『大丈夫です、特に用事もないし。それにお客様に喜んでもらえるの嬉しいですし』

『助かるよ、今日はここ迄にしよう』


22時過ぎに店を後にした。

No.85 14/03/01 18:55
旅人0 


小腹がすいたので、コンビニに立ち寄ると、携帯が鳴った。

着信を見て、いっきにテンションが上がる。

彼女からだった。

No.86 14/03/01 18:57
旅人0 


おにぎりを買ってコンビニを出た。

『今、大丈夫。』

『うん、今仕事帰りだから平気だよ。』

『まぁ君が、話したいって言うからかわるね』



No.87 14/03/01 20:02
旅人0 


『明日の夜、何してる?』
まぁ君は、いきなり質問してきた。

『明日は、19時に仕事が終わって、アパート帰って大晦日の特番でも見てます』

『1人で?』

『はい、1人です。』

No.88 14/03/01 20:05
旅人0 


『良かった!』

まぁ君は、本当に嬉しそうな声を出した。

『明日、うちで年越しのPartyするから、たかし君も来て、19時過ぎにお店に迎えに行くから、いい?』

『はい…あのでも僕が行っても……』

『是非、来て欲しいから!沢山ご馳走作るからお腹すかせて来てね。じゃ!』

『はい』

まぁ君は、いっきに話すと電話を切ってしまった。

No.89 14/03/01 20:07
旅人0 


他に誰かいるのかなどまったく解らないけれど、彼女は必ずいる。

彼女と年越しが出来る何て思っていなかったので、一足早いお年玉だった。

No.90 14/03/01 20:09
旅人0 


翌日は、ペットホテルの受け付けが忙しい。

常連さんも何人かわざわざ挨拶に寄って下さった。

僕は、夜が楽しみで1日ハイテンションで仕事に打ち込んだ。

No.91 14/03/01 20:11
旅人0 


19時過ぎに店を出るとまぁ君の車が見えた。

『お疲れさま!さぁ、乗って』

僕を見つけて、まぁ君は大きく手を振ってくれた。

No.92 14/03/01 20:12
旅人0 


お宅につく迄、まぁ君は楽しそうに色んな話しをしてくれる。

聞いているだけで、楽しくなった。

No.93 14/03/01 20:14
旅人0 


家につくと、彼女だけが居た。

『昼間は、他の友達が沢山来てたけど、夜は3人で楽しもう!』

まぁ君はとにかくのりのり。

No.94 14/03/01 20:16
旅人0 


まぁ君に渡されて、

彼女はねこのフードつきの部屋着、僕は犬、まぁ君は熊。


『まぁ君、子供じゃないんだから、これはやりすぎじゃない?』

彼女は、苦笑い。

No.95 14/03/02 02:08
旅人0 


『やるならとことん楽しまないと。』

まぁ君は、彼女を言いくるめのがうまい。

3人で動物に変身、何だか凄い楽しい気分になった。

No.96 14/03/02 02:12
旅人0 


『さぁ、乾杯しましょう』

まぁ君が、シャンパンを準備してくれて乾杯

綺麗に盛り付けられたオードブル、ローストビーフ、パンにデザートの果物のタルト

どれも美味しくて、どんどん箸が進んだ。

No.97 14/03/02 02:14
旅人0 


シャンパンとワインを1本あいた頃、彼女はご機嫌になってくる。

『まぁ君、あのお酒出そう!』

『よしっ!』

まぁ君が持ってきたのは、高いワイン。

No.98 14/03/02 02:16
旅人0 


彼女を真ん中にして、3人でテレビを見ながら、お酒を呑み、つまむ。

僕は、楽しくてたまらない。

『たかし君、ちゃんと呑まないとね』

彼女がどんどん注いでくれる。

No.99 14/03/02 02:18
旅人0 


日付がもうすぐ替わるという時に、まぁ君がカメラを用意してくれた、

『0時調度にとるよ』

まぁ君は、僕にこっそりと彼女の頬にキスするように言う。

No.100 14/03/02 02:20
旅人0 


『3…2…1…HappyNewYear』

彼女の掛け声と共に、両側から彼女の頬にキス。

『きゃっ』

彼女は、嬉しそうに笑顔。

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