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父を訪ねてみちのく2万キロ

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自由人
12/11/22 17:14(更新日時)

両親は私が生まれる前に離婚し、その後父とは連絡がとれないまま、母は死にました。
父から住所不明の手紙が届き、どうやら東北で観光業をしているようです。 そんな父でも私は会いたい。
そして父を探す旅に出ようと決めました。

冒険、お色気、ラブ、観光情報ありの活劇にしたいと思います😃。じっくり調べ物しながら書くつもりなので更新は遅いのはご容赦下さい。
「ドラゴンボーイ」も同時制作で頑張ります。

No.1878216 12/11/18 19:34(スレ作成日時)

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No.1 12/11/19 13:09
自由人0 

むふふ、この旅にはリアルなモデルがや実話が沢山ある、思い入れの深い作品にしたいです。
私の知らない場所で「ここを載せて欲しい!」てのがあったら教えて下さい(ルートも)。小説にする前に行きたいですけど😍。

No.2 12/11/19 13:33
自由人0 

私は七海と申します。
家庭的な問題からか、グレていたのでしょうか。水商売で働いてきまして、お金は沢山貯めました。
結婚や恋愛には固ブツ、でも家族がいない事が悲しかった。父と巡り会えたなら、どんな生活でもいい。父と暮らせないか、と胸の中で言っていたのは本音です。

父からの手紙は少し時間がたったものです。捜索願いは役に立ちません。

そんなナーバスな夜を重ね。ある日。

No.3 12/11/19 13:54
自由人0 

新宿のバーのマスターが、父の秘密を話した最初の人でした。
マスターは難しい顔をして
「押印の場所しか手がかりがないんじゃね。住み込みの観光業とかは、流れ者も多いから、入れ変わってる可能性もあるし。大体東北広いんだぜ?どうやって探すの?」「探偵使うとかバカな事考えて、ぼったくられんなよ」

わかってるんです、けど・・・。
その夜飲み過ぎたようで、終電を逃しました。マンションは電車で一時間以上かかる郊外。
どこかに泊まろうかと考えたけど、甘かった。連休の新宿はどこもいっぱいいっぱい。都内は全滅だろう。
深夜にウロウロしてるうちに、冷えや吐き気や疲労で倒れそうでした。

No.4 12/11/21 12:08
自由人0 

「君、どうしたん?大丈夫?」
関西訛りの声が話かけてきた。一瞬警察かいかがわしい男かと身を堅くした。
体を揺すられ、瞳を開けると、中年位のナイスガイがいた。
「飲み過ぎたんか?今夜は夜を過ごせる所なんてないわ。家どこや?俺、車やから送ってやる」
「相模原の方です」 「ほなタクシーだと3万円近くはいくんじゃね。ほっとけんわ。」

彼は私を抱えて歩いた。抵抗はあったものの、何か安心できた。そして車高の高いアウトドアカーに乗せられる。
車は清潔でクッションなどは揃っており、酔いどれの私は眠ってしまった。

No.5 12/11/21 15:28
自由人0 

これが旅の始まりとなる人との出会いだった。

目が覚めると、甘いマスクのナイスガイの西沢さんの車の中だった。もう日は明るい。
「ここは?」
「八王子の道の駅だよ。君に住所聞くにも、寝てるし、ラブホで休むにも寝てる女連れじゃ、俺怪しい奴やないか。具合はどうや?」
牛乳を差し出してくれた。実際具合はそんなに悪くない。

それから近くの公営銭湯に行って、お茶を飲みながらくつろいだ。
「家はどこや?」
「小田急相模原・・・」
「そっちかぁ。相模原ってだけで、寝ちまったからなぁ。送るのはいいけど、これから埼玉行かなならんから。バーベキューがあってな。君も来る?肉屋や八百屋のメンバーもいるし、質はいいよ。」
私は今まで働き詰めであまり遊んだり、遠くまで行った事はなかった。 バーベキューに行きたかった。
ドライブ中、何人もの人を拾って乗せたり、同走車が増えてきて、かなりの人数になっていた。西沢はドライブしながら「ここが金魚養魚場だよ」とか、笑いながらガイドしていた(私は金魚が好きなのだ)。
バーベキューは美味しかった。お金は西沢が持ってくれた。
西沢は、一流企業のエリートで、宇都宮の社宅に単身で暮らしていた。30代位に見えて、実は50代なのである。
趣味はスキーや温泉巡り。療術士の仕事もしており、副業のために全国を駆け巡る、フットワークの軽い人だった。超人的に若い!

バーベキューの後、「君の家がそっち方面だから、送ってやれや」と言われて、送ってくれた青年にも、いかがわしい所はなかった。

No.6 12/11/22 17:14
自由人0 

ここからは親しみを込めて「西」と呼びます。今でも西さんが大好きです。

西さんは、後日、また誘ってくれた。団体旅行の事も二人きりの旅行の事も、食事だけの事も。

一流サラリーは有給も保証されているので、独身貴族というところ。

西は二人で泊まっても、私の体に触れる事はなかった。私は安心して休んだ。散々贅沢な旅行に連れて行って貰い何も求めないのはとても大事にされている感じがした。「好きな女とはしたいよ。でも見かけた時寂しそうな目をしてて可哀想でできんわ」。

彼には誰にも言えなかった色々な事を話せた。
まぁ、彼も色々暴露をしてた。

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