最強の男…
入社して徐々に太ってしまった…気付けば+10㌔……
もともとポッチャリだった私はデブそのもの。
そんな私に恋した会社の先輩
須山さん…
断っても断っても諦めない…
それはポジティブ勘違い…
須山さんのただの思い込みだった
私は日山 莉梨 26歳。
***************
深刻な話ではありません。
感動的な要素も一切ありませんので笑い話として見て頂きたいです。
***************
新しいレスの受付は終了しました
- 投稿制限
- スレ作成ユーザーのみ投稿可
『 始まり 』
ある日の飲み会の帰り…。
元々家が近い私達は電車が同じになる。
仕事帰りならたかが5分だけど…その日の飲み会は会社から離れた場所で…
しかも車両故障か何かでダイヤが乱れ私達は喫煙所で一服して時間を潰していた…。
ラブストーリーの幕開け…
「はぁ~……」
大きなため息をつく、須山さん。
「何で日山さんは…
彼氏作らないの…?」
始まった…
最近は恋愛話をしたがる須山さん
私はうんざりして言った…
「何ですか?
また振られたんですか?」
「いや…まだ……」
ウジウジ答える須山さん…。
「さっさと告白すれば良いじゃないですか?」
私が言うと…
落ち込み気味に須山さんは
「俺なんてダメだよ…」って…
「じゃあひとりで居れば良いじゃないですか?
私はひとりで良いですけどね~」
変な沈黙が続き…
「ねぇ…日山さんは…」
ずっとこんな会話はごめんだ…
割って入った!
「自分に自信持ってアタックしたらどうですかね?」
「どこに自信持てば良いの?」
と須山さん…
……う~ん
「…それは自分で見つけるんです
見つからないようなら作れば良いんですよ」
沈黙が続く……
すると電車の運転再開のアナウンスが流れた…。
「日山さん…
これ俺の気持ち……」
壁の落書きを指差し…私を見つめてる。
(壁に書かれた文字)
あなたの笑顔が大好き
あなたの笑顔が勇気づけてくれる
長い時間を共にしたね
いつも支えてくれてありがとう…
ずっとずっと隣にいたい
ずっとずっと傍にいたい
あなたを愛してる…
……………げっ!!!
何これ!?
…ってか相手は私かい!!
でもちょっとあいて
こう書かれていた…。
「でも…さよなら…」って…
絶対にこの文字に気付いてないな
顔を見たら…
誇らしげな顔をしていた…。
電車が着くタイミングまで沈黙を守った…。
そして……
「さよなら」の文字を指差し…
「お疲れさまでした」
と電車に乗り込んだ…。
「あれ!?」
って須山さんの叫び声が背中から聞こえていた…。
『 須山という男 』
「須山さんには気をつけてね」
異動先の田中先輩のアドバイス。
「私は大丈夫ですよ!NOと言える日本人ですから」
そう笑って答える私に笑顔なく…
「とにかく、気をつけてね。みんな被害者だから」
そんな先輩も被害者の一人だった
田中先輩の場合、昼食の時に…
食べきれないパンを須山さんにあげただけで好きになられてしまったらしい…
お礼と言う名の食事の誘いが
毎日続く被害…。
須山さんは、とにかく惚れっぽく思い込みが激しい…。
会社に新人や異動者が来たら姿形どうであろうと直ぐに恋に落ちて猛アタック…
噂が他支店まで広がる程の有名人だった。
そんな須山さん…
惚れやすいが冷めやすいのか…。
新しい人が来ればそっちに移るので、被害期間の平均は3ヶ月程度だった…。
運のない子は新人や異動者に恵まれず…退職まで追い込まれた人もいた程だった。
主に朝や帰りの待ち伏せと個人的な誘いをする…
そんな人に当時私は異動先で補佐に決まった。
須山さんにとって初の補佐
会社も厳戒態勢だった。
私の異動が決まった時…
仕事の引き継ぎやら挨拶なんかよりも先に
「須山対策」を指導された。
・食べ物を与えない
・相談しない
・気に掛けない
・二人にならない
猛アタック方法も嫌って程……。
被害者の例で…
偶然帰り時間が重なり駅まで帰っただけで…とか
飲み会で隣の席になっただけで…
ちょっと愚痴を言っただけで…
似たような状況は私にも何度も
起きたけど問題なく交わせた。
散々話を聞かされていたから…。
それに私は絶対に平気という自信があった。
入社当初は…
男性陣のアプローチはそれなりにはあった。
でも私は仕事をしにきていたし
シャットアウトしていた。
私は言わさないし隙は与えない。
相手がちゃんとした人なら、これだけで充分だったし
それでも言ってくる人には
私は、はっきりNOと告げれるから
しかも女を捨て男顔負けに働きまくった私は…気付けば激太り…
私の変わり果てた姿に、もはや声を掛ける人など居なくなっていた
結局…会社史上始まって以来…
私は一年…何も起きなかった。
そして、須山さんの恋も共に止まっていた…。
伝説だけは新人やらが入る度、先輩等は注意はしたが何も起きず…
逆に私が「須山に何もさせない」伝説が出来ていた…。
問題なく一年を越えた時…
須山さんに退職まで追い込まれた子のエピソードを聞くことに……
その子は会社帰りに食事に一緒に行ってしまった…
転職で入社したその子は
クールで取っつきにくい性格から会社に友人が出来ず須山さんの注意を受ける事が出来なかった。
だから普通に帰りに会い
食事に誘われ行ってしまったのだ
私だって何も聞いてなかったら…
食事くらい行くさ…
片っ端から誘いを断られ続けた須山さんにとって…
食事に行けるというのは
「両思い」という認識に迷わずなった。
一気に会社に噂は広まる…。
事の重大さに気付いたその子は慌てて軌道修正をした。
とにかく逃げまくる…。
誰がどう見てもストーカーだった
会社全体が一丸となって阻止。
上司もとうとう呼び出し注意をする。
でも須山さんからしたら
「ひがみ」と受け取り、障害が逆に糧になって行く。
吸わなかったタバコをその子と喫煙所で会う為に始め…
その子が好きなお酒を覚え…
その子が好きな車も買った…。
そして…事件は起きた。
その子の誕生日…。
昼休みにその子のデスクに近づく須山さん…
プレゼントを持って彼女が欲しがっていたDVDセットを渡す…
静まりかえる社内…
なんと…須山さんはその子が住む同じ街へと引っ越しする事を告げた…。
そして、その子は逃げるように退職してしまった…。
私はこの話を聞いた時
「気持ち悪いでしょ?」と笑って話すみんなにすら嫌悪感を…。
私は須山さんの勘違いを叩き潰したくなった。
確かに辞めるまで悩む事はなくても…とは思う。
でも須山さんは
「うまくいってた…
何でダメになったんだろう…」
とか言っていた。
しっかり……
教えてやろうとは思った…。
『 勘違いとの戦い 』
私は一年、
須山さんの補佐に付き…ただ誘いを断り続けていた訳じゃない。
仕事に誇りを持ってやっている私にとって、須山さんの仕事ぶりは素晴らしい所はたくさんあった。
仕事のパートナーとしてはベストだった。
朝から終電近くまで続く仕事…
誰よりも時間を共にする相手でもあった。
個人的な誘いは一切受けない私だけど、信頼関係は言葉はなくとも厚かった。
だからある日油断したのか気が付くと色んな話をしていた。
好きな食べ物が同じだったり…
好きな曲が同じ…
好きなマンガが同じ…
初めてのバイトの職種が同じ…
学生時代の部活も同じ…
違う事がないくらい同じだった。
私も驚いたが…
勘違い男、須山さんに「運命」を感じさせるには充分過ぎた…。
そして…戦いのゴングが鳴った…
「日山さんはモテそうだよね~
良いな…俺は全然モテないから」
何かいつもにない雰囲気に
私の気が引き締まった…。
隙を見せたら突進してくる
オーラを直ぐに感じた。
「はい、モテますね」
あっけらかんと私は答えた。
「何で彼氏作らないの?
それに誘っても全然行ってくれないし」
少し悲しげに私に聞いてきた。
「行きたくないからに決まってるじゃないですか」
はっきりとした口調で私は答えた
「そうやって、いつも遠慮するんだから~」
…………はっ???
「全然遠慮してませんけど、行きたくないから行かないんです」
そのまま続ける…
「行きたいのに誘いを断る人はいませんよ…」
言い過ぎとも取れるこの言葉…
須山さんの解釈はこうだ…
「…日山さん、
もしかして……レズですか…?」
「いやいや…
違います。行きたくないんです」
何なの???
レズ?
食事行かないからって??
どんだけポジティブな訳!?
すると、ふざけた事を言い出した
「いいの…?俺だよ?」
……………はい!?
「良いです!全然」
………当たり前だから!!
「本当に良いの?
俺みたいな男いないよ」
物凄い上から目線で言ってきた…
…………無理!!
私は呆れたように言った…
「本当に誰でも良いんですね
来る人来る人好きになって…」
すると、須山さんは当然って顔で
「俺を好きになってくれたら好きになるよ…」
……いやいや
「だから誰も好きになってないんですよ!勘違いなんです」
……思いっきりねっ
そういう私を不思議そうに見て
「勘違いじゃないよ…
うまく行かなかったけど…
みんな俺を好きだったんだよ」
私は出来るだけ穏やかに言った…
「だとしたら…何でみんな須山さんを笑ってるんですかね?
何でパンあげただけで…
一緒に帰っただけで…
相談しただけで…
飲み会で隣に座っただけでって…
笑ってるんですかね?」
「……そうなの?」
さすがに落ち込む須山さん…。
少し可哀相にはなったが続けた。
「ただ好きになるのは自由ですよ
でも勘違いは違いますよ。
はっきり言われた訳じゃないのに思い込むのは止めないと」
そんな話をした。
「日山さんは、優しいね。
誰も教えてくれなかったよ。」
喧嘩するつもりが感謝され戸惑った…
「会社の人に恋愛の話をするのも止めるべきです。
どんなに真剣でも笑われてるだけです」
沈黙が続く…でも更に…
「須山さんはここの会社で彼女を作るのはもう不可能ですよ
諦めて下さい。」
須山さんは無理して笑った…
そして……
「分かった…相談は止めるよ。
でも好きな人が出来たら?」
「この会社で?
みんな話を聞いたら須山さんを好きになりませんよ…
そういう噂は消えないから…
外部にいないんですか?」
すると、少し照れながら…
「実はいて明日約束してる
彼女のライブを見に行くんだ」
……彼女のライブ??
………大丈夫??
「誘ってくれたんだ…」
嬉しそうに語る須山さん。
私は我慢した…。
もしかするとがあるかも知れないし…。
「ライブ後は約束しましたか?」
「楽屋に行くつもり…」
予想通り……、
「楽屋に入れなかったよ」
報告があった。
私は
「この壺買って下さい」
100円均一で買った花瓶を指差しからかい…
「引っ掛からない!」
ってむきになって反論していた。
もう既に勘違いは始まっていた…
こんな感じでいつの間にか相談役になってしまった私は、事あるごとに相談された。
会社外部の人に何度も恋をした須山さんを私なりに応援していた。
会社のみんなも段々…
須山さんの警戒が解けていった。
時々心配して
「須山さんと平気なの?」
と聞かれたりしたが
「私にだけは興味ないみたいです
須山さんにすら興味を抱かれない女」
と笑いに変えていた。
本当にそんな気さえしてきていた
私も勘違いをしていたんだな…。
『 告白 』
あの日以来…
そう「壁の落書き」の日。
須山さんとは必要以上の接触は避けてきた。
とは言っても仕事を共にしてれば限度がある…。
良く2人きりになる事はあった。
だから私は線を引いた…。
「どっか行きたい所は?」
「何か食べてみたい物とかは?」
須山さんの「きっかけ」作りの
質問攻め。
私は冷たく言った。
「まったく何もないです。
仕事しましょうよ。
大体仕事中にそんな話をする人
有り得ませんね」
「だよね~俺も同意見」
…………はぁ~
最近はこんな風に私が言った事を
「俺も」
が流行っていて…
そんな事すら「きっかけ」に…
そして、そのイライラが限界に達していた。
私は逃げず告白させて
はっきり断れば良いのかなと…。
そしたら全てが終わり
仕事に専念出来ると考えた。
チャンスは直ぐに訪れた…。
でもこれは「終わり」ではなく
スタートラインに立たせてしまったみたい…。
2人で1日掛けて外で買い出しを命じられた…。
1日車内で居れば…
間違いなく告白があるだろう…。
私は車内で出来るだけ恋愛の質問をしたりして盛り上げた。
そんな私に…。
「日山さん、今は仕事中ですよ。
ちゃんとして下さいね」
……こんな風に私が言った事を自分が言ったかのように話す。
はいはい…
こんな事をした自分が嫌だ。
時間よ…戻ってくれ…って気持ちになった。
気持ちを切り替えて買い出しに集中した…
でも結局夜遅くなって…
私達は直帰の許可を得た。
ニタニタしながら言ってきた
「食事行こうよ!」
冗談じゃない…!!!
まったく行きたくない。
「…行きません。帰ります」
「何で?お金??
ご馳走するよ、たまには外で話したいし~」
………お金ないって言った?
疲れてるから、突っ込みすら面倒なんでっ!
「結構です。お金はあります。
散々話してるじゃないですか
行きたくありませんから」
……話す事もまったくない
「それは仕事中でしょ?
プライベートな話したい」
……嫌です!
……例え仕事の話でも今なら嫌
「そういう話し止めて下さい」
食事に行ってまで告白させるのはごめんだ…。
そしたら、やれやれ…みたいな顔で言ってきた…
「日山さん…もう仕事終わってるんですから…」
………はぁ~無理!
………今直ぐに帰ろう
「近くの駅で良いので降ろして貰って良いですか?」
すると、改まって…言ってきた。
「家まで送りますよ、
お話したい事があるんです」
………まさか?
このタイミングで言うの??
普通の人ならNOだって気付くよ…
「何でしょうか?」
私はなるべく穏やかに言った…。
「運転中なので…
着いたら話しますよ」
………はぁ?何で?
「だったら駅で降ろして下さい
って言ってるんですから、
そこでお話出来ますよね?」
イラつき過ぎて声を荒げた私に
慌てる須山さん…
「あっ~分かりました
話すのでそんな事言わないで下さいよ」
俺は日山さんと一年半仕事を共にしてきて、この人しかいないって思っていてね…
あなたが好きです。
正直言うと会って直ぐに思ったけど、立場的な問題もあるから2人の距離は縮める事は難しかったけど…(← はっ?)
俺は逆により貴重な時間を共に出来たと思ってる。
俺達、きっとうまく行くよ…。
返事は直ぐにじゃなくて良いから
考えて欲しいんだ…。
………はい?
「直ぐに返事出来ますけど…
お付き合いする気ありません」
「えっ?ちょっと待って…
告白まで一年半悩んだのに…」
「ちょっと待って下さいよ。
承諾すると思ってたんですか!?
一体私のどこにその要素が…?」
「いや…
まさか即答とは思わなかったよ…
考えなくて良いのかな?
俺達絶対に良いよ。」
満面の笑みと、まさかの親指登場
何で…?この人は…
振られてるのに上から目線なの?
分からない……
「考える必要ないです。
まったく悩まず答えが出たんで」
須山さんはにやけながら言った…
「ねぇ…莉梨って呼んで良い?」
…はい?…話し聞いてますか!?
「どうぞ…」
「マジで~!?」
「どうぞ…返事しませんから…」
「あはは!日山さん、最高!」
全然こっちは面白くないから!
放置したコーヒーを手に
須山さんがデスクに戻った。
会社のメールで
「気が付かなかったかな?
缶コーヒー置いておいたんだ」
……気が付かない訳ないだろ!
何で都合良く解釈出来る訳!?
そして…昼にはパン
帰りはガムが置かれていた…。
もちろん、放置です。
……要らないんで
帰りも付きまとってきた…
その辺はすんなり交わし家に着く
暫くすると…電話が鳴った。
…須山さん。
こうなる前も
仕事の電話は良くあった。
少し迷わったが出た。
「もしもし~今、何やってる?」
……ですよねっ。
……バイバイ!!
「切りますよ…」
……出来れば縁も切りたい
「ちょっと待って!
仕事の話で電話したんだよ」
「何ですか?」
苛立つ気持ちを抑え言った…
「ねぇ~……
その前に少し話そうよ~!」
さよなら…
「………じゃあ、切りますね」
「あ~!分かったよ~…」
そして、話し始めた仕事の話は
やっぱり大した話じゃなかった…
私は堪らず言った…。
「何なんですか?」
「いやさ…
日山さんには本当に感謝してる…
去年の成績も日山さんが居なかったら出せなかった結果だから…」
………これは正直嬉しい。
私にとって…
これ以上の誉め言葉ないから…。
「そう言って頂く為に毎日頑張っています」
誇らしく言う私に須山さんは…
「やっぱり俺達うまく行くよ…」
だから何でそうなるの?
「何度言われても返事は変わりませんよ」
冷たく言う私に興奮気味に
「どうして?」と言う須山さん…
「どうして??
付き合いたくないからです…」
…もう分かってよ。
どうして?ってこっちが聞きたい
「日山さんもしかして…
付き合ってる人いるんですか?
俺はそれでも気にしませんけど」
……いやいや
もし、そうなら気にしてくれ!
「いません…
彼氏が居るからとかじゃなくて
そういうの関係なく無理なんで
居ないのに嫌なんですけど」
私もここまで言うかって程言った
なのに、須山さんは…
「俺はいたとしても関係ないですから、奪いますよ」
………だから、居ないっての!!
まったく…話し聞いてない…
自分が言いたい事言ってるだけ…
『 告白 』
あの日以来…
そう「壁の落書き」の日。
須山さんとは必要以上の接触は避けてきた。
とは言っても仕事を共にしてれば限度がある…。
良く2人きりになる事はあった。
だから私は線を引いた…。
「どっか行きたい所は?」
「何か食べてみたい物とかは?」
須山さんの「きっかけ」作りの
質問攻め。
私は冷たく言った。
「まったく何もないです。
仕事しましょうよ。
大体仕事中にそんな話をする人
有り得ませんね」
「だよね~俺も同意見」
…………はぁ~
最近はこんな風に私が言った事を
「俺も」
が流行っていて…
そんな事すら「きっかけ」に…
そして、そのイライラが限界に達していた。
私は逃げず告白させて
はっきり断れば良いのかなと…。
そしたら全てが終わり
仕事に専念出来ると考えた。
チャンスは直ぐに訪れた…。
でもこれは「終わり」ではなく
スタートラインに立たせてしまったみたい…。
2人で1日掛けて外で買い出しを命じられた…。
1日車内で居れば…
間違いなく告白があるだろう…。
私は車内で出来るだけ恋愛の質問をしたりして盛り上げた。
そんな私に…。
「日山さん、今は仕事中ですよ。
ちゃんとして下さいね」
……こんな風に私が言った事を自分が言ったかのように話す。
はいはい…
こんな事をした自分が嫌だ。
時間よ…戻ってくれ…って気持ちになった。
気持ちを切り替えて買い出しに集中した…
でも結局夜遅くなって…
私達は直帰の許可を得た。
ニタニタしながら言ってきた
「食事行こうよ!」
冗談じゃない…!!!
まったく行きたくない。
「…行きません。帰ります」
「何で?お金??
ご馳走するよ、たまには外で話したいし~」
………お金ないって言った?
疲れてるから、突っ込みすら面倒なんでっ!
「結構です。お金はあります。
散々話してるじゃないですか
行きたくありませんから」
……話す事もまったくない
「それは仕事中でしょ?
プライベートな話したい」
……嫌です!
……例え仕事の話でも今なら嫌
「そういう話し止めて下さい」
食事に行ってまで告白させるのはごめんだ…。
新しいレスの受付は終了しました
小説・エッセイ掲示板のスレ一覧
ウェブ小説家デビューをしてみませんか? 私小説やエッセイから、本格派の小説など、自分の作品をミクルで公開してみよう。※時に未完で終わってしまうことはありますが、読者のためにも、できる限り完結させるようにしましょう。
- レス新
- 人気
- スレ新
- レス少
- 閲覧専用のスレを見る
-
-
私の煌めきに魅せられて3レス 62HIT 瑠璃姫
-
✴️子供革命記!✴️13レス 84HIT 読者さん
-
猫さんタヌキさんさくら祭り0レス 44HIT なかお (60代 ♂)
-
少女漫画あるあるの小説www0レス 67HIT 読者さん
-
北進12レス 252HIT 作家志望さん
-
仮名 轟新吾へ(これは小説です)
もしあなたが『本物の座長』だったら 座長宛の手紙を 【私物にはしな…(匿名さん72)
180レス 2786HIT 恋愛博士さん (50代 ♀) -
神社仏閣珍道中・改
などとお寺さんから離れた、博物館関係で浮かれていた私に、ショッキングな…(旅人さん0)
219レス 7402HIT 旅人さん -
私の煌めきに魅せられて
これは、様々な男たちと繰り広げられる、好きにさせた方が勝ちの、新感覚バ…(瑠璃姫)
3レス 62HIT 瑠璃姫 -
わたしとアノコ
えすぱあー、、、 私はね、好きな人と両思いで腐れ縁(?)なのです…(小説好きさん0)
167レス 1836HIT 小説好きさん (10代 ♀) -
北進
この恥知らずには意味も解らないんだろう憐れな(作家志望さん0)
12レス 252HIT 作家志望さん
-
-
-
閲覧専用
🌊鯨の唄🌊②4レス 109HIT 小説好きさん
-
閲覧専用
人間合格👤🙆,,,?11レス 123HIT 永遠の3歳
-
閲覧専用
酉肉威張ってマスク禁止令1レス 125HIT 小説家さん
-
閲覧専用
今を生きる意味78レス 509HIT 旅人さん
-
閲覧専用
黄金勇者ゴルドラン外伝 永遠に冒険を求めて25レス 946HIT 匿名さん
-
閲覧専用
🌊鯨の唄🌊②
母鯨とともに… 北から南に旅をつづけながら… …(小説好きさん0)
4レス 109HIT 小説好きさん -
閲覧専用
人間合格👤🙆,,,?
皆キョトンとしていたが、自我を取り戻すと、わあっと歓声が上がった。 …(永遠の3歳)
11レス 123HIT 永遠の3歳 -
閲覧専用
酉肉威張ってマスク禁止令
了解致しました!(小説好きさん1)
1レス 125HIT 小説家さん -
閲覧専用
おっさんエッセイ劇場です✨🙋🎶❤。
ロシア敗戦濃厚劇場です✨🙋。 ロシアは軍服、防弾チョッキは支給す…(檄❗王道劇場です)
57レス 1391HIT 檄❗王道劇場です -
閲覧専用
今を生きる意味
迫田さんと中村さんは川中運送へ向かった。 野原祐也に会うことができた…(旅人さん0)
78レス 509HIT 旅人さん
-
閲覧専用
サブ掲示板
注目の話題
-
☆ダブル不倫15☆
スレがいっぱいになったので新しいスレを作ったよ☆ 大切な仲間の皆んな、これからもよろしくね♡ …
426レス 24194HIT りあ (40代 女性 ) -
妻の過去について
私と妻は現在50代。妻は私より4歳年下です。私と付き合う前に付き合っていた彼との関係について知りたく…
7レス 381HIT 匿名さん (50代 男性 ) -
ディズニーの写真見せたら
この前女友達とディズニーに行って来ました。 気になる男友達にこんなLINEをしました。ランドで撮っ…
24レス 486HIT 片思い中さん (30代 女性 ) -
おばさんイジリされる職場
私は40代の女性会社員です。 会社は男性が多く昭和な社風です。 一応、私は役職もついていますが下…
32レス 1083HIT 社会人さん -
彼氏にカマかけたらクロ 別れるべきか
こんな時間ですが、緊急で悩んでいます 彼氏と別れるべきか真剣に悩んでいます 私は成人済み…
9レス 228HIT 一途な恋心さん (10代 女性 ) - もっと見る