輝きたい…
アユミ…中学3年生
チョット不良っぽい女の子。
何をやっても中途半端。親友は1人居るが、面倒くさがりのアユミは夢もなく[早く適当に結婚でもして…楽に生きてたいなぁ…]とダラダラと生活をしていた…。
そんなアユミを変えたのはテレビ番組…なんと介護の番組だ…。
アユミは年寄り、子供は大嫌い。
そんな彼女を変えた映像とは…
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『あ~暇だなぁ…』
親友の梨香と遊ぶ約束をしていたが、時間まで後2時間ある…
[テレビでもみようかなぁ]
と思い、テレビを付けた…
ニュース…
テレビショッピング…[面白くないなぁ…]📺奇跡の美容室…
[ん❓]奇跡の美容室ってなんだろう…アユミは少し見てみる事にした。
この番組をみたアユミは今まで起きる事がないと思っていた物全てが…体中から、おはよう‼と目を覚ました。
内容は、1人の美容師が、お年寄りの家まで行き髪の手入れを行っていた。そのお年寄りは美容室が大好きで寝たきりになる前は月に2度3度と通ってキレイに髪を結ってもらっていたとの事。
でも寝たきりになり髪の手入れも出来ず、お出掛けも出来なくなり彼女は一気に老け込んでしまっていた。
そんな彼女の娘が母を可哀想に思い友達の美容師に、自宅に来て髪の手入れをしてあげて欲しいと懇願したのだ。
そんな娘の頼みを聞き入れた美容師は月に2度、老婆の元へ通うようになった。
無口になった老婆に色々と話しかけ、キレイな景色が乗っている本を見せ、髪を整えた。
美容師が通うようになって半年が過ぎようとしていたある日…老婆がふと『いつも、ありがとうございます。あの…お化粧もして頂けないでしょうか❓』
と無気力だった老婆が美容師に頼んだのだ。
美容師は嬉しくなり『はい😃いいですよ。じゃあキレイになりましょうね…お出掛けもしちゃいますか❓』
と老婆に化粧をしながら言ってみた。
老婆『こんな…お婆ちゃんが外に出たら…みんな怖がるわ…』
と少し寂しそうに答えた…。
美容師はニコッと微笑み『どこに怖いお婆ちゃんが居ます❓』と老婆に鏡を渡した。
老婆は鏡を受け取り、恐る恐る自分の顔を見た…
老婆『まあ…キレイにして頂いて…』
と涙を浮かべ、娘と美容師に『車椅子…押して下さるかしら…❓』
と言った。
娘と美容師も涙を浮かべ『もちろんよ‼外の空気を吸いましょう‼何か美味しい物も食べて来ましょう‼』
と散々寝たきりで塞ぎ込んでいた老婆を外へ連れ出し。
老婆へのインタビューが始まった。
テレビスタッフ『お婆ちゃん😃元気になりましたね😉』
老婆『はい⤴私なんか…もう自分に自信がなくて早く天国に…と思ってたんですよ…でも美容師さんが来てくれてキレイにしてくれたのを見たら…久しぶりにウキウキしましてね…』
どんなサプリメントや薬より老婆はキレイな髪型や化粧で外に出て、残りの人生を楽しむ事が出来るきっかけを得たのだった。
アユミは目から鱗だった…
[すげぇ…美容師…すげぇ…]
アユミは心の底から熱い物が込み上げてきた。
- << 9 そうこうしている内に梨香との約束の時間になった。 アユミ『やべっ💦』 急いで支度をして梨香の家に向かった。 ピンポーン🎵 『遅い~💦』 中から梨香の声が聞こえた。
梨香『とりあえず部屋で座ってて…』
アユミ『急いだから超疲れた…水もって来て…』
梨香『わかった⤴ジュースがあるから適当にもってくね🎵』
アユミ『ありがと~🎵』
梨香の部屋に入り、ふと机の上が目に入った。高校ガイドやら専門学校の資料が置いてあった。
『おまたせ🎵灰皿もって来たよ⤴』
アユミ『ありがとう⤴』
とジュースを一気飲みした。そしてタバコに火を付け梨香に『高校決まった❓ってか行くの❓』とタバコをふかしながら聞いた。
そんなアユミを尻目に梨香は『だって親が、誰だって勉強してるよ…なんて人に言わずに隠れて勉強してるんだし、友達に合わせて高校に行っても意味がないって言うからさ…アユミもてっきり考えて勉強していると思ってたよ。ちなみに私は南静高校(仮名)行くけど。』
アユミは更にショックを受けた。
南静高校は普通レベルの高校…
アユミはどう頑張っても南静高校より2ランク下(下から2番目程度)の桜川高校(仮名)に行けるか行けないかのレベルだった…
アユミ『桜川高校行こうよ…イイ男いっぱいいるし⤴』
梨香『はぁ~💦桜川❓桜川行く位なら高校行く意味ないよ😂アユミは桜川なの❓』
アユミはだんだんイライラしてきた…
[友達ってなんなんだろう…]と…
梨香は続けた。
『アユミとも中学でお別れかぁ…寂しいなぁ…南静高校は無理そう❓』
アユミの中で何かがキレた…
アユミ『梨香は夢あんの❓』
イライラを抑えながらタバコに火を付けながら聞いた。
梨香『まだ分かんないけど…短大行ってOLかなぁ⤴』
アユミ『うちらさぁ…今まで夢とかないって…ダラダラしてて…梨香と一緒だから楽しかったんだよ…』
梨香『……えっ…何が❓私が夢持っちゃいけない❓』梨香もイライラしてきていた。
そんな中、梨香のお母さんが買い物から帰って来た。
母『アユミ~🎵来てんでしょ~⤴梨香ぁ~❓ケーキ食べよ~🎵』
梨香はイライラしながら『今行く‼』と怒鳴った。
[なんなの…マジムカつく…]
母は梨香の部屋に来た『また喧嘩❓さぁ食べよっ🎵』
梨香のお母さんの事をアユミは『ママ』と呼んでいた。
アユミ『ママ…喧嘩じゃないよ…ただ…今まで姉妹みたいにしてたのに、梨香は私に今は勉強してないとか…将来なんて適当~って言ってたのにさ…なんかショックで…』
と悔し涙を流しながら話した。
梨香はイライラしながら乱暴にケーキを食べていた。
母『う~ん…適当~なんて…言ってたんだ…でもそれは照れ隠しじゃない❓だって…普通…高校は行くでしょ❓行くなら普通レベルの高校を目指すでしょ❓アユミも南静行けば梨香と一緒にいけるじゃない…』
と、そこへ梨香が口を挟んだ…
[高校がなんだ‼南静がなんだ‼ちくしょう‼]
アユミはふと今日みたテレビを思いだした…
アユミ『うちの母は私の意見を尊重してくれてて…』
母『尊重って…感心がないだけじゃない…だって…』
アユミ『違います。自分の人生だから…とりあえず自分で悩んでみて…』
母『悩む必要はないの‼高校にはね、行かなきゃ就職出来ないの‼今の世の中はね…』
アユミ『中卒でも大丈夫な仕事があるのを見つけたの‼美容師‼(当時は中卒でも美容学校に行けた)美容師になれば資格もあるし…』
母『甘い😂甘い~😂アマチャ~ン😂😂そんなの続くわけない⤴給料貰えない⤴安定しない😜高校出てからでも美容師にはなれるし…高校出ないで働きながら免許とるなんて無理‼人生甘く見すぎ😜』
アユミ『美容師になるのに高卒はいらない…私は私の人生を曲げないの…‼』
母『呆れた…まあ…素直に人の意見が聞けないんだし…社会はそんなに甘くない…アユミの親が泣くだけだよ…』
[何で梨香のママにここまで言われなきゃいけないの⁉なんで言い争いしなきゃいけないの⁉何で私の親まで悪く言われなきゃいけないの⁉悔しい‼って何で梨香はテレビ見ながら普通にケーキ食べてんの⁉]
アユミは悔しさでいっぱいになり梨香に『梨香‼ママ‼面白くない‼帰る‼』と告げ梨香の部屋を後にした。
最後にママは『あなたは可哀想な子だわ…』
と言っていた。
梨香は『アユミ…あんたバカだよ…』って。
アユミは親友を失った寂しさ…信じていた梨香の母にまで自分の親の悪口を言われ…言い様のない悔しさで号泣しながら家へと戻った。
家に入る前に涙を拭き、何事もなかったかの様に『ただいま~』とドアを開けた。
すると母親が『早かったねー⁉私も今、買い物から帰って来たのよ~🎵ケーキ買ってきたけど食べる❓』
と…[あ…ケーキ…食べて来なかった…]と思った瞬間、さっきまでの出来事がまた甦って来た。
アユミはまた号泣した。
いきなりの号泣に母親はビックリしていた…
母親『何よ~💦どうしたの💦ケーキ…嫌だった❓好きだよね💦どうしたの~💦』
アユミ『なん…な…何でも…何でもない…』
母親『だって…いきなり泣くなんてオカシイでしょ…とにかく座りなさい。』
アユミはしばらく泣き続けた…母親はアユミが泣き終わるまで隣で何も言わずに…ケーキも食べずに背中を擦ってくれていた。
母親『私もね…高校は行って貰いたいのよ…でもね、アユミが夢を持ってくれた事が凄く嬉しいの🎵しかも素晴らしいじゃない‼確かに高校出てからでも出来る事よね…でも美容師を一生続ける覚悟があれば高校行かなくても資格があれば美容師では居られるからね。辞めちゃうと中卒ではなかなか職がないのよね…アユミが決めなさい😉反対しなきゃ…ダメな親かしら…💦ダメな親でもイイかしら😊ちゃんと考えて自分で答えを出した方が後悔しないよね❓あの時なんで高校に行けって言わなかったの‼ってのはナシだよ😁』
アユミ『うん…でも…いいの❓』
母親『だって…あなたの人生でしょう❓困った時にはサポートするけど…ダメ❓』
>> 22
アユミ『わかった。ちゃんと考える…でも…変わらないかも💦梨香や梨香のママに対しても悔しいし‼』
母親『でも悔しいだけで無理して潰れたら…余計悔しいわよ。』
アユミ『だよね…でも…悔しいってバネになりそうだよ😁』
母親『流石‼よっ🎵負けず嫌い~😂』
アユミ『確かに…😂』
母親『じゃあ美容学校の資料とか色々見て見ようね🎵梨香ちゃんのママに対しては言われっぱなしで悔しいけど…何も知らないくせに知ってる口叩いてるバカだと思って無視するわ🎵シカトだね😉』
アユミ『お母さん…強いね…』
母親『う~ん💦子供の教育って全て間違いはないと思うし…人それぞれの育て方があるもんね…否定は出来ないのよ🎵』
アユミ『なるほどね…ってかケーキ美味しい~❤』
母親『良かった~❤アユミとも久しぶりに沢山話せたしぃ~❤』
アユミ『うんっ🎵』
>> 26
真紀さんはお母さん的な存在。
アユミの事は気に掛けているが紀香に任せてあるため見守ってくれていた。
ある日、真紀と休憩が一緒になったアユミは美紀の事を真紀に相談した。
アユミ『美紀さんって何で意地悪なんですか❓』
真紀『そうね…困ったわね…でも、あなたは美容師になりたいんでしょ❓あの位の人は何処に行っても居るから、もう少し我慢しなさい…仕事で見返しなさい。専門用語とかも教科書見て勉強しなさい。強くならなきゃ美容師にはなれないわよ。大丈夫よね❓アユミは強そうだから😊』
アユミ『ありがとうございます…でも…ムカつく…』
真紀『あなたはもう社会人でしょ…ムカついたら負けよ…』
[わかんないよ…]
若いアユミにはちょっと難しかった…
>> 29
開店前…
タオルをたたみながら紀香に『今度の土曜日に同窓会があるんですよ…7時位って…無理ですよね…』
と思いきって聞いてみた。
紀香は『早いね⤴その時間にはそんなに忙しい訳じゃないから行って来なよっ⤴次の日はこきつかうよっ😂』
アユミ『ありがとうございますっ⤴』
そこへ急に美紀が入ってきた。
美紀『あんたさ‼下っぱのクセして何言ってんの‼私なんかそんな事怖くて言えなかったよ‼仕事残して帰るの❓誰が洗濯とかすんの❓』
さすがに黙って聞いていた真紀が口を挟んだ。
真紀『いいじゃないの…洗濯はみんなでやろうよ…アユミだってたまには…』
美紀『たまにって言ってたら、この子はクセになりそうよ‼』
と凄い剣幕でアユミを睨んだ。
>> 32
杏里先生はお茶を出してくれた…
少し沈黙が続き…
杏里先生『紀香…何があったの❓』
アユミ『あ、あの…』
杏里先生『今は紀香に聞いています‼』
アユミ『…』
アユミはまだイライラが収まってなかった。
杏里先生『ちゃんと話しするまで2人は店に出さないわよ‼』
紀香『スミマセン…私の責任です…』
とゆっくり話し始めた。
- << 40 紀香は深呼吸して… 『アユミちゃんが土曜日に同窓会に行きたいと言ったので、普段、美紀ちゃんもキツいし…気分転換になれば…と思い…』と事の成り行きを話した。 杏里先生はため息を付き、『美紀ちゃんは自分にも厳しい代わりに人にも厳しいのよね…じゃあ、アユミがシャンプーの指名を取れたら土曜日は5時で上がらせてあげるわ😉私が言えば美紀も嫌とは言わないしね⤴その代わり美紀のお客様から指名、もしくは誉められる事‼やる事はやってますって美紀に見せればいいのよ⤴』
ごめんね(ノ_・💧)
迷惑かもしれないけど……………来たよ(❤^^)/
もうアユミに感情移入しちゃいましたo(❤▽)o
やっぱりななこさんはすごいなぁ(❤^^)b
ありがとう(❤^^)/
これからも頑張ってね(❤uu)
更新楽しみにしてますo(❤▽)o
始めましてm(__)m
ななこさんの小説は「ユミの物語」を始めて読みました。
読み始めは、「ちょっと💧」って思っちゃったんですけど…
最後まで読んで良かったです😢
「私を見て」も、その後一気に読みました。
泣きながら読みました😢
自分とダフる所が色々あって…
ななこさんの今の幸せな生活羨ましく思います😌
私も、頑張って幸せ捕まえなきゃって思いました😆
これからも、体調に気をつけて頑張って下さいませm(__)m
🎉読んで頂いて下さる皆様へ🎉
私は本当にレスを頂けるのが嬉しくて…
でも、レスしずらいかなぁ…と思い、感想スレを立ててみました🙇
こんな私に話しかけてくれたり、感想を教えて下さる方々…💕
今度は遠慮なくレスして下さい🙇🙇
お待ちしてますっ😉
>> 33
杏里先生はお茶を出してくれた…
少し沈黙が続き…
杏里先生『紀香…何があったの❓』
アユミ『あ、あの…』
杏里先生『今は紀香に聞いてい…
紀香は深呼吸して…
『アユミちゃんが土曜日に同窓会に行きたいと言ったので、普段、美紀ちゃんもキツいし…気分転換になれば…と思い…』と事の成り行きを話した。
杏里先生はため息を付き、『美紀ちゃんは自分にも厳しい代わりに人にも厳しいのよね…じゃあ、アユミがシャンプーの指名を取れたら土曜日は5時で上がらせてあげるわ😉私が言えば美紀も嫌とは言わないしね⤴その代わり美紀のお客様から指名、もしくは誉められる事‼やる事はやってますって美紀に見せればいいのよ⤴』
>> 47
アユミは中学の時に見たテレビ番組を思い出した。[あの時の美容師さん…柔らかな笑顔で髪を触っていたっけ…きっと…艶々になって綺麗になって…お婆さんも元気になってって思ってたのかな…]
アユミ『紀香さん、一度流してまたやり直して良いですか❓』
紀香『おっ⤴何かが舞い降りたな😁どーぞ😉』
アユミ『ありがとうございます⤴』
シャンプーを洗い流し、最初から…シャンプーを頭に付ける時からアユミは心の中で[紀香さん…いつもありがとうございます…私の練習の為に髪が傷んでしまってますよね…私が地肌から綺麗にしますね…疲れも取れる様に…マッサージ効果も出るといいな…]
と愛情込めてシャンプーをした。
>> 48
シャンプーも中盤に差し掛かった頃…
紀香『アユミちゃん‼今までと全然違うよ‼凄く気持ちいいよ‼その調子で最後まで頑張って⤴』
アユミはビックリした…[気持ち一つでこんなに変わるんだ]
アユミ『はいっ⤴』
シャンプーが終わり、リンスを付ける…ゆっくりとしたマッサージをする…いつもはリンスでのマッサージは教えられたところを押してピッピッと終わるのだが、ここのマッサージでもスーっと疲れを取れたら…とゆっくり指を頭皮に這わせツボをスーっとマッサージした。
紀香は何も言わない…[やっぱりここは余計だったのかな❓]
と気にかけながらシャンプーは終わった。
アユミ『紀香さん…ありがとうございました…では起こしますね…』
>> 49
アユミは紀香の頭をタオルで抑えシャンプー台を起こして『長くなってしまいスミマセン…お疲れ様でした…』
と紀香に声をかけた。
紀香『アユミちゃん…』
続きを言わない紀香…アユミはドキドキした。
『ふぅ…』と息を付き紀香が再び話した『アユミちゃん…100点‼ビックリしたよ‼どうしたの❓久しぶりに気持ちいいシャンプーしてもらったよ‼ってか多分、リンスの途中から意識がない…😂』
アユミは思いがけない紀香からの言葉に驚いたが…『やったぁ‼⤴よっしゃ~‼⤴』と叫んでしまった…
アユミ『あ…スミマセン…』
悪そうにしているアユミに紀香は『いいじゃない‼嬉しい時は喜ぶの⤴最近は怒る感情や悲しい感情しか出てないじゃん❓嬉しい時は喜ぶのが普通でしょ❓ね❓』
>> 55
途中のコンビニで軽くご飯を買いまたドライブは続く。
アユミと紀香は他愛もない話しをしながら海岸線を走っていた。
アユミ『紀香さんは、何で美容師になったんですか❓』
紀香『高校中退してから友達の家に行った時に友達の親にバカにされてね…悔しくて…この女より綺麗になって生き生き仕事して給料も多くもらってやる‼って思ったんだ😁美容師には興味もあったしね…』
アユミも同じような動機がある事を話した。アユミは嬉しかった…[紀香さんと似てる⤴]
紀香『じゃあ⤴絶対にスタイリストにならなきゃねっ⤴😁美容師はね、入学してから免許を取るまでに人数は半分近く減るの…そして免許をとっても辞めてしまう人もかなり居るんだよ💦それだけキツいんだよね💦』
>> 58
駿『あ、俺らは21歳だよ。』
紀香『同じ年だね…アユミちゃんは16歳だよ。』
雅也『アユミちゃんはまだ若いね~💦嫌だったら無理しなくていいよ…』
[雅也さん…優しそう…]
紀香『別に嫌でもないよっ💦じゃあアユミちゃんの社会勉強を兼ねて行こうか…』
アユミ『はい…』
アユミは大好きな紀香さんと遊んで…初めてのナンパを受けて…本当に社会勉強だと思った。
カラオケに着いてアユミは『久しぶり…』と呟くと駿が『アユミちゃん…遊んでないの❓』
アユミ『うん…仕事してからは遊ぶのは今日が初めてです😃』と言うと雅也が目をぱちくりして『社会人なんだ⤴もしかして二人は美容師さん❓』
紀香『え~💦何でわかったの❓』と紀香もビックリ…。
>> 59
雅也『二人ともオシャレだし…美容室の匂いがするし…』
紀香『ありがとうね⤴』
アユミ『雅也さん達は❓』と聞くと、駿が『俺らは建築業…アユミちゃんと同じ見習いだね😉』
4人は歌も歌わずに話しを続けた。
紀香『そろそろ歌おうよ…』
アユミ『紀香さんの歌を聞きたいです⤴』
紀香『じゃあ一発目⤴ドリカムの未来予想図…』
[え~💦ドリカム💦チャレンジャーだなぁ…難しいのに…]
紀香の歌が始まった…[う…う…上手い⤴やべぇ…涙が出そう…]
駿も雅也も黙って聞き入っていた…
紀香の歌がおわり…『なんか恥ずかしいなぁ…』と紀香は照れていた。
アユミ『紀香さん上手すぎ💦私歌えないですよ💦』
駿『俺らも歌えないよ💦』
紀香『歌いなさい…😤笑』
>> 61
なんとなくアユミも恥ずかしくなり、『では⤴私も歌います⤴プリプリのM❤』
雅也『おっ💡名曲だねぇ…❤』
アユミも歌い終わり…ふと紀香を見ると…涙を拭きながら笑っていた『ゴメン💦色んな事思い出しちゃった💦』
駿『紀香ちゃん…意外と可愛いんだね😁』
紀香『意外は余計です😤駿くんの番だよっ💦』
駿は『では…ユニコーンの大迷惑❤』
雅也『駿は元バンドマンだから上手いよ💡』
本当に上手かった…
そして2時間が経ちカラオケは終わった。
駿は『また遊んでくれないかな…』
雅也『俺もまた遊びたい…』
アユミと紀香も…思いっきり歌って⤴笑って⤴楽しかった😃
次また遊ぶ約束をして、皆で連絡先を交換して別れた。
>> 62
決戦の金曜日…
今日がラストチャンス…指名…💦
でもラッキーな事に今日は美紀のお客様が午後から五人もかさなっいる…シャンプーブローではないが、カラー後のシャンプーで勝負出来る。
『いらっしゃいませ⤴』
アユミが声を出す…
すかさず美紀がすれ違い様に『声が小さい…笑顔が薄い…』
イラつきそうなのをアユミはグッと堪えて、また声を出す『いらっしゃいませ⤴こんにちわ~⤴』
すると真紀が『気合い入ってるね⤴頑張って⤴』
アユミ『はいっ⤴』
と返事を返した…
そこへ美紀のお客様が『あらぁ…新人さん⤴良い声で頑張ってるわね…見てて気持ちがいいわ⤴😉』
と誉めてくれた…。
[良かった…⤴でも…シャンプーで誉められたい…]
>> 65
杏里先生『申し訳ありません‼お客様‼スタッフの不注意でございます。どうぞ、お席へ…大変申し訳ありませんでした。』
とお客様を落ち着かせてくれていた。
紀香『アユミちゃん…』とアユミに駆け寄って…紀香は絶句した。アユミは鏡の前のガラスの角に額を打ち…額から血が出ていた。
それより、変な転び方をしたせいで左手の薬指をつき…紫色に変色していた‼
真紀『紀香…裏口からアユミを病院に連れて行って‼』
紀香は泣きながら『はい…行くよアユミちゃん…』
アユミも紀香の涙を見て我に返った…
アユミ『痛いよ~💦痛いよ~💦』
紀香『もうちょいで病院だから‼大丈夫だから‼』
と車をとばしてくれた…
>> 66
病院に着いてレントゲンを撮った。
額は軽い切り傷…
左手の薬指は…骨が欠けていた…無理に手をついた拍子に骨に付いている筋が伸び、引っ張られて骨が欠けてしまったらしい…。
そこへ杏里先生が駆け付けてくれた。
杏里先生『紀香…店に戻って…お客様…待ってるわ…』
紀香はアユミの側を離れなかった。
杏里先生『あんたはプロでしょう‼アユミは私に任せて戻りなさい‼』
紀香は涙を流し…アユミを見た。
アユミは『紀香さん…ありがとうございました…戻って下さい…』と泣きながら言った。
紀香は黙ってコクンと頭を下げて店に戻った。
杏里先生は医師に『この子は美容師なんですよ…』と涙を溜めて言った。
医師『うん…』
と考えた後、言葉を続けた…
>> 68
杏里先生は悲しげな顔をして『…そうだったの…じゃあ合格よ‼明日は同窓会に行きなさい…』
アユミは杏里先生の目を真っ直ぐ見て『私…美紀さんを目の敵にしてシャンプーすると、思いやりが手に伝わらないって事がわかったんです…だから今回は心からシャンプーして…心からお客様から合格を貰いたくて…同窓会は断ったんです…』
杏里先生『あなたって子は…』と涙を流した。
そして『その気持ちだけでも…美紀に勝ってるわ…でも…まさか美紀がわざとした事なら…条件を出した私の責任でもあるわ…』
アユミ『…3ヵ月も働けないなんて…』
杏里先生『仕事には来なさい…収入もないと困るでしょう💦』
アユミ『収入…より…技術が欲しい…3ヵ月も出来なかったら…紀香さんの苦労が…』
>> 71
それを聞いた真紀は黙って立ち上がり、美紀の頬をピシャリ‼と叩いた。
真紀『アユミに謝りなさい‼』
美紀はアユミを睨み付け『なんでですか❓あの子が通路の真ん中でボサッとさぼってたからぶつかっただけじゃないですか❓』
それを聞いた杏里先生もピシャリ‼と美紀の頬を叩いた。
杏里先生『わざとなのね‼わざとだから謝らないのよ‼不注意なら普通、怪我させたんだから謝るでしょう‼』
美紀『私はタオルを持っていて見えなかったんです‼サボッてたあの子が悪くないですか❓』
『あんた‼明日からもう来なくていいよ‼』
口を挟んだのは真紀だった。
美紀はオドオドしながら『紀香ちゃん…私が悪いの❓私は仕事してたんだよ❓サボッてたあの子は怪我したから怒られないの❓』
>> 72
紀香『…皆…ごめんなさい…』と言うと…
ガッ‼‼‼
美紀の胸ぐらを掴み壁に押しやった…
アユミはツラくなり『何でですか❓私…サボッてなんか居ません‼鏡で笑顔を作って…気合いを入れてたんです‼邪魔って言われたら退くこと位出来ました‼』
真紀はまだ紀香に胸ぐらを捕まれていた。
美紀『どいてよって言わなかったかしら❓って…あなた気分がいいでしょうね…』
紀香は拳を美紀の腹にバンっ‼と一発入れた。
紀香『いい気になってると…てめえ…痛い目見るぞ‼』
杏里先生『紀香…』
紀香『すいません💦我慢の限界です…』
と美紀から手を放した。
美紀『紀香ちゃんも…やっぱり品が無いわね…元レディース総長は違うわね…』
アユミは『紀香さんの事悪く言わないで‼私が気に入らないんでしょう❓』
>> 74
紀香は座り直し、杏里先生に謝った。
紀香『先生…品のない真似をしてしまい…申し訳ありませんでした…社会人として…』
杏里『仕方ないわよ…今回はね…私も紀香みたいに若かったら、掴みかかってるわ😊だから真紀ちゃんも止めなかったでしょ😊でも…暴力はもう…止めましょうね😃』
アユミは呆然としていたが…杏里先生と紀香には本当に感謝でいっぱいだった。
アユミも二人に痛い手を床に付け『私…頑張ります‼負けません‼今日はありがとうございました🙇』
そんなアユミを見て紀香は『さあ…帰りましょうか…送っていくわ…』
杏里先生『私はご自宅の親御さんに電話しておくからね💦紀香…よろしくね…』
『お疲れ様でした‼』
- << 78 長い1日が終わり、アユミは紀香の車に乗り込んだ。 紀香は車を走らせ様としない… 紀香『アユミちゃん…ちょっとだけドライブしていい❓』 アユミ『…はい。』 紀香は車を走らせた。少しの間、沈黙が続いたが、今度はアユミから話しを始めた。 アユミ『紀香さん…紀香さんは悪くないです。もちろん杏里先生も…悪いのは…うっかりしていた私ですよ💦』 と言い下を向くと、紀香は『悔しいんでしょ❓悔しいんだよね⁉痛いよね❓』と切なそうに聞いてきた。
今晩は、『輝きたい』読ませてもらってます。流石です😍ななこさん!!今回の小説も相変わらず素敵さんです。返信楽しみに待ってます👮頑張って下さい。応援してますから‼私は、もぅ♪ななこさんの小説ファンになりました😊めちゃくちゃどっぷり浸かってます(苦笑)
有り難う御座います。
>> 78
アユミ『痛いですよ…心も…手も…でも負けない‼美紀さんの事は大嫌いです‼だから…美紀さんには負けたくないんです‼』
車は街中を通りすぎ海岸通りを走っていた…
紀香『美紀ちゃんは多分…辞めないよ…非を認めないし…このまま辞めたら、非を認める事になるからね💦普通なら居づらくて辞めるんだろうけどね💦』
アユミ『辞めなくて良いですよ💦無謀だとは思うけど…美紀さんを追い越して立場を逆転させますから‼』
紀香は運転しながら目を丸くした『アユミちゃん…凄いね…追い越したら面白いね😁私も協力するよっ‼』
アユミ『ありがとうございます…』
海岸通りを通りすぎ、住宅街へ…
アユミ『どこに行くんですか…❓』
>> 79
紀香は少し微笑んで『行かないよ…通りすぎるだけ…』
閑静な住宅街…
アユミ『通りすぎる❓誰かの家ですか❓』
紀香『うん…駿くんの家…』
アユミは少しビックリしたが[やっぱり紀香さんは駿くんが好きなんだ‼]と思い紀香に『好きなんですね⁉』
と笑顔で聞いた😁
紀香『うん…好きみたいだね💦アユミちゃんが…こんなんなってる時に申し訳ないんだけど…ね💦』
紀香は今日、駿に会おうとしていたらしい…
アユミ『私の暗い話しは終わりですよ⤴紀香さんの恋に向かって走りましょう⤴』
紀香『とりあえず今日は止めておくよ💦じゃあ今度、駿くん達と遊ぶ約束するから付き合ってね🙇』
アユミ『もちろんです⤴』
>> 81
翌日…店に行くと美紀がいた。
アユミは[無視する訳にも…]と思い『おはようございます…』と言い美紀の前を通りすぎ様とした…
美紀はキッ‼と睨み付け『おはよー‼』とだけ言ってツン😠としていた。アユミはそれを見て[大人げない…絵にかいた様なバカ😁]
と思ったら吹き出してしまった😂
驚いたのは美紀だけでなく、紀香や真紀もアユミを見た。
美紀がアユミの方へ近づく…
美紀『何❓』
アユミは言うつもりはなかったが美紀の挑発的な態度にカチンときてしまい…見下す様に『いや…気に入らない後輩をいじめて、自分が逆に立場がヤバくなって…そして謝ることも出来ずにまた逆切れ…って思ったら吹き出してしまいました💦ゴメンなさい…😂😂😂』
>> 82
美紀は目を白黒させ…顔は真っ赤になり『何⁉それって…私に言ってんの❓』と明らかにマジギレ寸前…
アユミは今まで我慢してきた事もあり…また言葉に出てしまった。笑顔で静かに『美紀さん以外にそんな人…居ませんよ😂』
美紀は更に顔を真っ赤にしてアユミの頬を平手打ち‼
すかさずアユミは避けて美紀の中指が少し当たった。
アユミは美紀に平手打ちした…バチン‼
アユミ『落ち着いて下さいよ…余計…笑えます😂…叩いてゴメンなさい💦一回は…一回ですから…なんなら指も…一本いっときますか…⁉』
アユミは笑顔のまま美紀に噛みついた。
美紀『なんなのよ‼あんたねぇ‼先輩を叩いて…』
アユミ『尊敬出来ない人はいくら年いってても先輩とは思えませんから😂さぁ…仕事しましょう😂』
美紀は休憩室に駆け込んだ。
>> 91
雅也『じゃあ俺ん家くる❓運転しながらじゃ疲れるし💦』
アユミ『いいよ』
雅也の家に着いた。
アユミ『おじゃまします…』
と言うと、中から可愛い感じのお母さんがバタバタと出迎えてくれた…
雅也の母親『あら…いらっしゃい…雅也が女の子連れて来るなんて⤴ビックリ⁉』
雅也『母さん⁉いいから💦』
雅也の母親『彼女❓』
雅也『違っ違うよ⁉こいつはアユミ…友達だよ💦いいからも~😥』
雅也の母親『あら💦ゴメンね⤴ゆっくりして行ってね…アユミちゃん😁』
アユミ『ありがとうございます💦急におじゃまして申し訳ありません…失礼いたします💦』
雅也の母親『あらぁ⤴しっかりした子ね~☺お茶出してあげるからね⤴』
>> 92
アユミ『申し訳ありません…』
と頭を下げて雅也の部屋に入った。
雅也の家はとてもきれいだ…しかも広い…
アユミ『スゴいお家だね…』
雅也『家さ…建築会社やってんだ💦』
アユミ『雅也くんは自分の家の会社にいるの❓』
雅也『違うよ⤴修行の為に他所の会社だよ😁』
コンコンっと扉をノックして雅也のお母さんが入ってきた。
雅也の母親『お茶とお菓子⤴置いていくね⤴』
雅也『ありがとう💦』
アユミ『スミマセン…頂きます🙇』
雅也のお母さんは頷くとにっこり笑って下へ降りて行った。
雅也『ったく…ゴメンな💦』
アユミ『何が❓』
雅也『母ちゃんさぁ…気に入るとお茶出してくるんだよ💦気使うじゃん❓』
アユミ『良いお母さんだね⤴可愛いし☺』
>> 96
アユミは梨香のママに中卒なんて…仕事出来ない…給料も貰えない…と言われて『人間失格』扱いをされているようで、若くても25歳位の人を装いたかった事…友達は信用できない…裏切られるのが怖いから…優しい紀香さんも明日には分からない…など思いの丈を雅也にぶつけた。
雅也は口も挟まずに聞いてくれていた。
アユミ『私がオカシイの❓変わってるの❓』
雅也『おかしくないよ…アユミは弱いんだよ…』
アユミ『何で私が弱いの⁉負けず嫌いだよ⁉気は強いよ‼やられたらやり返せる…』
雅也『でも…言われた事以上に傷つくじゃん❓』
アユミ『だけど…だから…梨香は見放したし…信用出来る人と出来ない人を分けて接してるんだよ…』
>> 97
それを聞いた雅也は
『アユミ…落ち着いて💦いいか…強い奴はな…自分の弱さを認めるんだよ。それでその弱さを克服していくんだよ😉なかなか出来る奴は居ないよ😉そんなに強がらない方が可愛いよ…裏切られるって思いながら付き合われたら紀香さん悲しむんじゃないかな❓ちょっと落ち着いて考えてみなよ…』
アユミは雅也の言葉の1つ1つが頭の中で渦を巻いた。
アユミ『私…弱いんだ…よね…』
雅也『多分ね…考え過ぎもあると思うよ😉』
アユミ『雅也くんに話して良かった。』
雅也『会うのは今日が2回目だけど…どうしてオレに話せたの❓』
アユミ『…分かんない。』
雅也『オレになら嫌われても良かった❓😂』アユミ『違うよ⁉なんか…話し易かった。』
>> 99
雅也『なんだよ💦アユミ💦あまり見るなよ…』
と起き上がった…
アユミ『良い部屋だなぁ…と思って…初めて入る部屋なのに落ち着くんだよね…』
雅也『それは良かった😉いつでも来いよ⤴仕事終わりに電話くれたらいつでも送り迎えしてやるよ⤴』
アユミ『いや…悪いよ💦』
雅也『嫌なのか❓』
アユミ『嫌な訳ないよ💦ただ…悪いから…😥』
雅也『遠慮ならするな‼大丈夫‼オレ…暇だから😂』
アユミ『そうなの❓なんか雅也くんって面白い😂』
アユミはまるで裏表が見えない雅也が新鮮に感じた…[信用出来そうだな…あっ💦また悪いクセだ…信用したい時はいちいち考えないで信用したらいいんだ✨]
雅也『また…お前❓考え事❓』
>> 101
あっと言う間に夕方になっていた。
雅也『腹減っただろ❓』
アユミ『緊張してて…あまり…』
雅也『マジで💦食おうぜ…ちょっと待ってて😉』
と雅也は下に降りて行った…
[雅也くん…何しに行ったんだろ…]
10分位して…廊下から声がする…
雅也『アユミ~💦ドア開けといて~‼』
アユミは『はーい⤴』
とドアを開けた。
雅也はお盆に料理を載せてフラフラと部屋に入って来た。
雅也『はいっ⤴食べよう😉』
アユミ『スゴい⤴‼美味しそう☺』
オムライスと小さなうどん…
アユミ『ママが作ってくれたの❓』
雅也『うんっ⤴でも、うどんはオレが作ったの😁関西風だぜ⤴最近好きなんだ😂』
オムライスは凄くキレイな形だし卵もキレイに巻かれていた。付け合わせのサラダも凄く美味しかった。
>> 103
雅也『もしもし…佐藤と申しますが相川さんお願いします💦』
『あっ、紀香さん❓オレ⤴雅也‼何時に仕事終わる❓もうすぐ❓じゃあ…駿に迎えに行かせるから家においでよ…どうしても話しがあるんだ…わかった…待ってる…急にゴメンね💦』
雅也は駿に電話して事情を話した。
駿は快く紀香を迎えに行ってくれた。
雅也『アユミ…後、1時間弱で紀香さんが来るよ⤴』
アユミ『うん…』
アユミは不安で不安で仕方なくなった…
そんなアユミを雅也は優しく抱きしめた…
『大丈夫…オレが居るから…心配ない…』
アユミはうつむいたまま雅也に抱かれていた。
[落ち着く…なんでだろう…雅也くんって落ち着くなぁ…]
>> 106
アユミは紀香の目を見れずにうつむいた…
紀香『アユミちゃん…仕事…続けるよね❓』
アユミ『続けたいです…』
紀香『たい…❓美容師になるよね❓』
アユミ『なりたいです💦』
紀香『また…たい❓』
[なりたいってオカシイのかな❓たい…って付けない言い方なんて…]
と思っているところで紀香が『~たい。じゃダメ‼~します。なります。とか…じゃないと理想で終わるんだよ‼現実にするには、なります。やります。って言葉を使うのっ‼』
アユミ『なるほど…ゴメ……ありがとうございます💦』
紀香『……雅也くんに何か習った❓😲』
アユミは雅也の顔を見た…雅也は『いや…アユミは謝ってばかりだから…謝罪より感謝を…だから…ゴメンよりありがとうって言ったらって…』
>> 107
紀香『なるほどね😲💦だから…ちょっと感じが良いんだ‼アユミちゃん‼それ‼凄く良いよ🎵言う方も言われる方も…謝罪より感謝の方が‼』
アユミ『はい…💦でも…紀香さん…色々ゴメンなさい💦私…仕事を続けます⤴美容師になります⤴💦だから…ガキで…アマちゃんですけど…見捨てないで下さい🙇』
と…黙っていた駿がニッコリしながら『アユミ‼偉い‼頑張れ‼オレも雅也もカットモデルにでも何でも協力するからさ⤴美容師になれよっ🎵』
紀香『じゃあ…🎵モヒカンの練習から入ろうか❓笑』
駿『えー‼マジで❓😱』
紀香『冗談だよ😜』
雅也『腰抜かしそうになったよ💦😱』
四人で笑った…🎵
久しぶりにアユミも心から笑った。
>> 108
駿『よしっアユミ…ビール飲むか❓』
紀香『未成年だし…明日も仕事だから…』
アユミ『実は飲めるんですよ⤴😁一本頂きますっ🎵』
紀香『明日は仕事だからね😥』
心配されながらも皆で乾杯した。緊張が溶けたアユミは少し飲み過ぎてしまい…寝てしまった。そして紀香と駿に置いてきぼりにされた…
目が覚めると5時…
[まだ早い…もう少し寝ようかな…あれ❓家じゃない😱]
雅也『起きたの❓酔っぱらい…』
アユミは飛び起きた‼ベッドの中には雅也がいた…
アユミ『キャッ💧』
[何❓なに❓ナニ❓‼]
雅也『キャッとか言うなよ…なんもしてねぇから…早く支度しろや…店…何時から❓』
眠そうな事で雅也が聞いて来た。
>> 114
先生『良かった…アユミが戻ってくれて…💦みんな心配してたのよ…美紀以外ね…』
アユミ『本当にゴメンなさい💦美紀さんにも謝ります⤴先生…ありがとうございます💦』
先生『アユミ…昨日1日休んで色々と考えて来たのね😉よしよし😉今日からまた頑張りなさいね😊』
アユミ『はい‼』
カラン🎵🎵
『おはようございます‼』
[真紀さんだ…]
- << 117 アユミ『真紀さん💦昨日は…今まで色々ゴメンなさい💦また今日から頑張ります🙇許して下さい🙇』 アユミは真紀の目をしっかりと見つめて言った。 そんなアユミを見て真紀は少しビックリしながら『アユミ…帰って来ないと思ってたわ…と言うより…貴方にはまだ学生感覚が抜けてないから、もう無理とも思ったわ…でも信じて良いの❓社会人って信用第一なのよ👍貴方は昨日で信用を失ったの…まあ…事情も分かるけどね、仕事を投げ出した事実は変わらない。大変よ、信用を取り戻すのは…社会はそんなに甘くないの…先生ごめんなさいでは済まない世界なのよ…』 アユミは真紀の言葉を素直に感謝を込めて聞いていた。
>> 115
先生『良かった…アユミが戻ってくれて…💦みんな心配してたのよ…美紀以外ね…』
アユミ『本当にゴメンなさい💦美紀さんにも謝ります⤴先生…あ…
アユミ『真紀さん💦昨日は…今まで色々ゴメンなさい💦また今日から頑張ります🙇許して下さい🙇』
アユミは真紀の目をしっかりと見つめて言った。
そんなアユミを見て真紀は少しビックリしながら『アユミ…帰って来ないと思ってたわ…と言うより…貴方にはまだ学生感覚が抜けてないから、もう無理とも思ったわ…でも信じて良いの❓社会人って信用第一なのよ👍貴方は昨日で信用を失ったの…まあ…事情も分かるけどね、仕事を投げ出した事実は変わらない。大変よ、信用を取り戻すのは…社会はそんなに甘くないの…先生ごめんなさいでは済まない世界なのよ…』
アユミは真紀の言葉を素直に感謝を込めて聞いていた。
>> 121
すると杏里先生は…
『はいっ✨では今日も1日お疲れ様でした‼明日はしっかり休んでまた火曜日から宜しくね‼』
皆『お疲れ様でした‼』
と…アユミ『紀香さん…一度シャンプーさせて頂けませんか❓』
紀香『良いよ‼ブローの前のドライまで教えてあげる…じゃあ…モデルは美紀ちゃんにお願いしてもいいかな❓私はアユミちゃんの手付きを見たいから…』
美紀『良いよ…』
[平常心……自分…頑張れ‼]
アユミ『ありがとうございます‼宜しくお願い致します‼』
美紀がシャンプー台に座る…
アユミ『失礼致します…』と首にタオルをかける…シャンプークロスを着ける…
アユミ『では倒します…美紀さん…宜しくお願い致します…』
>> 126
電話をすると…ワンコールで雅也が出た…
アユミ『あ…アユミ…』
雅也『も~💦遅かったね~💦これから行くよ😉』
アユミ『うん…待ってる🎵』
アユミは近くのコンビニに入りタバコと自分と雅也のジュースを買った。
アユミは幸せを感じていた…[雅也と会えて良かった…早く会いたい…]
雅也の車が見えてアユミは手を振った🎵
アユミ『ありがとう✨』
雅也『お疲れ🎵早く乗って❤』
アユミは雅也の車に乗り込んだ。
ジィ~👀👀❤
アユミは雅也の顔を見ていた…
雅也『ねぇ…なんか…超視線感じるんだけど…笑』
アユミ『今日は色々頑張ったんだ❤だから雅也の顔見て落ち着きたいの🎵😃』
雅也『そっか…結果オーライだったみたいだね😉🎵』
>> 128
雅也はそんなアユミを見て微笑んだ…
アユミ『ねぇ…雅也って…私の事ガキ扱いしてない❓』
あまりに雅也が微笑むからアユミは少し不安になった。
雅也『可愛いと思ってるよ…ダメ❓』
アユミ『ダメじゃないけど…』
雅也『大人扱いされたいの❓アユミは可愛いから…お姉さんって感じじゃないけど…』
今のアユミは紀香に憧れていたから…少しショックだった…
でもせっかくの楽しいデートを台無しにしたくなかったアユミはまたニッコリ笑って雅也を見た。
雅也『アユミはアユミで良いじゃん❤俺は今のアユミが好きなんだから…』
アユミは恋も仕事も上手く行きそうな気がしていた…
でも…私の周りだけかな…幸せって続かない……。
みんな…どう❓
みんなは…幸せは…続くの…❓
どれだけ走っただろう…❓
雅也『そろそろ…引き返すか…ってか遠くまで来すぎたね💦』
アユミ『本当だ💦私は明日休みだから良いけど💦』
雅也『俺…有給取っちゃった😉結構たまってるからさ…月曜日めがけて有給消化すればアユミと遊べるからね😉』
アユミ『本当に~⤴嬉しい~⤴』
雅也『…良かった✨運転疲れたから…どっか泊まってもいい❓』
アユミはドキッ‼とした…でもアユミも帰りたくなかった…。
アユミ『…良いよ…💦』
雅也『大丈夫💦アユミの嫌がる事はしないから😉さて…飯買って…酒買って…行きますかっ⤴』
アユミ『うんっ✨雅也と居れて嬉しい❤』
雅也はまたニッコリ微笑んだ…
>> 131
雅也『俺…シャワー浴びてくるわ…アユミは食卓の準備してて✨』
アユミ『いいよっ⤴』
とは言え…買ったものを並べるだけ…
あっと言う間に準備オッケー‼
雅也『アユミ~⤴ちょっと来て~✨』
アユミ『何~❓』
とお風呂に向かった。
扉の外からアユミは…
『何❓』と聞いた。
雅也『タオル巻いてるから開けて…』
ちょっとドキドキしながら扉を開けた…
すると雅也は…
『頭洗って欲しい…ここのバスタブ寝やすいし…出来ない❓』
アユミは呆気にとられた…
『出来るけど…私…服脱がなきゃ濡れちゃうじゃん…』
雅也『バスローブ着てよ⤴俺…アユミにシャンプーして貰いたい❤ダメ❓』
アユミは少し考えたが…なんか一生懸命な雅也が可愛くなり…
『わかった✨じゃあちゃんとアドバイスしてね❤』と言った。
バスローブを着て雅也の顔にハンカチを乗せた…
アユミ『では…』
>> 132
シャワーを雅也の頭に当て…流した…
雅也『うわっ⤴気持ち良いよ✨』
アユミ『まだ流してるだけだよ💦』
雅也『ねっ💦でも…アユミ上手いわ…楽しみ…✨』
アユミ『あまりハードル上げないでよっ💦😂』
雅也『はい…』
シャンプーを雅也の頭に着け軽く洗って、流した…
そしてまたシャンプーを着けて…二回目…
[雅也の頭皮は健康そうだなぁ…でも昨日、今日と私に付き合って疲れたかな…疲れを取ってあげよう…]
シャンプーが終わり、流してコンディショナーでマッサージ…
アユミ『雅也…雅也…』
雅也『所々…寝てた…超スッキリしたぁ~☺ありがとうアユミ⤴俺はもう上がるから✨アユミ入りな😊』
アユミ『うん⤴良かった誉めてもらえて😊』
>> 134
そして…話題は雅也の元カノ話し…
雅也『そんなに聞きたい❓俺はアユミの元カレの話しなんて聞きたくないなぁ…』
アユミ『私は…彼氏って言う感じの人はいないもん💦』
雅也『えっ‼マジで❓』
アユミ『うん…男友達は居たけど…ちゃんと付き合ったのは雅也が初めて…💦引いた❓』
雅也『引いてないけど…超ビックリ💦でも…嬉しいなぁ☺』
アユミ『そお❓…で❓雅也の元カノはどんな人❓😁』
雅也『数人だけど…ワガママだったなぁ…浮気されたり…』
アユミ『じゃあ…きれいな人ばっかりだったんだ💦紀香さんみたいに…あ~~😱聞かなきゃ良かった😱』
雅也『お前…1人で何言ってんだよ💦ってアユミ…紀香ちゃんに憧れてんだろ❓』
アユミは毎週日曜日を楽しみに仕事も練習も頑張っていた…。
会うと必ず最後はホテルに行っていた。
でも雅也はキスをするだけでアユミを抱きしめて眠る。
アユミは少し不安になった。
そして次の日曜日も雅也が『寝ようか…おいで…』と言った後にアユミは
『ねぇ…雅也は…その…あの…』
雅也『ん❓どした❓眠くない❓』
アユミ『…うん…あの…雅也は…なんでしないの❓』
雅也は顔を赤くして
『アユミ…😳大切にしたいから…まだ…アユミが怖いかなって思ってて…ってお前…処女だろ…』
>> 142
アユミも赤くなりながら
『いや…処女だけど…魅力がないからかな…とか…不安になってて…ゴメン…』
雅也はアユミを抱きしめて頭を撫でた…アユミはそのまま雅也に抱き付いていた…
雅也『魅力ないわけねぇだろ…アユミ…』
アユミ『私…雅也なら…怖くないよ…多分…』
雅也『そっか…じゃあ…優しくする…』
と言うと…いつもより激しいキスをしてきた…。
そして…アユミのバスローブの紐をほどいた…
アユミ『恥ずかしい…💦』
雅也『じゃあ…俺も脱ぐよ…』
と雅也もパンツだけになった。
アユミのブラジャーを器用に外し、雅也はアユミをまたギュッと抱きしめた…
- << 145 雅也『アユミ…大好きだよ…』 とアユミを仰向けにし…アユミの両方の胸を揉んだ。 そして…乳首にキスをして優しく舐めたり…吸ったりを繰り返した。 アユミ『あぁっ…雅也…変な感じ…でも…気持ちいぃ…』 雅也はアユミの下半身に手を這わせた…太ももから…真ん中に手を移動させた… 雅也『アユミ…入れて良い❓俺…限界…💦』 アユミは頷く事しか出来なかった… 雅也はコンドームを着けてアユミの下半身に当てた…そして直ぐには入れずに愛撫を繰り返し十分に潤ったのを確認すると、ゆっくりと固くなったモノをアユミに押し付けた…
>> 143
アユミも赤くなりながら
『いや…処女だけど…魅力がないからかな…とか…不安になってて…ゴメン…』
雅也はアユミを抱きしめて頭を撫でた…ア…
雅也『アユミ…大好きだよ…』
とアユミを仰向けにし…アユミの両方の胸を揉んだ。
そして…乳首にキスをして優しく舐めたり…吸ったりを繰り返した。
アユミ『あぁっ…雅也…変な感じ…でも…気持ちいぃ…』
雅也はアユミの下半身に手を這わせた…太ももから…真ん中に手を移動させた…
雅也『アユミ…入れて良い❓俺…限界…💦』
アユミは頷く事しか出来なかった…
雅也はコンドームを着けてアユミの下半身に当てた…そして直ぐには入れずに愛撫を繰り返し十分に潤ったのを確認すると、ゆっくりと固くなったモノをアユミに押し付けた…
>> 148
雅也『じゃ…入れちゃうよっ💕』
アユミ…『あっあぁっんぁあぁっ‼』
雅也は昨日よりも早めの速度で腰を動かした。
アユミ『あっダメ…ダメ‼おかしくなっちゃう‼』
雅也『いいよ…アユミ…可愛い…』
雅也はアユミの胸を舐めたり吸ったりしながら腰を動かした…
アユミは感じ過ぎて…体をくねらせた…
そして雅也も果てた…
雅也『また1週間…頑張れそうだ…😉』
二人でシャワーを浴びてまたベッドに戻り…
しばらく話しをした。
雅也『今度は旅行行きたいな…アユミが美容師免許を取ったら絶対に連れて行くよ…』
アユミ『嬉しい…でも私…自信ないんだよなぁ💦でも‼絶対取る‼』
それからアユミは…
雅也と会わない日は
仕事…練習…勉強に励んだ…。
果たされる事のない約束の為に…
>> 157
二人は結局、悩みに悩んで、新生児用の服。薄い黄色地にバックプリントで天使の羽が付いている服と少しレースが付いた白い靴下をレジに出した。
店員さんはニッコリして『可愛いの選んだね😉絶対に元気な赤ちゃん産んでね⤴』
アユミ『…はいっ⤴お姉さんは…❓』
店員『お姉さん⁉ありがとう⤴もうすぐ40歳なんだよ💦』
アユミと雅也はビックリして店員さんに
アユミ『ゴメンなさい💦30歳位かと…』
店員『ありがとう⤴私はね…子供出来ないの💦普通…私みたいな人が選ぶ仕事じゃないんだけど…ママさんと関わる事で私もママの気分になれるからね😉楽しいのよ⤴』
アユミ『重ね重ね…ゴメンなさい💦』
店員『とんでもない💦また来てね⤴買わなくてもいいから☺顔見せてね☺』
アユミ『ありがとうございます☺また来ます⤴』
>> 162
アユミ『ごめんなさい…』
母『アユミちゃん…あなたまだ17歳よ…それに美容師になるって頑張ってたじゃない…雅也だって、まだ半人前だし…でも…嬉しい気持ちもあるし…複雑だわ💦』
雅也の母の言う通りだ…
まだ…何もかもが中途半端…
でも事実…新しい命はアユミと雅也の元へ降りてきたのだ…
しばらく沈黙が続いたが…先に口を出したのは雅也だった。
『甘いかも知れないけど…必ずアユミや子供を守りながら立派な建築士になるよ⤴アユミが望むなら美容師にもなって貰いたい。母さんには子供をみて欲しいけど…』
母『子育てしながらの家事も大変なのに仕事も復帰するの❓私が見るのは構わないけど…それより…アユミちゃんの両親になんて言えばいいの…💦』
>> 166
ドキドキしながら…
赤ちゃんの洋服の入ってる袋を抱きしめながら…リビングへと向かった…
アユミ『おじさん…ごめんなさい…』
雅也の父『アユミちゃん…座りなさい…アユミちゃんが謝る事はないだろう…』
アユミはあまりの緊張とお父さんの優しい言葉に涙が出てきた…
アユミ『ごめんなさい…』
雅也の母『アユミちゃん💦お父さん怒ってないわよ💦大丈夫だから泣かないで…』
アユミ『スイマセン…』
雅也『父さん…オレは真剣だ‼順序が違うのは謝る‼でも…赤ちゃんが来てくれたんだ…』
雅也の父『…真剣じゃなきゃ困る。今更怒っても…胎教に悪いしな…ただ…わかってるだろうが…少し若いな…苦労は覚悟してる以上だと思いなさい。大丈夫か❓』
>> 174
するとアユミの父は
『…とても良い青年だね…アユミには勿体ない感じだ…でもやはり若すぎないかな❓これからアユミも雅也くんも沢山の人と出会うよ…それにアユミはまだ美容師になれていない…全てが中途半端な気がするが…』
雅也の父『全くその通りです…確かに若すぎる…でもアユミちゃんは美容師を諦めないらしいし、何より二人の気持ちが…どうでしょうか❓許して頂けないでしょうか❓初めてお会いして本当に失礼を承知で言わせて頂いてます…』
アユミの父は母の顔を見た。
すると母は
『お父さん…もう反対出来ないですよ。アユミも雅也くんも好き同士だし…赤ちゃんだって居るんですから…応援するしかないんですよ…』
と自分にも言い聞かせるようにアユミの母は言い…波を浮かべていた。
>> 175
アユミ『お母さんありがとう…いつも…いつも…お母さんをビックリさせる事しか出来ないのに……いつも応援してくれてありがとう…』アユミも涙が止まらなかった…
アユミの母『なあに~❓急に…お母さん…泣かせないで…』
アユミ『だって…だって…高校行かないで美容学校行くって言い出した時も…お…お母さんは…私の夢を…応援したいって…言ってくれたし…今回も…』
アユミの母『あなたが良かれと思って決めた人生でしょ❓お母さんだって反対する時はするけど…あなたがちゃんと考えて行動してるから…応援したいのよ……雅也くん…皆さん…ごめんなさい…なんか…涙が…スミマセン。』
雅也の母も泣きながら『とんでもない…素敵なお母さんですよ…見習いたいです…』
>> 178
朝…アユミは緊張のせいか悪阻なのか❓
胃がムカムカしていた。
[今日…仕事が終わったらちゃんと話さなきゃ…うぇっ💦気持ち悪い💦]
アユミ『おはよう…』
母『おはよう…顔色悪いみたいね…』
アユミ『悪阻かも💦気持ち悪いんだ😥行って来ます…』
母『ダメなら早退しなさいね💦』
アユミ『今日は…頑張る…仕事終わったら紀香さんや杏里先生に話すから…行って来ます。』
母『無理しちゃダメよ~…』
[お母さん…ありがとう…]
そして…店に着いた。アユミ『おはようございます‼』
杏里先生『はいっ⤴おはよう⤴』
少しすると皆、出勤してきた。
紀香『アユミちゃん…今日も顔色悪いね…大丈夫❓』
アユミ『大丈夫です⤴😃スミマセン💦』
>> 179
開店準備をしながら紀香とたわいもない会話を交わした。
会話をして気持ちが紛れたのか❓悪阻はおさまってきた…
[良かった…]
そして開店…
開店と同時に2人の若いお母さんが幼稚園児と思われる女の子を2人連れてきた…
[カットかな…]
アユミ『いらっしゃいませ…今日はいかがなさいますか❓』
すると…
『この子達にパーマ…』
[ゲッ💦まじ❓❓]
アユミ『お子さま…お2人共にパーマですね…薬液は…大丈夫でしょうか❓』
若い母親『大丈夫だと思うよ⤴ケバく…イケイケにして⤴😉ディスコ行ける様に😊』
[ゲッ💦ディスコ行くんかい💦]
アユミ『はい…では先にシャンプーいたしますので…』
若い母親『ほらっ💢アユミ‼お姉さんの言うこと聞きなさいよっ‼』
アユミ『この子…アユミちゃんって言うんですか☺私もアユミです⤴』
若い母親『マジ~⤴』
>> 180
自分の子供と同じ(アユミ)という名前だからか❓その母親はアユミに色々と話しかけて来た。
ほぼ自分の武勇伝…
後は子育てでの心構え…
母親『あたしらさぁ…二十歳なんだぁ😁16歳で産んでてぇ~💦ってか子育てって楽しめばぁ~イケるよっ😂なんかぁ~ディスコでも子連れナイトみたいなの行くと~めっちゃ楽しいし~目立てるし~』
[あたしは…こんな親にはならないもんっ]
すると…
チビっ子のアユミが
『お姉ちゃん…頭痛い…』
母親『オシャレすんだから耐えろ💢直ぐに痛いとか言うなっ💢』
バシッ🔥
アユミはビックリして『あっ💦ごめんなさい💦少し巻き方をゆるくします😱』
とチビっ子アユミをかばうと…
キッ🔥と母親に睨まれた…
>> 185
[ドキドキ…ドキドキ…]
ひたすらアユミはドキドキしていた…
すると紀香が『アユミちゃん⤴ミーティングするよ~‼早くおいで~‼』と下から叫んだ…
[うわっ‼ビックリした‼]
アユミ『は…は…は~い💦』
紀香『お疲れ様…さて…今日はアユミちゃん大変だったね💦なんか反省とかあるかな❓』
アユミ『…反省は…真紀さんに助けて貰えなければ、あの子をもっと泣かせただろうし…お母さんも怒らせてました………』
真紀『でも…アユミは頑張ったよ⤴私は年寄りだから😂きっとアユミも経験を積めば私より良い考えがでるよ😉大丈夫…これからまた頑張りましょう😉』
アユミ『…泣……スミマセン…皆さんに…言わなければならない事があります…』
>> 186
杏里先生『アユミ…❓』
アユミは言う事は整理出来ていたが…皆の顔を見ていたら言葉が出ずに涙が先に出てしまった…
紀香『アユミちゃん…どした…❓焦らないでいいから…』
アユミ『スミマセン…泣…実は……………💦』
美紀『ちゃんと言えるようになってから時間とれば❓』
紀香『でも…今日言おうと思ったんだよね…どした❓』
アユミ『…赤ちゃんが…お腹に…』
アユミが呟くと皆は一瞬…シーン…となった…と思ったら口々に『え~‼』と声をあげた…。
でもすぐに杏里先生が机をバンっ🔥
と 叩き…
『アユミ‼どういうこと❓何してんの❓働けないじゃない⁉あんた育てるのにいくら掛かってると思ってんの⁉』
>> 197
雅也の家に着いた。
雅也『ただいま~』
アユミ『お邪魔しま……ただいま…』
奥から雅也の母が出て来た。
『二人とも…お帰りなさい⤴アユミちゃん…お疲れ様でした💦大丈夫かい❓』
雅也の母の優しい声を聞いたアユミはまた涙が溢れて来た。
リビングで雅也と両親に店での事を全て話した。
雅也の父は『アユミちゃんを侮辱したな💢変な脅しまで…辞めて正解だ💢お店のスタッフは良い人ばかりの様だがな…先生にはガッカリだったな…』
と怒り…雅也の母は『美容師になろうね…ま、赤ちゃん産んで少しゆっくりしたってアユミちゃんは若いんだから大丈夫よ😁雅也に養って貰ってさ…少しゆっくりしなさいな😉』
アユミ『お父さん…お母さんありがとうございます😢』
>> 198
この日は雅也の家に泊まった。
朝起きると…もう朝食の準備をしている…
アユミ『お母さん…おはようございます💦』
雅也の母『おはよう✨座ってて良いのよ…昨日はお疲れ様💦』
アユミ『手伝いますよ💦』
雅也の母『じゃあ…取り皿とお箸並べて😉…なんかお嫁さんって良いね😊』
雅也の母もまだ若い…こんなに早くお嫁さんが来て…今年中には孫まで産まれる。雅也の母も嬉しかった様だ。二人で朝食の準備をしていると雅也と雅也の父親が起きて来た。
雅也『アユミおはよう✨なんか嫁って感じだな✨』
雅也の父『おはよう✨体は大丈夫なのか❓母さんもまだ若いんだからアユミちゃんはまだ楽して良いんだよ😉』
雅也の母『おはよう✨でも手伝って貰うって…嬉しいよ😉話しながら朝ご飯の支度するのも楽しいし…😊』
>> 206
👩父
『雅也くんとアユミも少しは決めた事ないのか❓』と、まずは雅也の意見を聞いてくれた。
雅也『はっはい💦アパート借りて生活しようと思ってます。場所はお互いの実家の間位で探してみます。後…もし宜しければ…今後の生活もあるので、結納や結婚式は…』
と言ったところでアユミの父親が口を挟んだ。
『結納は…いいんじゃないかな❓式も簡単にして…浮いたお金で生活や出産があるだろうし…』
👨父『いやいや…雅也💦何失礼な事を言ってるんだ💦大切な娘さんを頂くんだぞ‼』
👩父『いやいや…これから孫にお金がかかるんですよ💦省けるものは省きましょうよ😃雅也くんとアユミが良いのなら、式も簡単にしましょうよ😃花嫁道具だって、アパートには今風の小さな可愛い物が合うんだろうし、お金もかかりませんよ💦』
>> 209
そして…夜になりまたアユミの両親が来た。母親はお刺身や得意な手作り唐揚げを持って来た。
アユミ『お母さんの唐揚げは最高なんだよ⤴』
とアユミはテーブルに持って行った。
雅也の母は田舎料理が上手で山菜料理や手作りチーズのピザを出してくれた。
この時のご馳走は食堂やレストランより美味しかった。
雅也『アユミもお母さん二人に料理を習って作ってね☺』
アユミ『だよね~💦』
と少し誤魔化すと…雅也の父は『アッハッハ⤴欲張るなって言ってやりな😂アユミちゃん⤴』と笑われてしまった。
皆が笑顔で良く食べて良く話して…皆が仲良くて…
幸せって…思う…
幸せって…感じる…
続いて欲しい…
でも…やっぱり…
幸せの裏側には…必ず…ある…不幸せ
喜びがあれば悲しみがあるのだ…
>> 210
👩母『あら…もう10時だわ…すっかり長居してしまいました…』
👨母『まだ…もう少し良いじゃないですか❓今日は結納みたいなものですし…』
👩母『そうですか❓お父さん達も楽しそうですしね😊』
👩父『後1時間居させてくれ…今、まだ話しが終わらないんだ…』
母親二人は顔を見合せ笑っていた…
父親二人はまるで親友の様に飲みながら話しに花が咲いていた(笑)
雅也はアユミを気遣い『アユミは疲れてしまうので部屋に戻って良いかな❓』
と言ってくれたが、アユミは『大丈夫だよ⤴雅也もお父さん組に混ざって話ししておいでよ😊私はお母さん組に料理を習うから😁』
とアユミもホーム結納パーティーを楽しんだ。
>> 211
そんなアユミ見て母親は『アユミ…まだ若いけど大人になったわね…雅也くんのお陰ね…スイマセン…なんかシンミリしちゃって…』
👨母『良いんですよ…話したいこと…話して下さい…』
👩母『アユミは…良い子だけど…以外と中途半端だったし…美容師に成りたいって言ってくれてから色々と自分の道を広げて…私…本音を言えば…アユミともう少し一緒に居たかった…ごめんなさい…』
雅也の母親も目に涙を浮かべてアユミの母親の背中を撫でていた。
👨母『そうよね…アユミちゃんと…アユミちゃんのお母さんしていたいわよね…でもお母さんは貴方よ…私はお義母さんだもの…アパート暮らしにはなるけど…側にいるから…私と一緒におばあちゃんしましょうよ…』
アユミもお母さんの気持ちが痛いほど伝わって来て涙が止まらなかった。
>> 214
次の朝…
👩母『アユミ~‼アユミ~‼紀香ちゃんから電話~‼』
ハッ‼
[やばい…あれから連絡してなかった…💦]
アユミ『起きたよ~‼内線して~‼』
トゥルー🎵トゥルー🎵
深呼吸…スゥ~~…ハァ~…💦
アユミ『おはようございます…』
紀香『おはよう…何で連絡くれなかったの❓具合悪かったの❓』
アユミ『い…いえ…実家同士の家族会議と言うか…結納と言うか…』
紀香『ちょっと位…電話する暇くらいあるでしょ❓酷いんじゃない❓』
[やっぱり怒ってる…]
アユミ『スミマセン…でも…なかなか時間が無くて…でも昨日の夜中帰って来て…今日、明日と家に居るので…会えませんか❓』
紀香『…じゃあ…今日3時に行くわ…』
と電話を切られてしまった。
>> 215
電話の声が聞こえてしまったのか…雅也が起きた。
雅也はアユミの顔を見て…『おは…よう…どした❓なんかあった❓』
と心配そうに顔を覗き込み聞いて来た。
アユミはとっさに笑顔を作ったが…バレバレ…💦
アユミ『紀香さんから電話があって…何で連絡くれなかったのって怒られちゃった…私が…悪かったんだけど…で…電話じゃ話し出来なそうだから…会いたいって言って…そしたら…3時に来るって電話切られちゃった…💦』
雅也『なんだそりゃ…昨日までは仕方ないだろ…』
アユミ『でも…紀香さんは心配してくれてたんだもん…私が悪かったんだよ。』
雅也は不服そうな顔をしながら『そうか…じゃあ…俺も謝るよ…』
と言って起き上がった。
>> 218
雅也『アユミ…わかった…食べてくるね…』
アユミは雅也に初めて無視をした…
言葉を出したら泣きそうだったから…
妊婦のアユミは情緒不安定になったのだ。
[ゴメンね…ゴメンね…雅也…]
涙が後から後から流れた…。
トントン…
アユミ『はい…』
👩母『入るよ…』
アユミ『うん…』
👩母『どうした❓悪阻❓』
アユミ『うん…』
👩母『そっか…雅也くん…アユミが居ないと食欲ないみたいだよ…』
アユミ『うん…涙💦』
👩母『どうした…ケンカ❓』
イライラ…
アユミ『違うって‼オェっ…放っておいて…話し掛けないで…気持ち悪いから…』
👩母『なんか考え事したでしょ❓それは情緒不安定だよ…お母さんもなったもん…少し落ち着くまで休んでな…』
アユミ『ゴメン…涙』
>> 219
しばらくして雅也が部屋に戻って来た。
雅也『ただいま🎵美味しかったよ🎵』
アユミ『ゴメン…』
雅也『今…お母さんから聞いたけど…妊婦はたいへんだな…今はどう❓』
アユミ『少し良いよ…ゴメンね…』
雅也『紀香さんの事か❓』
アユミ『違うよ‼』
認めたくなかった。
雅也『そうか…背中擦ろうか❓』
アユミ『…うん』
雅也に背中を擦ってもらうと…ホッとした…胃のムカムカや…イライラがスゥ~~っと消えた…
アユミ『今…何時❓』
雅也『2時…』
[ダルくて化粧も出来ない…紀香さんの前だから…まぁ…いいか…]
アユミ『今日はノーメイクでいい❓』
雅也『良いよっ🎵紀香さんが来る位だから良いだろ❓』
>> 227
雅也『…紀香ちゃん、何で駿にウソつくの❓何でアユミを悪く言うの❓』
紀香『…悪くなんて…』
駿『…ウソ❓』
紀香『…』
雅也『紀香ちゃん❓』紀香はしばらく黙っていたが、開き直ったかの様に話し出した。
『私の憶測…かな。アユミちゃんまだ若いのに…いきなり妊娠して…私や杏里先生にも悪びれる事なく…』
雅也『紀香ちゃん‼アユミは妊娠した喜びもあるけど紀香や杏里先生には悪い事をした…迷惑を掛けたと言っていたよ…杏里先生には酷い事も言われたけど…紀香ちゃんだけは見方だと思っていたのに‼アユミが可哀想じゃないか❓』
駿『…紀香…憶測って…』
そんな時…アユミがお茶を持って部屋に戻って来た…
>> 228
紀香『アユミちゃん‼ゴメン🙇つい…寂しくて…悔しくて…本当にゴメン🙇』
アユミ『紀香さん…ビックリしました💦もうイイですよ…』
雅也『アユミ…お前はお人好し過ぎるよ💦』
アユミ『いいの‼』
駿もバツ悪そうにしていたが…『アユミ…本当に雅也を頼むぞ‼』
アユミ『はい…』
[駿くん…まだ紀香さんを信じてるかな…]
雅也『まあ…とにかく結婚するから祝福してくれよ😉また色々決まったら報告するし…』
紀香『もちろん…祝福するよ❤私からも1つ報告😉…実はデザイナーズカップに出るんだ😊来月の第3日曜日だよ❤応援に来てね😉』
雅也は一瞬、顔色が変わったが『もちろん行くよ😃』とだけ答えた。
>> 230
そんな中…紀香は続けた。
『デザイナーズカップ⤴アユミちゃんも見に来てね😉』
アユミ『もちろんです⤴…』
紀香『良かったぁ⤴私ね、賞を取りに行くから⤴』
目をキラキラ輝かせて話していた…
アユミは今…母親で赤ちゃんを守る為に仕事を休業している…でも…でも…美容師に未練がないわけがない…紀香はわざとアユミに話していたのだろう…アユミは気が付かないフリをしていた…でも…デザイナーズカップ…は出たかった…
意外と美容師は外見は華やかだが、日々の練習は本当に地味だし…しんどいし…皆が遊んでる時間も練習に明け暮れて…青春なんて凄く少ないし…そんな日々の頑張りを皆が評価される唯一の祭典…オシャレをして格好よく腕を競う…正に輝ける場なのだ…
>> 234
雅也『アユミ…アユミ…朝だよ…ご飯食べよう😃』
アユミ『…おはよう…』
雅也『ご飯食べよう…ちゃんと食べないと赤ちゃんが大きくなれないから😉』
アユミが起きると朝ご飯は出来ていた…
[もう10時…ヤバい💦お母さん呆れてないかな…]
アユミは雅也とリビングに向かった。
リビングに入ると雅也の両親が『おはよう⤴』
とにこやかに迎え入れてくれた…
雅也の母『さあ⤴食べましょうね😉』
アユミ『えっ💦待っててくれたんですか❓』
と言うと雅也の母は優しくアユミの頭を撫でてくれた…
『雅也から聞いたのよ…思ってる事は素直に言いなさいね😉雅也も私達も家族でしょう❓』と語りかけるように話してくれた。
アユミは嬉しいのと、昨日のモヤモヤが一気に和らぎ…涙が溢れた。
>> 235
すると雅也の父が静かにアユミに語り掛けた…
『やりたい事が出来なくなる事が多い…自分だけの考えでは行動できなくなる…結婚や妊娠には付き物だよ😃でも悪い事ばかりではないよな⤴赤ちゃんの事考えて楽しくなれたり、好きな相手と一緒に居れたり…独身には独身の楽しみがあり、既婚者には既婚者の楽しみや幸せがあるんだよ😃人間は無い物ねだりだからね😜紀香ちゃんにも嫉妬があったんだね💦アユミちゃんは若いんだから赤ちゃんが幼稚園に行ってからでも夢を追いかければいいよ😃独身のようには出来ないから苦労はするだろうけど…雅也なら協力してくれるんじゃないかな❓今のアユミちゃんは紀香ちゃんが見て幸せに見えて悔しかっただけだよ…』
アユミ『ありがとうございます…お父さん…』
>> 237
雅也『アユミ…昼すぎにドライブ行くか❓遠くまで行かなきゃ大丈夫だろ❓ハンバーガーでも買って行こうぜ⤴気晴らしだよ⤴』
アユミ『なんか…みんなに気を使わせちゃって…ゴメンね…でもありがとう⤴』
アユミは本当に幸せだった。
その後、雅也と書店に向かい、赤ちゃんの本とウェディング雑誌とインテリア雑誌を買い車を30分走らせて緑が美しい原っぱにシートを敷き二人で横になった。
そこは見渡す限りの草原で広々した場所だった。
雅也『今日は温かいけど…海じゃまだ寒いかな❓って思ってさ…』
アユミ『キレイ…空気も最高…あぁ~⤴気持ちいいねー😃』
周りは緑…そして青空…アユミはウジウジ考えていた自分が小さく思えた…そして深呼吸して雅也を見た。
>> 239
二人で雑誌に見入っていた…
『キレイ…ここのチャペルがいいな…』
アユミが呟いた。
雅也は雑誌から目を離さずに『チャペルかぁ…可愛いなぁ…俺ね~300万位は貯金があるんだよ⤴だからアユミには可愛いドレスを着て欲しいな…これ⤴これ可愛い‼』
アユミは雅也を見て『何でそんなに貯金があるの❓』
雅也『だって小さい時から無駄遣いしないで貯めてたもん😁』
アユミ『凄いね…』
雅也『だからアユミが働けなくても病院代やらは大丈夫だよ⤴俺は節約上手なんだよ😁』
と雅也は笑っていた…
結婚式は二人の気に入ったチャペルでアユミは二回ドレスを着替えて可愛いウェディングケーキを注文する…招待人数はお互い20人程度…これで150万円…よしっ⤴この線で親に打診しよう…という事になった。
>> 240
アユミ『なんか…疲れた~😊』
仰向けになり真っ青な空を見上げた。
雅也も『う~ん…』と仰向けになり目を閉じて『ちょっと休憩だな…一気に本読んだり疲れる事は妊婦には良くないんだ…さっき赤ちゃん雑誌で見た…よし⤴飯にしようっ😉』
とまた雅也は車に戻り、ピクニック用のプラスチックテーブルを出して来た。
二人で小さな食卓を誰も居ない広々とした原っぱで作った。
買って来たドリンクやハンバーガー、雅也のお母さんが持たせてくれたタッパーにはイチゴやオレンジやブドウが入っていた。
アユミ『なんか…凄いご馳走だね⤴😉場所も最高だし😊』
雅也『ここは原っぱだけで他は何もないからな…ゆっくりするには良いけど、あんまり人が来ないんだよな💦』
アユミ『凄い嬉しいよ…悪阻もないしっ⤴いっただきまぁ~す😁』
>> 247
女子高生達は彼氏の話しをしたり…
これから⭕⭕の家に行く~❓その前に⭕⭕行く~❓と自由に楽しそうに話していた。
その内、キャッキャ🎵キャッキャ🎵と居なくなった。
【雅也…遅いなぁ…】
と思いながらもアユミは楽しそうにしている子達が気になった…
【あたしは妊婦…赤ちゃんが一緒だから自由には出来ない…赤ちゃんを守れるのは私だけ…私だけ…】
妊婦で少し情緒不安定なせいか、涙が止まらない…
【私は…ママ…強くならなきゃいけない…自由をなくすのはわかっていた…雅也…雅也だって頑張ってるのに…何で私が悔しがるの❓赤ちゃんに悪いよ…ママなんだから…ママなんだから…】
色んな事を考えながら泣いていると雅也が車に乗って来た…
>> 248
泣いて居るアユミを見て雅也はビックリしていた…
雅也『お腹痛いか❓大丈夫か❓』
アユミ『ゴメンね…雅也…大丈夫だよ…ぅえ~ん💦』
雅也『大丈夫か⁉直ぐに家に帰るから…待たせてゴメンなっ💦アユミの好きなドーナツが売り切れてたから作ってくれるのを待ってたんだ💦ゴメンな💦』
アユミ『違うの…違うの…なんか…辛くなって…』
雅也『妊婦は大変だな…疲れたからだよ…大丈夫だから…』
雅也は家に着くまで、大丈夫…大丈夫…と声を掛けてくれた。
家に着くと雅也の母が『お帰り~⤴』
と出てきた。
泣いているアユミを見て雅也を睨んだ…
雅也『ん❓…違う💦俺じゃない💦違うぞ…』
アユミはそんな雅也を見て笑ってしまった。
そして遂に紀香が出るデザイナーズカップ当日。
会場内はカッコ良くオシャレした美容師達で溢れ反っていた。
アユミを1人で行かせる事を心配して雅也も一緒に会場に入っていた。
雅也もまた美容師達に圧倒されていた…
>> 265
紀香と駿はまだ興奮冷め遣らぬ感じで話しをしていた。
駿『雅也…俺どうだった⁉カッコ良く歩けたかな⁉』
雅也『おう⤴様になってたぞ😁』
紀香『あ~⤴緊張したぁ⤴でも楽しかった‼ありがとう駿‼』
他の参加者もみなこんな感じだった…
そして結果発表…
紀香は入賞しなかった…
悔しくて泣き崩れる紀香…
やりきれない感じでうつ向く駿…
アユミ『紀香さん‼カッコ良かったですよ‼駿くんも‼』
二人を慰め様と言葉を掛けた…
駿『アユミ…ありがとうな…紀香…また出ようぜ⤴』
紀香は悔し泣きしながら頷いた。
紀香『アユミちゃん、いつか一緒に出ようね⤴』
アユミ『絶対に出ます⤴待ってて下さい😉』
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