静風恋音

…[約束だよ]

あの日の彼との約束から一年経った*彼と私の大切な約束***

[空は､あなたのお陰で今日も元気にやってるよ…]

続く

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>> 1 季節は冬*19時にもなると辺りは暗闇へとかすﾟ
冬の夜の公園は人が少ない*暗いからか寒いからか或いは両方か*その日は２つの人影が在ったﾟ
公園のブランコに座る少年と１人覆面

少年[…]
今､少年の目の前には見るからに怪しい人物がたっていたﾟ

続く

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>> 2 時間にして数分の沈黙*目の前に居る｢覆面｣から少年は逃げる訳じゃなく覆面を被る者に話しをかけたﾟ

少年[あの…]

少年は覆面を被る人物｢少女｣に話しをかけるﾟ
☆覆面を被て居たのは17･8の少女
色白で華奢な少女は今､子供達の間で大人気である*レインボーレンジャーの被り物を被り風に時よりなびくマントを装着していたﾟ

続く

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>> 3 覆面少女[君は、こんな遅くに何しをしてるですか･塾でもさぼってるですか？]

少年[僕あの…]

少年は､どこか悲しげに顔を俯かせているﾟ
そんな悲しい顔をした少年を見付けた彼女｢覆面｣は､ほっとけなく声をかけたﾟ
ヒーローとしての心得みたいな物を彼女は持ってるﾟ

続く

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>> 4 覆面少女[よいしょ!]
少女は少年の横に有るブランコへ座り*ゆっくりとブランコをこぎだすﾟ

少年[…]

少年は､彼女を見るﾟ
覆面少女は顔を前へ向けたまま少年に話しをかけたﾟ

続く

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>> 5 覆面少女[何か悩みでも有るですか？]

その問に少年はドキッとしてしまうﾟ
少年には悩みが有ったからだﾟでもその事を話せる人が少年にはいなかったﾟ
夜の公園*無数の星が夜空に瞬くその下で､少年は､小さな小さな声で話し始めたﾟ

彼女は､その小さな声を聞き逃さないよう少年の話を聞いたﾟ

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>> 6 少年[僕のねパパとママ離婚するんだって…]

少年は又､俯く
彼女は表情を変えない
覆面少女[…ふむふむ*なる程*で､君が悩んでた理由は､その事なんですか？]

彼女は､どこか冷たい口調で淡々と言ったﾟ
少年には､それが悲しく感じたけれど､何故だろうか…自分が欲しいと思う言葉を彼女は言ってくれる*少年はそう感じたﾟ
彼女[覆面]には､そう思わせる特別な何か有ったﾟ

続く

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>> 7 覆面少女[理由は分からないけど…仕方ない事だよ*人にはそれぞれの生き方が有るもん…]

少年[…ぅん…､もぅ､パパもママも仲直りは出来ない事を僕も分かってるんだぁ***お姉ちゃんは､今も諦めていない見たいだけど､それでもきっと分かってるんだ…]

覆面少女[…そぅ]

少年からは今の彼女の顔は見えない*だけど伝わるﾟ
きっと彼女は優しい人
少年は話を続けたﾟ

続く

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>> 8 少年[それでね…僕達*ママと一緒になる事が決まってるんだ…だけど､､僕はパパと一緒に居たいﾟ]

覆面少女[ふむ*ならそうすればいいと思うですﾟ]

やっぱり何処か冷たい彼女｢覆面｣…
少年は､彼女が優しい人なのか冷たい人なのか*ちょぴり悩んでしまう…
少年(どうして僕はこの人に話すのかな？不思議な人だなぁ)
少年はそう思ったﾟ

続く

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>> 9 夜の公園に､２つの人影***時間は進み､気付けば街灯を歩く者も疎らになっていたﾟ

コンビニから漏れる光は妙に悲さを感じさせ静まり返った街をそこだけが､ぼんやりと照らしてたﾟ

‐公園‐

少年[…でも…兄弟は一緒に居なくちゃいけないて…何時でも会える事が出来ても､紙の上で違うと､みぞが生まれるかも…知れないもん]

続く

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>> 10 ‐少年のぉ話し‐

少年の家では､少年｢パパ｣の兄弟全ての人が一緒に暮らしているﾟ
何十人とメイドが仕える裕福な家庭で少年は育ったﾟ

ある日の事だったﾟ普段ぉ酒を飲まないパパが飲んで帰って来たのだﾟ

少年は､どこか不安を感じるﾟ(パパ…)

直ぐにママがパパに駆け寄るが､ママの手を跳ね返して｢話がしたいですﾟ｣パパそう言ったパパは苦しそうだったﾟ

続く

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>> 11 その時何故か分からないけれど､パパはパパの双子の兄弟｢花火｣にも一緒に来て欲しいと言ったﾟ

少年(花火さんまで…)
少年の胸に不安がどんどん広がるﾟ
嫌な予感なんか外れてしまえば良いと少年は思うけれど…良く朝､不安は的中する事となるﾟ

続く

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>> 12 ‐父ｻｲﾄﾞ‐

少年の父親である彼は､36才となるﾟまだ若いとも思える年齢だが､昔ながらの彼の親友である｢久野｣は体を壊してしまていたﾟその親友は最近無事に病気を完治し今は元気にしているらしいﾟ

今日は久々に親友である彼｢久野｣と逢う約束を彼はしていたﾟ

続く

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>> 13 ‐ｶﾗﾝｺﾛﾝ‐
店に入ると｢久野｣は先に待っていたﾟ

久野[お～い*ｺｯﾁｺｯﾁ]

久野は大声で親友である彼を呼ぶのだが*それと同時にバーのぉ客さんである人達が｢少年の父｣彼に注目する形となってしまい*彼は恥ずかしい気持ちでいっぱいになたﾟ

少年父[久野*恥ずかしいから大声で呼ぶのは辞めてって前から言っ…"]

真っ赤になった彼に親友である｢久野｣は

悪びれも無く
久野[いいじゃねぇか!俺とお前の仲じゃん？]

どんな仲なの？？
思わずツコミたくもなったが…

少年の父[相変わらず久野は元気そうだね]
少年父(つい最近まで病気人だったなんて信じられない…)

久野[まあな？そう言うお前も元気そうじゃねえか*祭り]

続く

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>> 14 祭り[うん*]

そう言いながら祭りは席についたﾟ

２人の､たわいもない会話で時間は過ぎていく

祭り[あんまりお見舞いに行けなくてごめんね…]

久野[そんな事で謝るなって､ぉ前は仕事で忙しいだろ来てくれただけで嬉しかったぜ笑*それに入院生活って言うのも中々楽しかったしな***茜ちゃん可愛いかったなぁ～]

祭り(はぁ…又､この人は､入院中女性に手を出したな…)

祭り[…はぁ]

久野[何だよ*そのため息は､､]

祭り[別に*]

久野[相変わらず祭りぉ前の所は仲良いのか？]

祭り[うん照…中良いです]

久野[くぅ羨ましいぜ*大恋愛のすえの結婚だもんな～]

続く

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>> 15 久野[おっとイケねぇ!もう*こんな時間か…]

祭り[…本当だ]

時計の針は23時を指していたﾟ
久野のは昔と何も変わらない*面白い奴だﾟ
だから祭りも時間が経つのを忘れていたﾟ
久野[ぉ前もさ､一度は検査した方がいいと思うぜ？まだ若いといっても40手前なんだし笑]

帰りぎわ久野のは､そんな事を言い*祭りは彼と別れたﾟ

祭り[…検査か]

祭り(確かに､一度観て貰った方が安心するのかな？)

祭りは今まで一度も大きな病気には､かかた事がない*だから病院とは､彼にとって無縁の場所でもあるﾟ
だけど､あの明るい久野が病気になったﾟ
その事が少し彼に不安を持たせたﾟ

祭り(今度の休みにでも行って来ようかな？)

彼はまだ､この時には悪夢を見る事になるなんて知るよしもなかったﾟ

続く

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>> 16 久野と合って数日が過ぎ､病院から彼に電話がかかって来たﾟ

あれから祭りは病院で検査をして貰っていたのだﾟ

今日は､検査の結果を聞きに行く日になっているﾟ

祭り[栗田君､悪いけど後の仕事の事は頼みますﾟ]

栗田[はぃ!後の事は大丈夫ですから､任しておいて下さいﾟ日阪様は働き過ぎですから…一度見て貰うのは正解だと思いますし☆倒れられると僕等困りますから**]

栗田君とは祭りの秘書にあたる者､優しい人柄の祭りに甘んじて､栗田は祭りが上の者にも関わらず､はっきりと物事を言う事が多い*言ってくれる彼だからこそ祭りも栗田を信頼しているﾟ

祭り[大丈夫*病院に行ったのも単純に検査するのも悪くないかなぁって思っただけの事で…なんとも無いよ☆僕は元気だから笑ﾟ]

栗田[そうですよね？]

祭り[じゃ何かあれば連絡してくれて構わないから…]


そして彼は今､車で病院に向かってる途中であるﾟ

続く

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>> 17 病院に着き､窓口で言われた場所に向かうと､そう待つ事無く部屋に通されたﾟ

祭り[よろしくお願いします;先生]

医者[はぃ*日阪さんどうぞお座りになって下さいﾟ]

祭り[…]
彼が座ると医者は､ゆっくりと話し始めたﾟ

医者[日阪さん僕の話を心乱さず聞いてくれますか？]

祭り[あの…えっと…]
祭り(なんだろう？)
彼の心配そうな表情を見て､医者は顔をしかるが…

医者[健康面で言えば異常は在りませんでしたﾟ]

祭り[あ…はぃ]
祭り(なんだ~異常無かったんだぁ;良かったﾟなら心配させないで欲しいなぁ～)

祭り[あの…僕､健康なんですよね？
先生も人が悪いじゃないですか～まるで異常ある見たいな言い方…]

医者[…すみません日阪さん､あの…]

祭り[先生？]

医者[日阪さん聞いて下さいﾟ実は検査の結果…日阪さんあなたの体は､子供をつくる事が出来ないと分かったのですﾟ]

続く

• << 20 医者[すみません;正しく言えば､出来にくい体と言う意味です*確率的にはほぼ０に近い…] 祭り[ほぼ０でも､完全に０じぁ無いですよね？だって僕には４人の子供が居るんですから!] それを聞き､医者は驚きを隠せないかったﾟ１人なら…１人でも彼に子供が出来るのは奇跡的*なのに４人なんて彼には絶対に有り得ない事だ… 医者[それは本当に､あなたの子供何ですか？] 祭りは､怒りがこみ上げてくるﾟ 祭り[先生!どう言う意味です] 医者[…落ち着いて下さいﾟ] 祭り(落ち着ける訳ない!) 医者[検査結果に間違えはありません;残念ながら…] 祭り[絶対に嘘ですﾟ信じません*子供達はみんな僕に似て…似て…] 医者[？] 祭り(似てる？誰に？僕に………花･火？) 彼には双子の弟が居たﾟ 彼に一つ疑問が生まれるﾟ一度浮かんだ疑問は思いを次々砕く*それは真っ赤に咲く薔薇の棘が刺り血が流れ落ちる感覚ﾟ祭りは昔､弟｢花火｣と彼女を取り有た過去が有るﾟ 彼は思い出しパニック状態になったﾟ 祭り[嘘だあぁぁ] 続く

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>> 18 ‐よもぎ餅より‐

投稿18に言葉の誤り発生😭

正しくは“顔をしかめる"でお願いしますぞm(_ _)m
“しかる"って何を❓て感じですゃ…

すみません;

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>> 18 病院に着き､窓口で言われた場所に向かうと､そう待つ事無く部屋に通されたﾟ 祭り[よろしくお願いします;先生] 医者[はぃ*日阪さんどうぞ… 医者[すみません;正しく言えば､出来にくい体と言う意味です*確率的にはほぼ０に近い…]

祭り[ほぼ０でも､完全に０じぁ無いですよね？だって僕には４人の子供が居るんですから!]

それを聞き､医者は驚きを隠せないかったﾟ１人なら…１人でも彼に子供が出来るのは奇跡的*なのに４人なんて彼には絶対に有り得ない事だ…

医者[それは本当に､あなたの子供何ですか？]

祭りは､怒りがこみ上げてくるﾟ

祭り[先生!どう言う意味です]

医者[…落ち着いて下さいﾟ]

祭り(落ち着ける訳ない!)

医者[検査結果に間違えはありません;残念ながら…]

祭り[絶対に嘘ですﾟ信じません*子供達はみんな僕に似て…似て…]

医者[？]

祭り(似てる？誰に？僕に………花･火？)

彼には双子の弟が居たﾟ
彼に一つ疑問が生まれるﾟ一度浮かんだ疑問は思いを次々砕く*それは真っ赤に咲く薔薇の棘が刺り血が流れ落ちる感覚ﾟ祭りは昔､弟｢花火｣と彼女を取り有た過去が有るﾟ
彼は思い出しパニック状態になったﾟ

祭り[嘘だあぁぁ]

続く

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祭りは意識もうろうとしたまま病院を出ると､当て所なくさまよい歩き*そして一軒のバーに入ると､呷るように酒を飲み続けたﾟ
祭りは飲めもしない酒を飲み続け直ぐに､ぐだぐだ状態に､バーの主人が止めるのを無視して飲み続けたﾟ

‐時間は経ち‐

主人[すみません;お客様…閉店の時間になりますので…]

祭り[…そぅ]

勘定を済ませ店を出ると､冬の凍る様な寒さに祭りは身を振るわせたﾟ祭りの頭の中は未だにまだ､ごちゃごちゃで､昼の事が整理つかないでいたﾟ
彼が店を出るなり嘔吐して､辺りを歩く人達は全て彼を避ける様に通り過ぎるﾟ
彼から涙が零れ落ちたﾟ

祭り[どうして…]
祭り(ナンデ？)

祭りは家に帰る事なく町をさまよい歩き始めたﾟ

その時､少年グループに肩をぶつけてしまい絡まれる形となった彼は…

続く

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>> 21 彼｢祭り｣は､焦点の合わない目を少年等に向け結果として睨み付ける形となり､
少年等を苛つかせる事になったﾟ

少年A[何だよ"此奴､誤りもしねぇで睨み付けやがってﾑｶﾂｸ"]

少年B[ﾑｶﾂｸMAX"絞めて遣ろうぜ!]

少年C[なぁ~このおっさん*金有りそうじゃねぇ笑？]

少年B[まじ～じゃ財布も貰ってこうぜ笑]

少年A[ぁあ"…遣っちまおう"]

少年BC[遣ろう♪遣ろうぜ!]

少年等は一斉に殴りかかると､蹴ったり*殴たりと遣り続けたﾟ

彼｢祭り｣は既にボロボロで､それでも少年等は殴るのを辞めないﾟ

最後のトドメと言わんばかりに一人の少年の手には光る物が握られていたﾟ

少年は手にした物を降り降ろすﾟ

続く

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>> 22 その時､一人の少女が少年の手を掴んだﾟ

祭りは､少女を見上げるが､彼女は彼を見ず少年を睨みつけていたﾟ

少年等と変わらないぐらいの年頃の華奢で色白の少女に何故か少年等ABは顔色を変えていたﾟ

少年A[…やばい]
少年A(どうして此奴が…)

少年B[ち;違うんですょ～☆これはッこの､おっさんが…]

２人は動揺を隠せず､声はひっくり返ていたﾟ

少年C[どうしたんだよ"女相手に､何動揺してるの～情けねぇ]

すると…少年BがCをど突き小声で少年Cに喋ったﾟ

少年B[あいつは、やべえんだよ;お前も噂ぐらい知ってるだろ？血赤鉄姫…]

少年C[ああ゛知ってるﾟ１人で101人を半殺しにした奴だろ？
最近は姿を消てるｯて噂さされてる…それがなんだよ？]

少年B[今の説明でピ⌒ンと来るだろ"普通]

少年C[へ？…ﾋｯ]

事を知った少年Cからは血の気が失うと､ガタガタと身を振るわすﾟ

少年A[…悪い､でもこのおっさんが悪いんだぜ;ぶつかったのに誤るもしないで…]

少女[…そぅ]

彼女が握った少年の手はﾐｼﾐｼと音を立てたﾟ

少年の顔からは汗が流れ落るﾟ

少年A[悪い…手を引くから;許して下さいﾟ]

少女は少年の手を放したﾟ

続く

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>> 23 少年らは逃げる様にその場所を離れたﾟ

遠ざかる彼等を見て少女は祭りに声をかけたﾟ

少女[ぉい*お前､起てるか？]

祭りは､少女の問いに痛む体をどうにかして起き上がらせようとするが…

祭り[…ｲﾀｲ]

あまりの痛さにバランスを崩してしまったﾟ
少女[ふぅ‐仕方ないか…]

そう言うと少女は彼の体を起こしお姫様抱っこを…
さすがに酔いが一気に覚めるﾟ

祭り[大丈夫ですから起てますから;]

彼がそう言うと少女は彼を下ろし､スタスタと先を歩いてくﾟ

祭り(嘘)
彼は慌てて彼女を呼び止めたﾟ

続く

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>> 24 祭り[ま;待って…]

少女は振り向き彼に目線を合わすと…

少女[なんだ？歩けるんじゃないのか？]

祭り(歩けないよ;痛いんだから…)
そんな心の声を隠し
彼は少女に頼んだﾟ

祭り[か･肩を貸して頂けないでしょうか;]

少女[…]

祭り(えっと…;あれ?無視ですか～)
どうしょうこのままだと朝まで､ずっとこの状態…*周りを見渡すと人けが無い場所でも有るﾟまさか永遠に､なんて彼は考えてしまうﾟ

祭りは目を潤ませて…少女に助けを求めるﾟ

祭り[礼を言うのが遅れて､ごめんなさい*先程は助けてくれて有りがとう御座いまたﾟ出来れば肩を貸して頂けないでしょうか～;]

少女は彼の元へ戻ると､､

少女[いいよ*手を貸せ]

祭りは安堵したﾟ

祭り[有り難う]

続く

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>> 25 祭りは少女に連れられた公園のベンチで体を休めたﾟ

祭り[っ…]
少女は先に濡らして来たハンカチを傷口に当てると手持ちの紙袋から消毒液やらﾊﾞﾝｿｳｺｳを取り出し彼の傷口に貼ったﾟ

その時､少女の紙袋の中身が見えしまうﾟ

祭り(？…)
少女の紙袋には今､子供達の間で大人気のレインボーレンジャー“レッド"の変身セットが入っていたﾟ
祭りの一番下の子供｢ヒツジ｣も好きなアニメだﾟ

気付けば傷の手当は終ていたﾟ

祭り[;有り難う*あの君の名前は？]

少女[空]

祭り[空さんですか*空さん本当に助けて頂き有り難うございましたﾟ]

少女[ふむ*お前の名は？]

祭り[僕は…]

続く

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>> 26 祭り[日阪祭りですﾟ]

空[祭り*彼奴等が言っていた事は本当か？]

祭り[;…え]

空[謝らなかったと聞いたが…ま､彼奴等に誤ろうが謝らなかろうが結果は一緒だろうがな…]
そう言うと空は彼をじっと見詰めたﾟ

祭り[ごめん…]

空[空に謝られても困るぞ;それより祭り､あんな場所で何をしていた?見ると酒をかなり飲んでいるなﾟ]
祭りは泣き出してしまったﾟ
少し彼女は焦ったﾟ

続く

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>> 27 空[聞いてもいいか?]

空の問に祭りは､言葉を詰まらせながらも話し始めたﾟ
祭りの話を聞き終えると｢酷い"最低だ"糞女だ"｣数々のばっせいを叩いたﾟ

だけど祭りから出た言葉は…

祭り[そんな事ない"絵里香は､すごく優しくて…すごｯく料理が上手くって…それに決まった訳じゃ…]

空はそんな彼を見ると呆れはあったが､馬鹿の付くぐらいの*お人好しの彼に優しく微笑みを浮かべ祭りの髪を優しくなぜたﾟ

祭りは月に照らされた色白で年下の彼女の姿にドキとしてしまうが､慌ててそれを隠したﾟ
空はその時､在る人物と彼を重ねていたﾟ

‐昔の記憶‐
彼との大切な約束
『空､僕と約束してくれる?』

空[…]

祭り[空さん?]

我にかえた空は祭りの髪をぐちゃぐちゃにし､､

空[で､祭りはどうするんだ?]

祭り[え…]

空[家に帰るだろ?]

祭り[帰りたくない今日は…]

空はため息をつき

空[じゃ家に来るか?]
続く

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>> 28 祭りは空の言葉を受ける事にしたﾟ

彼女は公園の近くにあるコンビニ隣の二階建てマンションに住んでいるﾟ

空は部屋の電気をつけると祭りに座る様に言い､冷蔵庫を開け考え込む…

空[祭り*幾ら持ってる?]

祭りは慌てて財布を出すが､それを空に取られてしまうﾟ

祭り[…;]

空[結構有るじゃないか**借りてくぞ笑]

空は祭りの財布から1000円抜くと…

空[悪いが…;給料前で金が無いんだ;祭りは何が飲みたい?]

祭り[…水]
祭りの頭は先から飲み過ぎのあまりズキズキしていたﾟ

空[そっか笑*分かった水を買ってくるﾟ]

祭り[水なら水道ので…]

空[………出ないんだ]

祭り[へ?]
祭りは空の言葉に“ぽけっ"としてしまったﾟ

空はそのまま部屋を出ていたﾟ

続く

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>> 29 空は帰ると買って来た水を彼の額にあてたﾟ

祭り[ﾋｬ*]

祭りは口から変な声を出してしまい顔を赤らめるが彼女はそんな祭りの反応を楽しんでいる様に見えたﾟ

祭り(*ムゥ)

空[そんなに膨れる事か笑]

祭りは未だに膨れた顔のままで居るﾟ

祭り[…空さん"水が出ないてどう言う事ですか?]

空[ふむ…それが酷い話しでな?]

続く

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>> 30 空の話しに寄ると１ヶ月分の料金を払えずに居たら水道の水がある日*止まったとの事だったﾟ

祭り(酷い話し?それは当たり前なのでは…)
祭りは思うが…
彼女ときたら

空[本当"酷い話しだよ～人が頑張って働いてるのに…むぅ１ヶ月ぐらい*ただに…ﾌﾞﾂﾌﾞﾂ]

祭り[空さん…]

空[空でいいよ]

祭り[え*でも;]
空は祭りをジッと見るﾟ

祭り[そ;空は､どうやって暮らしてるの?水…出ないんだよね]
祭りは彼女にジッと見られる事が苦手だと気づいたﾟ

‐淡い深い色合いの瞳‐

吸い込まれそうになるﾟ

空[ん?ま～光知子が助けてくれるﾟ]

光知子と言う人物は空が､お世話になってる下の階て暮らしる“管理人"との事
空によればご飯やら彼女の身の回りを事を色々と面倒見て来れるとの事だったﾟ

祭り[そ;そんなんだ]

空[そんな事より､祭りはどうするんだ?]

祭り[…]

続く

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>> 31 空[調べて貰うといいぞ血…]

祭り[そんな事‐そんな事しない*する必要何か無い"]
彼は力強い口調で言い放ったﾟ

空[でも…気になるだろ?]

祭りが考ながら口に出した言葉は…

祭り[例え…例え血が繋がって無くっとも僕の大切な子供達ですﾟ]

‐偽りの家族‐
彼が医者に検査結果を聞いた時はそれを感じたﾟ
心の中で渦巻く闇と裏切り信じたいと願う心は真実とは違て…だけど…

空[分かってるじゃないか…そぅだ*偽りに隠された嘘の真実]

祭り[…]

彼女は穏やかに話し続けるﾟ

続く

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>> 32 空[空が､どんなに貶そうが祭りは彼女を庇った､それはきっと…彼女が祭りを愛し祭りも彼女を愛た真実が有って生まれた言葉だったと思うﾟ全てが偽りの世界に幸せなんか感じないんだﾟ嘘の中にも真実は有たﾟそうだろ?]

空は彼の髪をなぜるﾟ
彼女の言葉は落ち着きをくれるﾟ

続く

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>> 33 祭り[空*有り難う]

２人の間に時計の針の音だけが響き渡るﾟ
‐朝‐
彼女が戸を開けると外の寒さが部屋に入り込む季節は冬､外では真っ白い粉雪が降っていたﾟ
空が起きた頃には祭りの姿は居なくなっていたﾟ
テーブルの上には彼女宛てに置き手紙が置かれていたﾟ
彼女はそれを読む

‐空へ‐
空*君に逢えて良かったﾟきっと君に逢わなければ僕は過ちを…犯していたﾟ
彼女に詰め寄り子供達の心を気づつけて居たと思うﾟ子供達には聞かせたく無い真実*僕は帰って彼女と弟と話をしますﾟ妻…絵里香とは別れると思いますﾟ
僕には矢っ張り真実を知った上で彼女を許す事は出来ない…それでも僕はきっと…彼女を愛してるﾟ
本当;僕は馬鹿ですね

空*僕に大切な事を気づかせてくれて有り難うﾟ

祭りより

空は手紙を読み終わると１人言葉を漏らしたﾟ
空[なぁ壱輝…人は何処まで醜く残酷な生き物なんだろうな…それでもお前は人が好きなんだろ?彼…祭りみたくさぁ]

戸をから風が入り彼女が握り締めている手紙をﾋﾗﾋﾗと揺らしていたﾟ

続く

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>> 34 ‐祭りサイド‐

｢空｣の家を出ると､そのまま会社に向かったﾟ
栗田君が昨日と違う僕に気付き心配そうに声を掛けてくれたけど､､
[日阪様大丈夫ですか？]
[うん;心配要らないからすーごく健康だって]

僕は壊れそうな心を必死に隠したﾟ
仕事を終え､僕は少しの酒を飲む*お酒に弱い僕には合わないのだけど‥冷静を保つ為に酒の力を借りたﾟ

このまま知らない事にすれば僕達は幸せのままで居れるのかな絵里香‥

何度も繰り返す囁き声も

浮かんでは､消えていったﾟ

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>> 35 祭りが家に帰ると､何時もと違う彼に絵里香は心配で手を差し伸べるが‥祭りが､その手を掴む事は無かったﾟ

祭[話がしたいですﾟ]

彼の震えた声に絵里香は深く重い何かを感じたﾟ

*愛する者に裏切られた悲しみは深く*

絵[祭り‥どうしだの？]

祭[どうした‥‥の？笑]

あまりにも“…"の彼女の言葉は､､

*何時なら嬉しい言葉*

花火[祭り"今日のお前変だ‥昨日だって何時のお前なら､電話の一本ぐらい掛け‥]

祭[花火とも話がしたいッ]

*優しい言葉は彼を突き刺す言葉に変わって行く…*

その場の異様な空気に｢ﾋﾂｼﾞ｣の心は予感を感じるﾟ

*それは､家族ゴッコの終わり*

続く

• << 43 絵[祭りさん…] 花火[祭り､何かあったのか､黙ってないで､喋りなよ] 祭はベットに､うずくまる様に座ると､口をゆっくりと開いて話始めたﾟ 祭[ねぇ､絵里香も花火も僕に隠してる事ない､] 彼女と花火は､２人顔を見合わすと､ 花火[…別に､無いけど] 絵[どうしたの､急に､祭さんに隠し事なんて無いわ､] ２人は気づいて居ない､真実を知った彼の事を…だから 絵[今日の祭さん変よ､何かあったらなら言ってね…心配になるじゃないですか､] 花火[ああ､言いなよ､家族だろ､] ２人の言葉､嘘など付いて無い様に､本気で心配してる様に聞こえて､でもそれが､あまりにも現実と噛み合わない､彼の心にぐさっと刺さり込んだﾟ 祭[嘘だー] 祭りは自分の髪と顔を掴み抑え､涙を流しながら必死で声を絞り出すと､ 祭り[どうして､嘘をつくの､２人して僕の事笑ってたんでしょ] 祭りの以上までの感情に､花火は彼の肩に触れようとするが､ 祭[触らないで…] 彼はその態度に､ムッとして､ 花火[なんだよ､言いたい事が有るならはっきり言いなよ] 祭[僕…に…は…] 続く

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>> 36 よもぎ餅

今の内容は無茶滅茶重いかも😭

よもぎ餅の中に在る空想世界…心痛めるなら…目を背けて

有り得ない話をトコトン作れる空想が好きな奴なんだﾟ

悪趣味な空想でごめんね🙏

しばらく経つと…
あれれ的？内容に変わるから…だってこれは何処までも有り得ない物語だもの😁

かっ飛ばせビバ空想✨✨🔥

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>> 37 よもぎ餅さん🍀
みっけ🙆🎵

ハロー🙋🎵
リレーお疲れさま✋✨
よもぎ餅さん、本当に楽しみに❓💦

お話続けたかったなぁ…描いた具体的な構想あり、切ないけど
また書きたいな👯💕
スレ立て再チャレンジしてみますが、もしも出来なかったら…
お言葉に甘え、よもぎ餅さんにお願いしてもよろしいですか🙇❓💦

書く私に✏最大の喜びでした🌼📖✨

まずよもぎ餅さんに向け、発信したいな🙌✨

週末ゆっくりと☕[ｸﾛｰﾊﾞｰ]…よもぎ餅さんの📖楽しく読ませていただきます😉🎵✨

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>> 38 いいよ×2☀

名前は“アンナ"さんで良い❓

タイトル名×最初のページの紹介文×検索ワード３つを載せてくれれば🌏コピーして作れるよ💪アンナさん専用✨


後…最初のページ📖名前の横の数字❓は､どうしてもよもぎ餅のになるから;

聞かれるかもで説明文も入れた方が善いかもしれんよ😭

後は深く気にせず✨

アンナさんの作りたい小説を自由に書けるﾟ場所にすると善いさあ🙌✨

リレー小説の方は一時中止の形をとり､又…みんなで始めようﾟ
よもぎ餅は今*腕磨き✏の時かも知れんと…👀🌱

アンナさんはどうしたいスｶ❓

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>> 39 よもぎ餅さん、ありがとう🙇✨

やっぱりスレ立ダメでした😹


一回日中にミクルに電話して確認してからの方がいいのかな😥

もしかしてペナルティ❓
掲示板は言葉を使うから言葉書く人として気をつけたいと思う。

私は女性だし♍人に知られたく内容の自分のレスを削除した事ある。

自分にペナルティがつくの知っても自分守りたくて。

もし書かなくても一人歩きする世界で怖くて😭

プライベートな話は誰が見てるかもわからないから危険で😫💦

自レス削除が関係してますか❓😥

小説は違うと思っています📖

小説は思考のイマジネーションを開花して、見る読む人によって映像が違う。

情景が浮かびやすいほど小説家が凄いと思えたりします。

よもぎ餅さんのお話も情景がよく浮かびます💐

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>> 40 ん゛～よもぎ餅じゃ分からないから…ミクルへメールを送って聞くのが手っ取り早くてイイのかも💦

スレ消去は､よもぎ餅*個人的には悪い事だとは思わんのだわ…ﾑｼﾛ自由に消させて😭て思うぐらいだけど…そこがミクルの良さに繋がるもん😚仕方がないから諦めてるﾟ

深く考えずに質問すればええ😁

よもぎ餅♀だから分かるぞぃ✨

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>> 41 私もミクルの良さだと思ってます✨

ミクルの民主的なやり方✨いいとこ一杯あるから🍀

他サイトも自由なりいいとこあるし。

直線誰の目にも触れない、サイト内メールから送られて女性にコワい内容😭♍⤵
それは気分が一瞬だけ⤵ですが

ホッと一息したり☕[ｸﾛｰﾊﾞｰ]

他も引き続き活用してますが🍵

ミクルは小説がとてもよくて✨😃📖
私も📖好きな修行中🍀😊✨

ミクルに聞いてみます😃
ありがとう😊✨
解答聞いてから、また✋

頂いた提案でよもぎ餅さんに、お願いしちゃうかもしれません🙇💦

後、リレーもまた再会したいです📖🍀

• << 44 聞いて見ましたか❓ どうなったのか､気になる～ リレー小説をやるなら仲間を見つけないとね✨ 4･5人は欲しいかも✨ どうだろう❓

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>> 36 祭りが家に帰ると､何時もと違う彼に絵里香は心配で手を差し伸べるが‥祭りが､その手を掴む事は無かったﾟ 祭[話がしたいですﾟ] 彼の震えた… 絵[祭りさん…]

花火[祭り､何かあったのか､黙ってないで､喋りなよ]

祭はベットに､うずくまる様に座ると､口をゆっくりと開いて話始めたﾟ

祭[ねぇ､絵里香も花火も僕に隠してる事ない､]

彼女と花火は､２人顔を見合わすと､

花火[…別に､無いけど]

絵[どうしたの､急に､祭さんに隠し事なんて無いわ､]

２人は気づいて居ない､真実を知った彼の事を…だから

絵[今日の祭さん変よ､何かあったらなら言ってね…心配になるじゃないですか､]

花火[ああ､言いなよ､家族だろ､]

２人の言葉､嘘など付いて無い様に､本気で心配してる様に聞こえて､でもそれが､あまりにも現実と噛み合わない､彼の心にぐさっと刺さり込んだﾟ

祭[嘘だー]

祭りは自分の髪と顔を掴み抑え､涙を流しながら必死で声を絞り出すと､

祭り[どうして､嘘をつくの､２人して僕の事笑ってたんでしょ]
祭りの以上までの感情に､花火は彼の肩に触れようとするが､

祭[触らないで…]

彼はその態度に､ムッとして､

花火[なんだよ､言いたい事が有るならはっきり言いなよ]


祭[僕…に…は…]

続く

• << 45 祭[僕に､子供は作れない…] ２人は､一瞬､曇る顔になるﾟ うろたえる彼女､ 花火[何言ってるの､] 祭[医者に言われたんだよ苦､間違いないって…ねぇ､じゃあ僕の顔にソックリなのは､どうしてかな､] 花火は話を聞くと､取り乱す様に言葉を吐いたﾟ 花火[…違っっう､あ､え…と､､] 彼女は泣き出してしまったﾟ ごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさい… 彼女の姿を見て彼も覚悟を決めるﾟ 続く

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>> 42 私もミクルの良さだと思ってます✨ ミクルの民主的なやり方✨いいとこ一杯あるから🍀 他サイトも自由なりいいとこあるし。 直線誰の目にも触… 聞いて見ましたか❓

どうなったのか､気になる～

リレー小説をやるなら仲間を見つけないとね✨

4･5人は欲しいかも✨

どうだろう❓

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>> 43 絵[祭りさん…] 花火[祭り､何かあったのか､黙ってないで､喋りなよ] 祭はベットに､うずくまる様に座ると､口をゆっくりと開いて話始めた… 祭[僕に､子供は作れない…]

２人は､一瞬､曇る顔になるﾟ
うろたえる彼女､

花火[何言ってるの､]
祭[医者に言われたんだよ苦､間違いないって…ねぇ､じゃあ僕の顔にソックリなのは､どうしてかな､]

花火は話を聞くと､取り乱す様に言葉を吐いたﾟ

花火[…違っっう､あ､え…と､､]

彼女は泣き出してしまったﾟ

ごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさい…

彼女の姿を見て彼も覚悟を決めるﾟ

続く

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>> 45 ‐花火編‐

彼女と初めて会ったのは､俺らが３つの時だったﾟ

ある日､俺らの家の玄関に母親と手を繋ぐ女の子が足って居たんだﾟ
俺と目が合うと､母親の後ろに隠れてしまった女の子は､ふわふわヘアーに深いブルー色の瞳をしていたﾟ

“可愛いと思える女の子"

その時３才の俺が､女の子“絵里香"を特別意識する事は無かったﾟ

彼女の母親は､メイドとして働く事になり､
絵里香は母親と一緒に俺らの家に住む事とになるﾟ

続く

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>> 46 あの頃の彼女は､人見知りが激しく､声をかけると､目をキョロキョロさせながら､小声で話すのがやっとの子だったﾟ

そんな彼女と初めて仲良くなったのは祭りで､２人は楽しそうに何時も話をするﾟ

祭[絵里香ﾁｬﾝは､動物は好き､]

絵[うん､絵里香はね､わんわんが好き]

祭[僕もわんわん好きだよ笑､ﾋﾞｯｸが大好きなの]

祭が言うﾋﾞｯｸとは､僕らの家で飼っていた､大型犬で､今はもぅ居ない…星になったて事だﾟただﾋﾞｯｸの子供は居るけど､少しやんちゃ過ぎるのが困りモノだﾟ

絵[う゛～ﾋﾞｯｸは絵里香苦手ﾟだって大きくて怖いだもん]

確かに３才の俺ら寄り大きかったﾋﾞｯｸは､子供なら､大人でも怖がる人は､居るかも知れないな､俺も当時は怖がってたんじゃなかったけ､

祭[大丈夫､ﾋﾞｯｸは優しいわんわんだから怖く無いですﾟ]

絵[本当にぃ？]

子供の頃から俺と祭の違うところだﾟ

祭は優しく､人見知りは全くしない､誰からも好かれるその正確は､人見知りの彼女とも直ぐに打ち解けた事でも分かる事だﾟ

続く

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>> 47 何時からだっけ､３人で遊ぶ様になていたんだﾟ

相変わらず俺は彼女とは打ち解けずに居たけど､そこは祭が俺らの中に入る事で､何とかなっていたﾟ

ある日の事だ､祭が風邪を引き､中々治らずに居た時の事になるﾟ

彼女は祭の事が心配ないで､祭の部屋の前を入ったり来たり､祭の部屋には､風邪が移らない様にと入れて貰えかったからだﾟ

その時､彼女からの提案で､お花をつみに行く事になり…
俺と彼女が初めて２人で出かける事になった訳で…

続く

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>> 48 花火[別に摘みに行かなくてもさ､花なら､お花屋さんで買えるよ]

本当に可愛げ無い子供だったけ､今も変わらないけど…

そんな俺に彼女は､人差し指を俺の顔の前に指すと､ﾁｮﾋﾟﾘ拗ねた感じで喋りるﾟ

絵[ダメ！そんなんじゃ気持ち伝わらないもん､祭には､元気になって欲しいからお花さん摘みに行くの]

何が違うのか当時の俺には分からなかった､雑草の花より買った花の方が綺麗だと思っていたから

花火[わかったから､人を差さないでよ]

彼女は慌てて指を下げたﾟ

絵[ごめんなさい…]

気まずい空気になるﾟ

花火[別に､誤る事でも無いし]

気まずいままに俺らは､そのまま歩き出したﾟ

続く

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>> 49 あれからずっと喋らない､流石の俺も､このふ陰気で居る事に息苦しさを感じ始めるﾟ
だから仕方なく､俺から話かける事にしたﾟ

花火[先は悪かったﾟ別に､怒ってないし…えっと､だから]

俺自身､人とあんまり喋らない方で､こんな時どう話掛ければ善いのか分からず焦るﾟそんな俺を見て､

絵[ｸｯｽｸｯｽ]

正直俺は苛ついたﾟだけど､この場は我慢しないとと思い直し話を続けたﾟ
人は少しの間で成長を遂げるモノだと自分自身を誉めたﾟ

花火[行く場所は決まってるのか？]

そう聞いた俺に､目をパチクリさせながら､彼女は悩み込むと､

絵[決まってない…何処か沢山の綺麗な花が咲いてる場所無いかな～]

この､気の抜ける.のほほんとしたふ陰気は何処か祭に似ている部分がある気がするﾟ

花火[はぁ…]

絵[ごめんね…花火君]

又､気まずいふ陰気､俺何時になったら抜け出せるの祭､早く風邪治せよ…


続く

• << 51 花火[そんなに謝らなくっていいからさ…後､俺の事は花火でいいから] 目を見開き､照れながら焦る彼女が､可愛いと思ったのは俺の気のせい…にしたﾟ こいつを好きになる事なんて絶対に無いﾟ そう思ったから､ 彼女は､小声で俺の名前を言った気がして､ 花火[何？] と聞いたけど､ 絵[はぅ照] 名前を呼び捨てにして､恥ずかしかったらしいく顔は真っ赤なリンゴになってるﾟ “可愛い" 本当に､あり得ないから… 続く

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